Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedの勧め

お得情報の提案です。

Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedの30日間お試しの勧めです。
元々本屋さんから始まったAmazonが提供している書籍・漫画などの読み放題サービスです。

お得な方

紙の書籍ではなく電子媒体の書籍が好きな方。
書籍や漫画など読みたい本がKindle Unlimitedの中にある方。
雑誌などをお金を出して買っている方。
(読んでいる雑誌がKindle Unlimitedにある方)

電子書籍に興味はあってもまだ試したことがない方。
スマホでいつでもどこでも開くことが出来て便利です。
特にスマホで読んでいた書籍をタブレットで開いても、途中のページから表示されるため便利です。

お得ではない方

読みたい本がKindle Unlimitedの中にない方
紙の本で読みたい方

お勧めする根拠

お勧めする根拠は30日間が無料だからです。
30日の間に読みたいものを読み終えてしまえば無料で利用することが出来ます。
何種類もの雑誌がKindle Unlimitedの中にあるため、お金を出してそれらの雑誌を読んでいる方は30日間は試してみる価値は十分あると思います。

Kindle Unlimited注意点

一度に保存できる書籍は全ての端末を合わせて10冊までです。
読み終えてから次の書籍と入れ替える必要があります。
11冊目の注文をすると消去する書籍を選ぶようになっています。

Kindle Unlimitedお勧め書籍

2017/10/4の時点でKindle Unlimitedに登録されているものです。
これらを30日間で読むためだけに登録される価値は十分あると思います。
Kindle Unlimitedは入れ替えが行われるため、御登録時点でKindle Unlimitedとは限りませんのでご了承ください。

     

炭水化物の死亡リスクが東洋経済onlineに掲載

先日書いたLancetに載った炭水化物が脂肪リスクを高め脂質が死亡リスクを下げる記事の内容が東洋経済on lineに掲載されました。これまでの常識が一気に変わっていくでしょう。

スポンサーの兼ね合いでテレビでは放映されないことは予想していましたが、東洋経済on lineに掲載されたことで、ようやく世間一般でも知られるようになるでしょう。これまでは頭が柔軟な方がいち早く取り入れた健康法でしたが、これからは頭の固い人も受け入れざるを得なくなるでしょう。寿命が短くなっても受け入れない程頭の固い人は命がけで糖質をたっぷり食べ続けるのでしょう。

この解析は画期的ではありますが、残念なのはガンに関しての解析がないことです。確か解析の際に除外されたはずです。私は糖質による免疫不全がガンの発症に関与していると考えています。

私としてはもう一つ残念なのは食べ方あるいは血糖値の解析のないことです。13万5千人もの解析のため食べ方まで解析するのは困難だったのでしょう。今回のデータは今後の解析の道しるべになり得る結果だと思います。炭水化物が悪いのか血糖値の問題なのかがいずれ解析されるでしょう。私は今回の炭水化物での死亡リスクの上昇は一時的な高血糖が病気の原因だと考えています。更なる研究が待たれます。

糖質と脂質の食べ方を見直しましょう。世間一般では糖質制限と言われていますが、自分の意思で避けることを制限とは言わないと思います。制限とは他人からされるものであり、自分の意思で避ける場合は回避という言葉が適切だと思います。私は糖質回避という考え方を提案しています。

もしよかったら私の推奨する血糖値の上がり食べ方 2017年版病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。

一時的高血糖の一つの指標

一時的高血糖症候群という概念を提唱しています。当初は糖質一度に食べ過ぎ症候群、その後飲み物でも発症することがわかったため糖質一度に摂り過ぎ症候群に改称した概念です。突き詰めると一時的な高血糖により起こることがわかったことで一時的高血糖症候群という概念に辿り着きました。

一時的高血糖症候群を逆に考えると、一時的高血糖症候群の症状が悪化した場合一時的に高血糖になっていることが考えられます。その都度採血し一時的な高血糖を確認することは困難ですが、状況証拠から予測することが出来ます。一時的高血糖症候群の症状のある方限定ではありますが、糖尿病の患者さんにとって有益な情報ではないかと思い書いてみます。

