話題になっている暴行女性国会議員ですがワイドショーを賑わせています。
酷い酷いという論調はワイドショーが煽ってくれるので、私は視点を変えて暴行女性国会議員が社会の役に立つ活用法を考えてみたいと思います。
暴行女性国会議員の心理については以前『女性国会議員が秘書に暴行・暴言に思う』に書きましたので読んでみてください。一言でいえば女王様だと錯覚して問題になるという自覚がなかったのでしょう。
暴行女性国会議員は自覚がなく人を傷つけるという点で、いじめっ子に共通する点があると思います。他にも共通点があります。暴行女性国会議員といじめっ子の共通点をまとめています。
いじめっ子との共通点
- 人前では良い子を演じる
暴行女性議員は支援者やテレビの前では良い人を演じていました。
いじめっ子は先生の前では良い子を演じていることが多く発見が遅れる一因です。 - 相手を傷つけている自覚がない
暴行女性議員は何をやっても許される女王様だと錯覚している。自分を不快にさせた相手を攻撃することは許されると錯覚している。
いじめっ子はただ自分は遊んでいるだけで、悪いことをしている自覚がない。 - 人から隠れて行動する
他人には見られないところで行動している時点で、人に見られてはいけないということは正しいことをしているとは思っていないのかもしれません。
他人に見られて問題にされないように一対一の関係で行動している。 - 行動がエスカレートする
暴行女性議員も生まれつきあれだけの暴言を吐いた訳ではないはずです。議員になって周りの人達が先生先生と持ち上げることで、女王様と錯覚していったのでしょう。暴言を吐いても誰からも諫められることもないため、自分の行動は許されていると錯覚していった可能性が高いと思います。秘書がやめた時点でダメ出しをされているのですが、自分は悪くないので心理の中では必然的に秘書が悪いと思い込むことを重ねます。悪いからやめただけとして自分の正当性を錯覚し、根拠もない自信をつけていきます。結果として自己抑制できなくなるのです。
いじめっ子も最初から酷いことをする訳ではありません。最初はちょっとしたことから始まり、相手の反応を見て面白いと思い繰り返すようになるようです。繰り返すうちに思いついたいじめを次々試してみるのです。反応を楽しんでいるので酷いことをすればするほどいじめられた子の反応が嫌がるので、自己抑制がきかなくなるのです。
暴行女性国会議員の活用法
この暴行女性国会議員が議員辞職をするかしないかわかりません。暴行罪は親告罪ではないため、誰か第三者が告発すれば逮捕される可能性はありますが、現実には元秘書が被害届を出さなければ警察は動かないでしょう。場合によっては辞職しなくても失職する可能性もあります。現時点ではどうなるかはわかりませんが、彼女が社会に役立つ彼女にしか出来ないことを考えてみます。
いじめ(一方的な暴行)を行った張本人としていじめた心理を公表してもらい、自らどんな仕組みがあればいじめをしなくて済んだかを考え、いじめ対策を考えるのです。いじめっ子の心理を語ってもらうことこそがみんなに役立つ知恵をもたらせてくれるのではないかと私は考えます。つまりいじめっ子の心理を離してもらうことで活用するのです。
いじめ対策大臣として自らがいじめっ子として振る舞った経験から、防止策を考えてもらうのです。いじめっ子がいじめ防止策を考えることこそが、社会貢献ではないかと思います。実際にいじめ対策大臣など創設しなくても、いじめの対策を自らの経験を生かして必死に対策をすることが出来れば、みんなが謝罪として受け入れてくれるのではないかと私は思います。あれだけの暴言を吐き暴行を加えたようですので、それ以外の言葉での謝罪は世間が受け入れることはないでしょう。
心を入れ替えていじめ対策の旗振り役をすることぐらいしか、禊ができない失態だと私は思います。
誰か彼女を活用できる知恵者が現れるといいですね。実現すればいじめ対策が大きく前進するように私は思います。