頭の体操 糖質制限が広まらない理由

糖質制限・糖質回避は画期的な治療法でありダイエット法です。物事を冷静に、そして先入観にとらわれるこもなく考えることの出来る人にとっては、その破壊力と影響力が即座にわかります。大変なことが起こると。

しかし私が思う程広まってはないのが現実です。江部先生ご兄弟が情報発信をされはじめてから10年以上経過してようやく今の状態です。

糖質制限・糖質回避が余り広まらないのは何故でしょうか?頭の体操として少し考えてみて下さい。経済の観点から呉風(くれかぜ)経済塾の教材として考えてみましょう。

一言で言えば、資本主義だから広まらないのです。

どういう意味でしょうか?まず物事が広まる理屈を考えてみます。

物事が広まる理屈

新しい物事や考え方で、誰かが得するので得する対価としてお金が支払われます。例えばかつて生活をより便利にする洗濯機や掃除機や炊飯器が爆発的に売れました。生活をより豊かにする冷蔵庫や電子レンジなども売れました。工夫すれば工夫する程品物が売れるため、メーカーが得をする仕組みです。買ったお客さんも生活が便利で豊かになるので得をします。

広まり方ですが、メーカーがメーカー自身の得をするために広告をうつことで広まります。テレビにしろ新聞にしろ広告で潤いますし、お客さんも生活が便利で豊かになることで得をしますし、メーカーも物が売れることで得をします。三方良しの状態ですからうまく広まります。

安いとか便利などのお得情報も、売る側と買う側のお互いの利害が一致するので積極的に広まります。

糖質回避・糖質制限をした人だけが得をするのです。

糖質回避・糖質制限が広まらない理由

糖質回避・糖質制限はその効果の割に余り広まっていません。何故でしょうか?

それは資本主義だからです。何かを食べると得をする(例えば美味しいとか病気が治るなど)のであれば、その食べ物を作り出すことでお金を生み出します。食べ物を作った人と食べた人が得をするので広まります。美味しいですよと宣伝し広まる道を探します。しかし糖質回避・糖質制限は糖質を食べない方が得をするということ自体が、画期的なアイディアにもかかわらずお金に結びつかないのです。

しかもこのアイディアを患者さんに伝えることで病気が失くなるのですから、患者さんは減ります。医師が患者さんに伝えると経営上は損をしてしまうのです。(私は患者さんのために、お伝えしています。患者さんは減り始めています)この理由で糖質回避・糖質制限のアイディアを知ったとしても、患者さんに伝えない医師もいると思います。

お金を生み出す仕組みが無いのでなかなか広まりません。広告などの宣伝をお金をかけて広める原動力が無いのです。このことが糖質回避・糖質制限が画期的なアイディアにもかかわらず、なかなか広まらない理由です。

糖質回避・糖質制限を否定したい人達

広めたくない人達、というよりも否定したい人達がいます。少なくとも積極的に受け入れたく無いだろうと類推できる人達がいます。

  • 米農家さん
  • パン屋さん
  • 各種飲食店(ラーメン屋、うどん屋、蕎麦屋)さん
  • 製薬会社
  • 医師

米農家さんやパン屋さん、各種飲食店は直接仕事が減るので受け入れたくないのは良くわかります。突然消費量がゼロにはならないと思いますので、対策を考えると良いと思います。米農家さんは豆を作るようにする。パン屋さんは豆を使う食べ物を考えるなど。

製薬会社や医師は患者さんそのものが減ってしまうからです。例えば2型糖尿病は糖質を控えるとかなり改善します(一人は治りました)。糖尿病治療薬年間3600億円の市場が縮小します。高血圧も改善が期待できるので、降圧剤も市場が縮小します。そして各種アレルギーも改善しそうなので、各種アレルギー治療薬も市場が縮小します。

製薬会社やパン屋さんが広まらないように仕向けるのは、糖質制限の放送をしないようにテレビ局に働きかけることです。そして炭水化物摂取ダイエットなる不可思議な論理で炭水化物を食べることを推奨するのです(ちなみにスポンサーはパン屋さんでした)。何しろテレビはスポンサーと視聴率によって映すものが変わる色眼鏡ですから。

