糖質回避により2型糖尿病をはじめ様々病気が改善しています。
糖質回避による病気の改善率を固定ページを作成しました。
最新情報はこちらをご覧下さい。アトピー性皮膚炎(13人中11人改善)、慢性蕁麻疹(5人中2人改善)などの改善率を掲載しています。
適宜更新していきます。
依存を続けるにも意思・自制心が必要とされるという考え方です。
タバコを吸うことで生じるニコチン依存症ですが、タバコはいたるところで禁止されています。
タバコを吸うためには時間・場所・タイミングを合わせる必要があります。
禁煙の場所でタバコを吸う人は意思・自制心が弱いと言えます。しかし禁煙の場所では我慢し、喫煙所を探してタバコを吸うのは意思・自制心が強くないとできないことです。
タバコを続ける意思・自制心が強くないと、面倒くさくなって禁煙してしまうということです。
増税という財布の痛みを伴う障害があっても吸い続ける人の方が意思・自制心が強いそうです。タバコを吸い続けるという意志や自制心が強いという意味ですが。
増税されると嫌になってタバコをやめてしまうのは、増税分タバコ代がかかることを他で節約するのが面倒な人です。そこまでタバコを続ける意思・自制心が強くはないのです。
ニコチン依存の方はそもそもやめることは考えていません。
タバコをいかに続けるかを考えているのです。
依存状態ではない方からすればタバコはやめたいはずと思っているので、会話が成り立たないはずです。
別に依存の方を責めるわけではありません。(私も様々な依存状態でした)
依存を抜け出したいと思うなら、やめたほうがお得な情報を自分で探し出して、より多く知ることだと思います。
もしタバコをやめようと思うなら、タバコをやめるメリットを良く考えて、続ける方向に向けていた自制心をやめる方向に向けることです。元々自制心が強いので自制心を向ける方向を変えるだけで、簡単にやめられる人もいると思います。
良かったらお試し下さい。
私は糖尿病が専門ではありませんので通常高血糖を指摘された患者さんや、糖尿病の患者さんに日常の診療で説明することはありません。
専門外だからこそ私利私欲にとらわれず公平な考え方で病気の説明ができると思います。(理想はAプランだけど経営を考えるとBプランを勧めるということがないという意味です。)
以下の内容は患者さんの立場に立った考え方で、説明を考えています。現実にこの説明で御理解いただければ、病院に行く前に糖質回避教に入信されてしばらくしてから行かれる方が良いかも知れません。病院では血糖値とHbA1cの数値の確認だけで済むかも知れないからです。
一つの理屈としてお楽しみ下さい。
血糖値とは血液内のブドウ糖濃度のことを表します。そして血糖値が高いまま下がらない状態を高血糖と表現します。診断基準を満たせば糖尿病と診断されます。糖尿病を放置したまま進行すると足の壊疽、失明や腎不全により透析が必要となる疾患ですから何らかの治療をする必要があります。
血糖値が上がる原因は炭水化物(糖質)を食べることです。これまでは炭水化物、タンパク質、脂質いずれの食事でも血糖値が上がると考えられてきました。実は血糖値を直接上げるのは炭水化物だけです。
炭水化物は消化されブドウ糖となって吸収されます。このブドウ糖の血中濃度が血糖値です。たんぱく質はアミノ酸に・脂質は脂肪酸とグリセリンに消化されて血液中に吸収されます。たんぱく質・脂質は食べても直接血糖値を上げません。焼肉だけ食べても血糖値は上がりません。焼肉にご飯を食べると血糖値が上がります。
血糖値が上がりすぎると身体に害を及ぼすので、インスリンを使って血糖値を下げます。
通常は正常範囲内の血糖値の上昇下降ですが、人によっては高いままとなります。(正常範囲内といっても糖質を食べる前提なので血糖値が上下しますが、糖質を食べないのが当たり前になると将来正常範囲も変わるかも知れません。)
血糖値の上がる原因は上記の通りですが、通常は正常範囲内に収まるように膵臓から分泌される血糖値を下げることのできる唯一のホルモンであるインスリンで下げます。
