不眠の原因は再び低血糖 ~血糖値持続測定~

夜中少し喉が渇いて目覚めました。
トイレにいき時計を見ると1:45てでした。眠くて血糖値を確認せずに水を飲んで寝ました。

朝起きてリブレ 血糖値持続測定器を確認して驚きました。以前の睡眠時の低血糖と比較して明らかに長時間低血糖でした。パソコンに接続して解析はしていませんが、グラフからは血糖値が50mg/dl前後にまで下がっているようにみえます。

確かに昨日は朝、昼に実験のためお米を沢山食べました。夕食に糖質を食べないまま寝たことが低血糖の原因かもしれません。通常なら空腹感で目覚めるのかもしれませんが、私は糖質依存状態ではないため空腹感を感じにくいのかもしれません。低血糖による発汗のため脱水を生じ喉が渇いて目覚めたようです。

このことから考えられるのは下げているのか自然に下がるのかです。下げているのであれば昼間お米を食べた場合夜も食べると期待して血糖値を下げているのだと思います。昼間大量に糖質を食べるとそのまま持続的にインスリンを分泌してしまうのではないかと思います。
自然に下がるのだとすれば、睡眠状態では血糖値の監視モニターが休んでしまい血糖値を維持できないのかもしれません。脳が糖質を使う分を補充する仕組みが働かないため次第に血糖値が下がるものの、命に関わる低血糖センサーだけが働いて血糖値を再上昇するようにしているのかもしれません。

私の場合空腹感ではなく口渇感で目覚めました。例年この時期に酷い口渇感で目覚めることが何度かあるので、低血糖を繰り返しているのかもしれません。血糖値が再上昇しなければ命に関わる可能性が十分考えられます。私の場合は特に食べ方に気を付ける必要がありあそうです。夜寝る前に糖質を食べると睡眠の質が悪くなるため、出来れば昼間に食べようと考えていましたが、血糖値持続測定により糖質を食べるのが昼間であっても低血糖により不眠に至ることを明らかにしました。特に1回の食事で糖質の量が多いと夜間低血糖を生じるようです。以前夜間低血糖を生じたのは日中食べたお弁当により血糖値が231mg/dlに急上昇した夜中でした。今回は朝おにぎり2個の血糖値の血糖値持続測定を行い、昼間ガストのランチのご飯大盛での血糖値の推移を計測していました。夜糖質を摂ればよかったのかもしれませんが、主食を食べることなく寝てしまいました。恐らく夜に何か主食を食べていれば夜よく眠れたのではないかと思います。

このことでふと思ったのは、もしかしたら乳幼児突然死症候群の原因の一つが睡眠時に低血糖を発症してしまうことで死に至る可能性を考えました。大人である私は最低限の血糖値の監視があるため死に至る低血糖が起こる可能性はかなり低いと思いますが、その仕組みが未熟な乳幼児の場合、一回の授乳の量とタイミングにより低血糖を生じる可能性があるのではないかと考えました。乳幼児突然死症候群を発症した乳幼児の1回あたりの授乳量が多く授乳回数が少ないのであれば、この仮説が正しい可能性が十分あり得ると考えます。

上手な話し方 様々な意味を確定させる

上手な話し方とは手短に物事を相手に伝えることです。

当サイトでは様々な伝え方を提案していますが、今回は様々な意味を確定させて話すということを提案したいと思います。
内容は『上手な説明の仕方 曖昧な言葉を明確にする』と同じことです。

言葉には様々な意味が含まれています。前後に話された内容から瞬時に類推して様々な意味を確定させながら聞いているのです。二つの意味があって即座に理解できないことでも、話を聞いているうちに後でどちらの意味だったかわかることがあります。
逆に意味が確定しない曖昧なまま聞いていると、話の内容を理解する余裕がなくなることもよくあります。

会話の中にどちらでも受け取ることの出来る言葉が潜んでいると、理解するまでに無駄な時間を要します。その時間を省くことで手短かに情報を伝えることができるのです。

例えば『御飯』という言葉一つをとっても、『食事』という意味もあれば『お米』という意味もあります。
『御飯が原因です』と伝えた場合、『食事が原因です』という意味と、『お米が原因です』という意味の二つが考えられます。その二つの意味を持つのが『御飯』という言葉です。しかも人によって『御飯』という言葉で、『食事』という意味しか思いつかない人もいますし、『お米』という意味しか思いつかない人もいるのです。『御飯』という言葉を話し手が『食事』の意味で使っているのに、聞き手が『お米』という意味で聞いているとズレ漫才のように認識がずれてしまいます。会話が成立しなくなってしまいます。ズレ漫才は視聴者として客観的に見ることが出来るため容易に理解できますが、通常の会話は当事者なので主観的になってしまうためにズレていることを客観視できないのです。

