生きていく上で大切なことは世の中の仕組みを知るということです。仕組みには様々なものがあります。人間の作り出した法律も国の仕組みですし、重力など自然界の法則も自然の仕組みです。その仕組みを知らなくても生きていくことは出来ますが、仕組みを知らなければ、上手に利用することは出来ません。仕組みを知ることで、どのように変えることで結果が変化するかがわかります。仕組みを知らなければ、変えることによって何が起こるかわからないのです。
例えば法律の仕組みを知らなければ、いつの間にか犯罪者とはいかないまでも、思いもしないような交通違反などで捕まってしまうかもしれません。踏切などの一時停止は車やバイクの車輪の回転が完全に停止しなければ、違反となります。このことを知らないと、左右の確認が出来たからゆっくりと進むと違反とされます。一時停止の目的が左右の確認ではなく、車輪を一端止めることだという法律の仕組みを知らなければ陥る罠のようなものです。法治国家に住んでいる限り法律はみんなが守るべきものです。法律の仕組みをキチンと知らなければ、違反とされるのです。私はバイクでの一時停止は車輪が完全に停止し、片足をついた状態になるということを知りませんでした。警察官は車輪が完全に停止しているかどうかを見ているのです。
自然界の法則では黒い衣服は太陽の光を吸収するので夏には不向きですが、冬には暖かく有効です。このことも色により太陽の光の吸収具合の仕組みを知ることで、暖かい日には白い衣服、寒い日には黒い衣服の方が過ごしやすいことがわかります。
私達の周囲には様々な仕組みが隠れています。特に自然界の仕組みは人間が生まれた時点で存在するため、意識しなければ存在することにすら気付くことが出来ないのです。物が下に落ちるのが当たり前で、仕組みを考えることをしなければ重力は理解出来なかった。仕組みがわかったからこそ様々な応用が出来るようになっています。
人々が様々な仕組みを知ることが勉強です。実際には勉強という表現は適切ではありません。勉めて強いられるものではないからです。より快適に生きる目的でお得な知識を得るのです。その一つとして様々な物事の仕組みを知ることが大切です。仕組みを知らなければ損をします。損をしないために様々な仕組みを出来る限り知りましょう。