ミニストップ たまごサンドの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
たまごサンドイッチはセブンイレブンをはじめ(参考:たまごサンドイッチの食後血糖値 3回目)、ファミリーマート(参考:ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値)やローソン(参考:セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い)でも比較的食後血糖値の上がりにくい食べ物です。広島にはないので食べる機会がないのですが、今回ミニストップのたまごサンドを食べる機会がありましたので、食後血糖値を測定してみました。

 食べたもの

ミニストップのたっぷりたまごサンド

タンパク質量9.5g
脂質19.0g
炭水化物23.6g

炭水化物割合はセブンイレブンのものよりも多少多いため、食後血糖値が上がることが予想されました。

たっぷりたまごサンドの食後血糖値

結果は予想通りセブンイレブンのたまごサンドより少し上がりました。
ただパンを食べているにも関わらず多少上がった程度です。

たまごとマヨネーズがあると比較的血糖値が上がりにくいことがわかります。

卵サンドイッチの食後血糖値が上がりにくい理由(仮説)

サンドイッチに炭水化物(計算上食物繊維は含まれずすべて糖質のようです)は23.6g含まれてはいますが、タンパク質量9.5g、脂質19.0gが糖質に比して多くあることで吸収が邪魔されている可能性があります。
一つは糖質割合つまりタンパク質でも脂質でも糖質以外のものを一緒に食べると血糖値が上がりにくくなるようです(参考:食後血糖値と食事中糖質割合の関係)。特に脂質が多いことが血糖値の上昇を抑えてくれている可能性が考えられます。タンパク質と脂質が対等に血糖値の上昇を抑えるのか、脂質が多い方が更に血糖値の上昇を抑えてくれるのかは様々な食材の食後血糖値の検索によって解明したいと考えています。もし脂質が食後血糖値の上昇を抑える働きがあるのであれば、これまでの常識が一気に覆る可能性があります。何故なら脂質はカロリー説では諸悪の根源のように扱われてきたからです。少なくとも脂質が血糖値を直接上げる働きがないことは間違いありませんが、脂質が血糖値を上げることを妨げる働きがタンパク質よりも強ければ常識転換・パラダイムシフトなのかもしれません。

今後の実験課題

脂質が血糖値の上昇を強く抑えてくれる可能性があるため、意外にもマヨネーズを使った食べ物は糖質の量に対して食後血糖値を上げにくい可能性があります。他にもマヨネーズを使った料理を食べてみるか、何かの食べ物にマヨネーズをつけて食べてみたいと思います。もし脂質が血糖値を抑えてくれる働きが強ければマヨラーの血糖値が低い可能性が示唆されます。
出来れば今後実験し明らかにしたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

いきなりステーキ ステーキ300gの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
以前はいきなりステーキのハンバーグランチ300gを食べた食後血糖値を測りました。今回は通常のステーキを食べてみた結果が得られたため掲載してみます。

いきなりステーキ
リブロースステーキ300g+ガーリックライス

今回食べてみたのはいきなりステーキ リブロースステーキ300gとガーリックライスです。

いつもなら炭水化物は摂らないので血糖値の変動はないはずなのですが、せっかくリブレを付けているのでガーリックライスを食べてみることにしました。

食べ方は最も血糖値が上がりにくい食べ方、お肉とガーリックライスを同時に食べるようにしてみました(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。

食後血糖値

お肉の量に対して比較的御飯の量が少ないためか食後血糖値はそれほど上がりませんでした。60分後に117mg/dlに上がった程度でした。

いきなりステーキのハンバーグランと比較してみることにしました。
ほとんど誤差の範囲内だとは思いますが、ハンバーグの方が少し高い結果になりました。ハンバーグの中に入っているであろうパンなどの繋ぎの分少し血糖値が上がるのかもしれません。

今回の実験でわかったこと

今回の実験はある程度のお肉と同時に食べるのであればお茶碗一膳分のお米を食べても血糖値はほとんど上がらないことがわかりました。

糖質と糖質以外を交互に食べることで食後血糖値を抑えることが出来ることはわかっていましたが、そのことが実証された形です。
糖質を食べる場合でも糖質以外のものと交互に食べることで食後血糖値を抑えることが出来るようです。

今後の検討課題

 

ステーキやハンバーグとライスやガーリックライスを食べると食後血糖値がそれほど上がらないことはわかりましたが、ライスだけやガーリックライスだけ食べた場合食後血糖値がどれだけ上がるのか比較してみたいと思います。
恐らくおにぎり1個と同じくらいのお米の量だとは思いますが、試してみないとわからないため時間が許せば一度ガーリックライスだけ食べた食後血糖値を調べて、お肉300gと一緒に食べることでどれだけ血糖値を下げる影響があるのか試してみたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

食パンと水500mlと牛乳500mlの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、これまで得られた知見として糖質だけ食べて水分を摂ると食後血糖値が糖質だけ食べる場合よりも上昇することがわかっていました。しかし食パンでは水を飲むと食パンだけよりも食後血糖値が低く抑えられることもわかりました(参考:食パン2枚と水500mlの食後血糖値)。
今回は食パン2枚を食べた後牛乳500mlを飲んでみた食後血糖値を調べてみました。

