某大学アメフト部が大学ぐるみで隠蔽する目的

反則タックルが刑事事件になるかどうか取り沙汰されている某大学アメフト部ですが、どうやら大学ぐるみの隠蔽をするつもりのようです。

隠蔽の目的は年間95億円にものぼる補助金(参考:私大の補助金交付)を守るためのようです。最近ではいくつかの理由で減額され今年度は年間80億円程度との記載もありました。

補助金の取り扱いに関する決まり事が記載されている私立大学等経常費補助金取扱要領によると

(8) 学校経営に係る刑事事件により役員又は教職員が逮捕及び起訴されたもの
(9) 役員若しくは教職員の間又はこれらの者の間において訴訟その他の紛争があり、教
育研究その他の学校運営が著しく阻害され、又はその機能の全部若しくは一部を休止
しているもの

とあります。

ということは役員でもある元監督が指示を認めてしまうと、逮捕・起訴され何億円もの補助金が消えてしまう可能性があります。元監督がすぐに会見しなかったのは、しなかったのではなく出来なかったというのが正確な表現なのでしょう。何故なら自分が認めてしまうと最悪数十億円もの補助金がなくなってしまうため、大学関係者と話し合う必要があったことが類推できます。また訴訟になってしまうことでも補助金カットの可能性があるようです。万が一訴訟ともなれば連日の取材で学校運営が著しく阻害されると判断されても不思議ではありません。

学生の教育よりもお金の方が大切な人たちの集まりであることを露呈しているようなものです。そのことは加害学生の会見を全て否定して自己保身に走っている姿からも明らかです。

加害学生の会見の後、唯一挽回出来たとすれば監督・コーチが指示したことを認めて監督・コーチの職はもちろん、役員も辞任することでした。そのチャンスを逃してしまったので、後には引けない坂道を転げ落ちてしまっています。

自分達の都合の良い作文を読み上げる記者会見とはことなり、警察の取り調べが始まれば白状するかもしれません。少なくとも板挟みになっていたコーチは真実を話す可能性は十分あります。とはいっても現実には刑事事件での起訴は困難かもしれません。しかし民事で訴訟を関係者の誰かが起こせば上記の取り決めに触れる可能性が出てきます。そうなれば全額カットの可能性もある訳ですから、元監督を切り捨てて大学も指示を認めるようになるかもしれません。

しかし現時点で大学は加害学生を切り捨てて、補助金を守ることを選んでしまったようです。果たしてお金を払ってまで進学する価値があるかどうか疑問が沸き起こります。

いずれにしても某大学は勉学を学ぶ場としては不適切なように思います。さすがに定員割れになるとは思えないので入学する生徒数は減らないでしょうが、受験者数は減るでしょうね。ちなみに今年は商学部で定員を大きく上回る人数が入学してしまったため6億円もの補助金がカットされるようです。

某大学の今後の行方は正直なところ私には関係有りませんが、ワイドショーやテレビで報道されるので、生暖かい目で見守りたいと思います。

ただ立派な会見をした加害学生がこれ以上嫌な思いをしないことを祈るばかりです。

私の不眠の原因の一つはウーロン茶

これまでわかっている不眠の原因

私は日頃良く寝ていますが、時折寝付けないことがあります。
もちろん悩み事があるときには眠れないこともありますが、悩み事がなくても眠れないことが時折あるのです。
偶然謎が解けたのは血糖値持続測定器リブレのおかげですが、私の不眠症の原因の一つは低血糖だったことです。
低血糖といっても糖質を食べないから低血糖になった訳ではありませんでした。昼間に糖質を食べた反動で夜中に低血糖を生じてしまっていました。(参考:私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖
私の場合朝食か昼食に炭水化物だけ食べると血糖値が急上昇し、夕食で糖質を摂らないと夜中低血糖になってしまい目覚めてしまいました。
日頃は糖質回避を行っているため、おにぎりだけやパンだけなど糖質だけを食べることはありませんが、リブレの実験のためにおにぎりだけ食べたりパンだけ食べる食べ方をしたため夜間低血糖をきたしたようです。
夜中目覚める場合には夜間低血糖の可能性があるため、少なくとも昼間糖質だけ食べる食べ方は避ける方が良いと私は思います。

今回わかった不眠の原因

今回は寝つきが悪かったため、何が原因か考えてみました。
すると外食をした際にドリンクバーのウーロン茶を3杯か4杯程度飲んだことを思い出しました。なかなか寝付けませんし、トイレばかりいっていたのです。これはコーヒーを飲んだ場合の反応と同じだと考え、ウーロン茶にカフェインが含まれているのではないかと疑い調べてみました。やはりコーヒー程ではありませんがカフェインが含まれていました。私の身体ではウーロン茶程度のカフェインで利尿作用により排尿が増えますし、カフェインの効果で不眠に陥るようです。ということは、実際に試してはいませんが私の場合緑茶でも量によっては不眠になるでしょう。(参考:飲み物のカフェイン含有量