こんな仕組みがあるので急速には広まらないようです。

糖質回避教の勧め

しかし時代は21世紀。インターネットがあるので一気に広まる爆発力を秘めています。是非糖質回避教を広めるお手伝いをして下さい。信じてもらうに越したことはありませんが、人に伝えてもらうだけで構いません。変な話があるよで構いません。信じるか信じないかは聞いた人の自由ですから。

糖質制限・糖質回避で得をするのは糖質制限・糖質回避をした人と、医療費の削減出来る国です。国民の健康と医療費削減のために国がスポンサーになって積極的に宣伝するのが望ましいと思います。そこにも米農家の思いや選挙が絡んで合理的には物事が進まないのが現実です。

政治家や役人が国民の健康を一番に考えれば、糖質の本性をいち早く伝えることだと思います。

医療費削減のために糖質を控えましょう。

糖質回避による病気の改善率更新

2015/07/30までの糖質回避による病気の改善率を更新しました。

かなり効果があります。

アトピー性皮膚炎に関しては間違いなさそうです。

やはり糖化産物がアトピー性皮膚炎の原因かも知れません。

新しいことがわかれば更新していきます。

炭水化物摂取ダイエットの目的は視聴率

人が太る理由は以前記事にした通りなのでそれ以上てそれ以下でもありません。

炭水化物・糖質を食べると太るしやめると痩せます。ただそれだけのことですが、テレビで明らかな嘘を放送していたので間違いを指摘しておきます。炭水化物ダイエットが流行っているので逆を言えば、視聴率が取れるから放送しているだけのことです。

炭水化物をやめると筋肉と肝臓のグリコーゲンを使うので同時に水を失うから体重が落ちるだけだとの主張です。数日間という短時間のことであれば、体重の落ちる機序の一つだと思います。しかし数ヶ月に渡ってグリコーゲンからの水で体重が落ち続けることはあり得ません。炭水化物をやめると脂肪が減ることを何一つ説明できていませんし、炭水化物をやめると食べる量が減ることも加味されていません。

自分達の都合の良いところだけ集めてそれらしくしているだけです。

炭水化物を食べると体温上昇

何よりそれらしい怪しい実験は、双子の方達に炭水化物の量が違う食事をしてもらっていました。結果は炭水化物が多い食事は体温が上昇するからカロリーが沢山燃えると伝えていました。ただ単に血糖値が上昇するので、それに伴い発熱しているのでしょう。恐らくブドウ糖が効率が悪く体にとって毒なので捨てようもしているのだと思います。食事をしただけで不必要に発熱すること自体が体にとって無駄なので、炭水化物・糖質はこの意味でも効率の悪い食事のようです。

実験がダ直接イエットに関係ない

痩せることを証明しなければならないのに発熱しか見ていない。この食事を続けると高炭水化物食の方が痩せないと証明されない。

この実験では高炭水化物だと発熱するから、余分なカロリーを消費するので痩せるといいなという願望しか見せていない。小学生の科学研究レベルの論理です。

炭水化物摂取ダイエットを提唱するなら

主張通りの炭水化物摂取を続けて痩せることを見せるしかありません。痩せた人が1人も出てこないダイエット法が放送されることに驚きました。炭水化物を食べても痩せることの出来る人がいるだけのことです。

隠れ肥満とガン

隠れ肥満やガンで不安を煽ることで信憑性を高めようとしていますが、その根拠は曖昧でその先生が信じているということを主張しているに過ぎません。

炭水化物摂取ダイエットの放送目的

太る理由から考えてもあり得ません。人と違うことを主張して目立ちたい先生と、視聴率が取りたいテレビ局の利害が一致したので、手を組んだのでしょう。

主張している先生だけでなく、実験が意味をなすかどうか監修する科学者を顧問とするといいかも知れませんね。自称を信じてテレビが恥をかいたのは割烹着の科学者や聞こえないことにしていた作曲家で十分なはずなんですが…。

