唐辛子にはまる心理(唐辛子依存)

辛い物が好きな人がいます。
私も好きでした。
過去形なのは、辛い物を食べると下痢をしてしまうことがわかったので控えるようになりました。

唐辛子を食べたいと思わせるのは脳内麻薬

唐辛子にはカプサイシンという辛味物質が含まれています。
このカプサイシンは体にとって刺激が強すぎ、強烈な痛みに感じます。この痛み刺激をやわらげるために脳内麻薬の一種であるエンドルフィンが分泌され痛み刺激を緩和します。この辛味の刺激の後に訪れるエンドルフィンのもたらす幸福感が人を虜にするのです。

唐辛子を何度も食べたいと思ってしまう人は、唐辛子依存に陥っているのかもしれません。(診断基準はこちら
実際には唐辛子のカプサイシンの刺激を打ち消すために分泌された脳内麻薬エンドルフィンに対する依存です。
脳内麻薬の詳しい話は参考文献:脳内麻薬、中野信子先生著

脳内麻薬 快楽物質ドーパミンの正体

人間は快楽物質であるドーパミンに支配されているという話です。
様々なものが魅力的に見えるのもドーパミンのおかげですし、衝動買いしてしまうのもドーパミンのおかげでもあります。

毎日が楽しく感じることができるのはドーパミンのおかげなのです。
ドーパミンの性質を知り、上手な付き合い方を探すことで快適な生活を送ることができるようになります。

この本のおかげで、私が糖質依存の概念に気付くことができました。
もしかして当たり前に食べている糖質が、糖質依存の診断基準に当てはまることを確認させてくださった本です。

人間の欲望がドーパミンによって生み出されることがよくわかる一冊です。

 

資本主義の本質とその現界?

資本主義は経済に競争原理を取り入れたため、急速に発展することに成功しました。

新しい発明や発見が人の生活を便利にしたり、快適にすることでお金を生み出す仕組みが発展しました。

正しい理屈(私は糖質回避が正しいと信じています)があっても、新たにお金を生み出す仕組みがないと、広まる原動力とはなり得ないということです。良くも悪くもお金が動かないとうまくいかないのが資本主義です。

幅広く糖質回避を広めるためには、糖質回避をすると何か得をする仕組みを考えないといけませんね。

資本主義の本質

本当は誰が正しいのか誰にもわからない前提なので、正しいかどうかの判断を市場に任せ、正しいものだけが生き残ることで結果として正しいことが証明されるのが資本主義です。

資本主義は現状で最善の経済原理であることは間違いありません。ただ明らかに正しいことであっても、お金を生み出す仕組みがないと、なかなか広まらないのは残念だと思います。

化学調味料は化学合成ではない事実

化学調味料と呼ばれる旨み調味料があります。人間がうま味と感じるグルタミン酸を精製したものです。

某有名グルメ漫画で悪物扱いされたため、化学調味料と聞くと抵抗のある方もおられると思います。私もそうでした。毛嫌いしていた訳ではありませんが、某漫画の影響もあり少し抵抗がありました。

化学調味料は発酵食品

化学調味料は今ではトウモロコシを原料として発酵させて生産されています。化学調味料とは言われますが、化学合成されているわけではないのです、醤油や味噌と同じ発酵食品なのです。

もしかしたら某有名グルメ漫画の影響で化学調味料を毛嫌いされている方も、ただの発酵食品と知ると抵抗感も無くなるのではないかと思います。

私は初めて知った時に驚きました。化学調味料と呼ばれるくらいですから、化学合成されているもんだと漠然と考えていました。

私が化学調味料メーカーの社外取締役なら、コマーシャルで製造工程を紹介し、発酵食品であることをもっと知ってもらいます。化学合成されていると誤解されたままでは損だからです。

ちなみにメーカーは化学調味料とは呼ばず、うま味調味料と自称されています。

某うま味調味料メーカーのサイトはこちらです。

某ハンバーガーチェーンの混迷

苦戦している某ハンバーガーチェーンですが、誰のための対策か考えてみると成功するか失敗するか予想出来ます。

今回はフランチャイズ店の売り上げ好調の店のロイヤリティーを下げる対策をとるそうです。フランチャイズ店のためにはなりますが、お客さんのための対策ではありません。

フランチャイズ店にご褒美を用意しモチベーションを上げるという策は一定の効果はあるかもしれませんが、競走馬に鞭を入れて力を振り絞って走らせるだけの効果しか期待出来ないと思います。