きっかけ

これまでおにぎりだけ食べて水やお茶を飲むと食後血糖値が急上昇することがわかりました(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係)。カップラーメンを食べて水を飲む場合でもカップラーメンだけ食べる場合よりも急上昇しました(参考:カップラーメンと水500mlの食後血糖値)。
食パンを食べて水を飲むと更に上昇する可能性が高いと考えて試してみましたが、食パンだけよりも低く抑えられることがわかりました。
パンと牛乳という組み合わせがよくあると考え、実際に試してみることにしました。

食べた物

セブンイレブンの食パン5枚入りのうち2枚とセブンイレブンの毎日の食卓3.6牛乳500mlです。

食後に500mlの牛乳を飲んでみました。

食後血糖値の予想

これまでは糖質だけ食べた際に水分を摂った場合の食後血糖値は、糖質だけ食べる場合よりも上昇したため、食パン2枚だけ食べた食後血糖値より更に上がる可能性が考えられました。
しかし食パンと水500mlでは食パンだけよりも下がったため、判断がつきにくくなりました。
牛乳には乳糖(ブドウ糖+ガラクトース)が含まれているため、牛乳自体で血糖値が上がる可能性があるため食パンだけと食パンと水500mlとの中間になる可能性が考えられました。
もう一つの可能性は牛乳に含まれている脂肪分やタンパク質が吸収を妨げてくれる可能性も考えられました。牛乳と水500mlよりも低くなる可能性も考えられました。

食後血糖値

結果は予想よりも低くなりました。
M字型の後に再度上昇する不思議なパターンとなりました。

このままでは判断しにくいため、食パン2枚と水を飲んだ食後血糖値よりも低くなりました。食パンだけ食べた場合と食パンと水を飲んだ場合と比較してみることにしました。

食パンだけよりも明らかに低く抑えられることがわかりました。

カップラーメンと唐揚げを食べた場合の食後血糖値のグラフ(参考:カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い)と似たグラフになりました。途中まで同じようなカーブを描きながら途中で下がるのです。

今回の実験でわかったこと

食パンでは水を飲むと食後血糖値は食パンだけ食べた場合よりも下がりました。

牛乳だと上のグラフのように更に抑えられることがわかりました。

ということは水だけよりも吸収がされにくいことがわかります。
牛乳に含まれている脂肪分やタンパク質が丁度唐揚げを食べるのと同じように働いてくれる可能性が考えられます。

偶然かもしれないため再試験は必要ですが、パンと牛乳という組み合わせがパンを食べる際の最適な食べ方の可能性が考えられます。
実験はやってみないとわかりません。

食パンと牛乳で食後血糖値が食パンと水より下がる理由(仮説)

食パンと水では食パンだけよりも食後血糖値が低く抑えられました(参考:食パンと水500mlの食後血糖値)。消化が妨げられている可能性が考えられますが、正直今のところわかりません。

食パンと水よりも食パンと牛乳の方が食後血糖値が低いのは、牛乳に含まれているタンパク質や脂肪分がブドウ糖の分子が腸管壁にぶつかる邪魔をしている可能性が考えられます。つまり牛乳に含まれているタンパク質や脂肪分が身体をはって血糖値の上昇を妨げてくれている可能性が考えられます。
もしかしたら脂肪分の多い牛乳と低脂肪の牛乳では食後血糖値が異なる可能性が考えられます。

もう一つの可能性は牛乳の中の乳糖が消化されブドウ糖とガラクトースに分解されて吸収される際、牛乳は液体である分速やかに消化され吸収される可能性が考えられます。先に吸収されるため身体が糖質に備えてインスリンの分泌が促されることで、食後血糖値が上がりにくい可能性が考えられます。
もしこの仮説が正しければ、食事の際適量のジュースを飲むと食後血糖値が抑えられる可能性が考えられます。

今回の実験でわかったこと

おにぎり・カップラーメンとは異なり、食パンでは水を飲んだ場合には食後血糖値が食パンだけより上がりにくいことがわかりました。今回食パンと牛乳では更に上がりにくいことがわかりました。
少なくとも食パンと牛乳という組み合わせは、食パンを食べる場合の最適な組み合わせの可能性が考えられます。
もしかしたら牛乳は食後血糖値の上昇を抑えてくれる画期的な飲み物である可能性を示唆する結果です。

まだ一度だけの結果ですので偶然の可能性も否定出来ません。あるいは私が食前食後に歩いたことを忘れていたのかもしれません(少なくとも歩いたりはしていないとは思いますが、再度試してみなければ確かなことは言えません。途中まで血糖値の上がり方が同じため、血糖値が低く抑えられたのが運動などが影響した可能性は低いとは思います)。

糖質だけ食べた上で水分を摂るというのは禁忌とすべき食べ方かもしれないとしていましたが、食パンの場合には牛乳を摂る方が良いのかもしれません
牛乳の実験を条件を変えて行ってみると、ほかにも何かわかりそうな気配があります。

