未来予想 炭水化物は嗜好品

糖質が様々な害を引き起こす可能性が考えられます。
受け入れるか受け入れないかは個人の問題だと思います。
少なくとも糖質が原因で2型糖尿病肥満を引き起こしていると思います。
他にもアレルギーやニキビなど原因がよくわかっていない病気の原因ではないかと疑っています。(仮説はこちら

体重が気になる方は炭水化物を控えると、体重が希望の体重に調整することができるようになります。

今は甘いものが嗜好品で炭水化物は主食というイメージですが、体の中に吸収されれば糖分になってしまう炭水化物も嗜好品としてとらえるとよいと思います。
血糖値の観点からは、主食という考え方は適切ではないと思います。
炭水化物を完全に忌み嫌うのではなく、できたら避ける。
時折楽しむというのが糖質に対する適切なスタンスだと思います。

炭水化物をやめるなんて無理と思われた方はもしかしたら糖質依存の罠に陥っているのかもしれません。
糖質依存という病気というよりは、糖質の魅力に騙されていると理解するとわかりやすいかもしれません。

主食という考え方がなくなるのは100年かかるという人もいますが、私は30年で達成できるとよいなと企んでいます。

炭水化物が人類を滅ぼす

傷口の消毒に意味がないというよりむしろ害悪があることを最初に提唱された先生です。
炭水化物の害も提唱されています。
私は炭水化物が人類を滅ぼすとは思いませんが、炭水化物の人類に果たした役目は終えつつあるのではないかと思います。

炭水化物に対する考え方を私に教えてくださった本です。
人類が炭水化物に依存しているという私の考え方で、読み解くと理解が深まると思います。
どうして人類が炭水化物に依存していったのかがよくわかります。
良かったらご覧ください

 

 

スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室
画期的な本です。
依存症の治療やどうしてもやめたい習慣をやめるための本です。
糖質依存の考え方を導き出すきっかけになった本の一つです。

依存症の概念。

人間の進化の歴史から、人間の脳が依存症に陥るメカニズムを説明しています。
あたかも人間の脳が自分自身に依存という罠を仕掛けているかのような仕組みです。
人類の進化の歴史からは大切な役割があったことが書いてありますが、今となっては自分自身の脳に試されているといった印象をうけます。

どうすればやめたい習慣をやめられるかが論理的に説明してあります。
良かったらご覧ください。
ニコチン依存で煙草をやめたい人。
アルコール依存気味でお酒を控えたい人
スマホ依存でスマホから離れたくても離れられない人。
様々な人に役立つ内容が書かれています。

 

地動説と糖質回避

今では当たり前に信じられている地動説ですが、発表当初は多くの人達に理解されず混乱していたようです。

地動説はコペルニクス自身が余りの影響の大きさを恐れ、生前の発表を控えたそうです。当時異端とされれば死刑もあり得たのでやむを得なかったのかもしれません。

多くの人に受け入れられるのは、ニュートンの慣性の法則と万有引力の法則によって地球を動かす力の理解が深まったことによります。その間に100年以上の年月が過ぎています。いくら事実でも人々が理解出来なければ広まらないことを表しています。

人類が地上から直接観察できる太陽や星の動きから、当時地球や星の関係を理解するのは相当困難だったと思います。ただ惑星と他の星の動きがおかしいと気づいたことがきっかけだったのだと思います。

今でこそ人工衛星からの写真により、客観的に地球を見ることができますから疑いようのない事実です。

糖質に対する認識も同様に考えてみてはいかがでしょうか?糖質回避が正解だと私は思います。糖質は様々な害をもたらすから、食べても良いが出来たら血糖値をあまり上げない程度に回避する。

みんなが当たり前に主食として食べている糖質。その糖質が様々な病気を引き起こしているとしたら、どのように考えるでしょうか?

例え本当だとしても中々受け入れることは難しいのではないでしょうか?

糖質が様々な病気を引き起こしている仮説。この真偽はまだわかりませんが、糖質が2型糖尿病肥満の原因であることは間違いありません。

信じる人と信じられない人のいる、この混乱をおさめるのが糖質依存の考え方だと思います。ちょうど人類が慣性の法則と万有引力の法則により、地動説を理解していったように。

糖質に対する認識は受け入れる、受け入れないではないと思います。いつ受け入れるかだと思います。中には寿命がくるまで受け入れない人もいるとは思いますが、少数派になると思います。

多くの人が糖質の本当の姿を受け入れるのに100年かかるという人もいますが、私は30年で変えたいと考えています。

素朴な疑問 2型糖尿病の理想の食事療法

素朴な疑問を書いていきます。これまでの常識や先入観にとらわれることなく頭の体操として素直に考えてみて下さい。

血糖値を上げるのは糖質だけ

たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)のうち血糖値を上げるのは糖質だけです。たんぱく質はアミノ酸、脂質は脂質酸とグリセリン、糖質はブドウ糖に消化され吸収されるのは学生時代に習った通りです。血糖値とはブドウ糖の血中濃度のことで、アミノ酸・脂肪酸・グリセリンはブドウ糖とは異なるため血糖値に影響はありません。