調べてみて驚いたのは意外にもココアにもカフェインが含まれていることです。
私は日頃ココアは飲みませんが、お子さんで夜ココアを飲む習慣があればなかなか寝ない可能性が考えられます。

私の場合比較的少量のカフェインでも眠れなくなってしまうようです。
少なくとも昼間ウーロン茶を飲む分には不眠にならないとは思いますが、夕方以後にウーロン茶を飲むと眠れなくなってしまうようです。

私の経験からわかること

私は比較的少量のカフェインで不眠になってしまいます。
不眠に陥るカフェインの量の問題は違いはあるとしても、私だけ特異体質ということはないと思います。
ということはカフェインで不眠に陥っている人は意外に多いのではないかと思います。例えば夕食で緑茶を飲んでいる方や、夜ココアや栄養ドリンク、コーラなどを飲んでいると眠れない可能性は十分あると思います。
コーヒーや紅茶はカフェインが多いため、寝る前に飲まないように気を付けている方は多いとは思いますが、緑茶やウーロン茶、ココアや栄養ドリンク、コーラなどは余気にせず夜飲んでいる方は多いのではないでしょうか?

不眠でお悩みでしたら、一度カフェインを一切摂らない生活を試してみる価値はあると思います。私自身まだ試してはいませんが、もしかしたら昼間飲んだカフェインが不眠の原因になる可能性も十分考えられます。

ある宗教では刺激物ということでカフェインの入っているものを一切禁止しているようです。私が教祖になるとすればカフェインを禁止とまでは言わないまでも、要注意成分として出来るだけ摂らないことを推奨すると覆います。
ある宗教でカフェインが禁止されているのは、依存性があるからだと思っていましたが、人によっては明らかに病気を引き起こしてしまうため禁止されているようです。
少なくとも私のようにカフェインと病気の因果関係がある方は、出来る限りカフェインは控える方がお得なようです。

アイドルの強制わいせつ事件の本当の問題点

ある有名アイドルが強制わいせつ事件を起こしてしまいました。ワイドショーやニュースで報道されているのでご存知の方も多いことでしょう。私は個人攻撃をしたい訳ではありませんので名前は伏せておきます。ワイドショーやニュースで報道されない本当の問題点を書いてみたいと思います。一言で言えば飲酒が絡んでいることです。更にいえばアルコール依存が根本的な問題点です。

伝え聞いた話によるとアルコール依存の診断はされていないようですが、本当に診断されていないのであればそのことこそが一番の問題だと思います。

アルコール依存

直接診察した訳ではありませんし私は専門ではありませんから確定は出来ませんが、某アイドルはアルコール依存の可能性が高いと思います。何故なら依存の診断基準を満たしていることが報道だけみても疑われるからです。(参考:糖質依存という新しい概念、依存の診断基準を掲載しています)

依存対象に対してコントロールが出来ない
仕事に支障をきたしている
身体や心に悪いことがわかっていても続けてしまう。

依存の診断基準では、これらを1年以内に3つ以上を繰り返し経験したか、1か月以上にわたって3つ以上が同時に続いた場合に診断となるようです。

報道だけ伝え聞いても上記は明らかではないでしょうか?

アルコール依存が他の依存と異なるのは、依存物質であるアルコールそのものが精神に変調をきたしてしまうことです。依存物質であるアルコールが精神に働きかけ、正常な判断を妨げてしまうことです。精神に直接影響を与えるとされていない糖質でさえ、抜け出すことは困難です。ましてや精神に直接働きかけるアルコールは自分の意思で抜け出すことは非常に困難だと私は思います。

某アイドルの本当の問題点

某アイドルが起こしてしまった事件は強制わいせつ事件です。
これは紛れもない事実で弁解の余地はありません。
しかし根底にアルコール依存という病気が正常な判断力が働いていないことにあります。

つまりアルコールという薬物が問題なのであって、本人に悪気・自覚がないことです。本人は覚えていないので似たようなことを繰り返してしまいます。
他人から酔いが醒めた後で他人から酔った時の行動を責められたとしても、依存という病気なので依存対象に対する欲求を抑えられられないのです。
今回警察沙汰になったことで明るみにでましたが、恐らく似たようなことはあったでしょう。

もし本人が、アルコールを続けることでこのようになると事前にわかっていれば、アルコールを断つことが出来た可能性があります。犯罪に至ってしまうという想像はできなかったのでしょう。

いわばアルコールのせいで正常な判断力が働かないので、もしかしたら酔った勢いで車を運転して事故を起こしてしまったかもしれません。もしかしたら酔った勢いで喧嘩をしてしまって傷害事件を起こしてしまったかもしれません。酔った勢いで起こしてしまったことが未成年に対する強制わいせつ事件だっただけのことです。

酒癖が悪いのではなく、問題はアルコール依存という病気なのです。病気が彼に世間一般の常識から外れた行動をさせたのです。
アルコール依存は自分で最悪の事態を想像し、アルコールの問題を自覚しなければ抜け出すことは困難です。自分だけで抜け出すのは非常に困難だと思います。そもそも正常な判断力がアルコールによって奪われているからです。酔っているときは勿論正常な判断力を失くしていますが、酔っていないときも、アルコールを如何にして手に入れるかという欲求と闘っているため正常な判断が出来ないのです。通常備えている理性を依存対象であるアルコールへの欲求が勝ってしまうのです。アルコールのために平気で嘘をつくようにもなってしまうでしょう。