スポンサーをチェック

みんなが炭水化物を控えると2型糖尿病が激減しますし、高血圧も減ると思います。その結果治療薬が売れなくなるので、製薬会社が炭水化物を食べることを推進するために、今回の放送のスポンサーかと思いました。そんな回りくどい理由ではありませんでした。

チェックしてみるとパン屋さんでした。直接炭水化物を食べて欲しいパン屋さんがスポンサーだったので納得です。これからこのような放送が増えるかも知れませんね。スポンサーと視聴率がキーワードで。

テレビというメディアは、事実をスポンサーと視聴率という色眼鏡を通して捻じ曲げて見せていることを知っておかないといけませんね。

呉からの風の目的

正しいこと(糖質依存や糖質の害)はいずれは広まるのですが、わざわざ遅らせる必要は無いと思います。一部の人達の私利私欲でわざと正しいことが広まるのを邪魔しようとしているようなので、正しいことを伝えるためにこのエントリーを書きました。

いつもはわざわざ否定することはしないのですが、テレビで明らかな嘘をゴールデンタイムで放送していたので、惑わされる人が多いのではないかと心配なので間違いを指摘した次第です。

 

人が常識にとらわれる理由

良くも悪くも人は常識にとらわれて生きています。
人はなぜ常識にとらわれて生きているのでしょうか?

常識にとらわれる理由は二つあります。人は常識で判断することで、快適な生活を送ることができます。もう一つの理由としては常識を活用することで、素早く判断することができます。なぜなら常識に外れた事は通常起こらないので、考える必要がないのです。

常識に外れた事は通常起こらないので、考える必要がないのです。常識の枠の中で生活している私達は、常識の枠の中しか選択肢を探さないようになっているのです。だから普通の人には常識を覆すような発想が出来ないのです。頭の使い方が常識の枠の中しか探さないように慣れているので、常識の枠の外は探せないのです。ごく稀に常識の枠の外を簡単に探すことが出来る人がいます。スティーブジョブズ氏をはじめとする天才達です。彼らに常識の枠の中も外もありません。常識に縛られることのない自由な発想で物事を考えるので、これまでの常識を飛び越えたものを生み出すことが出来るのです。

常識を判断の基準にしているのはランチの話をご参照ください。

そんな常識の話の続きは常識革命の起こし方をご覧ください。

人類が太る仕組みを手に入れた理由

太ってしまって困る人も多いのですが、人類は進化の歴史の中でわざわざ太る仕組みを獲得しました。

太らない仕組み

人類の進化の歴史を紐解くと、人類の祖先はサルから分かれてアフリカから始まったそうです。
人類がアフリカにいた頃には、肉食動物のエサになってしまいますので太りすぎることはありません。
というよりも太りすぎると肉食動物に食べられることで生き延びる確率が下がるので、太りすぎない仕組みが備わっているはずです。実際に肉食獣の歯形のついた人骨が発掘されているそうです。太ることは正に死活問題だったはずです。多くの動物に備わっているので、人類の太らない仕組みはアフリカで肉食動物に追いかけられる以前に獲得していた可能性が高いと思います。

万が一太ってしまったら肉食動物に食べられてしまうことで子孫が残せず、太らない仕組みが働かない遺伝子は自然淘汰されて今に至るはずです。

少なくとも多くの人類に太らない仕組みが備わっているはずです。全員に備わっているとは言えないのは、太らない仕組みが病的に欠損してしまっている人達がいるからです。

太らない仕組みを持ちながら、太る仕組みも手に入れたのは何故でしょうか?

