花粉症の本当の原因とその対策 続報

花粉症の本当の原因とその対策を以前書きましたが、シーズンに入ってきたこともあり花粉症の患者さんとお話しする機会が増えてきました。
私自身が花粉症を専門にみている訳ではありませんので、花粉症の患者さんは多くはありませんが何人かの患者さんとお話する機会がありました。わかったことがあるため続報を書いてみることにしました。

前回書いた内容では、

  • 炭水化物だけ食べている
  • 食事の前後にお菓子や果物を食べてい
  • 間食に糖質を一度にたくさん食べている

ことが原因になり得ると書きました。少なくともこれらの食べ方をされている場合には、血糖値の上がりやすい食べ方なので改善することをお勧めです。

新たにわかったことは上記の食べ方をされなくても花粉症の症状のある方がおられることです。元々は上記の食べ方をされていて、食べ方を改めた場合には症状は消えなくともある程度改善するようです。改善はしても症状は残ることもあるようです。上記の食べ方を避けるだけで多くの方が治ると考えていましたが、上記の食べ方をすることがなくても花粉症の症状で悩まれる方もおられることもわかってきました。

考えられることは糖質だけ食べていなくても、血糖値が上がりやすいのかもしれません。私のある患者さんのデータではうどん半玉80gの野菜の多い焼うどんでも血糖値が急上昇することもあるため、上記の食べ方をされなくても花粉症で悩んでおられる場合、主食を食べないようにする方が良いのかもしれません。少なくとも一食は主食無しの糖質以外の食べ物を食べる食べ方にしてみることをお勧めします。

特に抗アレルギー剤を内服しても症状が抑えきれない方は、まず上記の食べ方を避けることをお勧めします。それでも症状が治らない場合には、1日のうち一食で良いので主食無しの生活をされてみることをお勧めします。それでも改善しなければ順次二食、三食と主食を食べないようにされることをお勧めします。

上記の食べ方は明らかに血糖値の上がりやすい食べ方なので、花粉症だけでなく様々な病気の原因になり得るため、すぐにでも改める方が良さそうです。上記の食べ方を避けるだけでも症状の改善される方も多くおられます。しかし残念ながら上記の食べ方を改めるだけでは、花粉症を完全に治す方法はまだ見つけられていませんが、少なくとも上記の食べ方が一因であることは間違いなさそうです。

出来れば今シーズンのうちに他に絡んでいる要因を探し出したいと考えています。

糖質に関しては、現在ある花粉症の患者さんにご協力頂き、リブレを装着してもらいました。これで血糖値が上がることで症状が増悪するのか、インスリンの分泌により症状が増悪するのか糖質と花粉症の関連がある程度解明出来ると思います。もうしばらくお待ちください。

ノンオイルドレッシングは勿体ない

カロリーを心配される方向けにノンオイルドレッシングというジャンルのドレッシングがあります。ノンオイルドレッシングが美味しいと思っておられる方はそのまま楽しまれると良いと思いますが、健康のためを思ってノンオイルドレッシングを選んでおられる方は勿体ないと思います。そのことを書いてみたいと思います。

健康のためにノンオイルドレッシングを選ぶことが勿体ないとは、脂質を多く摂る方が健康には好ましいというデータが存在するからです。その脂質をわざわざ避けることが勿体ないと表現しているのです。脂質を避けながら糖質は食べるというのも勿体ない食べ方です(参考:Lancet 炭水化物の摂取増加で死亡率上昇)。

確かに体重のことを考えるとエネルギーという点では脂質は摂るより摂らない方が良いのかもしれません。ただ体重のことを考えるのであれば、脂質を控えるよりも前に糖質を控えるべきです。ドレッシングに含まれる脂質はわずかです。その重さ分体重増加を避けることが出来るに過ぎません。それよりも脂質を多く摂る方が死亡率が下がるという効果を期待して、むしろ積極的に摂る方が健康的だと私は考えています。

私は積極的に脂質を摂るためにサラダに普通のドレッシングをかけた上で、更にごま油をかけて食べています。

本当に身体に良い(死亡率が下がる)かどうかはわかりませんが、少なくとも生野菜を美味しくたくさん食べることが出来るので重宝しています。

ちなみに上記の論文では糖質と脂質についての考察はありますが、脂質の種類(動物性や植物性)については考察されてはいません。動物性たんぱく質の過剰摂取により心筋梗塞や脳梗塞などの危険性が高まる報告があるため、出来れば植物性の脂質を摂るようにする方が良さそうです。バターやラードなど動物性の脂質を大量に摂ることは避け、積極的に肉の脂身を摂ることも避ける方が良さそうです。

