糖質回避・糖質制限が広まらない理由を考えてみました。
考えついた理由は2つです。一つは伝達手段の大人の都合、もう一つは受け入れてもらえない
伝達手段
情報が広まるには情報が拡散されることが重要です。一番の情報拡散ツールは今のところまだテレビです。インターネットはプル型(引き出し型)に対してテレビはプッシュ型(押し出し型)の情報伝達手段です。欲しい情報がわかっている人にとっては、インターネットは欲しい情報を取り出す最適のツールです。テレビはただつけておくと情報を垂れ流します。何を知れば良いのかわからない人にとってはある程度有意義な情報を垂れ流してくれるテレビはありがたい存在です。
問題はテレビの情報は偏りがあることです。テレビで放送する目的が正しいことを伝えることではありません。(私はそうだと思いと思っていますが、現時点では残念ながら違います。)
テレビの放送する目的
テレビの目的は利益のようです。資本主義ですからある意味では仕方が無いとは思います。利益が目的のためスポンサーが一番大切であり、次に視聴率が大切です。視聴者は利益を確保する手段であり、満足してもらうことが目的ではありません。
スポンサーと視聴率には逆らえない
糖質回避・糖質制限で痩せることが出来るとダイエット関連スポンサーは困ります。糖質回避・糖質制限を放送するとダイエット関連企業は多少難色を示すでしょう。スポンサーが減っている昨今、糖質関連の放送するとスポンサーをやめるというやり取りは容易に想像できる話です。
糖質をやめることで2型糖尿病が治る事実も不都合な会社があります。糖尿病の薬を販売している製薬会社です。製薬会社は有力なテレビスポンサーなので、糖質と糖尿病の関係も正確にテレビを通じて伝えられる可能性は低そうです。
唯一スポンサーの縛りが無い放送局がありますが、残念ながら視聴率を気にしているのが現状です。視聴率が取れそうな見込みがなければ、放送されないのです。
スポンサーと視聴率でテレビが動いている時点で、質関連の放送は期待できないようです。
かつての薬害問題も利益優先で人命や健康が置き去りにされていました。
今回もそれに近い状況だと私は思います。糖尿病薬メーカーの都合で、糖質の害を報道しないようです。
国民のためには報道するべきだと思うのですが、世の中は正義ではなくお金で動いているのですね。つくづく実感します。
ちなみに盲腸(虫垂炎)で死ぬことがあっても内科の先生が手術を否定していた時代、手術を広めたのは当時最新のメディア新聞だったそうです。(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす)
受け入れてもらえない
人は常識を元に考えて快適な生活しています。その常識を遥かにこえる話は非常識なこととして検討に値しないととして、最初から拒絶するのです。常識に外れたものは無駄なものとした取り除くように頭の使い方が慣れています。(常識について)
食べ物で糖尿病が治るとかアレルギーが治るとか、これまでの常識では理解不能です。
もしかしたらあり得る?
もしかしたらあり得るかも知れないと考えることです。拒絶してしまえばそこで終わりです。もしかしたらと考えることです。
百聞は一見にしかず
事実は事実です。その事実をどのように解釈するかは各個人の問題です。太陽が地球の周りを回るようにみえますが、地球が動いていると解釈するのか太陽が動いていると解釈するのかは各個人の問題です。
事実からもしかしたら?と考えて、自分の常識の殻を破ることをお勧めします。
常識の入れ替え方は詳しくは常識革命をご覧ください