そのことを書いていきたいと思います。

人類が太る仕組みを獲得した理由

人類の進化の歴史は他の動物の歴史と同様飢えとの戦いでした。飢えに備えて進化の過程で様々な能力を身につけました。実は人類が太る仕組みを獲得したのも飢えに備えてでした。
飢えに備えて太る仕組みを獲得したというのは不思議に思えるかもしれませんが、確かに太る仕組みは飢えに対して有効です。その仕組みを解説していきます。

年中食料が獲得できる地域ではわざわざ太る必要はありません。季節に関係なくいつでも万遍なく食料が確保できるのであれば、身体に蓄える必要がないからです。

太る仕組みが備わった理由の一つは四季の変化です。四季の変化のある地域では、夏や秋を中心に果物や作物が偏って収穫できます。穀物のように保存の効くものは少なく、その場で食べてしまわないと腐ってしまうのです。

穀物以外の食料の特徴です。

  • 食料の取れる量が季節毎に偏りがある
  • 保存が効かない

この2点からせっかく大量に食料があっても、腐ってしまうのです。
そのうえ収穫の少ない季節、例えば冬には食料不足で飢えてしまうのです。
食料が余ってしまう季節もあれば、食料が足らない季節もあったことが考えられます。

太った方が得をした?

秋に大量に見つかる食材が腐ってしまう前に食べてしまうのが一番です。しかし先程の太らない仕組みが邪魔をします。元々太ってしまうと生き延びる確率が下がっていたのですから、太らないように仕向けるのは当然でした。食べ物の不足する冬のことを考えると、その仕組みをすり抜けてでも食べ過ぎた方が生き残りに有利な状況になりました。この頃には人類は知恵をつけて、太っても肉食動物に襲われにくくなっていったようです。

つまり太ると損から太ると得する常識の大転換が起こったのです。

太る具体的な仕組み

今のように年中食材が手に入る時代とは違い、冬になれば食料が不足するのはわかっていました。そのため秋の実の季節にできるだけ多くの食べ物を食べた方が生き残りに有利だったのです。お腹がいっぱいでも無理して食べた方が、冬の実り少ない時期に備えて脂肪を蓄えることが出来ました。本来の食べ物を更に魅力的に感じる衝動買いと似たような錯覚を起こすことで、脳を騙して多く食べたものだけが厳しい冬を乗り切ることが出来ました(実際には衝動買いがこの冬に備えて秋のどか食いの名残りです)。

冬を乗り切るために、秋の実りを出来るだけ多く食べるように脳を騙してしまうことです。(糖質依存)

太る仕組みは冬を乗り切るために身につけたのです。ただしこの頃はいくら太ったとしても、冬には食料不足になるので、今のように大きな問題となることはありませんでした。

自分達で食料を増やす農耕が始まり、好きなだけ食べることで太り過ぎが問題となりました。まさか糖質に罠が仕掛けられていると知らなかったから、まんまと糖質に騙されてしまったのです。あたかも人類が大きな大きな落とし穴に落ちるように。

ふと考えてみるとイノシシも秋の間に大量にドングリを食べて皮下脂肪を蓄えるので、人類がお猿さんの時から生き延びるために備わっている仕組みなのかも知れませんね。

太る理由がわかったその後…

太る理由がわかった今…で太る理由の説明をしました。それは糖質依存と糖質の特殊な性質(効率が悪く、毒にもなる)が原因です。

糖質依存とは糖質中毒ともいえる状態です。やめたくてもやめることが出来ません。一度食べ始めると余計お腹がすいて途中でやめることが出来ません。ついつい食べ過ぎてしまいます。

お腹がすいてたまらない空腹感は糖質依存の禁断症状のようです。

これらのことを考え合わせると太る理由は糖質依存による糖質の食べ過ぎであることは間違いなさそうです。少なくとも私が太っていた理由は糖質依存による糖質の食べ過ぎでした。
違う考えの持ち主との議論はかみ合いませんので、私は議論するつもりはありません。
これらの考えをいつ受け入れるかであって、議論の余地はないと私は思います。
(参照:天動説と糖質依存

糖質依存の禁断症状の仮説を図解していみます。

糖質の血中濃度=血糖値ーベースの血糖値
糖質の血中濃度=血糖値ーベースの血糖値

禁断症状である空腹感に耐え切れず、つい食べてしまうのです。

そしていったん食べ始めると、食べるのをやめられない仕組みが働きます。
少し食べると余計お腹がすくという不思議な現象です。
その仕組みの仮説を図解します。

糖質を少量食べると余計お腹が空く理由(仮説)
糖質を少量食べると余計お腹が空く理由(仮説)