この場合『御飯』という言葉を使うことには認識の齟齬を起こしてしまう隙が生まれます。『食事』と受け取るか『お米』として理解するか、受け取る人に任せてしまうという意味でギャンブルになってしまいます。私は認識を修正する時間が勿体無いので、最初から『食事』・『お米』と言い分けます。相手の解釈に任せないので、言葉が明確に伝わります。認識のズレを修正する時間の無駄が省けるので、短時間で情報を伝えることができます。

別の例え話では『お酒』があります。『お酒』には『日本酒』という意味と『アルコール』という大きく2つの意味があります。かつては『アルコール』といえば『日本酒』に決まっていたので、『お酒』といえば『アルコール』のことであり『日本酒』のことでもあったのです。その名残で『アルコール』の意味で『お酒』という場合があります。「お酒を飲んではいけませんよ」という場合には、『アルコール』全てを飲んではいけないという意味と、『日本酒』を飲んではいけないけどビールは大丈夫という2つの意味を含み曖昧になるのです。人は曖昧な表現は自分に都合良く解釈する傾向があります。伝える側にとってはどちらで伝わるか不確かなため、確認する必要が出てきます。確認という無駄を省くために、2つの意味をもつ曖昧な言葉は2つの意味を明確に区別して伝える方がお得です。2つの意味をもつ『お酒』という曖昧な言葉ではなく『アルコール』・『日本酒』と使い分けると情報が素早く伝わり、確認する必要がなくなるためお得です。

会話の認識のズレを失くし、情報を速やかに伝えるために多義語の意味を確定させながら会話することをお勧めします。

科学と宗教の違い

科学と宗教は信じるという意味では同じですが、その違いの本質は再現性だと思います。科学は理屈により再現することができます。だから人類は文明を発展させることが出来たのです。宗教はただ信じるだけで再現性がありません。様々な宗教において奇跡が描かれていますが、再現性がありません。つまり証明ができない同じことを繰り返すことが出来ないという点で、科学とは大きく異なります。

科学は信用で成り立ち、宗教は信頼で成り立っていると言い換えることができると思います。信用と信頼の違いで書きましたが、信用とは根拠を元に信じること、信頼とは裏付けなく信じることです。科学は予測通り再現することでその正しさを証明することができます。宗教は根拠となる教典がそもそも正しいかどうか曖昧です。そのため様々な宗教が存在することになるようです。

私は糖質回避教という論理的宗教という考え方を提案しています。この考え方が通常の宗教と異なるのは、再現性があることです。論理で裏付けされた考え方を論理的宗教と表現していています。

宗教ができた理由にも書きましたが、人類がお互い信頼して生活するために宗教は生まれました。ルールのない無秩序な世界において、価値観が異なる者同士では取引や生活が出来ないため、宗教により価値観を同一とするもの同士がともに生活するようになりました。そして宗教が異なると価値観が異なるため、関わらないことで争いを避けていたはずです。宗教が異なると常識が異なるのは当たり前のことです。いわば常識を揃えるために宗教が活用されたのです。
異教徒だから相手にしないわけにいかない時代になりました。そして宗教により常識を揃えることも困難な時代になりつつあります。その意味で常識を揃えることを宗教に頼っていた時代は終わりつつあるのかもしれません。

科学は再現性があることで、物事を予測することができることが特徴です。人類の歴史において物事の予測は天文学として発展しました。1年で四季が移り変わることに気付き、種まきなどに活用したのです。農耕をすることが出来るようになったのは、天文学を理解し1年で四季が移り変わる規則性を知ったのです。その積み重ねと試行錯誤の結果で人類は月まで行けるようになったのです。

私は糖質回避教以外の宗教を信じてはいませんが、人が宗教を信じることを否定はしません。何故なら信じる者は救われるからです。ただし根拠もなく示された治療は宗教と変わりありませんので否定します。残念なことに宗教のような治療をしている医者がいるのも確かです。

アイスクリーム2個の血糖値 ~血糖値持続測定~

血糖値持続測定器 リブレの実験です。
おにぎり1つの血糖値ではたった1つのおにぎりが私の血糖値を191mg/dlまで押し上げることがわかりました。
また糖質を食べると睡眠の質が悪くなる原因を突き止めることができました。夜中に低血糖を起こしていました。

