言い換える能力

これからの時代に求められる能力は、言い換える能力だと私は思います。言い換えるとは言葉を変えて説明することです。知っている言葉を並べるだけでは上手く伝わりません。

言い換えるためには、相手が理解出来る言葉を選ぶことが必要となります。相手が理解出来ない言葉に言い換えても、相手を混乱させるだけで『意味』がありません。相手の理解を促す言葉に言い換えなければいけないのです。

上手く言い換えることが出来ない人の中には、怒り出す人もいます。上手く説明出来ないことを隠す目的で、怒り出すのです。

相手に理解してもらえる言葉に言い換えることの出来る人は、説明が上手です。相手に合わせて言い換えることが出来るので、人に説明する職業で重宝されると思います。相手の質問に対して的確に答える仕事は当分の間機械に置き換わることはないと私は思います。

簡単な受け答えは今にでも機械に置き換わりそうです。言い換える能力を磨くことをお勧めします。言い換える能力のトレーニングには、子供の考え方のトレーニングのやり方が役立つかもしれません。その場合、子供ではなく自分の頭の中を整理するのです。様々なことを思い出し、キーワードを見つけてインデックス化していくのです。そうすることで頭の中の言葉が整理され、言い換えることが出来るようになると思います。もし良かったらお試しください。

子供の考え方のトレーニング法

子供の考え方のトレーニング法はまだ確立されてはいません。今のところ学校で勉強という形で考え方のトレーニングらしきものはされてはいますが、科学技術の進歩により多少の違いはあっても、明治時代から本質は変わってはいないようです。

今回子供の考え方のトレーニング法の一例を提案してみたいと思います。

今の学校での勉強は暗記とその活用が主眼です。残念ながらこれから暗記力・検索能力には大した意味がなくなります。何故ならコンピュータやタブレット、スマートフォンが代わりに記憶してくれるからです。メモという意味もありますし、そもそも既にメディアに記憶され整理されているのです。わざわざ覚える必要などありません。

覚える『意味』があるとすれば、自分の頭で考える時だけです。思考する元は頭の中に入れる必要があります。思考し新しい考えを生み出さないのであれば記憶すれ必要などありません。記憶という作業は機械に任せれば良いのです。いつでも瞬時に頭の中から適切な情報を引き出す検索能力が『意味』を持っていたのは、人間の頭脳しか検索する手段がなかったからです。他に選択肢がなかったよで仕方なく人間の頭脳に頼っていただけのことです。

わざわざ人間の頭に記憶する『意味』があるのは、思考のためと書きました。思考するためには頭の中に入れ込み、考えるために瞬時に頭の中から検索しなければなりません。細かい数字などは機械に頼れば良いのですが、本質を理解するための記憶・知識を身につけ、活用出来るかが問われる時代になっています。現在進行形で物凄い勢いで変わりつつありますが、不思議とそのことに気付いている人は少ないようです。

子供の頭のトレーニング法

頭のトレーニングの目的は物事を瞬時に思い起こすことです。思い出す癖をつけるのです。それを何となくトレーニングしているのが学校の勉強で、テストという形式で思い起こすようにしています。しかし残念ながら一方向からの出題なので頭の検索能力が高まりません。テストに出ることだけ答えることが出来るようになるだけです。

私は記憶のインデックス化を提案します。人間の記憶はキーワードで思い起こすようにできています。キーワードが複数ある言葉や事柄は思い出しやすく、キーワードが設定されていなければ思い出すきっかけを失ってしまうのです。後で取り出せない記憶はないのと同じです。記憶のインデックス化とは、キーワードをインデックスとして記憶の頭出しを出来るように、記憶を整理することです。

記憶の整理をすることで、思考する際に必要な情報を自分の頭の中で探しやすくなります。頭の中が整理されていれば考える際に足らない情報も浮かび上がるため、足らない情報を外部から探すことも出来るようになります。

