糖質回避に最適 自宅でチーズフォンデュ

糖質回避に最適メニューがあります。
それはチーズフォンデュです。
お店で食べると高くつきますが、自宅であれば割安なメニューです。
ここで注意点はわざわざチーズフォンデュ用のチーズを購入しないことです。何故なら確かに美味しいのかもしれませんが、割高になってしまうからです。
スーパーで売っているチーズで何種類か試してみることをお勧めします。

Amazonで探すとチーズフォンデュ用の鍋は幾つもありますが、私はニトリで買ったチョコフォンデュ用の鍋が重宝しています。
ニトリのチョコフォンデュ用の鍋は実際にはチーズを溶かすには火力がかなり弱いため30分近くかかります。
前もってスイッチをいれて溶かしておくのも良いですが、時間短縮のために通常のお皿に溶かしたいピザ用のチーズをのせてチーズの2割程度の牛乳を入れ、電子レンジにかけて溶かします。電子レンジの中を見ながらチーズが解けた時点で止めます。その時点でかき混ぜてみてしっかり溶けていればチョコフォンデュのお皿に移します。やわらかいチーズフォンデュをお望みでしたら牛乳となじむまで電子レンジにかけることがおすすめです。牛乳を入れずにチーズだけで温めると焦げ付くのでご注意ください。
私は溶かすのは電子レンジに任せて、保温する目的で使っています。
ちなみにチョコフォンデュをすることもできますが、かなり時間がかかりますのでチョコも電子レンジで溶かして使う方が良いかもしれません。(ちなみに私は糖質回避教を信じていますのでチョコフォンデュはしません。)

ニトリ チョコフォンデュ
ニトリ チョコフォンデュ

ニトリのチョコフォンデュの利点は食材を周囲にのせることができることです。

ニトリ チョコフォンデュセットでチーズフォンデュ
ニトリ チョコフォンデュセットでチーズフォンデュ

その気になりさえすれば、深めのお皿にチーズと牛乳を入れて電子レンジにかければチーズが溶けるので、冷めてチーズが固くなる度に電子レンジをかけるようにすれば特殊なチーズフォンデュの鍋はいりません。最近では電子レンジにかけるだけのチーズフォンデュができるチーズも売っていますので一度お試しされても良いかもしれません。

ここでパンをチーズにつけて食べたいところですが、パンは炭水化物なのでできるだけ野菜やタンパク質豊富な食材でチーズフォンデュを楽しみましょう。
お勧めなのは値段や大きさがお手頃のベビーホタテです。
写真では厚揚げやゆでた豚肉、ベーコンで巻いたなすび、ブロッコリーや肉団子をお皿にのせています。

タンパク質・脂質が中心のチーズを多く食べることができるので、糖質回避には最適です。
お店でチーズフォンデュを食べることを考えれば、チーズフォンデュやチョコフォンデュの鍋を購入しても1回か2回で元が取れると思います。
良かったら一度お試しください。

我慢できない子供の心理

我慢できない子供を見かけることがあります。
病気が原因の場合もありますが、特に病気がなくでも我慢ができない子供さんもみかけます。公園で遊んでいて待つことなくいきなり「代わって」と声をかけたり、要求を押し通すためにショッピングモールで泣き叫んだりします。

我慢できない子供の心理を考えてみます。
簡単に言えば、我慢できない子供に親が育てた結果なのです。

我慢できない子供の親は他人事のように、悪びれもせず『この子は我慢ができない』と言ったりします。
自分がそのように育てたなどと夢にも思っていないのです。

我慢できない子供の心理から考えてみます。
これまでの経験で我慢せず駄々をこねていれば、親が仕方がないとして自分の要求を受け入れてくれたのです。どれだけ怒られても駄々をこねて泣き叫んでいれば、最終的に自分の要求を受け入れてくれるのですから、自分の要求を取り下げる気は全くありません。我慢できない子供は我満しないことが得する手段だと知っているから、得するように行動しているだけのことです。

