炭水化物の中から食物繊維を除いたものを糖質といいます。その糖質に対する依存である糖質依存・糖質中毒という新しい概念として提唱しています。禁断症状まであるのですから糖質依存が存在するのは間違いないと思います。(詳しい内容はリンク先をご参照下さい。)
今回は以前掲載した私が陥った甘い物依存・甘い物中毒ですが、糖質の中でも甘みを感じる物という意味で、糖質の中でも甘みを感じるものを糖分として区別してみます。
甘い物依存を糖分依存・糖分中毒として糖質依存の中の一分類として定義してみます。
糖質依存の見分け方は簡単です。我慢が出来ない程お腹が空くかどうかです。我慢が出来ない程お腹が空くのであれば糖質依存の可能性が高いと思います。
糖質依存程簡単な糖分依存の見分け方は今のところまだわかりません。
糖質依存と糖分依存の両方重ねて依存していることもありますが、別の依存のようです。少なくとも私は糖質依存は抜け出していても、糖分依存に陥っていました。我慢が出来ない程お腹が空くことはありませんでしたが、いつの間にか甘い物を探していました。
いつも夕食後にデザートとして甘い物を食べていました。夕食後は甘い物を食べたい欲求が押し寄せました。面白いのは昼食後には甘い物を食べたいとは思わなかったことです。どうも条件反射のようなもののようです。
ここからはあくまでも仮説ですが、糖質依存は血糖値が上がることによって生じ、インスリンの作用により血糖値が下がることによって禁断症状が起こっているようです。糖分依存でも吸収される際には血糖値を上昇させるので、糖質依存との区別はつかないはずです。であるならば、糖質依存と糖分依存の違いは糖質と糖分の違いに原因があるようです。具体的には糖分の甘みが脳に快楽刺激を与え、繰り返し快楽刺激を求めることで依存に陥ります。あたかも薬物依存のように依存してしまうようです。当然薬物程の快楽を得る訳ではないので薬物依存の薬物と比較すれば、はるかに依存性は低いです。しかし糖分による快楽刺激も病的ではないものの依存性があるようです。どうしても甘い物を毎日食べてしまう人は、糖分依存の可能性を考えて一度甘い物を食べないことを試みると良いと思います。しばらく食べないでいると糖分依存から抜け出すことができますので、糖分依存から抜け出せば適度に楽しめば良いと思います。逆にどうしても甘い物をやめられない人は糖分依存が確定だと思います。