少し話が逸れましたが、健康のためにノンオイルドレッシングを選ぶのは勿体ないと私は思います。御一考ください。

花粉症の本当の原因とその対策

花粉症は特定の花粉の飛ぶ時期に目や鼻が痒くなり、涙や鼻汁に悩まされる疾患です。俗にアレルギーと言われるカテゴリーに分類される疾患であり、アレルゲンとされる花粉が原因とされています。無数に飛び交う花粉が原因のため、一般的には治すことが出来ないとされています。しかし現実には花粉が根本的な原因という訳ではなさそうです。何故なら花粉が原因であれば、花粉をなくさなければ治るはずがありませんが、現実には食べ方一つで治る場合があるからです。そのことを書いていきたいと思います。

普通の医者は先日書いた落とし穴に落ちているので、食べ方で治すという発想には辿り着けません。ダメ元で試してみてもらうという方に最適な方法だと思います。

目や鼻に対する自己免疫反応

花粉は原因ではなく悪化因子です。原因は目や鼻の粘膜に対する自己免疫疾患です。目や鼻の粘膜に対して本来なら自分の身体ですから働いてはいけない免疫機能(細菌やウイルス・寄生虫など体内に入り込む異物を排除する仕組み)が誤作動を起こして攻撃することで発症してしまいます。一年中自己免疫で攻撃しているのですが、特定の花粉に対して感作が起こることで症状が激化してしまいます。

花粉症になる人とならない人の違いは目や鼻の粘膜に対する自己免疫反応が起こっているか起こっていないかです。更に自己免疫反応が起こっていたとしても、特定の花粉に対する感作が起こっていなければ発症しなくて済むようです。スギ、ヒノキの花粉症の方が多いのは、単純に花粉の飛散量が多いため吸い込む量が多く、感作されやすいのでしょう。他の花粉症の方が少ないのは花粉の飛散量が少なく感作されにくいからだと思います。稀な花粉症の方は偶然にもご自身の免疫機能と花粉の抗原性が噛み合ってしまった結果のようです。あるいは特定の花粉を多く吸い込む生活環境が影響しているのかもしれません。

花粉症の本当の原因

一言で言えば糖質の食べ方です。糖質とは消化され糖として吸収されるものの総称です。米や小麦など俗に炭水化物といわれるものに加え、お菓子や果物などのことです。糖質を食べ過ぎることで発症するようです。

アトピー性皮膚炎はオカズから食べるようにするだけで治る人達がいるため恐らく花粉症も、食べ方を工夫するだけで治る可能性があります。

先に糖質が原因と書きましたが、正確には糖質の食べ方が問題です。

  • 炭水化物だけ食べている
  • 食事の前後にお菓子や果物を食べている
  • 間食に糖質を一度にたくさん食べている

この3つに当てはまる食べ方をしている人は血糖値の上がりやすい食べ方になっています。私が考える花粉症の原因は血糖値の上がりやすい食べ方です。実際に血糖値が上がることで花粉症を発症するのか、実際には血糖値は上がらないものの血糖値の上がりやすい食べ方に反応して分泌されたインスリンによって花粉症を発症するのかはまだわかりません。近いうちにある患者さんにご協力頂いてリブレを装着してもらって解明してみたいと思います。

実際に血糖値が上がっているかいないかは別にして、血糖値の上がりやすい食べ方が花粉症の原因のようです。

食べ方毎の対策

いずれかの食べ方に当てはまる方は、食べ方を変えるだけで症状が和らぐことが期待出来ます。これらの食べ方に当てはまる食べ方をされていれば、試しに食べ方を変えてみて下さい。

そして花粉症が改善すれば、このサイトを人に教えてあげてみてください。

残念ながら今のところ食べ方だけで全員治せる訳ではありませんが、食べ方を変えるだけなのにかなりの確率で改善が期待出来ます。

もし以下の食べ方で改善しなければ、ビタミンやミネラル不足の可能性が考えられます。マルチビタミンやミネラルをとることをお勧めします(参考:マルチビタミン&ミネラルの勧め)。

炭水化物だけ食べている

炭水化物だけ食べるとはおにぎりだけやお茶漬けだけ、パンだけ、うどんだけ、カップラーメンだけという食べ方のことです。

血糖値が上がりやすい根拠は私の行った血糖値持続測定器 リブレでの実験です。お茶漬けだけやうどんだけの実験はまだ出来ていませんが、おにぎりだけや食パンだけ、カップラーメンだけは実験済みです。

おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い

食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値

カップラーメンと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い

カップラーメンと牛皿を交互に食べた食後血糖値

基本的に糖質だけで食べないように、何か糖質以外の食べ物と同時に食べることをお勧めします。

コンビニで買う食べ物でお勧めなのはセブンイレブンのこだわりのたまごサンドです。根拠は私や患者さんがこだわりたまごのサンドを食べても血糖値が上がらないこと(参考:患者さんのこだわりたまごのサンドの食後血糖値)と、私の場合3個食べても血糖値が上がらなかったからです(参考:こだわりたまごのサンド3個の食後血糖値)。

食事の前後にお菓子や果物を食べている

糖質と糖質を30分以内に食べると血糖値としては足し算になってしまうようです。少なくともお菓子や果物を食べる際には、食事の前後60分は時間をあけて食べる方が良さそうです。

根拠は以下の実験データです。おにぎりを半分に分けて30分後と60分後に食べてみました。先に食べた物を食事、後で食べた物をお菓子や果物と見なせば、30分以内では同時と変わらず、60分では上がりにくいデータとなっています。

おにぎりをわけて食べた食後血糖値

間食に糖質を一度にたくさん食べている

間食に糖質を一度にたくさん食べていると、上記の炭水化物だけ食べている場合と同じです。

対策は小分けにするか、糖質以外の物も食べるようにすることです。

糖質を小分けに食べるとは、上記のお菓子や果物を食べる場合と同じ要領で、血糖値は1時間間をあけると足し算にならないようです。つまり一回に食べる量を減らして回数を増やして、1時間毎に少量食べるようにすると血糖値が上がりにくくなります。

もう一つの対策は間食の際にもオカズを用意することです。オカズといっても料理をしてくださいという訳ではなく、チーズやゆで卵、ハムやソーセージ、ナッツ類などタンパク質や脂質を同時に食べることで血糖値の上がりやすい食べ方を避けるということです。間食をお菓子や果物から、チーズやゆで卵、ハムやソーセージ、ナッツ類などタンパク質や脂質だけに置き換えると更に効果的です。

改善しない場合

上記の食べ方で改善しない場合、糖質を食べない生活を試してみて下さい。ただし肝臓病や腎臓病、糖尿病など持病のある方は糖質を控える前に主治医の先生にご相談下さい

特に持病のない方は、まずは1食主食をやめてオカズだけ食べることをお勧めします。それでも症状が改善しなければ2食あるいは3食ともオカズだけ食べることをお勧めします。

ダメ元でも良ければお試し下さい。少なくとも糖質を控えると死亡率が下がるデータがあるので、長期的な健康は期待出来ます(参考:Lancet  炭水化物の摂取増加で死亡率増加)。

何を言いたいのかわからない人の対処法

話をしていて何を言いたいのかわからない話し方をする人がおられます。色々お話はされるのですが、一向に何を言いたいのかわからない方がおられます。

当初は何を言いたいのかわからないことがわからなかったため、わからないながらもお話を最後まで聞いていました。結局御自身がどうしたら良いのかどうしたいのか、自分ではわからないまま話をされておられる方が多いことに気付きました。どうしたら良いのか漠然とした答えを求めて話をされるのですが、御自身が何のために受診したのか、こちらにうまく伝わらない話し方をされる方がおられます。何を言いたいのかわからない話し方をされるのは、ご自身の頭の中が漠然としていて整理されていないことが多いようです。

こちらが判断するためには、自分の頭の中にあることは全て伝えなければいけないと思い込んでおられる方が次々と脈絡もない話をされておられます。自分のする話の中から意味のある話を探してもらうつもりなのです。

ご自身が話の目的が定まっていないのですから、聞き手がわかるはずがありません。頭の中が整理されていないことと何を伝えたいかが定まっていないために、話の論点が途中で変わってしまうのです。

ただ何を言いたいのかわからない話し方をされる方も悪気がある訳ではありません。論理的な話の展開が苦手な方なだけです。そして相手に必要な情報が何かがわかっておられないだけです。こちらから論理的な話の展開になるように、情報を引き出して差し上げる方が、情報交換がスムーズでお互いの対処法に繋がると思います。

対処法

何を言いたいのかわからない話し方をされる方は、そのままいくら話を聞いてもこちらに求めていことははっきりしません。何のために会話をしているのか、何を期待されているのか自分では明確に出来ないのです。(参考:話が回りくどい人の心理とその滞在話が回りくどいと言われた時の対処法)

