高血圧と塩分と糖質の関係

高血圧の犯人、主犯は塩分だと思います。共犯が糖質です。その理屈を説明していきます。

以前糖質を控えると高血圧が改善する実例から、糖質を控えることで糖質依存塩分依存の共依存が解消され、結果として塩分の摂取量が減ることで高血圧が改善すると説明しました(参考:糖質制限で高血圧が治る理屈)。

糖質を控えることで糖質依存と塩分依存が解消される仕組みが働き塩分摂取量が減ることで高血圧が治る人がいるのは間違いありませんが、今回は別の視点から書いてみます。

糖質が高血圧を招く

糖質を摂ると消化されブドウ糖として身体に吸収されることで血糖値(血中ブドウ糖濃度のこと)が上昇します。血糖値が上昇すると身体にとって有害なブドウ糖と身体のタンパク質が結合する糖化という反応が生じます。身体にとっては不都合なのでインスリンにより血糖値を下げようとしますが、様々な理由によりインスリンがうまく働かなくなるのが糖尿病です。このインスリンのおかげで血糖値が抑えられるのですが、血液中のインスリンが腎臓に働きかけると一旦尿として排泄したナトリウムを再吸収する仕組みが働いてしまいます。糖質を摂ることで血糖値が上がり、インスリンが働き、腎臓からナトリウムを捨てさせる働きを妨げる。つまり糖質を摂るとナトリウムが体内に貯留する仕組みが働いてしまうのです。糖質を食べなければインスリンが過度に分泌されることがなくなるため、体内にナトリウムが貯留されなくなって高血圧が改善するという道筋です。

肥満の方が高血圧になりやすいのはこの仕組みが働くからではないかと思います。肥満の多くは糖質依存による糖質の摂り過ぎで発症します。糖質を多く摂っているということは糖尿病になっていなくても、それだけインスリンが働いていることが考えられます。その分余分な塩分が身体に貯えられた結果、塩分濃度を薄めるために水分も溜め込むため高血圧になるという理屈です。

糖質によりナトリウムが貯留するのですからいくら塩分を控えたとしても、高血圧が改善しない可能性があります。

糖質依存と塩分依存の共依存

ましてや糖質依存と塩分依存の共依存に陥っていれば、依存から抜け出す知識なしに魅力溢れる両方抜け出すことは非常に困難です。おにぎりに塩をするのもパンにバターを付けるのも糖質という甘みを打ち消すために塩分が求められ、糖質依存だけでなく塩分依存にも陥ってしまいます。高血圧の患者さんに対して減塩が叫ばれる中、なかなか減塩出来ないのは塩分依存だからです。少し塩分を摂ると止まらなくなって結果として塩分を多く摂ってしまいます。減塩醤油などを使っても上手くいかないのはそのせいです。減塩した料理を美味しく感じることが出来ないのは塩分依存により塩気の感じ方が狂わされているからです。

まとめ

当初は糖質を控えることで高血圧が治るのは、糖質依存が解消され共依存状態の塩分依存も解消されることで塩分摂取量が減り、高血圧が改善されると考えていました。

腎臓でのナトリウムの排泄に関して、インスリンが関わることからインスリンが多く分泌される状態では、ナトリウムを体内に溜め込んでしまう可能性が考えられます。インスリンが働くのは糖質を食べた場合です。糖質を食べることでインスリンを介して高血圧に陥る可能性が考えられます。

上記の理由により高血圧に対して塩分を控えることだけ行っても大して意味はなく、糖質を控えることをしなければ改善しにくいと思います。

お得情報 ふるさと納税 何故お得か?

