『病気が治る』を改め『病気を失くす』

2型糖尿病肥満高血圧などが治ると表現していましたが、間違っていました。

治るのでは無いです。

病気が無くなる。

そもそも2型糖尿病や肥満は糖質に対する認識が原因で引き起こされた疾患というよりは状態です。

原因である糖質を摂り過ぎなければ、そもそも2型糖尿病や肥満の状態にはなりません。

糖質を控えることで改善すれば、2型糖尿病や肥満は治るのではありません。2型糖尿病や肥満は失くなるのです。表現を間違えていました。

病気を失くす

歴史を振り返ると、知識不足による食べ物の選択ミスによる病気がありました。ビタミンという概念が無かったためにビタミンが含まれた玄米をビタミンを削ぎ落として白米にして食べたために生じた何万人もの死人を出した脚気のように、現代にも食べ物による病気が蔓延しています。現代の脚気とも言える様々な病気を治すのではなく、失くしてしまいましょう。

幸いかつての脚気は先人の『知恵』により日本ではほぼ無くなりました。

次は2型糖尿病、肥満、高血圧を失くしてしまいましょう。アレルギーも恐らく失くなると思います。

病気を治すのではなく、失くす。無になるのではなく、病気を失ってしまう『意味』を込めて病気を失くす。当て字ですが表現としてぴったりだと思います。

病気が治らないことを伝える魔法の言葉

病気が治らないことを伝える魔法の言葉を考えてみました。

長い時間かけて現代の医学では治すことができない病気であること伝えたとしても、治ると思い込んでいる患者さんにはなかなか理解できないのが現状です。

治らない病気に自分がかかるわけがないと思い込まれているので、治らないと口で説明されても、治らないこと自体が受け入れられないのです。現代の医療は何でも突き止めることが出来て、どんな病気でも治すことが出来ると過信しておられるのです。

長い時間をかけて説明して納得して頂いたつもりでも帰りがけに、症状が一旦良くなったらまた出てくるのは何とかならないかと言われたことが何度もありました。

口で説明しても、治らない病気に自分がかかってしまうという概念が欠落しているので、受け入れることが出来る素養が無いのです。恐らく一時間説明しても理解してもらえないとわかりました。

そこで思いついたのが魔法の言葉です。

病気が治らないことを伝える魔法の言葉

私は患者さんに

『そんな魔法みたいな薬はないんです。』

と伝えることにしました。あれだけ苦労して時間をかけて説明しても理解してもらえなかった、この病気が治る薬はないことをたった一言『魔法みたいな』という魔法の言葉で伝えることが出来たのです。

皆さん魔法が無いことは御存知なので、そんな魔法のような薬も無いことを一瞬で理解してもらえます。

私は言葉の魔法だと思います。

文字通り『魔法』の言葉を使うことで一瞬で概念を作り出すことにより、かなりの時間を節約することが出来ています。

こと『魔法』と言う言葉を使うことで、笑い出す患者さんまでおられます。そうか魔法かwと。無い薬を探し求めてしまっていたことに一言で気付くことが出来たからだと思います。

医者にこそこの魔法の言葉を使ってみて欲しいです。

何より一言で患者さんに理解してもらえますから、医者にとっても患者さんにとってもお得ですよ。

私は言葉の魔法の使い方をまだみんな知らないだけで、その秘めた力と正確な使い方を知ることで更に発展出来ると私は思っています。

言葉の魔法。本当にあると素敵だと思いませんか?

そして治らないことが常識だった病気が治るかも知れない話はこちらです。

こちらも別の『意味』の魔法かも知れませんね

患者さんの治ると医師の治るのすれ違い

患者さんと医者のすれ違いは良くあることです。

その一つが患者さんの治ると医師の治るのすれ違いです。

患者さんにとっての治る

患者さんにとって病気が治るというのは薬を使わなくても健康な状態になることです。一時的には薬を使うことはあっても最終的に薬が必要なくなる状態のことです。

確かに細菌感染やウイルス感染などの感染症は、抗生物質や抗ウイルス剤が効くものに限って治すことが出来ます。

実際には治すことの出来る病気は数少ないのが現状です。

医者にとっての治る

本来医者にとっても治るとは薬が必要ないことです。しかし多くの病気は治らないことが医者には当たり前で常識となっています。治らない病気だという前提で、止むを得ず治療しているので薬を使って症状を抑えることが出来ている状態を治っていると表現している医者がいるのも事実です。実際には医者によっては治るということを勘違いしているか、治っていると錯覚しているのかも知れません。もしかしたら最終的に薬が必要ない状態を患者さんが求めていることを知らない医者もいるのかも知れません。