お客様目線の愚で書きましたが、21世紀の企業が成長するためにお客様目線は当たり前のことです。フランチャイズ店のご褒美を変えても果たしてお客様のためになるのかどうか疑問に思います。

直接お客さんのためになる対策しか解決策はないと思います。私の考える対策はみんなのためになるこちらです。

利益を必死で追い求めていますが、利益は企業の為ならず。某ハンバーガーチェーン店はいつそのことに気付きますかね。

カレーで糖質回避 未来予想図

少なくとも2型糖尿病、肥満には糖質回避が有効です。他にもこれから糖質回避が有効な疾患がわかってくると思います。

となるといずれは糖質回避社会が訪れると思います。

ラーメンは麺抜きか麺抜き豆腐入りを考えました。

カレーライスは糖質回避教の信者さんは食べることが出来ません。

そこで今度はカレーライスの未来を考えてみました。カレーライスご飯抜きカレーだけはさすがに辛くて無理があるので、カレー豆腐が良いと思います。あとはお客さんに受け入れりるかどうかわかりませんが、可能性があるのは煮豆だと思います。

私が某有名カレーチェーンの社外取締役なら、カレー豆腐をメニューに加えます。汲み出し豆腐のようにするのか、賽の目の豆腐にするのかは検討の余地がありますけど。

私は10年経てばカレー豆腐は当たり前になっていると思います。

不安の扱い方 不安だから出来ないは嘘?

アドラーの心理学から学んだことです。

よく不安だから出来ないと聞きます。アドラーの心理学での解釈は違います。

やらない決断をして、やらない動機付けの目的のために不安を作り出すんだそうです。

つまり不安を口にする人は、やらないことを先に決め、やらなくて済むように不安要素を探してきただけです。

正確な表現はこうです。

やらない。何故なら不安要素を見つけることが出来たから。

先にやらないことを決めているのですから、不安を口にする人と勧める人との議論は噛み合いません。

あたかも論理的に考えた結果のように話すので、相手は混乱してしまいます。

あくまでも不安はその人が目的を持って(無意識かもしれませんが)生み出す感情の一種です。

不安を口にする人が解決するべき問題です。他人が口出しをしても、余程のことがない限り永久に解決出来ません。

糖質回避の危険性に対する不安

糖質回避をした場合の危険性の不安の指摘がありました。確かに実際に寿命がどうなるのかはわかりません。

私の考えでは、身体の細胞やたんぱく質に障害を与える糖質を控えるわけですから、寿命は伸びると考えています。

全く新しい理屈は前例がないから過去のデータとの比較は意味がありません。

例えば今となっては当たり前のiPhoneの発売の際に、どれだけ売れるのかデータを出せと議論したとしても無意味だったことでしょう。幸いその判断をする経営者が言い始めたiPhoneですから、そんな不毛な議論は無かったはずです。何が示したいかというと、革新的な話は前例との比較は無意味だということです。

不安の内容は糖質を控えることでたんぱく質の摂取量が増え、腎臓の負担が増えるのが心配というものでした。確かに理論上はあり得るかもしれません。私からすれば、受け入れないそれらしい理由を探してきただけのように感じます。腎臓のたんぱく質の処理量が、現在全員がギリギリの状態で透析一歩手前ということなら成り立つ話です。一つの腎臓でも大丈夫なように、通常腎臓は十分な余力を備えていますから心配のし過ぎのようです。

別の例え話を考えてみます。命に関わる程ではありませんが体調を崩す部屋にいることがわかりました。(糖質を食べることで2型糖尿病、肥満を起こしていることを表しています)部屋にいることが体調を崩すのですから、外に出ることを提案しています(糖質回避の提案だと思ってください)。不安がる人は外の安全性が確実ではない。歩道を歩いても車に後ろから跳ねられるかもしれないから、外に出るのは不安と主張しています。(たんぱく質の取りすぎで腎臓に障害が出るかもしれないから糖質回避はしない)

2型糖尿病、肥満という明らかな糖質の害を前にして、起こるかどうかもわからない腎臓の障害を不安がる。(私は腎臓には余力が十分あるなで起こらないと思います)

もっとシンプルに極論すれば火事の部屋から、外に出ると車に跳ねられると心配して、明らかに危険な火事の部屋にとどまっているように思います。

ちなみにアドラーの心理学によると不安というのは、やらない言い訳をするために利用するものだそうですよ。