アルコールは言い換えると法律で認められた薬物です。合法的な薬物中毒の状態です。
厄介なことに合法的な薬物中毒の状態であることが広く理解されていないため、本人の自覚の問題とされているのです。勿論アルコールを楽しまれる方のうちでコントロールが効かなくなる人、アルコール依存に陥る人の割合はごくわずかです。しかし割合が極わずかであるからこそ、病気ではなくアルコールの飲み方・自覚の問題と認識されるのです。依存の罠に陥ったことを多くの人達が責めてしまうので、依存に陥った人はアルコール依存に向き合うことが出来ず、依存であることを認められないのです。

解決策

某アイドルの方がこの問題の根底から解決するためには、アルコール依存から抜け出すしかありません。幸いアルコールは麻薬や覚せい剤とは異なり、現代の日本では合法です。ちなみにかつてアメリカではアルコールを禁止した禁酒法という時代がありました。アルコールがあるから秩序が乱れるとされ、アルコールを国が禁止したのです。結果として密造酒が作られマフィアが暗躍しかえって治安が悪化したため、禁酒法はなくなりました。人類の歴史においてアルコールをある種麻薬のようにとらえた時代があったということです。

某アイドルの方が、人からアルコールを禁止されるのではなく、自分でアルコールの危険性や害を認めることが出来ればアルコール依存から抜け出すことが出来るでしょう。逆にアルコールに対する認識を変えることが出来なければ、残念ながら麻薬や覚せい剤を繰り返す人と同様にアルコールを繰り返してしまうでしょう。
彼にアルコールの認識を変えるきっかけを与えることの出来る人が周囲にいるこおと祈るばかりです。

壮大な解決策

実は私は一番の問題は依存に対する教育の欠落だと考えています。その解決策を壮大な解決策として書いてみたいと思います。

アルコールというある種危険な薬物を税金をとることで合法化している訳ですから、その危険な薬物に対する依存性という情報を国民に伝える義務があるのではないかと考えています。アルコールを摂り過ぎると病気になりますというアナウンスはタバコ同様に行われていますが、依存性の情報提供が乏しいように思います。その依存性の情報提供が乏しいことが悲劇を起こすのではないでしょうか?いわば税金を多く払ってくれるお得意さんですが、病気のせいで税金の払い過ぎを正してあげるべきではないかということです。

依存は様々なところに罠をしかけています。
最も身近な依存は糖質依存です(参考:糖質依存という新しい概念)。つまり糖質を食べるだけで依存に陥ってしまうことがあるのです。太るとわかっていても食べてしまう。一度食べだすと止まらない。ついつい食べ過ぎてしまうなど依存の一種です。
広く理解されているのはアルコールやタバコ、コーヒーなどのカフェインも依存性があります。パチンコや競馬などのギャンブルにも依存性があります。借金をしてまでギャンブルをするのは依存に間違いないでしょう。
お菓子や果物の甘味に依存してしまう糖分依存ということもあり得るようです。
少し稀な依存では買い物依存なども存在します。買った物が欲しいのではなく、買い物という行為に依存してしまうのです。本来物を買うのは物を使用するためですが、買い物依存に陥ると同じ物を買ってしまったり、箱や袋を開けずに放置されたりしてしまいます。
麻薬や覚せい剤などは依存性が高く禁止されています。麻薬や覚せい剤は絶対ダメという教育を義務教育の間にされているようです。私はもう一歩踏み込んで、依存に対する教育を義務教育の間にするべきだと考えています。

私が直接国政に関わることがある(私はそんな器ではないため絶対にありませんが・・・)なら、依存の仕組み、依存の対象、依存の抜け出し方を義務教育の間に全員に伝えることを目指すでしょう。何故なら依存の知識のないうちに依存対象に触れてしまうことで依存に陥ってしまうからです。その良い例がタバコです。中学生や高校生が興味本位で煙草を吸ううちにニコチン依存に陥り、長年抜け出せなくなってしまうのです。
パチンコやゲームなど娯楽産業や、タバコやアルコールなど依存のおかげで成り立っている業界は必死で抵抗するでしょうが、そもそも病気に陥らせることで消費が歪んでいるのです。その消費の歪みを正すのですからいくら依存産業が反対したところで、理にかなった仕組みを導入しない理由はありません。

今回の事件では嫌な思いをされた未成年の方はおられますが、幸い死者は出ていません。依存の種類によっては死者が出ることも稀ではないため、今回の事件をきっかけにして義務教育での依存の仕組みを伝えるきっかけになればよいと私は考えています。

