お得情報 ふるさと納税でiPad 4/30まで

お得情報の掲載です。
以前掲載したふるさと納税制度の中で、期間限定のお得情報です。

以前からふるさと納税制度でiPadの返礼品があることは知っていましたが、4/30までに期間が決まってしまいました。13万円のふるさと納税でiPadがもらえます。

電気製品など高額な返礼品が問題になった際もこのiPadは残っていました。実はカラクリがあって、街体験フォトアプリが返礼品でiPadがおまけでついてくるという仕組みでした。アイパッドがもらえることはうれしいものの、高額家電の返礼品が次々なくなっていることからいつまでも続かないだろうとは思っていました。
その終了日が2018/4/30になったようです。

もしふるさと納税制度の利用限度額(ふるさと納税は納税額の一部を任意の自治体に納税する制度のため収入に応じた利用限度額があります)に13万円の余裕があって、iPadを欲しいと思われている方は検討する余地があると思います。

私自身今使っているiPadで不満はありませんが、他に欲しい返礼品はないため2台目として申し込むつもりです。しかも利用限度額に余裕があれば何度でも返礼品をもらえるようです。

返礼品のアプリのおまけでもらえるiPadは通常のiPad(13万円~)、iPad mini(15万~)、iPad Pro(23万~)の選択肢があります。
ふるさと納税額によって記憶容量とWifiのみか通信回線も利用できるWifi+Cellularなど選択肢が用意されています。
もしよかったらご検討ください。

ふるさと納税の仕組みに関しては以前書いたお得情報 ふるさと納税 何故お得か?の記事をご参照ください。

私が利用しているふるさと納税制度の取り次ぎサイトはふるなびです。
このサイトが面白いのはクレジットカードでふるさと納税をすると1%分のポイントがアマゾンのギフト券としてかえってくることです。
ふるさと納税精度はふるさと納税した額から2000円を控除した金額が翌年の税金(確定申告をした場合所得税、確定申告をしないワンストップ納税制度では翌年の住民税)から差し引かれる制度です。そのため実質2000円で返礼品がもらえる制度とされていますが、先ほどの20万円ふるさと納税を行うと、1%の2000円のアマゾンギフト券がもらえるようです。ということは20万円以上このサイトでクレジットカードで納税すれば、実質無料で返礼品がもらえることになります。
ただし他のサイトとは違ってクレジットの利用に条件があるため注意が必要です。

もしよかったらご検討ください。

土俵の女人禁制は女性差別では?

土俵は伝統的に女人禁制だそうです。

つい先日ある市の市長さんが土俵上で倒れ、女性が応急処置をした際、土俵からおりるように場内アナウンスがあり問題になっています。命よりも伝統的な決まりが大切だそうです。
(医師の情報交換サイトでは応急処置の手順に疑問の声が上がってはいますが、私はその動画を見ていませんし結果的に市長さんの命は助かったようなので今回は触れないこととします。)

そこで土俵を女人禁制にする『意味』を考えてみました。

一言で言えば土俵を取り囲む人達がそう信じているだけのことです。女性が土俵に上がったからといって土俵が爆発する訳ではありません。土俵に上がった女性が災難に見舞われる訳でもありません。実際に何人かの女性が土俵に上がりましたが、土俵を取り囲む人達が騒いだ以外何も起こってはいません。実際に女性が土俵に上がることで因果関係として何らかの不都合があるのであれば、女人禁制は合理的だと思います。しかし女性が土俵に上がっても何も起きてはいません(もちろん女性が土俵に上がったからといって何か起こるとも思っていません)。つまり女人禁制に合理的な理由はないということです。取り囲む人達がそう信じているだけという証拠です。俗に迷信と言われることと大差はありません。宗教における聖地の考え方に近いのではないかと思います。聖地といってもその宗教を信じていない人には何の意味もないことに似ています。

土俵に女性が上がってはいけないというのは、かつて女性は選挙にいってはいけないという発想と何ら変わりはありません。別の例えでは、黒人は白人用のトイレを使用してはいけないという発想とも変わりありません。

