Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedの勧め

お得情報の提案です。

Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedの30日間お試しの勧めです。
元々本屋さんから始まったAmazonが提供している書籍・漫画などの読み放題サービスです。

お得な方

紙の書籍ではなく電子媒体の書籍が好きな方。
書籍や漫画など読みたい本がKindle Unlimitedの中にある方。
雑誌などをお金を出して買っている方。
(読んでいる雑誌がKindle Unlimitedにある方)

電子書籍に興味はあってもまだ試したことがない方。
スマホでいつでもどこでも開くことが出来て便利です。
特にスマホで読んでいた書籍をタブレットで開いても、途中のページから表示されるため便利です。

お得ではない方

読みたい本がKindle Unlimitedの中にない方
紙の本で読みたい方

お勧めする根拠

お勧めする根拠は30日間が無料だからです。
30日の間に読みたいものを読み終えてしまえば無料で利用することが出来ます。
何種類もの雑誌がKindle Unlimitedの中にあるため、お金を出してそれらの雑誌を読んでいる方は30日間は試してみる価値は十分あると思います。

Kindle Unlimited注意点

一度に保存できる書籍は全ての端末を合わせて10冊までです。
読み終えてから次の書籍と入れ替える必要があります。
11冊目の注文をすると消去する書籍を選ぶようになっています。

Kindle Unlimitedお勧め書籍

2017/10/4の時点でKindle Unlimitedに登録されているものです。
これらを30日間で読むためだけに登録される価値は十分あると思います。
Kindle Unlimitedは入れ替えが行われるため、御登録時点でKindle Unlimitedとは限りませんのでご了承ください。

     

炭水化物の死亡リスクが東洋経済onlineに掲載

先日書いたLancetに載った炭水化物が脂肪リスクを高め脂質が死亡リスクを下げる記事の内容が東洋経済on lineに掲載されました。これまでの常識が一気に変わっていくでしょう。

スポンサーの兼ね合いでテレビでは放映されないことは予想していましたが、東洋経済on lineに掲載されたことで、ようやく世間一般でも知られるようになるでしょう。これまでは頭が柔軟な方がいち早く取り入れた健康法でしたが、これからは頭の固い人も受け入れざるを得なくなるでしょう。寿命が短くなっても受け入れない程頭の固い人は命がけで糖質をたっぷり食べ続けるのでしょう。

この解析は画期的ではありますが、残念なのはガンに関しての解析がないことです。確か解析の際に除外されたはずです。私は糖質による免疫不全がガンの発症に関与していると考えています。

私としてはもう一つ残念なのは食べ方あるいは血糖値の解析のないことです。13万5千人もの解析のため食べ方まで解析するのは困難だったのでしょう。今回のデータは今後の解析の道しるべになり得る結果だと思います。炭水化物が悪いのか血糖値の問題なのかがいずれ解析されるでしょう。私は今回の炭水化物での死亡リスクの上昇は一時的な高血糖が病気の原因だと考えています。更なる研究が待たれます。

糖質と脂質の食べ方を見直しましょう。世間一般では糖質制限と言われていますが、自分の意思で避けることを制限とは言わないと思います。制限とは他人からされるものであり、自分の意思で避ける場合は回避という言葉が適切だと思います。私は糖質回避という考え方を提案しています。

もしよかったら私の推奨する血糖値の上がり食べ方 2017年版病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。

一時的高血糖の一つの指標

一時的高血糖症候群という概念を提唱しています。当初は糖質一度に食べ過ぎ症候群、その後飲み物でも発症することがわかったため糖質一度に摂り過ぎ症候群に改称した概念です。突き詰めると一時的な高血糖により起こることがわかったことで一時的高血糖症候群という概念に辿り着きました。

一時的高血糖症候群を逆に考えると、一時的高血糖症候群の症状が悪化した場合一時的に高血糖になっていることが考えられます。その都度採血し一時的な高血糖を確認することは困難ですが、状況証拠から予測することが出来ます。一時的高血糖症候群の症状のある方限定ではありますが、糖尿病の患者さんにとって有益な情報ではないかと思い書いてみます。

例えば一時的高血糖症候群の一種であるアトピー性皮膚炎や花粉症・ニキビなどが悪化すれば前日に一時的高血糖が生じた可能性が高いと考えられます。炭水化物だけ食べた場合や、せっかくおかずと一緒に炭水化物を食べても食後にお菓子や果物を食べたなどの一時的な高血糖が考えられます。

花粉症の場合飛散している花粉の量によっても症状は悪化、アトピー性皮膚炎の場合は汗の量によっても症状が悪化します。ニキビは塩分の量によっても悪化するため、注意が必要です。それらのことを勘案しながら一時的高血糖を見極める必要があります。