具体的な子供の頭のトレーニング法は、キーワードを使って記憶を思い起こさせることです。例えば旅行に行った際に帰った後で、「◯◯の旅行、一番楽しかったのは?」という二つのキーワードで子供の頭の中を検索してもらうのです。頭の中の整理・インデックス化されていればすぐに答えが返ってきます。まだインデックス化されていなければ何も答えられず固まってしまうでしょう。そこで次のキーワードを与えてあげるのです。最初に◯◯に着いたよね?という具合に思い出すきっかけを探っていくのです。

時間が経つにつれ忘れるので、時間が経つ前に聞いてあげましょう。「昨日学校で何があった?」でも構いません。「驚いたこと」というキーワードで聞いても構いません。何でもいいのです。

問い掛けることで子供は必死で頭の中の記憶を探し回ります。そして自分の頭の中の記憶の探索を繰り返していると、記憶が整理されインデックス化されるのです。この整理された記憶が思考の際に役立ちます。整理されていない記憶は、テストにしか役立ちません。

子供の頭のトレーニングには頭の整理に役立つキーワードを投げかけることだと私は思います。良かったらお試しください。偏差値を上げる努力をするより余程『意味』があると私は思います。

暗記力・検索能力に大した意味がなくなる理由

少し前まで暗記力や検索能力はある程度頭の良さを示す大切な能力でした。出題範囲を決め、覚えているかどうか?その覚えている内容を短時間で取り出せるかどうか。そして頭の中から取り出した情報を使って考えることが出来るかどうか答えさせるのが入試問題です。

暗記力・検索能力がもてはやされた理由

かつて人間の頭脳しか効率的な検索方法がありませんでした。だから医学書やこれまでの治療例を覚えさせて頭の中を検索するように医者を育て、六法全書や判例を覚えさせて頭の中で検索するように弁護士を育てたのです。

人間の頭脳しか効率的な検索能力が無かったので、人間の頭脳を活用するのは仕方ありませんでした。だから暗記力と検索能力に長けた人間が重宝されていたのです。だから暗記力と検索能力が良い人間が頭が良いとされていたのです。

その人間の検索能力の良し悪しをはかる目安として入試問題が活用されていたのです。教科書で出題範囲を決めて暗記力を試し、応用問題で検索能力を試すのです。

暗記力や検索能力の意味が変わった理由

その暗記力や検索能力に大した意味が無くなりました。以前は他に方法が無かったので、人間の頭脳を活用するのは仕方ありませんでした。

暗記力・検索能力に全く意味が無くなった訳ではありませんが、細かいことを全て暗記する意味は無くなりました。何故ならコンピュータ、タブレット、スマートフォンが変わりに覚えてくれるからです。そしてその中に覚えていなくても、インターネットにアクセスすることで情報を得ることが出来るからです。これまでの頭に詰め込む暗記する時間が必要無くなりました。既に手の中にあるからです。しかも人間の頭脳よりはるかに効率的に莫大な情報の中から検索することが出来るのです。暗記という入力の時間が必要なくなり、欲しい情報を手軽に取り出すことが出来るのです。

適切な情報を取り出すことは情報機器の発達により、生身の人間の頭脳を活用する必要が無くなりました。むしろ人間の頭脳では間違いも起こり得ますし、暗記にかかる時間も情報を取り出すのも非効率的なため望ましくありません。

暗記力・検索能力を人間に頼らなくなった実例

例えば病気の情報を得るのは以前であれば医者に聞くしかありませんでした。もしくは図書館にでも行って本を調べるしかなかったのです。どの本を調べると良いのか、そこから検索する必要があり莫大な時間を要したのです。今では手の中にあるスマートフォンに何文字か打ち込むだけで、ある程度の情報が手に入ります。わざわざ医者に行って聞く必要がなくなりつつあるのです。

弁護士の世界でも同じです。以前は法律に関する疑問を解決するには弁護士に相談するか自分で本を調べるしかありませんでした。今ではネット検索してみることで似たような情報を見つけることが出来るようになりました。今のところ全てが網羅されている訳ではありませんが、ある程度の情報を前もって得ることが出来ます。最低限の知識を得てから相談するので、相談するとしても短い時間で済んでしまいます。