身体の仕組みとしてはアミノ酸などからブドウ糖を作り出す方法があるため、いつもブドウ糖が作られていると誤解されたようです。実際には血糖値が下がってしまった場合だけ、アミノ酸などからブドウ糖が作り出される仕組みです。糖質を食べていると血糖値が下がらないのでアミノ酸などからブドウ糖を作り出す必要がありません。

血糖値は糖質を食べた分だけ上がります。

2型糖尿病は血糖値が高いまま下がらない病気です

2型糖尿病は血糖値が下がらない病気です。家族に同じ2型糖尿病の方が多いため、遺伝的な体質だと思われていました。

血糖値が高くなると、血糖値を下げる唯一のホルモン、膵臓から分泌されるインスリンが働いて血糖値を下げようとします。度重なる血糖値の上昇により、何度もインスリンが出続けることで働き過ぎて膵臓が働けなくなったか、インスリン自体の効き方が悪くなった状態が2型糖尿病です。

血糖値が下がらなくなった病気ではありますが、血糖値が何度も上がったことによる結果だと捉えることができます。

ここで問題です。

2型糖尿病の理想の食事療法は?

以上の情報から、実際に出来るかどうかは別問題にして、理想の食事療法を考えてみて下さい。そもそも上記が信じられなければ、御自身でも調べてみて下さい。

先入観にとらわれない小学生の方が、簡単に答えに辿り着くかもしれません。

私の考える答えはこちら

理想の食事を実践された実例はこちらです。

糖質の血中濃度という新しい概念

糖質の血中濃度という新しい概念をグラフで表してみました。
血液中のブドウ糖濃度は一般的には血糖値と言われています。
その血糖値を上昇させる食べ物が唯一炭水化物・糖質です。元々の血糖値を0と考え、糖質によって上昇した分を糖質の血中濃度と考えました。

糖質血中濃度=血糖値-基本血糖値

すると基本血糖値よりも血糖値が下がることがわかります。その下がった分が糖質に対する欠乏感を引き起こしているのではないかと考えます。
糖質依存という新しい概念を考えましたが、その概念を理解してもらうために糖質の血中濃度という概念を考え付きました。

糖質が食べたいという強い欲求(強い空腹感のことです)が糖質に対する禁断症状だと考えたのです。
言い換えると糖質に対する欠乏感が、強い欲求を引き起こします。
その元は糖質を食べたことで糖質濃度(血糖値-ベース血中濃度)が一時的に上昇し、膵臓からインスリンを分泌することで糖質濃度を下げようとします。インスリンが効きすぎることで、糖質濃度0を下回ってしまいます。糖質の血中濃度が枯渇した時点で、糖質に対する強い欲求が生まれます。糖質濃度は見た目の上ではマイナスになってしまっています。
そのまま我慢していると血糖値が下がりすぎて危険なため、やむを得ず血糖値上昇ホルモンを分泌することにより血糖値を上昇させます。この時点で見た目上糖質濃度は0になるため、糖質に対する強い欲求は減退します。俗に空腹感のピークをこえたと感じる状態です。

糖質の血中濃度=血糖値ーベースの血糖値
糖質の血中濃度=血糖値ーベースの血糖値

糖質を食べないこと(糖質回避教のすすめ)でこの禁断症状はなくなります。
良かったらお試しください。

ご興味がありましたら、様々な病気の元かもしれない糖化産物の仮説をご覧下さい

 

妊娠糖尿病の対処法・治療しなくていい?

妊娠糖尿病とされる病態があります。妊娠した際にホルモンバランスの影響からか高血糖状態になってしまう状態です。

妊娠糖尿病は炭水化物(糖質)が引き起こす高血糖です。2型糖尿病と同じように糖質を控えることで次第に血糖値は落ち着きます。赤ちゃんに対する影響がわかりませんので、妊娠中糖質ゼロにしてもよいのかはまだわかりません。ただ妊娠糖尿病で悩んでおられたら、食事量を控えるのではなく、糖質を控えることで血糖値の改善が期待できます。

治療しなくても良いというのは、そのまま放っておいて良いという意味ではありません。糖質を減らすことで妊娠糖尿病自体が改善するので薬や我慢は必要ないという意味です。

通常たんぱく質・脂質は控えなくても(お腹いっぱい食べても)理論上は妊娠糖尿病は改善すると思います。

血糖値を直接上げるのは糖質だけだからです。

また妊娠中体重増加に悩むこともよくあります。ホルモンバランスの変化により糖質が非常に魅力的に思えて、ついつい食べ過ぎてしまいます。いつの間にか糖質に騙されてしまっているのかもしれません。重要なことは糖質の食べ過ぎであって食べ物全般の食べ過ぎではないことです。

興味があれば御飯・パン・麺類を控える糖質回避教のすすめをご覧ください。

常識革命の記事アップしました。

常識革命の起こし方の記事をアップしました。

信じられないような突拍子もない話でもあり得ないとして否定しないことです。

もしかしたらこれまでの常識の方が間違っているかもしれません。ただ単に根拠も無く昔から信じられていただけかもしれません。

もしかして?と考えてみて下さい。

朝は何を食べると良いですか?