伝統を理由に女人禁制を正当化するのを認めれば、前例に習い体制を変えないということです。これを認めるのであれば今でも選挙は男性だけだったのではないでしょうか?
以前から女人禁制だからこれからも女人禁制という理屈は成り立たない話です。
人類は歴史的に考えてみても間違いをいくつもおかしています。
女性差別はありましたし、人種差別もありました。
それを以前から行っているからというだけで改めて考えることなく継続するのは、思考停止している状態ではないでしょうか?間違いを指摘されても以前からやっていたからと理由で片付けてしまえば、永久に間違いが正されることはないということになります。

土俵の女人禁制は女性差別では?

土俵の女人禁制は女性差別ではないでしょうか?
何故なら女性が土俵に上がってはいけない合理的な理由がないからです。
確かに男性と女性の身体の仕組みの違いから、男性トイレと女性トイレを分けることは区別だと思います。お風呂も男性用、女性用と分けることは差別ではなく区別だとすることに異論はないでしょう。

確かに女性が上半身裸でまわしを付けて土俵の上で相撲を取ろうとするのは、トイレやお風呂の場合と同様問題がありそうです。人前で胸を出してしまう点で公序良俗に反するという意味で法律に違反するため、法律違反を犯してまで女性が相撲を取ろうとすることは現実には問題となることはないでしょう。
服を着た状態で土俵に立つことは法律には触れません。

別の話をすれば、可愛がりと言い換えて虐待をしていたことも伝統としてつい最近まで続けていたのでしょう。弟子が言うことを聞かなければ可愛がりと言う名の虐待をしているのも、伝統だから仕方ないという話で片付けようとしていました。死者も出たことですし、さすがに法律違反ですから現在ではあからさまな虐待はないとは思いますが、法律に触れて問題になってようやく考え方を改めることしか出来ないようです。

今回の話も女性差別だとしてチケットの不買運動やテレビの不視聴運動が本格化し、運営に支障が出て初めて事の重大さに気づくのでしょう。

その前に誰も気にしなくなって廃れていく運命なのかもしれません。

女人禁制として女性を差別している人達のことを、わざわざ女性が気にする必要はないと私は思います。いわば土俵の女人禁制教の信者の集まりとして生暖かい目で見守るようにしましょう。その後ちびっこ相撲で女児は出場を辞退するように申し入れがあったことも判明しました。

実際に土俵の女人禁制教という宗教団体であれば、信じている人達だけの問題です。しかし観客のある興行という意味では、土俵の女人禁制が理解出来ない人達にも土俵上の興行を見てもらう必要があるはずです。そろそろ考え方を改める時期だと私は思います。

私は正直土俵が女人禁制であろうとなかろうとどちらでも構いません。何故なら私の生活に何の影響もないからです。土俵上のことに大して興味もないからです。ただテレビやネットで話題になっているため、女性差別だと断言し、これからも差別を続けるのですか?と質問するだけで議論が終わるのにと思い書き込んでみました。

ある男性患者さんの松屋の牛丼(並)の血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
私は現在ダイエット中のため糖質を食べないためリブレを装着していません。
ある患者さんに御協力いただき食事と血糖値の関係を解析出来ましたので掲載してみたいと思います。

 

松屋の牛丼(並)

松屋の牛丼(並)、みそ汁、生卵、おしんこを食べられたようです。

 

食後血糖値

食後60分で153mg/dlまで上昇しその後緩やかに下がりました。
180分後にごく軽度ですが再上昇し緩いM字型になっていました。

私の牛丼(特盛)の食後血糖値

男性患者さんは松屋の牛丼(並)で私が食べたのはすき家の牛丼(特盛)なので単純に比較すること出来ませんが、参考までに掲載してみます。

私の場合は60分後に180mg/dl程度まで上がり、一度下がって再度上昇するM字型のカーブになりました。

面白いのはおにぎりだけ食べた場合よりわずかですが、牛丼の方が血糖値のピークが低く抑えられていることです。

 

