アトピー性皮膚炎の食事療法(糖質回避法)

昨日書いたアトピー性皮膚炎は治るですが、今日は治す方法である食事療法(糖質回避法)を提案します。

一言で表せばアトピー性皮膚炎の症状がおさまるまで糖質を減らす(糖質回避)だけのことです。恐らく糖質を完全回避すれば簡単に治りますが、糖質を食べながらでもアトピー性皮膚炎は治ります。その食べ方を提案します。

アトピー性皮膚炎は糖質を食べ過ぎた結果発症するようです。ダニ・ホコリ・汗は原因ではなく悪化因子のようです。ダニ・ホコリ・汗は避けることが難しいので糖質を控えることで治癒を目指します。

一度症状が出てしまったアトピー性皮膚炎は食事療法だけで改善するには二、三週間かかります。脱ステロイド療法をされたいのであれば、時間をかけて糖質を控えると良いと思います。早く治したいのであれば、まずステロイド剤外用で症状を落ち着けることがお勧めです。食事療法は症状の再発を抑えてくれますのでお試しください。

アトピー性皮膚炎の正体

既にアトピー性皮膚炎の症状がある場合、糖質の食べ過ぎが原因だと考えられます。糖質を食べても大丈夫な量は人によって異なります。一食につきお茶碗1杯で症状が出る人もいれば、丼飯3杯食べても大丈夫な人もいます。現在食べている量が人と比べて多い少ないではなく、アトピー性皮膚炎を発症している時点でその人の身体にとっては許容量を超えた結果なのです。お茶碗一杯しか食べていないのにアトピー性皮膚炎を発症しているのであれば、許容量はお茶碗半分なのかも知れません。少なくとも許容量を超えていることを表すようです。主食は少なくても、間食で甘い物を食べている場合、間食をやめるだけでアトピー性皮膚炎が治る人もいます。

人にはそれぞれ糖質の許容量がある

人にはそれぞれ糖質の許容量があるようです。アトピー性皮膚炎での許容量もあれば、花粉症や太り過ぎない許容量もあるようです。

1人の方の具体的な許容量を示します。お茶碗一杯までは何も症状がありません。お茶碗2杯食べると数時間後に痒くなります。お茶碗3倍食べると翌日皮膚に赤みが出ます。つまり許容量はお茶碗一杯です。

理想的なのは皆さんがアトピー性皮膚炎を発症しない糖質の許容量を知ることだと思います。許容量を知ることで糖質を楽しみながらアトピー性皮膚炎を避けることが出来るようになると思います。

アトピー性皮膚炎の食事療法(糖質回避法)

糖質を控えることです。現実よりも糖質を減らすことでステロイド剤を外用しても次から次に湧き上がるようなアトピー性皮膚炎の症状を抑えることが出来ます。どの程度減らすと症状がおさまるかは人によって異なります。糖尿病で内服治療中や腎臓病や肝臓病で加療中でなければ、主食をやめてみるのも一つの選択肢です。主食をやめるのが難しいようなら、これまでの半分の量に控えるようにしてみると良いと思います。

食べる順番

アトピー性皮膚炎の食事療法(糖質回避法)において画期的な考え方です。

先にタンパク質や脂質を食べてから糖質を食べるようにするとアトピー性皮膚炎の症状が出にくいようです。同じ物を食べても食べる順番で症状の出方が違うようなので、その違いを考えてみると食べ物の成分(糖質そのもの)ではなく血糖値が何らかの影響を与えているようです。血糖値を上げるのは糖質のみなのでタンパク質や脂質が糖質の吸収を邪魔することで血糖値が上がりにくいことが考えられます。そしてブドウ糖(血糖値とはブドウ糖の血中濃度のこと)がタンパク質に結合した糖化産物が原因である仮説に符合する結果です。

イメージとしては先にタンパク質や脂質を食べて胃の中に浮かべ、後で食べた糖質の吸収を邪魔するようにすると良いと思います。

具体的には先にオカズをある程度食べてからご飯を食べたり、サラダを食べてからパスタを食べるようにすると良いと思います。

特にお子さんの場合、まず順番を試してみることをお勧めします。アトピー性皮膚炎が改善しなければ、糖質の量を減らすと良いと思います。

アトピー性皮膚炎は治る

アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、これまで治らないのが常識でした。
少なくともアトピー性皮膚炎は非常に簡単な方法で治ります。

