野菜ジュースの血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
砂糖の有無によるチョコレートの食後血糖値の違い砂糖の有無によるコーラの血糖値の違い果汁100%ジュースの血糖値に引き続き、当たり前シリーズです。

患者さんに炭水化物・糖質を食べる際に野菜を一緒に食べるとよいとお伝えしていていますが、野菜ジュースでは駄目ですか?と質問されることが多くありました。糖質が含まれているため血糖値が上がることが予想されたため、野菜ジュースでは駄目ですとはお伝えしていましたが、その根拠を明確にするために野菜ジュースを試してみることにしました。

野菜ジュース

カゴメ野菜生活100を飲んでみることにしました。
牛乳や果汁100%ジュースは500ml飲んでいたため野菜ジュースも500ml飲んでみることにしました。
野菜ジュースで500mlのものが見当たらなかったため1000mlのうち500mlを飲んでみることにしました。

成分表示
200ml当たり(500ml当たり)

タンパク質0.8g(2g)
脂質0g(0g)
糖質14.6g(36.5g)
糖類13.0g(32.5g)

血糖値

予想通り血糖値は上がりました。
何故なら糖質が多く含まれているからです。

比較してみないとわからないため、コーラゼロ・果汁100%ジュースと血糖値を比較してみました。
果汁100%オレンジジュース程は血糖値が上がらなかったものの、野菜ジュースは血糖値が上がることがわかりました。
コーラゼロは血糖値が上がりませんでしたので、グラフで見ると明確に違いが見て取れます。。

今回わかったこと

糖質が多く含まれる野菜ジュースは血糖値が上がることが予想されました。そのことを実証するために飲んでみましたが、予想通り血糖値は上がりました。
血糖値においてコーラゼロの方が野菜ジュースよりも健康に良いということがわかりました。

2型糖尿病など糖尿病の方はもちろん、アトピー性皮膚炎など血糖値の上昇が病気に関係ありそうな疾患の方は野菜ジュースや果汁100%ジュースを飲むよりは、コーラゼロなど果糖や砂糖の入っていないジュースを飲む方が健康によさそうです。

2型糖尿病で血糖値やHbA1cが下がらず悩んでおられる方で、野菜ジュースを飲んでおられる場合、野菜ジュース・果汁100%ジュースを飲むことが血糖値が下がらない原因かもしれません。
少なくとも糖尿病で血糖値を下げたい方は野菜ジュースと果汁100%ジュースはやめておく方がよさそうです。

ミニストップ たまごサンド+牛乳500mlの血糖値

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以前測定したミニストップのたっぷりたまごサンドの追加です。たっぷりたまごサンドと牛乳の血糖値も測定していたため、掲載してみることにします。

ミニストップ
たっぷりたまごサンド+牛乳500ml

サンドイッチを食べ終わった後で牛乳500mlを飲みました。

食後血糖値

血糖値は早い段階で上がり始めました。
45分後に128mg/dlまで上昇しました。
牛乳の影響があると考え、牛乳500mlを飲んだ場合の血糖値を調べてみることにしました。

牛乳500mlだけを飲んだ場合よりは緩やかに上がることがわかります。

今回の実験でわかったこと

食パンと牛乳500mlでは血糖値の上がり方が緩やかになったため、たまごサンドと牛乳ではたまごサンドだけより下がるかあるいはたまごサンドだけと同じ程度の血糖値を期待していました。結果は牛乳だけ飲む場合とほぼ変わらない結果でした。

期待した結果とは異なりますが、サンドイッチと牛乳をそれぞれだけ摂取すると血糖値が上がるにも関わらず、一緒に摂っても足し算にはならないところが興味深いところです。

食パンと牛乳では食パンだけよりも血糖値が上がりにくい結果が得られてはいますが、偶然か必ず上がりにくいのかは再実験で確かめたいと思います。

赤福餅3個と水500mlの食後血糖値

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今回関西で有名な和菓子赤福餅を食べる機会があったため食後血糖値を調べてみることにしました。
食後のデザートとして食べることもあると思いますが、食後だと食事の種類によって血糖値に違いが出ると考えられたため今回は赤福だけを食べてみることにしました。