弁護士の世界では過去の判例を探す必要がありますが、既に人工知能により検索するようになっています。この意味においても検索能力の意味が変わってきています。

今後の展望

暗記力と検索能力を買われて資格を与えられている医者や弁護士でさえ、上記のように機械化されつつあります。今後暗記力・検索能力を生かす仕事はほとんど無くなると思います。暗記力・検索能力が良ければ仕事が出来た時代は早晩過去のものになりそうです。

これからは抽象的な思考、あるいはより論理的な思考が求められる時代になると私は思います。

 

扶養控除の廃止で家族観が変わる

どうやら2017年に扶養控除(配偶者控除)が廃止されるようです。
扶養控除といえば、既に2012年から16歳未満の子供に対する扶養控除が廃止されています。子供手当が導入された代わりに扶養控除が廃止されたそうですが、子供手当がもらえない家庭では実質の増税でしかありません。将来の納税者である子供達にもかかわらず、親が身銭を切って育てることを促す仕組みのようです。将来より多く納税してもらうための投資と考えれば、子供達に国がお金を使う方が合理的だと私は思いますが国はそうは考えてはいないようです。

子供に対する扶養控除が廃止された時点で、納税後の可処分所得から子供を育てることを意味します。扶養控除が認められていたのは子供達の生きていく上での必要な費用の基礎控除のようなものだと思います。子供達は直接納税しない(将来は長年に渡り納税するのですが)ので子供達の生活費は必要経費とは認められないという考え方なのでしょう。子供達には選挙権も無いので、政治家達は遠慮なく子供達の扶養控除を無くしたのでしょう。

子育てはお金には代え難い喜びも有りますが、子供達の扶養控除を無くすことは経済的に親世代を追い詰めてしまいます。子供手当があるとはいえ、子供を育てない方向に向かわせてしまうでしょう。

次は配偶者控除が廃止されるようです。専業主婦家庭の負担が増えることになります。働いている主婦の方は経済的に恵まれるかもしれません。結婚して専業主婦になるつもりだった女性は結婚を躊躇うようになるでしょう。現在専業主婦の方は働く方向にに傾くかもしれません。

専業主婦の方の労働力を掘り起こすという目的であれば、配偶者控除を廃止するのは理にかなっているのかもしれません。

私が政治を行うのであれば結婚や子育てすると税制上お得な仕組みを作ります。何故なら子育てする子供たちは将来納税してくれる国の宝だからです。結婚は子供を生む元となる行動だからです。

糖質回避教の信者の証

半分冗談半分本気で糖質回避教という考え方を提唱しています。様々な目的により、糖質を避けることが出来れば避けるという回避という考え方です。ちなみに制限という言葉は、制限速度という言葉からわかるように他人からされることを意味します。様々な御利益が期待出来ますが、糖質回避教は信じる者だけが救われれば良いと考えています。教えとしては人に強要してはいけないし、強要する必要はないとしています。何故ならいずれはみんなが糖質の害に気付くからです。糖質の害に気付くのが早いか遅いかの問題であって、そもそも糖質を好きなだけ制限なく食べている方がおかしいのです。その証拠に多くの人が禁断症状まである立派な糖質依存に陥っています。糖質回避というのは糖質の本当の姿にいち早く気付いたというだけのことです。

言い方を変えると糖質をやめる方が様々な意味でお得だということを伝えています。私の言うことを信じた人が、信者の証として教えてくれたのが、炊飯器を捨てたことです。その方の彼女さんも一緒に炊飯器を捨ててしまったそうです。家でお米を食べない決意の表れです。もしくはもう家でお米を食べることがないので炊飯器は必要ないため邪魔になったのでしょう。間違いなく信者でしょう。

さすがに炊飯器を捨てる程の信者さんは極少数ですが、糖質を控えて痩せた人は数多くおられます。糖質回避によりアトピー性皮膚炎やニキビの治った患者さんも数多くおられます。2型糖尿病が治ってしまった信者さんもいます。