今後の検討課題

糖質だけと水分を摂ると血糖値が急上昇するとは限らないようです。食パンが特別なのか、それとも他にも水分を摂る方が血糖値が上がりにくい糖質があるのか気になるところです。
食パンと牛乳という組み合わせでは血糖値が上がりにくい可能性があることがわかりました。
食パンと牛乳の組み合わせだけが食後血糖値を上がりにくくしてくれるのか、牛乳が他の食べ物との組み合わせでも食後血糖値を上げにくい理想的な飲み物なのかはまだわかりません。
実際に試してみないとわからないため、牛乳とおにぎりいう組み合わせを調べてみたいと思います。

また牛乳に含まれている脂肪分によって食後血糖値が異なる可能性が考えられます。もし低脂肪では血糖値を下げる効果が乏しく、高脂肪では血糖値を下げる効果が高ければ上記仮説が立証されると私は思います。
機会があれば牛乳の種類を変えて調べてみたいと思います。

もし牛乳がパン以外の他の食材でも食後血糖値の上昇を妨げる飲み物であることがわかれば、同時に食べる食べ方により食後血糖値が上がりにくいという発見と食前の運動でも血糖値の上昇を抑えるという発見(参考:食後血糖値についての画期的な発見)に続き、食後血糖値についての画期的な発見となる可能性を秘めています。

一つ謎を解くと別の謎が気になってしまいます。
食後血糖値と食べ物や食べ方の謎は深まるばかりです。
今年はいくつの謎を解くことが出来るのか楽しみです。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

食パンと水500mlの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、これまで得られた知見として糖質だけ食べて水分を摂ると食後血糖値が、糖質だけ食べる場合よりも上昇することがわかってきました。パンでもその法則が成り立つかどうか確かめてみることにしました。
今回は食パン2枚を食べた後水500mlを飲んでみた食後血糖値を調べてみました。

きっかけ

これまでおにぎりだけ食べて水やお茶を飲むと食後血糖値が急上昇することがわかりました(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係)。カップラーメンを食べて水を飲む場合でもカップラーメンだけ食べる場合よりも急上昇しました(参考:カップラーメンと水500mlの食後血糖値)。食パンを食べて水を飲むと更に上昇する可能性が高いと考えて試してみることにしました。

食べた物

セブンイレブンの食パン5枚入りのうち2枚と水500mlです。

食後に500mlの水を飲んでみました。

食後血糖値の予想

これまでは糖質だけ食べた際に水分を摂った場合の食後血糖値は、糖質だけ食べる場合よりも上昇したため、食パン2枚だけ食べた食後血糖値より更に上がる可能性が考えられました。

食後血糖値

結果は意外にもそれほど上がりませんでした。

このままでは判断しにくいため、食パンだけ食べた場合と比較してみることにしました。

水を直後に飲んだ方が大幅に下がることがわかりました。

今回の実験でわかったこと

おにぎりとカップラーメンでは水を飲むと食後血糖値は上がりました。

にも関わらず食パンの場合には水を飲んだ方が血糖値が下がることがわかりました。

予想が外れました。
実験はやってみないとわかりません。

食パンの場合水分を摂ると食後血糖値が下がる理由(仮説)

おにぎりは水分があると消化されたものが素早く溶け込み身体に吸収されることで食後血糖値が急上昇することが考えられましたが、今回は遅くなっているためこの理屈では説明がつきません。
考えられることは水分があることで消化が邪魔されてしまうのか、消化はされても吸収が妨げられるかのいずれかの可能性が考えられます。血糖値の立ち上がり方が緩やかなため、消化自体が遅くなっている可能性が考えられます。
ただ同じ小麦から作られているカップラーメンでは水分を摂ると食後血糖値が急上昇しているため消化が邪魔されているかどうかはわかりません。

 

今回の実験でわかったこと

おにぎり・カップラーメンとは異なり、食パンでは水を飲んだ場合には食後血糖値が食パンだけより上がりにくいことがわかりました。
食パンを食べた後で水を飲むと食後血糖値が下がることは、もしかしたら画期的な発見のきっかけになるのかもしれません。

おにぎりと唐揚げと水、あるいはたまごサンドと水という糖質と糖質以外の食材を共に食べた場合には水を飲んでも食後血糖値に大して影響がないこともわかってきています(参考:おにぎり1個・唐揚げ交互と水500mlによる違いたまごサンドと水500mlの食後血糖値)。

糖質だけ食べた上で水分を摂るというのは禁忌とすべき食べ方かもしれないとしていましたが、食パンの場合には水分を摂る方が良いのかもしれません
食パンの食べ方の実験を条件を変えて行ってみると、ほかにも何かわかりそうな気配があります。

今後の検討課題

残念ながら私には食パンの場合に水分を摂った方が食後血糖値が下がる上記の仮説を確かめる手段がありませんが、牛乳と水を比較してみると何かわかるかもしれません。

糖質だけと水分を摂ると血糖値が急上昇するとは限らないようです。食パンが特別なのか、それとも他にも水分を摂る方が血糖値が上がりにくい糖質があるのか気になるところです。
パンと牛乳という組み合わせも、食パンと水同様食後血糖値が上がりにくい可能性が考えられます。ただ牛乳には乳糖(ブドウ糖+ガラクトースの結合したもの)が入っているため食パンと水よりは上がる可能性も考えられます。
実際に試してみないとわからないため、今後パンと牛乳という組み合わせを調べてみたいと思います。

