糖質回避ダイエット生活を再開しました

以前再度太ることがないから最後のダイエットなどと偉そうなことを書いた私ですが、お恥ずかしい話太ってしまいました。1つの原因は血糖値持続測定器フリースタイルリブレをつけた血糖値の実験です。糖質を食べなければ血糖値はほとんど変動しないため、面白くも何ともありません。フリースタイルリブレをせっかく付けたのだからと様々な糖質を食べてみました。そして日中血糖値が急上昇する食べ方をすると、夜中低血糖のためか目覚めてしまうことが経験上わかってきたため、日中血糖値が急上昇した時には寝る前にデザートを食べて寝たこともあり体重が増えてしまっていました。それでも最も体重が少なかった頃と比較すると昨年の春で7kg増でした。

ある程度気をつけていましてが、このブログを書くのを怠ると、体重を余り気にしなくなりました。

そうこうしているうちに昨年9月にピロリ菌の除菌を行いました。主治医の先生からはお腹が空くようになってご飯が美味しくなるので体重増加に注意するように言われてはいました。私の場合特にお腹が空くようになることもなく、ご飯が美味しくなったりもしませんでした。しかし、体重が少しずつ増えていたのです。

しかも家の体重計が壊れていたためしばらく体重を測ることが出来ませんでした。

糖質回避ダイエット

体重計を新しく買ったことで改めてダイエットを始めることにしました。

ダイエット法は糖質回避ダイエットです。一般的に有名なのは糖質制限という言葉ですが、制限とは他人からさらるものですから、自分の意思で糖質を控えるのは回避という言葉が適切だと私は考えています。

私の糖質回避は単純です。主食や芋類、お菓子、果物を食べないというものです。揚げ物の衣はわざわざ外さず食べるようにしています。主食代わりに豆腐を食べています。

昨年2月頃に行っていましたが、当時はなかなか痩せませんでした。今考えると食べる量が多かったようです。

朝昼は食べないか、食べるとしても昼に少量食べる程度です。夜は普通の量を食べますが、主食は食べないのでお米は食べず、代わりに豆腐を食べるようにしています。

目標体重

アプリに表示される71.9Kgに設定しました。一昨年は68〜69Kgまで体重が落ちましたが、痩せすぎも寿命が短くなるという説もありますので、72Kg程度が妥当だと思います。達成してからもう少し増やすか考えたいと思います。

途中経過

順調に体重は減っています。以前はなかなか減らなかったのが嘘のようです。恐らく食べる量も心持ち減らし気味なのも奏功しているようです。

無理に食べる必要はないので、糖質を回避しつつ腹八分にしています。

こんな感じで順調に落ちています。急速に体重が落ちて、戻っているように見えるのは食前に測定し、上がっているのは食後に測っていたことで大きな差が出ています。

第1週目のグラフです。そもそも最初のスタートは食後お腹いっぱいの体重です。下記に書いた体重計が届いた日からダイエットをスタートしました。

二週目はゆっくりですが順調に落ちています。

最近では食後に測ることが多いのですが、次第に体重が減っているので楽しいですね。体重計にのるのが楽しみになっています。

体重を測らないと体重がどうでも良くなって沢山食べてしまいますね。ダイエットの第一歩は体重を測ることですね。

体重計

以前の体重計が壊れたのでAmazonで探して買いました。

この体重計を選んだ理由は、

  • スマホ連携
  • USB充電
  • ある程度の大きさがあること

です。以前の体重計もスマホ連携は出来たのですが、USB充電が出来なかったため電池を入れ替える必要があったのが不便でした。実はこの体重計の前に1つUSB充電の別の体重計を買ったのですが、少し小さくて不安定でした。そこで大き目の体重計にすることにしました。

この体重計、スマホのグラフが滑らかに描かれるのが気に入っています。

ちなみにこの体重計、多少の誤差を目立たなくさせるためか、時間をあけずに似た体重の人がのると前回の体重と同じ数値を表示するようです。衣服を着たまま体重計にのった体重と、衣服を脱いだ体重が同じで表示されてしまいました。