医者によっては医者としか会話しないため、治らないことが余りに常識になり、患者さんにとっても治らないことが常識はずだという大きな勘違いをしています。(実際には相手も常識のはずだとも思っていません。治らないと知らない人がいることが想像つかないのです)患者さんが治らないことは受け入れていると思い込んでいるのです。

想像すら出来ないことは理解出来ない

逆に患者さんによっては治らないことなど想像すらしない常識の外なので、言葉では理解出来ない患者さんもおられる程です。10件以上幻の薬(治らない病気が治る薬)を求めて病院を転々とされた患者さんにお会いしたのもお一人二人ではありません。治らないこと、治せる薬がまだないことを何度も繰り返し説明しても、帰りがけに一旦良くなってもまた症状が出るのは何とかなりませんか?と言われるのです。つまり治るはずだから治る薬が無いこと自体が受け入れられないのです。私は比較的説明はわかりやすいと自負していましたが、全くの思い上がりでした。相手にその概念が無ければ、いくら言葉を並べても理解出来ないのです。

魔法の言葉

患者さんに概念が無いことを一言で理解してもらえる方法を考えました。

そこで思いついたのが魔法の言葉です。

こと魔法の言葉を使うようになって説明時間が大幅に短縮出来ました。

一言で病気が治る薬が無いことを理解してもらう言葉です。

詳しくは次の記事

某テーマパークが再建できた理由

18年間赤字だった某テーマパークが社長が変わっただけで再建できた理由を考えてみます。

一言でいうとテーマパークのこれまでの常識を打ち破ったことです。

赤字の理由が自分達でテーマパークのイメージを勝手に作り、そのイメージの枠から出ようとしなかったからだと思います。自分達はテーマパークを作っている。そのテーマパークの良さがお客さんに分からないなら仕方がない。で終わっていたのです。

言い換えるとお客さんの視点が無かったのです。あれば18年間赤字にはならなかったと思います。

社長さんがしたことは社員からお客さんが喜びそうな様々な意見を掘り起こし、面白そうなものを実現させていったことだと思います。

様々な可能性を考えて行動していることがこのテーマパークが再建できた理由です。社員一人一人がお客さんのためになることを考えるようになるだけで、これだけ変わることができるという新たな常識を生み出しました。

他のテーマパークにも波及効果をもたらし、最初から無理と諦めるのではなく、できることを探してみるという大きな流れを生み出しました。

某テーマパークの社長さんが言葉により社員の心を動かす言葉の魔法をかけてお客さんに広がったように思うのは私だけでしょうか?

まだまだこの魔法は広まりそうで楽しみです。

言葉の魔法 人はまだその威力と使い方を知らない

あまり知られてはいませんが、人々は魔法が使えるのです。
ただ普通まだその本当の力とその正しい使い方を知らないだけなのです。
魔法がだということを意識しているかしていないかの違いです。
その魔法とは言葉です。
みんなが当たり前に使っているので、特別な能力だと意識することはありませんが、動物と比べてみてください。人間は考えていることを人に伝えることができます。人類が大きく発展した元となりました。
ただまだその本当の力と正しい使い方を知らないから、人を傷つけてしまうこともあるのです。

まるで映画の主人公が魔法の使い方を知らず、知らない間に人々を傷つけてしまったように、まだ本当の使い方を知らないだけなのではないでしょうか?
言葉も自分の意図しない受け取られ方をしてしまい、人々を傷つけてしまうことがあります。そして傷ついた心を癒すことができるのも、人の言葉なのです。
人を傷つけてしまう黒魔法、人を癒すことのできる白魔法。
言葉にはそんな魔力が秘められていると考えてみるといかがでしょうか?

