糖質一度に食べ過ぎ症候群の病態(仮説)

先日発表した糖質一度に食べ過ぎ症候群の病態、病気の起こるメカニズムの仮説を考えてみました。基本的には約2年前に書いた糖化産物による免疫機能の異常が原因だと考えています。その後様々な情報が蓄積できましたが、やはり糖化産物によるものと考えて矛盾しない状況です。糖化産物とは糖とタンパク質が不可逆的に結合するものです。熱を介して糖とタンパク質の結合はメイラード反応と言われ、食べ物を焼くと色が変わる反応です。例えばパンに焼き目がつくのも、肉が焼けるのもメイラード反応の一種です。熱の有無に関わらず糖とタンパク質が結合する反応が糖化反応で、糖化産物の生成量は糖の濃度に依存すると考えられます。血糖値が上昇することで糖化産物が多く作られるはずです。多数作られた糖化産物の中で免疫に働きかけ、人体に害をもたらす反応が起きている可能性を考えています。
もしかしたら糖そのものが免疫細胞に働きかけるメカニズムがある可能性は否定できません。いずれにしても糖が原因であり、一時的な血糖値の上昇が引き金・トリガーになっていることは間違いなさそうです。糖化産物が絡んでいるかどうかはいずれ解明されると思いますが、現在ではまだわかりません。

繰り返し血糖値が上昇した結果生じる2型糖尿病も糖質一度に食べ過ぎ症候群に含めても良いのかもしれません。一度に糖質を食べなければ血糖値が上昇しないからです。3食ではなく6食あるいは9食など小分けで食べるのであれば、2型糖尿病すら治る可能性が考えられます。

糖質一度に食べ過ぎ症候群を引き起こす血糖値以外のもう一つの病態を考えています。ここで書く糖化産物はブドウ糖がタンパク質に結合する糖化産物を想定し、ブドウ糖濃度である血糖値が目安になると考えています。しかし砂糖(ショ糖)を多く含むものや果糖を多く含む果物を食べた際に、ニキビなどを生じることが多いようです。砂糖はブドウ糖と果糖の結合したものです。つまり体に入るとブドウ糖と果糖に分解されます。ブドウ糖の血中濃度は血糖値と言われます。血中の果糖の濃度は通常問題にされることはありません。何故なら果糖はブドウ糖の約10倍糖化反応を引き起こしやすく生体への毒性が高いため、肝臓でブドウ糖よりも優先して代謝されます。そのため血糖値のように血液中に絶えず存在する訳ではないためです。果糖の摂り過ぎによる病気が糖質一度に摂り過ぎ症候群の中に隠れている可能性が否定できません。通常の糖質と果糖の摂り過ぎの違いにより病気が異なるかどうかを見極めるためにはもう少し時間がかかりそうです。

糖により免疫機能異常が引き起こされる

糖質一度に食べ過ぎ症候群は免疫機能障害が病気の本態のようです。免疫機能障害には二つ起こります。一つは免疫不全、一つは自己免疫です。免疫不全は本来働くべき免疫が働かないものです。自己免疫とは本来働いてはいけないはずの自己細胞に対する免疫障害です。身体をウイルスや細菌感染、癌細胞から守ってくれる免疫は無数の敵に対応するため、すべての組み合わせを作ってから自分の身体の細胞の分のスイッチだけ切る仕組みが採用されています。自分の身体の細胞の免疫スイッチを切り忘れたのが自己免疫です。
スイッチのオンとオフと考えるとわかりやすいと思います。本来は働かなければならないものが切れている(オフ・免疫不全)ものと、本来働いてはいけないものが働いている(オン・自己免疫)のです。本来働くべきスイッチのオンとオフが入れ替わっているのです。一見関係のなさそうな病気の本質が実は免疫の働き方の表と裏なのです。

自己免疫性疾患

例えばアトピー性皮膚炎では本来切れているべき皮膚細胞に対して自己免疫が働いてしまいます。皮膚細胞が攻撃され傷んでいるので汗が刺激になり悪化します。汗は悪化因子に過ぎません。花粉症では鼻や目の粘膜の細胞に対して自己免疫が働いてしまいます。粘膜細胞が攻撃され傷んでいるため、花粉に対して反応してしまうのです。花粉は悪化因子にすぎません。悪化因子ですから汗や花粉により症状は悪化します。仮に原因だとすると、汗や花粉がある限り治るはずがありません。しかし現実には糖質を控えることで症状は出なくなります。何故なら糖質による自己免疫に過ぎないからです。この病態からすると自己免疫性疾患も俗にいわれるアレルギーも病態は全く同じで、自己免疫のターゲットが外界に接する細胞か否かというだけのことです。外界に接する細胞は刺激を受けているため、悪化因子と反応しますがその悪化因子をアレルゲンとして原因のように錯覚しているに過ぎません。病気の正体は糖質です。

免疫不全

免疫不全の一つはウイルス感染によるイボ(尋常性疣贅)です。無数にある免疫の中でウイルスに対する免疫だけがピンポイントで免疫不全を引き起こした結果イボを発症するようです。糖による本来ピンポイントの免疫不全の数が増えて易感染性として認識されるようになるのが、糖尿病における免疫不全の病態のようです。
ピンポイントの免疫不全が癌細胞に対して起こってしまえば癌を発症するのです。幸い癌は様々な免疫の組み合わせにより阻止するため簡単には発症しませんが、偶然免疫不全がいくつも組み合わさってしまうと発症してしまうようです。逆に考えれば糖質を控えることで免疫不全が重なる可能性が低くなるため、癌を発症しにくくなるはずです。糖質を摂ると発症頻度が上がるのは、糖質を摂り過ぎた結果発症する2型糖尿病の患者さんに癌の頻度が高いことが示唆しています。癌についての仮説は改めて詳しく書きたいと思います。

糖質一度に食べ過ぎ症候群の根底にあるもの

糖質一度に食べ過ぎ症候群は糖質依存の一症状、つまり糖質依存症の一種なのかもしれません。糖質依存のため自己抑制がでず、糖質を一度に食べ過ぎるのです。自分ではコントロールできなくなることが特徴です。病気になるとわかっていてもやめられないのが依存の心理の怖いところです。糖質依存は禁断症状まであるのが特徴です。我満出来ない強い空腹感が禁断症状なのです。強い空腹感を我慢しているとピークを越えるのが禁断症状である証拠です。
出来るだけ糖質を回避するという考え方、糖質回避という考え方がお勧めです。無理に人に勧めるようなものではありませんが、糖質回避を信じてくださった方は健康になっていきます。病院に行かなくてすむようになったため人生が変わった人も何人かおられます。