赤福

赤福餅とは伊勢に本店がある老舗和菓子屋さんの和菓子のことです。
関西や中部地方では駅で売られているため、伊勢神宮にお参りしたことがなくても関西や中部地方ではよく知られた和菓子のことです。

赤福餅3個を食べた後で水500mlを飲んでみました。

食後しばらくして用事があったため実験の質は落ちるとは思いましたが、ピークの血糖値はわかると考え約50分程歩きました。

食後血糖値

お餅3個ですが、食後血糖値は上昇しました。
45分後に189mg/dlまで上昇しました。
その後低下していきました。
用事があったこととピークがわかったため約50分程歩行しました。
すると予想外に低下しました。
150分後に53mg/dlまで低下しました。

実は気分不良もあり、低血糖だったようです。

歩くのをやめてしばらく座って安静にしていると気分不良は改善しました。
冷や汗は出ませんでした。

今回の実験でわかったこと

今回の実験でわかったことは二つあります。
赤福餅は3個でも血糖値が上昇することです。
おやつとして食後時間をあけて食べるとしても3個一度に食べると血糖値が急上昇するようです。
私のように食後血糖値が上がりやすい人は空腹時に一度に赤福餅を3個食べることは避ける方がよさそうです。
特に今回は赤福餅を食べた後で水を500ml飲んだため、お餅の中の砂糖が水に溶け込んで早く吸収された可能性が考えられます。

食後高血糖の後で運動をはじめると低血糖をきたすことがわかりました。
私は子供の頃身体を動かしていると突然気分が悪くなり、身体がしんどくなることがありました。身体がだるいと言っても誰も信じてはもらえず、サボっていると言われていました。幸い少し休んでいるとすぐに回復していました。だからこそ余計サボっていると思われたようです。
丁度今回と同じ症状だったため、低血糖を疑いリブレで確認してみると間違いありませんでした。幸い座って休んでいると気分不良は改善したため、ブドウ糖を摂取しなくても血糖値が上がってきたであろうことが推測できました。リブレで確認すると上昇していました。

子供の頃身体がだるく感じたのは、食後しばらくしてから走り回ったりしたときだろうと想像できました。食事の内容までは覚えていませんが、炭水化物は大好きだったので炭水化物だけ大量に食べることは多々あったので、食後高血糖からの低血糖での気分不良で間違いなさそうです。
ただ気分不良の時に血液検査をしなければ診断がつかないため、当時病院を受診したとしても誰にも診断はできなかったでしょうし、想像もできなかったでしょう。

食後すぐに運動するとよくないと世間一般では言われるため、しばらく休んでから体を動かしていました。これがよくなかったようです。しばらく休んでいる間に食べたものが消化・吸収されるため高血糖を来たします。血糖値を下げるためにインスリンが分泌され血糖値を下げ始めます。高血糖に応じてインスリンが分泌されるため、一定量のインスリンが分泌されますが、インスリンの効果が出始めた頃に運動をしてしまうと身体の細胞がブドウ糖を使うことと合わさって血糖値が急降下してしまうようです。
もし食後すぐに運動していれば、ブドウ糖を身体の細胞が使うため元々血糖値が上がりにくいはずです。その少し上がった血糖値に応じてインスリンが分泌されるため、食後すぐに運動する方が食後しばらくしてから運動を始める場合よりも分泌されるインスリンが少なくて済むはずです。この理屈からは食後すぐに運動をはじめる方が低血糖は起こしにくい可能性が高いことがわかります。