糖質回避教は糖質を教えとして禁止する訳ではありません。明確な目的をもって糖質を控えることを提案しているだけです。糖質は毒ではありません。ただ食べ過ぎると害があるだけで、食べ方に注意が必要です。このことを理解してもらうことが糖質回避教の教えです。

糖質回避教には多くの宗教のような利権やお布施はありません。信じた人だけが病気から解放されるという御利益にあずかれます。

糖質回避教という論理的宗教というのは冗談ではありますが、信じた人だけが救われるという意味で宗教と似ていると私は考えています。

入信するかどうかは別として、糖質は控える方がお得です。少なくとも糖質依存は抜け出すのがお勧めです。

「浪速のエリカ様」はただの構ってチャン?

あえて個人名は出しませんが「浪速のエリカ様」と言われている国会議員がいます。ある政党の比例代表でしたが、様々な問題により政党からは除名されました。政党の比例代表だったため辞職を追求されたものの「浪速のエリカ様」と異名をもらう対応で、居座り無所属議員として活動しています。

その「浪速のエリカ様」は突然芸能事務所社長にツイッターで噛み付いたようです。相手にしてもらえなかったようですが、今度は国会で話題にすると息巻いているようです。

人の行動には必ず目的があります(目的論)。本人が気付いて自覚しているか自覚していないかは別問題です。目的を御本人に聞いてみたいところですが、恐らく自覚していないと思われますので想像してみたいと思います。そして本人に聞いた訳ではありませんので、ただの私の空想です。そのことを踏まえて読み進めていただければと思います。

私は言い掛かりをつけているのは、自分の存在意義を周囲にアピールすることが目的だと思います。目的が存在意義のアピールであれば、騒がれれば内容は何でも構わないのです。いわば自分で火をつけて火事だと騒いでいるようなものです。騒ぐことが目的ですから、自分の起こしてしまった火事の内容そのものはどうでも良いのです。

言い換えると世間を相手に構ってチャン状態です。何もしないと世間から忘れられるので構ってもらえるようにネタを提供しているのです。

グレる子供の心理

褒めてもらいたくても褒めてもらえない、称賛を浴びたくても称賛してもらえないことに気付いた子供に似ています。構って欲しい子供は称賛は無理だと悟ると、悪いことをするようになるのです。構ってもらう目的で子供たちはグレるのです。子供は周囲の無関心よりも、怒られることを望むのです。悪いことをしてでも構ってもらいたい子供の心理と恐らく似ていると私は思います。ちなみに構ってもらうために悪いことをする子供を怒ると逆効果です。何故するのかを聞いても、構ってもらうためとは言えない(本人も自覚していないから)ので周囲の人達は理解出来ません。正解は悪いことをして責めるのではなく、構って欲しかったことを受け入れてあげることです。そして悪いこと自体は淡々と処理することです。悪いことをすると怒られるとはいえしっかりと構ってもらえるという成功体験にしてしまわないことです。そしてどのように構って欲しかったのかを聞いてみることです。

生暖かい目で見守る

「浪速のエリカ様」は目的が世間に相手にしてもらうことですから、メディアが騒ぐと思うツボ・逆効果です。成功体験として繰り返してしまいます。次に言い掛かりをつけられた人が、「グレる子供と同じで、構って欲しいんですね。そっとしておいてあげましょう」と大人の対応をすることです。次に誰か言い掛かりをつけられることがあればその人に教えてあげて下さい。

本家エリカ様は抜群のルックスと演技力があるので復活出来ましたが、「浪速のエリカ様」は…。賞味期限ならぬ話題期限(世間が話題にしてくれる期間)は長くて2年3ヶ月。本人なりに世間に相手にしてもらうために必死な心理を、生暖かい目で見守ってあげましょう。

人間の髪の毛が伸び続ける理由

人間の髪の毛が伸び続ける理由を考えてみました。以前から考えてはいたのですが、髪の毛が伸び続けることで自然淘汰を生き残った答えを見つけることが出来ませんでした。今回ふと思いつきました。