少し糖質を食べることで、いつも食べる量を期待してインスリンが分泌されてしまい血糖値が下がってしまうので余計お腹がすくという現象です。
実際に図ほど下がらなくても、脳内で糖質を期待してドーパミンが分泌されている可能性もあります。もし血糖値を測定して空腹を感じた際にここまで下がっていなければ、ドーパミンが作用しているのかもしれません。

太る理由は糖質の食べ過ぎ

太る理由は糖質の食べ過ぎですから、糖質を避ければ簡単に痩せることができます。
しかも量の我慢は必要ありません。糖質を避ける食材の我慢だけです。
これまでの量の我慢が常識のダイエットですが、量の我慢の必要がないことがわかりました。
食材を選ぶ知恵一つで痩せることができます。
糖質回避教がおすすめです。

ダイエットの概念がいずれなくなると思います。
20年もすれば太っている人は糖質を食べている。痩せている人は糖質を控えている。
それだけのことです。わざわざダイエットという言葉を使って表現するような大袈裟なことではなくなるのです。

ダイエットが無くなる日

ダイエットとは増えすぎた体重を意図的に減らすことです。そのダイエットという概念が無くなる日がくると思います。何故なら糖質を食べれば体重は増えるし、糖質をやめれば減る。それだけのことだからです。わざわざダイエットという言葉・概念が必要なくなると思います。

太る原因の勘違い

これまでは太る原因が食べ物の食べ過ぎだと思い込まれていたので、太るのは仕方ないと思われていました。カロリー説が信じられていたので、痩せるためには食べる量を我慢するしかないと考えられていました。そのためダイエットには我慢がつきもので、苦労して痩せるものというのが常識でした。ダイエットに成功した者は賞賛され、ダイエットに失敗したものは自制心の無さを自覚するのが当たり前でした。

これまでのダイエット

誤った太る理由の解釈から様々なダイエットが考案されてきました。解釈のスタート地点が間違いなので、理屈にも問題が多く効果にもバラツキがありました。

我慢の少ない手軽なものがもてはやされ、更に目に見える効果があると、テレビで紹介され一気に流行りました。

太る本当の理由

太る本当の理由は食べ物の食べ過ぎではなく、糖質の食べ過ぎでした。つまり食べる量の我慢は必要なく、食べるものを選ぶだけでよかったのです。

痩せるか太るか選ぶ時代

痩せたい場合糖質をやめるだけです。太りたい場合糖質を選んで大量に食べるだけです。痩せたければ少なくとも主食という概念を捨て去り、タンパク質を中心とした食生活にするだけのことです。

太る理由が糖質の食べ過ぎなので、糖質をやめれば痩せるだけのことです。糖質をやめることが出来なければ、糖質依存なのです。

タンパク質はお腹いっぱい食べても大丈夫なので、お肉や魚など好きなものでお腹を膨らせて、乗り切りましょう。

糖質を食べ過ぎと太り、糖質を回避すれば痩せる。こな当たり前のことが広まれば、わざわざダイエットと言う人はいなくなります。

太った人→糖質を食べた

痩せた人→糖質を控えた

それだけのことです。この考え方が広まれば、ダイエットの言葉や概念が無くなります。

まだダイエットと称して的はずれなことをしている人がいますが、太るアクセル踏みながら痩せるブレーキをかけても無駄ですよね。糖質依存という、糖質によってかけられた魔法を解かずに痩せるのが難しいだけのことです。

心優しい人は糖質回避教の理屈を教えてあげて下さい。

2型糖尿病の原因がわかった今…

太る理由糖質依存だとわかった今、ダイエットは糖質を避けること以外考えられません。同じように2型糖尿病の原因が糖質の摂り過ぎだとわかった今、糖質を避けることを何よりも最初に考えることだと思います。

確かに血糖値を下げる良い方法はあるかも知れませんが、それは言わば血糖値を下げるブレーキを探しているようなものです。糖質は血糖値を上げるアクセルなので、2型糖尿病を避けたいのであればブレーキを工夫する前に血糖値を押し上げるアクセルを踏まないことです。

