人の頭を書き換える方法

人の頭を書き換えるとはどういう意味でしょうか?
それは全く違う考え方に頭を切り替えるきっかけを与えることを意味します。

言い換えると常識を書き換えると表現しても良いのかもしれません。

人の考え方を変えるのは簡単ではありませんが、思いもしない一言で切り替わることがあります。想像すらしなかった常識の枠の外のことを知ることで、それまでの常識を打ち壊すことで頭が書き換わることがあります。

頭を書き換える一言

例えば糖尿病を例に考えれば、これまでの常識は一度糖尿病かかると治す方法なないということでした。

頭を書き換える一言は『糖尿病は失くなりますよ』です。最初は高かった血糖値が正常値になったグラフを見せながら治るわけではありません、失くなるんです。と伝えると皆様一瞬思考停止になられます。

または水いぼ摘除は『虐待では?』『差別では?』という一言があると思考停止に陥ります。
他には子供は親の言いなりになる奴隷ではありません。という一言です。

思考停止の後の解説

その後血糖値を上げるのは糖質だけであり、糖質を避けることを解説すると、思考停止からゆっくり頭が働くようになられるようです。

治らないことが常識だったものが、治る上をいく失くなるという表現によって衝撃を受け一瞬で頭が書き換わる準備をするのだと思います。信じるかどうかは別にして、これまでの常識とは異なる可能性があるの知るだけで大きな衝撃を受けるようです。

新しい考え方を取り入れた時点で頭が書き換わるようです。
虐待・差別、奴隷に関する話はそれぞれのリンクをご参照ください。

『虐待』や『差別』をしていませんか?

頭を書き換えるための一言として、いきなりこんなキーワードが出てくれば、戸惑うことでしょう。解説が加わればもしかして!と真っ白になるかも知れません。

詳しい話は水イボ摘除は虐待では?をご参照下さい

人と過去を変えることは出来ない?

過去を変えることは間違いなく出来ませんが、人を変えることはどうでしょうか?アドラーの心理学によると人の頭を書き換えるのはかなり難しいようです。しかし相手の想像をこえる一言で、もしかしたら書き換わるかも知れません。そんな相手の想像をこえる一言を探してみて下さい。

自分の頭の書き換え方は常識革命の起こし方をご覧下さい。

糖質回避で糖尿病・肥満が改善しない場合

糖質回避で肥満や糖尿病が改善しない場合を考えてみました。

タンパク質・脂質・糖質のうち、血糖値を上げるのは糖質だけなので理論上は糖質回避で糖尿病は改善するはずです。太る理由糖質依存による過剰摂取が原因だと思いますので、理論上でいえば肥満も改善するはずです。

改善しない場合は何が考えられるか検討してみました。

前提条件が間違っている?

前提条件とは血糖値を上げるのは糖質だけということと、糖質依存による過剰摂取という二つです。
糖質を完全に回避しても糖尿病・肥満が改善しないとすれば、この前提条件に間違いがある可能性が考えられます。多くの人は改善するので前提条件に間違いはないとは思いますが、改善しない人は何らかの原因ですり抜けてしまうのかもしれません。

本来人間の体では血糖値を上げるのは糖質だけのはずですが、何らかの理由でブドウ糖をつくり出す仕組みがしまったのだと思います。ブドウ糖を作り出す仕組みを考えてみました。

一つの仮説

  1. 通常は消化できない食物繊維を消化できる腸内細菌が生着しており(草食動物には生着しているので、いわば草食動物の腸内が再現されているイメージです)、食物繊維からブドウ糖を作り出すことができるのではないか?
  2. タンパク質や脂質をブドウ糖に変換できる腸内細菌が生着しており(そんな細菌が存在するかどうかは知りません)、タンパク質や脂質から血糖値を上げることができる。(通常は低血糖にならないと、ブドウ糖は作り出しません)
  3. 身体の血糖値の設定値がズレてしまい、設定値を下回ると身体が低血糖と勘違いしてタンパク質からブドウ糖を作り出してしまいます。

1.であれば草食動物のように野菜から栄養を効率的に取り込むことが出来る最も進化した人類なのかも知れません。糖質と共に食物繊維も避けることで改善するかも知れません。