糖質回避による病気の改善率からもわかるようにアトピー性皮膚炎の原因は糖質の摂り過ぎです。ダニ・ホコリ・汗が原因だと説明する医師もいますが、恐らく間違っています。何故なら糖質を控える(糖質回避)だけでステロイド剤が必要なくなります。つまりアトピー性皮膚炎が治る患者さんがおられるからです。ダニ・ホコリ・汗が原因であれば、それらの原因が取り除かれない限り治らないはずです。しかし実際には糖質を控えるだけで治るのです。ではダニ・ホコリ・汗は無関係かというと無関係ではありません。悪化因子としてアトピー性皮膚炎に関わっているようです。糖質と悪化因子が組み合わさるとアトピー性皮膚炎を発症します。ダニ・ホコリ・汗以外にも様々な悪化因子が考えられますが、全てに共通するのは糖質です。糖質があたかもマスターキーのように振る舞い、悪化因子との組み合わさることでアトピー性皮膚炎の症状を引き起こします。

多くの医者はダニ・ホコリ・汗が原因だと勘違いしているので、取り除くことが困難なため、アトピー性皮膚炎は治らないと誤解しているのです。確かにダニ・ホコリ・汗は避けることは出来ませんが、全てに共通する糖質は意図的に控えることが出来ます。

糖質を控えるだけでアトピー性皮膚炎の多くはは治ります。逆にアトピー性皮膚炎が良くなるまで糖質を減らすのです。治らなければ糖質の減らし方が足らないと考えれば良いのです。

これまでアトピー性皮膚炎が治らないのが常識でした。それは誰もが糖質による症状だとは考えなかったからです。糖質を控えるという発想が無かったのです。いわば車のアクセルを全開に踏みながら、ブレーキを工夫しても止まらないと嘆いているようなものです。本当に車でそんなことをしていれば、運転手の資質を疑うことでしょう。しかしアトピー性皮膚炎の治療では、糖質の食べ過ぎが原因にも関わらず、原因はそのままにステロイド剤で止めようとしても症状が止まらないとしているのです。数年もすれば今の治療法が時代遅れになることを私は祈っています。

もしかしたら一部の医師は糖質が原因だと知っていても、病気を治してしまうと患者さんがいなくなることを恐れて教えようとしないのかも知れません。

ちなみにダニ・ホコリのアレルギー検査とされる特異的IgEは、皮膚でダニ・ホコリが感作された結果を見ているだけで皮膚の悪化状態に比例して数値が高くなります。その理由は糖質を食べ過ぎた結果として皮膚が炎症を起こした状態で、ダニ・ホコリが皮膚に付着することで感作されるのです。皮膚の炎症が強ければ強い程、皮膚のバリア機能が低下しているため感作されやすくなります。一番の対策は糖質を控えることです。次善の策が皮膚の炎症を抑え保湿することで皮膚のバリア機能を保つことです。

具体的な食事方法などは改めて書きたいと思います。

花粉症も治るようなのでアレルギー全てが糖質による疾患であり、糖質回避により治るのかも知れません。

糖質とダイエットの関係性

ダイエットにおいて糖質制限ダイエットが流行っています。糖質制限(私は糖質回避という言葉を提案しています)を実行された方の多くは体重が減ることを実感されます。

動物の中で人間だけが太る理由は糖質を食べ過ぎることです。一部のペットは人間と同じようなものを食べ過ぎることで太ってしまいます。動物は太ってしまうと捕食者から逃げ遅れて食べられてしまいます。太ることは動物にとって死活問題なのです。アフリカが発祥だと言われている人類も太ればライオンに食べられてしまうので太らない仕組みが備わっているはずです。その仕組みをすり抜けてしまうのが糖質依存です。つまり糖質に対して中毒状態に陥ることで糖質を食べ過ぎるのです。ちなみに糖質依存の禁断症状まであります。強い空腹感が糖質依存の禁断症状なのです。禁断症状の証拠に空腹を我慢しているとピークをこえる感覚を味わいます。禁断症状でなければ、排尿感のように排尿しない限り弱まることはないはずです。もう一つの証拠に糖質を控えることで糖質依存を脱すれば、強い空腹感が無くなり、ピークをこえた際に感じる空腹感しか感じなくなります。

糖質を減らすことで簡単に痩せるのは、他のダイエットにありがちな空腹感の我慢が無いからです。空腹感を我慢することなくタンパク質と脂質を中心にお腹いっぱい食べることが出来るので簡単なのです。

糖質を控えていると最終的には糖質依存から抜け出すことが出来るからです。糖質依存から抜け出すことが出来れば、太る原因である糖質依存による過剰摂取が無くなるため自然と痩せるのは当たり前のことです。