親がこれまでに我慢できないように育てたのです。
子供が駄々をこねれば、子供の言いなりになっていただけのことです。言っても聞かないから仕方がないと考えているのです。
親の立場ではそんなつもりはなくても、子供が駄々をこねて我慢しようとしないのがその証拠です。子供は駄々をこね続ければどうなるかわかっているのです。自分の思い通りになると。

我満できない子供を我慢できるようにするのは簡単です。
我満させなければ良いのです。禅問答みたいですが、全く別の選択肢を用意して提案するのです。ここで大切なことは子供がいくら駄々をこねても、子供の要求は認めないことです。そして議論の余地が全くないことを伝えるのです。
○○をしたいといっても、それは駄目だけでなく、○○はしない。でも△△ならいいよ。というように全く別の選択肢を提案するのです。時と場合によっては○○はしないだけでもいいですが、押し問答になってしまうため△△という選択肢を出す方が早く解決します。
いずれにしてもいくら駄々をこねても実現しないことを宣言してしまうのです。子供の思い通りにはしないと宣言しても、結局かわいそうに思って一度でも実現させてしまえば、子供は成功体験として記憶してしまうので決してしてはいけません。

具体的にはお菓子がほしいとして泣いている子供がいるとします。
お菓子は泣いても買いませんと宣言します。
買うか買わないかで議論をしないのです。
でも本ならいいよ。という選択肢を提案するのです。
お菓子が良いと言えば。
会話は打ち切りです。
じゃあ帰ろう。

一度でも駄々をこねることで思い通りになった子供だけが、成功体験として人前で泣き叫ぶことを繰り返しているだけです。決して初めて泣き叫んでいるわけではないはずです。これまで成功した回数が多ければ多いほど買ってもらえる確信をもって、大きな声で泣き叫んでいるのです。

人前で泣き叫んでいるお子さんを見かけたらこんなことを考えながら見守ってあげてください。

アレルギー検査の目的は医者の売り上げでは?

血液検査で血液中のIgEの値を測定するアレルギー検査という検査があります。
テレビでアレルギーの原因を特定しましたという具合に取り上げるので、症状もないのに検査することが当たり前だと誤解されていることもよくあります。

アレルギー検査してわかることは血液中にアレルギーを起こすかもしれない免疫が存在するということです。IgEの値が高ければ必ずアレルギーを起こすわけではありませんし、逆に値が低ければアレルギーがないと言い切れるわけでもありません。
更にダニ・ホコリやスギ・ヒノキにアレルギーがあることがわかったところで避けることができないのであればどれだけの意味があるのでしょうか?
本来であればそのことまで考えて検査をするはずですが、結果だけ伝えて解釈の仕方・対処法を伝えない医者が多いようです。

検査で何かわかったら対策があるのですか?と質問してみましょう。
対策がないのにただ検査をするのは、探求心を満たすという意味以外は、医者の売り上げを上げる意味しかありません。
検査でわかったことで何か変わるのであれば意味があります。
例えばエビ・カニなどを食べると蕁麻疹が出る気がするが、本当だろうか?とか、リンゴや桃などを食べると症状があるため口腔アレルギー症候群が疑われるが、他の食べ物は大丈夫だろうか?という場合には結果により食べるのを避けることができるので意味があります。

対策がないのであれば知らぬが仏という諺通り、検査しないのが一番だと私は思います。

患者さんとしてアレルギーの検査を提案された場合、対策があるかどうかをまず聞いた上で検査するかどうかを考えましょう。

アレルギー検査をしているお医者さんがこれを見られた場合、アレルギー検査する意味を考えてみてださい。
対策のない検査するより、アレルギーが治る糖質回避を勧める方が誠実だと思います。