例えば一時的高血糖症候群の一種であるアトピー性皮膚炎や花粉症・ニキビなどが悪化すれば前日に一時的高血糖が生じた可能性が高いと考えられます。炭水化物だけ食べた場合や、せっかくおかずと一緒に炭水化物を食べても食後にお菓子や果物を食べたなどの一時的な高血糖が考えられます。

花粉症の場合飛散している花粉の量によっても症状は悪化、アトピー性皮膚炎の場合は汗の量によっても症状が悪化します。ニキビは塩分の量によっても悪化するため、注意が必要です。それらのことを勘案しながら一時的高血糖を見極める必要があります。

幸か不幸かこれらの症状がない方には当てはまりませんが、糖質と関連する何らかの症状があれば、その症状を目安に一時的な高血糖を予測することが出来ます。

ちなみに乾燥肌は4、5日前の軽度の一時的高血糖を表します。

アトピー性皮膚炎の場合は軽度の一時的高血糖では直後に痒みが生じ、ある程度の一時的高血糖では翌日赤み(紅斑)を生じます。花粉症の場合は一時的な高血糖を来すと翌日悪化するようです。ニキビは一時的な高血糖を生じると翌日新しいニキビが発生するようです。

糖尿病患者さんの中で痒みのある方、花粉症やニキビ・乾燥肌のある方は、一時的高血糖症候群の概念から、一時的な高血糖を来した食事を振り返って探してみることをお勧めします。この一時的な高血糖の積み重ねがHbA1cを押し上げます。一時的高血糖症候群を発症しているのであれば、一時的な高血糖を避けることで症状がおさまるのはもちろん、糖尿病のコントロールも良くなるはずです。一時的高血糖症候群が改善している私の患者さん達は糖尿病のコントロールが良くなっています。

一時的高血糖症候群を発症している方は、血液検査をしなくても知識だけで一時的な高血糖の目安に出来るためお得です。

血糖値が気になる方で、アトピー性皮膚炎や花粉症やニキビや乾燥肌があれば一つの指標にしてみて下さい。アトピー性皮膚炎や花粉症やニキビは一時的高血糖の翌日、乾燥肌は4、5日してから増悪します。ご参考まで。

質問に対して質問で返す人の心理

某都知事の受け答えを見ていて思いつきました。

質問に対して質問で返す人の心理について書いてみます。質問に対して質問で返す人は目的によって二つに分けることができます。質問に対して詳しく返事をする目的で質問で返す人と、質問を誤魔化す目的で質問で返す人です。

詳しく説明するために質問する人

質問された内容に対していくつかの答えが思い浮かんだため、その答えの中の何を求められているのか明確にするために質問します。つまり相手の求めている答えに近づけるために、質問するのです。

もしくは答えが全く思い浮かばないため、ヒントを探るために質問する場合もあります。

誤魔化すために質問する人

答えたくない質問をされた場合、誤魔化すために質問で返すことがあります。目的は答えないことですから、質問に返答があっても次の質問で返すようにします。
時間切れを目指しているため、質問で返すのです。

見分け方

詳しく説明するためなのか誤魔化すために質問するのかを見分ける方法は、質問に対して質問した内容から詳しく説明し始めるか話題を変えるかどうかです。質問の後で最初の質問に話題を戻せば詳しく話すためですが、違う話題に変えれば誤魔化すためだとわかるでしょう。

質問に対して質問で返す人の対策

多くの場合、質問に対して質問で返す人のことが気になるのは、誤魔化す意図があるからです。詳しく答えようとする人のことが気になることは恐らくないでしょう。
誤魔化そうとしている人に対して、質問で質問で返された時点で質問の目的をお伺いすることです。
返された質問にまともに答えていると質問から遠ざけられてしまいます。
質問に対して、何のために質問するのですか?目的を教えてください。
もしかして誤魔化すためですか?

