自分に都合の悪いことは拒絶する


人は自分に都合の悪いことは理解しようとしません。自分に都合の悪いことは受け入れることが出来ず、最初から拒絶してしまいます。

例えば糖質の害を伝えても、糖質を食べたくて仕方ない人にとっては糖質の害を受け入れることが出来ず、拒絶してしまいます。糖質が原因ですとお伝えしても、ストレスがあったからとか体調が悪かったからとか他の理由を見つけようとされる方がおられます。

自分に都合の悪い情報を拒絶してしまうのです。病気を治したいと思っていても拒絶してしまう人がいるくらいですから、特に目的がない状態で都合の悪いことは拒絶しても当たり前なのかも知れません。

拒絶する目的は都合の悪いことを受け入れないためです。都合の悪いことでも、もしかしたら正しいといけないので、検討しなくて済むように最初から拒絶してしまうのです。

医者の中にも糖質の害を受け入れることができず、検討しなくて済むように拒絶する医者もいます。糖質の害を受け入れると、これまで行っていた治療を全て否定されてしまいかねない理屈なので、受け入れたくない心理が働くようです。これまでの治療法が間違っている訳がない(と思い込んでいる)ので拒絶してしまいます。

自分に都合の悪いことでも拒絶せず、もしかしたら正しいかもしれないと考えて何事も受け入れるつもりで、かと言って情報を鵜呑みにせず、これまでの知識と照らし合わせながら情報を身につけていきましょう

蓄えた知識により情報の解釈が異なる

新しい情報は全てを鵜呑みにしてはいけないことを書きました。

今回は蓄えた知識により情報の解釈が異なるという話です。何故なら人は蓄えた知識に照らし合わせながら、物事を解釈していくからです。

例えば地球という概念が無いと日食や月食の仕組みを理解することが困難ですが、地球が太陽の周りを周っていることを知っていると、簡単に日食や月食の仕組みを理解することが出来ます。地球と太陽と月の関係性とそれらの動き方を知ることで、偶然起こる現象として月食や日食が起こることが解釈出来るようになります。ちなみに古代において天才が月食や日食をあらかじめ予言していたようですが、現実に日食や月食が起こった際にはさぞ驚いたことでしょう。

別の例えを考えてみると、水分子の性質を知っていると雲や結露のことが解釈出来ますが、水分子という概念がなければ雲や結露の仕組みを理解するのは困難だと思います。

糖質依存の知識があると、糖質をやめた際に起こる反応が容易に解釈出来るようになります。例えば糖質を回避して糖質依存から抜け出すと胃が小さくなるように感じること糖質を少し食べると余計お腹が空くように感じること。そもそもお腹が空くのは糖質依存の禁断症状であることなどです。

知識が増えると解釈出来ることが増えます。出来る限り正しい知識を増やしましょう。

まだ検証は終わっていない仮説もありますが、このサイトの内容の多くは正しいと思います。

ご自身でこのサイトの内容が正しいかどうか検証しながら、取り込んでみて下さい。

新しい情報の取り込み方 鵜呑みにしない

新しい情報の取り込み方の提案です。新しい情報を全て鵜呑みにするということは危険です。何故なら情報には正しい情報と正しくない情報とがあります。中にはわざと嘘を織り交ぜ意図的に騙そうとする情報も潜んでいます。だから新しい情報を全て鵜呑みにするのは危険なのです。

かといって新しい情報を全て拒絶するのも得策ではありません。何故ならその新しい情報が、人生が変わるような画期的な情報かも知れないからです。

では新しい情報はどのように取り込むと良いのでしょうか?私の新しい情報の取り込み方は、これまで手に入れた情報と新しい情報が矛盾しないかどうかを考えます。矛盾があればどちらかが間違っています。新しい情報が間違ってかも知れませんし、これまでの情報が間違っているかも知れません。どちらの情報が正しいかわかるまで保留し、矛盾が解決するように更に情報をあつめます。

これまでの情報が正しくない場合には前提条件が根本から覆る可能性があるため、慎重な検討が必要です。

新しい情報が正しくない場合には、矛盾点を更に検討することで新しい情報は取り込む価値がないとして解決します。

過去に知りえたことと照らし合わせる方法は、騙されないためにも効果を発揮します。何故なら騙すためには何らかの嘘を準備しますが、その嘘を見破ることが出来るからです。

間違った情報と取り込んでしまわないためと、嘘を見破るために様々な情報を身につけておくべきだと思います。その情報の身につけ方のトレーニングが学校の勉強だと私は思います。何故なら学校の勉強は一般的に正しいとされている情報の取り込み方のトレーニングであり、自分で真偽の確認の必要がないからです。まず学校で学んだことをベースにして、物事の真偽を考えながら取り込んでいくのだと思います。

社会に出てみると真偽を考える必要なかった、つまり鵜呑みにしても問題にならない学校の勉強が、如何に楽なことか良くわかります。

新しい情報は鵜呑みにせず、これまでの情報の照らし合わせることで、その真偽を確かめるようにしましょう。そうすれば詐欺師だけでなく、モラルの低い会社に騙される可能性を極力抑えることが出来るようになります。