仕事が遅い人の対策

仕事が遅い人と周囲が思う人がいます。

実は仕事が遅い理由は二つに分かれます。

能力的にこなしきれないため仕事が遅い

わざと遅くしているわけではなく、能力の問題でこなしきれないのです。責めても仕方がありません。その人の個性です。精一杯仕事に取り組んでいるのは伝わるのですが、仕事が進まないのです。
能力的に精一杯なため、自分で早くするための改善点を探す余裕が無いのです。

対策は簡単です。仕事の遅い原因の多くは躊躇いです。躊躇いを無くして早く出来る改善点をアドバイスしてあげることです。

仕事の全体像が見えていない状態で、目の前の仕事に必死で取り組んでいる場合も結果として仕事が遅くなってしまいます。
総論がわからず各論に捉われているような状態です。
一定の広さの草むしりが仕事ですが、まず全体を大まかに草むしりをして、足元に残った小さな草を細かく抜いて綺麗にする方が要領よく作業ができますが、目の前の草むしりを完璧にこなしながら少しずつ少しずつ作業を進めているようなものです。
何事も荒削りから初めて、段階を追って仕上げに移りますが、最初から仕上げの状態ですべての作業を進めようとしてしまうため全く作業が進まない状況に陥ります。

能力的には問題無いが早くする気がない

早く仕事をする意味をしらないか、向上心が欠落しているため、改善しません。
手抜きをしているわけではなく、自称最善を尽くしている状態です。(中には手抜きをしていてもばれていないと考えている不届きな輩もいるにはいます)

対策は、早く仕事をする意味を伝えてあげることです。早く仕事ができるとみんなが助かること・得することを説明する。そして早く仕事が進むとこを楽しむという価値観を伝えることが出来れば、最高です。そうなると自分で楽しみながら、早く仕事が進む方法を探すようになると思います。

仕事の遅い人の対策の極意

能力的に問題があれば、具体的な改善策を相談。
能力的に問題無ければ、自分で改善点を探すように仕向ける。

いつも言い訳する人の心理 ~言い訳する理由~

いつも言い訳する人の心理を考えてみました。

言い訳する人と言い訳しない人ははっきり分かれます。
ある時は言い訳し、ある時は言い訳をしないということはあまりないようです。
言い訳する人はいつも言い訳をします。
言い訳をしない人はいつも言い訳しません。

自分の責任という概念が欠落している

いつも言い訳する人は自分の責任と認める概念自体が欠落しているのです。
自分の責任という概念自体がないのです。
ですから自分の責任だと認める選択肢はありません。
当然責任を取るという選択肢もあり得ません。

言い訳というのは人のせいにして言い逃れることが目的のため、何も生み出さない無駄な行為です。
いつも言い訳をする人と話をしても得るものはありません。
何か不都合があっても言い訳を考えるだけで、言い訳の辻褄を合わせるために事態は更に悪化していきます。
自分が困らないのであれば、不都合があっても放っておきましょう。
関わるだけ時間の無駄です。
改善策を考えるわけではなく、言い訳を必死で考えるだけだからです。

せめて自分の責任は認めないまでも、改善策を探してくれればよいのですが、探すのは言い訳ですから事態は良くなりません。

いつも言い訳する人の対策

できるなら相手にしないことです。
何か不都合があっても責任を取るという概念どころか、自分の責任と認める概念自体が欠落している可能性が高いため相手にしないのが一番の対策です。

頭にあるのは責任逃れです。常に考えているのは言い訳です。
残念なことに、言い訳でこれまで納得した人がいるのです。
その納得してしまった人たちの影響で、言い訳は正当な主張だと勘違いしているのです。

どうしても相手にする必要があれば、言い訳できない環境を作り出すしかありません。
『誰が悪いの?』
私ですけど、でも聞いてください
という言い訳を始める可能性があります。
でもの時点ですぐに言葉を遮り
『でも、誰が悪いの?』
と逃げ場をなくすしかないと思います。

緊張する人・上がり症の人の心理

緊張する人・上がり症の人の心理を考えてみました。
緊張するのは上手にやれると考えているのが前提です。もしくは上手にやれないといけないと思い込んでいる人です。
そして上手にやれなければどうしようと不安に思ってしまうのです。
設定ラインが上手に出来て当たり前で、上手に出来なければどうしようと考えてしまうことが原因です。

特にしっかり頑張りなさいとか失敗は許さないとかのプレッシャーをかけられると、緊張する度合いが高まります。
失敗したところで、やり直しが出来るわけでもありません。
うまくいかなかったところで、過去に戻れるわけでもありません。

うまくいかなくても次に生かして学ぶところがあれば、厳密な『意味』での失敗ではないのです。

緊張する人・上がり症の人の対策は?