御飯を毎日食べても飽きない理由

人間には同じことを繰り返すと物事に飽きる仕組みが備わっています。飽きる仕組みの目的は様々な経験をすることです。食べ物において飽きるのは多品種食べることで本能的にリスク分散をはかるのだと思います。栄養補給だけでなく、毒物を食べてしまうリスクを分散するのです。しかし御飯は毎日3食食べても飽きないのは何故でしょうか?不思議といえば不思議です。飽きるほどの強い味がないからと説明する人もいますが理由は違います。
糖質依存状態に陥ることで更なる御飯を求めるようになるのです。飽きる仕組みよりも依存の快楽の刺激の方が強いため飽きることが出来ないのです。
そのためご飯は飽きるどころか毎日食べるように文字通り病みつきになるのです。
依存の証拠は禁断症状を見つけることで簡単に証明できます。禁断症状とは強い空腹感です。お腹がすいた状態で我慢しているとピークを越えたように空腹感をあまり感じなくなります。これこそが禁断症状の証拠です。何故なら禁断症状でなければ、排尿を我慢しているときのように排尿しない限り排尿感がなくならないのと同じように、何かを食べないと空腹感がやわらぐことの説明がつきません。むしろ糖質を少し食べると余計お腹がすくという不思議な現象まで起こるほどです。これも糖質依存の一症状のようです。

依存の仕組みを知った上で、肥満やアレルギーなどの御飯に対する依存症(糖質の食べ過ぎによる様々な病気は糖質依存症だと私は考えています。)があるのであれば御飯を避けるのが一番です。

意外な依存症産業(タバコ、ギャンブル以外)

様々なものに依存症が存在します。
わかりやすいのはタバコです。
タバコを吸ったことのない大人や子供が常識的に考えれば、煙をお金を出してまで吸うなんて理解しがたい行動です。どうしてもやめられないのはタバコの煙の中のニコチンに対する依存が原因です。ニコチンが身体の中に入ると脳内のニコチンレセプターにニコチンが働き、ドーパミンが放出されます。このドーパミンに対する快楽が依存を誘発します。つまりタバコ産業は典型的な依存症産業といえると思います。
他にもわかりやすいのがパチンコや競艇や競輪などのギャンブルです。適度に娯楽として楽しむ程度であれば人生を豊かにしてくれるのかもしれませんが、過度にのめり込んでしまうと自分では歯止めがかからず、借金をしてまでお金を使ってしまう人も大勢います。生活に支障を来す程のめり込んでしまうとギャンブル依存とされます。そしてギャンブル依存の方々が多額のお金を消費することで業界を支えています。

他にもわかりやすいのはお酒です。お酒も適度に楽しむ範囲では手軽な娯楽ですが、自分でコントロール出来ないほど飲んでしまうと立派な依存症です。

お酒もある種依存性があり、仕事もせずに昼間から飲んでしまう程でなくても、お酒を飲むために夜が待ち遠しい程度なら多くの人に当てはまるようです。

ここまでは皆さんの予想通りだと思いますが、意外な依存症産業があります。少なくとも私は依存症にはまっていました。

意外な依存症産業とは、糖質依存糖分依存です。糖質依存は血糖値が下がると強烈にお腹がすくという禁断症状が特徴です。糖質を少しだけ食べると余計お腹がすくという不思議な現象も起こります。糖分依存とは甘いものに対する依存で、甘みという快楽に対する依存です。糖質依存と糖分依存と両方に依存していることもあります。甘みを求めるかどうかで区別がつきます。

糖質依存と糖分依存による依存症産業とは、多岐に渡ります。糖質依存症産業は主食を扱う業種全てです。具体的には牛丼やハンバーガーなどの多くのファーストフード、定食屋をはじめとした多くの外食産業が糖質依存症産業です。糖分依存とは甘みを扱う業種全てを表します。具体的にはドーナツ屋さんやケーキ屋さんなどのデザートやお菓子などの甘みを伴う業種全てが糖分依存症産業に含まれます。

糖質依存症産業・糖分依存症産業の中で私が考える最も繁栄している業種はコンビニだと思います。ご飯がメインのお弁当が主力商品ですし、甘みであるデザートも品揃え豊富です。いずれも賞味期限が短いために頻回にコンビニを訪れることにつながるため、コンビニの業績に多大な貢献をしています。さらに依存度を高めるために、最近では甘み依存を誘発するドーナツの販売に力を入れています。

