本質をつかむ思考法 参考文献

思考法の提案です。

本質をつかむ思考法です。考え方を身につける手助けになる本です。慰安婦や憲法問題が例としてあがっていますが、そのことについては賛否両論あると思います。

思考法だけ参考にすると良いと思います。特に視点を変えるという考え方は物の理解が深まる良い考え方だと思います。

人工知能に打ち勝つためには本質をつかむ考え方、つまり具体的な物事から抽象的な意味を抜き出して考える思考法です。動物と人間が大きく異なるのは抽象的思考を身につけたからだと思います。具体的な物事から、本質を抜き出して、応用法を考える。本質をつかむ思考法はそのベースになる考え方です。

良かったら読んでみてください。

学力の経済学 呉からの風参考文献

テレビ番組の林先生が驚く初耳学で紹介された「学力」の経済学です。

教育に関する内容をデータに基づき解説してあります。
人間を対象に勉強の影響を実験することは倫理的に困難ですが、研究のデザインを工夫することで比較しています。
一例をあげると一卵性双生児(受精卵が途中で二人に別れたため、遺伝学的に遺伝子は同一です)において、事情により異なる環境で成長した二人を比較し、学力の影響を調べたそうです。
一言でいえば年収の違いは学力の影響よりも、遺伝的要素の方が強いことがわかったそうです。つまり大学に進学した双子がいれば、大学に進学していない双子も似たような年収になる傾向にあるそうです。

あまり知られていないのは、塾などの受験業界・学校関係者にとって都合の悪い事実かもしれないからかもしれません。もしかしたら親にとっても都合の悪い事実かもしれないのです。つまり勉強した結果、年収が確保される訳ではないかもしれないということです。しかし学歴以外で明確な努力の仕方が今のところ誰にもわからないので、次善の策として勉強をするしかないのかもしれません。
かといって努力を否定している訳ではありません。
勉強することにより頭の使い方が良くなるからです。

ご褒美の与え方にも言及があります。
結果にご褒美をあげることには意味がないそうです。
努力の過程にご褒美をあげることに意味があるそうです。
結果にご褒美をあげると、努力の仕方・元々の能力の良し悪しが左右します。つまり努力をしてもご褒美がもらえないかもしれないかもしれないのです。
しかし努力の過程にご褒美をあげることにすると、やるかやらないかご褒美をもらえるかどうかを自分で決めることが出来るからです。自分でやりさえすれば確実にご褒美をもらえるため意欲が湧くのです。
もし興味があれば本を読んでみてください。

 

バランスの良い食事とは?

世間一般ではバランスの良い食事が推奨されています。
調べてみると厚生労働省も世間一般のバランスの良い食事を推奨しているようです。
つまり主食である炭水化物を中心に主菜・副菜をバランスよく食べることを推奨するものです。
私はバランスの良い食事に意味がないと思います。そのことを説明していきたいと思います。

バランスの良い食事は意味がない

糖質回避という考え方や病気を避ける理想の食べ方を推奨している私としては、バランスの良い食事の定義が世間一般や厚生労働省とは考え方が根本的に異なります。何故なら糖質を食べ過ぎることで多くの病気が引き起こされるからです。人間の身体にとって糖質・タンパク質・脂質が対等ではないからです。少なくとも病気を避ける食べ方をすべきです。食べ過ぎると病気を引き起こす糖質を中心に食べ方を組み立てる主食という概念そのもにに問題があるように思います。果物・主食を含めた糖質は、厚生労働省が推奨する食べ方で楽しみながら適度にと表現される『菓子・嗜好飲料』のような嗜好品としての扱いが適切だと私は考えます。つまり糖質を含めて万遍なくバランスをとる食べ方自体に意味がないと思います。

むしろ主食という食べ方が、多くの病気を引き起こしているのです。そういう意味では人々がバランスの良い食事をするおかげで病気になることで、医者は仕事にありつけているのかもしれません。人々が糖質中心のバランスの良い食事をやめて、病気を避ける理想の食べ方に近い食べ方をするようになると病気そのものが失くなると思います。私の印象では食事の仕方で免疫が関わる病気の大半が消えると考えています。

厚生労働省が推奨する食べ方を実践することにより病気が引き起こされている可能性があるのです。医療費が足らないとして問題になっていますが、病気になる食べ方を推奨しているのですからマッチポンプ(自分で放火して消火して自分の手柄にするという例え)のようにも思えます。まだ多くの人が知らないだけだとは思いますが、糖質の本当の姿に気付いた人たちからみれば滑稽な構図です。何しろ不適切な食べ方を推奨しておいて、人々が病気になってその治療費が足らないと困っているのですから。

バランスの良い食事が推奨された理由

世間一般ではバランスの良い食事が推奨されています。そのことを踏まえて厚生労働省もバランスの良い食事を推奨しているようです。その理由を考えてみます。
日本では古くからお米を主食として食べる文化が根付いていました。お米は狭い国土においても栽培により効率的に大量に食料を増やすことのでき、保存が効くため食料の確保という点では多いに役立ちました。そのことにとらわれ過ぎてしまい、お米を含めた主食を食べることを当然と考える考え方から抜け出せずにいるのだと思います。人類の進化の歴史においてお米は人類の発展、日本人の発展に十分役立ちました。長年食料をお米に頼っていた流れから、主食を食べるという発想から抜け出せずにいるようです。