と。
誤魔化し封じをすることをお勧めします。

糖質制限・糖質回避の危険性の矛盾点

糖質制限・糖質回避の危険性を訴える人がいます。私からすれば物事を深く知らないだけで不安に思ってる人にしか見えませんが、糖質制限・糖質回避をしている人達が動揺してしまうため、矛盾点を説明することで動揺する必要がないことを説明したいと思います。

糖質制限・糖質回避を長期間行うこと

まず糖質制限・糖質回避の長期間行なったデータが無いため安全性が保証されていないという指摘に関してです。人類は無知故に糖質を食べ続けてきました。その結果多くの病気を発症しているにも関わらず、まだ無知なままの人達が糖質による病気を理解せず食べ続けています。糖質制限・糖質回避の長期間の安全性を云々する前に糖質の危険性をまず受け入れることから始めるべきです。これまでしたことのない糖質制限・糖質回避を受け入れたくないがために、何が起こるかわからない不安を受け入れない言い訳に使っているに過ぎません。不安を訴える目的はそもそも受け入れないことです。

糖質を食べ続けることの安全性は保証されていますか?原因不明とされている病気が糖質が原因ではないと証明されているのですか?と。現実に糖質を控えると治る病気が多数見つかっています。ということは糖質が犯人である状況証拠であり糖質を食べることこそ危険です。

理解出来ない方には例え話を使って説明します。部屋が火事になっています。このままでは危険です。しかし外の安全性がわからないから外には逃げないと言っているようなものです。火事という明らかな危険に対し、外の安全性がわからないから逃げない人は恐らくおられないでしょう。しかし糖質は危険かもしれないが、糖質を食べない安全性が担保されていないため糖質を食べ続けるということは可笑しな話です。

糖質を食べないと低血糖になる?

よく言われるのが脳細胞はブドウ糖しか使うことが出来ないから糖質を食べないといけないと主張する論理です。二つの間違いがあります。一つは脳細胞はケトン体も使うことが出来ることです。一つは糖質を食べなくてもタンパク質からブドウ糖を作り出すことが出来ます。

糖質とは消化されるとブドウ糖に分解されます。吸収されることで血糖値(血中ブドウ糖濃度)を押し上げます。糖質を摂らないことで問題となるとすればブドウ糖の不足、つまり低血糖です。動物にとって低血糖は絶対に避けるべき状態のため、タンパク質から作り出すことが出来ます。つまりタンパク質を摂っていればブドウ糖を作りだすことが出来るため、糖質としてブドウ糖をわざわざ摂る必要はありません。

私の患者さんでお腹が空くと低血糖で手がしびれると言われる方もおられました。だから糖質を食べないといけないと主張されておられました。糖質を食べるから低血糖糖質を食べるから低血糖になることを説明させていただきました(参考:低血糖は糖質をを食べるから?食べないから?私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖)。聞いてみると低血糖になるから御飯をたっぷり食べておられたそうです。まさに糖質依存禁断症状が強い空腹感だけでなく、手がしびれる程だということのようです。

動物性タンパク質が多いことに関して

長期間糖質回避をする場合には、動物性タンパク質と脂質の取り過ぎは脳梗塞や心筋梗塞の可能性が否定出来ず、健康を害する可能性があります。動物実験でその危険性の報告があります。植物性タンパク質(大豆、豆腐など)は今の所、取り過ぎて害があるという報告はありません。

糖質制限・糖質回避をすると相対的に動物性タンパク質が多くなることで脳梗塞や心筋梗塞になる可能性が高まるとして、鬼の首を取ったように糖質制限・糖質回避の危険性を声高に叫ぶ人達がいます。しかしこれは糖質制限・糖質回避そのものが問題ではなく、糖質制限・糖質回避のやり方の問題です。糖質制限・糖質回避自体に責めどころがないから、糖質制限・糖質回避のやり方の問題をさも全体の危険性にすり替えて攻撃しているに過ぎません。

確かに長期間糖質制限・糖質回避を行うのであれば豆腐などの植物性タンパク質を中心に摂るようにしておく方が良いのではないかと思います。お肉ばかり食べ続ける危険性は否定はできません。

寿命に関して

人類は肉食だった時代があり、農耕を始めた当初平均寿命が短くなったデータがあるそうです。ディスカバリーチャンネルで見た内容では、狩猟採集の頃は平均寿命33歳、農耕が始まった直後は平均寿命20歳前後になったそうです。恐らく糖質だけを食べた栄養の偏りが問題だったのでしょう。

確か古代アステカ文明ではトウモロコシを離乳食に食べた乳幼児の死亡率が高かったというデータがあったはずです。

ブドウ糖とタンパク質が結合する糖化という化学反応がある限り、血糖値が上昇すると必ず糖化産物が発生します。進化の過程で血糖値を100mg/dl程度に抑えるように進化した人類にとって一時的な高血糖による糖化産物は寿命を短くする可能性が高いと私は思います。