他の娯楽が増えたことでギャンブル依存から抜け出す人が増えたことと同じように、もしかしたら新たな価値観が生まれることにより、糖質依存や糖分依存から抜け出す人が増えるかもしれません。もし糖質依存や糖分依存に日本人の多くが気付いて抜け出すことが出来れば、コンビニの業績は一気に悪化してしまうかもしれません。現時点ではそのような事態になる可能性は限りなくゼロに近いとは思いますが。

他にも依存症産業はあると思いますので良かったら探してみてください。

アトピー性皮膚炎は病院に行く必要がなくなる時代へ

アトピー性皮膚炎は糖質を控えることで治すことができます。(参考:21世紀のアトピー性皮膚炎の対処法
突き詰めるとわざわざ病院に行って薬を処方してもらう必要がなくなります。
糖質を控えると症状が収まるので全く糖質を食べなければ症状は徐々に改善します。
そういう意味でも病院に行く必要はなくなりますが、一度ステロイドで抑えてしまえば後は糖質を食べないだけで皮膚炎を繰り返すことがなくなります。
虫に刺されて赤くなるのと同じで、糖質を食べると赤くなるのです。
因果関係がわかれば、薬局で市販されているステロイドで充分対応出来てしまうというお話です。

21世紀のアトピー性皮膚炎の対処法で書きましたように、アトピー性皮膚炎は糖質を許容量よりも少し食べ過ぎれば痒みを生じ、更に食べ過ぎると皮膚に炎症を起こし赤くなります。
糖質を食べすぎた結果皮膚炎を生じた際に痒みには市販の抗アレルギー剤で対応し、赤みには市販のステロイドで抑えてしまうのです。それでもおさえることができなければ病院で処方されるステロイドを使う必要がありますが、糖質を控えてしまえば市販のものでも十分対応できると思います。もし市販のステロイドでおさえきれないほど皮膚の炎症が激しければ、それだけ糖質を食べすぎている証拠でもあります。真剣に糖質回避をされることをお勧めします。

アトピー性皮膚炎は治ります。
皮膚の炎症がおさまる許容範囲まで糖質を食べる量を減らすだけです。
アトピー性皮膚炎は糖質の食べ過ぎを教えてくれている身体からのメッセージです。
メッセージに従い、食べ過ぎないように気を付けるだけのことです。

ちなみに皮膚科を受診してもこのことは教えてもらえないことが多いようです。
その理由は二つ考えられます。
一つは糖質回避でアトピー性皮膚炎が治ることを先生が知らない。
二つはアトピー性皮膚炎が治ってしまうと患者さんが減ってしまうので教えたくない。
このどちらかだと思います。

最終的にはアトピー性皮膚炎は自分で調整できる病気というよりは、糖質を食べ過ぎると皮膚に炎症を起こしてしまう体質だと受け入れるとよいと思います。20世紀は一生にわたって皮膚のお手入れが必要な病気でしたが、21世紀になるとアトピー性皮膚炎は糖質を食べる量を調整することにより自己調整できる体質でしかありません。
この知恵をみんなに広め、アトピー性皮膚炎で悩む人がいない世の中を実現しましょう。

21世紀のアトピー性皮膚炎の対処法

アトピー性皮膚炎はアレルギー体質の人が罹患する6か月以上持続する慢性湿疹です。
汗をかく部位に好発する疾患です。

20世紀の治療は抗アレルギー剤を内服し掻痒感・痒みをコントロールし、皮膚の炎症(皮膚が赤くなること)に対してはステロイド剤を外用し炎症をコントロールする対象療法でした。
アトピー性皮膚炎の原因はダニ・ホコリ・汗に対するアレルギー反応であり、避けられないと考えられていたため治すことは困難だと考えられていました。
原因が避けられないため、抗アレルギー剤・ステロイド外用という対症療法で対策をしていました。これが20世紀の治療法でした。