ふるさと納税は巷でも話題になったためご存じの方も多いと思います。
しかし知っていても実際にはされていない方が多いためお得情報として掲載してみたいと思います。ふるさと納税と言ってもふるさとに関係なく、好きなところに寄付することができます。そして謝礼品を受け取ることが出来るのです。更に寄付金のうち一定額まで2000円を除き翌年の税金を減らしてもらうことが出来るのです。実質2000円で品物をゲットできるのでお得だとされているのです。

お得な人

納税者であればだれでも
納税額により寄付金控除を受けられる額が決まります。
納税額が多ければ多い程寄付することの出来る額が多くなります。

書類や手続きが面倒ではない方。
ふるさと納税という税金の前払いをするお金の余裕がある方

クレジットカードをお持ちの方は更にお得です。何故ならクレジットカード払を選択すればクレジットカードのポイントももらえるからです。

特に元々お金を出して買おうと考えていたものがふるさと納税の返礼品にあれば、実質2000円で手に入るのでとてもお得です。

お得ではない人

納税されていない方。
翌年の納税額を控除してくれるため納税されていない方はふるさと納税するメリットはありません。

ふるさと納税という税金の前払いをするお金の余裕がない方。

書類を書くことが面倒な方。
ふるさと納税を行うと翌年の確定申告が必要となります。確定申告を避けるためにはあらかじめ書類の提出が必要です。
このことが面倒だと感じる人はふるさと納税は向かないかもしれません。
得られる返礼品と書類を書く手間とを天秤にかけて、書類を書いた方がお得だと思えばふるさと納税をお勧めします。面倒だと思われた方はされない方が良いと思います。ふるさと納税をしても手続きを怠ると、翌年の税金が控除されないためかなり高い買い物になってしまうからです。

お得な品々

お肉や魚などの食べ物から、一時期よりも数は減っていますが一部の家電製品や、中には商品券(長崎ちゃんぽん、サーティーワンアイスクリーム)などもあります。

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税とは始まった当初、自分の住んでいる自治体だけではなく生まれ育った故郷にも納税する選択肢を用意することからはじまったようです。返礼品という仕組みを取り入れ爆発的な広がりを見せています。私はふるさと納税制度の問題点で指摘したように否定的でしたが、自治体があえてこのような隙を作っているのだから私も利用するようにしました。

実際にはふるさと納税という名の他の自治体への寄付です。ただし寄付した金額から2000円控除した額が翌年の税金から差し引かれるため、実質税金の先払いです。おまけで返礼品がもらえるという仕組みです。

ふるさと納税は自分の住んでいる自治体以外に寄付をすることを指します。寄付を受けた自治体としては何もしていないのにお金が舞い込んでくるような状態のため、お礼として返礼品を用意しています。いわば入ってこなかったはずのお金が突然入ってくるのですから、半分返したとしても半分増える訳ですから大喜びです。そのためふるさと納税を獲得するために返礼品合戦となったのです。

公務員の意識の中に競争原理が取り入れられた画期的なことだと私は思います。
ただ問題も多い制度なので、長続きはしないでしょう。出来るだけ早く活用されることをお勧めします。

ふるさと納税をすることで翌年の税金が減るため、税金の前払いのようなイメージです。

職場での手続きは不要

多くの人と話をしていて気づいたことは、今働いている職場での手続きが面倒だと考えておられる方が多いことです。あらかじめふるさと納税する自治体に書類を提出しておけば確定申告は不要です。書類を提出し忘れれば自分で確定申告が必要となります。いずれにしても職場での手続きは必要ありません。

手続き

各種サイトからお申し込みいただけます。

ふるさと納税で検索されればいくつか出てきます。
以下は検索で出た順です。
制度の詳細や仕組み・手続き方法など、詳しくは各サイトをご覧ください。
このサイトがお得の入り口になることが出来れば幸いです。

さとふる
ふるさとチョイス
ふるぽ
JAのふるさと納税

 

Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedの勧め

お得情報の提案です。

Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedの30日間お試しの勧めです。
元々本屋さんから始まったAmazonが提供している書籍・漫画などの読み放題サービスです。

お得な方

紙の書籍ではなく電子媒体の書籍が好きな方。
書籍や漫画など読みたい本がKindle Unlimitedの中にある方。
雑誌などをお金を出して買っている方。
(読んでいる雑誌がKindle Unlimitedにある方)

電子書籍に興味はあってもまだ試したことがない方。
スマホでいつでもどこでも開くことが出来て便利です。
特にスマホで読んでいた書籍をタブレットで開いても、途中のページから表示されるため便利です。

