三菱自動車の不正発覚でどうなることかと思っていましたが、それなりの着地点を迎えたようです。
最初に傘下入りを聞いた際、このタイミングで出資を決める日産て凄いなと私は思いました。しかしじっくりと考えてみると別の視点が見えてきました。あくまでも私見を書いてみます。
発端は日産から三菱自動車の不正の告発でした。日産の告発の目的は、会社としてクリーンなイメージをアピールすることだと考えていました。他社の不正を告発するくらいだから日産は不正を行うことはないとアピールする目的だと考えたのです。しかし全容が明らかになる前に、傘下入りのために出資すると聞いて別の視点・疑惑を思いつきました。
傘下入りさせる目的で三菱自動車の不正を告発したという考え方です。三菱グループを離れるためにはそれなりの対価が必要ですが、不正が発覚すれば三菱グループも手放したくなるからです。告発すれば三菱自動車が経営危機に陥ることは、日産としても容易に想像できたと思います。その後の落とし所まで考えた上で告発したのではないかという仮説です。頭の良い人間がこのようなシナリオを書いた上で告発したのではないかと考えてしまいました。
もしこの仮説が真実であっても、不正をしていたのですから三菱自動車や三菱グループは争うことは出来なかったと思います。この仮説の真偽を確認することは難しいとは思いますが、ある種の頭の体操として考えてみて下さい。
ちなみに私がこの仮説を思いついたのは、傘下入りにタイミングが早すぎるからです。全容解明される前であればこれからどのような不正が出てくるかわからないはずです。そのような不透明な企業との資本提携はもう少し難航してもおかしくはないからです。
不正告発というマッチで火をつけ、燃え上がった時点で出資というポンプで火を消すという、正にマッチポンプのように感じるのは私だけでしょうか?