お得情報 ふるさと納税でiPad 4/30まで

お得情報の掲載です。
以前掲載したふるさと納税制度の中で、期間限定のお得情報です。

以前からふるさと納税制度でiPadの返礼品があることは知っていましたが、4/30までに期間が決まってしまいました。13万円のふるさと納税でiPadがもらえます。

電気製品など高額な返礼品が問題になった際もこのiPadは残っていました。実はカラクリがあって、街体験フォトアプリが返礼品でiPadがおまけでついてくるという仕組みでした。アイパッドがもらえることはうれしいものの、高額家電の返礼品が次々なくなっていることからいつまでも続かないだろうとは思っていました。
その終了日が2018/4/30になったようです。

もしふるさと納税制度の利用限度額(ふるさと納税は納税額の一部を任意の自治体に納税する制度のため収入に応じた利用限度額があります)に13万円の余裕があって、iPadを欲しいと思われている方は検討する余地があると思います。

私自身今使っているiPadで不満はありませんが、他に欲しい返礼品はないため2台目として申し込むつもりです。しかも利用限度額に余裕があれば何度でも返礼品をもらえるようです。

返礼品のアプリのおまけでもらえるiPadは通常のiPad(13万円~)、iPad mini(15万~)、iPad Pro(23万~)の選択肢があります。
ふるさと納税額によって記憶容量とWifiのみか通信回線も利用できるWifi+Cellularなど選択肢が用意されています。
もしよかったらご検討ください。

ふるさと納税の仕組みに関しては以前書いたお得情報 ふるさと納税 何故お得か?の記事をご参照ください。

私が利用しているふるさと納税制度の取り次ぎサイトはふるなびです。
このサイトが面白いのはクレジットカードでふるさと納税をすると1%分のポイントがアマゾンのギフト券としてかえってくることです。
ふるさと納税精度はふるさと納税した額から2000円を控除した金額が翌年の税金(確定申告をした場合所得税、確定申告をしないワンストップ納税制度では翌年の住民税)から差し引かれる制度です。そのため実質2000円で返礼品がもらえる制度とされていますが、先ほどの20万円ふるさと納税を行うと、1%の2000円のアマゾンギフト券がもらえるようです。ということは20万円以上このサイトでクレジットカードで納税すれば、実質無料で返礼品がもらえることになります。
ただし他のサイトとは違ってクレジットの利用に条件があるため注意が必要です。

もしよかったらご検討ください。

土俵の女人禁制は女性差別では?

土俵は伝統的に女人禁制だそうです。

つい先日ある市の市長さんが土俵上で倒れ、女性が応急処置をした際、土俵からおりるように場内アナウンスがあり問題になっています。命よりも伝統的な決まりが大切だそうです。
(医師の情報交換サイトでは応急処置の手順に疑問の声が上がってはいますが、私はその動画を見ていませんし結果的に市長さんの命は助かったようなので今回は触れないこととします。)

そこで土俵を女人禁制にする『意味』を考えてみました。

一言で言えば土俵を取り囲む人達がそう信じているだけのことです。女性が土俵に上がったからといって土俵が爆発する訳ではありません。土俵に上がった女性が災難に見舞われる訳でもありません。実際に何人かの女性が土俵に上がりましたが、土俵を取り囲む人達が騒いだ以外何も起こってはいません。実際に女性が土俵に上がることで因果関係として何らかの不都合があるのであれば、女人禁制は合理的だと思います。しかし女性が土俵に上がっても何も起きてはいません(もちろん女性が土俵に上がったからといって何か起こるとも思っていません)。つまり女人禁制に合理的な理由はないということです。取り囲む人達がそう信じているだけという証拠です。俗に迷信と言われることと大差はありません。宗教における聖地の考え方に近いのではないかと思います。聖地といってもその宗教を信じていない人には何の意味もないことに似ています。

土俵に女性が上がってはいけないというのは、かつて女性は選挙にいってはいけないという発想と何ら変わりはありません。別の例えでは、黒人は白人用のトイレを使用してはいけないという発想とも変わりありません。

伝統を理由に女人禁制を正当化するのを認めれば、前例に習い体制を変えないということです。これを認めるのであれば今でも選挙は男性だけだったのではないでしょうか?
以前から女人禁制だからこれからも女人禁制という理屈は成り立たない話です。
人類は歴史的に考えてみても間違いをいくつもおかしています。
女性差別はありましたし、人種差別もありました。
それを以前から行っているからというだけで改めて考えることなく継続するのは、思考停止している状態ではないでしょうか?間違いを指摘されても以前からやっていたからと理由で片付けてしまえば、永久に間違いが正されることはないということになります。

土俵の女人禁制は女性差別では?