これは一つ画期的な発見ではないかと思います。
現在の糖尿病の診断基準では該当しませんが、恐らく75gOGTTをすれば境界型と診断される私がお菓子を食べて歩くだけで低血糖をきたしてしまうのです。
診断基準を満たしている糖尿病患者さんが、一度に沢山お菓子を食べて低血糖を起こしたとしても全く不思議ではありません。

糖尿病の患者さんへのアドバイス・提案をしたいと思います。
・お菓子を一度に沢山食べない
・糖質だけを一度に食べて、1・2時間してから長時間運動しない
(30分以上運動するなら食後30分以内からはじめるか、2時間してからがよさそうです)
・そもそも糖質だけを食べない方が良い。

少なくとも私のように食後時間をあけてから運動し気分不良を経験したことがある方は、糖質だけ食べて時間をあけてから運動をすることは絶対に避けるべきです。

これも糖質を食べるから低血糖の一因です。

無糖ヨーグルトの食後血糖値

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患者さんとお話ししているとヨーグルトを食べられる方が多いため調べてみることにしました。
少なくとも砂糖が入っているものは血糖値が上がることが予想されるのですが、無糖だと上がるか上がらないかわかりません。何故ならヨーグルトは乳糖を含む牛乳が原料なので、牛乳で血糖値が上がることから食後血糖値が上がる可能性も考えられました(参考:牛乳500mlの血糖値)。頭で考えていてもわからないため検査してみることにしました。

無糖ヨーグルト

ダノンビオ プレーン・砂糖不使用を食べてみることにしました。

1カップ(75g)あたり
タンパク質3.1g
脂質2.2g
炭水化物4.3g(糖類2.4g)

不可思議なことにHPに記載してある原材料名には
生乳、乳製品、砂糖、ゼラチン/増粘剤(加工でんぷん)
と砂糖の記載があります。
0ではなく、不使用と記載して良いていどに含まれているという意味なのかもしれません。

1回目は1カップ食べてみました。
2回目は4カップ食べてみました。

食後血糖値

食後血糖値は1個ではほとんど変わりませんが、4個食べたものでは少し上がりました。

乳糖が含まれていることが影響しているのかもしれません。

牛乳500mlとの比較

上記のヨーグルト4個は400gなので単純に比較はできませんが、牛乳500mlと比べてみることにしました。

牛乳500mlを飲んだ後の血糖値よりも少し上がりました。
確かなことは言えませんが、乳酸菌により乳糖が吸収しやすくなっている可能性が考えられます。吸収しやすいからこそヨーグルトの方が上がりやすいのかもしれません。

今回の実験でわかったこと

無糖のヨーグルトでも4個食べると血糖値が上がることがわかりました。
1個75gであればそれほど上がらないこともわかりました。

無糖でも血糖値を少し上げることがわかり、大量であればそれなりに血糖値を上げてしまうことがわかりました。

果物とヨーグルトを一緒に朝食として食べておられる方がいらっしゃるのですが、これまでは無糖であれば良いと思いますとお伝えしていましたが無糖ヨーグルトでも量が多ければ食後血糖値は上がるようです。逆に1個であれば大して上がらないようです。Amazonでのご購入はこちらでどうそ。
少なくとも果物と一緒に食べるのは得策ではないのかもしれません。

ダノンビオには果物入りの製品もあるため機会があれば試してみたいと思います。
砂糖入りヨーグルトだと血糖値は上がるとは思いますが、こちらも機会があれば一度試してみたいと思います。

天下一品ラーメンの食後血糖値

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以前は天下一品ラーメンのチャーシュー麺とゆで卵を食べた食後血糖値を掲載しましたが、血糖値があまり上がらなかったためスープがこってりで脂肪分が多いと血糖値が上がりにくい可能性が考えられました。
しかし前回食べたのはチャーシュー麺であり、誘惑に負けてゆで卵も食べてしまっていたため単純には比較できませんでした。
そこで今回ラーメンだけを食べてみることにしました。