そこで話をしていて何を言いたいのかわからないと混乱した場合の対処法は、「今のお話の目的は何ですか?」とたずねることです。明確に答えて頂けない場合には、「何についてどうしたいのですか?」と質問をしなおしましょう。

再び曖昧な話し方がはじまれば、まず何に関する話かを明確にしましょう。そしてそのことに関する質問なのか、相談なのか、報告なのか、会話の目的をお伺いしましょう。

まず話の対象を絞り込んで、次にその話の対象に対して何を求めているのか読み取ることで、質問・相談・報告などの選択肢を提案し、選んでもらうことで話を前に進めることをお勧めします。

何を言いたいのかわからない話し方をされる人との会話は、こちらが質問を投げかけて答えてもらう形で進める方がスムーズに情報が伝わります。もし良かったらお試しください。

お子さん連れでの宿泊のお得情報

子供連れの宿泊でのお得情報です。

子供と一緒に旅行する際、子供の成長と共に宿泊代が上がるためホテルを選ぶのが難しくなります。お子さんと安く泊まることの出来るホテルはお得情報として役立つのではないかと考えて掲載してみます。

というのも小学生から宿泊料がかかるホテルが多い中、お子さんが無料となるホテルの紹介です。小学生以下が添い寝無料のタイプと18歳以下が添い寝無料のタイプがあります。

小学生のお子さんのおられる方向け宿泊施設

コンフォートホテル

朝食無料です。シンプルな朝食ですが、お腹を満たすには十分です。

ソーセージや卵、サラダなどがあるため糖質回避も可能です。

中高生のお子さんのおられる方向け

ベッセルホテル

福山市に本社のある西日本を中心としたホテルチェーン店です。

朝食無料で、品揃えが豊富でかなり充実しています。選択肢が多いので勿論糖質回避をすることが出来ます。

平面駐車場無料です。

大人1人に対してお1人の18歳以下のお子さんの添い寝無料です。

旅籠屋

全国展開されているホテルチェーン店です。

駐車場が併設され無料です。

基本的に車での利用を想定されているため、駅からは遠い店舗が多いです。

18歳以下のお子さんは添い寝扱いですが、利用人数により料金が異なります。

朝食は3・4種類のパンのみですので、旅籠屋さんの朝食で糖質回避は無理です。ご飯派の人はコンビニで買う必要があります。

更にお得情報

更にお得な情報をお伝えします。

これらのホテルチェーン店は全て公式ホームページからの予約が一番安くなっています。宿泊予約サイトを経由するよりも安く泊まるこたが出来ます。宿泊予約サイトで宿泊希望日にこれらのホテルチェーン店の空き部屋を見つけたら、直接予約することをお勧め致します。

某予約サイトには、ホームページ価格に上乗せした料金で掲載されています。

一度限りであれば登録する手間がかかるため、日頃の宿泊予約サイトが便利ですが、何度も利用するのであれば直接予約する方が更にお得です。

最後に

他にもお子さん連れの方にお得なホテルがあるかも知れませんが、今現在私が見つけているのはこれらのホテルチェーン店です。新たに見つけましたら追加していきたいと思います。

夢ややりたいことは口にする方がお得

夢ややりたいことは口にする方がお得だと思います。何故なら誰かが助けてくれるかもしれないからです。口にせず自分の頭の中だけにしかなければ、世界は広がってはいきません。

思いついたことややりたいことを全部自分でやり抜くことは困難です。逆に自分一人で出来ることはたかが知れています。であれば夢を口にしてみることをお勧めします。誰かが助けてくれるかもしれませんし、誰も助けてくれなくても自分を奮い立たせることが出来ます。今すぐ助けてくれなくても、何かの折に夢ややりたいことの手助けになる人を紹介してくれるかもしれないからです。

口にすると反対・否定される?

中には口にすると周囲の人から反対されるから、口にしないという人もいるでしょう。しかし反対する人が課題の分離が出来ていないだけなのです(参考:人の問題に口を出さない 問題論)。よく反対するのは家族です。家族が勝手に自分の問題と取り違えて反対するのです。反対すること自体が越権行為であり気にする必要がありません。

否定されることもよくあります。そんなこと出来る訳がないとやる前から否定されてしまうのです。その否定されることを恐れて口に出来ない人もいるでしょう。否定する人には知識が足らないだけで理解出来ないにもかかわらず、否定しているだけかもしれません。否定されたからといって挫ける必要はありません。何故ならやってみないと結果はわからないからです。否定する人とは物事を考えているスケールが違うのかもしれないからです。例え夢ややりたいことを口にして否定されたとしても、気にする必要はないのです。理解出来ないんだと思えば良いのです。