今回もお試しです。
アイスクリーム2個を食べて血糖値がどうなるか試してみました。

21:07に食べてみました。

その後の血糖値の推移です。
50分で133mg/dlまで上昇しました。

100分で124mg/dlです。

120分で107mg/dlに下がりました。

150分で再上昇し119mg/dlに少し上昇しました。

3時間で98mg/dlに落ち着きました。

8時間半後の血糖値は89mg/dlでした。

夜間の低血糖を引き起こすこともありませんでした。

意外にもアイスクリームを二つ食べてもおにぎり一つの血糖値には遥かに及ばないことがわかりました。
お米は血糖値には大敵のようです。

 

核実験とミサイル発射の本当の怖さ

某国が核実験を行い、その後もミサイルの発射実験を繰り返しています。

ミサイルの飛行距離が延び、直接核攻撃が可能になることを多くの人が恐れています。しかしそれよりももっと怖い現実が隠れています。そのことを書いてみます。

一言でいえばミサイルを宇宙空間で爆発させることが一番怖いのです。
地上を直接攻撃せず、宇宙空間で核爆発をさせることが一番ダメージが大きくなります。宇宙空間ですから空気がないため爆風はおこりません。地上まで距離が離れているため熱も直接伝わりません。
では何が問題かといえば、全ての電気製品が使用不能になるのです。
しかも非常に広範囲にわたって生じます。爆発する場所によって、日本全土はもちろん、1個の核爆発でアメリカ全土の電気製品が全て使用不能に陥る可能性があります。発電所が機能しなくなるためコンセントに差し込む電気はすべて使えなくなることはもちろん、電池で動く電気製品もすべて動かなくなります。かろうじて電球などICやLSIなどの基盤を使わない単純な電気製品だけが使える程度のようです。
つまり非常に広い範囲がいきなり江戸時代の生活に一瞬で引き戻されてしまうのです。

核爆弾が地上付近で爆発すると爆発した周辺は壊滅的な被害を被りはしますが、せいぜい半径数十キロの範囲です。すぐに反撃することができるでしょう。お互いが反撃を恐れて核爆弾を使用しないのはこのような論理です。放射能の問題があるとは思いますが、他の地域は被害がないため支援の手を差し伸べることができます。
しかし宇宙空間で爆発すれば、非常に広範囲の電気製品が全て使用不能になるため反撃そのものができなくなるのです。宇宙空間での核爆発が成功すれば、その国からの反撃を恐れず攻撃することができるのです。
そして宇宙空間での爆発は離れているため放射能の問題はないと言われていますが、電気製品が全て使用できないので復旧には短くても数年、場合によっては数十年を要することになります。

何発もの核爆弾を各地の上空に同時に爆発させると、どこからも反撃されないことになるようでです。日本語訳はありませんが、そのような内容の小説があるそうです。

通常の地上攻撃による核戦争であれば、反撃を考えると核爆弾の総数が強さを表します。宇宙空間での核爆発の使用は、後先を考えなければやったもの勝ちです。成功すればその国から反撃できないからです。このことが一番恐ろしいのです。
某国が崩壊することを恐れ、世界の混乱を招くためにどこかの上空で核爆弾を爆発させてしまう可能性があるのです。
核戦争ではなく、宇宙空間での核爆発を恐れているのです。
某国がその選択肢を持っていること自体を各国が恐れているため、このままミサイル発射を続けていれば何らかの武力衝突が起こる可能性があります。

想像してみてください。
すべての電気製品が突然使えなくなる生活を。
その瞬間、車はハンドル・ブレーキが効かず制御不能になり壁に衝突して止まるでしょう。飛んでいる飛行機はすべて操縦不能に陥り墜落します。
車が動かないので食料を移動させる手段がありません。
そんなカギを某国が持っているとしたら・・・。

世界が平和でありますように。

私の不眠の原因は低血糖! ~血糖値持続測定~

私は糖質を食べると睡眠の質が悪くなるため日頃糖質を食べないようにしています。比較的早いタイミング(18時~19時)で糖質を食べると寝付けなくなりますし、寝る直前に食べると夜中に目覚めることが多いため、食べないようにしています。
昼間の糖質は睡眠の質には余り関係ないと考えておりましたのが、夜眠れない原因になりえることがわかりました。
私は糖質を食べると糖と脳細胞のタンパク質との間で糖化産物を生じ、脳細胞の活動の邪魔をするノイズのようになるため睡眠の質が悪化すると考えていました。完全に間違っていました。
血糖値の持続測定をすることで判明しました。