天下一品ラーメン

チャーシューは薄いものが1枚だけでした。
メンマとネギがのっています。

天下一品ラーメンではラーメンが出来るまでの間ゆで卵がサービスでしたが、今回はゆで卵は食べずラーメンだけ食べてみることにしました。

食後血糖値

45分後には140mg/dlまで上昇しましたが、その後は緩やかに低下し、崩れたM型のように軽度再上昇しました。
前回チャーシュー麺+ゆで卵と比較した尾道ラーメンとのラーメンだけの比較では少し低い傾向がありましたが、チャーシュー麺+ゆで卵程低下はしませんでした。

逆に言えばチャーシューとゆで卵があることで食後血糖値が上がりにくい可能性が考えられます。
ということでチャーシュー麺+ゆで卵2個とラーメンの食後血糖値を比較してみることにしました。

今回の実験でわかったこと

尾道ラーメンとの比較では麺の量の比較もしていないため確かなことは言えませんが、天下一品ラーメンは脂肪分が多いこってりスープのおかげで少し低く抑えることが出来る可能性は考えられました。脂肪分が多いと血糖値が上がりにくいと断言できるようになるには、まだまだ検証が必要です。
もう一つわかったことは、具材が多ければ多い程血糖値が上がりにくい可能性は十分考えられます。何故ならラーメンとチャーシュー麺では恐らく麺の量は変わらないはずなので、糖質量は同じだと類推できます。具材が多いと血糖値が上がりにくい可能性が考えられます。これはおにぎりと唐揚げの実験からも同じ結論が導かれるため、恐らく間違いなさそうです。血糖値を押し上げる糖質に対して血糖値の上昇を邪魔してくれる糖質以外の食べ物が多ければ多い程血糖値が上がりにくいのだと思います(参考:おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値)。ただし胃の中で混ざる必要があるため、唐揚げを食べてからラーメンを食べるよりも、通常ラーメンと同時に食べる具材の方が血糖値の上昇が抑えられる可能性が示唆されます(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違いカップラーメンと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。前回食べたゆで卵は1つはラーメンが届くまでに食べて、一つはラーメンと一緒に食べました。

天下一品のチャーシュー麺のチャーシューは薄いためタンパク質の量が少なく、食後血糖値に大した影響は無さそうに思えましたが、この結果からは薄くても意味があるのかもしれません。ただしゆで卵2個も食べているため、通常のラーメンとゆで卵2個も試せるとチャーシューの違いを知ることができると思います。

1つの謎を解くと次の疑問が生まれます。まだまだ実験は続きそうです。

シャキシャキレタスサンドの食後血糖値

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こだわりたまごのサンドは3個食べても食後血糖値が上がりにくいことがわかっています(参考:こだわりたまごのサンド3個の食後血糖値)。
ハムサンドやチキンカツサンドも血糖値が上がりにくいことがわかっています。
今回は別のサンドイッチも試してみることにしてみました。

シャキシャキレタスサンド

セブンイレブンのシャキシャキレタスサンドを食べてみました。

タンパク質量9.2g
脂質12.4g
炭水化物20.5g

炭水化物割合=20.5÷(9.2+12.4+20.5)×100=20.5÷42.1×100=48.7(%)

シャキシャキレタスサンド全体の重さ130g、パンの重さ46.9g、パン割合36.1%
(参考:こだわりたまごのサンド全体は123g、パンのは39.0g、パン割合31.7%)

セブンイレブンのサンドイッチのパンの厚みは全て同じかと思っていましたが、念のため重さを調べてみると違うことがわかりました。こだわりたまごのサンドはパンの重さが46.9g、シャキシャキレタスサンドのパンは39.0gでした。パンが同じ四枚でも重さが違うことがわかりました。

