物事を知らないから騙されれてしまいます。物事を知っていれば騙されなくて済みます。全て知っていなくても部分部分で知っていれば、騙されなくて済みます。知っていることと照らし合わせて矛盾があれば、そのことを詳しく理解することで騙されなくて済みます。
知らないと騙される簡単な例は、カーナビです。道を全く知らないと、明らかに遠回りをカーナビが案内していてもわかりません。カーナビに騙されても、道を全く知らないと気付かないのです。少しでも道を知っていれば、カーナビの案内が遠回りであったり、間違いであることがわかります。
騙されるのは無知に付け込まれてしまうからです。全く知らないことを言われると、いつの間にか相手の言うことを鵜呑みにしてしまいます。少しでも知っていれば、知っていることと照らし合わせることが出来ますが、知らなければ理解するための土台が無い状態だからです。幸い今では知らなければすぐに調べることが出来るので、その気にさえなれば騙されにくい世の中になりつつあります。しかし知らないことを自分で調べるという知恵が無ければ騙されていまうのです。
学校での勉強は社会に出て直接役には立たないかもしれません。物事を知るということを学び、騙されない元となる知識の土台を作るのです。人は知らないから騙されるのです。物事の仕組み・からくりを知っている人は、その仕組みから外れた論理には何かしら不自然な部分が出てきます。不自然な部分とは騙そうという思惑です。
テレビで流れていることが正しいとは限りませんし、国がいうことが正しいとも限りません。騙されないためには、知るしか無いと私は思います。様々なことを知ることです。世の中の仕組み、お金の仕組み、経済の仕組み、政治の仕組みなど分野は様々です。全ての知識を得ることは不可能ですが、人に騙されない程度の知識を幅広く手に入れることは可能だと思います。
とにかく知りましょう。騙されないために。