以前現代人が近視になる理由ということを書きました。
その状況証拠が日経サイエンス2016年8月号のp81『近視が増える』にのっていました。この記事ではデータだけ掲載され理由は仮説すらありません。この記事によると
近視は遺伝ではない。
毎日40分多く屋外で過ごした子供は対照群よりも禁止になりにくかった
この記事では行動の違いにより近視になる確率が変わることから、遺伝ではないことが示されています。そして今は視力矯正が必要な人が約4分の1ですが、このままの推移でいくと近視の人が2050年には約半数の人が視力矯正が必要になるとしています。
私が考えた仮説は近くを見るから近視になるのではなく、眼球を動かさないことで近視になります。その根拠は眼球を取り巻く筋肉の発達が妨げられ筋肉で締め付けられないため眼球が大きくなることで焦点距離が長くなります。結果として近視になってしまうのです。逆に私の仮説によると眼球を動かすことで近視が予防できると予測できます。その予測通りの結果が掲載されていることから、私の仮説が正しい状況証拠と考えられます。
私の仮説によると屋外で過ごすことが近視になりにくい理由ではなく、目を動かすことが眼球を取り巻く筋肉の発達を促し、眼球を締め付けることで眼球の成長を妨げるため焦点距離が伸びないことです。
近視を予防するためには眼球を動かすことで眼球周囲の筋肉を鍛える必要があると思います。何らかの手だてがありそうですね。