糖質依存を抜け出し方は糖質を少しずつ減らすのではなく、食べるか食べないかです。糖質を少し食べると余計食べたくなるため、3食の糖質を少しずつ減らすと我慢の度合いが強くなります。3食のうち1食・2食と糖質を食べないようにし、おかずだけ食べるようにするのが糖質依存から抜け出しやすくなります。

糖質一度に摂り過ぎ症候群

少し幼稚な命名かとは思いますが、患者さんにわかりやすい表現のため糖質一度に食べ過ぎ症候群という症候群を提唱したいと思います。糖質一度に食べ過ぎ症候群とは原因を埋め込んだ命名で、糖質を一度に食べ過ぎることで発症する病気すべてを含む幅広い疾患概念です。まだわかっていないものも含めて無数にあると私は考えています。もしかしたら病気と認識されているものの7割~8割は糖質一度に食べ過ぎ症候群なのではないかと考えています。既に患者さんには説明に使っています。(通常病名は医者同士で情報交換するために使われますが、糖質一度に食べ過ぎ症候群は、患者さんに受け入れてもらって食べ方を工夫するだけで改善が期待できるため医者と情報交換する必要はないと考えています。)

何故一度に食べ過ぎかというと小分けで食べれば症状が出にくいからです。一度に糖質を沢山食べた際に症状が翌日には出てしまいます。因果関係が理解しやすい病態のものを糖質一度に食べ過ぎ症候群として定義したいと思います。
現時点で因果関係がはっきりしているのは、アトピー性皮膚炎とニキビです。全員に当てはまる病態かどうかは検討の余地がありますが、これらの多くは間違いなく糖質一度に食べ過ぎ症候群です。糖質を一度にたくさん食べると遅くとも翌日、早ければ2・3時間で症状が出現します。これまでみんなが気付かなかったことが不思議なほどほどはっきりとした因果関係があるのです。糖質を一度に沢山食べて、4・5日と少し遅れて出る乾燥肌も糖質一度に食べ過ぎ症候群の一つです。

病態は似ていると考えられる、糖質による他の病気も糖質一度に食べ過ぎ症候群に入れることができると思います。例えば花粉症などのアレルギー性疾患も糖質一度に食べ過ぎ症候群としても良いのではないかと考えています。他にも食べ過ぎたことですぐに発症するわけではない円形脱毛症や尋常性白斑などの自己免疫性疾患イボや水いぼなどの慢性感染症なども、糖質を一度に食べ過ぎることを繰り返す結果生じていることが考えられます。糖質を食べ過ぎないことで改善している人たちがいることがその状況証拠です。もしかしたらこれらの疾患は糖質の一回量ではなく、トータルの量に影響があるのかもしれません。現時点では糖質一度に食べ過ぎ症候群なのか糖質食べ過ぎ症候群なのか確かなことは言えませんが、私は血糖値の急上昇による糖化産物により病気が引き起こされる仮説を考えているため、これらの疾患も糖質一度に食べ過ぎ症候群なのではないかと考えています。

実は糖質を控えることで改善する2型糖尿病も糖質一度に食べ過ぎ症候群に入れても良いのではないかと思います。何故なら糖質を一度にたくさん食べることで血糖値が急上昇し、血糖値の急上昇を繰り返すことで結果として血糖値が下げられなくなる病態だからです。少しずつ小分けにして何回にも分けて糖質を食べることで血糖値が上がりにくくなるため、2型糖尿病を発症しにくくなると考えます。つまり3食で食べる食事を1回量を減らして回数を増やす、具体的には半量にし6回食で食べるようにしてしまうのです。3食を6食が難しいといっても、デザートを食べていればそのデザート分を時間をあけて食べるだけで一度にデザートも食べていた3食が、通常の食事3食プラスデザートを時間を空けて食べる3食で計6食にすることができます。これだけで血糖値の急上昇が抑えられ、2型糖尿病にはなりにくくなるはずです。

糖質一度に食べ過ぎ症候群は糖質に関わる病気すべてを含む症候群で、後天的(生まれつきではない)な免疫に関わる病気全てに当てはまる可能性のある限りなく壮大な症候群だと私は考えています。
もしかしたら癌すら糖質一度に食べ過ぎ症候群の一種かもしれません。突拍子もない発想ですが、前癌病変である異形成は2人程糖質の食べ方で改善していますから、あながち全くの出鱈目ではないと考えています。前癌病変に効果があるのであれば、より免疫が働くはずのガンでも効果が期待できると私は考えています。
現時点でアトピー性皮膚炎は糖質を一度に食べ過ぎると数時間で痒くなり(糖質一度に食べ過ぎ注意報)、翌日には赤くなります(糖質一度に食べ過ぎ警報)。ニキビは糖質を一度に食べ過ぎると早ければ数時間遅くとも翌日には赤くなります。糖質を一度に少し食べ過ぎると小さいニキビ、糖質を一度に多く食べ過ぎると大きなニキビになります。乾燥肌は糖質を一度に食べ過ぎると4・5日してから乾燥するようです。ちょうど日焼けの後時間差で皮が剥けてくるのと同じ病態のようです。

糖質一度に食べ過ぎ症候群という病気の捉え方。もしよかったら受け入れてみてください。様々な病気を避けることが出来るようになるかもしれません。

ちなみに糖質を一度に食べ過ぎてしまう理由は糖質依存により自己抑制できない状態の可能性があります。多くの人が糖質に依存状態で、立派な禁断症状まであるのです。良かったら自分自身が糖質依存状態ではないか考えてみてください。もし糖質依存の状態であれば糖質回避という考え方で糖質依存から抜け出す方がお得だと私は考えています。

2017.7.17追記
既にカテゴリ名は変更していましたが、タイトルを糖質一度に摂り過ぎ症候群に変更しました。変更の目的は食べ物だけではなく糖質を含む飲み物でも発症する可能性があるからです。そのため食べ物・飲み物すべてを含む表現として糖質一度に摂り過ぎ症候群と名称を変更しました。

病気を避ける理想の食べ方

病気を避けるための理想の食べ方の提案です。
血糖値が一時的に上昇することで様々な問題が起こるようです。
糖質によって上昇した血糖値が下がらなくなるのは糖尿病ですが、一時的に上昇するだけでも様々な問題が起こるようです。糖質回避という食べ方を提唱し始めた当初は、糖質依存から抜け出すことを目的に糖質を食べるか食べないかの2択しかないと考えていました。しかし現実には糖質を食べながら病気を避ける方法があることがわかってきました。糖質依存のままでも病気を避けることができるようなのです。
そこで病気を避けるために血糖値の上昇しにくい食べ方を提案します。主に2つです。糖質の量を控えるか糖質の急速な吸収を抑えるかです。