単純に低血糖を引き起こしていただけでした。

睡眠時低血糖

昼間に焼肉弁当を半分食べたところ、血糖値が231mg/dlまで急上昇しました。特に自覚症状はありませんでしたが、半分しかお弁当のご飯を食べていないのにこれだけ上昇したことに驚きました。
夜ご飯には主食は食べずオカズのみ食べたので血糖値はほとんど変動はありませんでした。

夜中に大量の発汗のためか汗だくな状態で喉が渇いたため目覚めました。血糖値を測ったところ72mg/dlでした。朝方にも目覚めました。夜中汗だくで目覚め喉が渇くことはよくあるので暑かったのだと考えていました。ただ気温はそれほど高くはない印象でした。

起きだしてからグラフを見て驚きました。70mg/dl以下の低血糖を占めるグラフの赤い部分がありました。グラフの赤丸の部分です。
発汗は低血糖による発汗で、発汗が激しいため脱水に陥り目覚めたようです。
これまで喉が渇いて起きだしていたのは、低血糖を来たし大量の発汗のため脱水になり喉が渇いて目覚めていた可能性が十分あり得るのです。
糖質を食べると睡眠の質が悪くなるのは思い違いではありませんでした。ただし不眠の原因は糖化産物などではなく、低血糖でした。
少なくとも私の場合糖質を食べると睡眠の質が悪くなるのではなく、糖質を中途半端に食べると低血糖を起こすようです。

血糖値持続測定器 リブレがなければ糖質を食べると睡眠の質が悪くなる理由は絶対にわからなかったと思います。これだけでも血糖値持続測定をしてみる意味があったと私は思います。

夜中大量の発汗で目覚める方は血糖値持続測定をしてみる価値はあるかもしれません。今のところ糖尿病の診断のついた方にしか血糖値持続測定は健康保険で認められていませんが、もしかしたら不眠の鑑別診断の一つとして認められる時代がくるかもしれませんね。

組織票が政治・行政をゆがめる

組織票が政治・行政を歪めています。
本来民主主義とは、正解がわからない問題に対して知恵を集合することで最適解を見つけるための方法のはずです。多数決という手段により、選んだ最適解に間違いがあったとしても最も納得できる失敗方法なのです。

私利私欲の塊である組織票が政治・行政を歪めてしまいます。
それぞれの業界で組織票を固めることで、自分たちの利権を守るあるいは獲得する政策を実現するのです。組織票による投票も自分で考えた結果の投票も同じ1票です。組織票を多数集めた業界は、自分たちのためになる政策を投票した政治家に詰め寄るのです。

組織票が政治を動かすのです。
政治家は投票してくれた国民よりも組織票を投じてくれた業界を優遇するようになるのです。

例えば医者の団体である医師会は組織票による投票を求めています。
その目的は診療報酬の確保です。
つまり自分達のお金・利権を守るために組織票を求めているのです。
本来国民の立場で考えれば、診療報酬は安ければ安いほど良いはずです。医療費が高騰している現代において医療費を削減するためには診療報酬を切り下げることがやむをえない判断だとしても、自分達の利権である診療報酬を守るために医師会は組織票を求めるのです。
これは多くの業界でも行われていることのようです。
組織票が本来の国民の利益から遠ざけ、組織票を集めた業界に利益になる政策を取り入れるのです。

例えば農業団体や牧畜団体が組織票を集めれば、農作物や食肉の自由化は反対する方向に政策はゆがめられるでしょう。本来の民主主義は多数の国民の民意を反映するはずですから、多くの国民が安い食料が輸入されることを望む可能性が高くても、投票する人数からすると組織票が有利になってしまうのです。

組織票が強いのは明確な意思をもって投票することです。その明確な意思が政治家には理解しやすいため、政治家も政策としてこたえやすくなってしまうのです。結果として政治が組織票を集める団体の私利私欲に歪められしまうのです。

私は組織票は禁止するべきだと思います。
何故なら組織票を集めた団体が政治・行政を歪めてしまうからです。
組織票がなくなれば、政治家はもう少し国民のためになる政策を考えるようになると私は考えています。

おにぎり1つの血糖値 ~血糖値持続測定~

私(体重72Kg)がリブレ血糖値持続測定器を使用し、おにぎり一つを食べた際の血糖持続測定による血糖値の推移を調べたものです。

セブンイレブンの塩おにぎり一つを食べた際の血糖値の推移です。

おにぎり一つで1時間10分後に196mg/dlまで上昇しました。

これから様々な実験を行いたいと思いますが、血糖値の一時的な上昇が様々な病気を引き起こすという私の仮説が正しいとすれば、おにぎり1つだけ食べるという行為でさえ病気を引き起こす引き金に十分なりえる可能性がありそうです。他の日のデータで通常の食事であれば食後の血糖値の急激な上昇から急降下するので、おにぎり1つですから血糖値は急降下すると考えていましたが食前と同じ血糖値に戻ったのは3時間後でした。