似た体重にならないように軽く足をのせて10Kg程度の体重にして、再度のると正確に表示されるのではないかと思います。

もしこの体重計を買われる場合には参考にしてみてください。

すき家で糖質回避メニュー 牛丼ライト

主食中心メニューのカレー屋さんCoCo壱番屋に続き、牛丼屋さんのすき家さんの糖質回避メニューを先日食べてみました。

牛丼ライトです。

牛丼のご飯の代わりに豆腐にしてあります。

お肉がかかっているとわかりませんが、下に豆腐があります。

こんな感じです。ポン酢がかかっているのが気になりました。せっかくなら牛丼のつゆで良いのにと思いました。

食べた感想は美味しかったです。味はご想像通り、牛皿と豆腐です。

このメニューの残念なところは持ち帰りが出来ないことです。

前回CoCo壱番屋の糖質回避メニュー 低糖質カレーで書きましたが、長崎ちゃんぽんなどの主食中心のメニューのお店でも糖質回避メニューが増えているのは嬉しいことです。今後糖質回避メニューは増えることはあっても減ることはなさそうです。

お米の代替品は今のところ豆腐、カリフラワーや大根などの野菜です。他にも何か出てくると良いですね。

CoCo壱番屋で糖質回避メニュー 低糖質カレー

以前は糖質、血糖値が全ての病気を治すきっかけになるのではないかと考えていましたが、最近では糖質だけでなく、塩分やカフェインなども絡んでいることがわかってきたため、以前ほど糖質や血糖値には重点を置かなくなっています。そのため更新が滞っていますが、一部の病気は依然糖質が関係していると思いますので、少しずつ更新していきたいと思います。

リンガーハットの経営する長崎ちゃんぽん野菜たっぷりちゃんぽんの麺抜き野菜たっぷりスープについで、CoCo壱番屋から主食がメインのメニューから主食を抜いたメニューが発売されていました。

カレーのご飯抜きです。ご飯の代わりにカリフラワーが使用されています。それだけでは物足らないのでトンカツをのせています。衣で血糖値が若干上がるのは承知の上で、衣の糖質には目をつぶっています。

 

食べた感想は正直なところ、ご飯の代わりと思って食べると、まぁこんなものかなといったところです。やはりご飯が美味しいですね。

ただ病気を避けるためと考えて、カリフラワーをお米の代わりではなく、野菜にカレーをかけている考えると身体に良いことをしているという満足感があります。

糖質回避者がカレーをわざわざ食べに行くことはないと思いますが、カレーを食べたい家族や友達に付き合って行くのであれば、CoCo壱番屋にするのは1つの選択肢かもしれません。

これまでは糖質回避者にとって選択肢に成り得なかった主食が中心メニューのお店でも、糖質回避メニューが増えるのは良いことですね。

糖尿病・薬無し食事の仕方での血糖値推移

以前は糖尿の薬を飲みながら食事指導を行い血糖値が下がったことを報告しました(参考:食事指導による食後血糖値とHbA1cの変化)が、今回は糖尿病の患者さんに御協力頂いて薬無しでで食事指導での血糖値推移を測定することが出来たので掲載してみます。
詳細は不明ですが、元々は他院で糖尿病の薬を飲まれていたそうです。思うところがあったそうで薬を自己判断でやめておられた状態で、別件で診察することになりました。お話をしていると食事の仕方での血糖値の改善に興味を持っていただき、実践していただくことになりました。
血糖値とHbA1cを測定しながら効果を確認してみました。

食事指導なしの状態でHbA1cが10.9、空腹時血糖値が235mg/dlでした。
その際の食事の仕方はパンだけ食べておられました(参考:血糖値の上がりにくい食べ方 2017年版)し、食後果物を食べておられました(参考:血糖値の上がりにくい食べ方 2018年版)。
患者さんと相談の上、薬はなしで食事指導でどれだけ改善するか実践していただくことと致しました。

1ヶ月後パンだけは避けて何かと一緒に食べていただくようにしてもらいました。果物に関しては果物自体を控えておられました。
2ヶ月後にはパンだけは避けていただき、果物は食べておられましたが食事とは時間をずらして間食として食べておられました。
その後も同様に食べていただいていました。
小分けで食べる食べ方(参考:血糖値の上がりにくい食べ方 2019年版)もお伝えしましたが、お仕事をされていることもあり実践されるのは難しかったようです。