理想の食べ方の理屈

血糖値の上昇しにくい食べ方の理想は糖質を食べないことです。何故なら糖質だけが直接血糖値を押し上げるから、その糖質を食べなければ血糖値が上昇しないという非常に簡単な理屈です。世間で言われている糖質制限ではなく、私は糖質回避という考え方を提案しています。何故なら自分の意思で糖質を避けることを制限とは言わないからです。自分の意思で避けるので他人から制御される制限という言い方ではなく、回避という表現が適切だと考えます。糖尿病治療中や腎機能障害や肝機能障害などで食事制限がある人以外は、糖質を食べないことを理想とします。糖質さえ食べなければ、タンパク質や脂質はお腹いっぱい食べることが出来るので、我慢する必要のない食べ方です。そもそも糖質を食べなければ、糖質の食べ方を気にする必要は全くありません。ただし長期的にみると動物性タンパク質や動物性脂質を多く摂りすぎると、問題が起こる可能性が指摘されてはいます。植物性タンパク質や植物性脂質ではそのような指摘が今のところないため長期間糖質を食べないのであれば、植物性タンパク質や脂質を中心に摂るようにする方が無難なようです。糖質制限(私の主張する糖質回避)をすると食べる量を我満することなく、食べるものを選ぶだけで痩せることができるため、ダイエット法として最適です。そもそも人間が太る原因が糖質依存による糖質の過量摂取なのですから、糖質回避により体重が減るのは当たり前といえば当たり前です。

ここまでは糖質を食べなければ病気になりにくいと書きましたが、必ずしも糖質をゼロにしなければ病気が治らない訳ではないこともわかってきました。そこで糖質を食べる場合の食べ方を提案したいと思います。

糖質による病気は血糖値の上昇が何らかの関わりがありそうなので、以下の血糖値の上がりにくい食べ方により改善が期待出来ます。糖尿病の改善も期待出来ると思います。

糖質の食べ方

糖質だけが直接血糖値を押し上げます。糖質の食べ方により血糖値の上がり方には違いが出ます。

糖質の吸収を抑えるか、糖質そのものの摂取を抑え血中濃度の上昇を抑えるかです。

糖質以外(オカズ)のものから食べる

野菜から食べることを勧める人がいますが、惜しい考え方です。何故なら糖質と糖質以外で分けて考えるべきであり、野菜にこだわる必要がないからです。その根拠は糖質が血糖値を上げるのですから、糖質の吸収を邪魔してくれれば必ずしも野菜でなくても肉でも魚でも良いはずです。極端な話をすれば、理屈の上ではナッツ類などの脂肪分でも血糖値の上昇は抑えられるはずです。

つまり食事の際は糖質以外のオカズから食べるのが正解だと思います。

オカズなしでいきなり糖質を食べることの出来る、パンや麺類は食べ方の注意が必要です。糖質の吸収を邪魔してくれるオカズなしでいきなり糖質を食べるため、血糖値が急上昇する可能性があります。出来ればサラダや唐揚げなどを食べてから糖質を食べることがお勧めです。

お子さんの場合、オカズを食卓に並べ、オカズを一品食べた時点で御飯をついであげるようにするだけで自然とオカズから食べるように制御出来ます。

お菓子の場合もオカズから食べることがお勧めです。お菓子の場合オカズがないので、オカズ代わりにゆで卵やチーズ、ソーセージ、枝豆、ナッツ類など糖質以外のものを食べてからお菓子を食べるルールにすることです。

もしチョコレートを食べるのであれば、砂糖ゼロのチョコレートがお勧めです。

一度にたくさん糖質を食べない

一度に食べた糖質が足し算されてしまいます。一度に食べた糖質が消化され血糖値を押し上げるのです。一時的に上昇した血糖値が引き金となり病気を引き起こすようです。お米もパンも麺も果物などのデザートも一度に食べれば全て足し算されてしまうのです。つまり一度の食事量を減らし食事回数を増やす方が、トータルで食べる量が増えても血糖値は上昇しにくくなります。逆に食べる量が同じでも食事回数を減らして一度にたくさん食べると血糖値が急上昇してしまいます。極端な話をすれば、同じ量を3食ではなく6食にわけて食べると血糖値が上がりにくいため、症状が出にくくなるのです。

たとえ話をするとラーメン・チャーハンセットを食べると症状が悪化する場合でも、お昼にラーメンを食べて時間をあけてオヤツにチャーハンを食べると症状が悪化しない場合があるのです。別の例えをあげると一度に大盛りを食べると症状が悪化しますが、小盛りを二回に分けて食べると症状が悪化しない可能性があるのです。

日頃三食食べている人が、忙しくて一食食べ損なって次の食事で一度にたくさん食べると症状が悪化するのです。お昼忙しくて夜ドカ食いしてしまうと症状が悪化します。お昼を食べ損なっても、夜ドカ食いせずいつも通り食べるようにしましょう。どうしても食べたければ、時間をあけて追加で食べるようにしましょう。もしくはオカズをドカ食いするようにしましょう。決して糖質をドカ食いしないことです。

食後に果物や甘い物を食べるデザートという食べ方も良くないようです。何故なら食事で食べた糖質にデザートの糖質が足し算になるからです。食事の糖質により上昇した血糖値が下がってから、改めて食べる方が良いので、果物や甘い物を食べる際には食事から時間をあけて食べる方が良いはずです。

デザートを時間をあけて食べるようにすれば、3食の食事がデザートの分食事回数が増えて、身体にとっては4食になるのです。

果物・お菓子を食べる場合

果物・お菓子は食べないことが一番の理想ですが、上記のルール通り果物・お菓子を食べる場合もオカズから食べることと一度にたくさん食べないことです。詳しくは果物・お菓子の理想の食べ方をご参照ください。

ジュースを飲む場合

ジュースは飲まないことが理想ですが、飲む場合には砂糖・糖分・糖質の含まれていないものを選びましょう。詳しくはジュースの選び方をご参照ください。

まとめ

糖質は食べないで済むなら食べないことが理想です。食べるなら食べ方には注意が必要です。何故なら糖質は依存性があるため、知らず知らずのうちに糖質依存に陥ってしまうからです。