土俵の女人禁制は女性差別ではないでしょうか?
何故なら女性が土俵に上がってはいけない合理的な理由がないからです。
確かに男性と女性の身体の仕組みの違いから、男性トイレと女性トイレを分けることは区別だと思います。お風呂も男性用、女性用と分けることは差別ではなく区別だとすることに異論はないでしょう。

確かに女性が上半身裸でまわしを付けて土俵の上で相撲を取ろうとするのは、トイレやお風呂の場合と同様問題がありそうです。人前で胸を出してしまう点で公序良俗に反するという意味で法律に違反するため、法律違反を犯してまで女性が相撲を取ろうとすることは現実には問題となることはないでしょう。
服を着た状態で土俵に立つことは法律には触れません。

別の話をすれば、可愛がりと言い換えて虐待をしていたことも伝統としてつい最近まで続けていたのでしょう。弟子が言うことを聞かなければ可愛がりと言う名の虐待をしているのも、伝統だから仕方ないという話で片付けようとしていました。死者も出たことですし、さすがに法律違反ですから現在ではあからさまな虐待はないとは思いますが、法律に触れて問題になってようやく考え方を改めることしか出来ないようです。

今回の話も女性差別だとしてチケットの不買運動やテレビの不視聴運動が本格化し、運営に支障が出て初めて事の重大さに気づくのでしょう。

その前に誰も気にしなくなって廃れていく運命なのかもしれません。

女人禁制として女性を差別している人達のことを、わざわざ女性が気にする必要はないと私は思います。いわば土俵の女人禁制教の信者の集まりとして生暖かい目で見守るようにしましょう。その後ちびっこ相撲で女児は出場を辞退するように申し入れがあったことも判明しました。

実際に土俵の女人禁制教という宗教団体であれば、信じている人達だけの問題です。しかし観客のある興行という意味では、土俵の女人禁制が理解出来ない人達にも土俵上の興行を見てもらう必要があるはずです。そろそろ考え方を改める時期だと私は思います。

私は正直土俵が女人禁制であろうとなかろうとどちらでも構いません。何故なら私の生活に何の影響もないからです。土俵上のことに大して興味もないからです。ただテレビやネットで話題になっているため、女性差別だと断言し、これからも差別を続けるのですか?と質問するだけで議論が終わるのにと思い書き込んでみました。

ある男性患者さんの松屋の牛丼(並)の血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
私は現在ダイエット中のため糖質を食べないためリブレを装着していません。
ある患者さんに御協力いただき食事と血糖値の関係を解析出来ましたので掲載してみたいと思います。

 

松屋の牛丼(並)

松屋の牛丼(並)、みそ汁、生卵、おしんこを食べられたようです。

 

食後血糖値

食後60分で153mg/dlまで上昇しその後緩やかに下がりました。
180分後にごく軽度ですが再上昇し緩いM字型になっていました。

私の牛丼(特盛)の食後血糖値

男性患者さんは松屋の牛丼(並)で私が食べたのはすき家の牛丼(特盛)なので単純に比較すること出来ませんが、参考までに掲載してみます。

私の場合は60分後に180mg/dl程度まで上がり、一度下がって再度上昇するM字型のカーブになりました。

面白いのはおにぎりだけ食べた場合よりわずかですが、牛丼の方が血糖値のピークが低く抑えられていることです。

 

花粉症との関連

この日の花粉症の症状は比較的楽で目のかゆみがなかったそうです。

食後血糖値が150mg/dl程度で済む牛丼(並)だと痒くなりにくいのかもしれません。

 

今後の検討課題

出来れば松屋で同じメニューで私も食べてみたいと思います。
私の食後血糖値と比較比較してみることで男性患者さんの耐糖能をある程度類推することが出来るからです。

別の患者さんのこだわりたまごのサンドの血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
以前私がこだわりたまごのサンドを3個食べてみましたがほどんと血糖値が変化しませんでした。

今回前回こだわりたまごのサンドの食後血糖値を測定させてもらった患者さんとは別の患者さんにリブレを装着し食後血糖値の実験に御協力いただける機会があり、いくつかわかったことがあるため掲載していきたいと思います。

実験をした経緯

私自身が血糖値が非常に上がりやすい体質のようなので(75gOGTTは優に200mg/dlをこえました。近いうちに掲載したいと思います)、私と同じように食後血糖値の上がりやすい他の方でもこだわりたまごのサンドは食後血糖値が上がりにくいと考えています。しかし他の方でも実験してみない限り、私自身が特異体質で偶然食後血糖値が上がらない可能性が否定できないため調べてみることにしました。

今回は日頃の食後血糖値が150mg/dlをこえることがほとんどない正常型の方の血糖値です。

こだわりたまごのサンド1個

タンパク質量10.3g
脂質22.5g
炭水化物18.3g

 

別の患者さんのこだわりたまごサンド1個の食後血糖値

前回こだわりたまごのサンドの食後血糖値を測定させていただいた方が女性で、別の患者さんは男性のためある女性患者さんを前回、今回の別の患者さんをある男性患者さんとして掲載してみたいと思います。

グラフを見ていただくとわかる通りほどんとあがりません。
真っ平らとまではいきませんが、食後60分で119mg/dlまで上昇し食前の105mg/dlから14mg/dl程上がりました。

実験の主旨をご理解頂き、水分なしで食べてくださいました。
そのため水分なしで純粋にこだわりたまごのサンドの食後血糖値となっています。

私のたまごサンドの食後血糖値との比較

私のグラフと比較してみます。

私の場合は90分後に食後血糖値が下がりましたが、患者さんはわずかに上がっています。
私の場合食後血糖値が下がっているのはわずかな糖質に反応してインスリンが出たことで下がったのではないかと考えられます。