検査結果はHbA1c、空腹時血糖は下がっていきました。

HbA1cはゆっくりですが下がっていましたが、空腹時血糖値が2ヶ月後142mg/dlが3ヶ月後140mg/dlとほぼ横ばいになっていました。

主食を完全にやめてもらった方ほどの急激な下がり方はしませんでした。

2型糖尿病が無くなりました
2型糖尿病が失くなりました

食べ方での血糖コントロールの限界かとも思い、今度は糖質の量を減らしてみてもらうことを提案してみました。御理解は頂いたものの実践していただくのはなかなか難しいようでした。小分けで食べてもらうことも提案してみましたが、お仕事の都合上難しいそうでした。
今後の推移に大変興味がありましたが、事情により3ヶ月で終了となりました。
以前かかっていた先生に改めて受診されることになったそうです。

糖質は食べながら食べ方を変えるだけでどれだけ改善するのか大変興味がありましたが、残念ながら今回は最後まで見届けることは出来ませんでした。再診されることがあれば追加報告させていただければと思います。

今回の方から学んだことは、食べ方で血糖値は改善しそうだということです。
しかし薬が必要ないほど血糖値が下がるかどうかは不明だということです。
他に試してみる手段としては、血糖値の上がりにくい食べ方2019年版に書いている、小分けで食べる食べ方です。3食で食べるという常識を捨てて、5食・6食、あるいは8食・9食に小分けして食べる食べ方です。仕事や学業など制約のある方は難しいかもしれませんが、定年退職後の方などは実践しやすいのではないかと思います。

他の患者さんも御協力頂ける方がおられれば、食べ方での血糖値推移は試してみたいと思います。

糖質の食べ方について

最近では糖質よりもカフェインの方が身体に害があることがわかってきたので、糖質の話題が少なくなっています。

糖質は糖質そのものが問題ではなく、血糖値が上がる食べ方が問題のようです(血糖値の元のブドウ糖が問題を引き起こすのか、血糖値の上がった結果インスリンなどによって問題が引き起こされるのかはまだわかりません。今のところインスリンが何かしているのではないかと疑っています。その根拠は糖質が多いと悪化する傾向があるアトピー性皮膚炎の方・花粉症の方それぞれに血糖値持続測定器リブレを装着してもらって血糖値を測定しましたが、お2人とも血糖値が150をこえない正常型だったからです。つまり血糖値が上がらなくてもアトピーや花粉症)。糖質での健康被害は食べ方の問題のようです。具体的には血糖値の上がる食べ方が問題のようです。つまり糖質は敵ではなく、上手に付き合う(食べ方に気をつける)必要のある味方だということです。一部では糖質を敵だとして忌避する人達もいますが、条件付きの味方だと私は思います。間違った食べ方をすると敵になるだけのようです。

糖質に関しては、血糖値を上げにくい3つの食べ方(血糖値の上がりにくい理想の食べ方2017年版2018年版2019年版)を見つけたので、私の中では糖質に関しては解決した問題となっています。3つ試しても駄目なら糖質を減らすしかないのではないかと思います。血糖値あるいは糖質の食べ方でお悩みの場合は、上記のリンクをご参照ください。

現在糖尿病の方で薬無しで上記の糖質の食べ方を実践してもらっています(以前は薬を飲まれていたそうですが、自己判断で中止され、薬を飲みたくないという希望に沿ったものです)。糖質を完全にやめてもらった方(参考:2型糖尿病が薬無しで治りました)ほど急速に血糖値が下りはしませんが、主食を食べながらも比較的良好な結果が出つつあります。患者さんの許可を頂けたらグラフで公表したいと思っています。残念なことに前回受診時許可を頂くのを忘れてしまいました。(お名前を出す訳ではないので許可はいらないかもしれませんが、念のためです)

以前書いた食事指導による食後血糖値とHbA1cの変化では、患者さんは薬を飲んでおられたため薬の効果もあったのだと思いますが、今回は薬を飲んでおられないため、食事の仕方だけで血糖値がどれだけ下がるか楽しみにしています。患者さんの許可が頂けたら掲載出来ると思います。

最近血糖値の実験をしていない理由

最近フリースタイルリブレでの血糖値の実験をしていません。飽きた訳ではないのですが、実は一年前の実験で増えた体重が落ちないことが理由の一つです。ある程度体重がコントロール出来てはいたのですが、9月にピロリ菌の除菌を行った後体重が急速に増えてしまいました。血糖値の実験をするとどうしても糖質を食べることになるため、体重が増えてしまうこともあり見合わせていました。