糖質は美味しい反面依存性のある言わば禁断の食べ物です。美味しさに引き込まれて無防備に食べるのではなく、その危険性を理解した上で上手な食べ方を身につけましょう。

上記のように糖質以外の物から食べること、一度にたくさん食べないこと、この2点を気をつけるだけで病気になりにくいはずです。私は免疫が関わる病気の多くが糖質のせいだと考えています。糖質の食べ方を気をつけるだけで、世の中の病気の大半がなくせると考えています。良かったら実践してみて下さい。私の食べ方を実践して人生が変わった人が大勢おられますよ。

参考リンク

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)

糖質を使う発想

糖質は食べないに越したことはないようです。何故なら様々な害を引き起こすからです。肥満はもちろん2型糖尿病各種アレルギー、自己免疫性疾患や慢性感染症なども引き起こすようです。その証拠に糖質を控えるだけで簡単に症状が失くなります。

糖質を食べることで問題を引き起こすメカニズムはまだわかりませんが、状況証拠から考えると血糖値が関与していることは間違いなさそうです。血糖値が下がらなくなることが問題の糖尿病はもちろんですが、他の病気も血糖値が関与しているようです。

血糖値は糖質を食べることで上昇します。逆に糖質を食べなければ必要以上に上昇することはありません。かといって糖質を食べないことで血糖値が下がれば、タンパク質を消化したアミノ酸から糖を生み出すことが出来るので問題ありません。これが糖質を無理に食べる必要がない根拠です。

糖質を食べなければ通常なら血糖値は上昇しないはずですが、強いストレスや悩みごとなどがあるとストレスホルモンの影響で血糖値が上昇してしまうことが考えられます。糖質を食べないのに血糖値が上昇してしまうのです。生理前にニキビが出来やすいことを考えると、女性の方の場合生理前には血糖値が上昇している可能性が考えられます。

糖質を食べなければ血糖値は上がりませんが、下げることが出来ません。血糖値を下げるためには糖を使うしかありません。激しい運動をする必要はありません。歩くだけでも良いはずです。

食べ方と運動の勧め

糖質による害でお悩みの方は糖質回避がお勧めですが、上手くいかない場合には歩くことをお勧めします。運くことにより糖を消費することを考えますと、朝昼は糖質を多少食べても糖が使われる分血糖値の上昇は抑えられるはずです。逆に夕食を食べた後で動かないため、糖が消費されず朝昼に比較して血糖値が上昇してしまう可能性が考えられます。

糖質を食べないに越したことはありませんが、糖質を食べるのであれば動くことで多少でも消費される朝昼に食べる方が夕食で食べるよりお得なようです。糖質を食べるのであれば、歩くだけで良いので運動することだと思います。暑くも寒くもないショッピングモール内をお散歩することがお勧めです。

うつ病の人に提案

動くことで糖を使うという発想は知人からうつ病の人がいて悩んでいる相談から生まれました。糖質回避は以前からお伝えしていましたが、症状が良くないことから運動により糖を使うことを提案してみました。

一説によるとうつ病は小麦のタンパク質グルテンが原因の一つだそうです。私は糖質が原因だと思います。引き金は糖質を食べることで血糖値が上昇し、ストレスにより血糖値が下がらなくなることが考えられます。血糖値は血中のブドウ糖濃度のことですが、血中のブドウ糖が多くなるとタンパク質と結合し糖化産物というものが出来ます。この糖化産物が脳内で産生されてしまうことで脳の働きが妨げられるようです。ノイズ・雑音のように考る邪魔をしてしまうのです。私は糖質を食べると考えがまとまらなくなるので、平日は糖質を食べないようにしています。うつ病の原因が血糖値だと仮定すると、歩くだけでも病状が改善するかもしれません。

ストレスホルモンにより糖質を食べなくても血糖値が下がらなくなるので、改善しない可能性があります。そこで糖を使うという発想で歩くことで糖を消費し、血糖値を下げて症状の改善をはかるのです。

まだお一人試してもらっているだけですが、これまでは仮説通りに改善する方が多いので、運くことで糖を使う発想で改善が期待出来るのではないかと思います。軽い運動による害は考えにくいのでダメ元で試してみる価値はあると思います。

ダイエットで糖質回避をしてもなかなか体重が落ちない人も、少しずつで良いので歩いてみることをお勧めします。良かったらお試しください。

糖質を食べ過ぎるのはもったいない話

糖質を食べ過ぎるのはもったいないという考え方の提案です。

人類の歴史から見ると糖質を食べるのは当然の流れでした。糖質の代表である穀物は一年で増やすことが出来ますし、保存が出来るからです。食料の確保が問題だった人類にとって画期的な作物となりました。食料難の時代には糖質である穀物は有難い食べ物でした。しかし食料の行き渡った先進国においては、必ずしも糖質を食べることが得策とは言えなくなってきています。何故なら糖質には害があるからです。糖質の食べ過ぎという、食べ物が不足していた時代からは想像しなかったことが起こっているのです。

糖質の害

糖質の害とは糖質の食べ過ぎによります。例えば肥満は糖質依存による糖質の過量摂取による症状です。他にも2型糖尿病は糖質の過量摂取により、インスリン分泌が追いつかなくなった結果血糖値が下がらなくなることで発症します。各種アレルギーも糖質を食べ過ぎている人に発症しますし、自己免疫性疾患も糖質を食べ過ぎている人に発症するようです。高血圧は塩分の取り過ぎが原因のようですが、そもそも塩分は糖質の甘みを抑えるために身体が欲するようです。糖質を食べなければ塩気は余り必要がないため、高血圧も治る可能性があります。

糖質を食べ過ぎるのはもったいない話

糖質は他の食材と比較すると安いとはいえタダではありません。もったいないとは、わざわざお金を払って糖質を食べて病気になるからもったいないという話です。更にもったいないのは、お金をかけて糖質を食べ過ぎて病気になり、その治療に対してもお金をかけることです。お金をかけて糖質を食べ過ぎて肥満になり、ダイエットにお金をかけることです。糖質にお金をかけることをやめれば病気も良くなり、治療のお金も節約出来るからです。

糖質を食べて、食べ過ぎの治療もする。アクセル踏みながらブレーキを踏むようなもったいない話だと思います。

少なくとも糖質依存からは抜け出す方がお得だと思います。糖質回避という考え方を一度考えてみてください。

糖質の害を人々がなかなか認識出来ない理由

糖質の害は明らかで議論の余地はありません。議論の余地はないのですが、糖質の害がなかなか浸透しないのは多くの人が糖質依存に陥っているからです。言わば糖質依存が当たり前の依存社会で、糖質依存の状態がベースとなっているからです。糖質を減らすことや糖質を摂らないことが理解出来ないのです。