また知人から要望のあったおにぎりと牛乳の組み合わせも実験してみたいと思います。おにぎりだけよりも水分の作用が強く牛乳を飲んだ方が上がるのか、それともタンパク質などが含まれているため低く抑えられるのか興味があります。

一つ謎を解くと別の謎が気になってしまいます。
食後血糖値と食べ物や食べ方の謎は深まるばかりです。

 

追記

食パンと水500mlと牛乳500mlの食後血糖値を行いました。

 

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

おにぎり1個とゆで卵2個の食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、今回はコンビニで出来る血糖値が上がりにくい食べ方を探すためおにぎりとゆで卵2個で検証してみました。ゆで卵を2個とした目的は1個では少なすぎて差が出ないと考えたからです。

きっかけ

おにぎりと唐揚げの組み合わせであれば、同時に食べるという食べ方の工夫でおにぎりだけ食べるより血糖値が上がりにくいことがわかりました(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。

他にも血糖値が上がりにくい食べ物を探そうと考えてコンビニで簡単に購入できるゆで卵で比較してみることにしました。

食べた物

セブンイレブンの塩むすびとゆで卵2個です。

いつもの塩むすびに味付き半熟ゆでたまごを食べました。
食べ方は塩結びとゆで卵を交互に食べるようにしました。

塩むすび

  • たんぱく質:2.7g
  • 脂質:0.2g
  • 炭水化物:45.5g

味付き半熟ゆでたまご

  • たんぱく質:6.0g
  • 脂質:4.4g
  • 炭水化物:0.6g

食後血糖値の予想

おにぎり1個と唐揚げを食べた場合とそれほど変わらない食後血糖値になると期待していました。
唐揚げ(揚げ鶏)はたんぱく質:13.8g、脂質:11.4g、炭水化物:7.4gの成分です。卵2個ではたんぱく質:12.0g、脂質:8.8g、炭水化物:1.2gとなるためそん色ない食後血糖値になる予定でした。

おにぎり1個+ゆで卵2個の糖質割合
(45.5+1.2)÷(2.7+12.0+0.2+8.8+45.5+1.2)×100=46.7÷70.4×100=66.3%

おにぎり1個+唐揚げの糖質割合
(45.5+7.4)÷(2.7+13.8+0.2+11.4+45.5+7.4)×100=52.9÷81×100=65.3%

と私が食後血糖値に影響を与えると考えている糖質割合がほぼ同じだったからです。

食後血糖値

結果として少なくともおにぎりだけ食べるよりゆで卵2個お同時に食べた方が少し下がりました。

どの程度下げる効果があるか比較するために唐揚げを同時に食べた場合と比較してみました。

おにぎり1個と唐揚げの場合は青のグラフで、おにぎり1個とゆで卵2個はオレンジで表したグラフとなりました。
均一に混ざれば糖質割合がほぼ同じになる食べ物ですが、血糖値のグラフは異なるものとなりました。

おにぎりと唐揚げの方が低い値となりました。

血糖値のグラフが異なる理由(仮説)

実験結果は当初予想していた結果とは異なるものでした。
そこで私が食後血糖値に影響を与える因子であると考えている糖質割合が同じにも関わらず、血糖値のグラフが異なることとなる理由を考えてみました。

・ゆで卵とおにぎりが良く混ざっていなかった
・食後血糖値に影響を与える因子が単純に糖質割合ではなく、脂質が血糖値の上昇を妨げる可能性
・おにぎりとおにぎり以外の割合が食後血糖値に影響を与える可能性

これらが現時点で考え付く、予想とは異なる理由です。
今後どの仮説が正しいのか検証してみたいと思います。

今回の実験でわかったこと

おにぎり1個とゆで卵2個でもおにぎりだけよりも食後血糖値を下げる働きがありましたが、残念ながら軽度です。現時点ではおにぎりと一緒に食べる場合にはゆで卵2個よりも唐揚げを同時に食べる方が食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。

そして私が食後血糖値に影響を与える可能性が高いと考えていた糖質割合は、必ずしも食後血糖値に影響を与えるとは限らない可能性が高いことがわかりました。

もう一つわかったことは唐揚げの衣として糖質が含まれている分、糖質量が多くなる唐揚げと一緒に食べた方が血糖値が低くなることは糖質だけで血糖値が決まるとは限らないことを示唆する結果です。糖質量が増えても食後血糖値が上がりにくいのは脂質が多いことが関係しているのかもしれません。食後血糖値が上がりにくいセブンイレブンのたまごサンドイッチもマヨネーズたっぷりのため、上がらないのかもしれません。

 

今後の検討課題

上記仮説を検証することが課題だと考えています。
まずは糖質割合という食べ物中の各成分ではなく、おにぎりとおにぎり以外の割合が食後血糖値に影響を与える可能性を検証してみたいと思います。