2.であれば食べる総量を減らすか食物繊維を多く食べることで血糖値の急激な上昇を抑えるしか対策が思いつきません。

確認方法は持続血糖値測定を行い、お肉だけ食べて血糖値が上がらなければ1.ですし、お肉だけで血糖値が上がれば2.だと考えられます。いずれも糖質回避では血糖値が上がるので糖尿病や肥満を引き起こす原因となり得ます。

3.の確認方法は持続血糖値測定を行い、食事と血糖値の関係の確認と糖質回避で血糖値が変動するかどうかの確認です。これだと糖尿病が改善しない原因の説明にはなりますが、肥満には関係がないのかもしれません。

仮説の根拠

肥満の患者さんの腸内細菌をマウスに注入することで、肥満が再現されたこと。

本当かどうかはわかりませんが、青汁だけで生きている人がいるとテレビで見たことがあります。これを本当だと仮定すると食物繊維を栄養として使えるとしか考えられないからです。人間が消化できない食物繊維を栄養として吸収しているのであれば、自前で消化酵素を獲得したと考えるよりは腸内細菌に働きによると考える方が無理が無く合理的だと思います。

腸内細菌は偶然腸内に住み着き身体に影響を与えるのだと思います。

腸内細菌説の仮説の先

人間は自ら作り出すことの出来るビタミンは限られていますが、もしかしたら腸内細菌が知らない間に作り出せる人がいるのかも知れません。

そう考えた根拠は同じものを食べても脚気を発症する人と発症しない人がいたことです。腸内細菌がビタミンを作り出してくれる人は脚気を発症せず、作り出すことの出来ない人が脚気を発症したのかも知れません。

 

糖質回避・糖質制限を否定する理屈

糖質回避・糖質制限を否定する理屈を言う人たちがいます。その多くは受け入れると都合の悪い人たちです。もしくは新しいことを受け入れる気がないため頭が非常に固く、柔軟な発想を持ち合わせていない人です。

否定する理屈を言う人たちに共通しているのは、受け入れないこと・拒絶することを先に決め、自分自身を納得させる・自分自身に言い訳する理屈を探すことです。心理状態は言い訳する人達と同じです。先に否定することを決めてから理屈を考えるだけなので、議論する価値はないように思います。
否定する内容を聞いてみると、何の根拠も示さず○○が不安だとか○○だと思うという思いを言うだけのようです。

糖質回避をしたらどうなるかデータがないから不安

少なくとも糖質の害が多数あるのは確かです。
糖質回避は長期間経験した人はいないので確かにデータはありません。
しかし害があるのに、害がないかもしれないことをデータがないからと不安がるのは不思議です。

明らかに害があることがわかっていながら、やめるとどうなるかわからないから不安なのでやめない。
改めて書きますが、室内で火事が起こっているけれど、外に出ると車にはねられるかもしれないから外には出ないようなものです。外に車が走っているかどうかわからないのに。外が安全かどうかわからないから出ないと言っても、室内は危険であることは確かなのに。

物事が合理的に考えられないことを公言することと同じですから、あまり賢い説明とは言えないと私は思います。

糖質回避をしたらタンパク質摂取量が増えて腎臓に負担がかかるから不安

糖質回避をしたらタンパク質摂取量は一時的に増えるかもしれませんが、糖質依存から抜け出せるので食べ過ぎがなくなるため最終的にはタンパク質摂取量は糖質回避前とそれほど変わらないと思います。

一説によると人類は肉食(肉が主食)だった時代もあるようです。
その時代を生き抜くことができたので、肉食になっても生き抜けるのではないかと思います。
その上少なくとも腎臓は2つあるものが1つになっても生きていけるほど余裕のある臓器です。
お肉だけ食べただけで腎機能に問題が出てくるとは考えにくいです。
通常タンパク質・脂質しか食べない肉食動物より人類の方が腎機能の余力が少ないデータがあれば可能性がありますが、そのデータを示さず腎機能が不安というのはそれらしい言い訳を見つけただけのように思います。

糖質制限が寿命を短くしないか不安

確かに糖質制限の寿命に関する影響はわかりません。
ただし糖質を食べることで糖尿病を発症しなくても、血糖値が上昇することは確かです。血糖値が一時的に上昇することでタンパク質の糖化により血管障害を引き起こしていることは間違いなさそうです。その血管障害の蓄積が心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしている可能性があるので、糖質回避はこれらの可能性が下がるため寿命は延びるほうに働きそうです。
血液内で生じる糖化産物が障害を引き起こしている可能性が考えられる(糖化産物原罪説)。その障害が避けられることで寿命が延びる可能性が考えられる。