血糖値が一定で糖質を食べないことで上がらないことでどのような問題が生じ得るのか私には思いつきません。

確かに寿命に関しては、糖質制限・糖質回避を長期間続けなければ正確にはわからないかもしれません。
しかしLancet炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇の13万5千人の調査結果の報告により流れは変わったでしょう。糖質制限・糖質回避の危険性を主張していた人は恥ずかしい思いをしていてほしいものです。

結論

糖質制限・糖質回避を既に行っている人は、人類にとって適切な食べ方に先に気付いただけに過ぎません。30年もすれば三食とも主食を食べていたんだって。そりゃ病気になるよね?と言われる時代が来ると私は思います。いつ気づくかです。
いつ糖質依存から抜け出すかです。
ちなみにいつやるの?が話題になったのは、やるかやらないかの議論を省き、時期の問題にすり替えたことです。
糖質制限・糖質回避を受け入れるか受け入れないかの議論は起こりません。何故なら糖質依存は様々な病気を引き起こすからです。あとはいつ受け入れるかです。
物事を合理的に考えるデジタル思考の人から受け入れているだけです。物事を論理的に考えることが苦手なアナログ思考の人あるいは糖質依存の人が受け入れを今のところ拒絶しているに過ぎません。

自信をもって糖質制限・糖質回避を続けましょう。
まだ糖質制限・糖質回避を行っていない人は、少なくとも炭水化物だけ食べる食べ方からやめてみましょう(参考:炭水化物だけ食べるのは勿体無い食べ方)。

食後血糖値が糖質割合によって変わる理由

食後血糖値は食事中の糖質割合によって変わります。
糖質割合が高ければ食後血糖値は高くなりますし、糖質の総量が多くても糖質割合が相対的に低ければ食後血糖値はそれほど高くはなりません。

一つの証拠としておにぎり1個でもおにぎり2個でも食後血糖値はほとんど変わりません。糖質の総量は2倍になりますが、おなじおにぎりのため糖質割合は変わりません。このことが食後血糖値は糖質割合によって決まると考えた一因です。
恐らく糖質割合が高い食べ物を一定量以上食べると同じ形になると思います。3個でも同じようなグラフになると思います。
おにぎり1個でも一定量をこえているため、おにぎり半分でもこのようなグラフになるのか興味のあるところです。今後検査してみたいと思います。

おにぎり2個だけとおにぎり2個と唐揚げの食後血糖値を比較すると、から揚げを食べた食後血糖値の立ち上がりが遅くなり、最高値も低くなります。
世間一般では野菜を食べてからお米を食べるように言われていますが、野菜が推奨された根拠は恐らく食物繊維が消化されないからだと思います。しかしこのことから野菜に限らずお肉でも食後血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかります。

カップラーメンと尾道ラーメンの食後血糖値の違いでは、カップラーメンは急上昇しますが、尾道ラーメンはそれほど上がりませんでした。
このことからカップラーメンはインスタント(即席)だから身体に悪いと世間一般で言われていることが間違いだということがわかりました。カップラーメンは具が少ないから食後血糖値が上がるため身体に悪い可能性が考えられます。
尾道ラーメンの食後血糖値がそれほど上がらなかった理由は、チャーシューにメンマ・背脂があるためだと思います。

食パンと卵サンドイッチの食後血糖値の違いを見ても、食パンだけだと糖質割合が高くなるため急上昇し、卵サンドイッチでは食パンはごく少量で、ゆで卵のタンパク質とマヨネーズの脂質が食パンの糖質の吸収を妨げたことが考えられます。

おにぎり1個とおにぎり2個と牛丼特盛の関係をグラフにしたものです。
おにぎり1個よりも牛丼特盛の方が血糖値がわずかですが低くなっています。お米だけであるおにぎりよりも、牛丼特盛では具の分糖質割合が下がるためわずかに血糖値が下がったのだと思います。