アクセルを踏まない状態(完全糖質回避)でも血糖値が下がらない場合、初めて薬の使用を考えれば良いと思います。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでも止まらないのは当たり前のことです。車を止めたいなら、何よりも先にまずアクセルを離すこと(糖質をやめること)からはじめると思います。

もし誰かが本気でアクセル踏みながらブレーキを踏んでも止まらないと叫んでいたとしたら、止まる訳がないと笑いだしてしまうことでしょう。現実にはそんなギャグ漫画みたいなことを命懸けで行うことはありません。何故なら車の仕組みを知っているからです。アクセルは進む、ブレーキは止まる。万が一両方踏めば踏み方でアクセルが強ければ進み、ブレーキが強ければ止まります。

2型糖尿病に関しても実はみんなが知らないだけで単純です。(糖質回避や糖質制限をしている人は当たり前に理解していることです)

糖質を食べ過ぎれば血糖値は上がり、糖質を避ければ血糖値は上がりません。糖質は消化されブドウ糖として吸収されます。血糖値とはことブドウ糖の血中濃度よことです。タンパク質はアミノ酸として吸収されます。脂質は脂肪酸とグリセリンに分解されて吸収されます。どこにもブドウ糖はありません。よって血糖値は上がりません。ブドウ糖が不足した場合だけこれらから作り出されるのです。

糖質を食べない肉食動物も血糖値を維持する仕組みが備わっている

糖質を食べないライオンやトラなどの肉食動物にも血糖値を維持する仕組みが備わっています。これが無理に糖質を食べなくても血糖値が維持できる状況証拠です(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす)。

人間にも糖質以外からブドウ糖を作り出す方法が5通りもあるそうです。そのため糖質を食べないことで低血糖に陥ることは通常ありません。

糖質の食べ過ぎ

太り過ぎを避ける仕組みである満腹感が太らないようにブレーキとなっています。本来ならこの仕組みで食べる量が制限されるので、2型糖尿病に至ることは稀なはずです。しかしこの満腹感を誤魔化す仕組みがあるのです。その仕組みとは糖質に騙されるのです。糖質依存に陥って満腹感を誤魔化す仕組みが発動して、食べ過ぎることが出来るのが原因です。俗に言う甘いものは別腹と表現される現象です。実際には糖質は別腹でご飯などもついお代わりして食べ過ぎるのはこの影響です。人類の進化の歴史上、体にとって特別なご褒美である糖質は次にいつ食べられるかわかりませんでした。無理をしてでも多く食べる仕組みを身に付けた方が寒い冬を乗り切る際には有利だったようです。

本来なら太ることの出来ない仕組みの備わっている動物でも、ペットになると太るものもあらわれます。デブ猫やデブ犬です。恐らくこれらの多くは糖質を多く含む食事を与えられて食べ過ぎた結果だと思います。

血糖値の上昇と膵臓からのインスリンによる血糖値の降下を繰り返していると、膵臓がインスリンを作ることができなくなるか、体の細胞がインスリンに反応しにくくなることで血糖値が下がらなくなってしまいます。これが2型糖尿病です。

本来なら満腹感が働いて2型糖尿病になる程糖質を食べることは難しいはずですが、糖質依存の罠に陥ることで食べ過ぎてしまうようです。

ここに大きな落とし穴がありました。多くの人々が糖質を大量に主食として食べていましたが、2型糖尿病を発症する人が限られていたことです。しかも遺伝性までありそうだったので、発症する人の体質だと誤解されたのです。そもそも糖質をとらなければ膵臓が疲弊することもないため、理論上では2型糖尿病は発症しないはずです。

間違った治療方法

2型糖尿病は肥満と並び、食べ物の選択による病という意味では現代の脚気といえると思います。

糖質回避をせずに2型糖尿病の治療をしている人がいれば、それはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。血糖値を押し上げる糖質を食べながら、血糖値を下げる薬を飲んでいるのは正にアクセル踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。稀に血糖値が下がることもあるかも知れませんが、非常に効率が悪いので、是非このサイトを教えてあげて下さい。糖質回避教のススメです。ただし強要はしないで下さい。信じるものだけが得をすれば良いと思います。だから宗教の一種、論理的宗教としているのです。

