断水の時のお勧めの水分の摂り方

呉市の一部、江田島市全域では断水になり水の供給が止まっています。
給水車は各地で給水を行っていますが、どうしても水に限りがあるのが現状です。
そのこともあり、お勧めの水分の摂り方を提案してみたいと思います。

端的に言えばカフェインを含むものはやめておくということです。もう一つは水を少しずつ飲むことです。そのことを解説していきます。

具体的にはコーヒー、紅茶はもちろん、緑茶・ウーロン茶、ほうじ茶などのお茶も控える方がよさそうです。スーパーやコンビニでは水が売り切れてはいますが、緑茶やウーロン茶、ほうじ茶は出来るだけ買わない方が良さそうです。

カフェインで様々な病気になることがわかってきたため、糖質を控える糖質回避教とうい考え方に引き続きカフェイン回避教なるものを提唱しようかと考えている程です。

断水時カフェインを控える方が良い理由

カフェインをとるとカフェインの利尿作用により排尿が促されてしまいます。結果として身体は脱水になるため、余計喉が渇いてしまうからです。カフェインを摂るとトイレが近くなると感じるのはカフェインの利尿作用によるものです。

カフェインは身体の水分バランスを変えてしまうことで、身体の水分を出すように仕向けてしまうようです。カフェインが効いているうちはカフェインが水分バランスを変えているので喉が渇きませんが、カフェインの効果が切れると余計に喉が渇いてしまいます。

どうしても喉が渇いて仕方がない時には、何も飲まないよりはカフェイン入りの飲み物を飲む方が良いかもしれませんが、カフェインが入っていない飲み物の選択肢があればカフェインの入っていない飲み物にする方が良いと思います。

依存性

カフェインを避ける方が良いのは依存性です。一度カフェイン入りの飲み物を飲み出して依存状態になるとやめられなくなることです。タバコを吸い始めるとタバコをやめられなくなるニコチン依存と同様に、カフェインを摂り続けるとカフェイン依存になってしまいます。私がコーヒーをやめる際に経験したのは、非常に喉が渇くことです。カフェインが切れると喉が渇いて次のカフェインを摂るように脳に働きかけるようです。

この中毒性に目をつけて売るためにカフェインをわざわざ入れている商品もあるほどです。

少なくともカフェイン入りの飲み物は続けて飲まない方が良いと思います。

水分を少しずつ摂る方が良い理由

水分は少しずつ摂る方が良いのですが、その考え方には理由があります。一度にまとめて水を飲むと余分な水分が尿となって速やかに排出されるだけだからです。少しずつ摂る方が良いもう一つの理由は、この時期汗をかいてしまうからです。せっかく水を飲んでも余分な水分は速やかに尿として排出され、その後汗をかいてしまうと脱水に陥るからです。その点少しずつ摂ると、同じように余分な水分は尿として排出されはしますが、尿も少しずつ排出します。その途中で汗をかいても、尿として排出する量を減らすことで調整が出来るからです。

7/8 16時時点、呉駅周辺のお店情報

大雨の影響により呉市、江田島市、坂町は甚大な被害が出ています。

お休みの店舗や営業している店舗がバラバラなため、情報を求めている人にとって多少でも参考になればと考えてわかっている範囲で書いておきます。

【営業中】

ジョイフルは通常通り営業中でした。断水で食事にお困りの方はジョイフルで食事が出来るようです。

フレスタは営業していますが、20時で閉店のようです。お惣菜やお弁当はほとんどありませんでした。並べた端から売れているようです。

お正月でさえ開いているドコモが閉店されていました。携帯電話が不通のため出来ることがないので閉店されているのかもしれません。ということは携帯電話の復旧にはかなり時間がかかりそうです。少なくとも今日復旧する可能性は全くないということなのかもしれません。

【閉店中】

ココスは断水の影響で閉店でした。

ケンタッキーフライドチキンも閉店でした。

呉駅ビルの飲食店はお休みです。
1階:徳兵衛、ちから、駅膳
2階:大和珈琲、ロッテリア、ボストン

【お弁当情報】

16:00の時点で呉駅前店、パートインJR呉駅店(呉駅ビル)のセブンイレブンはお弁当などは一切ありませんでした。恐らく入荷がないようです。

16:00の時点で文化センター前のローソンにはお弁当が入荷していました。棚がいっぱいになるほど入荷してもすぐになくなると店員の方が言われていました。次の入荷は未定とのことでした。少なくともローソンの物流は動き始めたようです。お弁当をお求めの方はお近くのローソンに行ってみられると、入荷しているかもしれません。

 

水イボ(伝染性軟属腫)の食事での治し方

水イボ(伝染性軟属腫)とはウイルス感染によって生じる良性の皮膚腫瘍です。ほとんどが小児に発症し、大人で発症することはごく稀な疾患です。放置しても1〜2年で自然治癒する疾患です。少し前まではプールに入らせてもらえなかったため、お子さんが泣き叫びながらも摘除することが一般的な治療でした。しかし日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会・日本皮膚科学会が、平成27年5月に水イボ(伝染性軟属腫)はプールに入っても構いませんという統一見解を出しました(参考:皮膚の学校感染症)。この統一見解が出た時点で、水イボを理由にプールを禁止する正当な理由が無くなりました。幼稚園や保育園、小学校、プール教室の先生方が、医者でもないのに水イボを理由にプールを禁止するのは病気に対する差別でしかありません。プールでうつるだけでなく、服を着ている日常生活でもうつります。感染をどうしても予防したいのであればプール禁止だけではなく出席停止が必要ですが、命に関わる病気でもない疾患に対して出席停止は現実的とはいえません。確かに感染予防として、接触感染なのでビート板や浮き輪などの共用を避けるという配慮は必要ですが、根拠に乏しいプール禁止は意味がありません。何故ならプール以外でも接触する機会があればうつるからです。