お米を主食として食べるものの、主食だけ食べることは問題がありそうなので他の物を幅広く食べるようになりました。人類の身体において食べ物の正解がわからないため、苦肉の策としてバランス良く食べるようになったのだと思います。

糖質である穀物は食料が確保出来ない場合には非常に有効な食料確保の手段です。栽培により1年で何十倍にも増やすことができ、数年間保存することができるからです。その点戦後の食糧難の時代には非常に役に立ちました。しかし太ってしまう(依存・中毒になる)ほど食料が豊富になった時点で、本来であれば食べ方を変える必要があったのです。病気を避ける理想の食べ方に近づけるべきだったと私は思います。このような食べ方が世間一般に広まるためにはまだまだ時間がかかると思います。糖質の本当の姿に気づいた人から健康になりましょう。そういう意味では論理的宗教、糖質回避教という信じる者から救われていけばよいと私は考えています。

嗜好品ばかり摂れば病気になる

嗜好品ばかり摂れば病気になるのは当たり前と言えば当たり前です。嗜好品を摂り過ぎることで病気になるということは受け入れやすい内容だと思います。一般的な嗜好品の代表的なものはお酒にタバコでしょう。お酒やタバコを摂りすぎれば病気になるのは周知の事実です。これらには中毒・依存もあることが知られているので受け入れやすい事実だと思います。
お菓子や果物も嗜好品だと思います。私が提案する糖分依存という依存もあるようです。糖質と並びお菓子や果物も病気も引き起こしていることでしょう。
主食を含む糖質も嗜好品と考えると本当の姿の理解が深まります。禁断症状まである糖質依存があり、肥満2型糖尿病など糖質を摂り過ぎることで生じる糖質依存症とでもいうべき多くの病気を引き起こしています。

少なくとも嗜好品を積極的に摂ることをバランス良い食事に含めることは間違いのように思います。

あえて食事にバランスを求めるとすれば

私が考える糖質は嗜好品なので、本来はバランスの中に含めるべきではありません。
あえて食事にバランスを求めるとすれば、タンパク質と脂質の割合を考えるべきです。糖質は摂り過ぎると病気を引き起こすとはいえ少しでも食べると病気を引き起こすような毒ではないため、糖質も完全に0にする必要はないとは思います。ただし主食として食べることは推奨できません。
あえて考えればタンパク質と脂質をバランスよくという考え方ですが、理屈の上でのタンパク質と脂質をバランスよくであればタンパク質:脂質は1対1になります。しかし現実的にタンパク質と脂質を1:1で食べるのはやり過ぎのように思います。タンパク質と脂質を動物性タンパク質・動物性の脂質で摂ると脂が多すぎてとても食べられないでしょう。タンパク質:脂質を1:1で食べるのであれば、脂肪分の多いナッツ類・アボカドなどを多く食べることになるでしょう。

糖質も完全に0にする必要もないと思うため、根拠はありませんが私の感覚では糖質:タンパク質:脂質の割合は2:6:2から0:7:3の間くらいが妥当ではないかと考えています。ただし糖質は依存しない程度に楽しむのが正解だと思います。嗜好品とはそういうものだと思うのです。いつでもやめることができる依存ではない状態で楽しむことが大切だと思います。

別の意味で食事にバランスを求めるとすれば、多品種を食べるということです。例えばお肉一つとっても豚肉、鶏肉、牛肉を万遍なく食べるというバランスは考えても良いのかもしれません。動物性タンパク質という点では魚も、マグロ、ハマチ、カレイ、タイなど赤身と白身の魚を万遍なく食べる方が良いのかもしれません。野菜もレタスだけ、キャベツだけという偏りをなくし、トマト・キュウリ・大根・人参など様々な野菜を少しずつ万遍なく食べるとよいと思います。何故ならどの食材の栄養素が人間の身体にとって必要か完全に解明されている訳ではないため、様々な食材から栄養を摂るという考え方です。現時点で適切な理想の食べ物がわからないから様々な食材を少量ずつ複数食べるという考え方です。

糖質・タンパク質・脂質という栄養素のバランスよりも、食材のバランスを考える方が理に適っていると私は思います。少なくとも糖質を多くとる主食という食べ方は病気になりやすい食べ方だと思います。

糖質を多くは摂らないというのは奇異な食べ方ですが、20年か30年すれば先進国では当たり前の食べ方になると私は考えています。

お店で席が空いているのに案内しない店員の心理

お店で待っている際に、明らかに席が空いているにも関わらず案内しない店員がいて困惑したことがないでしょうか?席が空いているから座ろうとすると、名前を書いてお待ちくださいと言われる場合もあります。以前の私は腹立たしくイライラしながら待っていましたが、今ではその心理がわかるので儲け損なう経営者の目が届いていないことを残念に思うばかりです。

意識できているか意識できてないかは別として、人は必ず目的をもって行動しています(目的論)。では席が空いているのに案内しない店員の目的は何でしょう?それは席に案内すると忙しくなるので、自分が楽をするために出来るだけ案内したくないのです。席に案内しなければ注文などで呼び止められることもありません。あからさまに楽をしようとするとサボっていると認識されるので、ウロウロして何かしている振りをします。ウロウロする目的はサボっているように見えないためです。もしかしたら何をしてよいかわからず迷っているためウロウロしているのかもしれませんが、いずれにしても仕事を把握できていないのです。そしてウロウロしている状態の店員の指導が出来ていないことを表します。誤魔化しきれないと思ったらお客さんを席に案内します。問題は席が空いているのに案内しないことを、店長や経営者が把握していないことです。酷い場合には店長が席が空いているのに案内しない場合すらあります。その根本は忙しく働いても給料一緒だから、忙しくしないようにしようと考える心理が潜んでいるのかもしれません。わざとゆっくり仕事をする人の心理に近いのかもしれません。目的は同じ楽をすることですが、違いは最後まで自分でゆっくり仕事をするか、誰かに助けてもらうかです。

