果物を食べ過ぎて病気になる話

一般的に果物はビタミンが豊富で身体に良い物という印象があります。しかし印象であって事実は異なるようです。果物を食べ過ぎると病気になることがあります。糖質によって引き起こされる病気は、果物を食べ過ぎることでも起こり得ます。

実際に炭水化物をほとんど食べていないとおっしゃる患者さんにニキビやアトピーが認められました。症状と食べておられるものの内容が合いません。よくお話してみると果物は食べているとのことでした。

皮膚の症状を改善する目的で果物を口にされていたのですが、逆効果でした。果物に皮膚病を改善する働きは無さそうです。事実果物をやめられたら症状が悪化することがなくなりました。

糖質による病気は糖質である果物を食べることで起こり得ます。果物は健康のための食べ物という印象がありますが、他の糖質同様に血糖値を上げることで病気を引き起こすようです。果物は他の糖質同様に快楽を追求する嗜好品に過ぎないのかもしれません。

健康のために果物を食べているつもりで、果物のせいで健康を害しているかもしれないのです。果物を含めた糖質を食べ過ぎることで病気が起り得ることを知っておく方がお得だと思います。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。