21世紀のアトピー性皮膚炎の治療は考え方が全く異なります。
炎症が起こった場合には抗アレルギー剤やステロイド剤を使うことは同じですが、そもそも炎症を起こさないようにするのが21世紀のアトピー性皮膚炎の治療です。
炎症を起こさないようにするのは単純な糖質回避です。
糖質回避をすることでアトピー性皮膚炎の症状が出なくなります。
状況証拠ですが、アトピー性皮膚炎の原因は糖質のとり過ぎのようです。
糖質回避によるアトピー性皮膚炎の改善率は、糖質回避による病気の改善率に掲載しておりますが糖質を減らすことで9割以上の方が改善します。
(改善する理由は糖質とアレルギーの関係の仮説をご覧ください)

21世紀のアトピー性皮膚炎の治療は糖質を取らないことを第一選択と考え、糖質回避ができる人は症状が出なくなるようです。つまり糖質を食べなければ病気が治るのではなく、なくなってしまうのです。
糖質をやめられなくても対処法があります。
まず皮膚の炎症はステロイドで抑えるのは20世紀の治療法と同じです。
皮膚の炎症が収まってから、再び皮膚の炎症が起これば身体が教えてくれる糖質をとり過ぎのサインです。糖質を食べ過ぎると1日で皮膚に炎症が起こりますので、1日前までの食事で糖質を食べ過ぎていないかを思い出してみるのです。これまで食べていた量よりも明らかに多い食べ方をしていればその食べた量は、自分の身体にとっては食べ過ぎだということがわかりますので、次からはその量は食べないように気を付けるだけです。糖質を食べすぎると翌日皮膚炎をおこすわけですから、その因果関係を確認し次から糖質を食べすぎないように気を付けることが21世紀のアトピー性皮膚炎の治療です。
食べても大丈夫な量が人によって異なるため注意が必要です。毎食お茶碗3杯食べても大丈夫な方もおられれば、お茶碗1杯でも食べ過ぎな人もいるのです。その人その人にとって糖質を食べても大丈夫な許容量があるようです。許容量をオーバーしてしまえば皮膚炎を生じ、許容量の範囲内であれば皮膚炎は生じないのです。
(実際には糖質だけではなく、汗やダニ・ホコリ・乾燥などの悪化因子とが合わさって皮膚炎を生じるようです。そのため糖質を食べすぎても汗などの悪化因子に乏しければあまり皮膚炎を生じない場合もあります。組み合わせる悪化因子が避けられないため、糖質を避けるという発想です)

振り返り法

人それぞれ食べても大丈夫な糖質の量が異なるため、自分の身体で試してみるのです。
上記のように糖質を食べ過ぎると翌日症状が出るので、振り返り法が有効です。
振り返り法とは、前日までに食べた糖質の量を振り返ってみるという考え方です。そして自分の身体の食べても大丈夫な糖質の許容量を把握するのです。皮膚炎(皮膚の赤み)や痒みなどの症状が出なければ前日までの糖質量はOKです。皮膚炎や痒みが出れば当日から前日までの食事で糖質を食べすぎの可能性が高いので、思い出して食べ過ぎをチェックするのです。思い当たることがあればそれが皮膚炎・かゆみの原因です。その食べ過ぎの量を覚えておいて、次からその量をこえないように気を付けるだけです。何度も繰り返していると自分の身体の許容量がわかるようになってくるはずです。
残念ながらタイムマシンで食べ過ぎない方がいいよとアドバイスすることはできないので、食べ過ぎてしまった結果である痒みは抗アレルギー剤、皮膚炎はステロイドで抑えるようにしましょう。

20世紀の治療ではステロイドを使って一端炎症がおさまっても塗るのをやめると炎症を繰り返していました。理由は単純で糖質を食べ続けていたからです。許容量をこえた糖質を食べることをやめてしまえば、ステロイドで一端抑えると炎症はぶり返しません。

糖質を食べる量を調整するだけで、アトピー性皮膚炎はコントロールできる時代になるのです。

最初のコントロールにステロイドは使いますが、最終的に糖質を食べないだけで症状は出なくなります。いわば究極の脱ステロイド療法だと思います。
アトピー性皮膚炎は薬が必要なくなる状態にすることができます。つまりアトピー性皮膚炎は治るのです。良かったらお試しください。