何らかの理由でインスリンを作る膵臓の細胞が壊されてインスリンをつくることが出来なくなると1型糖尿病となります。インスリンを作ることが出来ず、インスリンがないと細胞がブドウ糖をうまく使えないためインスリン注射をすることが必要となります。
長年糖質を食べることにより血糖値の上昇を繰り返していると、膵臓が働き過ぎて働きにくくなるか、インスリンに反応しにくくなることがあります。その結果糖質で上がった血糖値が下がらなくなります。これが2型糖尿病です。血糖値が下がらなくなってしまったため、下げる治療法が探されていましたが、血糖値を上げる唯一の食べ物である糖質を控えることで改善が期待できます。(2型糖尿病が薬無しで治りました)
理論上は糖質を食べなければ血糖値が上がる理由がないので、2型糖尿病は失くなると思います。無くならないとすればこちらの理由が考えられます。
みんな同じようなものを食べて発症する人と発症しない人がいるため、発症する人の体質だと思われてきました。特に2型糖尿病には遺伝性があるため、体質によるものだと思われてきました。人類の多くが糖質を摂り過ぎており、耐えきれなくなった人が2型糖尿病を発症するようです。
人類の多くが農耕がはじまって以来、大きな大きな落とし穴に落ちていたようです。余りにも落とし穴が大き過ぎて気付けなかったようです。
そして食べ物の選択ミスによる病気という意味では、現代の脚気とも考えることが出来ると思います。
糖尿病は放置すると壊疽による足の切断の可能性や、失明の可能性、腎不全による透析が必要となることなどが考えられます。
治療法としては糖質を避ける食事療法からはじめます(既に糖尿病の内服治療中の場合や腎機能障害や肝機能障害で治療中の方は主治医の先生との相談が必要となります)。完全に糖質を避けることが出来れば理論上は血糖値は上がらなくなるはずですが、血糖値が改善しなければ、いつの間にか糖質を食べていないか食事療法を見直します。
それでも血糖値が改善しなければ薬での治療法も考えてみましょう。
天動説は人間が観察できることを主観的に捉えた考え方です。今となっては科学技術の進歩により、明らかに間違っていることは容易に理解できますが、当時としては天動説が間違っているとは疑いもしない人が大半だったと思います。
何しろ当時は見たもの聞いたものが全てであり、見えないものは理解しがたかったと思います。
天動説に疑問を抱いたのは惑星の存在のようです。惑星、月、太陽が他の星々と違って不思議な動きをする観察結果から、天動説では矛盾を生じたため疑いを持つものが現れました。その結果地動説という理屈に至ったようです。自分自身が存在する場所を客観的に捉えることの難しさを表していると思います。
糖質は多くの人類が当たり前に食す食材であり、食に対する依存など想像すら出来なかったと思います。通常は自分自身を客観的に捉えることは困難です。しかしその困難なことを行わないと、糖質依存の考え方は理解することが出来ないと思います。
糖質依存は野生動物ではあり得ない肥満から思い至りました。野生動物は肥満になれば肉食動物ならエサが捕まえられなくなりますし、草食動物ならいち早く肉食動物のエサになってしまいます。
本来なら人間も太りすぎない仕組みがあるはずです。その仕組みをすり抜けて太ることが出来るのには何らかの仕組みが無いと説明がつきません。糖質が脳を騙す仕組みです。通常動物は肥満にはならない仕組みがありますが、ペットの中には肥満にならない仕組みをすり抜けて食べ過ぎるようです。恐らく人間と同じ糖質の摂り過ぎではないかと思います。
いつの間にか食べ過ぎてしまう糖質に騙されている。結果的に地動説が正しかったように、糖質に騙されていたことが何年かしたら当たり前になるかも知れません。
主観的に物事を捉える天動説から、客観的に物事を捉える地動説にたどり着いたようにそれまでの常識にとらわれずゼロから考える必要があります。
糖質制限・糖質回避では注意点があります。