糖質依存の見分け方

糖質依存かどうかを見分ける簡単な方法があります。お腹が空いて我慢出来るか出来ないかです。我慢で蹴ればそれ程強い糖質依存ではないかもしれません。我慢出来なければ糖質依存で間違いないでしょう。

空腹が我慢出来ても、ピークをこえて空腹が治るようならやはり糖質依存です。

何故なら空腹感が糖質依存の禁断症状だからです。禁断症状でないのなら、ピークをこえるような感覚には決してなりません。尿意や便意は排尿・排便しなければ、おさまらないのは禁断症状ではないからです。禁断症状ではないと仮定すれば、空腹感は食べるまでおさまってはいけないのです。ピークをこえて空腹がやわらぐ時点で禁断症状確定です。禁断症状があるのですから糖質依存に間違いないでしょう。更に詳しく糖質依存の診断基準と照らし合わせるのであればこちらをご参照ください。

多くの人が糖質依存

糖質依存の状態から糖質の害を認識することは非常に困難です。アルコール依存症の患者さんに対してアルコールの害をいくら説明しても理解してもらえないことに似ています。またはニコチン依存症の患者さんにタバコの害をいくら説明してもなかなか理解してもらえないことにも似ています。もともとは命の危険を冒してでも手に入れたいという依存の心理に陥っているので、受け入れがたいのです。

依存状態から依存対象に対して冷静な判断は出来ません。つまり糖質依存の状態で糖質のことについて冷静な判断は出来ないのです。だから糖質の害がなかなか浸透しないのです。

アルコールやタバコの害は健康被害があるかもしれないのでやめておきましょうです。起こるか起こらないかは現時点ではわからないので余計やめにくいのが現状です。しかし糖質の害は糖質を食べ過ぎた結果、害が生じています。つまり因果関係が成り立つのです。ここで注意が必要なのは糖質依存で糖質を食べても無症状の人もいることです。糖質依存なら必ず何らかの害がある訳ではありません。害がある人は必ずと言っていい程食べ過ぎているのです。

このサイトで紹介している糖質の害は糖質を控える(糖質回避)だけで簡単に認識出来るものから数カ月控えることで認識出来るようになるものまで様々です。糖質依存から抜け出すことで初めて糖質の害を認識出来るようになります。

肥満や各種アレルギー、自己免疫性疾患の方は糖質回避をお試しください。これまで良くならなかったのが嘘のように実感出来るかもしれません。

糖質回避の御利益(改訂版)

糖質回避教という糖質を避ける知恵を提案しています。論理的宗教である糖質回避教御利益について書きましたが、更に御利益がわかってきましたので改めて書いてみたいと思います。

宗教はただ信じるものです。信じた者だけが救われます。
ただ通常の宗教では死んでみないと、その宗教が正しかったのかどうかわかりません。
多くの宗教が死後の世界を想定し、死後の世界観を担保に各宗教が信じてもらうことをめざしているからです。詳しくはそもそも宗教とは?をご覧下さい。

糖質回避教は通常の宗教とは異なります。
何故なら死後の世界観を説きません。私はまだ死んだことがないのでわからないからです。
現世において、糖質を避けると良いことがありますよというだけの考え方です。
宗教と銘打つのは、信じる人だけが救われれば良いという考え方が宗教とそっくりだからです。
糖質回避に関しては賛否両論あるようですが、糖質回避を否定する人を救う必要はないからです。
いわば糖質依存教の信者さんなのでしょう。
アルコール依存症やニコチン依存症、ギャンブル依存症や薬物依存症患者さんにやめるか控える方が良いと説明しても受け入れることが難しいのと同じです。
以下の確かな御利益があるのに受け入れられないのですから、糖質依存は薬物依存に近い依存性があるのかもしれません。

糖質回避教の御利益

各種病気の改善

糖質を回避することで各種アレルギーが治ります。
完全に0にする必要はありません。症状がなくなる程度に回避するだけです。
回避方法は糖質の摂り過ぎですぐに症状が出るアトピー性皮膚炎ニキビでは振り返り法が適切だと思います。
多くの病気が改善しています。各病気の改善率はこちらをご参照ください。
どうやら多くの病気の原因が糖質の摂り過ぎのようです。
直接糖質が悪さをする2型糖尿病は間違いなく糖質が原因ですが、免疫機能に影響を与えてしまうアレルギー・自己免疫性疾患なども糖質回避で改善するので、糖質の摂り過ぎが原因のようです。

食生活の改善

糖質回避をすると糖質依存から抜け出すことが出来ます。
糖質依存とは強い空腹感という禁断症状を引き起こす状態です。
つまりお腹が空いて仕方がないのは糖質依存だからです。糖質依存の禁断症状の証拠に空腹を我慢し続けていると、ピークをこえる感覚を味わいます。これこそが禁断症状の証拠です。禁断症状でなければ、尿意や便意のように排尿・排便しないかぎりおさまらないはずです。食べないにも関わらず空腹感が消退するのは禁断症状だからです。

糖質回避により糖質依存から抜け出すことができれば、食に対するこだわりが減退します。
何しろピークをこえた軽い空腹感しか感じないのですから、食べたいという欲求も弱まります。
このことが食に対する考え方を改めてくれます。
行列に並んででも美味しいものを食べたいというのも糖質依存の一症状だと思います。糖質依存から抜け出すと無理に美味しいものを食べようという欲求がかなり減ります。

糖質回避をしていると、味覚も変わります。
糖質を食べるために塩分が欲しくなります。糖質依存に対して塩分依存という共依存の関係に陥っていることが考えられます。糖質に引きずられて塩分にも同時に依存してしまっているようです。糖質回避により糖質依存から抜け出すと塩分依存からも抜け出すことが出来るようです。塩分依存から抜け出すと塩味に対して敏感になるため、少しの塩気で食べ物を美味しく感じることが出来るようになります。私は豆腐そのものの味で十分美味しいと感じるので、醤油をかけることなく食べるようになりました。塩分依存による味の錯覚が起らないと、塩味に対して敏感になることが出来るようです。逆に考えると塩分依存による味の錯覚により塩分の自己抑制がきかなくなり、結果として塩分を取り過ぎているようです。