適切な時に適切な言葉を使うことで、誤解を解くこともできますし、真意を理解してもらうこともできます。
適切な言葉を選ぶことができなければ、政治家の失言のように取り返しのつかない黒魔法として広まってしまうのです。

実は言葉は人によって受け取り方が違うのです。
受け取る人の知識や経験、想像力によっても異なりますし、好意的に受け取る傾向のある人と批判的に受け取る傾向のある人とでは受け取りは全く異なります。
その言葉の受け取り方に違いがあることを知っている人と、知らない人がいるも実は言葉の魔法の怖いところでもあるのです。いわば言葉の魔法の聞き方・効き方に違いがあるのですが、そのことがあまり認識されていないのです。
この言葉の受け取り方に個人差があることを知らないとわかるのが、政治家の失言です。
何故なら彼らは自分の頭の中で考えたことを言っているだけだから、自分の言っていることはわかるはずだと勘違いしているのです。自分はわかっているから人もわかるはずと誤解しているのです。人がどのように受け取るか、人によってはどのように受け取るかという想像力に欠けるので、失言してしまうのです。
確かに悪意を持って言っているわけではないことが多いとは思いますが、騒ぎになる受け取られ方をするということは、常識の外だったのでわからないのです。失言だと言われること自体理解できないのです。

だからこそ○○というつもりで言っただけで△△という意図はありませんでしたという釈明会見を聞いても、みんな納得できないのです。そんなわけはないだろうと。

△△と解釈される可能性を考える想像力(常識)を持ち合わせていませんでした。
今後は言葉の受け取られ方も考えた発言を心がけます。

と伝えると理解できるのではないかと思います。

言葉の受け取られ方を考える話し方をすることができる人とできない人がいること自体が問題だと私は思います。今後はみんなが自分の言葉が相手にどのように受け取られるかを考えて話すようになる世の中になるとよいと思います。
言葉の魔法の本当の使い方について書いていきたいと思います。
まだみんな知らないようです。言葉の魔法には人を生まれ変わらせる力を秘めていることを。
ちなみにお一人2型糖尿病が治ったのも言葉の魔法の一つです。薬も使わず、言葉の魔法で考え方を変えてもらっただけです。
もしかして言葉の魔法は存在すると思いませんか?
その使い方を広めていきたいと思います。

言葉の正しい使い方 ~誤解の少ない伝え方~

言葉の正しい使い方 ~誤解の少ない伝え方~

言葉の受け取り方、受け取られ方(言葉の感受性)が人によって異なることを表す例え話を考えてみます。
『Aはいいよ。』
という話を聞いた場合、この言葉からはAはOKです。
国語の教科書的にはAだけOKです。何故なら他のことは言及していないからです。

ただ言葉の感受性が高い人は、じゃあBは?、Cは?と考える人も出てくるのです。
同じカテゴリーで同様に選択肢になりえるBとCは駄目なの?と考えるのです。
逆に言葉の感受性の高い人が考えた上で話をしていると、(BとCもダメで)Aはいいよということを一言で表している場合もあるのです。

ここで『Aはいいよ。』という一言でも2通りの解釈があることがわかります。
他も検討された結果AはOKなのか、他が検討されていないけどAはOKなのか。
この言葉では言葉の感受性により受け取り方が異なるので誤解のもとです。
無意識のうちに言外の検討されたかされていないかを『Aはいいよ。』から感じ取ってしまう余地があるのです。
他の人に伝える際、勝手に情報を付け足してしまうことも考えられるのです。

  • 他も検討された結果Aはいいそうです。
  • 他はわかりませんがAはいいみたいです。

他が検討されていれば後で選択が変わる可能性は低いですが、他が検討されていなければ後で他の選択肢を検討すれば選択が変わる可能性もあります。実は他が検討されているかどうかというのは物事を決める上で重要な要素なのですが、あまり意識されていないようです。
伝言ゲームで少しずつ言葉がずれていくのは、記憶が曖昧ということと人によって受け取り方が違うことを表しているのだと思います。

