情報が無ければ人間は食べるものすらわからないか弱い生き物です。情報が無ければ何も出来ないのはちょうどコンピューターと同じです。
他の動物は食べる物が決まっているので生き方が自然と決まってしまいます。人間は食べる物が決まっていないだけに無限の可能性がありますが、情報が無ければ何も出来ません。コンピューターは何でも出来る無限の可能性がありますが、ソフトという情報が無ければ何も出来ません。計算機やゲーム専用機は計算だけ、ゲームだけという機能を特化することで特に情報を得なくても機能を発揮することが出来ます。コンピューターが人間で、計算機やゲーム機は各種動物に相当します。
人間には無限の可能性がある代わりに情報が無ければ、何一つ出来ません。そのため親や先人から食べることの出来るものを情報として受け継ぎます。自分でも食べることの出来る情報を知識として蓄積することで更に情報の幅を広げていきます。
例えば今では多くの人が知っている河豚の毒ですが、毒の存在を知らなければ食べてしまうこともあるでしょう。毒の味自体は無い上に加熱しても解毒されません。食べてしまえば命を落としてしまいます。他にはキノコには毒を持ったものも多数あります。このように食べても大丈夫なものと、食べると危険なものの情報を得ていなければ命の危険と隣り合わせなのです。確かに文明が発達するにつれ命に関わるものを口にする危険性はほとんど無くなりました。しかし命に関わる情報だけは最低限得ていなければ、ふとしたことで命を落としかねません。例えば乳児にハチミツは危険であるなどです。
正しい情報一つあれば、人間は生活を変えることが出来ます。新しい情報一つで常識を書き換えることが出来るのです。
インターネットが発達したおかげでありとあらゆる情報が手に入るようになりましたが、情報の扱い方には注意が必要になりました。以前なら情報が広まる前に情報を広める誰かが情報の真偽や価値を判断していました。何故なら情報を伝えることに印刷などのお金がかかったからです。価値のない情報を広めようとしても広まらず、損をしてしまいます。お金をかけて嘘の情報を広めれば、お金をかけて自分の信憑性を下げることと同じなのでわざわざやる人はいませんでした。情報を伝えるお金をかける前に、真偽と価値を検討していたからこそ読むに値する情報だったのです。
インターネットでは正しい情報もただアクセスを集めたい情報も混雑しているのが現状です。これからはインターネットの中から素早く、正しい情報を引き出せる人だけが生き残ることが出来るようになると思います。
インターネットから正しい情報を引き出すにはどうすれば良いのでしょうか?それか自分の知識と照らし合わせて正しいもの・矛盾のないものを選び出すしかありません。
とにかく正しい情報をたくさん身につけて知識を広めましょう。