食後血糖値が糖質割合によって変わる理由

上記内容は食後血糖値が食事中の糖質割合によって決まることを指示していると私は考えます。
糖質の総量が同じであっても、タンパク質や脂質を多く摂ることで糖質割合が下がると食後血糖値が上がりにくいようです。
考えられる理由は、腸管壁にブドウ糖分子が触れる頻度の問題です。
食べ物は消化されブドウ糖・アミノ酸・脂肪酸・グリセリンと食物繊維に分解されますが、食物繊維以外は分解されたものが腸管壁に触れた際に身体に吸収されます。ブドウ糖が腸管壁に触れで身体に吸収され血管内に取り込まれた結果血糖値(血中ブドウ糖濃度のこと)が上昇します。ブドウ糖・アミノ酸・脂肪酸・グリセリンと食物繊維が腸管壁に触れるのですが、その中で糖質が消化されて生じるブドウ糖が腸管壁に触れたときだけブドウ糖が吸収されるため、食事の中に含まれる糖質の割合が食後血糖値に影響を与えるようです。タンパク質・脂質・食物繊維は糖質が消化されたブドウ糖が腸管壁に当たる頻度を減らすため急激な血糖値の上昇を抑えますが、最終的にブドウ糖は全て吸収されてしまいます。ゆっくり吸収することで、インスリンが働き血糖値の上昇が抑えられます。

糖質は血糖値を上げる食べ物で、タンパク質・脂質・食物繊維は血糖値の上昇を妨げるものです。タンパク質・脂質・食物繊維は糖質が消化されたブドウ糖が腸管壁に当たる頻度を下げることで、血糖値の急激な上昇を抑えるようです。

インスリンにより血糖値が下げられるため、公式のように糖質割合のみで計算出来る訳ではありませんが、一つの目安としては使えると思います。
(他に血糖値に影響を与える要因は食事にかける時間だと思いますが、そのことについては改めて書きたいと思います。)

どうにでもなれ効果 ダイエットに失敗する一因

何かを成し遂げようとしたり、何かを我慢している際に、突然どうでもよくなってしまうことがあります。これをスタンフォードの自分を変える教室を書いたケリー・マグゴナガルさんは「どうにでもなれ効果」と定義しています。

どうにでもなれ効果

一度失敗するとうきろめたさからどうにでもなれという心理に陥り、更に繰り返す悪循環に陥ってしまいます。

ダイエットで甘い物をせっかく我慢していたのに、少し食べた段階でどうにでもなれと考えてお腹いっぱいになるまで食べ続けてしまいます。結果体重が増えた自己嫌悪から逃げ出すために、更にどうにでもなれと考えて余計食べてしまうのです。

誘惑に負けたことで自己嫌悪に陥り、気晴らしに何かしたくなるそうです。最も簡単で効果的な気晴らし方法が、自己嫌悪を起こさせた誘惑そのものなのです。

少しでも誘惑に負けてしまうと、これまでの我慢は台無しになったから、とことん楽しんでやるという心理に陥ってしまうようです。

どうにでもなれ効果の抜け出し方

過去の我慢が台無しになるから、一度誘惑に負けるとどうにでもなれと考えてしまいます。

一度誘惑に負けても、過去の自分を恥じないことです。これから誘惑に負けなければそれで良いのです。過去に引き摺られて、未来までも台無しにする必要はありません。

失敗は失敗として後悔せず受け入れて頭の片隅にでも置いておきましょう。後悔するとどうにでもなれという心理が罠を仕掛けてきます。後悔せず前を向いて今からは誘惑に負けないと頭を切り替えることです。

どうにでもなれと思ってしまうと悪循環から抜け出すことは出来ません。後悔せず頭を切り替えるようにしましょう。

稀望の党?

