現時点で糖質に関してわかっていることを列挙してみます。
糖質を避けるだけで痩せる人がいる
(事実)糖質を避けるだけで痩せる人がいる。
糖質制限ダイエットとして流行りました。
糖質を避けるだけで食事の量の制限の必要がないことが特徴です。
(仮説)太る原因が糖質依存で、糖質回避によって糖質依存を抜け出すだけで痩せることが出来る可能性がある。
(推測)肥満の方が完全糖質回避をする知恵だけで痩せることが出来る。糖質がやめられないのは、糖質依存が原因と考えられる。様々な依存症の治療法が有効な可能性が考えられる。
糖質回避だけで2型糖尿病の血糖値が正常化した人がいる
(事実)糖質回避によって、2型糖尿病の血糖値が正常化した人がいる
(推測)完全糖質回避によって多くの2型糖尿病の患者さんが、薬無しで血糖値が正常化する可能性がある。
少なくとも血糖値が気になる人は糖質を控えるだけで改善が期待できる(根拠は直接血糖値を上げることの出来る食べ物は糖質だけだから)
糖質を控えることで様々な病気が改善した人がいる
(事実)上記2型糖尿病だけでなく、花粉症やアトピー性皮膚炎、蕁麻疹などの各種アレルギー疾患、ニキビや尋常性疣贅などの慢性感染症が改善しています(参考:糖質回避による病気の改善率)
(仮説)糖質が免疫機能に何らかの影響を与え、機能を不必要に高める(亢進させる)場合と本来働くべき免疫機能を低下させる(抑制させる)場合とがあるようです。亢進させる場合には、本来なら働くべきではない自分の身体の一部である自己細胞に対する免疫を働かせる自己免疫性疾患(アレルギーも含む概念の説明はこちら)を生じ、抑制させる場合には慢性感染症を生じるようです。
(類推)免疫機能を抑制させる仮説が正しければ、免疫機能低下が感染症だけとは限りません。ウイルス感染によって生じる良性腫瘍の尋常性疣贅が改善することのある事実から、悪性腫瘍に対する免疫抑制の存在が類推されてもおかしくはありません。つまり悪性腫瘍は、糖質の摂り過ぎによって生じた免疫抑制が、偶然悪性腫瘍に対する免疫機能で生じた結果として、免疫機能をすり抜けて増殖してしまうのかもしれません。
糖質に対する認識
あくまでも推測の域を出ませんが、人類は食べ物に関して大きな過ちをおかしているのかもしれません。現在進行形で。
もしかしたら、人類が悩まされている病気の多くが糖質の摂り過ぎに起因する可能性があるのです。少なくとも2型糖尿病は理屈の上から間違いありません。他の疾患も事実から類推する限り、糖質が原因である可能性がかなり高そうです。
受け入れるか拒絶するかは個人の自由ですが、このサイトで記載した事実は事実です。とのように解釈するのかも自由です。
私としては、真実の可能性がある一つの仮説として解釈していただけたら幸いです。