喉と耳が耳管という管で繋がっていますが、通常は閉じています。
唾を飲み込んだ際にだけ解放し喉と耳の圧を同じにする働きがあります。
ダイエットで急速に脂肪が減ると、耳管を押さえている脂肪がなくなり解放したままになります。
息をすると耳に空気が抜けるのがわかります。
自分の声が直接耳に届くため話しずらくなります。
予防策はゆっくりゆっくりと体重を落とすことです。
糖質回避をしていると糖質依存が解除されるので、食べる量が減ります。そのまま普通に食べているつもりでも体重が減り続けることがあります。標準体重よりも減ってしまうというだけで、受験には標準体重の定義自体に間違いがあるのかも知れません。
いずれにしても体重が減り過ぎるのを防止するためには、少し糖質をとると良いかも知れません。血糖値を上げすぎないように、食事の後暫くしてから食べると良いと思います。ご飯でもケーキでも体に吸収されると同じ糖質になるので、せっかくなら甘いものを少量食べると満足感が大きくオススメです。
糖質依存にさえ戻らなければ良いので、調整しながら糖質を楽しむと良いと思います。
現時点で他のダイエットで努力されている方からすると、理解出来ないかも知れませんが、太る理由が糖質依存による食べ過ぎなので糖質を控えると痩せるのは当たり前です。
運動をせずに糖質回避、糖質制限をしていると、脂肪はどんどん落ちていきます。その際糖質依存が解除されると、食べる量が減るため必要ない脂肪や筋肉が減らされていきます。
糖質回避で体重が減ることを楽しんでいると、いつの間にか筋肉も落ちてしまいます。(今の私がそうです。)軽くでも良いので運動をするようにしましょう。腕立て伏せだとしんどいので、膝をついて四つん這いで腕立て伏せを5回程度を3セットするだけで改善します。腹筋も5回3セットで良いのでやってみましょう。
前回の糖質回避での病気の改善率から新たにわかったことを加えます。
アトピー性皮膚炎は糖質回避をされた方の8人中8人が改善していますので、改善率100%です。糖質回避の効果はまず間違いなさそうです。
悪化する場合には糖質を食べてから数時間から翌日に悪化するので、アトピー性皮膚炎が悪化した場合には前日までの食事を振り返るだけでよさそうです。
食べ過ぎを認識し、今後に向けた改善の糸口が見つかるかも知れません。
慢性蕁麻疹は5人中2人だけ改善していますので改善率は40%です。アトピー性皮膚炎ほど明らかな相関がないのか、もしかしたら長年の糖化産物が蓄積しているため発症しなくなるまで糖化産物が減少するのに時間がかかるのかも知れません。
時間と共に改善するのかしないのか今後の経過で色々なことがわかってくると思います。
糖質依存の一症状として、糖質を少量食べると余計お腹が空くという不思議な感覚を味わうことがあります。ちなみに日頃糖質を食べなくなれば、この不思議な感覚を味わうことはできなくなります。
糖質依存の診断基準の一つにも入っている糖質の量のコントロールが困難になる症状の一つです。
少量食べると余計お腹が空くので、追加で満腹になるまで食べ過ぎてしまうのです。
そのため量のコントロールが困難になるので、肥満を引き起こす一因となります。
本来であれば少量糖質を食べることで、少し血糖値が上がるだけのはずですが、いつもは糖質を大量に食べるため体があらかじめ大量の糖質に備えインスリンを分泌するのではないでしょうか?ちょうどパブロフの犬という条件反射の実験の際、エサを見たパブロフの犬がヨダレを垂らしたということです。本来はエサを食べると出るはずのヨダレが、エサを見ただけで条件反射といばれる反応で食べる準備をするものです。人間でもおいしそうなものを前に、食べることを想像した瞬間口の中に唾液が分泌されることを経験された方も多いと思います。
実はこの仕組みが膵臓にも備わっていて、糖質を食べるといつものパターンならこの程度食べるから前もってインスリンを分泌しているのが現認ではないかという仮説です。
この条件反射が成立している状態が、糖質依存の条件なのはないでしょうか?