実際に寿命が短くなる可能性を考えてみます。
動物性タンパク質が多いと血管障害の報告があったと記憶しています。植物性タンパク質は過剰摂取でも問題がないそうです。
脂質の過剰摂取でも動脈硬化の報告があったように思います。
実際には糖質による血管障害の影響を考えると、動物性タンパク質の問題も脂質の過剰摂取の問題も糖質の害よりも小さいのではないかと私は思います。

植物性タンパク質(大豆・豆腐など)を積極的に食べるようにすれば寿命が延びることがあっても短くなる心配はなさそうです。
私は糖質回避をすると寿命は延びると考えていますが、実際に寿命がどうなるかは時間がたたないとわかりません。

糖質回避の不安をたとえ話に例えると

例え話を考えてみます。
家の中で小さな火事・ボヤ(糖質の害)が起きています。
外に逃げるべきですが、外(糖質回避)が安全かどうかわからない(糖質回避でどうなるかわからない)から外に出ないと言っているのです。
明らかな害があっても、外に出ると車にはねられるかもしれないから外には出ないと言っているのと変わりありません。
外の安全が確保されなければ外に出ないというのです。家の中は小さいとは言え火事なのに・・・。

明らかな害(糖質の害・小さな火事)がわかっていれば、まずは明らかな害を避けるべきではないでしょうか?
いるかどうかわからない車を恐れることが冷静な判断でしょうか?
私には糖質回避をしないために作り出した不安・言い訳にしか見えません。
(不安の心理は参考文献:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉をご参照ください)

糖質回避・糖質制限を否定する人達

  • 糖質・炭水化物だけが直接血糖値を上げる
  • 2型糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気である
  • 炭水化物をやめるとアレルギーがおさまる人がいる

これらの事実・状況証拠から糖質に問題があることは明らかです。

受け入れるか受け入れないかは各個人の問題です。私は是非ではなく、いつ受け入れるか時間の問題だと思います。何故なら状況証拠を集めれば集めるほど糖質の摂り過ぎの問題が明らかになるからです。

そして明らかに問題がある糖質・炭水化物を避ける糖質回避・糖質制限を受け入れないだけでなく否定する人達がいます。
特に糖尿病の治療をしている先生たちは、もしかしたら専門家だけに受け入れにくいのかもしれません。

受け入れることを拒絶するのは受け入れると損をする医師、製薬会社、テレビ局です。

糖質の害を受け入れられない

俗に頭が固いと言われる人は新しいことを受け入れる素養がないようです。
血糖値を直接上げる食べ物は糖質だけという事実を積み上げれば糖質の害は明らかだとは思うのですが、受け入れられない人にとっては信じられないようです。
特にこれまで糖尿病の誤った治療(これまではわからなかったのですから、間違っていても仕方がありません)をしていた人は、治療が間違っていたことから受け入れなければならないので心理的に大きな抵抗があるようです。

糖質回避を受け入れると都合が悪い人達

糖質の害を受け入れると、糖尿病の治療方針そのものが根底から変わってしまいます。
そもそも患者さんが糖質を避けることができれば、病院に行く必要がなくなるかもしれないのです。患者さんがいなくなってしまうと考えると、糖質の害を受け入れたくないのもわかる気がします。自分たちの都合が悪いため受け入れないのです。

自分達の存在意義を失うので受け入れない可能性があるのです。

糖質回避を受け入れないのは誰の為?

2型糖尿病で糖質を食べると血糖値が上がり、糖質を食べないと血糖値が上がらないのは確かです。信じられない方はネットで調べられれば出てくると思います。

糖尿病の第一選択の治療は炭水化物を避けることだと思います。
食べ物を選べば薬はいらないのです。(2型糖尿病が薬無しで治りましたをご参照)

これらは間違いありませんが、その糖質回避を受け入れないとすれば誰のためでしょうか?
糖尿病の治療をしている先生の目的が、お金だと絶対受け入れないことでしょう。
先生の目的が患者さんの幸せであれば、即座に受け入れることでしょう。受け入れないまでも、必死で情報を集められると思います。
糖尿病の先生に糖質回避のことを尋ねられて、即答で拒絶されたらもしかしたら先生の目的はお金かもしれません。(そんなことはないと思いたいですが)