もう一つの大きな理由は血糖値を測る目的を失いつつあることです。血糖値を測定し始めた当初は、血糖値の上昇が多くの病気の原因だと考えていました。そのため病気を治す食べ方をフリースタイルリブレを使って模索していました。いくつか病気になりにくい食べ方(血糖値の上がりにくい食べ方2017年版血糖値の上がりにくい食べ方2018年版)を見つけましたが、病気の原因はどうやら糖質の食べ方だけではないことがわかってきました。患者さんを指導するのに、大まかな指針を作ることが出来ました。糖質の食べ方が原因の場合、上記の食べ方をしてもらうことで治りそうなのです。逆に上記の食べ方で良くならない場合、原因が他にあることが類推出来ます。上記の食べ方をしてもらっても良くならない場合には他の原因を検索することになります。病気の種類によって、糖質が原因の割合が違うこともわかってきました。糖尿病は糖質の食べ方による病気は明らか(参考:食事指導によるHbA1cと血糖値の変化)で、小さなお子さんのアトピー性皮膚炎はかなりの確率で糖質の食べ方が原因ですが、大人のアトピー性皮膚炎では5割程度、大人のニキビではせいぜい2〜3割程度の印象です。つまり血糖値の上がりにくい病気になりにくい理想の食べ方をしたとしても治らない人が一定割合おられることがわかってきたのです。この意味でフリースタイルリブレを使って病気を治す食べ方や食材を検索する意味が薄れてきたのが最近リブレの実験をしていない一番の理由です。糖質の食べ方以外に病気の原因らしきものをいくつか見つけたので、少しずつ書いていきたいと思います。

血糖値に関してもまだ疑問が残っているので、追加で実験してみたいことがたくさんあります。血糖値の実験する場合、水分の制限がありますし、前後の運動も控える必要があるため、いつになるかはわかりませんが、いずれはリブレの実験をしたいと思います。

今後行いたいリブレの実験

いつになるかはわかりませんが、現時点で考えている実験を備忘録を兼ねて書いておきたいと思います。

  • おにぎり一個を30分かけて食べた血糖値

時間をかけて食べると血糖値が上がりにくいのではないかという単純な発想です。少なくとも60分かけてゆっくり食べると血糖値は上がりにくいのではないかと思います(参考:おにぎりを分けて食べた血糖値)。おにぎり半分ずつを60分、間をあけて食べると上がりにくいからです。

  • 食後運動した場合の血糖値

食前の運動の場合でも血糖値が上がりにくいことがわかっています(参考:食前の運動による血糖値の違いについて)が、食後の運動がどの程度血糖値に影響があるのか興味があるのでいずれ確かめたいと考えています。食前と食後ではどちらが血糖値が上がりにくいのかも興味があります。

  • おにぎり一個と野菜サラダ二個

おにぎり一個と野菜サラダ1個では食べ方で多少違いが出ましたが、少し下がる程度でした(参考:おにぎり一個と野菜サラダの食べ方による血糖値の違い)。ちなみに野菜から食べる食べ方は血糖値はそれほど下がりません。同時に食べることが正解です。野菜サラダ二個をおにぎり一個と同時に食べる血糖値が気になります。糖質と糖質以外の割合が問題だと考えています。

  • カフェインの血糖値

カフェインを摂ることで血糖値が変わるのか変わらないのか興味があります。

  • チャーハンの血糖値の違い

具材があるぶん血糖値は上がりにくいことは予測出来ますが、具材の量と血糖値の間に関係があるのか興味深いところです。

  • おにぎり一個を油で炒めた血糖値

もしチャーハンの血糖値が上がりにくいのであれば油を使って炒めることにも『意味』があるのかもしれません。油でご飯を炒めただけの血糖値も調べてみたいですね。

 

おにぎりを分けて食べた血糖値

フリースタイルリブレを使って血糖値の持続測定を行いました。1ヶ月以上前に実験は行ったのですが、解析が遅れています。というのも糖質の食べ方による血糖値だけが病気を引き起こす訳ではないことがわかってきたため、病気を治す目的としての血糖値の解析に余り意味がなくなってきたからです。
とはいえ自分自身もまだ食べ方による血糖値の違いは完全に解明出来た訳ではありませんので、引き続き実験は行ってみたいと考えてはいます。