現在の人間の身体は自然淘汰を生き残った結果です。今となっては必要ない身体の仕組みであっても、人類の進化の歴史において生き残りに有利な環境を生き延びたのです。逆に考えると現在の人間の身体から生き延びた環境を想像することが出来ます。例えば顔面にある副鼻腔は脳を保護する緩衝エリアです。丁度運転席を守るために衝突時に壊れる車のバンパーと同じような仕組みです。副鼻腔がバンパーのような役割をして脳を保護したのです。逆に考えるとそれだけ頭部への強い衝撃が日常茶飯事だった環境を生き延びたことがわかります。

人間は頭部の髪の毛が伸び続けます。人間に近いお猿さんの体毛は一定で伸び続けることはありません。つまり人類の進化の歴史において、お猿さんから分岐して頭部の髪の毛が伸び続けることが出来た種族だけが生き残ったのです。頭部の髪の毛が伸びない種族は淘汰され死に絶えた環境を考えなければいけません。髪の毛が伸び続けることが生存に有利だった環境が思いつきませんでしたが、ふと思いついたヒントになったのはネズミの歯が伸び続けることです。ネズミは絶えず何かをかじっているので歯がすり減ってしまいます。すり減る分歯が伸び続けないと物を噛むことが出来ないのです。もしかしたら人間の祖先は頭の毛が擦り切れるような環境だったのではないかと考えました。副鼻腔程の確信はありませんが、一つの仮説として成り立つと思います。人間の身体の体毛が産毛になったのは、体毛が多いと暑いので熱を逃がすために産毛の人間が生き延びたのでしょう。頭部の髪の毛は伸び続けることで生き残ることが出来たのです。頭の髪の毛が擦り切れる環境とは頭を何処かに競ってこじ入れるような動きを繰り返していたのではないかと思います。競って頭をこじ入れることで生き残るとすれば、食料の確保しか思いつきません。祖先達が仕留めた獲物に一斉に襲い掛かり、頭をこじ入れることに長けた身体を持った祖先だけが生き残ることが出来たのだと思います。頭をこじ入れる程競う必要があるので、何人かで狩りをしていた可能性が高いと思います。人間が狩りをするために言葉を発達させたとされていることに合致します。頭をこじ入れることを繰り返していると、頭の髪の毛が擦り切れてしまいます。伸び続けない祖先は頭部の皮膚が剥き出しになってしまったことで、頭をこじ入れる際に滑らず不利だったのです。髪の毛が擦り切れても無理に頭をこじ入れようとすると頭を怪我してしまい感染症で命を落とした可能性があります。頭の髪の毛が伸び続ける祖先が偶然にも生まれたことで、頭の髪の毛が伸び続けない祖先を圧倒し淘汰してしまったのです。

頭の髪の毛が擦り切れる程何かをしていたため、髪の毛が伸び続ける方が生存に有利だったはずです。髪の毛が伸び続ける方が圧倒しているので、その有利さも圧倒的だったことが予想出来ます。頭が擦り切れるほど頭を擦り付けるのは、狩りの獲物を競って食べることしか私には思いつきません。恐らく刃物などの道具を使うはるか以前の祖先の話だと思います。髪の毛が伸び続ける理由で、人類の進化の歴史において祖先が生き延びた環境で、更に合理的なことを思いついたら改めて書きたいと思います。

追記:頭をこじ入れて食べ物を漁る動物をテレビで見る機会がありました。ハゲタカは逆に邪魔になる羽を無くした方が餌にありつきやすかったようです。そしてハゲタカは頭部への外傷を外傷を受ける可能性が低いので頭を丸めたのでしょう。人間は頭をこじ入れる際に髪の毛が擦り切れ、頭部が剥き出しになると都合が悪いのでしょう。それだけ頭部への外傷が多かったことを物語っていると思います。食べ物の奪い合いで人間同士で頭を攻撃することもあったでしょう。だから頭を守るためにネズミの歯のようにずっと伸び続ける種族が生き延びたのだと思います。

 

少しの注意で騙されなくて済む時代に

ネット検索という手段が出現するまでは、自分で本などを調べるか人に聞くしか騙されない方法はありませんでした。知識不足が騙される隙を作ってしまったのです。

ネット検索という手段を活用することで騙される隙を埋めることが出来るかもしれません。何故なら知らないまま行動するよりも、検索してから行動するだけで知識が格段に増えるからです。