お得ではない方

読みたい本がKindle Unlimitedの中にない方
紙の本で読みたい方

お勧めする根拠

お勧めする根拠は30日間が無料だからです。
30日の間に読みたいものを読み終えてしまえば無料で利用することが出来ます。
何種類もの雑誌がKindle Unlimitedの中にあるため、お金を出してそれらの雑誌を読んでいる方は30日間は試してみる価値は十分あると思います。

Kindle Unlimited注意点

一度に保存できる書籍は全ての端末を合わせて10冊までです。
読み終えてから次の書籍と入れ替える必要があります。
11冊目の注文をすると消去する書籍を選ぶようになっています。

Kindle Unlimitedお勧め書籍

2017/10/4の時点でKindle Unlimitedに登録されているものです。
これらを30日間で読むためだけに登録される価値は十分あると思います。
Kindle Unlimitedは入れ替えが行われるため、御登録時点でKindle Unlimitedとは限りませんのでご了承ください。

     

お得情報 電動歯ブラシ

お得情報を掲載します。
私は電動歯ブラシを使う方がお得だと考えています。
何故なら電動歯ブラシはスイッチを入れて歯に当てるだけで歯垢の除去が出来るからです。通常の歯ブラシだと擦る動作と歯に当てる動作の二つのことを行う必要があるため、磨き残しに繋がります。電動歯ブラシだと押し当てることに専念できるため磨き残しの確率が下がるからです。

中でもお勧めなのは私も使っているフィリップスの電動歯ブラシです。

細かく振動すること、2分間の時間確実に磨くことです。
30秒ごとに一瞬一時停止することで、30秒経ったことがわかりますので、口腔内を4つに分けて磨くことで確実に磨くことができます。
特に歯磨きがおろそかになりがちな小学生にこそお勧めだと思います。
虫歯になって治療に時間とお金を費やすことを考えると、電動歯ブラシを使用することはお得だと私は思います。

子供用のミニブラシもあります。

歯ブラシは3か月ごとに更新することをフィリップスは推奨していますが、それだけブラシと歯との摩擦で傷む程振動があるようです。確かに時間とともに歯垢の除去能力が衰えるため、推奨通り3か月ごとの更新をするかどうかはともかく、洗浄能力が落ちた時点で新しいブラシヘッドに交換する方が良いようです。

 

マルチビタミン&ミネラルの勧め

当サイトではマルチビタミン&ミネラルを摂取することを推奨しています。
何故ならマルチビタミンもミネラルも人間には必ず必要なものですが、知らず知らずのうちに不足することで病気を発症している可能性があるからです。
病気の原因検索としてどのビタミンやミネラルが不足しているかわざわざ調べることは一手間かかりますが、何か不足しているかもしれないのであれば、マルチビタミン&ミネラルとしてすべて飲んで変化があるか調べてみることでご自分で簡単に試すことができます。
何より薬とは異なり、マルチビタミン&ミネラルは試してみて害がないことです。注意点はビタミンD,A、K、Eの過剰摂取のみです。ビタミンの過剰摂取が心配なら通常量より減らすして接種すると良いと思いますし、何らかの不都合があればすぐに中止すればよいだけです。腎機能が低下している方はミネラルの過剰摂取も起こりえるので、主治医の先生にご相談してみてください

ニキビやアトピー性皮膚炎だけでなく何らかの体調不良があれば、診断と治療を兼ねてマルチビタミン&ミネラルの摂取を提案しています。プラセボ効果(偽薬効果、効くと思い込んでいると効果がないはずの薬でも効果が出ること)は否定できませんが、改善した実績としては腰痛の改善、ニキビの改善、痒みの改善、イボの改善、円形脱毛症の改善などの実績があります。プラセボ効果だとしても症状が改善することは良いことだと思います。痛みや痒みに関しては自覚症状なので自己申告だけではプラセボ効果は否定できませんが、イボの改善や円形脱毛症の改善は他覚的所見のため、効果が明らかな人がおられます。
糖質との関連のある病気にも改善効果があるため、糖質による影響を和らげてくれる印象です。(実際には糖質を体内で分解するためにビタミンが必要なため、ビタミン不足により糖質による病気を発症している可能性を考え、患者さんに提案し現実にいくつかの病気で改善する実績を経験しました)