注意点!現在糖尿病の治療中の方、肝臓病や腎臓病で治療中の方は主治医の先生にご相談の上はじめるようにして下さい。

まず血糖値の上がる原因を取り除くことです。

健康診断などで高血糖を指摘された方は、血糖値を上げる原因の糖質を取り除くことです。どうしても糖質をやめられない場合には、血糖値を下げる薬を考えましょう。

原因を取り除かずに、薬での治療はアクセルとブレーキの関係から考えても、効率が悪すぎます。止まれないのも当たり前のことです。

実際2型糖尿病が薬無しで治りました

2型糖尿病の治療法は劇的に変わります。

高血糖を指摘された方へも良かったらご覧ください

(参考文献:糖質オフ健康法)

太る理由がわかった今…

太る理由糖質依存糖質そのものの特徴的な性質だとわかった今、ダイエットは糖質を避けること以外考えられません。糖質を避けた上で痩せなければ、そこで初めて食べる量を減らすことを考えれば良いことです。

信じるか信じないかではなく、いつ受け入れるかです。自分の経験と照らし合わせてみることで、納得がいくことがあると思います。議論の余地はありません。

もしかしたら他にも痩せる良い方法はあるかも知れませんが、それは言わば痩せるブレーキを探しているようなものです。糖質は太るアクセルなので、痩せたいのであればブレーキを工夫する前に太るアクセルを踏まないことです。

アクセルを踏まない状態(完全糖質回避)でも痩せられない場合、初めて食べる量を減らすことを考えれば良いと思います。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでも止まらないのは当たり前のことです。車を止めたいなら、何よりも先にまずアクセルを離すことからはじめると思います。

もし誰かが本気でアクセル踏みながらブレーキを踏んでも止まらないと叫んでいたとしたら、止まる訳がないと笑いだしてしまうことでしょう。現実にはそんなギャグ漫画みたいなことを命懸けで行うことはありません。何故なら車の仕組みを知っているからです。アクセルは進む、ブレーキは止まる。万が一両方踏めば踏み方でアクセルが強ければ進み、ブレーキが強ければ止まります。

ダイエットに関しても実はみんなが知らないだけで単純です。(糖質回避や糖質制限をしている人は既に当たり前に理解していることです)

糖質を食べ過ぎれば太り、糖質を避ければ痩せていきます。タンパク質・脂質は脳を騙す仕組みがないので、そもそも食べ過ぎることが出来ません。糖質を食べることがアクセルでダイエットがブレーキです。わざわざダイエットというブレーキを踏まなくても、糖質を食べるアクセルを踏まなければ痩せていくだけです。

動物には太り過ぎない仕組みが備わっている

野生動物は太らない仕組みが備わっています。肉食動物は太り過ぎると走れなくなって餌が捕まえられなくなるので、自然と痩せていきます。太ったまま生きていくことは出来ません。草食動物は太り過ぎると肉食動物の一番の餌になってしまうので、子孫を残すことが出来ず自然淘汰されてしまいます。草食動物は餌が豊富にあるからといって食べ過ぎて太ることは死活問題なので、太り過ぎない仕組みが備わっているのです。

アフリカ発祥の人類にも太り過ぎない仕組みが備わっていたはずです。何故なら太り過ぎるとライオンなどの肉食動物の餌になってしまったはずだからです。人間の感じる満腹感が本来の太り過ぎない仕組みです。

動物も満腹だと目の前に獲物がいても襲わないそうです。(水族館でサメと同じ水槽で餌となる魚が飼われていることがありますが、サメをいつも満腹にさせることで水槽の魚を食べないようにしているそうです。それでも少しずつサメに食べられて魚は減るそうです。)

では人間が太ることの出来る仕組みは?

動物には太り過ぎない仕組みがありますが、人間だけが太り過ぎない仕組みを無くしてしまったのでしょうか?それとも仕組みはあるのにうまく働かなくなってしまったのでしょうか?