おにぎり1個とゆで卵2個で更に念入りに混ざるように食べてみたいと思います。
またおにぎり1個とゆで卵3個を食べると、おにぎりとおにぎり以外の食べ物の割合がおにぎりと唐揚げを食べた場合とほぼ同じになると考えられるため、似たようなグラフになるのではないかと考えています。
(参考)おにぎり割合
おにぎり1個+ゆで卵2個
(2.7+0.2+45.5)÷(2.7+0.2+45.5+8.8+12.0+1.2)×100=48.4÷70.4×100=68.8(%)
おにぎり1個+ゆで卵3個
(2.7+0.2+45.5)÷(2.7+0.2+45.5+18.0+13.2+1.8)×100=48.4÷81.4×100=59.5(%)
おにぎり1個+唐揚げ
(2.7+0.2+45.5)÷(2.7+0.2+45.5+13.8+11.4+7.4)×100=48.4÷81×100=59.8(%)
もしおにぎり1個とゆで卵3個が同じグラフになれば、糖質割合ではなく炭水化物割合が食後血糖値に影響を与える可能性が考えられます。

脂質が血糖値を上がりにくくする働きが強いのであれば、ゆで卵をマヨネーズで食べると食後血糖値が上がりにくい可能性が考えられます。
これらを検討課題としたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

精神的高揚による血糖値推移

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。

今回は食事をしていないにも関わらず血糖値が変化したため掲載してみることにします。

今回は頼まれて1時間の講演をしたのですが、講演時に血糖値が上がっていました。
特に緊張はしていませんでしたが、気持ちが高ぶっていたようです。少しハイになっていたと言い換えることも出来ると思います。
そのことが血糖値に反映することがわかったため掲載してみることにしました。

講演時血糖値の変化

今回は講演1時間前からデータを並べてみることにしました。
グラフ下方の講演という文字の部分、1時間程講演を行いました。
内容はこのサイトに書いてある内容の初期の内容です。
実際に治った臨床写真と共に血糖値の話を聞いていただきました。

特に緊張はしていませんでしたが、せっかくなら聞いていただく方にわかっていただこうと気負ってはいました。
講演が始まる時点で少し血糖値が上がり始めたのは精神的な高ぶりがあったようです。自分では緊張していないつもりでしたが、少しは緊張していたのかもしれません。

以前掲載した電話一本から始まった精神的ストレスとは異なり、前もって決められた時間に講演が始まるのですが、その直前から気持ちが高ぶっていることが推測できる内容でした。

丁度開始30分をピークに徐々に血糖値は下がっていきました。
最初は私の気付いたことの中からどこまで話すか手探りだったところもありますが、後半は話したいことが山積みだったため時間を気にしながら流していったためリラックスできたのか血糖値は下がりました。聞いてくださる方たちの反応が時間と共に良くなってきたこともリラックスして話せるようになっていったのかもしれません。

今回の血糖値推移でわかったこと

 

食事だけでなく、精神的高揚、精神的な高ぶりでも血糖値が上昇することがわかりました。
恐らくアドレナリンの分泌により血糖値が上昇した可能性が考えられます。

気持ちがたかぶることでも血糖値が上昇することがわかりました。
しかも自分自身では緊張しているつもりもないにも関わらず血糖値が上昇することがわかったことは驚きました。
もしかしたら学会の発表など緊張を自覚していたときなどはもっと血糖値が上がっていたのではないかと想像します。

脳に適度な負荷がかかることで血糖値が上昇することがわかりました。
もしかしたら診察中も頭をフル回転して説明している時には血糖値が影響を受けているときもあるのかもしれません。

この血糖値の上昇は頭の回転には好影響を及ぼすことが考えられます。
血糖値そのものよりも血糖値を押し上げるホルモンが頭の回転に良い影響を与えているように思います。
以前の精神的ストレスにより血糖値が急上昇した後も頭の回転が良かった覚えがあるからです。

締め切りが迫ってくるというストレスや精神的高揚により効率よく仕事が出来ることに繋がるのかもしれません。

今後の検討課題

偶然今回は食事をしていなかったためこのようにきれいなグラフを描くことができました。

狙って出来る実験ではないため、機会があれば解析してみたいと思います。
私が発表する機会はほとんどありませんが、もしまた講演や発表する機会があれば食事をせずに改めて計測してみたいと思います。

 

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

カップラーメンと水500mlの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、今回はカップラーメンを食べた後水500mlを飲んだ食後血糖値を調べてみました。

きっかけ

カップラーメンを食べて水を飲むというのはよくあることだと思いますが、違いが出るかどうか調べてみることにしました。
というのも、おにぎりを食べた後でお茶を飲むと食後血糖値が急上昇した(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係)からです。であればカップラーメンと水の組み合わせでも上昇してもおかしくないと考え、念のため調べてみることにしました。
たまごサンドなどは水を飲んでも食後血糖値はあがりませんでしたが、ラーメンはそもそもスープがあるためそれほど変わらないのではないかとも考えました。どちらかわからないため実際に食べて食後血糖値を測ることにしました。