かといって自然治癒を待っていては1・2年かかってしまいます。
水イボが増える人と水イボが減る人の食べ方のパターンを見つけました。
まだ完全にではありませんが、一つの食べ方の指針にはなると思いますので提案してみます。

炭水化物・糖質の食べ方

特定の食べ物を食べると水イボになる訳ではありませんし、特定の食べ物を食べると水イボにならない訳でもありません。
水イボが増える原因は食べ物ではありません。食べ方が問題だったのです。

血糖値の上がる食べ方が問題でした。
水イボになりやすい食べ方は以下の二つです。

・糖質だけ食べること(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2017年版
・食後すぐにお菓子・果物を食べること(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2018年版

つまり糖質ばかり食べているお子さんや、糖質を一度に大量に食べているお子さんが罹患しやすい傾向にありました。

感染をきたす原因が血糖値が上がることなのか、血糖値の上昇を抑えるためのインスリンによるものなのかはまだわかりません。私はインスリンが免役抑制をきたすのではないかと疑ってはいますが今のところまだわかりません。
血糖値そのものなのが原因、血糖値を下げるためのインスリンが原因いずれにしても血糖値が急上昇する食べ方が水いぼを誘発する原因の一つのようです。

お勧めの食べ方

お勧めの食べ方の詳しくは血糖値の上がりにくい食べ方2017年版血糖値の上がりにくい食べ方2018年版をご参照いただくとして、簡単に書いておきます。

血糖値の上がりにくい食べ方2017年版
~糖質だけ食べない~

2017年版に書いてあるのは炭水化物・糖質だけを食べないことです。
具体的にはパンだけ食べたり(参考:食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係)、おにぎりだけ食べたり(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)、うどんだけ食べたり、カップラーメンだけ食べる(参考:カップラーメンと牛皿を交互に食べた食後血糖値)ことをしないことです。糖質以外の食材と一緒に食べることで血糖値の上昇は抑えられます。

病気の観点だけから考えれば糖質を食べないことが理想かもしれませんが、実際に糖質を食べないことは現実的には困難だと思います。
糖質を食べるのであれば肉・魚などのタンパク質や野菜などの食物繊維を一緒に食べることがお勧めです。
一つの理想食はたまごサンドです。セブンイレブンのたまごサンドは3個食べても血糖値がほとんどあがりません(参考:こだわりたまごサンド3個の食後血糖値)。

血糖値の上がりにくい食べ方2018年版
~食事の前後1時間以上時間をあけてデザートを食べる~

2018年版に書いてあるのは食事の前後1時間以上時間をあけてデザートを食べることです。
食後すぐにデザートを食べることが一般的ですが、食事で主食である糖質を食べた直後にお菓子や果物を食べると一度の糖質量が多くなるため食後血糖値が急上昇してしまいます。
時間をあけて食べることで血糖値の上昇を抑えることが出来ます。
参考になるのは食後のお菓子・果物ではありませんが、おにぎりを分けて食べた血糖値が参考になると思います(参考:おにぎりを分けて食べた食後血糖値)。
30分後では同時に食べたのと変わりませんが、60分時間をあけると血糖値が上がりにくくなっています。お菓子や果物だと違いはあるとは思いますが、一つの参考になると思います。

実際の写真

2週間後の写真です。

綺麗に消えています。

診断的食事療法の考え方、つまり食事を意図的に変えることで病気が治ると食事の仕方が原因だったと診断がつくという考え方を提唱しています。少なくともこの患者さんは糖質の食べ方を意図的に変えただけで、水いぼが2週間で消えていますので、糖質の食べ方が原因で水いぼが治らなかった(あるいは水いぼに罹患した)といえるのではないかと思います。
(偶然この2週間で自然治癒した可能性は否定できませんが、確率はかなり低いと思います)

炭水化物・糖質の食べ方で改善しない場合

上記二つの血糖値の上がりにくい食べ方(参考:2017年版2018年版)をしていただくことで速やかに改善することがあります。糖質の食べ方だけに問題がある場合には、上記の糖質の食べ方に気を付けるだけで治癒するようです。

改善することがあると書いたのは、糖質の食べ方だけではなく他にも原因がありそうだからです。可能性があるのが脱水と塩分の摂り過ぎです。どうやら水分を摂らないと免疫不全をきたすことがあるようです。喉が渇きにくい(脱水に気付きにくい)方が一定数おられるようで、喉が渇きにくい方が水いぼになりやすいようです(水分が少ないことが、人によってはアトピー性皮膚炎やニキビ・イボなどを発症する原因になりえます)。こまめに水分補給をするようにお勧めします。ただしカフェインは利尿作用によって脱水を助長するため、コーヒー・紅茶・コーラはもちろん緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などカフェインの入ったお茶も避ける方がよさそうです。塩分の摂り過ぎも免疫不全を引き起こす可能性がありますので、塩分を楽しむ料理は避ける方が無難です。具体的にはみそ汁やスープ類、漬物やキムチ・明太子、フライドポテト・ポテトチップスやじゃがりこなどは控えることがお勧めです。