2人以上出産発言校長、勘違いを露呈も自覚無し

公務員を見張る仕組みの導入を切に願う私ですが、やはり未来を担う子供たちへの影響を考えると教師を見張る仕組みをまず作るべきだと思います。何故なら学校において怪我人や死人が出ているからです。死人とはイジメなどが原因の自殺、怪我人とは体罰や稚拙な監督の元での事故です。全ての責任を負うべきと主張する訳ではありません。ただ仲間である教育委員会ではなく、第三者が言動を見張る必要があるのでは無いかと考えます。これらのことは深くコメントしませんが、隠蔽しようとすることに問題の根があります。起こってしまったことは仕方ありません。再発防止にこそ意味があるのですが、そのことを理解していないのであちこちで同じことの繰り返しです。

今回の問題は以前にも書いた校長の思い違いが根本原因ですが、誰もその思い違いを指摘し本人に理解させることが出来ないことが問題です。教育委員会に呼ばれ、走れメロスのメロスの心境で行ってきたと語っていました。メロスは自分の非を自覚していますが、校長は自覚していないので的はずれです。心境を語るなら無実の罪で事情聴取を受けるという意味で、冤罪の被害者の心境と言うべきでしたが、良く理解されていないようです。

全てを通して聞けばわかってもらえると豪語されていますが、結局大切なことは出産と言い訳していました。その上で自分の子供が何人いるかは明らかにしませんでした。もし1人しか子供がいなければ「女性として最も大切なことを果たしていないという奥様の心境をお察しします」と記者がコメントし、その反応をカメラにおさめると良かったかもしれませんね。もし独身で子供がいなければ…。

教育委員会がたしなめることが出来なければ、仕組み自体に問題があることを露呈してしまうことになります。

校長が国語の教師であることも驚きでしたし、記者会見に「他の教師も勉強になるから来い」と発言していたのにも驚きました。国語の教師であれば言葉の使い方を子供たちに教える立場です。ということは言葉の持つ意味合いを教えるにも関わらず、自分の言葉がどのように人に理解される可能性があるのかわからないのです。

気持ち良く授業風の記者会見をされていましたが、勘違いがはっきりと浮き彫りになっていました。私はどの程度の勘違いぶりか確認する目的で見ていましたが、見ていて痛々しくなる程勘違いされていました。子供たちは純真無垢だから教師に反論したりしませんから授業が成り立つのでしょう。その純真無垢な子供たちに偏った考え方を一方的に伝えることにこそ問題があります。

どんな勘違いをされているのか確認してみて下さい。確か同じ大阪だったと思いますが、社会人から校長を登用してトラブルがありました。社会人から校長になった人だけでなく、教師から校長になっている人にも問題があるのかもしれません。

客観と主観の違いがわからない人が校長をすることに問題があると思います。誰か客観と主観の違いを教えてあげて欲しいのですが、違いを知らないという自覚がなければ聞く耳を持たないでしょう。

「裸の王様」の寓話が頭に浮かぶのは私だけでしょうか?

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。