ちなみに糖質を控えると糖質依存から抜け出すことが出来るのは当然ですが、糖尿病で推奨される食べる順番によるダイエットが効果が期待出来るのも糖質依存の理屈で説明出来ます。御飯などの糖質から食べ始めると急激に血糖値が上昇します。一方肉・魚・野菜などのおかずから食べ始めると、胃の中で急激な糖質の吸収を妨げる働きをしてくれるため血糖値の上昇を抑えてくれます。糖質依存はブドウ糖濃度である血糖値とインシュリンの働きによる血糖値の上下が原因のようなので、その上下を抑えることが出来るので糖質依存の度合いがやわらぐのではないかと思います。血糖値の上昇がある程度抑えることが出来れば、糖質を食べながら糖質依存から抜け出すことで痩せることが出来ると思います。糖質を少しだけ食べると余計お腹がすくという不思議な感覚も糖質依存の一症状で、血糖値の上下で説明がつきます。

ダイエットとは痩せることを目的とする行為です。そもそも太る理由が糖質の食べ過ぎなのですから、糖質を食べながらダイエットするというのは矛盾した行為です。言わば糖質を食べるというアクセルを踏みながら、ダイエットというブレーキを踏んで、止まらないつまり痩せないと嘆いているようなものです。車でアクセルを踏みながらブレーキを踏んで止まらないという人がいれば呆れるでしょう。その呆れるようなこと(糖質を食べながらダイエットすること)をまだ知らないだけで、本気で行っている人がいるのです。知らねば損すらわからないという新しいことわざを考えましたが、まさに損すらわからない人がまだまだ多いのです。良かったら糖質食べながらダイエットするのは損だと教えてあげて下さい。

AmazonのKindleストアの凄さ

Kindleストアで1巻無料で販売する理由を書きましたが、私自身はKindleストアに否定的なわけではありません。
何しろ本で買えば定価なのですから、安く買えるだけで充分Kindleストアで購入する価値があります。その上Kindleストアが書籍を管理してくれるのが助かります。何十冊・何百冊もの本を買うと保管する場所にも困りますし、何より本の数が多くなると探し出すのも困ります。
更にKindleストアによる書籍購入が便利なのは、スマホでも読むことができるのでいつでもどこでも読むことができることです。
スマホであれば電車で立っていても読めますし、スマホのアプリの立ち上がりが早いのでエレベーターに乗った数十秒ですら読むことができるのです。
漫画はスマホの画面の大きさでは少し読みにくいかもしれませんが、通常の文字の書籍であれば文字ん大きさも変えることができるのでスマホで読むのに最適です。
私がスマホで読んだ本は

 

 

衝動買いは避けて、欲しい本をKindleで探すとお得なのでお勧めです。

糖質回避に最適 自宅でチーズフォンデュ

糖質回避に最適メニューがあります。
それはチーズフォンデュです。
お店で食べると高くつきますが、自宅であれば割安なメニューです。
ここで注意点はわざわざチーズフォンデュ用のチーズを購入しないことです。何故なら確かに美味しいのかもしれませんが、割高になってしまうからです。
スーパーで売っているチーズで何種類か試してみることをお勧めします。

Amazonで探すとチーズフォンデュ用の鍋は幾つもありますが、私はニトリで買ったチョコフォンデュ用の鍋が重宝しています。
ニトリのチョコフォンデュ用の鍋は実際にはチーズを溶かすには火力がかなり弱いため30分近くかかります。
前もってスイッチをいれて溶かしておくのも良いですが、時間短縮のために通常のお皿に溶かしたいピザ用のチーズをのせてチーズの2割程度の牛乳を入れ、電子レンジにかけて溶かします。電子レンジの中を見ながらチーズが解けた時点で止めます。その時点でかき混ぜてみてしっかり溶けていればチョコフォンデュのお皿に移します。やわらかいチーズフォンデュをお望みでしたら牛乳となじむまで電子レンジにかけることがおすすめです。牛乳を入れずにチーズだけで温めると焦げ付くのでご注意ください。
私は溶かすのは電子レンジに任せて、保温する目的で使っています。
ちなみにチョコフォンデュをすることもできますが、かなり時間がかかりますのでチョコも電子レンジで溶かして使う方が良いかもしれません。(ちなみに私は糖質回避教を信じていますのでチョコフォンデュはしません。)