突然の衆議院解散により政界再編が一気に起こるようです。
新しい政党が出来るそうです。
望みが稀薄な党で無ければいいですね。

都知事が新党立ち上げて人気だけで政治を動かす。保守以外の選択肢を用意すればある程度票が取れるという目的が見えますね。
築地の移転問題も、騒いで都知事の権限を見せつけることを目的に移転に待ったをかけていました。
物事を合理的に考えて行動している訳ではなさそうです。

ただ賢いなと思ったのは、ある党が解党して合流という流れを公認には議員の選別を行うとしたことです。選別をすれば自分の色に染まる人間だけを集めることが出来るからです。自分に従うかどうか踏み絵を踏ませるという意味で賢いと思います。自分の色に染めたいのでしょう。

どんな形にしろ選挙が注目され、みんなが今後の日本について考えるきっかけになることは良いことですね。

前回政権交替した党は日本を混乱させ消えてしまった党のように、ブームで終わって稀望の党にならないと良いですね。

血糖値でのカロリー説の間違いの証拠

カロリー説が算出方法からして無意味なことは参考文献:炭水化物が人類を滅ぼすに詳しく書かれています。

以前は食後血糖値においてカロリー説は無意味として書きましたが、今回はその証拠を中心に書いてみます。

カロリーが2倍でも血糖値が変わらない

カロリーが単純に2倍になるはずのおにぎり1個とおにぎり2個の食後血糖値がほぼ同じです。恐らく糖質量が振り切れているため、同じようなグラフになるのだと思います。糖質だけでおにぎり1個の糖質量をこえれば、基本的には同じグラフなのだと思います。もしかしたらおにぎり半分でも同じグラフになるかもしれないので機会があれば試してみたいと思います。

おにぎり2個に唐揚げ追加で血糖値が下がる

おにぎり2個は同じでカロリーが追加されるにも関わらず食後血糖値は下がります。おにぎりの糖質の吸収が唐揚げのお肉のタンパク質のおかげで邪魔されてしまうようです(参考:食後血糖値と食事中糖質割合の関係)。

おにぎり2個とお茶500mlの食後血糖値

このグラフが一番驚きました。カロリーの全くないお茶が食後血糖値を押し上げるのですから、カロリー説は成り立ちません。

おにぎり2個を食べただけとおにぎり2個を食べてからお茶を飲んだ血糖値を比較したグラフです。測定するまでは胃液がお茶で薄まるため、血糖値の上昇が緩やかなるかもしれないと予想していましたが逆に急上昇しました。恐らく消化された糖質がお茶の水分に溶け込んで一気に吸収されるのでしょう。そうとしか思えません。

一度だけの測定のため再検査は必要だとは思いますが、これが間違いなければ食事の仕方そのものを考え直さなければいけないのかもしれません。と言っても水分を摂らないようにするのではなく、糖質を食べる場合必ず何かと一緒に食べるようにするべきだと思います(参考:病気を避ける理想の食べ方)。

カロリー説が食後血糖値の指標にならない理由

カロリー説が食後血糖値の指標にならないことは上記の状況証拠により明らかです。その理由を考えてみます。

食後血糖値を上げる食べ物は糖質のみです。糖質を食べなければ食後血糖値は上がりません(参考:主食を食べない血糖値推移)。タンパク質や脂質を食べても食後血糖値は上がりません。

つまりタンパク質や脂質はカロリーが高くなっても食後血糖値を上げないのです。食後血糖値を上げない物をカウントしても意味がないのです。むしろタンパク質や脂質は糖質の吸収を妨げる働きがあるようです(参考:おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値)。

糖質とタンパク質と脂質の関係

食物繊維は消化されないため腸管内で糖質の吸収を遅らせることは知られていました。そのため食事の際には野菜から食べることが推奨されていましたが、タンパク質や脂質でも食物繊維と同じように糖質の吸収を遅らせるようです。つまり野菜から食べることにこだわらず、お肉・魚・野菜を食べるように気をつけましょう。

食後血糖値において糖質が敵でタンパク質や脂質が味方です。敵だけ食べると食後血糖値が上がるので、味方であるタンパク質や脂質と共に食べましょう。

回転寿司で糖質回避 くら寿司が実現

先日お寿司のシャリ抜きの時代がやってきたと書きましたが、ようやくくら寿司さんに行ってきましたので具体的に書いてみたいと思います。
以前書いた回転寿司での糖質回避の予想ではシャリの代わりに豆腐を使うメニューでしたが、大根を使うということで実現されました。もう一つの予想であったネタだけ流すという方法は、実際に刺身としてはま寿司さんが行っていたことがありましたが、現在は中止されています。
残念ながらまだ体重が糖質負荷試験元に戻らないため血糖値持続測定リブレの計測は行っていません。(せっかくリブレを付けても糖質を食べないと血糖値を持続測定しても変化がないため、実験目的で様々な糖質を食べた結果太ってしまいました)
再びリブレを装着する日がくれば通常のお寿司と糖質回避メニューのお寿司を食べ比べてみたいとはおもいます。ただ実際に食べ比べといっても何貫食べるかなど難しいので、厳密に比較することは難しそうです。