食べた物

カップヌードル カレーです。

食後に500mlの水を飲んでみました。

 

食後血糖値の予想

 

食後血糖値がカップら麺だけの場合と比較して上昇する可能性も変わらない可能性どちらも考えられました。
何故ならおにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係からは急上昇しましたから、カップラーメンでも急上昇する可能性が考えられました。
しかしカップラーメンは水分としてスープが元々あるため、水分の量が変わっても食後血糖値にそれほど影響がない可能性も考えられました。

食後血糖値

 

結果として水を飲んだ方が上昇しました。
しかも途中までは全く同じカーブで上昇しはじめ、そのまま上昇を続けるというパターンとなりました。
食後血糖値はカップラーメンのみが45分後に165mg/dl、カップラーメンと水500mlが60分後に192mg/dlまで上昇しました。

おにぎり2個とお茶500mlの食後血糖値のグラフでは当初からグラフが上向きはじめ、食後45分では明らかな差となって表れていました。食前の血糖値から多少差があったとはいえ、食後45分では明らかな差となってあらわれています。

どうやら水を飲むと消化された糖質が水に溶け込み、急速に吸収されるようです。

同じ水分を摂ってもカップラーメンとおにぎりで上昇の仕方が異なる理由

血糖値の上昇の仕方がカップラーメンと水、おにぎりとお茶では異なっています。この違いはカップラーメンには最初からスープの分水分があるため、立ち上がりは変わらなかったのだと考えられます。
その後は水に溶け込んだ糖質が水の吸収と共に血中に移行したことで上昇した可能性が考えられます。
おにぎりの場合は水分を元々摂っていないことと、お500mlとを比較しているため立ち上がりから食後血糖値の上昇具合が異なっている可能性が考えられました。

今回の実験でわかったこと

おにぎりに引き続き、スープという水分を共に摂るカップラーメンでも水を飲むと血糖値が上昇することがわかりました。

やはり糖質だけの食材を水と一緒に摂取すると食後血糖値が急上昇する可能性が示唆されました。
今後パンだけと水や牛乳を飲むと食後血糖値が急上昇している可能性が考えられます。

おにぎりと唐揚げと水、あるいはたまごサンドと水という糖質と糖質以外の食材を共に食べた場合には水を飲んでも食後血糖値に大して影響がないこともわかってきています(参考:おにぎり1個・唐揚げ交互と水500mlによる違いたまごサンドと水500mlの食後血糖値)。
糖質だけ食べるという食べ方はやめておく方がよさそうですし、ましてや糖質だけ食べた上で水分を摂るというのは禁忌とすべき食べ方なのかもしれません。

今後の検討課題

 

糖質だけと水分を摂ると血糖値が急上昇するようです。
ということはよくやるパンと牛乳という組み合わせも食後血糖値が急上昇する組み合わせの可能性が高いと考えられます。
今後パンと牛乳という組み合わせを調べてみたいと思います。

知人から要望のあったおにぎりと牛乳の組み合わせも実験してみたいと思います。

一つ謎を解くと別の謎が気になってしまいます。
食後血糖値と食べ物や食べ方の謎は深まるばかりです。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

利益を出し続けることが難しい理由

多くの企業は利益を目的として経営されています。企業が利益を出し続けることが難しく四苦八苦しています。実は企業が利益を出し続けることが難しいことに理由があるのですが、余り知られていないようなので書いてみます。

利益を企業とお客さんで奪い合う

一言で言えば利益は企業とお客さんの間で相反するからです。企業が高い利益を得るということは、お客さんその分だけ損することに繋がります。品物が高いということは企業が利益を得て、お客さんは利益を失っているということです。逆に品物が安いと企業が利益を捨てて、お客さんが利益を得ているということです。利益をどちらがもらうかという綱引きをしているような状態です。本来ならお客さんの方が有利なのですが、企業はあの手この手で利益を得ようとします。何故お客さんが有利かと言えばお客さんは買わないという選択肢があるからです。企業には売らないという選択肢がないため不利です。その不利な状況を打破するのが宣伝であったり戦略であったりします。

利益を目的とする企業は物の値段を設定する際に、利益が最大化される値段を想定し値付けをします。想定が外れれば売れないため損をし、想定が当たれば高い値段でも売れるため得をします。逆に同じものが安い値段で売られていればお客さんは安い方で買うことになります。
資本主義では値付けを間違うと、お客さんから選んでもらえないことで市場で淘汰されてしまうため、絶妙な値段を付けることが出来る企業だけが利益を上げ続けることができるのです。
一部の経営の天才が絶妙な値段の付け方を心得ているため、利益を出しています。しかし値付けの仕方が遺伝する訳ではない上にその仕組みを言葉で説明することが困難なため、次の世代では値付けに失敗してしまい経営が傾くことがあるのです。カリスマ経営者と言われる人達は、通常人望があるからカリスマ経営者と言われる訳ではありません。売れる商品を開発あるいは見つけ出し、尚且つ絶妙な値付けを行うことが出来るから、結果として莫大な利益を生み出すことでカリスマ経営者と言われるようになるのです。