その結果糖質を少量でやめることが難しく、一度食べ始めるとお腹いっぱいになるまでついつい食べ過ぎてしまうのではないかと思います。
糖質依存から抜け、条件反射が起こらなくなるまでの期間は、私は2週間、人によっては3週間だったり3日だったり、1か月しても依存から抜け出せない人まで様々です。
条件反射さえなくなれば、少量糖質を食べたとしても更に食べたくなることはなくなるはずです。事実主食をやめた私は糖質を食べる量は少量でも大量でも、食べると決めた量だけ食べることができます。
この食べる量を決めながらついお代わりするのは、糖質依存の一症状だと思いますし、糖質から抜け出せない最大の理由の一つです。
条件反射が血糖値が少しでも上がることで引き起こされる(食べた時点で条件反射のスイッチが入る)のか、糖質を食べたという満足感がスイッチでインスリンが分泌されるのかは不明です。この仮説が正しければ、いずれ誰かが検証してくれることでしょう。
母乳育児の場合の乳児湿疹は母親の糖質により引き起こされている可能性があります。
乳児湿疹の対症療法はステロイドを塗ることですが、もしかしたら根本治療は母親が糖質を控えることかも知れません。
完全除去はアレルギーを助長する可能性が否定できないため、米、小麦は少量食べる方が良さそうです。
まだわかりませんが、お母さんが炭水化物を多く食べるようになるにつれて生後数週間のお子さんの乳児湿疹が悪化している方がおられます。
もしかしたら別の原因かも知れませんが、糖化産物が乳汁中に移行するか、母乳中のブドウ糖が乳児に入ることで、乳児の体内で糖化産物が出来ている可能性があります。糖質が悪化因子であればお母さんが糖質を控えることで改善するはずです。
乳児湿疹でお困りの母乳育児中のお母さんが、糖質・炭水化物を控えると乳児湿疹がもしかしたら良くなるかも知れません。もしくは血糖値が上がらない食べ方をすると糖化産物が問題になる程出来ず、症状が改善するのかも知れません。
まだわかりませんが、お母さんが糖質を控えることで乳児湿疹が改善する可能性は十分あると思います。
面白いあるいはダメ元でいいからやってみようと思われたら糖質回避教をご覧ください。
言葉には多くの意味が含まれています。
例えば子供という言葉一つをとっても、様々な意味が含まれています。普通名詞としての漠然とした子供という意味から、うちの子供はという我が子という意味、あの子はまだ子供だからという未熟な者の例えまで一つの言葉が様々な意味を含んでいます。
大人という意味も様々な意味を含んでいます。20歳をこえた法的な意味で成人という意味での大人や、大人の対応として使われる分別をわきまえた存在という意味や、単に子供ではないという意味の大人という様々な意味を含んでいます。
人という言葉も他人という意味や人間という意味、場合によっては獣に対してただ人間という意味だけでなく良識ある存在としても使われることがあります。(人としてどうよ?などの使われ方)
夢という言葉も寝ている間に見る夢と、将来実現すると嬉しい目標としての夢という意味があります。
人は会話や読書の際に様々な意味の中から適切なものを無意識のうちに選び出しています。数多くの言葉を知っていると誤解されにくい話し方が出来るようになりますので、数多くの言葉の意味を知ることが大切です。
無意識のうちの選択を間違うと勘違いにつながります。一つの意味だと思い込んでいると、違う言葉の意味があることに気付かず、誤解されることがあります。政治家の失言の多くが別の言葉の意味を知らずに使っているのではないかと思います。
食べ物はバランス良く何種類も少量多品種が理にかなっていると思います。一品種を大量に食べると、バランスが崩れます。
少量多品種を食べていると必要な栄養が満遍なく含まれていることが期待できるので、何をどれだけ食べるのが良いかわからなくても体が必要な栄養を摂り込むことで対応できます。一つの食材を大量に食べてしまうと、必要な栄養素が得られないかも知れません。またビタミンDAKE(ダケと語呂合わせできます)では過剰摂取(摂りすぎ)による害が起こってしまう可能性があります。
栄養の観点からも、過剰摂取の観点からもバランス良く食べるのが合理的です。
日本人の多く方が食生活が偏ってはいないでしょうか?
冷静に考えてみると、かなり偏っています。偏っていないと思われる方も多いと思いますが、その理由はおかずのバランスを考えてのことだと思います。ここでいう日本人の食生活の偏りとは主食という考え方で、主食として糖質だけ一品目を多くとっているということです。
糖尿病の食事療法でも6割を主食で食べることを推奨しています。
主食、つまりご飯という糖質一品目で6割というのは偏り過ぎだと思います。
必ずしも人間の体に必要がない糖質を6割もとるのは取りすぎだと思います。
現時点で根拠を示すほどの知識はありませんが、私の感覚では1割か2割程度糖質で摂取することが妥当なのではないかと思います。
高血糖による糖化産物が人体に害を引き起こす可能性が考えられますから、血糖値を上げない食べ方を工夫すれば3割か4割は食べても大丈夫かもしれませんがまだわかりません。1割か2割であれば、ちょうど食事が終わってからデザートを食べる程度が理想なのかもしれません。
主食である炭水化物の過剰摂取が問題なのですから、バランスに問題があるのは明らかです。主食を0にする必要があるかどうかは議論の余地はありますが、少なくともバランスを考え直す必要があることは議論の余地はないと思います。