おにぎりの食べ方による違い

今回試しに実験してみたのはおにぎり1個を半分に分けて1時間後に食べた実験の続きです。前回は半分を食べた後1時間してから残り半分を食べてみました。おにぎり1個をそのまま食べたほど血糖値はあがりませんでした。
もしかしたらおにぎり半分を先に食べた後でおにぎり1個を食べた場合、半分を先に食べていることによって血糖値が上昇し、インスリンが分泌されることで追加で食べたおにぎりの血糖値が上昇しにくいのではないかと考えました。

今回はおにぎり半分を食べた1時間後におにぎり1個を食べてみました。

結果

食後135分までは1時間後におにぎり半個食べた血糖値と変わりありませんでした。1時間後におにぎり1個を食べた場合150分後にピークを迎えましたが、追加でおにぎり1個食べたにも関わらず、おにぎり1個だけで達する血糖値200mg/dlに及びませんでした。

考察

トータルでおにぎり1個半、1時間後ではありますがおにぎり1個食べた血糖値が、おにぎり1個だけで到達する血糖値200mg/dlまで上昇しないことがわかりました。恐らくおにぎり半個を先に食べていることで上昇した血糖値に対してインスリンが分泌され、追加で食べた分の血糖値の上昇も抑えてくれたことが考えられます。とはいえ166mg/dlまで上昇してはいますが、1回に食べる量を加減し1時間間をあけて食べることで、おにぎり1個だけ食べるより血糖値の上昇は抑えられることが考えられます。

とういことは食事の1時間ほど前に少量糖質を食べることは、食事での血糖値の上昇を抑えることが出来る可能性を示唆します。

糖質を一度にたくさん食べることが病気の原因である、糖質一度に食べ過ぎ症候群(まだ記事にはしていませんが、一時的高血糖症候群という考え方は間違っているようです。というのもお二人ともリブレで血糖値を測定してみましたが、血糖値が上がらなくても症状が出たからです。糖質一度に食べ過ぎ症候群という名前が理にかなっているようです)という考え方が間違ってはいなさそうです。

糖質を食べないことが理想ですが、糖質を食べるのであれば1時間以上間をあけて少しずつ食べることが次善の策のようです。もしよかったら実践してみてください。

血糖値の気になる方へ

多少の誤差はありますが血糖値を24時間簡単に測る機械が発売されています。
正確には血糖値ではなく血管から組織間にしみ出した組織間液中のブドウ糖濃度を測定し血糖値を類推しているものです。血糖値の変化を知るには十分だと思います。
空腹時血糖は正常でもHbA1cが高い方などは、食後高血糖に陥っている可能性があります。炭水化物だけ食べている(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2017年版)か、食後デザートを食べているなどで血糖値が上がっている可能性があります(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2018年版)。
もし気になるようならリブレで測定してみてください。
フリースタイルリブレにはリーダーとセンサーがあります。リーダーはセンサーを起動し、血糖値を読み取る装置です。センサーを使うためには1つ必ず必要です。一つのセンサーは2週間測定してくれます。
食後血糖値に興味のある方や空腹時血糖値が年々上がっている方など、血糖値が心配な方は買って調べてみてください
おにぎり食べてお茶や水を飲むと驚く程血糖値が上がることを知ることが出来るかもしれません(参考:おにぎり2個とお茶500mlの食後血糖値)。

ローソン ブランパンの食後血糖値

血糖値持続測定器フリースタイルリブレを使って食後血糖値を測定しています。
今回ローソンのブランパンを試してみました。糖質量が非常に少なく1個あたり2.2g、4個でも8.8gです。

食べたもの

ローソンのブランパンです。

1個当たりの栄養成分です。
タンパク質6.2g
脂質2.8g
糖質2.2g
食物繊維5.5g
これを4つとも食べてみました。
いつものごとく水分の影響を避けるため2時間は、水分は摂りませんでした。

結果

ほとんど上がりませんでした。
食前が97mg/dlでしたが最高でも104mg/dlでした。
パンに含まれる8.8gの糖質では血糖値が上がらなくて済むようです。

考察

糖質量が少ないので予想通りといえば予想通りの結果でした。
ブランパンは本当に糖質が少ないようです。恐らく糖質の食べ方による症状を起こしやすい方が食べても症状は起りにくい食べ物だと思います。

恐らく血糖値が上がらなかったセブンイレブンのこだわりたまごのサンドのパンだけ(こだわりたまごのサンド全体の炭水化物は18.3g)より、ローソンのブランパンの方が糖質が少ないので予想通りの結果でした。