そもそも糖質依存、塩分依存に陥っていると依存により味覚が歪められているようです。
依存から抜け出すと食べ物本来の味を楽しむことが出来ますので、お得です。

経済的な御利益

糖質回避は経済的な御利益があります。
何故なら糖質依存の影響で知らない間に様々な経済的な糖質による負担がのしかかっているのです。
確かに糖質回避をはじめる際には、安い主食を避けることで一時的に食費が高くなります。
しかし糖質依存を抜け出すことで結果的に大きな経済的なメリットを享受できます。
そもそも糖質依存によって食べる量も増えているのです。だから太るのです。
糖質依存から抜け出せば本来太らない程度の食べる量しか欲しくなくなります。それだけでも経済的に御利益があると思います。

まだ糖質を普通に食べている方は考えてみて下さい。
コンビニに行くとわくわくしませんか?
コンビニはいわば糖質ホイホイです。
糖質という罠がそこかしこに設置されています。
お弁当はもちろん、デザートコーナーやカップラーメンコーナー、スナック菓子コーナーなど半分以上が糖質です。

糖質回避をして糖質依存から抜け出すと、自分には関係ない棚が並んでいるだけです。
お酒を飲まない人にとってのお酒コーナー、タバコを吸わない人にとってのタバココーナーと同じで全く興味が無くなるのです。

つい買ってしまうものの大半は糖質が含まれているものではないでしょうか?
そして食べる量を自己コントロール出来ないのは知らず知らずのうちに糖質依存に陥っているからです。
糖質回避をして糖質依存から抜け出せば、つい糖質を買ってしまうことはありません。
それだけでも経済的な御利益はかなり大きいと私は思います。

お金を貯めたい、節約したい人こそ糖質回避だと思います。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因を考えてみました。
一般的にはアレルギーの一種とされ、原因は特定されていないため何が原因であるとはっきりと名言されてはいません。一部の人達はダニ・ホコリ・汗がアレルギーの原因だと考えているようです。

アトピー性皮膚炎の原因は糖質

アトピー性皮膚炎の原因は糖質のようです。
というよりもアレルギーの原因自体が糖質が原因のようです。
更に考えてみると、アレルギーとは自己免疫性疾患の一種で、自己免疫の標的・ターゲットが外界に接する皮膚や粘膜の場合、自己免疫により皮膚や粘膜で炎症を起こりアレルゲンに感作されることでアレルギーとして反応しているだけのことだと思います。つまりアレルギーの元である自己免疫性疾患も糖質回避により改善する可能性があります(参考:自己免疫性疾患とアレルギーの関係)。

糖質が原因である状況証拠

現時点では完全に特定できている訳ではありませんのでまだ容疑者の段階ですが、糖質が原因である可能性が高いと私は考えます。何故ならダニ・ホコリ・汗などの環境因子が変わらない状況であっても、糖質を食べる量を変えることでアトピー性皮膚炎の症状が再現されるからです。

通常のアレルギーの概念とアトピー性皮膚炎と糖質の関係が異なるのは、糖質を食べても一食毎の一定量まではアトピー性皮膚炎の症状が出ないことです。あたかもアトピー性皮膚炎を発症しない許容量があるような現象です。これまでの食物アレルギーの概念であれば少量であっても食べればアレルギー反応が起こるため、アトピー性皮膚炎と糖質の関係は食物アレルギーとは明らかに異なる現象です。食物アレルギーであれば特定の食物に対して反応しますが、糖質の反応は糖質全体の許容量をこえることで発症します。

血糖値の上昇が原因であることを示唆する状況証拠

一度に一定量をこえる糖質を食べることでアトピー性皮膚炎は悪化しますが、血糖値が上昇することが原因であることを示唆する状況証拠があります。それは糖質を食べる順番を変えることでアトピー性皮膚炎の発症の仕方が異なることです。食べる順番とは副食と主食の食べる順番のことでです。主食から食べる場合と、副食から食べる場合で食べる量が同じでも症状の出方が異なります。同じ量を食べるので身体に吸収される成分は同じはずです。それにも関わらず食べる順番でアトピー性皮膚炎の症状が異なるということは、問題の本当の原因は糖質ではないことを示唆します。食べる順番を変えることで変わるのは血糖値です。血糖値が一定以上をこえることでアトピー性皮膚炎が発症している可能性を示唆します。

血糖値が上昇することがアトピー性皮膚炎の原因だと仮定して考えてみます。

一度の食べる糖質の量によりアトピー性皮膚炎が悪化すること。
食べる順番を変えることでアトピー性皮膚炎の悪化度合いが変わること

この二つのことはいずれも血糖値が上昇することにつながります。
血糖値が一定値までは発症せず、瞬間的に血糖値が上昇した際に閾値(反応する値のこと)をこえることでアトピー性皮膚炎が増悪すると考えると二つの現象の説明がつきます。

血糖値の上昇に伴い体温が上昇するのは間違いがないようです。
体温の上昇そのものが痒みを引き起こしているのか、体温の上昇に伴い発汗が起こることで汗に対する反応が起こっているのかはわかりません。発汗といっても流れる前にすぐに蒸発してしまう不感蒸泄という発汗形態もあるため、流れるような汗をかいていないからといって発汗との関係は否定できません。それとも体温とは関係なく血糖値が上昇することで何らかの機序が働き、痒みが出るのかはまだわかりません。
そして何らかの免疫異常により赤みを引き起こしている可能性が考えられます。

糖質を食べすぎた際の反応の仕方

糖質を食べすぎた際の症状の出方もわかりました。
少し食べ過ぎた際には数時間で痒みを生じ、更に食べ過ぎた場合翌日には皮膚に赤みを生じるようです。人によっては痒みを感じることなくいきなり食べ過ぎた翌日皮膚に赤みが出ることもあるようです。
痒みが出た場合には、痒みが出る前の食事が原因です。
赤みが出た場合には、1日で症状が出るので1日以内の食べ過ぎが原因です。
いずれにしても痒みや赤みが出た場合には食べ過ぎのサインです。

反応の仕方からわかること

この反応の仕方から治療は振り返り法によって簡単に行うことができます。
実際には原因を取り除くのですから治療ではありません。
病気を治すのではなく、病気を失くす発想です。

アトピー性皮膚炎は病院に行くことなく治すことができる時代になりました。
糖質回避をするだけのことです。
ステロイド剤はリセットボタンのようなものです。ステロイド剤を使うことで早く症状を抑えることができるので、早く症状を抑えたい患者さんは病院を受診することをお勧めします。時間がかかってもよければ、糖質回避をしながら症状が出なくなるまで待つだけのことです。糖質の食べ過ぎがなくなってから皮膚症状が改善するまで少なくとも2・3週間はかかります。
症状を予防するには糖質回避振り返り法です。