緊張する・上がる原因は自分自身を追い込むからです。

上手に出来ればラッキー。
ミスが3つなら合格。ミスが10個を超えたら次はやめておこう。
とか気楽に構えれば良いのです。口に出すと真剣さが足らないなどと怒り出す人もいるかもしれませんから、自分の中に秘めた合格ラインを作っておけば良いのです。

それが無理なら、そもそも上手に出来る訳がない。上手に出来たら天才、出来なくて当たり前なんだから

一生懸命気楽にいこう

という心境で臨んでみましょう。良くも悪くもやり直しは無いのですから。

衝動買いのメカニズムとその対策

ついつい勢いで買ってしまう衝動買いですが、そのメカニズムを考えてみます。

生残りのための仕組み

衝動買いのメカニズムは、元々は生き残りのための仕組みでした。
欲しいものを実際よりも魅力的に感じる錯覚させる仕組みが原因のようです。

大昔の人類を思い浮かべてみてください。
川の向こう岸に美味しそうな果物を見つけました。
溺れるかもしれないので泳いで渡るか躊躇しています。
脳は無理してでも食べた方が生き残りに有利なため、自分自身を騙します。
美味しそうな果物を見た目以上に大きく魅力的に感じる魔法をかけるのです。
(一種の錯覚、勘違い。自己暗示のようなものだと思ってください)
大きな果物で食べないといけない・食べるしかないと思うようになってしまうのです。
そこで川に飛び込んで果物を食べることに成功します。
川に飛び込まない人類の子孫は食糧不足により死に絶えました。
私たちはこのようにして、川の向こうの果物を食べることの出来た人類の子孫なのです。食糧難の時代には役立ったこの仕組みが、物が簡単に手に入る今の私たちを苦しめます。

衝動買いのメカニズム

同じことが衝動買いでも起こります。
一目見て欲しくなります。頭の中で魅力が駆け巡ります。
どんどん魅力が増大するドーパミンの魔法がかかります
冷静な判断は無理です。
何しろ昔は溺れるかもしれない程の命がけでも、川を渡るほどの魔法なのですから。
財布の中身が減るということはあるものの、命を危険にさらすことなくほしいものを手に入れるのです。
結果として何故買ったかわからないものが家にいくつもある状態に陥るのです。
ちなみに様々な依存では、この魔法の繰り返しが起こってしまうのです。
一度欲求が膨らんで手に入れたものや経験は、忘れられません。
そして一度経験したことは慣れてしまうので、同じ喜び・ドーパミンを得るために欲求がエスカレートしてしまうのです。

衝動買いの対策

欲しいものを魅力的に見せつけるドーパミンの魔法がかかるのは約10分です。
10分間我慢して乗り切ると、魔法が解けます。
ただし10分間ほしいものを眺めて考え続けていると、脳に魔法をかけるドーパミンが減りはしますが、出続けるのでお勧めしません。
考えてはいけないと打ち消そうとすることが、脳にとって一番ストレスになるそうです
10分間他のことを考えるか、他の売り場に行くことをお勧めします。
それでもほしければ衝動買いではないのかもしれません。
別の対処法は、買ったものの具体的な使用法を想像してみることです。冷静に値段に見合った価値があるか検討してみるのです。
実は買い物がしたいだけで、物がほしいわけではないかもしれないのです。

参考文献:
脳内麻薬 快楽物質ドーパミンの正体
スタンフォードの自分を変える教室

某ハンバーガーチェーンの混迷

苦戦している某ハンバーガーチェーンですが、誰のための対策か考えてみると成功するか失敗するか予想出来ます。

今回はフランチャイズ店の売り上げ好調の店のロイヤリティーを下げる対策をとるそうです。フランチャイズ店のためにはなりますが、お客さんのための対策ではありません。

フランチャイズ店にご褒美を用意しモチベーションを上げるという策は一定の効果はあるかもしれませんが、競走馬に鞭を入れて力を振り絞って走らせるだけの効果しか期待出来ないと思います。

お客様目線の愚で書きましたが、21世紀の企業が成長するためにお客様目線は当たり前のことです。フランチャイズ店のご褒美を変えても果たしてお客様のためになるのかどうか疑問に思います。

直接お客さんのためになる対策しか解決策はないと思います。私の考える対策はみんなのためになるこちらです。

利益を必死で追い求めていますが、利益は企業の為ならず。某ハンバーガーチェーン店はいつそのことに気付きますかね。

振り込め詐欺(電話による詐欺)の簡単な対策

振り込め詐欺や電話による詐欺の簡単な対策を考えてみました。

詐欺師の狙いは家族と勘違いさせてお金を引き出すことです。

家族と勘違いしなければ詐欺にあいません。

勘違いしないためには、家族で合言葉を決めるのです。

家族を名乗る電話があれば『合言葉は?』

と聞くのです。詐欺師は無駄なことはしないはずなのですぐに電話を切ると思います。切らなければ合言葉を確認すれば良いだけです。

合言葉は家族ならではの内容が笑いも誘えて、話のタネになっていいかもしれませんね。例えば子供の頃の呼び名や愛称を答えさせるとかですね。

詐欺防止に合言葉!

簡単な対策だと思いますがいかがでしょうか?