驚くべき日本語 世界共通語にふさわしい?

私は日本語が世界の共通語になるとよいなと考えました。
合理的な理由があるのです。

  • 発音が規則的である。
    • 子音と母音が規則的に配列する五十音がある
  • 発音記号がひらがなで文字として成立している。
  • 文字にする際に表意文字のため、漢字を使うことで情報を圧縮できる
    • 文字を読む際に絵と同じ原理で文字を頭に入力できる
  • 意味を持ったまま言葉の短縮に柔軟な言語である
  • 言語の習得度を敬語・丁寧語により判定できる

これらの利点があるため、少し前まで日本語が世界共通語にふさわしいと考えていました。
この著者も同じようなことを考えておられたので驚きました。

今は言語の統一は必ずしも必要ないと考えるようになりました。
何故ならgoogleが自動翻訳機を作ってしまいそうだからです。

 

決めて断つ (ワニ文庫) 黒田 博樹

広島カープ黒田博樹選手の本です。
男気というのはこれだと感じる一冊です。
お金が全てだと考えられる世の中ですが、お金のために生きるわけではない生き様を教えてくれる本です。

私の考える利益は企業のためならずとは少し違いますが、お金が全てではない生き様をみんなに見せることで、多くの迷える人達の道しるべになっているのではないかと思います。

何が正解かわからない中、アメリカで野球をするのか日本でするのか揺れ動く心情が私の心を揺さぶりました。
そして何度も涙を流しながら読みました。
今もその内容を思い出しながら目が潤みます。
そんな本です。
カープファンの人は勿論、カープファンい以外の人も一読の価値ありです。

お金というバロメーターとは異なるバロメーターをもつ素晴らしさを教えてくれる一冊です。

 

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

現代語訳の学問のすすめです。

当たり前に思っている国ということを考えさせられる一冊です。
現代語訳というのがうれしいです。
原著で読むのも一つですが、翻訳しながら読む手間・時間を考えると現代語訳が合理的だと思います。

税金を払う方が得だという話が書いてあるので興味ある方はご覧ください。1872年に書かれた本だとは思えない内容でした。
こんな考え方をされた方が日本を作ったのだと思うと感動した本です。
そして福沢諭吉さんと一度話をしてみたいと思った一冊でした。

 

現実を生きるサル 空想を語るヒト

現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い

サルと人間の違いを論理的に説明してあります。
一番衝撃的だったのはお猿さんが嘘をつくということです。
具体的にはエサを見つけたサルが、敵が来た鳴き声を上げることです。すると仲間は一目散で逃げます。エサを独り占めできるのです。仲間がかえってきても嘘つき猿は責められることなく仲間に加わります。嘘が見抜けないのです。
つまりお猿さんの集団では嘘をつけるお猿さんが、一番賢いのかもしれません。

お猿さんでも嘘はつけるけど、嘘を見抜けるのは人間だけのようです。
そんな面白い違いが書いてある一冊です。

 

「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! (PHP文庫)

私の頭を書き換えてくれた本です。

主食を制限することで生活習慣病が防げることを論理的に説明されている本です。
読み終えた時点で、今までなんてものを食べていたんだ!?という心境になりました。
何より当たり前を疑われたところがすごいです。
そしてこれだけ画期的な考え方が、まだ広まっていないことも驚きです。
それだけ糖質がやめられない程魅力的ということだと思います。
江部康二先生の著作です。
元々江部先生のお兄様が糖質をやめると糖尿病が改善することを提唱されたそうですが、江部先生ご自身は半信半疑だったそうです。ところがご自身が糖尿病を発症されたことをきっかけにご自身で実践され糖尿病を克服されたことから、糖質制限の効果を実感され、積極的に広め始められたそうです。

糖質制限に関する様々なことをコメントされていますので、ブログもご覧ください。
私の提案する糖質回避教は元々食事制限の必要のない健康な方を中心に自己責任でお願いしていますが、江部先生は糖尿病の方を中心に指導されています。
糖尿病の方はサイトをご覧になられたり著作をご覧になられるとよいと思います。

著作通り、主食をやめると生活習慣病は防げると思います。
(私はそもそも生活習慣病という概念自体がなくなると思います。)
また糖質制限を糖質依存の観点から読まれると理解が深まると思います。
良かったらご覧ください。

 

あなたはボノボ、それともチンパンジー? (朝日選書)

貴方は博愛主義のボノボ?それとも攻撃的なチンパンジー?
見た目はほとんど同じボノボとチンパンジーですが、チンパンジーとされていたお猿さんが実はボノボだったということもあるようです。

二つの種族は川一本で隔てられているそうです。
見た目がほとんど変わらないため同一種と勘違いされていたほどですが、観察してみると全く性質が異なるようです。

エサが少ないところでは攻撃的なチンパンジーとなり。
比較的エサが豊富なところでは博愛主義のボノボとなったようです。

人間は一夫一婦制ですが、チンパンジーとボノボの生態は考えさせられるものがあります
よかったらご一読ください。

 

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

えm未来の働き方を考える。
これから生きる上で重要な内容だと思います。
何故なら急速に世の中が変わっているからです。
10年前スマートフォンはまだありませんでした。
20年前ようやくパソコンが一般に普及し始めました。
30年前テレビはブラウン管で、ビデオがある家庭は珍しいくらいでした。

今ある仕事は10年後にはかろうじて残っているかもしれませんが、30年後にはなくなっているかもしれないのです。今では想像もつかないような仕事が生まれているかもしれません。
そんな未来のことを考えるのがこの本です。

 

炭水化物が人類を滅ぼす

傷口の消毒に意味がないというよりむしろ害悪があることを最初に提唱された先生です。
炭水化物の害も提唱されています。
私は炭水化物が人類を滅ぼすとは思いませんが、炭水化物の人類に果たした役目は終えつつあるのではないかと思います。

炭水化物に対する考え方を私に教えてくださった本です。
人類が炭水化物に依存しているという私の考え方で、読み解くと理解が深まると思います。
どうして人類が炭水化物に依存していったのかがよくわかります。
良かったらご覧ください

 

 

スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室
画期的な本です。
依存症の治療やどうしてもやめたい習慣をやめるための本です。
糖質依存の考え方を導き出すきっかけになった本の一つです。

依存症の概念。

人間の進化の歴史から、人間の脳が依存症に陥るメカニズムを説明しています。
あたかも人間の脳が自分自身に依存という罠を仕掛けているかのような仕組みです。
人類の進化の歴史からは大切な役割があったことが書いてありますが、今となっては自分自身の脳に試されているといった印象をうけます。

どうすればやめたい習慣をやめられるかが論理的に説明してあります。
良かったらご覧ください。
ニコチン依存で煙草をやめたい人。
アルコール依存気味でお酒を控えたい人
スマホ依存でスマホから離れたくても離れられない人。
様々な人に役立つ内容が書かれています。

 

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

私の考え方の元になっている参考文献です。

アルフレッド・アドラーは1937年に亡くなった心理学者です。
人間の心理を言葉で理解しやすく分解していることが特徴です。
特に秀逸なのが、目的論と感情を利用する考え方です。
怒りっぽい人はいない、人をコントロールする目的で怒りを利用しがちな人がいるだけだ
などです。
彼は子供のころに怒るのをやめたそうです。
私は怒るのを卒業するのに42年もかかりました。

私はこの本を読んで、頭の中の整理が一気に進みました。
そして他人の考えていることが少し理解できるようになりました。
人生に革命が起きるというのは、私にとって大袈裟な表現ではなかったです。
良かったらご覧ください。