例えば知らないものの購入を持ちかけられた場合、調べてみるのです。騙そうとする相手は焦せらせてすぐに購入させようとしますが、検索する時間待ってくれというだけでも違います。その時間も待てないと焦せらせる場合、検索されては困ることがわかります。やましいところがある証拠です。騙す気が無ければ検索してもらって納得の上で購入してもらうはずです。もしかしたら検索して欲しくないのは、インターネットでは安く売っているのかも知れません。

今時ホームページもない商品の購入を持ちかけるのであれば、その時点でかなり怪しい話です。少し時間をかけて情報収集しても良いのかもしれません。

騙そうとする相手は「衝動買いの心理」をうまく利用して巧みに欲しい心理に追い込みます。そして焦せらせることで冷静な判断力を奪うのです。このことを知っているだけでも騙されにくくなります。

更にインターネットで検索してみることで、何らかの情報が既にあげられているかもしれないのです。お得という情報か騙されないように注意を促す情報が見つかるかもしれないのです。お得という情報には更に注意が必要です。何故なら自作自演の可能性があるからです。先回りして自分達でお得を演じているかもしれないのです。少なくとも騙されないように注意を促す情報が見つかる場合には、お金を払わない方が無難です。

もう一つの対策は焦らず誰かに相談することです。

論点がずれる人の頭の中

話をしていて論点がずれる人がいます。質問に対して的外れな回答をする心理として以前書きましたが、今回はどのように考えているかを書いてみたいと思います。論点をわざとずらすのではなく、本人は大真面目に答えているつもりでも論点がずれてしまう人の頭の中を考えてみたいと思います。当然論点のずれる人の頭の中を覗いたことはないので正確なことはわかりませんが、頭の中を想像して書いてみたいと思います。

論点がずれる人の頭の中は、何を話すか整理されていないまま話し始めてしまうようです。論点がずれているにもかかわらず、話し続けるのです。聞いている側はどのように結びつくのか、頭の中が混乱しながら聞くことになります。話し終わっても論点がずれているので何も得るものはありません。

論点がずれる人の頭の中は、自分自身よくわからないのでとりあえず関係のありそうなことを話し始めるようです。そこで相手が勝手に何か関係を見つけてくれることを目的とするのです。このタイプの人の特徴は、話していながらこちらの様子を伺うことです。自分では関係がありそうだと思っている、論点のずれたことを話しながら、論点との関係を何か勝手に見つけてくれることを願っているのです。話しながらこちらの反応を伺うようであれば、的確な話を聞くことは難しいでしょう。

対策は論点との関係を聞くことです。関係が答えられないか曖昧であればそのまま話を聞いても時間を無駄にしてしまいます。論点を改めて明確にして話し始めることです。再度論点がずれてしまえば、次は出来るだけ早い段階で論点との関係を聞いて軌道修正することです。何故なら整理して話をすることが苦手なので、論点がずれていることすら自覚出来ないのです。ずれていることを自覚してもらって話すことをお勧めします。

一番の対策は聞きたいことを質問形式にして、一言二言で簡潔に答えてもらうことです。話す形にするとあれもこれも言わないといけないと考えてしまい、関係ない話をする人の心理と同じように考えてしまうからです。

もしかしたら頭の中で論点そのものが理解出来ないので、ズレも理解出来ないのかもしれません。

糖質依存の上手な抜け出し方

糖質依存とは?