利益を出し続けることが難しいのは、利益を企業とお客さんの間で奪い合っていることが原因です。企業が利益を最大化しようとすればする程、売れる範囲で最大限高い値付けを行うことになるからです。

利益だけを目的としない企業

その点利益だけを目的としない企業であれば、利益をお客さんと奪い合うことがないため継続的な成長が可能となります。勿論利益を出さなければ企業が存続出来ないため利益の確保は行いますが、利益を目的とせず、企業が存続するための運営費のように捉えているのです(参考:利益は企業の為ならず)。

利益だけを目的としない企業の値付けは、売れるであろう値段を気にしません。仕入れ値に一定の必要経費としての利益だけ上乗せして値付けを行うのです。そのため時として相場よりも破格の安さを実現してしまいます。

例えば100円ショップは利益だけを求めている訳ではない代表でしょう。何故なら利益率が低い商品も並べることで全体で利益を出し続ける仕組みだからです。利益だけを求めていれば、利益率の低い商品は扱わないはずですが、実際には利益が少ない商品も多数扱っています。そもそも100円ショップは本来なら難しい値付けを100円と先に決めて仕入れ価格で調整する仕組みが秀逸です。その仕組みの中で、利益だけを追い求めず、トータルで利益が出る仕組みを作り上げています。

AmazonやGoogleも利益だけを求めていない企業の代表です。Amazonは利益を求めることがたまにあるようにも見えますが、特にGoogleは経営理念からブレることなく利益を運営するための必要経費と捉えているようです(参考文献:Googleの哲学)。

考え方の提案

利益だけを追い求めていると上手く経営出来ないことを経験的に理解した人達の中には、利益を忌み嫌う人もいます。儲けることが悪いことのように捉えているのです。しかし利益を出し続けなければ企業は存続出来ません。個人で考えてもお金を稼がなければ何も出来ません。

利益を企業が存続するための運営費として捉えるのです。運営費を得る目的に事業を行う人はいませんから、過度な利益を得ようとする無理をしなくなります。一定の利益を得ることが出来れば企業は存続出来るので、お客さんに過度な利益は戻してしまうのです。このように考えると上記の利益を企業とお客さんで奪い合うことがなくなります。

この考え方を表すのが私が新しく考えた諺です。

利益は企業の為ならず

企業が存続する目的として、利益をお客さんのために得るという考え方。利益を運営費と考える考え方、もし良かったら取り入れてみて下さい。

私がお酒をやめた理由

私はお酒(アルコール全てのことです)を飲むのをやめました。
人並み以上にお酒を飲んでいたので、当時のことを知っている人達からは不思議がられます。何故やめたのか聞かれます。特に飲みたくならないのか仕切りと聞かれます。あれだけ飲んでいたお酒をやめられることが到底理解出来ないようです。そして昔飲んでいたことを知らない最近出会った方達からは、何故飲まないのかを聞かれます。
本当の理由は時間が勿体無い(そしてお金も)からなのですが、そのように説明しても大抵理解してはもらえません。つまり合理的に考えてお酒を飲まない方がお得という結論に至ったのですが、お酒が好きな方には理解出来ない理屈です。

いわば糖質回避教に引き続き、アルコール回避教を信じているような状態です。実際には糖質は出来るだけ回避していますが、血糖値の負荷試験の時には食べていますし、実験以外でも食べたりはしています。アルコールは一切摂らないようにしています。忌避している訳ではありませんが、今の私にアルコールは合わないようです。というのも以前は少々飲んでも楽しくなるだけでしたが、今では香りづけで入っている程度のアルコールでも少し頭がボーッとする感覚があるからです。正直な話をするとビール一杯でも飲むと倒れるかもしれないのが怖いのです。

人に理解してもらえるかも知れない説明を思いつきました。お酒よりも楽しいことを見つけたので、お酒を飲む時間が勿体無くて飲むのをやめてしまいました。しかもお酒を飲むと記憶が曖昧になることが、自分の貴重な時間を失うようで勿体無いと考えるようになったのです。

お酒を飲むことよりも楽しいこととは考えることです。ありとあらゆることを考えています。知らない情報を取得し、その情報を元に新しいことを考える。すると更にわからないことが出るので新たに情報を探す。そんなことをしていれば1日が24時間では到底足りません。残念ながら1日が24時間を変えることは出来ないので、自分を誤魔化してしまうお酒よりも自分の理解を深める思索の時間を選んでいるに過ぎません。

私が考えている思索は、ガンを治す方法(免疫の仕組みの解明)、信長がもう少し生きていれば何をしたか。宇宙の仕組みは?などありとあらゆることを考えているので終わりがありません。ガンを治す方法はあと少しでたどり着けると思います。出来れば3年以内にはたどり着きたいと考えています。何故なら良性腫瘍は治せるようになってきたからです。合理的に物事を考える信長がもう少し生きていればと考えるのは楽しい思索です。このことはまた改めて書きたいと思います。宇宙の仕組みは現在全く見当もつきません。特に何万光年もの距離があっても力を及ぼすことの出来る重力の本質が理解出来ません。死ぬまでに仕組みを思いつくことが出来ると面白いと考えています。