注文画面

注文画面ではお寿司のシャリ抜きと麺抜きのラーメンが並んでいます。
シャリの小さいシャリプチも容易されています。

シャリ野菜シリーズ

シャリの代わりに野菜を使ったお寿司です。
味はもちろんシャリとは異なりますが、回転寿司の気分を味わうことができるため糖質回避教を提唱している私としては大満足な味です。

シャリ野菜エビ

海苔の代わりに葉物野菜で巻くスタイルで、シャリの代わりに大根がしいてあります。上にはエビがのっています。

シャリ野菜ビントロ

こちらも海苔の代わりに葉物野菜で大根を包み、大根の代わりにビントロが乗っています。

シャリ野菜マグロ

こちらは海苔で巻くスタイルです。葉物野菜もありシャリ代わりの大根にネギトロが巻いてありました。キュウリも添えてあります。

シャリ野菜エビマヨ

こちらも海苔で巻くスタイルです。シャリ野菜マグロ同様シャリ代わりの大根にエビマヨが巻いてあり、キュウリも添えてあります。

シャリプチシリーズ

小さいシャリをわざわざ作ったのだと思いましたが、めくってみて合理的な作り方に納得。シャリが半分になっているようです。
もちろん味は同じです。
むしろ糖質が半分なので糖質を避けたい私には最高です。

全てのお寿司でシャリプチをはじめてほしいです。

シャリプチビンチョウ

シャリは半分でした。
これだと糖質割合が少なくて血糖値も上がりにくいですね

シャリプチサーモン

写真のように通常の1貫のシャリを半分にしているようです。

麺抜きラーメンシリーズ

麺抜きをラーメンと呼ぶのか疑問は残りますが、ラーメンの麺抜きです。
私はラーメン屋さんが大々的にはじめると思っていましたが、私が知っている一番最初はリンガーハットの長崎ちゃんぽんさんのちゃんぽんの麺抜き、つまり野菜スープで商品名は野菜たっぷり食べるスープです。しかしお店としては余り売りたくないためか、ホームページにはのっているもののお店のメニューにはありませんでした。注文するとちゃんと麺抜きで出してもらえました。いわば糖質回避者の裏メニュー的なものでした。

くら寿司さんという大勢の方が目にするメニューの一番最初にラーメンの麺抜きとして掲載されたことで、糖質を食べないという考え方が急速に広まることが考えられます。

麺抜き 担々麺

いわば担々スープです。
辛いスープの中に野菜があります。

トッピング野菜

画期的なのはトッピング野菜を追加注文できることです。
一皿100円(税抜き)で追加注文することが出来ます。
ラーメンの麺の追加注文の替え玉ならぬ替え野菜です。
スープを残しておき、つけ麺ならぬつけ野菜として食べると美味しくいただけました。
替え野菜などしてしまうと他のお寿司などを食べてもらえないため、売り上げが減る可能性があるのに用意されていることから、儲けを第一に考えている訳ではないことがうかがえます。
このことから多くの方が主食として糖質を食べない糖質回避時代がやってきたとしても、くら寿司さんは生き残ると思います。

回転寿司で糖質回避をするならくら寿司

糖質回避をしている人にとって回転寿司は外食の選択肢にならない食べ物でした。
無理に行く必要はありませんが、家族が回転寿司を望む場合の選択肢の一つとしてくら寿司さんは糖質回避と両立できる回転寿司屋さんです。
糖質回避をする目的が一時的高血糖症候群の防止であれば、血糖値を上げなければ良いため糖質割合を上げなければ良いはずです(参照:食後血糖値と食事中糖質割合の関係)。多少は通常のお寿司を食べたとしても上記の糖質回避メニューを食べていれば血糖値の上昇はかなり抑えられると思います。
もし糖質を忌避されていてどうしても食べたくない場合でも、メニューは限られるもののくら寿司さんであれば避けることが可能だと思います。