ニトリ チョコフォンデュ
ニトリ チョコフォンデュ

ニトリのチョコフォンデュの利点は食材を周囲にのせることができることです。

ニトリ チョコフォンデュセットでチーズフォンデュ
ニトリ チョコフォンデュセットでチーズフォンデュ

その気になりさえすれば、深めのお皿にチーズと牛乳を入れて電子レンジにかければチーズが溶けるので、冷めてチーズが固くなる度に電子レンジをかけるようにすれば特殊なチーズフォンデュの鍋はいりません。最近では電子レンジにかけるだけのチーズフォンデュができるチーズも売っていますので一度お試しされても良いかもしれません。

ここでパンをチーズにつけて食べたいところですが、パンは炭水化物なのでできるだけ野菜やタンパク質豊富な食材でチーズフォンデュを楽しみましょう。
お勧めなのは値段や大きさがお手頃のベビーホタテです。
写真では厚揚げやゆでた豚肉、ベーコンで巻いたなすび、ブロッコリーや肉団子をお皿にのせています。

タンパク質・脂質が中心のチーズを多く食べることができるので、糖質回避には最適です。
お店でチーズフォンデュを食べることを考えれば、チーズフォンデュやチョコフォンデュの鍋を購入しても1回か2回で元が取れると思います。
良かったら一度お試しください。

我慢できない子供の心理

我慢できない子供を見かけることがあります。
病気が原因の場合もありますが、特に病気がなくでも我慢ができない子供さんもみかけます。公園で遊んでいて待つことなくいきなり「代わって」と声をかけたり、要求を押し通すためにショッピングモールで泣き叫んだりします。

我慢できない子供の心理を考えてみます。
簡単に言えば、我慢できない子供に親が育てた結果なのです。

我慢できない子供の親は他人事のように、悪びれもせず『この子は我慢ができない』と言ったりします。
自分がそのように育てたなどと夢にも思っていないのです。

我慢できない子供の心理から考えてみます。
これまでの経験で我慢せず駄々をこねていれば、親が仕方がないとして自分の要求を受け入れてくれたのです。どれだけ怒られても駄々をこねて泣き叫んでいれば、最終的に自分の要求を受け入れてくれるのですから、自分の要求を取り下げる気は全くありません。我慢できない子供は我満しないことが得する手段だと知っているから、得するように行動しているだけのことです。

親がこれまでに我慢できないように育てたのです。
子供が駄々をこねれば、子供の言いなりになっていただけのことです。言っても聞かないから仕方がないと考えているのです。
親の立場ではそんなつもりはなくても、子供が駄々をこねて我慢しようとしないのがその証拠です。子供は駄々をこね続ければどうなるかわかっているのです。自分の思い通りになると。

我満できない子供を我慢できるようにするのは簡単です。
我満させなければ良いのです。禅問答みたいですが、全く別の選択肢を用意して提案するのです。ここで大切なことは子供がいくら駄々をこねても、子供の要求は認めないことです。そして議論の余地が全くないことを伝えるのです。
○○をしたいといっても、それは駄目だけでなく、○○はしない。でも△△ならいいよ。というように全く別の選択肢を提案するのです。時と場合によっては○○はしないだけでもいいですが、押し問答になってしまうため△△という選択肢を出す方が早く解決します。
いずれにしてもいくら駄々をこねても実現しないことを宣言してしまうのです。子供の思い通りにはしないと宣言しても、結局かわいそうに思って一度でも実現させてしまえば、子供は成功体験として記憶してしまうので決してしてはいけません。

具体的にはお菓子がほしいとして泣いている子供がいるとします。
お菓子は泣いても買いませんと宣言します。
買うか買わないかで議論をしないのです。
でも本ならいいよ。という選択肢を提案するのです。
お菓子が良いと言えば。
会話は打ち切りです。
じゃあ帰ろう。

一度でも駄々をこねることで思い通りになった子供だけが、成功体験として人前で泣き叫ぶことを繰り返しているだけです。決して初めて泣き叫んでいるわけではないはずです。これまで成功した回数が多ければ多いほど買ってもらえる確信をもって、大きな声で泣き叫んでいるのです。

人前で泣き叫んでいるお子さんを見かけたらこんなことを考えながら見守ってあげてください。

アレルギー検査の目的は医者の売り上げでは?

