現在は医師は問診を行い、病気を診断し、病気の説明を行い治療しています。
診断をつけるまでは同じプロセスであっても、病気の説明はネットで見てもらう時代が来るのではないかと思います。何故なら診察時間には限りがあるからです。病気を診断した理由を論理的に説明し、病名を告げるのです。病気の説明と治療方針をネットで各自確認してもらい、選択した治療法を医師に伝え治療していく時代がやってくるでしょう。既に自分のホームページに病気の説明と治療法を掲載している医師は診察中に簡単な説明を行い、詳しくはホームページをご覧くださいと伝えていることでしょう。このことが進むと病気の説明は医師の仕事では無くなる可能性があります。むしろ生身の人間が行うよりも待ち時間が短くなる分お得ですし、ネットで説明してもらう方が、深く理解出来る可能性があります。Q&Aも合わせて掲載することで、抱いている疑問も解決されると思います。
少なくとも説明の下手な医師に説明を受けるよりは、ネットでの説明の方がわかりやすいのではないかと思います。
現時点ではホームページでの説明は各医師が独自の判断で行っているだけです。近い将来病気の治療法がしっかりと確立され、医師による治療のばらつきが無くなることで、ネットで説明を受ける時代になるでしょう。実際には病気の治療法の確立が難しいかもしれませんが、もう少ししたら広まりはじめると私は考えています。
私は医者が余る時代を予測しています。人工知能が診断と治療を行うようになることで余ることを考えていますが、その前にまず説明分野はネットを活用することになるのかもしれません。