医者の中には病気を治すつもりのない医者がいます。
厄介なのは病気を治すつもりのない医者同士が集まって、病気を治さなくてすむ方法を模索していることです。更に問題なのは製薬会社と結託して病気を治さないように仕向けることです。医者と患者さんの間には情報の格差があるため、患者さんにはこれらのことがわかりにくいのが現実です。
病気を治すつもりのない医者は、出来高制の診療報酬を稼ぐ目的に治さないのです。治してしまうと診療報酬はもらえなくなるのです。治さず延々通い続けてもらえば収入が増えるのです。患者さんに逃げられない程度に加減して治療を引きずるのです。そのさじ加減を医者同士で情報共有するのです。
特にそのような医者達が気にしているのは、病気が治るかどうかよりも保険で切られるかどうかです。悲しいことですが、むしろ治さないように気をつけるのです。それらの情報交換が行われるのが一部の学会や製薬会社主催の勉強会です。
患者さんは薬がなくても済む健康な状態を望みます。一部の医者は薬で症状を抑え続けることを望みます。何故なら薬が必要ない状態に治してしまうと診療報酬がもらえなくなるからです。
患者さんのおくすり手帳を見てみると、必要の無い薬を延々と処方し続ける医者が確かにいることがわかります。明らかに必要なさそうな薬を処方しているのであれば医者を変わることをお勧めしています。
確かに全ての病気が治る訳ではありませんが、しばらくしても症状が変わらなければ他の医者を受診してみても良いのかもしれません。何故ならその医者が病気を治す気のある医者なのか、病気を治す気のない医者なのか判断がつきにくいからです。改善しなければ試しに変わってみるのが一番です。
患者さんの立場からすると信じがたいでしょうが、病気を治す気のない医者が確かにいるのです。しかも病気を治す気のない医者の方が稼いでいるのです。病気を治さない方が医者が儲かる出来高制である国民皆保険の限界なのかもしれません。