花粉症との関連

この日の花粉症の症状は比較的楽で目のかゆみがなかったそうです。

食後血糖値が150mg/dl程度で済む牛丼(並)だと痒くなりにくいのかもしれません。

 

今後の検討課題

出来れば松屋で同じメニューで私も食べてみたいと思います。
私の食後血糖値と比較比較してみることで男性患者さんの耐糖能をある程度類推することが出来るからです。

別の患者さんのこだわりたまごのサンドの血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
以前私がこだわりたまごのサンドを3個食べてみましたがほどんと血糖値が変化しませんでした。

今回前回こだわりたまごのサンドの食後血糖値を測定させてもらった患者さんとは別の患者さんにリブレを装着し食後血糖値の実験に御協力いただける機会があり、いくつかわかったことがあるため掲載していきたいと思います。

実験をした経緯

私自身が血糖値が非常に上がりやすい体質のようなので(75gOGTTは優に200mg/dlをこえました。近いうちに掲載したいと思います)、私と同じように食後血糖値の上がりやすい他の方でもこだわりたまごのサンドは食後血糖値が上がりにくいと考えています。しかし他の方でも実験してみない限り、私自身が特異体質で偶然食後血糖値が上がらない可能性が否定できないため調べてみることにしました。

今回は日頃の食後血糖値が150mg/dlをこえることがほとんどない正常型の方の血糖値です。

こだわりたまごのサンド1個

タンパク質量10.3g
脂質22.5g
炭水化物18.3g

 

別の患者さんのこだわりたまごサンド1個の食後血糖値

前回こだわりたまごのサンドの食後血糖値を測定させていただいた方が女性で、別の患者さんは男性のためある女性患者さんを前回、今回の別の患者さんをある男性患者さんとして掲載してみたいと思います。

グラフを見ていただくとわかる通りほどんとあがりません。
真っ平らとまではいきませんが、食後60分で119mg/dlまで上昇し食前の105mg/dlから14mg/dl程上がりました。

実験の主旨をご理解頂き、水分なしで食べてくださいました。
そのため水分なしで純粋にこだわりたまごのサンドの食後血糖値となっています。

私のたまごサンドの食後血糖値との比較

私のグラフと比較してみます。

私の場合は90分後に食後血糖値が下がりましたが、患者さんはわずかに上がっています。
私の場合食後血糖値が下がっているのはわずかな糖質に反応してインスリンが出たことで下がったのではないかと考えられます。

ある患者さん達と私のこだわりたまごのサンドの食後血糖値の比較

以前掲載したある女性患者さんと今回のある男性患者さんの食後血糖値を比較してみました。

ほぼ変わらないグラフとなりました。
多少の変動はありますが耐糖能が異なる3人の食後血糖値がほとんど上がらないことがわかりました。

花粉症との関連

こだわりたまごのサンドを食べられた時には偶然かもしれませんが花粉症の症状はそれほど激しくはなかったようです。

症状が激しいと抗アレルギー剤を倍量飲まれることもあるそうですが、少なくともこだわりたまごのサンドを食べた際には抗アレルギー剤を追加で飲む必要はなかったそうです。

1回や2回では偶然の可能性を否定できはしませんが、花粉症の方はこだわりたまごのサンドを食べてみて症状が軽減するか試してみても良いのかもしれません。

今回の実験でわかったこと

こだわりたまごのサンドは食後血糖値が他の方でも食後血糖値が上がりにくい

・こだわりたまごのサンドを食べた場合は花粉症はそれほど激しくはならなかった。

少なくともセブンイレブンのこだわりたまごのサンドは食後血糖値が正常型の方が1個食べたとしても血糖値をそれほど上げないようです。こだわりたまごのサンドは呉からの風が認定する血糖値を上げにくい理想食です。今のところ全ての方の血糖値を上げないことを保証する訳ではありません。しかし耐糖能の低い私がこだわりたまごのサンドのパンだけを食べてみても血糖値が上がらないくらい糖質が少ないため、1型糖尿病の方のようにインスリンが働かない方を除き、インスリンが多少なりとも働いてくれさえすれば、食後血糖値は上がりにくいはずです。
少なくとも私と2人の患者さんの場合はこだわりたまごのサンドを食べても血糖値は上がりませんでした。他の方が食べた場合も必ずほぼ一定に保たれるとは限りませんが、他のコンビニの食べ物と比較すると食後血糖値が上がりにくいことは間違いないと思います。