ある患者さん達と私のこだわりたまごのサンドの食後血糖値の比較

以前掲載したある女性患者さんと今回のある男性患者さんの食後血糖値を比較してみました。

ほぼ変わらないグラフとなりました。
多少の変動はありますが耐糖能が異なる3人の食後血糖値がほとんど上がらないことがわかりました。

花粉症との関連

こだわりたまごのサンドを食べられた時には偶然かもしれませんが花粉症の症状はそれほど激しくはなかったようです。

症状が激しいと抗アレルギー剤を倍量飲まれることもあるそうですが、少なくともこだわりたまごのサンドを食べた際には抗アレルギー剤を追加で飲む必要はなかったそうです。

1回や2回では偶然の可能性を否定できはしませんが、花粉症の方はこだわりたまごのサンドを食べてみて症状が軽減するか試してみても良いのかもしれません。

今回の実験でわかったこと

こだわりたまごのサンドは食後血糖値が他の方でも食後血糖値が上がりにくい

・こだわりたまごのサンドを食べた場合は花粉症はそれほど激しくはならなかった。

少なくともセブンイレブンのこだわりたまごのサンドは食後血糖値が正常型の方が1個食べたとしても血糖値をそれほど上げないようです。こだわりたまごのサンドは呉からの風が認定する血糖値を上げにくい理想食です。今のところ全ての方の血糖値を上げないことを保証する訳ではありません。しかし耐糖能の低い私がこだわりたまごのサンドのパンだけを食べてみても血糖値が上がらないくらい糖質が少ないため、1型糖尿病の方のようにインスリンが働かない方を除き、インスリンが多少なりとも働いてくれさえすれば、食後血糖値は上がりにくいはずです。
少なくとも私と2人の患者さんの場合はこだわりたまごのサンドを食べても血糖値は上がりませんでした。他の方が食べた場合も必ずほぼ一定に保たれるとは限りませんが、他のコンビニの食べ物と比較すると食後血糖値が上がりにくいことは間違いないと思います。

間違いなく同じ重さのパンだけを食べるよりは、たまごサンドを食べる方が食後血糖値は上がりにくいはずです。何故なら糖質の量が遥かに少なくなるからです。

こだわりたまごのサンドを食べた場合には血糖値が上がりにくいためか、花粉症の症状もそれほど激しくはならなかったようです。

 

卵サンドイッチの食後血糖値が上がらない理由

こだわりたまごのサンド1個に炭水化物(計算上食物繊維は含まれずすべて糖質のようです)は18.3g含まれてはいますが、タンパク質量10.3g、脂質22.5gが糖質に比して多くあることで吸収が邪魔されている可能性があります。
そもそもこだわりたまごのサンドに含まれる炭水化物の量が少ないと考え、調べてみました(参考:こだわりたまごのサンドのパンだけの食後血糖値)がパン自体が少なく食後血糖値が上がりにくいようです。

炭水化物が少ないため血糖値が上がりにくい上に、タンパク質と脂質が多く邪魔していることで、ほとんど変わらないようです。

糖尿病の方への食事指導 続報

糖尿病を専門にみているわけではありませんが、他の病気で受診され偶然糖尿病を合併している方に食べ方の提案(参考:私が糖尿病の方への食事指導)をしています。

血糖値の上がりにくい食べ方を提案するのですから当たり前といえば当たり前ですが、実践してくださった方が本当血糖値が下がったと喜んでいただきます。

インスリンを打たれている方でお一人は低血糖になって震えが出たと言われたので、もしかして伝え方が悪く糖質をやめてしまわれたのかと少し驚きました。お話を詳しく聞いてみると、血糖値が100mg/dl程度まで下がったとのことでした。いつも血糖値が200mg/dl以上で100mg/dl程度まで下がることがなかったため、100mg/dlでも冷や汗が出たのだろうと言われていました。100mg/dlまで下がったことが無かったので大変驚かれていました。食べ方が菓子パンだけ食べておられたそうです。それを野菜と一緒に食べるようにされただけで、極端に血糖値が下がったため大変喜んでおられました。これまでなかなか下がらなかった血糖値が、野菜と一緒に食べるだけで本当に血糖値が下がったと驚いておられました。

他の方で多いのが、お菓子や果物を食前食後に食べておられる食べ方です。糖質は30分以内に食べると足し算になるため、60分以上間をあけて食べる方が良いことをご存知ないようです(参考:おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値)。参考リンクの実験ではおにぎりを分けて食べていますが、先に食べた半分を食事、後の半分を果物やお菓子と考えて頂けるとわかりやすいと思います。食後30分以内だと食事と果物・お菓子が足し算になり、食後60分以上間をあけると足し算にはならないということです。