歯医者さんで話をしていると、偶然『呉からの風』をスマホで検索した際に見かけたと言われました。
そよ風ですが少しずつ広がっているようです。
そして歯医者さんのスタッフの方が糖質回避教の信者になっておられました。
広まるとうれしいですね。

ただ糖質を避けるといっても何を食べればいいですか?と質問がありました。
食事の基本の主食をやめるというのは常識の外側なので、頭で考えるだけなら簡単でも実際に食べ物を探す際に困ってしまうようです。

基本的に糖質の塊の炭水化物であるご飯・パン・麺類の主食を避けることです。
おかずの中でも注意点がポテト(ジャガイモ)やサツマイモ・サトイモなどの根菜類、人参も糖質が多いようです。

主食はやめたけどなかなか痩せないとおっしゃる方とお話しているとポテトサラダは食べていたといった、主食以外でも糖質が含まれていて糖質依存から抜け出せないこともあるようです。
体質的にエネルギーを消費しにくい体質もあるようですので、もし可能であれば少し歩くなどの運動を加えるとよいと思います。手軽なのは休日にショッピングモールをキョロキョロしながら歩くと、意外な距離を暑くもなく寒くもなく歩くことができます。

食べ物ですが、朝食は洋食であれば目玉焼きやゆで卵とハム、チーズ、和食であれば塩じゃけと豆腐、卵焼きなどがおすすめです。
お昼ご飯と夜ご飯はおかずだけ食べるのがよいと思います。
慣れてくると外食でも単品を頼める店を選ぶことで、糖質回避ができると思います。

糖質を避けるお手本は本家江部先生の書籍に糖質含有量の一覧表がありますのでよかったらご覧ください。
炭水化物に対する考え方は夏井先生がお詳しいのでよかったらご覧ください。
読まれる際に、糖質に対する依存の原理がありそうだということと、糖質を無理にさける制限ではなく、できたら避けるという回避という糖質回避の感覚で読み進んでいただけるとよいかもしれません。

 

 

恒常性の話 バランスを崩す理由

本来は身体に恒常性を保つ仕組みが備わっているはずである。

身体の水分量が少なくなれば、喉が渇くことで身体が水分摂取を促します。体温が上昇し始めれば、暑いと感じ汗をかきます。

体重と塩分量も恒常性が保たれるはずである。体重が増えれば減らす方向つまり空腹感を余り感じさせないように、体重が減れば増やす方向つまり空腹感を強めることで体重の恒常性が保たれるはずです。塩分量が増えれば減らす方向つまり塩辛いものを避けて薄味を好むようになり、塩分量が減れば増やす方向つまり塩辛いものを好むように恒常性が働くはずです。

自然界で動くのに苦労する程太った動物というのは見たことがありません。何故なら太り過ぎると動きが悪くなることで、他の動物に食べられてしまうため子孫を残すことが出来ないからです。遺跡で発掘された調査によると、人間も太古の昔に木の上で暮らしていた頃には肉食動物の獲物でした。太り過ぎると死を意味していたはずです。太り過ぎるた人間は肉食動物に食べられてしまうため、子孫を残すことが出来ず太り過ぎない遺伝子を持ったものだけが子孫を残すことができたことが考えられます。
そう考えると理論上は肥満で困ることはあり得ないはずです。

猪は秋にドングリなどを大量に食べることで冬を乗り切るための脂肪をつけますが、動きが悪くなる程食べることは考えられません。太ったとしても食料の少ない冬を乗り切るためという合理的な目的がありますし、動きが悪くなることを避けるため無制限に食べるわけではありません。

水族館でサメと餌とな魚が同じ水槽にいてもサメが満腹なら次々目の前の魚を襲ったりはしない。サメにエサを十分に与えることでサメに食べられることなく、同じ水槽で展示できるのです。

では人間やペット化された動物が肥満で悩まされるのは何故でしょうか?

これまでは自制心の問題で食べ過ぎることが原因と考えられてきました。肥満で悩む人と悩まない人との違いは自制心の違いとされてきたのです。

糖質と塩分には食べた際に快楽が与えられる。スイカに塩やパンにバターが美味しく感じるように、糖質と塩の組み合わせをこの上ない美味と感じるように進化しているようです。その美味という快楽に知らず知ららずのうちにのめり込んで依存状態に陥ってしまっているのです。

スナック菓子のやめられない止まらないは糖質というよりむしろ塩気に対する依存ともいえる執着の結果を表していると思います。

自制心の問題ではなく、食べるものの選択の問題だったのです。
バランスをとる恒常性を崩してしまうのが、依存という状態でのめり込む方にバランスを崩してしまうのです。脳が自分自身を騙しているような状態です。メカニズムを理解することで騙されない方法を探すことができます。
知恵をつけて恒常性を取り戻しましょう。
恒常性を取り戻す糖質回避教のすすめはこちらです。
お布施や怪しいグッズ販売はありません。