合理的に考えれば人間だけが太り過ぎない仕組みを無くしたということは考えにくいと思います。太り過ぎない仕組みをすり抜けてしまう何かがあるはずです。

痩せようとしても痩せることが出来ない程の何かです。

太る仕組みは糖質依存

太り過ぎを避ける仕組みである満腹感が太らないようにブレーキをかけてくれます。しかしこの満腹感を誤魔化す仕組みがあるのです。その仕組みとは糖質に騙されるのです。糖質依存に陥って満腹感を誤魔化す仕組みが発動して、食べ過ぎることが出来るのが原因です。俗に言う甘いものは別腹と表現される現象です。実際には糖質は別腹でご飯などもついお代わりして食べ過ぎるのはこの影響です。人類の進化の歴史上、体にとって特別なご褒美である糖質は次にいつ食べられるかわかりませんでした。無理をしてでも多く食べる仕組みを身に付けた方が寒い冬を乗り切る際には有利だったようです。

本来なら太ることの出来ない仕組みの備わっている動物でも、ペットになると太るものもあらわれます。デブ猫やデブ犬です。恐らくこれらの多くは糖質を多く含む食事を与えられて食べ過ぎた結果だと思います。

太らないはずの動物が太る実例として考えれば、動物の一種である人間も同じ仕組みで太ることは容易に理解できます。

糖質そのものの特徴的な性質

人間の身体にとって糖質そのものに特徴的な性質があります。簡単に表現すれば、糖質は効率が悪く多過ぎると毒になるのです。そのため優先的に使い、余ると毒になるので仕方なく脂肪として蓄えます。これが太る仕組みです。

間違ったダイエット方法

糖質回避をせずにダイエットしている人がいれば、それはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。稀に痩せることもあるかも知れませんが、非常に効率が悪いので、是非このサイトを教えてあげて下さい。糖質回避教のススメです。ただし強要はしないで下さい。信じるものだけが得をすれば良いと思います。だから宗教の一種、論理的宗教としているのです。

まず太った原因を取り除くことです。

中には糖質回避だけでは痩せにくく、食べる量の制限も必要な方もおられますが、多くの方は糖質回避だけで痩せていきます。

アトピー性皮膚炎の上手な付き合い方

アトピー性皮膚炎の上手な付き合い方を見つけました。これまでは原因はダニ、ホコリに対するアレルギーだから避ける方法がなくステロイド外用で一時的に改善するしか方法がありませんでした。糖質とアトピー性皮膚炎の関係の仮説を書いていますように、血糖値を上げないことがアトピー性皮膚炎に有効なようです。

今回提案する方法は食べ物を選ぶだけです。

糖質回避がアトピー性皮膚炎を救う?

出来れば完全に糖質回避してもらうことですが、より合理的な回避法を見つけました。

アトピー性皮膚炎は糖質回避でかなりの確率で症状が改善しています(病気の改善率はこちら。2015/07/26時点で84.6%)。食べる量に依存(多く食べれば悪く、少しだけなら良くなる)して症状が増減するようです。

糖質を食べた際の反応は何時間かで痒みとして出はじめるようです。少なくとも翌日には皮膚の状態は悪化するようです。

対策

痒みが出れば直前の食事での糖質の食べ過ぎを考えます。

皮膚の赤みが出れば前日の食事での糖質の食べ過ぎを考えます。

糖質の量を減らしていきましょう。

痒み、赤みが出なければ糖質の量は許容範囲と考えることが出来ます。

まずは許容範囲を把握することだと思います。日頃から食べ過ぎを気をつけるようにし、もし痒くなったら食べ過ぎの合図だと認識して次から気をつけるようにしていきます。

痒み・赤みを指標に糖質回避

血液検査や機械も必要ありません。指標は痒みや赤みを目安にして食べ過ぎを防ぐことです。赤みは目に見えるのでお子さんの場合も指標になるかも知れません。

糖質を避けることでアトピー性皮膚炎が改善することがはっきりすると思いますが、関係がはっきりすれば2型糖尿病に並び現代の脚気の一つとして語り継がれるようになるかも知れませんね。