最後に『目的論』の視点からお酒をやめた理由を書くと、お酒を楽しむ為に貴重な時間を失わないためです。

もし貴方がお酒をやめたいと考えておられたら、お酒をやめる理由を考えるのではなく、1人で出来るお酒よりも楽しいことを探してみてください。誰かと一緒にしなければならないことだと、相手がいないからと言い訳してお酒を飲んでしまいがちだからです。お酒より楽しいことは人によって様々です。その楽しいことを探してみましょう。価値観が一変し、人生に革命が起こるかもしれませんよ。

冷凍食品 三元豚のロースかつ煮の食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、今回は冷凍食品の食後血糖値を調べてみました。

セブンイレブン 三元豚のロースかつ煮

今回食べてみたのはセブンイレブンの三元豚のロースかつ煮です。かつ丼の上だけという具合です。通常なら御飯の上にのせて食べるのだと思いますが、今回は三軒豚のロースかつ煮だけ食べてみました。

 

ブロック状に凍らせてある出汁が周囲に配置されています。

電子レンジにかけるとかつ煮の出来上がりです。

糖質割合からの予想

タンパク質22g
脂質10g
炭水化物34g
炭水化物割合34÷(22+10+34)×100=34÷66×100=51.5(%)

炭水化物割合は51.5%となりました。
このままでは食物繊維を含んだ炭水化物割合か炭水化物を含まない糖質割合かはわかりません。そこでカロリー計算をしてみました。
タンパク質、糖質は1gあたり4Kcal、脂質は1gあたり9Kcalです。炭水化物は糖質とカロリーのない食物繊維を含んだものですが、炭水化物=糖質となるか調べてみます。
22×4+10×9+34×9=314(Kcal)

これは表示されているカロリー数と一致しました。
ということは炭水化物は食物繊維を含んでいない糖質としてよさそうです。

糖質量が31.5g、糖質割合が51.5%の食べ物ですから血糖値はある程度上がりそうです。糖質割合が大体同じになる冷凍ピザと同じくらいの上がり方ではないかと予想しました(参考;セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値の違い)。

食後血糖値

 

予想に反して食後血糖値はほとんど変動しませんでした。
丁度セブンイレブンのこだわりたまごのサンドのような血糖値の変動グラフとなりました。

糖質量・糖質割合の割に食後血糖値が上がらなかった理由

糖質量がそれほど多くはないとはいえほとんど上がらなかったことは意外でした。
そこで食後血糖値がそれほど上がらなかった理由を考えてみました。
一つ考えられる理由はだし汁は飲まなかったことです。ここに砂糖として糖質が多く含まれていた可能性が考えられます。残念ながら砂糖の量までは公表されていないため、確かめる手段はありませんがかなり甘めの美味しい味付けなので的外れではないのではないかと考えています。

今回の実験でわかったこと

少なくともだし汁を飲まなければ三元豚のロースかつ煮は食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。ご飯の上にのせてかつ丼のように食べれば御飯の量によって食後血糖値は上がると思いますが、豆腐の上にこの三元豚のロースかつ煮をのせて食べれば食後血糖値は上がらない可能性が十分あります。

ロースかつ煮自体が食後血糖値を押し上げる影響がなさそうですので、豆腐にのせて同時に食べなくても、別々に食べてみても食後血糖値は上がらずにすみそうです(参考;カップラーメンと豆腐の食べ方による食後血糖値の違い)。カップラーメンと豆腐の食べ方では口の中で混ぜなければ食後血糖値を下げる効果は期待できませんでしたが、かつ煮そのものが食後血糖値が上がらないのであれば口のなかで混ぜる必要はなさそうです。もちろん食後血糖値を上げないサラダと一緒に食べても食後血糖値を上げることはないでしょう。

 

今後の検討課題

 

糖質量と糖質割合から予想される食後血糖値より今回の実験の食後血糖値が低く抑えられていました。その原因として出汁を飲まなかったことで、実際に摂取した糖質量が少ない可能性が考えられます。

次回だし汁もすべて飲んでみて食後血糖値がどうなるか調べてみたいと思います。
現在リブレの発注をしてはいますが私の手元に届いていないためしばらく血糖値の測定は行えません。リブレが届いたら私の体重と相談しながら気になる食材の食後血糖値を調べていきたいと思います。

他に気になるのが、コーヒーが食後血糖値に影響を与えるという記事を見たことです。カフェインが食後血糖値に影響を与える可能性があるそうです。もしかしたら以前お茶を飲んだ際に食後血糖値が上昇した(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係)のは、カフェインを含むお茶だった可能性が考えられます(残念ながらカフェインを含まない麦茶だったか、カフェインを含むお茶だったか覚えていません)。

機会があればカフェインと食後血糖値の関係を突き止めてみたいと思います。ただコーヒーを飲むと私の体調が悪くなるため、体調が万全の時に行いたいと考えているためしばらく時間がかかりそうです。

一つ謎を解くと別の謎が気になってしまいます。
食後血糖値と食べ物や食べ方の謎は深まるばかりです。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い