ちなみに糖質をやめることが無理と考えてしまうのは、多くの人たちが経験する禁断症状を伴う糖質依存の一症状です。糖質依存から抜け出すことをお勧めします。

アクセルを踏みながらブレーキがきかない話

今回は一つの例え話です。
例え話とはわかりにくい物事を比喩を使って理解しやすくする手法です。

車を運転中にアクセルを踏みながらブレーキを踏んで止まらない!と困っていればあきれることでしょう。運転手が咄嗟のことで焦ってしまってアクセルとブレーキを踏みながら止まらないと叫んでいても、第三者はあきれることでしょう。本人は冷静な判断ができず両方踏んでいても、アクセルを踏んでいる意識が欠落したままブレーキを踏んでいると、混乱してしまうようです。客観的に考えればアクセルとブレーキを踏んでいれば止まらないことは簡単にわかりますが、当事者は思い込んでいればわからないのかもしれません。
幸い現実の車の運転では右足でアクセルを踏み、同じ右足でブレーキも踏むように運転するので、アクセルを踏みながらブレーキを踏むためには普通使わない左足も使うことになるため、通常ではアクセルとブレーキ両方を踏むことはできません。
通常は起こらないことでも例え話として想像してみると、車が止まるわけがないことが容易に理解できます。いくらブレーキが強力だとしてもアクセル全開だと簡単には止まらないのは当たり前です。車が止まるためにはまずアクセルを緩めた上で、ブレーキを踏むのが常識です。

アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーや肥満治療、2型糖尿病ではこの常識から外れた、アクセルを踏みがら(糖質を食べながら)ブレーキを工夫(様々な治療を施す)して止まらないといっている状態です。これらの疾患が糖質を控えることで改善する訳ですから、原因は糖質の食べ過ぎのようです。まだこアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるようなものだということを理解できていない人が多いだけのことです。少なくとも20年もすれば、今の治療法を呆れながら振り返る時代がくるでしょう。

アレルギーの発症機序はまだ不明ですが、糖質の許容量をこえた人が発症することが示唆されています。その証拠に糖質を完全にゼロにしなくてもある程度回避することで、薬を使うことなく症状が消失します。糖質が一因でなければ説明のつかない現象です。少なくともアトピー性皮膚炎は糖質回避振り返り法にて治すことができます。ステロイド剤を使っても次々赤みが沸き上がるのは、糖質を食べすぎているからです。正にアクセルを踏みながらブレーキを踏んでも止まらないと困っている状態です。
肥満の方の多くは糖質依存によって脳が糖質に騙され、糖質を食べすぎた結果起こるだけです(ちなみに糖質依存・糖質中毒の禁断症状を多くの方が経験されています)。糖質回避により糖質依存から抜け出せば体重の自己コントロールは容易です。ダイエットに失敗するのは糖質依存から抜け出せないか、一度成功しても体が脂肪が減ったことを飢餓状態と勘違いしてしまうので食欲が増進し、再び糖質依存に陥ってしまうからです。糖質を避けていればリバウンドも起こりません。糖質を避ける以外のダイエット法はブレーキの工夫でしかありません。様々なブレーキが考えられていますが、根本原因である糖質を控えるというアクセルを緩めずにブレーキを工夫しても意味がありません。20年もすればダイエットという概念はなくなるのではないかと思います。何故なら糖質を食べれば太るし、食べなければ痩せる。それだけのことだからです。今のところ太っている人は自制心がないと誤解されていますが、糖質依存に陥っているだけのことです。これからは糖質を避ける知恵を知らないんだと思われる時代が来ると思います。
2型糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気ですが、そもそも血糖値の上昇はタンパク質・脂質・糖質のうち、糖質のみ引き起こすことができます。タンパク質・脂質は食べたからといって直接血糖値を押し上げることはありません(不足した場合にはブドウ糖を作り出すことはあります。そのため糖質を無理に取らなくてもブドウ糖の血中濃度である血糖値は維持されます。)。その糖質を控えることで血糖値が上昇しなくなります。上昇しなくなれば下げる必要がないので自然と2型糖尿病は治るという簡単な話です。(実例:2型糖尿病が薬無しで治りました)糖質を避けるように指導しないまま治療を行っている医師が、透析や失明をしてしまった患者さんから訴えられる時代が来ると私は考えています。

アレルギーも肥満も2型糖尿病も治らないと考えられているのは、糖質を同じように食べているからです。
アクセルを緩めることなくブレーキを工夫することに意味がありません。
車の運転であればまずアクセルを緩め、必要に応じてエンジンブレーキだけで良いのかフットブレーキを踏むのか、それでも駄目ならサイドブレーキも使うのかという歩合にブレーキを工夫するはずです。
病気を治したいのであれば、まずアクセルを緩めるのと同じように糖質の量を減らしてみることです。

炭水化物を食べる量を0にする必要はありません。
糖質を減らす目安はアレルギーを治すことが目的であれば、症状がでなくなる程度まで減らします。肥満を治すことが目的であれば体重を目安に減らします。もう一つの目安が糖質依存から抜け出すことです。糖質依存から抜け出せば禁断症状である強い空腹感に悩まされることがなくなります。長時間空腹を我慢していると感じるピークを越えた軽度の空腹感しか感じなくなります。強い空腹感を感じなくなれば、体重を維持するのは難しいことではありません。
2型糖尿病では血糖値を目安に糖質を減らすとよいと思います。2型糖尿病でも糖質依存から抜け出すことで、コントロールが容易になります。
まだアクセルを踏みながら(糖質を食べながら)ブレーキを踏んで(治療で悩んで)いませんか?