経営者であれば少しでも無駄がないように席が空けばとにかく素早く席に案内しようとします。空席はお金を生み出さないからです。店員は忙しくても給料が変わらないので、少しでも席に案内しなくてすむ方法を無意識のうちに探してしまいます。別にサボりたいと意識している訳ではありません。席に案内しなければ忙しくならないから、出来るだけ案内したくないという心理が働いているに過ぎません。空いている席に案内しなくてもお客さんや経営者から責められなければ、成功体験として更に案内しなくてすむ方法を無意識のうちに模索するようになります。酷い場合には空いている席に案内したら、志の低い先輩店員から忙しくなるからと怒る場合もあり得ます。厨房が回らないから席に案内しないという言い訳をする言い訳人間もいるかもしれません。

人間は隙があれば無意識のうちに楽をしたい生き物です。楽を出来ない仕組みを作ることです。

お客の立場で席に案内しない店員に席が空いているから案内するよう詰め寄っても、その店員は理解できません。何故なら席に案内しないことには無意識のうちの目的があるからです。席に案内してしまって忙しくならないようにするという目的があるためなかなか席に案内しようとしないのです。誰かに指摘されても席に案内しない言い訳を用意して、あえて案内しない可能性すらあります。席に案内出来るのにしていないことを理解できたとしてもお客さんの言うことに従ったりはしないでしょう。何故なら案内して忙しくなっても待遇が変わりはしないからです。給料を払ってくれるのは経営者なので、経営者からの指示にしか従わないことが予想されます。
対策としては席が空いていても案内しない店員がいることを経営者に伝えることです。店長も忙しくならないようにわざと空席を作ることに加担しているかもしれません。店員が楽をするために経営の邪魔をしてしまっていることに経営者が気づいていない可能性が高いのです。経営者にとっては席が空いた時点ですぐにお客さんを案内するのは常識です。あえて席に案内しないことなど想像すらしていないのです。

経営者からの店員の指導方法としては、出来るだけ空席状態を作らないことを伝えます。お客さんが席を立って席が空いた時点で、出来るだけ早く次のお客さんにお店に入ってもらえるように席の後片付け・準備を最優先するのです。準備ができた時点で速やかに次のお客さんに入ってもらうのです。店員には席が空いた状態で放置しないということです。空席のままお客さんを案内しないと、サボっているとお客さんに見られていることを伝えるのです。
明らかに席が空いているのに案内してもらえないのはお客さんの立場からすればイライラしてしまうものです。

経営者に伝えても席の案内の仕方が変わらなければ、イライラを避けるためにお店に行かない選択をする方が良いかもしれません。

まとめ

人は誰でも楽を出来る仕組みがあれば、楽をしてしまうものです。
人が楽をする目的で行動すると、迷惑を被る人間はイライラするものです。
楽を出来る仕組みを失くすことが、雇用者に求められる手腕なのかもしれません。

医者の将来性 待遇の変化

近い将来医者が余ることは間違いないと私は思います。
私が医者が余ると考える理由は以下に描いています。

近い将来医者が余る2つの理由
近い将来医者が余る3つ目の理由

給料について以前考えてみました。
医者が余ると給料が下がる?

最近『医者の将来性』や『医者が余る』などの検索キーワードで当サイトにたどり着いてくださる人達がおられますので、改めて考えてみました。具体的に近い将来医者がどのようになるかです。

医者の余り方

現在医者が足らないと言われるのは医者の偏在です。診療科や場所の偏在により足らないと言われています。地方と都会では足らない質が異なると私は思います。地方では本当に医者がいないのですが、都会では儲けのための医者がほしいと考えているのだと思います(現実には都会でも不足しているところはあるかもしれませんが・・・。地方の不足とは本質的に異なると思います)。医者が余るようになると都会から余るようになっていきます。儲けの為に医者が欲しいという現状のため医者の人数を減らすようにしていきます。都会で余った医者が地方にうつることもあるため、都会より遅れて不足するようになると思います。医者の待遇の悪化は都会からはじまり徐々に地方に広がると私は思います。

医者の待遇

他の職種と比較して医者は恵まれていると思います。医業を行うことの出来る唯一の独占免許のため好待遇が維持されています。医者不足と言われることもあり需要と供給の関係も手伝い待遇がよりよくなっています。いわば現在が医者の待遇バブルの状態です。近い将来医者が余ることにより医者の待遇バブルは崩壊し、現在の好待遇は崩れていくでしょう。
雇用の労働契約の兼ね合いがあるため現在働いている人は多少給料が下がる程度かもしれません。しかし新しく雇用される人は需要と供給のバランスが加味され、次第に悪化していくことが予想されます。特に医者になりたての研修医を終えた後の待遇はかなり悪化することが予想されます。もしかしたら研修医の待遇すら悪化するかもしれません。