血液検査で血液中のIgEの値を測定するアレルギー検査という検査があります。
テレビでアレルギーの原因を特定しましたという具合に取り上げるので、症状もないのに検査することが当たり前だと誤解されていることもよくあります。

アレルギー検査してわかることは血液中にアレルギーを起こすかもしれない免疫が存在するということです。IgEの値が高ければ必ずアレルギーを起こすわけではありませんし、逆に値が低ければアレルギーがないと言い切れるわけでもありません。
更にダニ・ホコリやスギ・ヒノキにアレルギーがあることがわかったところで避けることができないのであればどれだけの意味があるのでしょうか?
本来であればそのことまで考えて検査をするはずですが、結果だけ伝えて解釈の仕方・対処法を伝えない医者が多いようです。

検査で何かわかったら対策があるのですか?と質問してみましょう。
対策がないのにただ検査をするのは、探求心を満たすという意味以外は、医者の売り上げを上げる意味しかありません。
検査でわかったことで何か変わるのであれば意味があります。
例えばエビ・カニなどを食べると蕁麻疹が出る気がするが、本当だろうか?とか、リンゴや桃などを食べると症状があるため口腔アレルギー症候群が疑われるが、他の食べ物は大丈夫だろうか?という場合には結果により食べるのを避けることができるので意味があります。

対策がないのであれば知らぬが仏という諺通り、検査しないのが一番だと私は思います。

患者さんとしてアレルギーの検査を提案された場合、対策があるかどうかをまず聞いた上で検査するかどうかを考えましょう。

アレルギー検査をしているお医者さんがこれを見られた場合、アレルギー検査する意味を考えてみてださい。
対策のない検査するより、アレルギーが治る糖質回避を勧める方が誠実だと思います。

御飯を毎日食べても飽きない理由

人間には同じことを繰り返すと物事に飽きる仕組みが備わっています。飽きる仕組みの目的は様々な経験をすることです。食べ物において飽きるのは多品種食べることで本能的にリスク分散をはかるのだと思います。栄養補給だけでなく、毒物を食べてしまうリスクを分散するのです。しかし御飯は毎日3食食べても飽きないのは何故でしょうか?不思議といえば不思議です。飽きるほどの強い味がないからと説明する人もいますが理由は違います。
糖質依存状態に陥ることで更なる御飯を求めるようになるのです。飽きる仕組みよりも依存の快楽の刺激の方が強いため飽きることが出来ないのです。
そのためご飯は飽きるどころか毎日食べるように文字通り病みつきになるのです。
依存の証拠は禁断症状を見つけることで簡単に証明できます。禁断症状とは強い空腹感です。お腹がすいた状態で我慢しているとピークを越えたように空腹感をあまり感じなくなります。これこそが禁断症状の証拠です。何故なら禁断症状でなければ、排尿を我慢しているときのように排尿しない限り排尿感がなくならないのと同じように、何かを食べないと空腹感がやわらぐことの説明がつきません。むしろ糖質を少し食べると余計お腹がすくという不思議な現象まで起こるほどです。これも糖質依存の一症状のようです。

依存の仕組みを知った上で、肥満やアレルギーなどの御飯に対する依存症(糖質の食べ過ぎによる様々な病気は糖質依存症だと私は考えています。)があるのであれば御飯を避けるのが一番です。

意外な依存症産業(タバコ、ギャンブル以外)

様々なものに依存症が存在します。
わかりやすいのはタバコです。
タバコを吸ったことのない大人や子供が常識的に考えれば、煙をお金を出してまで吸うなんて理解しがたい行動です。どうしてもやめられないのはタバコの煙の中のニコチンに対する依存が原因です。ニコチンが身体の中に入ると脳内のニコチンレセプターにニコチンが働き、ドーパミンが放出されます。このドーパミンに対する快楽が依存を誘発します。つまりタバコ産業は典型的な依存症産業といえると思います。
他にもわかりやすいのがパチンコや競艇や競輪などのギャンブルです。適度に娯楽として楽しむ程度であれば人生を豊かにしてくれるのかもしれませんが、過度にのめり込んでしまうと自分では歯止めがかからず、借金をしてまでお金を使ってしまう人も大勢います。生活に支障を来す程のめり込んでしまうとギャンブル依存とされます。そしてギャンブル依存の方々が多額のお金を消費することで業界を支えています。

他にもわかりやすいのはお酒です。お酒も適度に楽しむ範囲では手軽な娯楽ですが、自分でコントロール出来ないほど飲んでしまうと立派な依存症です。

お酒もある種依存性があり、仕事もせずに昼間から飲んでしまう程でなくても、お酒を飲むために夜が待ち遠しい程度なら多くの人に当てはまるようです。

ここまでは皆さんの予想通りだと思いますが、意外な依存症産業があります。少なくとも私は依存症にはまっていました。

意外な依存症産業とは、糖質依存糖分依存です。糖質依存は血糖値が下がると強烈にお腹がすくという禁断症状が特徴です。糖質を少しだけ食べると余計お腹がすくという不思議な現象も起こります。糖分依存とは甘いものに対する依存で、甘みという快楽に対する依存です。糖質依存と糖分依存と両方に依存していることもあります。甘みを求めるかどうかで区別がつきます。