ビタミンが有効な理由(仮説)

糖質に関連する病気のうち、糖質を体内で利用する際に必要なビタミンが不足していることが病気の原因だと考えています。糖質が主犯で、ビタミン不足が共犯という考え方です。
一般的に糖質を体内で利用するにはビタミンB群が必要だと言われてはいますが、ビタミンBだけを摂取しても改善しない病気が、マルチビタミンで改善した人もおられます。恐らくビタミンBだけではなく他のビタミンも病気に関する何らかのかかわりがあるようです。

もしくは何らかのビタミン不足が免疫に影響を与え、免疫不全あるい免疫が過剰に現れる自己免疫が病気を引き起こしている可能性が考えられます。

確認できた効果

・イボ(尋常性疣贅)
・ニキビ(尋常性ざ瘡)
・アトピー性皮膚炎(痒みの改善)
・腰痛などの痛みの改善
・円形脱毛症の改善
など。

慢性感染症、各種アレルギーを含む自己免疫性疾患に効果が期待できます。

良性ですが腫瘍性病変であるイボに効果があるため、ガンなどの腫瘍性病変にも関係があるのではないかと考えています。

購入先

マルチビタミン&ミネラルは薬局やドラッグストアはもちろん一部コンビニや100円ショップでも売っています。
Amazonでの購入ご希望はマルチビタミン&ミネラルをご参照ください


お得情報 高速道路マイレージ

余り知られていないお得情報です。
通勤の時間帯にポイント還元サービスがあることは知っていましたが、すべての走行にサービスがあることはつい最近まで知りませんでした。
そこでまだ多くの方がご存じないと考えお得情報として掲載してみることにしました。

お得な方

ETC利用者で高速道路を2年間で1万円以上使う方

どのようにお得か?

5~10%のポイント還元が受けられます。
平日朝夕の通勤時間帯に1か月5回~9回利用された場合3割、1か月10回以利用された場合5割の還元が得られます(各100Km相当分まで)。

お得になる条件

事前に登録が必要です。登録はこちら
ETC機器の番号、ETCのカード番号の登録が必要です。
スマホであれば、スマホから簡単に登録することができます。
登録すれば当日からポイントがたまります。

デメリット

登録するのが面倒な方には不向きです。
それ以外のデメリットはなさそうです。
つまりETCカードを持っているのであれば、登録しないと損だと私は思います。

お得の流れ

マイレージ登録(リンク切れでしたらこちらからご登録してください)
登録が終わればETCで高速道路を利用する度に自然とポイントが貯まります。
・パスワードの記載された用紙が送られてきます。
ログインすると利用状況を確認することができます。
スマホからも利用可能です。
・ポイントがたまれば利用可能です。
自動ポイント還元サービスに登録することも出来ます。

傷口は消毒しない方がお得

最近では傷口の消毒はしない方がお得なことがわかっています。何故なら傷口を消毒しない方が傷の治りが早いからです。1人の天才・夏井睦先生が以前は常識だった傷口の消毒が傷の治りを遅くするため、傷口を消毒しないことに気付きました(参考文献:傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書))。
私自身半信半疑だった十数年前に試してみましたが、消毒する場合と消毒しない場合では消毒する方が治癒するまでに約2倍の時間を要します。消毒すると痛い上に治りが悪くなるのですから、消毒の是非の議論の余地はありません。傷口の消毒はしない方がお得です。

今時わざわざ消毒する医者のブラックな目的でも書きましたが、消毒しない方が早く治ることを知っていてもわざわざ消毒する医者もいるのかもしれません。今時消毒をするのはただの儲け主義か勉強不足なので、今時消毒をする医者は受診しない方がおすすめです。

