民主主義の意味

今のところ最も優れた政治形態は民主主義だと思います。

その民主主義の『意味』を考えてみました。

民主主義は多数決を行い多い方の意見に従うのが基本です。

様々な意見や思惑があり、どうするのが正解なのか誰にもわからないから、みんなで多数決で決めようという手法です。
正解がわからないのでみんなの知恵を積算して、恐らく正しいだろうと考えられるものを選び出す方法です。少なくとも比較的ましだと考えられる方を選択をするのが民主主義です。

その選択が必ずしも正しいとは限りませんが、民主主義には競争原理が働くのがが利点です。間違いがあれば競争に敗れ自然に正しい方向に修正されるということです。

みんなで政治を見張るので、明らかな不正が少ないのも特徴です。

独裁政治では誰も咎めることの出来る人間がいないので独裁者に有利な極端な政治を行うのと対照的です。

歴史の上で様々な政治が行われてきましたが、色々な理由で淘汰され民主主義が残っているというのが現実です。民主主義を知らない国の人々は、その国の政治が当たり前で不満も無いと思います。今後他国の情報が入ってくると、民主主義とのギャップに我慢出来なくなるため民主化が起こるのではないかと思います。

民主主義より更に優れた政治手法が発明されるまでは民主主義が続くと思いますし、世界的な流れとしてこれからも次第に民主主義が増えていくと思います。

人類が言葉を獲得した理由

人類は言葉を獲得したことで急速に進化しました。

ネアンデルタール人も言葉を使ったかも知れませんが、ここまで複雑な意思の疎通は無理だったようです。そして環境に適応し切れず絶滅してしまいました。

人類が言葉を獲得した目的

人類の進化の歴史において狩りをしていたのは確かなようです。化石や石器からもわかりますし、他の霊長類と比較して肩関節が物を投げることに適した可動域を持つのがその証拠のようです。イルカやクジラでも集団で狩りをするので、恐らく人類の祖先も集団で狩りをしていたことが考えられます。

言葉を獲得した目的

人類は必要に迫られて言葉を獲得したのではないでしょうか?動物でも行う狩りの合図は鳴き声一つで問題ありません。複雑な言葉をどのように使ったのでしょうか?当時の人類にとって大切なことは食料の確保と外敵からの身の安全です。

一説によると狩りの反省や改善点の相談に活用されたそうです。言葉を活用することで狩りの精度が増したため、人類は生き延びることが出来たそうです。

元々言葉は反省する・改善点を探すために獲得したと考えると、非を認めて反省できない言い訳人間はお猿さんに近い先祖がえりなのかも知れませんね。

人類は言葉を使って改善点を探すことで発展出来た

人類は言葉を使うことで様々な改善点を話し合うことが出来た。その結果このような人類の飛躍的な発展が出来た。もし人類が言葉を獲得していなければ、まだ石器を使っているのかもしれないと考えると非常に面白いですね。