糖質依存と糖分依存による依存症産業とは、多岐に渡ります。糖質依存症産業は主食を扱う業種全てです。具体的には牛丼やハンバーガーなどの多くのファーストフード、定食屋をはじめとした多くの外食産業が糖質依存症産業です。糖分依存とは甘みを扱う業種全てを表します。具体的にはドーナツ屋さんやケーキ屋さんなどのデザートやお菓子などの甘みを伴う業種全てが糖分依存症産業に含まれます。

糖質依存症産業・糖分依存症産業の中で私が考える最も繁栄している業種はコンビニだと思います。ご飯がメインのお弁当が主力商品ですし、甘みであるデザートも品揃え豊富です。いずれも賞味期限が短いために頻回にコンビニを訪れることにつながるため、コンビニの業績に多大な貢献をしています。さらに依存度を高めるために、最近では甘み依存を誘発するドーナツの販売に力を入れています。

他の娯楽が増えたことでギャンブル依存から抜け出す人が増えたことと同じように、もしかしたら新たな価値観が生まれることにより、糖質依存や糖分依存から抜け出す人が増えるかもしれません。もし糖質依存や糖分依存に日本人の多くが気付いて抜け出すことが出来れば、コンビニの業績は一気に悪化してしまうかもしれません。現時点ではそのような事態になる可能性は限りなくゼロに近いとは思いますが。

他にも依存症産業はあると思いますので良かったら探してみてください。

アトピー性皮膚炎は病院に行く必要がなくなる時代へ

アトピー性皮膚炎は糖質を控えることで治すことができます。(参考:21世紀のアトピー性皮膚炎の対処法
突き詰めるとわざわざ病院に行って薬を処方してもらう必要がなくなります。
糖質を控えると症状が収まるので全く糖質を食べなければ症状は徐々に改善します。
そういう意味でも病院に行く必要はなくなりますが、一度ステロイドで抑えてしまえば後は糖質を食べないだけで皮膚炎を繰り返すことがなくなります。
虫に刺されて赤くなるのと同じで、糖質を食べると赤くなるのです。
因果関係がわかれば、薬局で市販されているステロイドで充分対応出来てしまうというお話です。

21世紀のアトピー性皮膚炎の対処法で書きましたように、アトピー性皮膚炎は糖質を許容量よりも少し食べ過ぎれば痒みを生じ、更に食べ過ぎると皮膚に炎症を起こし赤くなります。
糖質を食べすぎた結果皮膚炎を生じた際に痒みには市販の抗アレルギー剤で対応し、赤みには市販のステロイドで抑えてしまうのです。それでもおさえることができなければ病院で処方されるステロイドを使う必要がありますが、糖質を控えてしまえば市販のものでも十分対応できると思います。もし市販のステロイドでおさえきれないほど皮膚の炎症が激しければ、それだけ糖質を食べすぎている証拠でもあります。真剣に糖質回避をされることをお勧めします。

アトピー性皮膚炎は治ります。
皮膚の炎症がおさまる許容範囲まで糖質を食べる量を減らすだけです。
アトピー性皮膚炎は糖質の食べ過ぎを教えてくれている身体からのメッセージです。
メッセージに従い、食べ過ぎないように気を付けるだけのことです。

ちなみに皮膚科を受診してもこのことは教えてもらえないことが多いようです。
その理由は二つ考えられます。
一つは糖質回避でアトピー性皮膚炎が治ることを先生が知らない。
二つはアトピー性皮膚炎が治ってしまうと患者さんが減ってしまうので教えたくない。
このどちらかだと思います。

最終的にはアトピー性皮膚炎は自分で調整できる病気というよりは、糖質を食べ過ぎると皮膚に炎症を起こしてしまう体質だと受け入れるとよいと思います。20世紀は一生にわたって皮膚のお手入れが必要な病気でしたが、21世紀になるとアトピー性皮膚炎は糖質を食べる量を調整することにより自己調整できる体質でしかありません。
この知恵をみんなに広め、アトピー性皮膚炎で悩む人がいない世の中を実現しましょう。