幸か不幸かこれらの症状がない方には当てはまりませんが、糖質と関連する何らかの症状があれば、その症状を目安に一時的な高血糖を予測することが出来ます。

ちなみに乾燥肌は4、5日前の軽度の一時的高血糖を表します。

アトピー性皮膚炎の場合は軽度の一時的高血糖では直後に痒みが生じ、ある程度の一時的高血糖では翌日赤み(紅斑)を生じます。花粉症の場合は一時的な高血糖を来すと翌日悪化するようです。ニキビは一時的な高血糖を生じると翌日新しいニキビが発生するようです。

糖尿病患者さんの中で痒みのある方、花粉症やニキビ・乾燥肌のある方は、一時的高血糖症候群の概念から、一時的な高血糖を来した食事を振り返って探してみることをお勧めします。この一時的な高血糖の積み重ねがHbA1cを押し上げます。一時的高血糖症候群を発症しているのであれば、一時的な高血糖を避けることで症状がおさまるのはもちろん、糖尿病のコントロールも良くなるはずです。一時的高血糖症候群が改善している私の患者さん達は糖尿病のコントロールが良くなっています。

一時的高血糖症候群を発症している方は、血液検査をしなくても知識だけで一時的な高血糖の目安に出来るためお得です。

血糖値が気になる方で、アトピー性皮膚炎や花粉症やニキビや乾燥肌があれば一つの指標にしてみて下さい。アトピー性皮膚炎や花粉症やニキビは一時的高血糖の翌日、乾燥肌は4、5日してから増悪します。ご参考まで。

質問に対して質問で返す人の心理

某都知事の受け答えを見ていて思いつきました。

質問に対して質問で返す人の心理について書いてみます。質問に対して質問で返す人は目的によって二つに分けることができます。質問に対して詳しく返事をする目的で質問で返す人と、質問を誤魔化す目的で質問で返す人です。

詳しく説明するために質問する人

質問された内容に対していくつかの答えが思い浮かんだため、その答えの中の何を求められているのか明確にするために質問します。つまり相手の求めている答えに近づけるために、質問するのです。

もしくは答えが全く思い浮かばないため、ヒントを探るために質問する場合もあります。

誤魔化すために質問する人

答えたくない質問をされた場合、誤魔化すために質問で返すことがあります。目的は答えないことですから、質問に返答があっても次の質問で返すようにします。
時間切れを目指しているため、質問で返すのです。

見分け方

詳しく説明するためなのか誤魔化すために質問するのかを見分ける方法は、質問に対して質問した内容から詳しく説明し始めるか話題を変えるかどうかです。質問の後で最初の質問に話題を戻せば詳しく話すためですが、違う話題に変えれば誤魔化すためだとわかるでしょう。

質問に対して質問で返す人の対策

多くの場合、質問に対して質問で返す人のことが気になるのは、誤魔化す意図があるからです。詳しく答えようとする人のことが気になることは恐らくないでしょう。
誤魔化そうとしている人に対して、質問で質問で返された時点で質問の目的をお伺いすることです。
返された質問にまともに答えていると質問から遠ざけられてしまいます。
質問に対して、何のために質問するのですか?目的を教えてください。
もしかして誤魔化すためですか?

と。
誤魔化し封じをすることをお勧めします。

糖質制限・糖質回避の危険性の矛盾点

糖質制限・糖質回避の危険性を訴える人がいます。私からすれば物事を深く知らないだけで不安に思ってる人にしか見えませんが、糖質制限・糖質回避をしている人達が動揺してしまうため、矛盾点を説明することで動揺する必要がないことを説明したいと思います。

糖質制限・糖質回避を長期間行うこと

まず糖質制限・糖質回避の長期間行なったデータが無いため安全性が保証されていないという指摘に関してです。人類は無知故に糖質を食べ続けてきました。その結果多くの病気を発症しているにも関わらず、まだ無知なままの人達が糖質による病気を理解せず食べ続けています。糖質制限・糖質回避の長期間の安全性を云々する前に糖質の危険性をまず受け入れることから始めるべきです。これまでしたことのない糖質制限・糖質回避を受け入れたくないがために、何が起こるかわからない不安を受け入れない言い訳に使っているに過ぎません。不安を訴える目的はそもそも受け入れないことです。

糖質を食べ続けることの安全性は保証されていますか?原因不明とされている病気が糖質が原因ではないと証明されているのですか?と。現実に糖質を控えると治る病気が多数見つかっています。ということは糖質が犯人である状況証拠であり糖質を食べることこそ危険です。

理解出来ない方には例え話を使って説明します。部屋が火事になっています。このままでは危険です。しかし外の安全性がわからないから外には逃げないと言っているようなものです。火事という明らかな危険に対し、外の安全性がわからないから逃げない人は恐らくおられないでしょう。しかし糖質は危険かもしれないが、糖質を食べない安全性が担保されていないため糖質を食べ続けるということは可笑しな話です。

糖質を食べないと低血糖になる?