間違いなく同じ重さのパンだけを食べるよりは、たまごサンドを食べる方が食後血糖値は上がりにくいはずです。何故なら糖質の量が遥かに少なくなるからです。

こだわりたまごのサンドを食べた場合には血糖値が上がりにくいためか、花粉症の症状もそれほど激しくはならなかったようです。

 

卵サンドイッチの食後血糖値が上がらない理由

こだわりたまごのサンド1個に炭水化物(計算上食物繊維は含まれずすべて糖質のようです)は18.3g含まれてはいますが、タンパク質量10.3g、脂質22.5gが糖質に比して多くあることで吸収が邪魔されている可能性があります。
そもそもこだわりたまごのサンドに含まれる炭水化物の量が少ないと考え、調べてみました(参考:こだわりたまごのサンドのパンだけの食後血糖値)がパン自体が少なく食後血糖値が上がりにくいようです。

炭水化物が少ないため血糖値が上がりにくい上に、タンパク質と脂質が多く邪魔していることで、ほとんど変わらないようです。

糖尿病の方への食事指導 続報

糖尿病を専門にみているわけではありませんが、他の病気で受診され偶然糖尿病を合併している方に食べ方の提案(参考:私が糖尿病の方への食事指導)をしています。

血糖値の上がりにくい食べ方を提案するのですから当たり前といえば当たり前ですが、実践してくださった方が本当血糖値が下がったと喜んでいただきます。

インスリンを打たれている方でお一人は低血糖になって震えが出たと言われたので、もしかして伝え方が悪く糖質をやめてしまわれたのかと少し驚きました。お話を詳しく聞いてみると、血糖値が100mg/dl程度まで下がったとのことでした。いつも血糖値が200mg/dl以上で100mg/dl程度まで下がることがなかったため、100mg/dlでも冷や汗が出たのだろうと言われていました。100mg/dlまで下がったことが無かったので大変驚かれていました。食べ方が菓子パンだけ食べておられたそうです。それを野菜と一緒に食べるようにされただけで、極端に血糖値が下がったため大変喜んでおられました。これまでなかなか下がらなかった血糖値が、野菜と一緒に食べるだけで本当に血糖値が下がったと驚いておられました。

他の方で多いのが、お菓子や果物を食前食後に食べておられる食べ方です。糖質は30分以内に食べると足し算になるため、60分以上間をあけて食べる方が良いことをご存知ないようです(参考:おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値)。参考リンクの実験ではおにぎりを分けて食べていますが、先に食べた半分を食事、後の半分を果物やお菓子と考えて頂けるとわかりやすいと思います。食後30分以内だと食事と果物・お菓子が足し算になり、食後60分以上間をあけると足し算にはならないということです。

実践して頂いた方の血糖値は下がる傾向にあります。

HbA1cの数値が下がらず悩んでおられる方で、炭水化物だけ食べておられたり、食事の前後に果物やお菓子を食べる食べ方をされているのであれば一度試してみてください。診断的食事療法の勧めです。この食べ方で血糖値が下がれば、元々の食べ方の問題で血糖値が下がらなかったことがわかります。

知識不足から病気になる話

知識不足から病気になるといっても今回の話の中心は、糖質の知識不足により2型糖尿病になる話(参考:2型糖尿病が治癒?糖質回避)や塩分の摂り過ぎ、水分不足から病気になるという話ではありません。

古くは毒キノコを食べてしまって命を落とした人もいるでしょうし、毒があることを知らずに河豚を食べて死んでしまった人もいるでしょう。これらも知識不足による病気ですが、今回話の中心にするのはかつて日本軍で実際に起こった、知識不足から何万人もの命が失われた悲劇について書いてみたいと思います。ある1人の男の判断ミス・思い込みにより大勢の命が奪われてしまいました。ただ当時はわからないことではあったため、間違っていたことを責めることは出来ません。そのためあえて名前は書かないことにします。興味があれば調べてみて下さい。多くの方が一度は聞いたことのある名前だと思います。