未来を予測する際に参考になる具体例は似たような事例を探すことです。参考になりそうなのが歯医者さんと弁護士さんの待遇です。

歯医者さんの現状

歯医者さんは2つの理由で余っています。一つは虫歯(齲歯)・歯周病の予防医学が発達したため虫歯・歯周病の患者さんそのものが減ったこと。もう一つは歯医者さんが増え過ぎてしまったことです。他科に細分化された医者と異なり歯医者さんは基本的に虫歯と歯周病を専門とします。医者に置き換えると一つの診療科に集中していると考えてもらうとわかりやすいと思います。歯科という一つの診療科にも関わらず大量に歯科医を排出し続けてしまったのです。
結果として待遇が悪化しました。一説によると歯医者さんの平均年収は夜勤をする看護師さんよりも低いそうです。開業し患者さんを確保出来た歯医者さんたちはそれなりの年収を確保していますが、雇われている勤務医の待遇はかなり厳しいのが現実です。何故なら自分で開業する知識も経験も乏しい若い歯医者さんが多いため、需要と供給のバランスから、安い給料でも働いて経験を積みたいと考える傾向にあるからです。以前であれば歯科医師免許があればある程度の待遇が約束されていたものが、今では歯科医師免許プラス何かがなければ好待遇は得られません。歯医者さんの中で競争が巻き起こっているのです。逆に考えれば、余っていると言われる歯医者さんでも新規開業でも成功する人がいるのも事実です。時代の変化と共に求められているものが歯科医師免許・歯医者さんとしての技量だけでなく、人当たりや接遇・説明能力など人間力的なものも求められるようになっているのかもしれません。
同じ医療業界ということもあり今後の医者の待遇を予測する上でかなり参考になると思います。

弁護士さんの現状

アメリカのように訴訟が増えることを想定した国が、それに備え弁護士の数を増やすことを選びました。制度を変更したおかげで弁護士は増えたにも関わらず訴訟は想定した程増えませんでした。結果として需要と供給のバランスが崩れたことで、待遇が急速に悪化しました。

弁護士資格を取得した後、経験を積む場を求めて弁護士事務所に所属するのですが人余りの状態のため安い給料で募集しても応募があるのが現実のようです。居候させてもらう弁護士通称イソ弁、軒下を借りる弁護士通称ノキ弁なる言葉もあるようです。今ではイソ弁、ノキ弁も難しく、いきなり独立する『即独』なるものまであるそうです。

弁護士さんの仕事が減ったのは需給バランスだけではありません。インターネットと人工知能により仕事が減っていると思います。以前であれば法律関係でわからないことがあれば、本を買って自分で調べるか弁護士さんに相談するしかありませんでした。本を買ってわからなければ弁護士さんに相談していたのです。現在では本すら買うことなく、インターネットで調べてみると似たような事例を見つけることができるようになりました。ネットで調べてもわからないあるいは、現実問題としてどうすればよいかわからない時点ではじめて弁護士さんに相談することになるのです。
もう一つの人工知能とは、これまでの裁判例の中から当てはまるものを探すのは人工知能が優れているそうです。これまでは人海戦術だったものが、人工知能で候補をあらかじめ探し、選ばれた中から当てはまるものを選ぶようになっているそうです。現時点で導入している弁護士さんはそれほど多くなくても、これからは主流になる可能性が高いと思います。これまでは5人で判例を探していたものが、最後の判断だけで良いので1人で済んでしまうかもしれないのです。

現時点で経験豊富な弁護士さんの立場は安泰ですが、弁護士さんになりたての若手は経験を積んだとしても競争が激しくなるため将来独立出来るかどうかは不透明な状態です。若手の中でも弁護士資格プラス何か才能を持っている人は開業することもできるかもしれませんが、弁護士資格だけで開業では厳しいのは歯医者さんと同じ状態です。

歯医者さん、弁護士さんの現状からわかること

歯医者さんはかなり前、弁護士さんは少し前まで資格を取ると安泰だと考えられていました。それは独占資格のため資格がなければできない独占業務があったからです。しかし供給である歯医者さん、弁護士さんの人数が制限されていた時分には安泰でしたが、需要に対して供給過多になった時点で怪しくなりました。歯医者さんは虫歯の予防医学の発展、弁護士さんは機械による過去の判例検索能力の向上が人材確保の需要を減らしてしまいました。近い将来医者も糖質回避により病気が失くなってしまいます。ということは医者も歯医者さんや弁護士さんのように待遇が悪化する時代がやってくるということです。どちらもベテランの待遇は変わらず、若手の待遇が悪化しています。ということは医者の若手の待遇が悪化することが予想されます。既に患者さんはネットで情報を検索し、受診する機会そのものが減りつつあります。以前であれば医者に聞くしかなかった知りたい内容が、無料でインターネットにより供給されるのです。結果としてお金を払って病院を受診してまで医者にわざわざ聞かなくなるのです。人によってはインターネットの情報により治療した結果、良くならない場合に受診される傾向が出始めています。つまりインターネットによる情報で治療して良くなった人は既に病院を受診する必要がなくなっているので、その総数は医者には知りえないということです。恐らく歯医者さんでも弁護士さんでも同じような現象が起こっていることでしょう。