よく言われるのが脳細胞はブドウ糖しか使うことが出来ないから糖質を食べないといけないと主張する論理です。二つの間違いがあります。一つは脳細胞はケトン体も使うことが出来ることです。一つは糖質を食べなくてもタンパク質からブドウ糖を作り出すことが出来ます。

糖質とは消化されるとブドウ糖に分解されます。吸収されることで血糖値(血中ブドウ糖濃度)を押し上げます。糖質を摂らないことで問題となるとすればブドウ糖の不足、つまり低血糖です。動物にとって低血糖は絶対に避けるべき状態のため、タンパク質から作り出すことが出来ます。つまりタンパク質を摂っていればブドウ糖を作りだすことが出来るため、糖質としてブドウ糖をわざわざ摂る必要はありません。

私の患者さんでお腹が空くと低血糖で手がしびれると言われる方もおられました。だから糖質を食べないといけないと主張されておられました。糖質を食べるから低血糖糖質を食べるから低血糖になることを説明させていただきました(参考:低血糖は糖質をを食べるから?食べないから?私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖)。聞いてみると低血糖になるから御飯をたっぷり食べておられたそうです。まさに糖質依存禁断症状が強い空腹感だけでなく、手がしびれる程だということのようです。

動物性タンパク質が多いことに関して

長期間糖質回避をする場合には、動物性タンパク質と脂質の取り過ぎは脳梗塞や心筋梗塞の可能性が否定出来ず、健康を害する可能性があります。動物実験でその危険性の報告があります。植物性タンパク質(大豆、豆腐など)は今の所、取り過ぎて害があるという報告はありません。

糖質制限・糖質回避をすると相対的に動物性タンパク質が多くなることで脳梗塞や心筋梗塞になる可能性が高まるとして、鬼の首を取ったように糖質制限・糖質回避の危険性を声高に叫ぶ人達がいます。しかしこれは糖質制限・糖質回避そのものが問題ではなく、糖質制限・糖質回避のやり方の問題です。糖質制限・糖質回避自体に責めどころがないから、糖質制限・糖質回避のやり方の問題をさも全体の危険性にすり替えて攻撃しているに過ぎません。

確かに長期間糖質制限・糖質回避を行うのであれば豆腐などの植物性タンパク質を中心に摂るようにしておく方が良いのではないかと思います。お肉ばかり食べ続ける危険性は否定はできません。

寿命に関して

人類は肉食だった時代があり、農耕を始めた当初平均寿命が短くなったデータがあるそうです。ディスカバリーチャンネルで見た内容では、狩猟採集の頃は平均寿命33歳、農耕が始まった直後は平均寿命20歳前後になったそうです。恐らく糖質だけを食べた栄養の偏りが問題だったのでしょう。

確か古代アステカ文明ではトウモロコシを離乳食に食べた乳幼児の死亡率が高かったというデータがあったはずです。

ブドウ糖とタンパク質が結合する糖化という化学反応がある限り、血糖値が上昇すると必ず糖化産物が発生します。進化の過程で血糖値を100mg/dl程度に抑えるように進化した人類にとって一時的な高血糖による糖化産物は寿命を短くする可能性が高いと私は思います。

血糖値が一定で糖質を食べないことで上がらないことでどのような問題が生じ得るのか私には思いつきません。

確かに寿命に関しては、糖質制限・糖質回避を長期間続けなければ正確にはわからないかもしれません。
しかしLancet炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇の13万5千人の調査結果の報告により流れは変わったでしょう。糖質制限・糖質回避の危険性を主張していた人は恥ずかしい思いをしていてほしいものです。

結論

糖質制限・糖質回避を既に行っている人は、人類にとって適切な食べ方に先に気付いただけに過ぎません。30年もすれば三食とも主食を食べていたんだって。そりゃ病気になるよね?と言われる時代が来ると私は思います。いつ気づくかです。
いつ糖質依存から抜け出すかです。
ちなみにいつやるの?が話題になったのは、やるかやらないかの議論を省き、時期の問題にすり替えたことです。
糖質制限・糖質回避を受け入れるか受け入れないかの議論は起こりません。何故なら糖質依存は様々な病気を引き起こすからです。あとはいつ受け入れるかです。
物事を合理的に考えるデジタル思考の人から受け入れているだけです。物事を論理的に考えることが苦手なアナログ思考の人あるいは糖質依存の人が受け入れを今のところ拒絶しているに過ぎません。

自信をもって糖質制限・糖質回避を続けましょう。
まだ糖質制限・糖質回避を行っていない人は、少なくとも炭水化物だけ食べる食べ方からやめてみましょう(参考:炭水化物だけ食べるのは勿体無い食べ方)。