義の心

義の心とは私利私欲にとらわれないことです。
少なくとも政治家には義の心が備わっているべきでしょう。
出来れば公務員の方にも義の心が備わっていて欲しいものです。

医者にも義の心が備わっているべきだと私は思います。

政治家や公務員における義の心

まずは政治家に求められる義の心とは私利私欲にとらわれることなく、国民の生活を一番に考えて行動することです。贅沢な暮らしをすることが目的で、手段として政治家をしているひとが見受けられます。そのような人には義の心が無いのでしょう。もしかしたらそのような政治家には、義という概念そのものが欠落しているのかもしれません。義の心を持ち合わせていない人を見分ける手段が今の所ないため、見極めるのが難しいのが現状です。
多くの公務員の方は義の心で働いておられると思いますが、一部の公務員の方が利権の確保や天下り先の確保が目的となってしまっているようです。これも義の心が無い人を見極めるのが難しいことが問題です。何故なら義の心の無い一部の公務員が集まってしまうと、義の心が無いことが常識となってしまうからです。そもそもそのような集団の中では義という概念が存在しないのかもしれません。利権や天下り先は私利私欲ではなくみんなのために確保すると信じているのだと思います。ただしみんなが国民ではなく、一部の公務員という限られた集団だということです。税金から給料の支払われる公務員誰は、誰からみても義の心を持ち合わせた人達であって欲しいですね。

医者における義の心

医者にも義の心が無い人がいます。何故なら自分の利益のために歪んだ診療をしている医者がいるようです。症状も無いのに不必要な薬を出し続ける医者がいるのです。特徴は患者さんのためを装って、患者さんを怒りながら薬を続けるようです。自分の利益が減るから怒っているに過ぎません。義の心を持ち合わせている医者であれば、自分の利益ではなく患者さんの利益につながることを自然とするはずです。病気を治してしまうと通ってもらえないから、治さないなどということは無くなると思います。

企業における義の心

本来利益を追求するために存在する企業は義の心は無縁のようです。企業が利益を目的にすると判断を誤ります。何故なら企業と顧客の利益が相反するからです。しかし企業においても義の心を発揮することは出来ます。利益の考え方を変えるのです。利益を目的とせず、手段とした時に義の心が発揮できます。

利益は企業の為ならず

利益は企業のためではなく、顧客のためにあるという考え方です。顧客により良いものものを提供するために、運転資金としての利益を得ることを考えるのです。良いものを提供するために存在するのですから、利益を取りすぎることもないはずです。企業の経営者に義の心があれば、利益は企業の為ならずの考え方を理解し実践出来ると思います。事実既に利益を目的にせずに顧客により良いものを提供することを目的に経営している企業がいくつかあります。当然のごとく大躍進しています。どの企業がこのような考え方で経営されているか考えてみて下さい。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。