私は言葉の揺れと表現しますが、言葉には曖昧さを秘めています。
『Aはいいよ』だけ見ても、曖昧さが内包されています。
日本の学校では、国語の授業で書いてあることだけが全てと習うため、言葉の揺れの違いが認識されにくいことが原因なのかもしれません。
実際には日常生活では問題にならないほどの曖昧さですが、何かを決める際にはその曖昧さが争いを招くこともあります。
いわゆる言葉による勘違いです。この勘違いの余地をなくすことが言葉の魔法の正しい使い方につながると思います。

私の言葉の使い方は
A・B・Cの選択肢があった場合。
『Aはいいよ』とした場合、B・Cの可能性はまだわからないけれどもとりあえずAはいいよという意味を内包しています。つまりAはOK、B・Cは保留という意味です。
既にB・Cを検討した上でAを選んだとすれば、
『Aがいいよ』と使い分けています。
この場合AはOK,B・CはNGです。

ただしこの使い方は相手次第で受け取ってもらえない可能性もあります。同じ言葉の使い方・感受性を持ち合わせていないと通じないのです。
そこで私の言葉の魔法の使い方は誤解のできるだけ少ない方法で伝えます。
『BとCはまだわからないけれども、Aはいいよ』
『BとCはダメだけど、Aはいいよ』
と誤解の余地をなくすように言葉の揺れの範囲を狭めるように話します。
ここで重要なことはA以外の選択肢を検討しているということです。その情報のあるなしで今後の展開の可能性がかなり変わるからです。

言葉とは情報のやり取りです。
相手にとって有用な情報を話すことができるのかどうかが重要となってきます。
これまでは相手にとって意味のあることを話すかどうかは問われていません。聞かれたことをこたえるだけでした。言葉の魔法の正しい使い方とは、その言葉の意味が何を目的にしているかを考えて話すことです。
そのことはまた改めて書いていきます。

魔法の話

映画館やテーマパークで話題になった魔法の話です。通常魔法は映画や夢の国の中だけの話で、現実にはあり得ない例え話のような話です。

少し想像してみてください。みんなが魔法を使うことが出来るとしたら?今はまだその本当の力とその使い方を知らないだけだとしたら?

魔法なんてあり得ないと思われると思います。でももしかしてと考えてみて下さい。

実はみんなが魔法を使えると思います。多くの人が、みんなが持つ魔法の本当の力とその正しい使い方をまだ知らないだけなのです。正しい使い方により心を動かし人を生まれ変わらせることもある一方、使い方を間違って人を傷つけてしまうこともあります。人はみな魔法つかいなのです。まだ魔法も持つ本当の力とその正しい使い方を知らないだけなのです。

その魔法とは言葉の魔法です。言葉なんて当たり前で魔法でも何でもないと思われると思いますが、動物からすれば考えていることを伝えることができるなんて、魔法以外の何物でもありません。動物に出来るのはせいぜい前もって決めた内容を合図するくらいのことです。人間には複雑な情報を仲間同士で伝えることの出来る、言葉という魔法をもっています。そして時代をこえて情報を伝えることの出来る文字という魔法により科学技術の蓄積・発展により、人類は正に魔法のような生活を手に入れているのです。

ただ残念なことは多くの人が言葉が通じることで、考えていることを全て伝えることが出来ていると勘違いしていることです。そういう『意味』で言葉の魔法の本当の正しい使い方を知らないのです。

言葉には魔法ともいえる力を秘めています。話をしても相手に理解してもらえないのは、もしかしたら言葉の魔法の本当の使い方を知らないだけかもしれません。そんな不思議な魔法の話を書いていきます。

そしてみんなに別の魔法がかかっていることもまだ多くの人が知らないのです。

例えば言うなればタダの石ころを有り難がったり、タダの紙切れ(実際にはタダではありませんが)を有り難がる魔法にかかっているのです。国が紙切れに魔法をかけてその価値を保証してくれているおかげで、生活を便利で豊かにしてくれています。ただしその紙切れのために人を傷つけたり、人を騙したり場合によっては人を殺めたりするのは、本当にタチの悪い魔法にかかっているようなものです。そんな魔法に多少なりともみんながかかっているお話も書いていきたいと思います。

言葉の魔法 ~人はまだその威力と使い方を知らない~
言葉の正しい使い方 ~誤解の少ない伝え方~