脚気

明治維新後の日本では脚気に悩まされていました。ビタミンB1が不足した結果発症することがわかっている今では考えられないことですが、年間数千人から一万人をこえる程の大勢の死者が出ていました。(参考:ウィキペディア「日本の脚気史」)

食事で死者が出る。食べる物が無い餓死であれば容易に理解できますが、しっかりと食べているにも関わらず病気になってしまって人によっては死んでしまうことは理解し難いことでした。しかも徴兵検査をクリアした屈強な男たちが原因不明のまま病気になり死んでいくのですから、その当時の恐怖は計り知れないものがあったと思います。

当時はビタミンが発見されておらず、食事はエネルギーが足りていれば、問題ないと考えられていました。ビタミンという知識不足から死者が出ていたのです。

原因が全く不明のため感染症が疑われていた程です。

陸軍と海軍の違い

同じ軍隊でも海軍と陸軍では対応が違いました。海軍ではイギリス由来の疫学の知恵から食事が原因である可能性を突き止めました。そこで船毎に食事を変えてみたのです。一方は白米を中心とした日本食、一方は洋食に。結果日本食の船では脚気が多数見られたのに対して、洋食ではごく軽度の脚気のみでした。このことから少なくとも日本食に問題があると考えられました。麦飯にすると脚気に罹患する人数が激減しました。

残念なのが陸軍です。海軍が食事の変更により脚気を克服したにも関わらず、陸軍は頑なに白米の食事を変更しなかったそうです。ある軍医が白米信奉者で白米にこだわり続けた結果の悲劇のようです。兵士から麦飯の支給の要望があったにも関わらず、その軍医が死ぬまで白米が支給され続けたそうです。結局海軍に遅れること30年を経て、ようやく陸軍でも麦飯が支給されるようになったそうです。これは私の想像の域を出ませんが、陸軍の軍医が白米信奉者といっても過言ではない程白米にこだわったのは、糖質依存だったからなのかもしれません。軍医自身が依存に陥っているため、依存対象に対して冷静で客観的な判断が出来ず、悲劇を生んだのかもしれません。ニコチン依存の人がタバコの是非を語れないことや、アルコール依存の人がアルコールの是非を語れないことと同じです。

海軍のように合理的に考えることが出来れば、知識不足による病気で死者を出さずに済んだと私は思います。少なくとも減らすことは出来たでしょう。海軍はイギリス医学の考え方で病気の病態の解明よりも疫学から病気を避けることに主眼を置いていました。陸軍はドイツ医学の考え方でまず病気の病態の解明が必要だと考える傾向にあったそうです。病態が解明されるまで治療は出来ないし避けることは出来ないという考え方です。合理的なのは病気の病態の解明はさておき、疫学から病気を避ける理屈を探す考え方です。

これらのエピソードから学ぶこと

これらのエピソードから学ぶことで、その後の医学が発展すると私は思います。

海軍と陸軍の大きな違いは実際に試してみたか、頭から否定して試して見なかったかです。つまり陸軍も否定するために食べ比べの実験をしてみれば良かったのではないかと思います。根拠なく主張するのではなく、食事が原因ではないと否定するために実際に実験して確かめれば、良いだけの話だったのです。

物事をどのように思うかはその人の自由です。しかし人に影響を与える判断をする人は、事実に基づいて客観的に判断するべきだったと私は思います。

本当の賢さは間違いを認める勇気を持つことだと私は思います。脚気が細菌感染によるものだと考えていたとしても、簡単に確かめることが出来るのであればまずやってみることです。実は細菌ではなくて食事だという結果が出てしまうことで自分の間違いを認めることが怖くて、実験出来なかったのではないかと思います。もしくは根拠はないものの、食事が原因などありえないと思い込んでいる結果実験を行う発想すらなかったのかもしれません。本来であればリスクを伴わない実験であれば、積極的にやるべきにもかかわらずです。客観的に考えれば、リスクを伴わないにもかかわらず実験を行わない目的は、自分の間違いを認めたくないことではないかと思います。

