最後のダイエット メリットとデメリット

最後のダイエットとは糖質回避です。
糖質を食べることが太る原因なのですから、糖質を食べないと痩せるのは当たり前です。
最後のダイエット、私の場合のメリットとデメリットを考えてみました

最後のダイエットのメリット

  • 人に凄いと褒められる
    最後のダイエットは我慢する必要なく、全く辛くないので実は何も凄くはありません。
  • 身体が軽くなるので移動が楽になる
  • 腰の負担が減り腰痛が楽になった
  • 最後のダイエットはリバウンドが無いため、リバウンドの都度服を買う必要が無くなる
  • お腹が空きにくくなる(糖質依存からの脱却)ため、食へのこだわりがほとんどなくなる。

最後のダイエットのデメリット

  • 外食する際、糖質回避できるお店が限られる
    糖質回避しやすいお店:ファミリーレストラン、バイキング、居酒屋など
  • 耳管開放症を発症
    喉と耳をつなく耳管の周囲の脂肪が減ることで、絶えず耳管が空いてしまう症状です
  • 病気と間違われる
  • 服が着れなくなったため、ズボンを買う必要があった

多くの病気の原因が糖質?(糖質原罪説)

炭水化物(糖質)・タンパク質・糖質のうち血糖値を上げるのは炭水化物(糖質)だけです。
糖質を食べることで様々な疾患を起こしている可能性があります。

2型糖尿病

2型糖尿病は糖質を食べた結果上昇した血糖値が下がらなくなった病気です。
糖質を避けることで2型糖尿病は治る失くなります
これは間違いない事実です。
2型糖尿病は、糖質を取ることで上昇した血糖値を膵臓からのインスリンで下げ続けた結果、膵臓が疲れてインスリンを作れなくなるか、インスリンに身体が慣れてしまって効きが悪くなることで発症します。いずれにしても糖質を食べ続けた結果なので糖質を取らなければ改善が期待できます。

肥満

糖質を消化し吸収されたブドウ糖は人間の身体にとってエネルギー効率が悪く、血中濃度が上がると体に害を及ぼします。効率が悪く害があるので身体はブドウ糖から積極的に消費し、余れば身体に害を及ぼさないように脂肪として蓄えます。
更に糖質に引き起こされる糖質依存により糖質を食べ過ぎることで引き起こされます。

高血圧(仮説)

糖質依存に伴い糖質を打ち消すために塩分を取りすぎた結果ではないかと思います。
糖質回避することで改善が期待できると思います。
根拠は私が特に意識することなく、1日塩分摂取量が4.8gだったことです。
ご飯・パン・麺類という甘味を打ち消して食べやすくするために塩分が必要だったのではないかと思います。むしろ糖質依存と共に塩分が共依存の関係にあるのかもしれません。

糖化産物による免疫機能異常

糖化産物により免疫機能に異常をきたす仮説です。亢進すればアレルギー・抑制すればニキビや良性腫瘍・悪性腫瘍を引き起こすというものです。

免疫亢進:各種アレルギー(仮説)

アトピー性皮膚炎や花粉症などの各種アレルギーが糖質を避けることで、改善することがあるのが事実です。
その事実から仮説を考えました。
糖質を食べることで体に吸収されるのはブドウ糖です。ブドウ糖はそのままで病気を引き起こすには分子が小さすぎるので問題を起こすことは考えにくく思います。
そこで考えたのはブドウ糖がタンパク質と結合することで生じる糖化産物が免疫機能に影響を与え、免疫機能を必要以上に高めてアレルギーを発症するのではないかという仮説を考えました。

免疫抑制:ニキビ・良性腫瘍・悪性腫瘍(仮説)

糖質を控えることでニキビが改善することがあるのは事実です。
傷の消毒はしない方がよいことを提唱された夏井先生によると糖質が過剰になることにより皮脂の分泌が増えることでニキビが増えるとの説もあります。

糖化産物が免疫機能に影響を与えるという仮説を考えておりますので、糖化産物が免疫機能を低下させる働きをすることでニキビ・良性腫瘍・悪性腫瘍を引き起こすと考えました。
腫瘍に関しては糖化産物が腫瘍化する確率を上げることも可能性があるかもしれません。
腫瘍化した細胞を免疫で駆逐していますが、すり抜けてしまう細胞が腫瘍化するのだと思います。そのすり抜けてしまうスイッチを糖化産物が押してしまうのではないかという仮説です。