傷口の消毒をすることで傷の治りが遅くなる理屈は簡単です。傷口の消毒の目的は傷口にいる細菌の滅菌です。しかし細菌はしぶといため消毒液ではすべての細菌を殺すことはできません。一方傷口を治す細胞や細菌を殺そうとする白血球などは弱いため消毒液で死んでしまいます。つまり傷口の消毒では敵である細菌は生き残り、味方である傷口を治す細胞や細菌を殺す白血球は全滅してしまうのです。敵は生き残り、味方は全滅してしまうのですから、傷の治りが遅くなるのは当然です。

私は傷の治りを遅くする消毒液は販売を禁止するべきではないかと思います。いわば消毒は根拠のないけど信じている宗教・消毒教のようなものです。明らかに消毒する方が治りが悪くなるのですから間違った邪教のようです。消毒液が発売されているということは、傷を治す働きがあると信じてしまうのは仕方がないことです。邪教を排除するために消毒液の発売を禁止してほしいものです。
少なくともこのサイトを見ていただいた方は消毒しない方がお得だと気付いていただき、水で洗い流すだけにしましょう。

その後傷を被覆するのは傷口を乾燥させない絆創膏が適切です。

ただし使い方には注意が必要です。
これらの被覆材は優秀ですが、確か説明書によると1週間貼りっぱなしにするように推奨されています。感染する可能性があるので毎日貼りかえる方が私は確実に治ると考えます。少なくとも1日おきに貼りかえる方が良いと思います。通常は浸出液が傷の治りと共に減るはずですが、浸出液が増えてくると感染している可能性が高いため病院を受診される方がお得です。

手元にこれらの被覆材がない場合、食品用のラップで代用することができます。身体から出る浸出液を吸収こそしてくれませんが、傷口を乾燥させないため応急処置には適切です。何より傷口に刺激が少なく剥がす際に痛くないことが特徴です。

傷の治療のための病院選びの際、傷口の消毒をするかどうかを確認することをお勧めします。HPなどで確認できない場合、電話で傷口の消毒をしているかどうかを確認してから受診されることをお勧めします。間違っても今時傷口を消毒している医者にかかってはいけません。何故なら痛いうえに治りが悪くなるからです。傷口を消毒する医者にかかるのは、痛い上に時間もかかるため時間とお金が勿体無いと私は思います。

話し方のコツ 結論から話す話し方

話し方において検討から話せと言われることが良くあります。特に時間が差し迫っているビジネスの場面では結論から話すことが求められます。しかし結論から話すと言う話し方に慣れていないため、具体的にどのように話したらいいのかよくわからない人が多いようです。そこで具体的に結論から話す話し方を提案してみたいと思います。

話す内容の件名(タイトル)を伝える

一言で言えばメールの件名のように、今から話すことの件名(タイトル)をまず伝えて話し始めることを提案します。件名が結論・これから話す内容の本質だからです。

話の内容の結論と言われても結論と言う視点で物事を考えていないため見つけられないのです。そこでメールの件名タイトルをつけるように、話す内容を一言でまとめてみるのです。メールであればなんとタイトルをつけるのかと言うように、まず話す内容を一文でまとめるのです。

件名(タイトル)の付け方

相手に伝わる範囲内で最も詳しく説明するべきです。言い換えると相手に伝わるキーワードに凝縮するという意味です。事前に話し合っている内容であれば、最初から詳しい件名で構いません。初めて話し合う内容であれば、相手に分かる漠然とした範囲から絞り込むべきです。

ポイントは相手に何の話をしているのか即座に理解してもらえるように伝えることです。初めて話す内容をいきなり細かな枝葉から伝えてもなかなか伝わりませんし、話の詰めの最終段階で大雑把な幹の話をしても時間の無駄です。そこで相手に伝わるキーワードで、相手に即座に何に対することかイメージしてもらうのです。

例えば9/18にお互い会うことが決まっていれば、

9/18の面会の日時の変更のお願いです。

という具合に9/18という日付と、面会という2つのキーワードで何に対する話題か即座に伝えることが出来ます。上記の一文の結論は「お願い」です。その「お願い」が何に対する「お願い」なのかを絞り込んでいるに過ぎません。