糖質回避が広まると都合の悪い企業

糖尿病のお医者さんも都合が悪いと考える方もおられるも知れませんが、糖尿病の治療薬を売っている製薬会社にとっては非常に都合が悪いと思います。糖尿病治療薬は年間3000億円以上の市場だそうです。その何割かでも無くなると考えると倒産はしないまでも、経営に打撃があるのは間違いありません。

もしかしたら製薬会社はスポンサーとしてテレビ局に圧力をかけて、糖質制限に関して放送しないように仕向けているかも知れません。ダイエットとしては視聴率を稼ぐために放送しても、糖尿病の食事療法として大々的に放送しないのはスポンサーの意向が働いているのではないかと思います。

そういう意味ではテレビ局もスポンサーの経営が傾いて、スポンサーを撤退するかも知れない糖質と糖尿病の関係の放送は都合が悪いのでしないようです。

真実はインターネットで広めるしかないのかも知れません。このサイトのように。

慢性蕁麻疹が糖質回避で改善?

慢性蕁麻疹の患者さんがお一人改善しました。タイトルの?は症状が楽になるもののまだ蕁麻疹が出るため?をつけています。

糖質を2・3割程度減らされたそうです。蕁麻疹の出方が半分程度におさまってきたそうです。

お一人は慢性蕁麻疹で糖質をやめても蕁麻疹が続く方がおられるので、蕁麻疹に対する糖質回避の効果はまだわかりません。

糖質回避と同じタイミングは偶然かもしれませんが、改善している情報は、糖質が関係あるなしに関わらず喜ばしいことです。

完全にやめることで慢性蕁麻疹も失くなるといいですね。

糖質回避で慢性蕁麻疹が改善する病態(仮説)

お一人は糖質完全回避で改善せず、お一人は軽度糖質回避で改善している病態を考えてみます。

血糖値が上昇することで糖化産物が産生され、糖化産物が何らかの機序でアレルギー反応から蕁麻疹を引き起こす可能性が考えられます。

糖化産物が一定量たまるとアレルギー反応の引き金を引く可能性があるため、糖化産物の半減期(代謝・排出され半分になる期間)によって改善するまでの期間が異なる可能性が考えられます。糖質をやめてもしばらく糖化産物が体内に蓄積しており、症状が改善しない可能性が考えられます。

また症状を引き起こす一定量をはるかにこえる量の糖化産物が蓄積していると、改善までに時間がかかるのかもしれません。

仮説が正しいとしても、原因となる糖化産物の半減期とアレルギーを引き起こす一定量の兼ね合いで症状が改善するまでの時間が人によって異なる可能性が考えられます。

引き続き分かったことがあれば掲載していきます。

糖質回避でアトピー性皮膚炎が改善する(仮説)

糖質回避でアトピー性皮膚炎は改善する可能性が十分あります。
2型糖尿病のように病気自体が治るもしくは失くなるかどうかはまだ不明ですが、アトピー性皮膚炎は糖質回避により改善しそうです。

現時点で4人の患者さんが改善しておられます。
症状はまだあるものの、薬の量を減らすことができているようです。
今後の経過次第ですが、もしかしたら2型糖尿病のように病気自体が失くなるかもしれません。

現時点でわかっていることです。

  • 糖質を大量に食べると翌日にアトピー性皮膚炎が悪化する患者さんがおられる
  • 野菜の後にご飯を食べるようにするとアトピー性皮膚炎は改善し、先にご飯を食べるとアトピー性皮膚炎が悪化した患者さんがおられる
  • 炭水化物を控えるとアトピー性皮膚炎が改善する患者さんが4名おられる
糖化産物が一定量生じるとアトピー性皮膚炎を引き起こす(仮説)
糖化産物が一定量生じるとアトピー性皮膚炎を引き起こす(仮説)

仮説(事実から推測できること)