こだわりたまごのサンドよりもシャキシャキレタスサンドの方が糖質量も糖質割合共に高いため、こだわりたまごのサンドよりも血糖値が上がることが予想できました。

食後血糖値

食後血糖値は60分後に127mg/dlまで上昇しただけで、その後緩やかに低下していきました。

ハムサンドよりもわずかですがシャキシャキレタスサンドの方が食後血糖値が低くおさえられています。

ハムサンドはタンパク質10.4g、脂質12.5g、炭水化物26.1g、炭水化物割合53.3(%)のため、炭水化物量も炭水化物割合ともに高くなったようです。

今回の実験でわかったこと

シャキシャキレタスサンドも他のサンドイッチ同様食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。

おにぎりだと唐揚げなど糖質以外の食材との食べ方に同時に食べるという工夫が必要ですが、サンドイッチは糖質であるパンと糖質以外の食材である具材を自然に同時に食べることの出来る食べ物です。サンドイッチはパンを食べる場合の理想的な食べ方の一つのようです。
ただし同じたまごサンドでもコンビニによって血糖値が異なり、パンが厚いと食後血糖値が上がって、パンが薄いと食後血糖値が上がりにくいようなので、出来るだけパンが薄い方がよさそうです(参考:セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違いファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値)。

 

 

こだわりたまごのサンドのパンだけの食後血糖値

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以前セブンイレブンのこだわりたまごのサンドは1個食べても、2個食べても、3個食べてみましたがほどんと血糖値が変化しませんでした。
私はパンだけだと血糖値が上がるはずで、ゆで卵とマヨネーズがあるおかげで食後血糖値が上がりにくいと考えています。
そこでどの程度ゆで卵とマヨネーズに血糖値を下げる効果があるのか調べるために、パンだけ食べてみることにしました。

セブンイレブンのこだわりたまごのサンドのパン

タンパク質量10.3g
脂質22.5g
炭水化物18.3g

 

中身だけ剥がしてパンだけ食べてみることにしました。
こだわりたまごのサンド全体は123g、パンだけは39.0gでした。

食後血糖値

食前は96mg/dlでしたが、75分後に113mg/dlまでわずかに上昇しました。

こだわりたまごのサンドのグラフと比較してみると、こだわりたまごのサンドの方がわずかに低下しています。
こだわりたまごのサンド全体を食べた場合、身体に入った糖質の量が身体が期待した量よりも少ないため、食後血糖値が少し下がってしまった可能性が考えられます。

こだわりたまごのサンドのパンが思った以上に少ないようです。

天下一品 チャーシュー麺の食後血糖値

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カップラーメンと尾道ラーメンの食後血糖値の違いから、カップラーメンと比較して具材がある通常のラーメンの方が食後血糖値が低い可能性が考えられました。また脂肪分が多い方が食後血糖値が低い可能性が考えられました。
そこで脂肪分が多そうな天下一品ラーメンであれば、食後血糖値が低い可能性が考えられたため試してみることにしました。

天下一品ラーメン チャーシュー麺

メニューがあります。
天下一品ラーメンはこってりスープが売りですが、あっさりもあるようです。
今回は実験という意味ではラーメンを頼むべきなのですが、数年ぶりの天下一品のメニューの誘惑に負けてチャーシュー麺を頼んでしまいました。

更にゆで玉子がサービスのため、しばらく我慢していましたが食べてしまいました。
ラーメンが出来上がるまでに1個。ラーメンが届いてからもう一つ、結局2個食べてしまいました。

こってりスープで美味しかったです。
しかし以前食べた数年前はカロリー説を信じていたので、脂質たっぷりの天下一品ラーメンは身体に悪そうだと罪悪感を感じながら食べていました。
しかし脂質は人間の身体にとって味方(参考:Lancet 炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇)だとわかって食べた今回の天下一品ラーメンは更に美味しく感じました。

食後血糖値

血糖値がそれほど上がらないことがわかります。
緩いM字型のカーブを描いています。
45分後に113mg/dl、135分後に124mg/dlに上昇しました。

カップラーメンビッグは急上昇しますが、尾道ラーメン程上がりませんでした。

血糖値が上がらなかった理由(仮説)