糖質回避は医者回避

糖質回避は医者回避
様々な病気の原因が糖質のようです。
少なくとも2型糖尿病は間違いなく糖質の摂り過ぎが原因です。そもそも常識が間違っていたのが原因だと思います。間違った常識とは糖質を主食として食べるということです。主食という概念そのものに問題があるようです。

糖質回避によって改善する病気は多々ありそうです。
私も最初に知った際には胡散臭く感じてしまいましたが、少なくとも肥満は改善しそうだとおもいました。

現時点でわかっていることは各種アレルギーは治ります。慢性蕁麻疹は苦戦しているものの、アトピー性皮膚炎乳児湿疹、花粉症などは糖質を食べないだけで治りそうです。
ニキビも糖質を控えるだけで新しくできにくくなります。

最近わかってきたことは尋常性疣贅(イボ)などのウイルス感染や、尋常性白斑・円形脱毛症などの自己免疫性疾患が改善することです。

少なくとも2型糖尿病、アレルギーや自己免疫性疾患、ニキビやイボなどの繰り返す感染症は糖質回避により病院に行く必要がなくなりそうです。
恐らく高血圧も糖質回避することで、改善すると思います。その理由は高血圧が糖質依存に伴う塩分依存による塩分の取りすぎが原因だと思います(すべての高血圧の原因が塩分のとり過ぎとは考えられていないようですが、そもそも塩分摂取量が1日1g程度が人間にとって最低限必要な塩分量なのかもしれません。もしかしたら人間は肉や魚などに含まれている塩分だけで十分なのではないかと考えています。)。糖質依存から抜け出すと、食事の塩気は少なくてすみます。そもそも塩分がほしいのは主食であるご飯やパンの甘味を打ち消して食べるために塩分を取りすぎているのです。ちなみに糖質回避をしていると味覚が鋭くなるので、少しの塩気を敏感に感じ取ることができるようになる可能性があります。

糖質回避は医者回避

このサイトが広まれば、病気で困ったらまずは糖質回避をすることが第一選択の治療法となると思います。
糖質回避をしても治らない場合と、糖質回避ができない場合に初めて病院を受診する時代が来ると私は思います。

医者が余る時代がすぐそこまで来ていると考えているのは私だけでしょうか?

 

糖質回避は災害にも有効

今日11/19は備蓄の日だそうです。

糖質回避は災害にも有効です。
糖質は本来備蓄向きの食料ですが、美味のため日常食とされてしまったようです。
農耕以後の歴史を見ても、美味な小麦や米が競って栽培され高値で流通することから更に栽培されるようになりました。美味であるがために日常食となったのです。
元々は収穫期以外の時期にも保存が効くという利点から野菜よりも優れた食料として重宝されるようになりました。その食料が美味だったため主食という地位を確立したのです。
備蓄の日ですが、究極の保存食はお米です。
水とカセットコンロを用意することで長期間の停電や断水があってもお米をたくことができます。
保存食としておかずになるものを備えておくことが備蓄には有効だと思います。
災害時には糖質回避をやめ、保存食としての糖質を食べることで災害をやり過ごすのです。
東海・東南海地震やそれに伴う富士山の噴火が起こってしまった場合、地域によっては最大1か月や2か月のライフラインの断絶の可能性が考えられます。これだけの長期間の食料の確保を考えると、お米を水とカセットコンロと共に備蓄することが最も効率的だと思います。