事実をつなげて一つの理屈で説明する仮説です。
糖化産物が免疫機能に影響する。
こう考えると辻褄が合います。

証明は困難ですが、確認は各自患者さんが糖質を避けてみることです。
もしかしたら世の中の変わる仮説になるかもしれません。

最後のダイエット リバウンドがないから最後

にほんブログ村に登録してみました。
ブログ村に登録する際に面白いカテゴリーを見つけました。
ダイエットの項目を探していたのですが、面白いカテゴリーとは最後のダイエットというカテゴリーです。

何故ならきちんと糖質回避をすれば、ダイエットは成功する上に、リバウンドがないので最後のダイエットという表現は適切だと思います。(痩せにくい方はおられるとは思いますが、少し運動を加えることで成功すると思います)

太る理由・原因

元々太る理由・原因が糖質を食べることで、糖質に騙されてしまって食べ過ぎてしまうことです。様々なダイエットがありますが、元々の原因が糖質を食べ過ぎることなので、糖質を食べながらダイエットをするというのは、アクセルを踏みながらブレーキを踏んで止まらないと言って困っているようなものです。止まれないのはアクセルを踏んでいるからと同じで、太るのは糖質を食べるからです。確かにダイエットに成功する方法もあるとは思いますが、糖質を食べながらダイエットするのは効率が悪いと思います。何しろアクセルを踏みながら止まろうとしているのと同じですから。

生き物には恒常性が備わっているため通常太ることはありません。
野生動物を見てもらっても太っているものはいないはずです。
何故なら太ってしまうとエサが取れないかエサになってしまうからです。
ペットは太ってしまうことがありますが、糖質を食べさせることで太っているはずです。

糖質回避のすすめ

糖質制限という言葉がはやっていますが、私は制限というのは制限速度のように人にされるものだと思いますので、自分で糖質を避けるのは糖質回避という考え方が適切だと思います。
そして糖質を忌み嫌うのではなく、できれば避ける。たまに楽しむというのが無理なく楽しくダイエットできると思います。信じる者は救われるという意味で糖質回避教という論理的宗教を提案しています。

太った理由の一つに糖質依存(糖質中毒)という考え方があります。
依存といっても病的なものではなく、糖質に騙されているという意味です。
少し食べると余計食べたくなる
食べたくて食べたくて仕方がないが、しばらく我慢するとピークを越える。(禁断症状
糖質依存だと受け入れるとメリットもあります。

糖質回避教は常にお腹いっぱい食べているのでリバウンドも起こりません。
私は16Kg痩せました。リバウンドがないので最後のダイエットです。
貴方も糖質回避教に入信し、最後のダイエットに挑戦しませんか?

病気を治すから失くす時代に!?

病気を治すとは病気に対して薬を使って健康な状態に戻すことです。
病気を失くすとは病気に対して薬を使わず、原因である糖質を取り除くことで健康な状態に戻すことです。
病気を治すのではなく病気を失くすことができるかもしれません。(詳しくは呉からの風.jpにて)

ご存じですか?

ここまでは事実です。ここからが事実を元にした仮説です。

我慢するなら病気?糖質?
我慢するならどっち?
病気を我慢?糖質を我慢?

アトピー性皮膚炎8割・慢性蕁麻疹5割程度の改善率で、病気を失くした人も何人かおられます。病気でお悩みでしたら糖質回避教をご検討ください。
面白そうとか、ダメ元でもいいからやってみようかなと思われた方にお勧めです。
(糖尿病、肝臓病や腎臓病などの治療中の方は『糖質回避したい』と主治医の先生にご相談ください)

呉からの風

糖質を少しだけ食べると余計お腹がすく理由

糖質を少し食べると余計食べたくなることがあります。
止まらなくなるのです。

糖質依存の抑制の消失

実は糖質依存の症状の一つです。
自分でコントロールできないという依存の一つです。
依存といっても病気というわけではなく、糖質に脳が騙されて錯覚に陥っていると思っていください。
少し食べたことで脳が更なるドーパミンを期待して、期待を増大させる状態に陥っています。
ちょうど衝動買いの心理と同じです。ほしいと思うと買わないといけないと思い込んでしまうため、ついl買ってしまうのと同じです。
少し食べたことで勢いがついたような錯覚に陥り、余計食べたくて仕方がなくなるのです。

糖質の血中濃度低下

糖質の血中濃度を考えてみると理解できます。
少し食べると脳が更に血糖値が上昇することを予想して、条件反射でインスリンを分泌します。
ちょうどパブロフの犬がエサを見るとヨダレをたらすようなものです。
条件反射で分泌されたインスリンにより食べる前よりも糖質の血中濃度が下がってしまいます。
ちょうど強烈な空腹感を感じるのと同じ状態に陥るのです。
少し食べたことで禁断症状が誘発されたような状態です。
そのため少し食べたら余計お腹がすくという不思議な現象が起きてしまいます。

