専門医は病気を治さない?治せない?

様々な病気に対して専門医という制度があります。例えば糖尿病の治療に対しては糖尿病専門医、高血圧の治療に対しては高血圧専門医、皮膚病に対しては皮膚科専門医という制度です。
学会が一定の診療レベルを認定する仕組みのため、少し前までは専門医の有無が患者さんにとっては医者を選ぶ目安になっていました。少し前までというのは、今では専門医は既得権益を守るために病気を治さないための方法を模索している組織かもしれないからです。

糖尿病に関しては炭水化物が人類を滅ぼすに糖尿病専門医と病気の関係が書いてありますので読んでみてください。一言でいえば糖質を控えるだけで糖尿病を予防でき、治すこともできます。糖尿病は糖質依存症に過ぎないのです。しかしそんなことが広まると糖尿病という病気が無くなって、糖尿病専門医が生活に困るため患者さんには糖質を食べることを推奨しているという現代の会談のような恐ろしい話です。

高血圧は塩分を控えることで改善が期待できますが、糖質依存と塩分依存の共依存に陥っていることを理解している人が少ないため減塩に苦労するのが現実です。しかし糖質依存から抜け出すことで塩分依存も抜け出すことができるため味覚が変化することで、過度に塩気を求めることがなくなるため容易に減塩することができるようになります。糖質依存による糖質の過剰摂取で肥満を生じるため、肥満による高血圧も改善が期待できます。糖質を控えることで高血圧が治るのですが、そんなことになっては専門医の意味がなくなるので減塩は言っても糖質を控えることは言わないのです。

皮膚病の多くも糖質一度に摂り過ぎ症候群に過ぎず、糖質を控えるだけで多くの病気が治ります。しかし専門医の人達は最後まで受け入れないでしょう。そんなことで治ってしまわれると自分達の存在意義がなくなってしまうからです。

専門医の人達は病気を治したい訳ではないと思います。治療がしたいのです。専門医の中にも病気を治したいと考えている医者も少しはいるとは思いますが、大半の医者は自分達の生活と自己満足のために治療をしたいのだと思います。そのため病気を食事で治す方法があっても、最後まで信じようとはしないでしょう。何故なら食事で病気が治ってしまえば、自分達の存在意義を失うからです。自分達が専門医であり続けるために病気を治そうとはしないでしょう。これまでと違う食事は危険だとして、必死で抵抗することでしょう。

私が現時点で知っている食事(糖質回避)で治せる病気は、2型糖尿病、高血圧、花粉症などの各種アレルギー疾患、アトピー性皮膚炎ニキビ(尋常性ざ瘡)、円形脱毛症などの各種自己免疫性疾患や膠原病、イボ(尋常性疣贅)などの慢性感染症、子宮頸がんなどの腫瘍性病変など多岐にわたります。原因不明で何らかの形で免疫が関わっている病気は糖質依存から抜け出すだけで免疫が正常化することで改善が期待できます。

多くの医者は病気を治したい訳ではありません。治療をしたいのです。
食事による病気を生じる病態を知らない勉強不足で治せないのか、商売のために治さないかのどちらかです。
特に専門医は何年もかけて資格をとっています。その資格が患者さんの食べ方一つで無意味なものになってしまうのです。そんな食べ方は必至で避けてもらおうとすることでしょう。

病気を避ける理想の食べ方により病気を避けることをお勧めします。
少し前までは病気は病院で治療するしか選択肢がありませんでした。その医者を選ぶ一つの目安が専門医という制度でした。しかし病気の本当の姿がわかってきた今、専門医を受診することが必ずしも正しいとは限りません。
もしかしたら専門医を受診したら病気になる!と言われる時代が来てしまうかもしれません。急を要さない病気であれば、まずは糖質回避あるいは病気を避ける理想の食べ方をしてみましょう。それでも治らなければ病院を受診することをお勧めします。
ただし現在食事制限を伴う病気で治療中の方は主治医に相談することをお勧めします。食べ方と薬の加減の相談にのってくれない医者であれば、正に上記の医者だと思います。他の医者にかかる方が良いかもしれません。
食事を変更する際、糖尿病治療中の方は低血糖を生じる可能性があるため、いきなり糖質0にせず徐々に糖質を減らすようにしてみてください(糖質依存の場合糖質を少しだけ食べると余計食べたくなるのですが・・)。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。