今後の医者の待遇

医者の場合診療科が細分化されていることもあり、診療科ごとの需要と供給のバランスにより医者の余り具合は変化することでしょう。比較的早い段階で余る診療科もあれば、余ることなく不足し続ける診療科もあることでしょう。現在は診療科ごとの待遇はそれほど変わりません。勤務医の場合固定給は診療科による違いはほとんどなく、働く時間の違いにより収入が異なる状態です。いずれは診療科ごとの固定給の違いとなって表れることでしょう。それほど如実ではなくても、全ての診療科で固定給を引き下げ、診療科手当とでもいうべきものが出現するかもしれません。

既に医者になっている人たちはかろうじて給料が少し下がる程度で済むかもしれません。しかしこれから医者になる人たち、特に10年20年後に医者になる人たちは待遇が急速に悪化することが予想されます。受給バランスが崩れた結果、待遇を悪くしても希望者が多数いるからです。糖質回避により患者さんそのものが減ってしまうため、医者の待遇を維持したくても病院が給料を支払うことができなくなるのです。医者の待遇バブルがはじけた状態です。医師免許があれば仕事に困らなかった状態が、医師免許プラス何かをもっていないとなかなか仕事にありつけない状態に陥るかもしれません。少なくとも医者であれば誰もが好待遇の時代は過去のものとなるでしょう。

卑怯な人の心理

卑怯とは

卑怯とは正々堂々としておらず、物事に正面から立ち向かうことの出来ない人です。姑息と同義語として理解している人もいるかもしれません。本来の姑息は一時しのぎという意味ですが、一時しのぎをすること自体が卑怯という意味合いで使われるようになり、姑息という一時しのぎという本来の意味よりも、卑怯という意味合いの方がより使われるようになったようです。

卑怯な人の心理

卑怯な人には二種類あります。自分が卑怯、つまり正々堂々としていないと自覚いるか自覚していないかの二種類です。

自覚していないのですから、卑怯だと指摘されても理解出来ません。何故なら概念そのものがないからです。そもそも正々堂々との違いも知らないのかもしれません。正々堂々ではないけども、楽な方法があるのにわざわざ面倒な方法をとるべき意味がわからないのです。例えば行列に並ぶ際に平気で割り込みしてしまうような人です。並ぶように指摘すると自覚が無いので怪訝そうにします。本来の立ち居振る舞いをわかってもらうことで、卑怯という概念を理解出来るかもしれません。知らなかっただけだからです。

対処法は教えてあげることです。

卑怯だと自覚している上であえて卑怯な行動をとる人は確信犯です。自分が他人から見てズルをしていると認識されることを理解しています。例えば行列に並ばなければいけないことは知っているけど、面倒なので割り込みをするのです。誰からも言われなければラッキーというスタンスです。言われて並び直しても元々は後ろに並ぶ必要があるのですから、ダメ元で割り込みをするのです。場合によっては卑怯だとわかっていることを隠す目的で激しく怒り出す人もいます。つまり卑怯だとわかっているから怒るのです。目的は自覚していることを隠すことです。

卑怯だと自覚している人の対処法は基本的にありません。そういう人だと理解して期待しないことです。どうしても関わる必要のある人が卑怯だと自覚している場合、卑怯な行動をされると悲しいと伝えることです。決して怒ってはいけません。卑怯な人には怒っても逃げ出すだけです。本当に逃げ出す人もいれば心理的に自分は悪く無いとして現実逃避をするだけだからです。卑怯な行動は人を傷付けることを繰り返し伝えることくらいでしょう。これまで卑怯な行動を咎められたことがないか、咎められたとしても変わらなかったので卑怯な行動を変えるのはかなり困難だとは思います。期待しなければ腹も立たないのでご参考まで。

乾燥肌の原因解明 空気の乾燥が原因ではない

空気の乾燥する時期になると皮膚がカサカサになり粉をふいたような状態になる乾燥肌という状態があります。空気の乾燥する時期に肌が乾燥するので一般的には空気の乾燥が乾燥肌の原因だと考えられています。同じように空気が乾燥した環境でも、乾燥肌になる人と乾燥肌にならない人がいます。その違いは体質という言葉・概念で理解されています。もし空気の乾燥が乾燥肌の原因だと仮定すれば、体質改善の方法が見つかっていない現在、乾燥肌を治すためには空気の乾燥しない場所に引っ越すか空気が乾燥しない季節に変わるまで待つしかありません。逆に考えれば空気が乾燥しているのに治ってしまっては理屈に合わないはずです。

正常な皮膚

通常皮膚は表皮基底層で細胞分裂によって生み出され、次第に成熟(角化)し垢となって細胞同士がバラバラになり皮膚表面からはがれおちます。細胞がバラバラになって剥がれ落ちるため、垢は肉眼では見えない程細かくなって剥がれ落ちます。だから正常な皮膚が剥がれ落ちるのは、垢すりのように集めないと見えないのです。

乾燥肌の皮膚

乾燥肌は皮膚が正常に成熟(角化)することができず、細胞同士がバラバラになれないまま剥がれてしまうことで生じます。日焼けの炎症の後皮が剥けてしまうのと同じような状態です。日焼けは短時間で強い炎症を生じるため日焼けの後の皮膚は一切離れることができず、一度にシート状に剥がれてしまいます。一方乾燥肌の場合には皮膚は垢よりは大きいものの細かい粉のように剥がれ落ちる状態となります。炎症が日焼けほど激しくないものの、正常な皮膚のようにバラバラにはなれない中途半端な状態で剥がれ落ちることがその要因です。