別の例えであれば9/18でも最悪構わないが、出来れば別の日に変更してもらえないかという場合

9/18の面会の日時の変更のご相談です。

とすると、都合によっては9/18で構わないが、変更出来るか相手の都合を伺う目的が伝わるのです。

話を戻して名刺交換したのみでほぼ初対面に近い状態で、これから面会の約束を取り付けるのであれば、

〇〇の件で面会のお願いです。

何について話をするのか先に情報を提供するのです。相手が興味のない内容を押し売りしても意味がないからです。要件を伝えることなく、何とか相手に会うこと目指す営業マンがいますが、実は営業マンではありません。会って相手を話術によって説得する説得マンなのです。

他の例えであれば、以前話した食事に関することの疑問について話そうとすれば、

糖質の食べ方について質問です。

という具合に、食事の中でも具体的に何についての疑問があり、その疑問の解消を目的に質問したいことを伝えるのです。

何故結論から話すのか?

結論から話せという人も、何故結論から話すように求めてしまうのか理解できていない人もおられます。しかも具体的な結論から話す方法を説明出来ないので空回りしているのです。

何故結論から話すのかという質問に対する答えは、結論から話す方が情報を早く伝えることが出来るからです。日本語の仕組みが、最後の語尾で意味を反対に出来るから、最後まで聞かなければ流れがどちらに転ぶかわからないのです。賛成なのか反対なのか最後までわからないからイライラするのです。だから賛成、反対を先に表明しろというのです。

日本語は日本人によって培われた言語です。多くの日本人は日本国内において大して移動することもなく、長年にわたり同じ地で周囲と和をもって仲良くしていました。喧嘩や諍いがあっても隣人が変わらないし変えられないため、出来るだけ最初から喧嘩や諍いを避ける知恵が蓄積されたのです。だからこそ話をしている最中に相手の顔色により、話す内容を変化させるのです。

私は反対だけど、話をしているうちに相手の顔色が怒りに変わってきたので、渋々賛成にしておこう。その場の空気を読むという言い方で表現される妥協をするのです。

和することを目的に言語が発達したため、素早い情報伝達には不向きな言語になってしまったのです。その解決策が「結論から話す」なのです。ただ「結論から話す」目的と具体的な方法を提案しないので、言われた側は意味がわからないのです。

ちなみに英語を社内公用語にしようとする企業もありますが、英語は誰が何をするという内容が明確だからです。最初から賛成か反対かわかるから自然と結論から話す仕組みになっているのです。英語が母国語の人達を相手に商売するのであれば、社内公用語を英語にする意味がありますが、日本語の会話の仕組みを嫌って英語を使うのは勿体無いと思います。何故なら日本語の使い方を工夫する方が、わざわざ英語を習得するより遥かに簡単だからです。

会話にも件名(タイトル)を

メールを送る場合、文章を打ち込む際に時間をかけて件名(タイトル)を考える余裕があります。会話をはじめる際にも、まず話す内容を一文にまとめる作業、つまり会話にも件名(タイトル)をつける話し方を提案します。

私は素早く情報伝達する日本語の話し方を多くの人が身につけると良いと考えています。

件名(タイトル)の具体例

  • お願い
  • 相談
  • 報告
  • 質問
  • 提案・情報提供
  • 雑談

他にもあるかもしれませんが、多くの場合はこれらに分類出来ると思います。

件名(タイトル)を伝える目的

件名(タイトル)を伝える目的は、相手にこれから話す内容をイメージしてもらうことです。更に相手に聞く気があるか聞く気がないか、あるいは今話す内容かどうか判断してもらうことが出来るのです。その気が全くないにも関わらず話をしてもお互いの時間の無駄ですし、他に差し迫ったことがあれば今話す必要がないか判断できるからです。

話すことに慣れた相手であれば、話す内容の要点を飛ばし飛ばし情報伝達することで事足ります。質問と先に表明していれば、答えが素早くかえってくるのです。報告と先に表明すれば、後で聞くと言われるかもしれません。もしかしたら報告と先に表明していれば、大丈夫だった?と聞かれ、大丈夫と答えれば、OKの返事で情報伝達・報告は終わりに出来るでしょう。