考えられることは2つあります。
一つはタンパク質が多かったことです。通常のラーメンではなくチャーシュー麺でありチャーシューが多いことと、ゆで卵を2個食べたことです。血糖値の上昇を邪魔してくれるタンパク質が多かったことが血糖値の上昇を妨げてくれた可能性です。
そのため今回のデータは参考記録だと考えてください。

もう一つはこってりスープに含まれる脂質が糖質の吸収を抑えてくれる可能性です。
このことは糖質の量が同じで脂質の量の異なる食べ物で食後血糖値を調べる別の実験をしてみない限り確かなことは言えませんが、脂質が多いと血糖値が上がりにくいと私が考えた仮説が正しい可能性が残されました。

検討課題

今回は通常のラーメンではなくチャーシュー麺を食べてしまったこととゆで卵を2個を食べているため、実際にはグラフのように単純比較できない参考記録です。
できれば近いうちに天下一品ラーメンでこってりしたスープのラーメンだけを食べた食後血糖値を調べてみたいと思います。
もし天下一品のこってりしたスープのラーメンが、他の通常のラーメンよりも食後血糖値が低く抑えられれば、脂質が食後血糖値を抑えてくれる可能性が強まります。

果汁100%オレンジジュースの血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
砂糖の有無によるチョコレートの食後血糖値の違い砂糖の有無によるコーラの血糖値の違いに引き続き、当たり前シリーズです。

果汁100%オレンジジュースの血糖値を調べてみることにしました。

果汁100%オレンジジュース

セブンイレブンの果汁100%オレンジジュースを飲んでみました。

血糖値

予想通り血糖値は上がりました。

コーラゼロと血糖値を比較してみました。
果汁100%オレンジジュースは血糖値が上がりますが、コーラゼロは血糖値が上がりませんでした。

今回わかったこと

糖質が多く含まれる果汁100%オレンジジュースは血糖値が上がることが予想されました。そのことを実証するために飲んでみましたが、予想通り血糖値は上がりました。
血糖値においてコーラゼロの方が果汁100%ジュースよりも健康に良いということがわかりました。

2型糖尿病など糖尿病の方はもちろん、アトピー性皮膚炎など血糖値の上昇が病気に関係ありそうな疾患の方は果汁100%ジュースを飲むよりは、コーラゼロなど果糖や砂糖の入っていないジュースを飲む方が健康によさそうです。

砂糖の有無によるコーラの血糖値の違い

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
先日は砂糖の有無によるチョコレートの食後血糖値の違いを調べてみましたが、コーラで砂糖の有無による違いを調べてみました。

コーラ

今回試してみたのは通常のコーラと砂糖0のコーラです。
飲んだのはコカ・コーラとコカ・コーラゼロです。

もちろんしっかり砂糖が入っています。炭水化物が100ml中11.3gなのですが、恐らくすべて砂糖だと思います。ということは500mlには11.3×5=56.6gもの砂糖が含まれています。

コカ・コーラゼロです。
もちろん砂糖はゼロですが、炭水化物もゼロになっています。
このことからも通常のコーラに含まれる炭水化物は砂糖なのではないかと思います。

砂糖の比較

砂糖の量を視覚的にとらえることが出来るようにした動画がありますので貼っておきます。

血糖値

結果は予想通りでした。
飲む前の血糖値がやや異なりますが、通常のコーラは血糖値が急上昇する一方コーラゼロはほぼ一定です。

今回の実験でわかったこと

予想通りコーラゼロは血糖値が上がりにくいことがわかりました。
ジュースを飲むのであれば砂糖の入っていないものがお勧めです。
血糖値の視点では果汁100%ジュースを飲むよりコーラゼロの方が健康的なはずです。少なくとも通常のコーラは絶対やめておく方が良いでしょう。
特に糖尿病の方はコーラゼロなどの砂糖を含まないジュースがお勧めです。

amazonでのコカ・コーラゼロご購入希望はこちらから。