糖質回避で強い空腹感がなくなる理由

糖質回避(糖質制限)をしていると強い空腹感がなくなります。
元々強い空腹感は糖質依存禁断症状だからです。
糖質を食べていると強い空腹感を感じますが、我慢していると突然ピークを越える感覚になることがあると思います。そのピークを越えること自体が禁断症状を乗り越えた証拠です。
禁断症状でなければ、空腹感は時間と共に次第に激しくなるはずです。
一定の時間でピークを越える感覚になることこそ、禁断症状の証拠だと思います。

そして糖質回避をしていると糖質依存から脱出できます。
だから禁断症状がなくなるだけのことです。
本来の空腹感だけになるのです。
私はダイエット実行中を実感する心地よい空腹感だと思います。

別の角度から考えてみます。
血糖値ならぬ糖質の血中濃度という概念で空腹感をあまり感じなくなる理由を紐解きます。

糖質の血中濃度=血糖値ーベースの血糖値
糖質の血中濃度=血糖値ーベースの血糖値

強い空腹感がなくなるのは、糖質を食べないことで糖質の血中濃度の上下がなくなるからに他なりません。
本来の空腹感だけになるのです。

この空腹感が本来の強さに戻るおかげで、食べ過ぎることがなくなるのも痩せる理由の一つです。

『病気が治る』を改め『病気を失くす』

2型糖尿病肥満高血圧などが治ると表現していましたが、間違っていました。

治るのでは無いです。

病気が無くなる。

そもそも2型糖尿病や肥満は糖質に対する認識が原因で引き起こされた疾患というよりは状態です。

原因である糖質を摂り過ぎなければ、そもそも2型糖尿病や肥満の状態にはなりません。

糖質を控えることで改善すれば、2型糖尿病や肥満は治るのではありません。2型糖尿病や肥満は失くなるのです。表現を間違えていました。

病気を失くす

歴史を振り返ると、知識不足による食べ物の選択ミスによる病気がありました。ビタミンという概念が無かったためにビタミンが含まれた玄米をビタミンを削ぎ落として白米にして食べたために生じた何万人もの死人を出した脚気のように、現代にも食べ物による病気が蔓延しています。現代の脚気とも言える様々な病気を治すのではなく、失くしてしまいましょう。

幸いかつての脚気は先人の『知恵』により日本ではほぼ無くなりました。

次は2型糖尿病、肥満、高血圧を失くしてしまいましょう。アレルギーも恐らく失くなると思います。

病気を治すのではなく、失くす。無になるのではなく、病気を失ってしまう『意味』を込めて病気を失くす。当て字ですが表現としてぴったりだと思います。

糖質回避でニキビ改善

糖質回避をしてニキビが改善する患者さんがおられます。

本でも読みましたし、患者かんからも直接お伺いしたこともありました。

ふと気付くと私の胸に出来ていたニキビが出来なくなっています。写真を撮っておけば良かったのですが、気にしていなかったので写真は撮っていませんでした。

少なくともニキビは糖質回避で治りそうです。まさか自分で実感するとは思いませんでした。

ある皮膚科の先生とお話すると、尋常性乾癬の方が痩せたら治った方を経験されたそうです。本に書いてある通りです。

糖化産物原罪説は間違いないかも知れません。

少なくとも原因不明の病気は糖質回避を試してみても良いかもしれません。

糖質依存の概念の利点 ~対策がとれる~

糖質依存の概念には利点があります。

太った理由が理解できるようになる

これまでわからなかった太った理由の説明がつくことです。
何故体重のコントロールが困難だったか、客観的に理解できることです。
自分自身が錯覚に騙されていることを受け入れる必要はありますが、自分が悪いわけではないことが理解できます。
自分自身を責めなくて済む

対策がとれるようになる

糖質依存の概念を受け入れる最大のメリットが、対策がとれるということです。
依存は脳が騙されてしまって、量の加減ができなくなり過剰摂取してしまうのが特徴です。
一度依存に陥ってしまうと、自分で調節できなくなるということです。

逆に考えれば依存を脱出すれば、再度依存に陥らないように調節することもできるはずです。
薬物依存のように一度陥ってしまうと抜け出すことが難しい依存もありますが、糖質依存はそこまでの依存性はなさそうです。(もしかしたら個人差があり自己コントロールの難しい方もおられるかもしれません。)

いずれにしても依存の概念により、依存に気を付けながら糖質を楽しむことができるようになるはずです。

糖質は依存の概念を受け入れ、糖質回避するのが一番人生が楽しいと私は思います。

太る原因 糖質?カロリー?