実践して頂いた方の血糖値は下がる傾向にあります。

HbA1cの数値が下がらず悩んでおられる方で、炭水化物だけ食べておられたり、食事の前後に果物やお菓子を食べる食べ方をされているのであれば一度試してみてください。診断的食事療法の勧めです。この食べ方で血糖値が下がれば、元々の食べ方の問題で血糖値が下がらなかったことがわかります。

知識不足から病気になる話

知識不足から病気になるといっても今回の話の中心は、糖質の知識不足により2型糖尿病になる話(参考:2型糖尿病が治癒?糖質回避)や塩分の摂り過ぎ、水分不足から病気になるという話ではありません。

古くは毒キノコを食べてしまって命を落とした人もいるでしょうし、毒があることを知らずに河豚を食べて死んでしまった人もいるでしょう。これらも知識不足による病気ですが、今回話の中心にするのはかつて日本軍で実際に起こった、知識不足から何万人もの命が失われた悲劇について書いてみたいと思います。ある1人の男の判断ミス・思い込みにより大勢の命が奪われてしまいました。ただ当時はわからないことではあったため、間違っていたことを責めることは出来ません。そのためあえて名前は書かないことにします。興味があれば調べてみて下さい。多くの方が一度は聞いたことのある名前だと思います。

脚気

明治維新後の日本では脚気に悩まされていました。ビタミンB1が不足した結果発症することがわかっている今では考えられないことですが、年間数千人から一万人をこえる程の大勢の死者が出ていました。(参考:ウィキペディア「日本の脚気史」)

食事で死者が出る。食べる物が無い餓死であれば容易に理解できますが、しっかりと食べているにも関わらず病気になってしまって人によっては死んでしまうことは理解し難いことでした。しかも徴兵検査をクリアした屈強な男たちが原因不明のまま病気になり死んでいくのですから、その当時の恐怖は計り知れないものがあったと思います。

当時はビタミンが発見されておらず、食事はエネルギーが足りていれば、問題ないと考えられていました。ビタミンという知識不足から死者が出ていたのです。

原因が全く不明のため感染症が疑われていた程です。

陸軍と海軍の違い

同じ軍隊でも海軍と陸軍では対応が違いました。海軍ではイギリス由来の疫学の知恵から食事が原因である可能性を突き止めました。そこで船毎に食事を変えてみたのです。一方は白米を中心とした日本食、一方は洋食に。結果日本食の船では脚気が多数見られたのに対して、洋食ではごく軽度の脚気のみでした。このことから少なくとも日本食に問題があると考えられました。麦飯にすると脚気に罹患する人数が激減しました。

残念なのが陸軍です。海軍が食事の変更により脚気を克服したにも関わらず、陸軍は頑なに白米の食事を変更しなかったそうです。ある軍医が白米信奉者で白米にこだわり続けた結果の悲劇のようです。兵士から麦飯の支給の要望があったにも関わらず、その軍医が死ぬまで白米が支給され続けたそうです。結局海軍に遅れること30年を経て、ようやく陸軍でも麦飯が支給されるようになったそうです。これは私の想像の域を出ませんが、陸軍の軍医が白米信奉者といっても過言ではない程白米にこだわったのは、糖質依存だったからなのかもしれません。軍医自身が依存に陥っているため、依存対象に対して冷静で客観的な判断が出来ず、悲劇を生んだのかもしれません。ニコチン依存の人がタバコの是非を語れないことや、アルコール依存の人がアルコールの是非を語れないことと同じです。

海軍のように合理的に考えることが出来れば、知識不足による病気で死者を出さずに済んだと私は思います。少なくとも減らすことは出来たでしょう。海軍はイギリス医学の考え方で病気の病態の解明よりも疫学から病気を避けることに主眼を置いていました。陸軍はドイツ医学の考え方でまず病気の病態の解明が必要だと考える傾向にあったそうです。病態が解明されるまで治療は出来ないし避けることは出来ないという考え方です。合理的なのは病気の病態の解明はさておき、疫学から病気を避ける理屈を探す考え方です。

これらのエピソードから学ぶこと

これらのエピソードから学ぶことで、その後の医学が発展すると私は思います。

海軍と陸軍の大きな違いは実際に試してみたか、頭から否定して試して見なかったかです。つまり陸軍も否定するために食べ比べの実験をしてみれば良かったのではないかと思います。根拠なく主張するのではなく、食事が原因ではないと否定するために実際に実験して確かめれば、良いだけの話だったのです。

物事をどのように思うかはその人の自由です。しかし人に影響を与える判断をする人は、事実に基づいて客観的に判断するべきだったと私は思います。

本当の賢さは間違いを認める勇気を持つことだと私は思います。脚気が細菌感染によるものだと考えていたとしても、簡単に確かめることが出来るのであればまずやってみることです。実は細菌ではなくて食事だという結果が出てしまうことで自分の間違いを認めることが怖くて、実験出来なかったのではないかと思います。もしくは根拠はないものの、食事が原因などありえないと思い込んでいる結果実験を行う発想すらなかったのかもしれません。本来であればリスクを伴わない実験であれば、積極的にやるべきにもかかわらずです。客観的に考えれば、リスクを伴わないにもかかわらず実験を行わない目的は、自分の間違いを認めたくないことではないかと思います。