反対する人や否定する人には共通した特徴があります。失敗を悪、悪いことだと考えていることです。失敗を恐れるあまりチャレンジする前から反対や否定してしまうのです。勿論成功するにこしたことはありませんが、失敗したとしても成功までの途中経過に過ぎません。

反対や否定をされるのが嫌だから口にしないのはもったいないことです。誰かから反対や否定をされたところで、やるかやらないかは自分の問題だからです。

行動することに意味がある

夢ややりたいことが途中で変わってしまうのともよくあることです。新たな知識や経験が人を成長させ、夢が実現出来ないことを知ってしまうかもしれません。あるいは新たな知識や経験が、かつての夢に大した意味がないことに気づいてしまうかもしれません。もしかしたら、もっと壮大な夢を夢みるように成長するかもしれません。

しかし行動しなければ失敗すら出来ません。何も経験が出来ません。

夢ややりたいことを実現する第一歩の行動が、夢ややりたいことを口にするということです。

誰かがやりたいと思わなければ、何事も始まりません。200年前に空を飛びたいという夢は文字通り夢物語でしかありませんでした。その夢を追い続けた人達がライト兄弟に繋がったのです。

もしかしたら30年後には空飛ぶタクシーが町を飛んでいるかもしれません。

自分の夢を追い求めることで、夢の実現のために自分には何が出来るのか何が出来ないのかを知ることが出来ます。行動しなければ、自分に何が出来るのかすらわかりません。

口にするのは夢物語で構いません。人を傷つける夢物語はいけませんが、人に迷惑がかからなければ夢物語なのですから実現しなくても良いのです。夢物語が実現すれば尚良いだけです。

人に話しているうちに整理される

夢ややりたいことを口にするもう一つのメリットが、人に話しているうちに整理されることです。精錬されると言い換えても良いのかもしれません。つまり口にしているうちに、夢ややりたいことの本質が炙り出されることで、自分自身が気づかなかった側面を見つけることが出来るかもしれないからです。

漠然とした夢ややりたいことが、口にしているうちに具体的に夢ややりたいことが見つかるかもしれないからです。

ヒントが貰えるかもしれない

夢ややりたいことを口にすることで、聞いた相手からヒントが貰えるかもしれません。もしかしたら自分の抱いた夢は論理的に実現不可能だと、既に知識のある人には自明のことかもしれません。実現不可能であることが早い段階でわかれば、やりたいことと理論的に出来ることの調整をする、言い換えると軌道修正することが出来るのです。

理論的に不可能なことを追いかけても自己満足以外の意味はありません。例えば永久機関を作ると夢みても、現在わかっている法則から実現不可能なことがわかっています。

別の例でいうと、将来夢ややりたいこととして考えていることが、少し条件を変えるだけで簡単に実現出来ることがわかるかもしれません。

思い込みの罠に陥ることを避けることが出来るからです。

夢ややりたいことを伝える相手を選ぶ

理解出来ない相手に伝えても意味がありません。反対しかしない人、否定しかしない人に伝えても意味がないかもしれません。どうしても協力してもらわなければいけない人であれば仕方がありませんが、理解出来ない人や反対しかしない人、否定しかしない人に伝えることは出来る限り避ける方が良さそうです。

私にはたくさん夢がありますが、夢が大き過ぎて周囲の人達には理解出来ないためまだ一部しか伝えていません。

自分の夢ややりたいことを理解出来そうな人を選んで口にすることをお勧めします。

私の夢

上記の理由から夢を口にしてみましょう。

かつての私の夢は日本語を世界の共通語にすることでした。生きている間に実現の筋道を作りたいと考えていました。具体的な実現するための条件も考えていました。しかしgoogleが自動翻訳機を開発した時点で、幸か不幸か言語の統一に大した意味が無くなってしまいました。

今の私の夢の一つは世の中から病気を失くすことです。遺伝に関する病気は遺伝子治療をしなければ治りそうにないため私の出る幕ではありませんが、後天的な病気はガンなどを含めて治せるようになるのではないかと考えています。現時点でまだ100%ではありませんが、いくつかの病気の治し方はみつけました。10年で失くすことが出来れば良いなと考えています。

私の夢が理解出来る数少ない方に、病気やガンを失くすことを目指していることをお伝えしています。知人に伝えているおかげで、私の考えていることに近い病気やガンに関する新しい論文を見つけるとその知人から教えて貰えます。口にして良かったと思います。