唐揚げなどの糖質以外の食べ物を食べてからおにぎりを食べると血糖値の推移が変わる可能性も十分あります。というよりこれまでの報告では糖質以外のものを食べてから糖質を食べると血糖値が上がりにくいことがわかっています。リブレを使って私の身体で色々試していきたいと思います。

現在予定している実験はお米とパンでの血糖値の推移の違いです。データは既に摂り終わりました。
他にもリブレでわかったことがいくつもありますので、順をおって書いていきたいと思います。私が糖質を食べると眠れなくなる驚くべき理由もわかりました。これらのことは改めて書きたいと思います。

テレビとインターネットの違い

テレビとインターネットの違いを考えてみました。
プッシュ型情報配信とプル型情報配信と言い換えることができると思います。テレビはプッシュ型情報配信装置で情報が一方的に押し付けられます。見る側が選択できる余地があるのはチャンネルを選ぶ程度です。情報の配信内容を決めるのは放送局です。放送局が選んだ内容を一方的に放送する事で情報配信を行います。一方インターネットはプル型情報配信装置でこちらが求めた内容を求めることができます。欲しい情報をこちらが求めることで、インターネットを介して情報が提供されます。何がほしいかわかっていなければ必要な情報を得ることができます。情報を選ぶのは自分たちです。

プッシュ型情報配信であるテレビは情報を垂れ流していると表現できると思います。流れる情報はテレビ局がある程度選別してくれているので受けとるだけですみます。テレビ局の都合で情報が捻じ曲げられていることを知っておかなければなりません。
プル型情報配信であるインターネットは情報を求めなければ何も吐き出してはくれません。インターネットで取り出すことの出来る情報は玉石混交です。情報の求め方に知恵が必要で、出てきた情報も正しいかどうか判断する知恵が求められます。何を求めているのか自分自身で理解していなければなりません。必要な情報を取り出す能力があれば、有益な情報を得ることができます。

情報を発信する側に知恵が求められた時代から、情報を受け取る側に知恵が求められる時代にいつの間にか移り変わっているのです。このことに気付かないまま情報に触れていると、不確かな情報に振り回されることになると私は思います。情報の質が変わりつつあることを知るようにしましょう。

糖質回避・糖質制限を受け入れられない心理

糖質の摂り過ぎにより様々な病気が引き起こされることは紛れもない事実です。
それらの病気を避けるためには糖質回避あるいは糖質制限をするしかありません。しかし心理的に受け入れることのできない人たちが一定数おられるおうです。

そこで糖質回避・糖質制限を受け入れられない人の心理を考えてみました。
一言でいえば糖質依存の依存度合いが強すぎて糖質を食べないことが想像すらできないのです。

アルコール依存の人がアルコールを飲まないと病気になると錯覚する心理に似ています。もっとアルコールを飲みたいと思っているのに、そのアルコールをやめることなど想像がつかないのです。
ニコチン依存の人がタバコを吸わないとかえって調子が悪くなると錯覚する心理とも似ています。タバコを吸い過ぎると病気になるということがわかっていてもなかなかやめられないのは、ニコチン依存という依存の心理によります。

糖質依存の人は糖質を食べることに依存しています。自己抑制が出来ない状態です。
強い空腹感という禁断症状まであるため、糖質をやめることなど想像がつきません。
いわば糖質を食べても病気になることはないと信じ切っている糖質教の信者です。心理状態としてはアルコール依存やニコチン依存の人達を何ら変わりありません。

糖質によって病気が引き起こされることがわかっている人たちからすれば勿体無いことですが、気づけないものは仕方がありません。糖質回避教のページにも書きましたが、糖質を食べてはいけないと人に強要する必要はありません。糖質には害がないと信じている異教徒のようなものです。
本人が気付かなければ人に強要されて一時的に受け入れても意味がないのです。

糖質を控えることで痩せるのは当たり前の理屈です。その事実を受け入れることが出来ない心理こそ病的なのです。糖質依存により依存対象である糖質に対する認識が歪んでいるのです。

糖質回避することで病気を避けることができます。受け入れられない方が病気で悩むのは仕方のないことです。

今のところ糖質を主食として食べる人の方が圧倒的に多いため、糖質の害が認識されていないだけです。10年もすれば糖質の害が広まることで、糖質の食べ方が変わります。今はその過渡期のため混乱しているに過ぎません。