頭だけで物事を考える人は、頭は良いのかもしれませんが、想像をこえる事実の前では無力です。つまり実際の実験の事実を前には、頭で考えたことなど全く意味がありません。

私が何人かの医者と糖質など食事と病気の関係を話をしても、頭から否定する人が多くて辟易しました。何故ならこちらは実際の事実を元に話をしているにもかかわらず、実際に実験もせずに否定し喧嘩をする勢いで詰め寄ってくる医者がいたからです。今の医者を眺めると、多くの医者が病態が解明されるまで治療は出来ないと考えているように思えます。病気は医者が薬や手術などで治すものと思い込んでいる人もいるでしょう。

陸軍の軍医のように頭だけで考えて、実際に確かめることをしないことが無いようにしたいものです。

現在でも実際に確かめようとはしない医者が多いのは、100年前と大して変わっていないのかもしれません。しかし100年前と大きく違うのは、広く情報を広めることの出来るインターネットがあることです。

21世紀にもなって知識不足から病気になっているなど、患者さん達はもちろん多くの医者も夢にも思ってはいないでしょう。

糖質の食べ方で病気になりますし、ビタミンやミネラル不足でも病気になります。

このサイトが正しい知識を広める一助になることを祈っています。

かつての海軍ゆかりの地である呉から情報発信するのも、何かの縁ではないかと思っています。

日本人が白米を飽きない理由

以前他の食べ物は飽きるのに、ご飯は飽きない理由と題して書きました。今回は日本人が白米に飽きない理由と題して別の視点から書いてみます。

人が物事に飽きるのは進化の歴史で培った合理的な理由があります。食べ物の対して飽きるのは一つの食べ物に執着することなく様々な栄養素を摂取するためであり、物事に対して飽きるのは一つのことに固執することなく様々な経験をするためだと思います。

この人間に備わった物事に飽きる仕組みからするとお米に対しても飽きるはずです。人が白米に飽きないのは依存の心理という人が物事に飽きる仕組みよりも、強力な仕組みが働くからです。元々依存の仕組みが備わったのは人が太る仕組みを身につけたことに由来すると私は考えています。四季のある地域に住んでいると収穫の時期には大量に食べる物があるにもかかわらず、季節が変わると食べる物が無いことがあり得ます。収穫の時期に出来るだけ大量に食べて太ることが出来た者だけが、食料の無い冬の時期を生き延びることが出来たのです。出来るだけ大量に食べることが出来るのは、依存状態に陥るからです。

糖質依存

白米を飽きない理由は一言で言えば糖質依存に陥っているからです。病的に執着してしまう状態なのですから、依存対象に対して飽きることはあり得ません。

自覚している人が少ないだけで多くの日本人が糖質依存に陥っています。私は大きな落とし穴に落ちていると表現しています。糖質依存は強い空腹感という禁断症状(正確には離脱症状)まである明らかな依存です。激しくお腹が空くのは糖質依存の証拠である禁断症状です。つまりお昼前にお腹が空いたと口にする人は糖質依存の可能性が極めて高いと思います。その証拠に、強い空腹感を我慢しているとピークをこえる不思議な感覚を経験します。禁断症状では無いとすれば、何か食べるまでお腹が空いているはずです。

ここでは白米の中心に書きましたが、糖質に飽きないのは糖質依存だからです。パンに飽きることがないのも糖質依存だからです。ラーメンやうどんに飽きることがないのも糖質依存だからです。ラーメンやうどんに飽きないのは糖質依存だけではなく、塩分依存も重なる共依存なのかもしれません。

飽きないのは…

本来なら飽きるはずの仕組みが働かないのは白米のように、何らかの依存の心理が働いているのかもしれません。もしかしたら白米に限らず食べ物や物事に飽きないのは、何らかの依存性があるからなのかもしれません。

例えばギャンブルなども飽きる人はすぐに飽きてしまいますが、飽きない人は自分で制御出来ない程の依存に陥ってしまうからでしょう。ゲームなども同様です。ゲームは飽きないように仕組まれてはいますが、多くの人は飽きてしまいます。一部の人は飽きることなくやり続けてしまいます。やめられなくなること自体が依存のようです。

変わったところでは多くの人が嫌々する勉強に対して依存性がある人もいるようです。その結果飽きずに勉強し続けることが出来る人もいるようです。

そう考えると人間関係も飽きてもおかしくはありません。その人と一緒にいても新しい経験が出来ないと思うと飽きるのです。一緒にいても新しい刺激がないため楽しいとは思えなくなってしまうのです。仲の良かった友達と疎遠になってしまったり、離婚する夫婦は飽きてしまうからなのかもしれません。逆に長年上手く付き合っている夫婦はどちらか一方あるいはお互いが依存性があるのかもしれません。

当初のタイトルからは少し話が逸れましたが、飽きない物事には依存性があるかもしれないという視点で周囲を見回してみてください。もしかしたら面白いことに気づくことが出来るかもしれません。