先日は体型は糖質への依存度を表すと書きましたが糖質依存とは、糖質を食べることに対して自己抑制が効かない状態のことです。糖質に対する中毒状態です。比喩的に糖質中毒だという人もいますが、依存の診断基準を満たすので本当に糖質中毒なのです。意外に思われるかも知れませんが、日本人の大半の方が糖質中毒です。何故なら米を主食として普通に3食食べるからです。3食食べているから糖質依存に陥るのか、糖質依存に陥るから3食食べるのかはわかりません。3食必ず食べている人の多くは糖質依存の可能性が高いと思います。その証拠に我慢出来ない程お腹が空くのは糖質依存の禁断症状だからです。糖質依存の人は禁断症状により1食抜くことが難しいのです。禁断症状である証拠は、空腹感を我慢しているとピークをこえるからです。強い空腹感が禁断症状でなければ、何か食べるまで空腹感が続かなければいけません。実際には空腹感がピークをこえる時点で禁断症状であることが確定します。

糖質依存の特徴

糖質依存の特徴を知ることで抜け方も理解出来ます。特徴は上記の禁断症状があることと、自己抑制が効かないことです。糖質がやめにくいのは、少しでも食べると余計お腹が空くという不思議な感覚があるからです。この少しだけなら大丈夫というのが罠なのです。一口食べると止まらなくなってしまいます。詳しくは上記リンクをご参照いただけると幸いですが、簡単に説明すると糖質を少し食べるといつもは多く食べるのでいつも通り食べる前提で血糖値を前もって下げてしまうのです。血糖値が下がるので余計お腹が空くのだと思います。

ギャンブル依存症やアルコール依存症の人達が苦労するのも同じ理屈です。少しだけなら大丈夫だと誤解して少しだけギャンブルをしてしまったり、一口だけお酒を飲みはじめてしまうと、「衝動買いの心理」により自己抑制が効かなくなるのです。

糖質依存の上手な抜け出し方

糖質依存の上手な抜け出し方は、糖質依存の特徴に逆らわないことです。そして食欲と戦わないことです。食欲と戦っても負けてしまいます。食欲は本来生命を維持する仕組みですから、そもそも勝てないように設計されているのです。ちなみにダイエットに失敗してリバウンドしてしまうのは、食欲と戦って負けてしまっただけです。食欲とは戦わず、お腹いっぱい食べながら糖質依存から抜け出しましょう。その方法を解説します。

少し食べると余計お腹が空くのですから、逆らわないためには少しだけでも食べないことです。食べるなら少しだけと言わず普通に食べることです。途中でやめようとすると「衝動買いの心理」に逆らう必要があるため、心理的な負担が大きくなるのです。

糖質依存の抜け出し方はまず一食糖質を抜いてみるのです。具体的には御飯を食べずにおかずだけ食べるのです。1食抜くのは夕食がお勧めです。何故なら夕食後に余り動かないので、糖質を消費出来ないからです。血糖値の変動が空腹感を誘発するので、少しでも血糖値を上げない方がお得だからです。夕食の糖質を抜くのが難しければ、朝でも昼でも良いのでとにかく一食抜くのがお勧めです。

同じ3分の1を減らす食べ方でも、1食の御飯の量を3分の1ずつ減らして3食食べる食べ方と、3食のうち1食を食べない食べ方があります。いきなり1食食べないことには抵抗がある人が多いので、多くの人が1食の食べる量を減らすことが多いようです。しかし糖質依存の仕組みから、糖質を少し食べると糖質を食べたい欲求が余計高まります。そのため少しだけ食べるより、一切食べない方が楽なのです。減らすより無くす方が楽なのが依存の証拠でもあります。多くの人は自分自身が依存だとは知らないので、常識的な考え方で1食抜くより減らそうとしてしまうのです。知らぬ間の依存の罠により、少し食べると余計お腹が空くので減らして食べることに失敗してしまいます。計算通りいかないのです。

まずは1食食べないようにして、慣れたら2食食べないようにしていくと良いと思います。可能であれば最終的に3食食べないようにすると良いと思います。

最初のうちは糖質を食べたい欲求が高まりますが、タンパク質・脂質を食べることでやり過ごします。慣れてくるとお腹が空かなくなりますし、糖質へのこだわりが無くなります。糖質へのこだわりが無くなることが糖質依存から抜け出した証拠です。私の場合2週間は糖質を食べたい欲求がありました。糖質を食べたい欲求の持続も糖質依存度によるので、1ヶ月経っても糖質を食べたい人もいるようです。