実は患者さんにガンを治す仕組みわ見つけるつもりだとお伝えすることもありますが、その表情から本気だとは思われてはいないと思います。

アトピーにプロアクティブ療法が推奨される理由

プロアクティブ(proactive)療法とは

アトピー性皮膚炎ではプロアクティブ(proactive)療法という治療法が最先端の治療法だとされています。プロアクティブとは先を見越した、事前に行動を起こしたという意味です。アトピー性皮膚炎におけるプロアクティブ療法とは、症状が出てから治療するリアクティブ(reactive)療法とは異なり、症状が出る前に治療することを推奨するものです。ステロイドで炎症を抑えることに成功しても、次に起こる炎症は抑えられないため、症状が出ることを前提としてあらかじめ週2回程度ステロイドを外用することをプロアクティブ療法と呼ばれています。

症状が出そうなところにあらかじめ薬を塗っているので、確かに症状を抑えることが出来ます。薬で治すことを前提とする西洋医学ではプロアクティブ療法が限界なのかもしれません。

アトピー性皮膚炎にプロアクティブ療法が推奨される理由

アトピー性皮膚炎は一般的にはダニ、ホコリ、汗に対するアレルギーとされ、ダニやホコリや汗をなくさない限り、治すことは出来ないと考えられています。現時点でアトピー性皮膚炎を根本的に治す薬がないため、仕方なくあらかじめ闇雲に薬を塗って症状を抑えるしかないのです。症状はまだ出ていないので毎日塗る

大半の医者が薬を使って治すという常識にとらわれているため、薬を使う方法しか考えることしか出来ません。薬を使わずに治る方法があることを考えもしないのです。食べ物、もっと正確にすると食べ方が原因であることは想像の枠の外なので、アトピー性皮膚炎を専門に観ている皮膚科医自身がアトピー性皮膚炎でも気付くことが出来ません。

つまり多くの医者はまだ食べ物・食べ方が原因だと知らないことがプロアクティブ療法を推奨する理由です。食事指導が出来ないからアトピー性皮膚炎を治すことが出来ないため、次善の策としてやむを得ず闇雲に週2回程度薬を塗るように指導するのです。

アトピー性皮膚炎が治るような食事指導が出来ず、いつ悪化するか医者にはわからないから、仕方なく闇雲にステロイドを塗るプロアクティブ療法を推奨しているに過ぎません。いつ悪化するかわからないから闇雲に塗るしかないだけで、いつ悪化するかわかれば、悪化する時だけ予知してピンポイントで塗れば良いはずです。

アトピー性皮膚炎の本当の原因

アトピー性皮膚炎の本当の原因はダニでもホコリでも汗ではありません。本当の原因は糖質の食べ方のようです。恐らく血糖値の一時的な上昇が本当の原因だと思います。その根拠は血糖値の上がりにくい食べ方になるように気をつけるだけで、多くの方が薬がいらなくなるからです。残念ながら今のところ全員が治る訳ではありませんが、食べ方に気をつけるだけで改善し薬の量や強さを減らすことができます。

世間一般で言われているようにダニやホコリや汗が本当の原因であれば、食べ方一つで治っては説明がつきません。何故なら食べ方を変えてもダニやホコリや汗の環境は変わりはしないからです。それにもかかわらず治るということは、ダニやホコリや汗が本当の原因ではないことを表しています。

アトピー性皮膚炎が治る食べ方は、病気を避ける理想の食べ方あるいは血糖値の上がりにくい食べ方 2017年版をご参照ください。逆にこれらの食べ方から外れていると痒みは食後2、3時間、赤みは翌日で出現するようです。

症状があれば食事の仕方を見直してみてください。

アトピー性皮膚炎の治し方に関しては改めて書きたいと思います。2018年1月現在の成人アトピー性皮膚炎の治癒例は29人です。

例え話

アトピー性皮膚炎の症状が悪化する食べ方がアクセルで、症状を抑える治療をブレーキに例えてみます。プロアクティブ療法とは、アクセルの緩め方がわからないから、定期的にブレーキを踏んで止めようとしているようなものです。

車で止まろうとした時にアクセルが踏まれていれば、まずアクセルを緩めることをするはずです。残念ながら多くの医者は(体質だから)自然と症状が出て止まらないと思い込んでいるようです。