ブドウ糖とタンパク質が結合して生じる糖化産物が一定量生じることで、免疫機能に影響を与え過剰に働きすぎるようになり、様々なアレルギーを引き起こす。皮膚に対してアレルギー反応を起こすとアトピー性皮膚炎を生じる。
糖質を食べ過ぎると翌日アトピー性皮膚炎が悪化する患者さんがおられることより、糖化産物が原因だとすれば日常の糖質がぎりぎり許容範囲で、食べ過ぎると糖化産物がアトピー性皮膚炎を悪化させる一定量をこえてしまう可能性が考えられる。
日頃から許容量をこえている患者さんはアトピー性皮膚炎が重症である可能性が考えられる。

確認方法(間接的な証明)

糖化産物が原因であることの直接の証明は困難ですが、糖質を控えることで改善することがわかれば、仮説が正しい可能性が示唆されます。
アトピー性皮膚炎の患者さんに糖質を控えてみてもらう。もしくは糖質をやめてもらうことで改善するかどうかを確認していただく方法です。

更に踏み込んで確認するのであれば、糖質を食べたとしても血糖値の上がりにくい食べ方(たんぱく質・脂質を食べた後で糖質を食べる等)をすることでアトピー性皮膚炎が改善することが他の患者さんでも確認されれば、糖質が問題なのではなく血糖値の上昇が原因であることが証明されます。

Twitter、Facebookはじめました。

少しでも多くの方々に呉からの風を知ってもらいたくてTwitter、Facebookをはじめました。とはいえ使い方がわからないので、差し当たりこのサイトの更新情報を流すだけの予定です。

ご興味あればよろしくお願いします。

糖質回避、糖質と病気の関連の医療分野だけではなく、心理学や子育て、経済、政治など幅広く気づいたことを書いていきます。

良かったらご覧ください

糖質回避・糖質制限が広まらない理由

糖質回避・糖質制限が広まらない理由を考えてみました。

考えついた理由は2つです。一つは伝達手段の大人の都合、もう一つは受け入れてもらえない

伝達手段

情報が広まるには情報が拡散されることが重要です。一番の情報拡散ツールは今のところまだテレビです。インターネットはプル型(引き出し型)に対してテレビはプッシュ型(押し出し型)の情報伝達手段です。欲しい情報がわかっている人にとっては、インターネットは欲しい情報を取り出す最適のツールです。テレビはただつけておくと情報を垂れ流します。何を知れば良いのかわからない人にとってはある程度有意義な情報を垂れ流してくれるテレビはありがたい存在です。

問題はテレビの情報は偏りがあることです。テレビで放送する目的が正しいことを伝えることではありません。(私はそうだと思いと思っていますが、現時点では残念ながら違います。)

テレビの放送する目的

テレビの目的は利益のようです。資本主義ですからある意味では仕方が無いとは思います。利益が目的のためスポンサーが一番大切であり、次に視聴率が大切です。視聴者は利益を確保する手段であり、満足してもらうことが目的ではありません。

スポンサーと視聴率には逆らえない

糖質回避・糖質制限で痩せることが出来るとダイエット関連スポンサーは困ります。糖質回避・糖質制限を放送するとダイエット関連企業は多少難色を示すでしょう。スポンサーが減っている昨今、糖質関連の放送するとスポンサーをやめるというやり取りは容易に想像できる話です。

糖質をやめることで2型糖尿病が治る事実も不都合な会社があります。糖尿病の薬を販売している製薬会社です。製薬会社は有力なテレビスポンサーなので、糖質と糖尿病の関係も正確にテレビを通じて伝えられる可能性は低そうです。

唯一スポンサーの縛りが無い放送局がありますが、残念ながら視聴率を気にしているのが現状です。視聴率が取れそうな見込みがなければ、放送されないのです。

スポンサーと視聴率でテレビが動いている時点で、質関連の放送は期待できないようです。

かつての薬害問題も利益優先で人命や健康が置き去りにされていました。

今回もそれに近い状況だと私は思います。糖尿病薬メーカーの都合で、糖質の害を報道しないようです。

国民のためには報道するべきだと思うのですが、世の中は正義ではなくお金で動いているのですね。つくづく実感します。

ちなみに盲腸(虫垂炎)で死ぬことがあっても内科の先生が手術を否定していた時代、手術を広めたのは当時最新のメディア新聞だったそうです。(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす)

受け入れてもらえない

人は常識を元に考えて快適な生活しています。その常識を遥かにこえる話は非常識なこととして検討に値しないととして、最初から拒絶するのです。常識に外れたものは無駄なものとした取り除くように頭の使い方が慣れています。(常識について)

食べ物で糖尿病が治るとかアレルギーが治るとか、これまでの常識では理解不能です。

もしかしたらあり得る?