頭だけで物事を考える人は、頭は良いのかもしれませんが、想像をこえる事実の前では無力です。つまり実際の実験の事実を前には、頭で考えたことなど全く意味がありません。

私が何人かの医者と糖質など食事と病気の関係を話をしても、頭から否定する人が多くて辟易しました。何故ならこちらは実際の事実を元に話をしているにもかかわらず、実際に実験もせずに否定し喧嘩をする勢いで詰め寄ってくる医者がいたからです。今の医者を眺めると、多くの医者が病態が解明されるまで治療は出来ないと考えているように思えます。病気は医者が薬や手術などで治すものと思い込んでいる人もいるでしょう。

陸軍の軍医のように頭だけで考えて、実際に確かめることをしないことが無いようにしたいものです。

現在でも実際に確かめようとはしない医者が多いのは、100年前と大して変わっていないのかもしれません。しかし100年前と大きく違うのは、広く情報を広めることの出来るインターネットがあることです。

21世紀にもなって知識不足から病気になっているなど、患者さん達はもちろん多くの医者も夢にも思ってはいないでしょう。

糖質の食べ方で病気になりますし、ビタミンやミネラル不足でも病気になります。

このサイトが正しい知識を広める一助になることを祈っています。

かつての海軍ゆかりの地である呉から情報発信するのも、何かの縁ではないかと思っています。

日本人が白米を飽きない理由

以前他の食べ物は飽きるのに、ご飯は飽きない理由と題して書きました。今回は日本人が白米に飽きない理由と題して別の視点から書いてみます。

人が物事に飽きるのは進化の歴史で培った合理的な理由があります。食べ物の対して飽きるのは一つの食べ物に執着することなく様々な栄養素を摂取するためであり、物事に対して飽きるのは一つのことに固執することなく様々な経験をするためだと思います。

この人間に備わった物事に飽きる仕組みからするとお米に対しても飽きるはずです。人が白米に飽きないのは依存の心理という人が物事に飽きる仕組みよりも、強力な仕組みが働くからです。元々依存の仕組みが備わったのは人が太る仕組みを身につけたことに由来すると私は考えています。四季のある地域に住んでいると収穫の時期には大量に食べる物があるにもかかわらず、季節が変わると食べる物が無いことがあり得ます。収穫の時期に出来るだけ大量に食べて太ることが出来た者だけが、食料の無い冬の時期を生き延びることが出来たのです。出来るだけ大量に食べることが出来るのは、依存状態に陥るからです。

糖質依存

白米を飽きない理由は一言で言えば糖質依存に陥っているからです。病的に執着してしまう状態なのですから、依存対象に対して飽きることはあり得ません。

自覚している人が少ないだけで多くの日本人が糖質依存に陥っています。私は大きな落とし穴に落ちていると表現しています。糖質依存は強い空腹感という禁断症状(正確には離脱症状)まである明らかな依存です。激しくお腹が空くのは糖質依存の証拠である禁断症状です。つまりお昼前にお腹が空いたと口にする人は糖質依存の可能性が極めて高いと思います。その証拠に、強い空腹感を我慢しているとピークをこえる不思議な感覚を経験します。禁断症状では無いとすれば、何か食べるまでお腹が空いているはずです。

ここでは白米の中心に書きましたが、糖質に飽きないのは糖質依存だからです。パンに飽きることがないのも糖質依存だからです。ラーメンやうどんに飽きることがないのも糖質依存だからです。ラーメンやうどんに飽きないのは糖質依存だけではなく、塩分依存も重なる共依存なのかもしれません。

飽きないのは…

本来なら飽きるはずの仕組みが働かないのは白米のように、何らかの依存の心理が働いているのかもしれません。もしかしたら白米に限らず食べ物や物事に飽きないのは、何らかの依存性があるからなのかもしれません。