アトピー性皮膚炎の治る食べ方を早く広めなければいけません。

お酒はガンの危険高める 米臨床腫瘍学会

以前このサイトに人間がガン(癌・悪性腫瘍)を発症するメカニズムについて書いていますが、お酒がガンの危険高める 米臨床腫瘍学会という記事が掲載されました。

原文を読んでいないため、アルコールだけが原因なのか糖質を含むことが問題なのかは定かではありません。恐らく区別されてはいないと思います。

私が考えているガンの出来る仕組みは発生要因側の問題と防御要因の問題に分かることが出来ます。ガンは発生してしまっても、免疫という防御要因によって駆逐されることで通常は発生しない仕組みが備わっています。発生要因が無くても一定割合で細胞分裂のミスが起こってしまいますが、発生要因とはガンを生じてしまう可能性を高める因子のことです。

発生要因の問題

ガン化とは正常細胞が細胞分裂をする際にミスコピーを起こし、無限に増殖し転移する能力を獲得してしまうことです。細胞分裂の際にミスコピーを誘発してしまうことが発癌に関係があるとされます。アルコールが直接触れる、食道がん、胃がんは発生要因側の問題で危険が高まるのではないかと思います。何故なら大量飲酒により胸焼けを起こすのは食道や胃の粘膜が傷んだ状態で、修復の過程でガン化してしまう可能性が高まるようです。つまりアルコールのせいで細胞分裂の回数がアルコールを飲まない場合より増えるため、ガン化する可能性が高くなるという理屈です。

肝臓ガンもアルコールにより危険性が高まるようですが、アルコールを頻繁に飲むと肝細胞が壊れるため、修復するために細胞分裂が盛んになるようです。根拠はアルコールを頻繁に飲むと肝細胞が壊れたことを表す俗に肝機能と呼ばれる数値が上がるからです。結果として肝臓ガンの危険性が高まるようです。

防御要因の問題

防御要因とは、細胞分裂の際に失敗しガン化した細胞から守る仕組みのことです。いくつかの要因により防御要因が働かなくなりますが、少なくとも糖質がその一つのようです。私がそのように考える根拠は、良性腫瘍ではありますが糖質を控えるだけでイボなどの腫瘍が消えることがあるからです。

ビールや日本酒、ワインなど多くのアルコールには糖質が含まれています。アルコールそのものが犯人ではなく、アルコールと共に摂取する糖質が犯人の可能性があると思います。

直接アルコールが触れないにも関わらず、アルコールとの関連性が指摘されているガン(大腸ガンや女性の乳ガンなど)は防御要因が下がることが原因ではないかと考えています。もちろん食道がんや胃がんの場合にも防御要因の低下も関連しますが、直接関連が無さそうに見える部位が理解しやすいという意味です。

見分け

糖質で防御要因が低下することがまだ知られていないため仕方ないのですが、今後アルコールの種類によるガンの発生頻度を比較すると上記の区別がつくと思います。例えば糖質をほとんど含まずアルコール度数の高い焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を飲んでいる人と、アルコール度数は低いものの糖質を含むビールなどを飲む人でガンの発生頻度を調べると発生要因の問題か、防御要因の問題かが区別出来ると思います。研究者達がアルコールの問題と糖質の問題を区別する意味を知ってくれることで、2つの問題を区別した研究結果を待ちたいと思います。

 

アレルギーは何故治らないのか?

一般的に花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息などのアレルギーは治らないと考えられていますが何故なのでしょうか?

それは現代人の多くが人間の身体にあった食事の仕方をまだ知らないからだと思います。具体的には糖質を繰り返し食べていることが原因のようです。実際に糖質を控えることで花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息が治った人が何人かおられます。

何故アレルギーは治らないことが常識と考えられているかと言えば、糖質を食べることが当たり前だからです。そして糖質を食べないことと比較しなかったからです。

つまり糖質を控えるという発想がなかったからです。

花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息の方は糖質をよく食べる方が多いようです。特に血糖値の上がりやすいおにぎりだけ、パンだけ、麺だけという炭水化物だけ食べる方をされる方は症状が激しい傾向にあります。

どうやら糖質を食べた結果免疫異常が起こり、本来なら働かないはずの自分の身体に対する免疫(自己免疫)が働くことで発症するようです。花粉症における眼や鼻の粘膜、アトピー性皮膚炎における皮膚、喘息における気管粘膜など、自己免疫の働く対象が外界に触れる場合を特にアレルギーと呼んでいるようです。そしてアレルゲンは原因ではなく、悪化因子に過ぎません。粘膜など外界に接する部位に自己免疫を起こして傷んだ場合に、花粉などが付着すると感作され反応してしまうに過ぎません。糖質をきっかけとして自己免疫が起こっていなければ、粘膜に花粉が付着しても反応は起こりません。そして糖質を控えると反応しなくなります。