もしかしたらあり得るかも知れないと考えることです。拒絶してしまえばそこで終わりです。もしかしたらと考えることです。

百聞は一見にしかず

事実は事実です。その事実をどのように解釈するかは各個人の問題です。太陽が地球の周りを回るようにみえますが、地球が動いていると解釈するのか太陽が動いていると解釈するのかは各個人の問題です。

事実からもしかしたら?と考えて、自分の常識の殻を破ることをお勧めします。

常識の入れ替え方は詳しくは常識革命をご覧ください

糖質回避の病気に対する効果 途中経過

糖質回避をされる方が少しずつ増えています。
今のところ50~60人程度糖質回避を始められたと思います。
糖化産物原罪説で考えると、様々な病気が治る可能性が考えられます。
あくまでも仮説の段階ですが、現時点でわかったことをお伝えします。

アトピー性皮膚炎 3人改善された方がおられます。
ニキビ 私も含め3人改善された方がおられます。
2型糖尿病 お一人病気が治りました。
(薬を一切使っていないため病気が失くなったが正確な表現かもしれません。)

慢性蕁麻疹 お1人改善しなかったそうです。

病気が治ってしまう。失くなってしまうと来られないので改善率が何パーセントということは言えませんが、食べ物を選ぶだけでアトピー性皮膚炎、ニキビは改善しそうです。2型糖尿病は間違いなく効くと思います。

蕁麻疹に関してはもしかしたら、炭水化物を食べなくなっても体内に産生された病気の原因となる糖化産物の濃度が高く(元のタンパク質によって半減期が異なるようです)すぐには改善しないのかもしれません。引き続き糖質回避をされるそうなので、改善を期待しています。

糖質回避有効

  • アトピー性皮膚炎
  • ニキビ(尋常性ざ瘡)
  • 2型糖尿病

糖質回避無効?

  • 慢性蕁麻疹

炭水化物は食べなくていいんですか?

炭水化物は食べなくていいんですか?良くある質問です。

炭水化物は無理に食べなくていいんです

無理に食べる必要はありません。
簡単に説明できる理由は2つです。

  • 炭水化物・デンプンは体の構成成分ではない。
  • 他のもので代用できる。

体の構成成分ではない

体に炭水化物である殿粉はどこにもありません。デンプンがあるのは植物だけです。植物の貯蔵物質がデンプンです。身体の構成成分ではない炭水化物を無理に食べる必要はないのではないでしょうか?

他の食べ物で代用できる

炭水化物は消化されブドウ糖として吸収されるだけです。
ブドウ糖はたんぱく質からも作り出せるので、無理に炭水化物から食べる必要はありません。

炭水化物が当たり前に食べられていた理由

炭水化物を主食として食べているのは農耕が始まった1万年前から、江部先生が提唱されるまで誰もやめるという発想がなかっただけのことです。
誰も人間にとって最善の食べ物かどうか確かめることなく、続けられていただけのことです。
栄養学の発達も、栄養学が始まる時点で当たり前に食べていた炭水化物を食べるかどうかの発想がなかったので、炭水化物を食べる前提で栄養学が形作られました。
炭水化物という砂の上に栄養学は築かれていたようです。

害がなければ食べても問題ないとは思いますが、肥満2型糖尿病原因なので、立ち止まってゼロから食べるかどうか考える時期だと思います。
もしかしたらアレルギーの原因かもしれません。

炭水化物に問題があることがわかってきた今、砂の上の栄養学も崩れつつあります。
そもそも主食という考え方が良いのか悪いのかという根本的な話から崩れるかもしれません。

ちなみに炭水化物を食べないのが信じられない、受け入れられないのは炭水化物・糖質依存の一症状の可能性があります。
例えばパチンコ依存症の方がパチンコがないと生きていけないと感じるのと同じですし、タバコ依存であるニコチン依存症の患者さんがタバコがない生活が想像できないのと同じだと思います。依存ではない人にとっては、そんなものはなくても生きていける。気にもしたことないものです。
炭水化物がなくては生きていけないと思い込んでいるのは、糖質に騙された錯覚かもしれません。
事実炭水化物は食べなくても生きることができます。