私は日頃お米を食べないので、もらったお米を災害時の備蓄用として保存しています。

更に日頃糖質回避をしていると有効なことがあります。
何故なら糖質回避により糖質依存から抜け出していると、大してお腹が空かなくなるからです。
お腹が空かなくなる理屈は、そもそも強い空腹感が糖質依存の禁断症状だからです。禁断症状だからこそ我慢しているとピークをこえる感覚があるのです。仮に禁断症状でなければ、尿意のように次第に強くなり、排尿しない限り消えたり弱まったりはしてくれのと同じで、食べない限り弱まらないはずです。糖質依存から抜け出しているとピークをこえた後の空腹感しかないため、災害時に強い空腹感と闘わなくてすむので避難生活が楽に過ごすことができます。
お米であれば炊飯することで量が増えるので、備蓄としても最適です。
災害時は非常時ですから食べ物を選んでいる余裕はありませんから、糖質を食べて日常生活に戻れる日を待ちましょう。

以上のことから備蓄はお米とし、日頃は糖質回避をして糖質依存の禁断症状である強い空腹感を感じることがないようにしておくことがいざという時に困らない災害対策だと私は思いますがいかがでしょうか?
糖質回避教の信者の方々は今一度お考え下さい。

アレルギーの指標IgEを下げるには?

アレルギーの重症度の指標の一つがtotal IgEです。
俗にアレルギーの検査とされるのは各アレルゲンに対するIgE:特異的IgEを測定することです。
total IgEとは特異的IgEの全ての集まりを測定するもの、IgEの総和を表します。
アレルギー反応が激しいとtotal IgEの数値が高い傾向があることから、アレルギーの程度を見極めることに使われます。

職業の種類によってはIgEの数値が高いと適正がないと判断される場合があります。
その一つが飛行機のパイロットです。
アレルギーの重症度が高いと判断力に問題を生じるという解釈のようです。
一定以上の数値のtotal IgEであればパイロットにはなれないそうです。
パイロットには裸眼視力が要求されますが、アレルギーの程度にも制限があるようです。
内服可能な抗アレルギー剤はあるようなので、アレルギー自体が欠格事項ではなく、コントロール不良のアレルギーが問題なようです。その判断をtotal IgEの数字により判断するようです。

total IgEが上昇する原因が花粉症やアトピー性皮膚炎であれば、それぞれの症状を抑えるとtotal IgEは下がります。花粉症であれば抗アレルギー剤内服するか花粉を吸わないようにすることです。アトピー性皮膚炎ではステロイドを外用することで皮膚の炎症を抑えることです。治療することである程度は下げることができますが、症状が激しい場合や治療が不十分な場合にはtotal IgEが高いままになります。一定以上のtotal IgEの数値によってはパイロットになれないこともあったようです。

これからはtotal IgEを下げたいと思えば、糖質回避をすることです。
花粉症やアトピー性皮膚炎の症状が治まるので、IgEは下がると思います。

特異的IgEの上昇する理由

ちなみに特異的IgEがあるからアレルギーが起こると考えている人がいるようですが恐らく間違っています。
粘膜や皮膚で炎症が起きた状態で、花粉やダニ・ホコリなどで刺激された結果として感作されIgEが産生されています。花粉やダニ・ホコリが原因ではなく、既に炎症が起きているのです。
炎症が激しければIgEは高くなりますし、炎症が収まれば刺激が少ないためIgEは下がります。

原因が花粉やダニ・ホコリであれば花粉やダニ・ホコリがある限り、他のことをしても改善しないはずです。しかし機序は不明ながら糖質回避により花粉症もアトピー性皮膚炎も改善します。
このことだけでも花粉やダニ・ホコリが直接の原因ではないことがわかります。
皮膚に炎症がある状態で花粉やダニ・ホコリが触れるため、炎症反応が起こりIgEが上昇してしまうのです。そのため症状の程度によってIgEの数値が上下します。
(参考:自己免疫性疾患とアレルギーの関係(仮説)

花粉症やアトピー性皮膚炎では症状に反映して特異的IgEが上昇するだけで除去できるわけでもないため、検査をしてもほとんど意味がないと思います。しかし仕事の兼ね合いなどでIgEを下げたいと思われた方は糖質を避けることが一番の近道だと思います。ただし症状が改善してもIgEが下がるまでしばらく時間がかかりますので、total IgEを検査される2・3か月前から糖質をできるだけ避けることをお勧めします。