日焼けの原因は強い日差しにより皮膚がダメージを受けることで正常な皮膚のように表皮細胞同士が離れることができなくなることです。
乾燥肌は日焼け程ではないものの、皮膚の弱いダメージにより正常な皮膚のように表皮細胞同士が離れることが出来ない状態で、日焼けよりダメージが小さいため垢よりも少し大きくバラバラになる状態です。

乾燥肌の原因

皮膚に弱いダメージを与える原因は糖質のようです。
少し食べ過ぎると4・5日してから皮膚がカサカサしてくるのです。ちょうど日焼けしてから4・5日してから皮膚が剥けてくるのと似たような状態です。原因が糖質の状況証拠として、病気を避ける理想の食べ方に食べ方を変えると湿疹だけでなく乾燥肌も治ります。特に小さいお子さんの場合、食事をご飯から食べている場合オカズから食べるようにするだけで乾燥肌が治ることもよくあります。

ちなみに皮膚に弱いダメージだと乾燥肌ですが、強いダメージだと湿疹になります。湿疹でカサカサ皮が剥けるのも同じ理屈で、皮膚のダメージの強弱に過ぎません。

医学雑誌は科学ではなくなりつつある

医学雑誌は科学的であるべきです。最新の医学的な知見を載せるべきですし、科学とはそういうもののはずです。しかし最近聞いた話では医学雑誌は科学的に正しいかどうかではないところで、掲載・不掲載が判断されることがあるそうです。教えてくれた人に迷惑がかかってはいけないので詳しくは書けませんが、手軽に治せる治療法が最近投稿されるようになっても掲載しないそうです。不掲載の目的が手軽に治せる治療法が広まると開業医の経営が成り立たなくなるため掲載しないことが多いそうです。医学雑誌の掲載・不掲載を審査する医者がいるのですが、知人がその人から聞いたという話です。

本来医学は患者さんを治すために新しい知見を検証すべきです。医学雑誌は病気を治す手軽な手段が見つかれば積極的に掲載し、患者さんの利益になることを広く伝えるべきです。患者さんのためになると思って投稿した医者も、まさか他の儲かる治療法が廃れてしまうから掲載してもらえないなど夢にも思わず投稿していることでしょう。

スポンサーの利益のためになる情報を掲載する市販の情報誌のようにと同じように、医学雑誌が会費を払ってくれる医者の利益にならない情報を掲載しないのは悲しいことだと私は思います。

医学が科学であれば、病気を治す方法があれば掲載すべきです。誰かの不利益になるからという経済的観点から掲載を見送ることがあってはいけないはずです。しかし現実には手軽に治す方法の掲載は見送られてしまうという対応が現実にあるそうです。伝聞なので確かかどうかはわかりませんが、事実だとすれば志の低い医者が多いことを表していると私は思います。

医者の目的

医学雑誌が簡単に治る治療法の掲載を見送る目的は、これまでの治療法の儲けを損なわないことです。

新しい簡単な治療法を投稿する医者の目的は、患者さんの病気を治すことです。
掲載を見送るように働きかける医者の目的は治療そのものです。治療しなければお金にならないため、治療をしたいのです。簡単に治ってしまっては治療できないため、困ると考えるのです。
私は決してそのようなことはありませんが、多くの医者がこのように考えてしまうのかもしれません。
病気を治すことが目的という志のある医者だけが適切な治療を行い、治療そのものが目的の医者は延々と治療を続けるのかもしれません。

私がこのサイトの内容を論文投稿しない理由

何人かの患者さんから論文投稿を勧められましたが、私はこのサイトの内容を論文投稿する気がありません。論文の体裁を整えて投稿することが苦手だからなのですが、論文の体裁、つまり医学雑誌の作法に従って投稿する意味がないと考えています。私は正しいと信じていることなので、他人に審査してほしくはないのです。読んだ人が各自判断して受け入れてもらえれば良いのです。一種の宗教のようなもの(論理的宗教)です。信じるものが救われれば良いと思いますし、このサイトの理屈が真実なので、受け入れるか受け入れないかの問題ではなくいつ受け入れるのかという問題でしかないのです。

投稿しない最大の理由は、多くの医者が自分たちの利権を失うため受け入れないだろうと考えているからです。このサイトに掲載していることは、医者にかからなくても病気が治ってしまうからです。自分たちの存在意義を失ってしまう内容なので到底受け入れることはできないでしょう。ましてや治療もせずに食べ方で病気が治ってしまう理屈など、上記の内容をはるかに凌ぐ話です。投稿しても恐らく受け入れられることはないだろうと考えていたため、最初から投稿する気はありませんでしたが、私が予想したことを裏付けるエピソードを聞くことができました。

もう一つ論文投稿しない理由があります。それは医者に教えてあげる必要がないことです。患者さんに食べ方を直接伝えてしまえばよいからです。通常病気を治療するのは医者の仕事です。薬や手術により治すしか方法がありませんでした。だからその選択肢の一つとして医者に理解してもらう、あるいは医者を説得する必要があったのです。治療法という情報と治療法を医者が独占していたため、少し前までは医者に従うしかなかったのです。
しかしこれからは違います。インターネットの発達により治療法という情報が医者も患者さんもアクセスしやすくなりました。治療法といっても玉石混交で怪しい情報もあるため取捨選択が必要ではありますが、少し前よりは遥かに簡単に治療法という情報を手に入れることができるようになりました。わざわざ手間をかけて医者を説得しなくても、食べ方を患者さんに伝えるだけで、医者にかかることなく病気が治ってしまうのです。その一つが私が治した2型糖尿病です。私は糖質を控えると治るという情報を整理してわかりやすく伝えただけで、薬を一切使うことなく治してしまいました。血液検査をさせてもらいデータは取りはしましたが、完全に糖質をやめることができれば1か月ごとの検査すら必要がなくなります。半年後に念のため血液検査で確認する程度で済んでしまいます。糖質を控えるあるいは病気を避ける理想の食べ方によりアトピー性皮膚炎ニキビ、円形脱毛症などが治ってしまいます。