私は美味しいと思いましたが、味や食べ心地は好みが分かれるので、ブランパンを美味しいと思われる方は通常のパンを食べるよりも健康的だと思います。

血糖値の気になる方へ

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もし気になるようならリブレで測定してみてください。
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食後血糖値に興味のある方は買って調べてみてください
おにぎり食べてお茶や水を飲むと驚く程血糖値が上がることを知ることが出来るかもしれません(参考:おにぎり2個とお茶500mlの食後血糖値)。

 

 

ランチパック2個の食後血糖値

血糖値持続測定器フリースタイルリブレを使って実験してみたので改めて掲載してみたいと思います。今回実験してみたのはランチパックです。ランチパックは常温保存出来るため血糖値が上がりにくければサンドイッチよりもお弁当代わりにしやすいと考えて実験してみることにしました。

食べたもの

1個当たりの炭水化物は14.7gです。
タンパク質・脂質が比較的少ないので少し上がりそうではあります。
もしかしたらほとんど上がらないとわかりにくいかと考えて、違いがわかりやすいように2個食べてみることにしました。

水分摂取が血糖値に影響を与えることがわかっていますので、いつものことながら少なくとも2時間は水分を摂らずに実験をしています。

結果

残念ながら上がってしまいました。
しかも結構な上がり具合です。

171mg/dlまで上昇してしまいました。

血糖値が比較的上がってしまったため、食パンだけ食べた食べた血糖値のグラフに近いのではないかと思い、食パンだけと比較してみることにしました。

食パンだけのピークほどは上がっていないことがわかります。ただし炭水化物の量を同じにしてはいないので参考記録だと思って下さい。

ふとこだわりたまごのサンドと比較してみようと思い立ちました。
何故なら炭水化物量がほとんど変わらない、むしろ少ないからです。

こだわりたまごのサンド1個の成分量
タンパク質量10.3g
脂質22.5g
炭水化物18.3g

ランチパック1個の成分量が
タンパク質量4.3g
脂質7.8g
炭水化物14.7g

グラフにしてみると一目瞭然ですが、ランチパックは上昇し、こだわりたまごのサンドは上昇していませんでした。

考察

残念ながら私の場合ランチパックは血糖値が上昇してしまうことがわかりました。
私の場合は炭水化物量がむしろ多い(1個当たり3.6g、2個で7.2g程多い)こだわりたまごのサンド2個の方が、ランチパック2個よりも血糖値が明らかに低い傾向をしめしました。
このことは私の考えている仮説、炭水化物以外のタンパク質や脂質が多ければ血糖値の吸収を邪魔してくれるという理屈が正しいことを示唆する結果ではありました。
ランチパックはパンの端っこをつぶして中身が出ないように工夫されていますが、パンの端っこ部分に具材が入れられないためどうしても具材が少なくなってしまうようです。

残念ながらランチパックは血糖値の上がりにくい食べ方2018年版には推奨できないようです。

糖質回避教を推奨している私としてはそもそもパンを食べないことを理想としていますが、パンを食べるのであれば出来る限り具材の多いサンドイッチにされることをお勧めします。
ただし全員の方がこだわりたまごのサンドを食べても血糖値が上がらないといえる訳ではありませんので糖尿病の方はご注意ください。

食後血糖値に興味が有る方は、今ではアマゾンでフリースタイルリブレを購入することが出来ますのでご自分で買って試してみてください。意外にも血糖値が上がることが分かったり、意外にも血糖値がそれほど上がらないことがわかったりします(購入はこちら)。

参考までに驚いた血糖値の急上昇はおにぎりと水やお茶の組み合わせです(参考:おにぎり2個とお茶の血糖値)。実験はやってみないとわかりません。
意外にも上がらなくて驚いたのはこだわりたまごのサンドを3個食べた血糖値です(参考:こだわりたまご3個の食後血糖値

 

新結果論 結果が全ての人・結果からの人

結果論と経過論という考え方が、あります。

結果論は結果が良ければ正解で途中経過は関係ないという考え方です。

経過論とは途中経過こそが大切で、結果は良いに越したことはありませんが悪くても偶然の産物でしかないという考え方です。

結果論は結果が良ければ正解で100満点なので、反省すべき点は無いと考える考え方です。新結果論は結果が良くても経過から満点ではなかったところを減点法で反省していく考え方です。