実際に糖質を控えると症状が改善する方が多いのですが、興味深いのは食べ方で改善する方がおられることです。食べ方とは血糖値の上がりにくい食べ方をすることでこれらの症状が改善します。具体的には糖質だけ食べることを避け、糖質以外のオカズと一緒に食べるようにするだけで治る方が大勢おられます。これらの状況証拠より、血糖値の上昇が何らかの関与をしていると私は考えています。

アレルギーを避けるためには血糖値の上がりにくい食べ方病気を避ける理想の食べ方をすることがお勧めです。

もうすぐ花粉症の季節ですが、花粉症でお悩みの方は上記の食べ方を試してみられることをお勧めします。

血糖値が糖質の量だけで決まる訳ではない理由

血糖値は糖質の量だけで決まる訳ではないことを具体例で示しましたが、今回はその理由を中心に書いてみたいと思います。一言で言えば血糖値とは血液中ブドウ糖濃度であり、消化・吸収のスピードによって血液中ブドウ糖濃度は変化するからです。更に上がりかけた血糖値に対して分泌されたインスリンの働きにより、血糖値を下げようとした結果がその時の血糖値です。いわば糖質による足し算とインスリンによる引き算の結果がその時の血糖値です。糖質の消化・吸収、インスリンの分泌と働き具合に個人差があるため、糖質の量だけでは血糖値は決まりません。運動はブドウ糖を消費するため食後の運動はもちろん血糖値を下げますし、食前の運動でも血糖値を押し下げる働きがあります(参考:おにぎりと食前運動による血糖値の違い)。

鍋に塩を入れた際の塩辛さは塩の量だけでは決まりません。何故なら塩辛さは塩分の濃度が影響するはずだからです。同じ100gの塩を鍋に入れたとしても、鍋が1リットルの水の入った鍋に入れる場合と100リットルの水の入った鍋に入れる場合では濃度が異なるので塩辛さも違うはずです。つまり同じ塩の量でも薄める水の量によって濃度が異なるため、塩辛さも違うはずです。

血糖値も血液中のブドウ糖濃度のことなのでブドウ糖の量だけでは決まりません。血糖値は鍋の塩と水の量の関係のように単純に血液の量の多い少ないではないため少し複雑にはなりますが、似たような考え方で理解出来ます。

食べ物の中のブドウ糖が吸収され血液中に移行します。血液中に溶け込んだブドウ糖の濃度が血糖値です。ブドウ糖濃度が高くなるには、食べ物が消化され吸収されるという過程があります。糖質が消化・吸収されるスピードが早ければ、速やかに血糖値が上昇します。糖質の消化・吸収において糖質以外の食べ物があれば消化が妨げられるかどうかは実験をしてみなければわかりません。少なくとも吸収においては糖質以外の食べ物(タンパク質や脂質・食物繊維など)があれば腸管壁への糖質が消化されたブドウ糖と接触・吸収を邪魔するため血糖値の速やかな上昇は妨げられるはずです。このことはおにぎりだけ食べるよりタンパク質である唐揚げを食べる方が血糖値の上昇が緩やかになることから推測出来ます(参考:おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値の違い)。

濃度の変化は濃度差が大きければ大きいほど速く起こります。つまり食べ物の糖質割合(食べ物中のブドウ糖濃度)が高ければ高いほど、血液中ブドウ糖濃度との差が大きくなるため速やかに上昇するはずです。

ただし糖質以外の食べ物が血糖値の上昇を妨げるためには、糖質と糖質以外の食べ物が均一に混ざることが必要なようです(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違いカップラーメンと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)

私のようにインスリンの分泌や働きの悪い血糖値が200mg/dlをこえることがある人は食後血糖値が変動しますが、インスリンの分泌や働きが良い人(健常人)は血糖値は余り変動せず、食後でも150mg/dl以下に抑えられているようです。

またそれまでに食べた糖質の食べ方によってインスリンの分泌が変わる為か、しばらく糖質を控えていると血糖値が上昇してしまうようです。その為耐糖能の検査であるブドウ糖負荷試験の前には、あえて3日ほど糖質を食べるように勧められるそうです。

様々な点から食後血糖値は糖質の量だけでなく、いくつもの要因で変わるようです。ちなみに食後血糖値のピークの時間もいつも同じとは限らないようです。少なくとも私の場合、食べ物の種類や組み合わせによってピークの時間は変化しますが、今のところパターンのようなものは見出せずにいます。機会を見つけて一度真剣に私のデータで集計してみたいと思います。