もし良かったら会話にもメールの件名(タイトル)のように、件名(タイトル)先に付けてから話し始めてみてください。単位時間当たりの情報伝達出来る内容が格段に増えるはずです。

お得情報のカテゴリーを作りました。

お得情報を掲載しようと思います。
お得だと知ってはいるけど、どのようにお得かわからない・面倒くさいため行動していないこともあるようです。
そこで具体的にどのようにお得なのかを説明してみたいと思います。

お得情報を掲載しようと考えたきっかけは、いろいろな人々と話をしてみて知ってはいても実行されていない人が多いからです。御存じない方もおられるのでお得情報として掲載すれば意味があると考えお得情報のカテゴリーを作り掲載していくことにしました。

具体的にどのようにお得で、どういう人がお得なのかを掲載してみたいと思います。
多くの人が実行されていない理由は、世間一般でお得だとは聞いていても、その人にとってどのようにお得かは御存じないようです。そこでどういう人にとってはお得でどういう人にとってはそれほどお得ではないかを説明していきたいと思います。

改めて詳しく書きますが、例えばふるさと納税は、一定の所得がある納税者であれば活用するとお得です。何故ならふるさと納税は寄付だと言っても、寄付金控除により翌年の税金が減るので実質的には納税の前倒しのようなものです。年収により寄付金控除額の限度がありますので、注意が必要です。
デメリットは通常であれば確定申告をする必要があり、確定申告をしないためにはあらかじめふるさと納税先に書類を提出する必要があることです。
そのためふるさと納税が向かない人は書類を書くのが面倒くさいと考える人にはあまり向かないかもしれません。

今後私が見つけた様々なお得情報を書いてみたいと思います。
金銭的なお得情報ではなく、健康についてのお得情報、生活のちょっとした知恵なども掲載していきたいと思います。

今度から気をつけますの意味すること

怒られた場合や失敗を謝る場合、「今度から気をつけます」ということが良くあります。その『意味』を指摘してみたいと思います。

2つの意味があります。1つはこれまでは気をつけていなかったという告白。もう1つは反省した振りをするだけで何もしないということです。

気をつけていなかった場合

これまで気をつけていなかった場合、これからは気をつけることで改善が期待出来るかもしれません。

しかし気をつけるか気をつけないかで起こってしまったことは、気をつけないだけで再度同じことを起こしてしまいます。

余裕があれば気をつけることは出来るかもしれませんが、人間が失敗することなく常に気をつけ続けることは不可能です。つまりいずれは同じことを繰り返すことは容易に予想出来るのです。

これまでも気をつけていた場合

これまでも気をつけていた場合には、これから気をつけてま同じことを繰り返すでしょう。何故ならこれまでと何も変わらないからです。

今度から気をつけますとは、反省した振りをするだけで何も変わらないのです。

気をつけますとは努力目標に過ぎず、これまでと変わりません。

対策は?

「今度から気をつけます」と言われた場合の対策を考えてみます。

気をつけていなかったんですか?と質問します。気をつけていましたと言われれば、何も変わりませんね。気をつけていませんでしたと言われれば、気をつけなかったのは何故?と質問します。

いずれにしても「今度から気をつけます」は気をつけるから同じことが起こっても許してねということに過ぎません。反省した振りをするだけで何もしませんと同じなので、具体的な対策を教えて下さいとお願いしましょう。

「どうすれば同じことが起こらないように出来ますか?」と質問します。再発防止の対策を考えてもらうのです。

例えば1人で作業をした結果間違いがおこつたのであれば、2人で確認して作業をするなどです。時間と手間とお金といる制約はあると思いますが、制約の範囲内で再発防止の対策を考えてもらうのです。

「今度から気をつけます」で許してしまえば、必ず同じことをしてしまいます。つまり同じことで自分の時間を奪われてしまうのです。時間が勿体無いので再発防止の対策を考えてもらいましょう。