例えばギャンブルなども飽きる人はすぐに飽きてしまいますが、飽きない人は自分で制御出来ない程の依存に陥ってしまうからでしょう。ゲームなども同様です。ゲームは飽きないように仕組まれてはいますが、多くの人は飽きてしまいます。一部の人は飽きることなくやり続けてしまいます。やめられなくなること自体が依存のようです。

変わったところでは多くの人が嫌々する勉強に対して依存性がある人もいるようです。その結果飽きずに勉強し続けることが出来る人もいるようです。

そう考えると人間関係も飽きてもおかしくはありません。その人と一緒にいても新しい経験が出来ないと思うと飽きるのです。一緒にいても新しい刺激がないため楽しいとは思えなくなってしまうのです。仲の良かった友達と疎遠になってしまったり、離婚する夫婦は飽きてしまうからなのかもしれません。逆に長年上手く付き合っている夫婦はどちらか一方あるいはお互いが依存性があるのかもしれません。

当初のタイトルからは少し話が逸れましたが、飽きない物事には依存性があるかもしれないという視点で周囲を見回してみてください。もしかしたら面白いことに気づくことが出来るかもしれません。

医者を辞めてYouTuberになります!

私は医者として日々診療をしていますが、医者を辞めてYouTuberになることにしました。そのことをここに宣言します。

YouTuberとはYouTubeに動画を投稿し、動画に貼り付けたGoogleの広告から収入を得る人のことです。実はこのサイトにもGoogleの広告は貼り付けてありますが、それを動画で行うということです。

YouTubeで投稿する内容は差し当たりこのサイトに書いてある内容をスライド形式に作り変えて動画にしようと考えています。それに加えて、病気が改善した写真を添えて病気の治し方の一例として具体的な糖質の食べ方、塩分や水分、マルチビタミンなどのことを動画にしてみたいと思います。

 

私は糖質回避教という冗談のような論理的宗教を提案しています。食べ方など私の提案することを信じる者だけが救われるという意味で宗教を信じることに近いと考えたのです。ただ私の提案したいことは裏付けはあります。目に見えて症状が変わるからです。それらのことを今後はこのサイトにあるように文章ではなく動画として広めたいと思います。

糖質回避教を提唱し始めた当初は糖質の他に病気を引き起こす身近なものなどあるとは思えませんでした。しかし見つけてみると非常に単純な物が摂り過ぎたり足らなかったりで病気になることがわかってきました。例えば塩分が多ければ病気になりますし、水分が少ないと病気になります。塩分は高血圧くらいしか病気の原因とは考えられていませんし、水分は脱水症くらいしか考えられていません。脳梗塞などは脱水が引き起こすとは言われているかもしれませんが、日常自分が脳梗塞に陥る可能性は極めて低いと思います。そのような稀な疾患ではなく様々な病気が脱水で引き起こされるパターンを見つけました。

これら私の見つけたパターンの因果関係を証明し論文の形でまとめることは非常に困難です。論文として主張が認められるために必要な証拠を集めることが難しいからです。しかしどうやら私の見つけたパターンに間違いは無さそうなので、まだ証明は出来てはいませんが、証明前でも信じて下さる方だけが実践して頂ければと考えています。今のところ全員が治るパターンを見つけた訳ではありませんが、一部の人だけでも治るパターンを見つけたことに意味があると考えています。

と大層なことを書きましたが、あくまでも医者をやめるというのはエイプリルフールの冗談です。いつか私の生きているうちに病気が全て無くなって医者という職業が無くなるというのは私の夢です。

動画の投稿は本気で考えているところです。今私が持っている情報(糖質やビタミン、塩分や水分で病気が治ること)を動画にすれば多少は興味を持ってもらえるかと考えています。

もし患者さんを全て治してしまえば、医者として出来ることはなくなります。そんな夢のようなことが出来るとすれば、病気の予防活動家としてYouTuberになることも実現出来るのかもしれません。

どこまでが空想でどこからが現実か楽しみにしていてください。今日はエイプリルフール、四月の陽気で昼間から夢のようなことを考えている話でした。