そもそも医者が科学者ではないのかもしれない・・・

私は医者は科学者の端くれであるべきだと思いますが、残念ながら多くの医者は科学者ではないのかもしれません。何故なら病気を治すことが目的ではなく、治療(お金)が目的の医者が多くいるからです。経営があるから治さず治療を継続することを優先する医者もいるようです。
医者の利権を守るために科学的な情報を掲載しない医学雑誌が存在するのですから、その医学雑誌を読む医者も科学者とは言えない状態なのかもしれません。

病気の治療をすることが目的ではなく、病気を治すことが目的の医者を見極めて医者を選ぶべき時代がやってくるのかもしれません。

どうやったら治せるのか医者に聞いてみることです。実践できるかできないかは別にして治し方の道筋を提案してくれる医者は病気を治すことが目的の医者かもしれません。しかし最初から治す気のない医者がいることも確かです。現代の医学では治せない病気があることは仕方がありませんが、もしかしたら治療を継続したいがためにあえて治さないのかもしれません。長年治らない病気でお悩みでも、医者を変えるとあっさりと治る病気もいくつかあります。

医者を選ぶのも寿命のうち

誰かから聞いた話です。悲しいことですが、事実のようです。

 

乳児湿疹の原因解明(母乳の場合)

ミルク栄養のお子さんの乳児湿疹の原因はミルクの溶き方でした(詳しくは乳児湿疹の原因解明(ミルクの場合)をご覧ください)。

今回は母乳栄養のお子さんの乳児湿疹の原因を説明します。
一言でいえばお母さんの食べる糖質によって影響を受けています。しかも一度にたくさん糖質を食べた場合に乳児湿疹の症状を誘発するようです。早ければ数時間、遅くとも翌日には反応するようです。
赤ちゃんの肌がお母さんの一度に食べた糖質の量が多いと反応してしまっているだけのようです。このことをわかりにくくしてしまうのが、赤ちゃんやお母さんによって一度に食べて大丈夫な糖質の量が異なるのです。そのため多くのお母さんが糖質をたくさん食べるように勧められていますが、乳児湿疹発症するのはごく一部なのです。

ステロイドを塗っても繰り返す理由

乳児湿疹がステロイドを塗るとすぐに改善しても繰り返すのは理由があります。母乳栄養の場合お母さんが糖質を一度にたくさん食べているからです。原因を知らずに一度にたくさん食べているから、改善しても繰り返すのです。丁度アクセルとブレーキの関係に似ています。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでもなかなか止まりません。一旦止まったとしても、ブレーキを話せばすぐに動き出すのです。アクセルとブレーキの関係から言えば当たり前のことです。乳児湿疹と糖質の関係も似たようなものです。ブレーキであるステロイドを使って一旦止まることが出来ても、アクセルである糖質を食べていると動き出してしまうのです。車を止めるためにはブレーキよりもまずアクセルを緩める方が大切です。

母乳にはお米という誤解の生じた訳

多くの産婦人科や産院ではお米をたくさん食べるように推奨しているようです。脱水にはスポーツドリンクという誤解と同じで、誰も深く考えなかったのでしょう。少なくとも糖質をたくさん食べても害があるとは想像すらしていないため、今でもたくさんのお米を食べることを推奨しているのでしょう。

戦後などの元々食べる物の少なかった時代、妊婦さんや授乳婦さんに栄養を摂ってもらおうという優しさから貴重なお米を食べるように勧めたのでしょう。江戸時代から続くお米神話が妊婦さんや授乳婦さんにお米を食べるように促すことに至ったのでしょう。古くから日本人の主食であるお米の食べ過ぎによる害があるとはだれも想像できなかったのです。食べる物が少なかった時代に沢山食べるというお米の量と、捨てる程有り余るほどある時代の沢山食べるお米の量が大きく変わってしまっているのです。あくまでも相対的にたくさんという曖昧な表現のため、食べる量が全く異なるようです。そしてその食べ過ぎた結果乳児湿疹を引き起こししまったのです。

母乳に必ずしもお米・糖質が必要ない根拠

お母さんは赤ちゃんに母乳を与えるために体内で母乳を作り出しています。その源はお母さんの食べた食べ物です。母乳にも糖は含まれてはいますが、糖はお母さんが糖質を食べなくてもタンパク質を食べていれば作り出すことができます。無理して糖質を食べる必要はないはずです。

授乳婦さんに関わらずから名寿司もお米・糖質を食べる必要がないのと同じです。

ましてや糖質であるお米をたくさん食べると乳児湿疹を生じるのであれば、わざわざ糖質を食べる意味はないと思います。

人々はお米の正体を依存性により見誤っているのです。

お米・糖質の食べ方

お米や糖質の食べ方は、病気を避ける理想の食べ方を提案しています。
糖質を一度にたくさん食べ過ぎると翌日には症状が出るため、症状が出現すれば当日か前日の食べ方が病気を避ける理想の食べ方から遠ざかっているはずです。
そのことを理解し、次からは病気を避ける理想の食べ方に近づける食べ方に改める方がお得です。