太る原因を考えてみます。
糖質でしょうか?カロリーでしょうか?どちらも理屈の上では間違ってはいないはずなのに、糖質回避の方が痩せやすいのはなぜでしょうか?理由は簡単です

太る原因は糖質だからです。

糖質で太る原因は二つあります。
炭水化物は優先的に脂肪になることと、糖質依存です。

炭水化物は優先的に脂肪になる?

炭水化物が消化されブドウ糖として吸収されます。
このブドウ糖が実はエネルギー効率が悪いそうです。
しかも高濃度になる高血糖の状態になると身体にトラブルを起こす毒になるのです。
エネルギー効率が悪くて、毒にもなるブドウ糖。
大量にあればできるだけ速やかに使うのが合理的なはずです。
余るようなら脂肪として蓄えるのです。

身体にとって炭水化物・タンパク質・脂質は同等ではなく、炭水化物は効率が悪い上に害があるので、優先的に使うのが合理的です。余ればそのままでは高血糖で害になるので、飢餓に備えて脂肪として蓄えるのです。
たんぱく質を取りすぎても、脂肪に変換して蓄えるのは効率が悪すぎるので簡単には太れません。すべての動物は食べ物を探すことに困っていたので、効率の悪いエネルギーの保存方法だと淘汰され子孫が残せません。
現時点で種として存続できるのは効率を最善にしたからこそ生き残れたと思います。
調べたわけではありませんが、進化の歴史を考えれば、たんぱく質を食べて脂肪として蓄えることはしないと思います。

糖質依存の考え方。

もう一つの問題は糖質依存の考え方です。
詳しくは糖質依存という新しい概念をご覧ください。

糖質に騙されてしまって食べ過ぎてしまうことで、太ってしまうということです。
食べ物全体を多く食べてしまった結果が肥満だと考えがちですが、糖質を食べ過ぎてしまった結果が肥満です。
糖質がどのように人を騙すかは自分が自分を騙す、依存のメカニズムをご覧ください。

糖質に騙されている証拠は禁断症状があることです。
禁断症状とは強い空腹感です。強い空腹感を我慢しているとピークを越えた状態になることを経験されたことがあると思いますが、ピークを越えたのが禁断症状を脱出した状態です。

少し食べると余計食べたくなるのも依存の証拠です。
依存でなければ、少し食べれば少し満腹感が得られるはずです。
現実には少し食べれば余計おなかがすきます。

糖質依存の影響で本来は10で満腹になるはずが、12・13と余分に食べることができるのです。2・3割分脳が騙されるのです。
糖質をやめて食べる量が減ることが多いのですが、胃が小さくなったと表現されます。
糖質の騙しがなくなって本来の大きさに戻っただけのことです。

優先的に糖質が使われ余ると脂肪になる。
糖質依存で糖質を食べ過ぎてしまう
この2点が糖質が太る原因です。

カロリー制限説

カロリー制限とは摂取カロリーを計算し、食べる総量を抑えることで痩せようというものです。
身体に入ってくるエネルギーと出ていくエネルギーで、出ていく方が多ければ痩せる。入ってくる方が多ければ太るという考え方です。
一見理屈は間違っていないように思います。
食べる量が多ければ太るし食べる量が少なければ痩せる。
当たり前といえば当たり前の理屈です。

しかし問題点があります。
本当にタンパク質・脂質・炭水化物がいわれている通りのカロリーとして体内で使われているかどうかです。
どうも怪しそうです。(参考文献:夏井睦氏炭水化物が人類を滅ぼす
カロリー説では炭水化物もタンパク質も脂質も同等に扱われ、特に脂質はカロリーが高いので避けるように推奨されています。

実はカロリー計算が正しいかどうかわからない

実はカロリー計算通りに食べ物が体の中でエネルギーとして使われているかどうかわかりません。本当に燃やした時に出るエネルギーから想像しているだけだそうです。(参考文献:夏井睦氏炭水化物が人類を滅ぼす

元々理屈が正しいかどうかはわからないのです。食べる総量が多ければ太る、少なければ痩せるのは間違いありませんが、脂肪が太りやすく炭水化物とタンパク質が同等というのはわからないのです。

間違っているかどうかもわかりませんが、私は脂肪分を好んで食べていますが痩せていきます。それが答えではないかと思います。

人間が糖質依存を起こさず、機械のように決めたことをきちんと守ることができればカロリー制限説でも痩せることができるのかもしれません。
しかし人間が自分で考えて、自分の好みで食べるものを選ぶことができる現状では糖質回避でのダイエットが合理的だと思います。