アトピー性皮膚炎の治し方 糖質回避・振り返り法

アトピー性皮膚炎とは乳児では2カ月以上、その他では6カ月以上慢性湿疹を繰り返す病気です。
アレルギーの一種とされ、これまでは治らないことが半ば常識とされていました。
治療法はステロイド剤の外用、抗アレルギー剤の内服が一般的です。残念ながら対症療法でしかないため、これらの治療では根治・治癒はしません。塗り続けなければいけませんし、飲み続けなければいけません。一時的な改善が期待できるだけです(参考:アトピー性皮膚炎に対するステロイド剤の役割)。

ステロイド剤で治療すると確かに赤みはひきますが、しばらくすると再び赤みが出てきます。あたかも赤みがわき上がってくるくるような印象です。何度薬を塗っても繰り返すので治らないと考えられていました。様々な治療薬が模索されていますが、症状を出ない状態に導く根治するような薬は今のところありません。
抗アレルギー剤は痒みを止めてくれます。内服することで痒みを抑えることが出来ます。痒みもわき上がってくるような印象で、飲み薬が切れると痒くなることがあります。薬を飲まないと痒みを繰り返してしまいます。(参考:アトピー性皮膚炎が治らない理由

アトピー性皮膚炎の原因

一言で表せば糖質の取り過ぎです。人によって許容量は異なるようですが、アトピー性皮膚炎を発症している時点で許容量をこえて糖質の摂り過ぎた結果のようです。許容量を毎日こえていれば症状は酷くなりますし、許容量を時々こえるのであれば時折赤くなる程度です。

現在アレルギーと考えられている疾患は、各組織に対する自己免疫疾患ではないかという仮説を立てています。皮膚に対する自己免疫疾患がアトピー性皮膚炎で、粘膜に対する自己免疫を生じると花粉症を発症し、気管支に対する自己免疫だと気管支喘息を発症するようです。そして自己免疫性疾患の元となる免疫異常は糖質の取り過ぎが引き起こしているようです。
アトピー性皮膚炎や花粉症などで糖質回避により治癒する人がおられます。糖質回避により改善するアレルギーを自己免疫性疾患の一種ととらえ、他の自己免疫性疾患にも有効だとの仮説を立てて患者さんに実践してもらったところ、2つの自己免疫性疾患で治癒しました。アレルギーが自己免疫性疾患の一種である事を示唆する証拠です。

参考:血糖値と糖化産物とアトピー性皮膚炎(仮説)

現実に糖質を控えることで治癒する方が何人もおられるので、アトピー性皮膚炎の原因が糖質の取り過ぎであることは間違いないと思います。

アトピー性皮膚炎の悪化因子

一部の人達はダニ・ホコリ・汗が原因だと考えておられるようですが、残念ながらその考え方は間違っています。何故ならダニ・ホコリ・汗を取り除かなくても、糖質を控えるだけで改善するからです。

逆にダニ・ホコリ・汗が原因と仮定すれば、いくら糖質を控えたところで原因であるダニ・ホコリ・汗を取り除かない限り改善しないはずです。ダニ・ホコリ・汗にさらされなければ悪化しないはずですが、現実には糖質をとりすぎると数時間で痒みを生じ、翌日には赤みが出てきます。このことからダニ・ホコリ・汗が原因ではないことの状況証拠だとわかります。
かといってダニ・ホコリ・汗がアトピー性皮膚炎に無関係な訳ではありません。悪化因子として作用するようです。皮膚に対する自己免疫により炎症を起こした状態で、ダニやホコリや汗が付着することで感作され、再びダニやホコリや汗に曝露されると症状が悪化してしまうのです。皮膚炎の状態が悪ければ悪い程、血液検査でアレルギーの度合いを示すダニやホコリのIgEの値が高くなります。この数値が高いことをアレルギーが酷いと誤解する人もいますが、皮膚炎が悪化しダニ・ホコリに触れて免疫反応が起こった結果を見ているに過ぎません。皮膚の状態に比例してダニやホコリのIgEの数値が高くなるだけですから、その検査をわざわざする意味は乏しいと思います。

実際には糖質とダニ・ホコリ・汗の組み合わせで悪化するようです。夏症状が悪くなる人は汗が悪化因子であり、冬症状が悪くなる人はダニ・ホコリが悪化因子のようです。悪化因子が季節により増減するので、糖質を食べる量が同じでも季節によってアトピー性皮膚炎が悪化するようです。逆に考えると、アトピー性皮膚炎の発症に関する糖質の許容量は季節によって変動するようです。

アトピー性皮膚炎の治し方

アトピー性皮膚炎の治し方は一言で書けば、アトピー性皮膚炎の症状が出なくなるまで糖質を減らすことです。糖尿病や腎疾患、肝疾患などでタンパク質制限をする必要がなければ、糖質をゼロにしてしまえばほとんどの方が治ってしまうと思います。いきなりゼロにしなくても半分にしてみるなどを試してみると良いと思います。糖質・炭水化物をやめることなど出来ないという方は、もしかしたら糖質依存に陥っているのかもしれません。糖質依存の観点から1食ずつ食べないように工夫されるのがお勧めです。
後は糖質の振り返り法を実践することで微調整が可能です。

アトピー性皮膚炎の症状は糖質を食べ過ぎ皮膚に炎症が起きた結果ですから、糖質を控えても既に出た症状自体は改善しません。食べ過ぎた結果出た赤みを抑えるのはステロイド剤が得意で、痒みを抑えるのは抗アレルギー剤が得意です。これらを使いながら、新たな症状を発症しないようにするとアトピー性皮膚炎は治ります。

アトピー性皮膚炎の発症には一定量以上の糖質を食べることが関与しているようです。言い換えるとアトピー性皮膚炎でも食べても大丈夫な許容量が人によってそれぞれあるようです。許容量以内であれば食べても大丈夫なので、自分の許容量を見極めることが大切です。許容量さえ見極めてしまえば、症状が出ることを予想することも出来るようになります。
これだけ食べてしまったら痒くなる、これだけ食べてしまったら翌日赤くなるというように予想できるようになるのです。予想出来るようになれば、次の段階に進むことができます。痒くなることが前もってわかるようになるので、痒みを止める抗アレルギー剤を飲むことで痒くなることを予防することが出来ます。赤みが出るほどの量を食べてしまい、いつも赤くなる場所が決まっていれば前もってステロイドを塗ることで発症を予防することができます。

糖質回避をしていても症状が悪化してしまうことがあります。その時は振り返り法での微調節がオススメです。糖質を食べ過ぎると数時間で痒みを生じ、翌日に赤みが出ます。症状が出た時点で振り返ってみて許容量をこえていないか食べ過ぎをチェックします。食べ過ぎに思い当たることがあれば次から食べ過ぎないように気をつけてみることで症状の再発を予防出来ます。食べ過ぎに思い当たることが無ければスルーして次の症状に備えましょう。

糖質の許容量を知ることと、振り返り法によりアトピー性皮膚炎は自己コントロール出来る疾患になりました。まだ知らない人が多いので周りの人達にも教えてあげてください。
まだ糖質を同じように食べながらアトピー性皮膚炎の治療をしても治らないと困っている人はアクセルを踏みながらブレーキがきかないと言っているようなものです。このことも含めて周りの人たちに教えてあげてください