乳児湿疹はお母さんが一度にたくさん食べ過ぎた結果反応するため、症状が出た時点で食べ方を改善することをお勧めします。
一度にたくさん食べず、小分けにして食べましょう。
例え話をすると一度にラーメン・チャーハンセットを食べると乳児湿疹を生じる可能性が高まり、お昼御飯にラーメンを食べ3時のおやつにチャーハンを食べるのであれば症状が出にくくなります。

詳しくは病気を避ける理想の食べ方をご覧ください。

肥厚性瘢痕・ケロイドの違いとその原因と治し方

肥厚性瘢痕とケロイドの違い

肥厚性瘢痕・ケロイドは傷痕が赤く盛り上がる病気です。肥厚性瘢痕は傷痕が盛り上がるもので元々の傷の範囲をこえません。ケロイドは元々の傷の範囲をこえて大きく盛り上がります。肥厚性瘢痕は明らかな傷の部分が盛り上がるのですが、ケロイドは傷がない部分にも盛り上がり腫瘍化するようにみえます。恐らく明らかな傷として認識しないニキビのような小さな傷痕をきっかけにして、傷跡が盛り上がるようです。肥厚性瘢痕もケロイドも病態は同じだと考えます。ちなみにニキビ痕が治らない病態も同じです。反応性が異なるだけです。反応性が高ければケロイドなり中程度の反応性であれば肥厚性瘢痕、反応性が低ければニキビ痕として盛り上がらず赤みだけが持続する状態となります。ケロイドは経験上遺伝性があることが知られているため、体質だと考えられていたようです。父親あるいは母親にケロイドがあると子供もケロイドを生じやすいようです。

肥厚性瘢痕・ケロイドの原因

肥厚性瘢痕・ケロイドの原因は食べ方です。一度にたくさん糖質を食べることで肥厚性瘢痕・ケロイドは誘発されてしまいます。
あくまでも現時点で仮説の域を出ませんが、糖質を一度にたくさん食べることで免疫異常を生じる病態があるようです。創傷治癒の過程で発生する物質あるいは細胞などにに対する自己免疫を生じるようです。肥厚性瘢痕やケロイドは創傷治癒過程で発生する自己免疫機序により発生しているようです。その引き金を引くのが糖質です。

糖質を控えることで肥厚性瘢痕・ケロイドは改善します。
偶然糖質を控えた人のケロイドや肥厚性瘢痕が改善したことからわかった事実です。
糖質回避により肥厚性瘢痕やケロイドが治るのであれば、アトピー性皮膚炎などの自己免疫性疾患と同じ機序で生じている可能性を考えました。
実際糖質回避をしてもらうことで肥厚性瘢痕やケロイドが改善していることが状況証拠です。

上記のように遺伝性があるので、糖質への反応性あるいは糖質による自己免疫機序が遺伝的要素を含むのかもしれません。

肥厚性瘢痕・ケロイドの治し方

糖質回避をすることです。糖質を食べないことが一番ですが、糖質を食べるのであれば病気を避ける理想の食べ方をすることがお勧めです。どうやら一時的な血糖値の上昇が様々な自己免疫性疾患の引き金のようです。逆に言えば糖質を食べても血糖値の上がりにくい食べ方をすれば良いようです。詳しくは病気を避ける理想の食べ方をご参照いただければよいのですが、簡単に言えば糖質以外のものを食べる。一度にたくさん食べないということです。

これまでの治療法と問題点

肥厚性瘢痕・ケロイドのこれまでの治療法は対症療法しかありませんでした。糖質のとりすぎによる自己免疫性疾患であることを知らなかったので仕方がないのかもしれません。

内服は目に見える効果は期待できませんし、液体窒素での冷凍療法なども多少効果がある程度でしょう。

効果の高い方法はステロイド剤の局所注射と手術でした。
ステロイド剤の局所注射は周囲の皮膚が委縮してしまう副作用や全身性の副作用の危険性がありますし、手術は新たな傷を作るため創傷治癒過程での自己免疫ですから再発の危険性を伴う治療法です。再発防止には放射線を照射する再発防止策がとられますが、良性疾患に対する放射線治療は発がん性の危険性が完全には否定できません。

肥厚性瘢痕・ケロイドの21世紀の治療方針

根本的な問題は創傷治癒過程の自己免疫性疾患です。
自己免疫性疾患の原因が糖質のとりすぎなのですから、原因である糖質の食べ方の工夫をすることが一番です。
逆に糖質を同じ調子で食べながら肥厚性瘢痕・ケロイドの治療をしたところで、アクセルを踏みながらブレーキをかけているようなものです。
他の治療法を併用するとしても、第一選択は食べ方を工夫することだと私は思います。

まだ多くの医者は病気を避ける糖質の食べ方を知らないので、悩んでいる人は自分で食べ方を身につける方がお得だと思います。
もし食べ方が工夫出来なくても、どうしても治したいのであれば、従来通りの治療法に頼るしかないと思いますが、食べている限り綺麗にはなおりませんし再発の危険性があることを知っておくべきだと思います。