知らないと怖くありません。
怖くないことを自慢する人がいますし、怖がりを馬鹿にする人までいます。怖くないのは、ただ怖さを知らないだけかもしれないのです。怖さを十分知った上で怖がる必要のない方法を見つけたのであれば良いのですが、怖さを知らないだけであれば困ったものです。
良く知らないだけで闇雲に怖がる必要はありませんが、怖さを知らないのも問題です。
そもそも恐怖心は人が無謀なことをして命を落とさないために、備わったブレーキです。知ることで恐れることも出来ますし、知ることで恐れを乗り越えることも出来ます。
例えば子供は怖いものがありません。危ないという概念がないからです。怖がることが出来ないのです。
怖さを感じることなく行動するのは危険な可能性があるのです。危険に気付く知識を得た上で、危険を乗り越える知恵も身につけることをお勧めします。
何しろ知らないと怖くないのですから。
怖くないのか、怖くなくなったのか、その違いを理解することが大切です。