将来営業マンがいなくなる合理的な理由

将来営業マンがいなくなる合理的な理由があります。何故なら消費者が賢くなって営業マンの人件費が捻出出来なくなるからです。
例え良い商品があったとして営業マンから勧められたとしても、説明は聞くものの購入はインターネットで買うからです。今でも営業マンの人件費分高い商品をわざわざ買ってくれる人は少ないのではないでしょうか?
まだインターネットでは売っておらず、営業マンから商品を購入するしかない商品は成り立つかも知れません。しかし法律での規制でもない限り何でもかんでもインターネットで取り引きされる時代です。ということはわざわざ営業マンから買うというスタイルが今のまま残ると考える方が不思議です。
事実家電製品では家電量販店で実物を確認しインターネットでの購入する人がいます。今は営業マンの仕事があってもいずれ無くなると考える方が妥当だと思います。

営業マンがいなくなるもう一つの理由が営業マンに課せられたノルマです。そのノルマを達成するために営業マンが説得マンに成り替わるのです。この説得マンが営業マンのイメージを悪化させます。一時の営業成績のために説得して商品を売り付けるのです。根負けするか「衝動買いの心理」によりつい買ってしまうのです。言葉巧みに買うように誘導されてしまうので、営業マンを避け自分の好きなように買うことの出来るインターネットでの購入を選択します。「衝動買いの心理」に惑わされることなく自分の意思で買う上に安いのですから、営業マンからわざわざ買う理屈はありません。

そして今起こっていることで凄いのは、営業マンが小売店を回って販売してもらっていたある商品を直接インターネット販売し始めたことです。しかも小売店への卸価格でインターネットで直販するので小売店では商売が成り立たなくなっています。インターネットでの購入に抵抗がある人や、インターネットの方が安いことを知らない人も一定数残っているため商売がかろうじて成り立っています。しかしインターネットの方が便利で安いことに気付いた人から、小売店からインターネットでの購入に流れてしまいます。言わば小売店はお客さんを捕まえてもらう撒き餌で、インターネットで釣り上げるようなものです。小売店と営業マンの役割は終えつつある証拠です。

将来においてもインターネット販売が考えにくい高価な車やマンションなどは最後まで営業マンは残るかも知れません。しかし自動運転が当たり前で電気自動車の時代が来れば、そもそも車を買うという考え方が無くなるかも知れません。好きな時にスマホを操作すれば家まで車が迎えに来てくれて目的地に連れて行ってくれる、無人タクシーのような使い方が主流になる可能性すらあります。利用頻度が高いために購入するとしても、今の電気製品と変わらず自動運転の電気自動車をインターネットによって購入することが当たり前になる時代になるかも知れません。

このように考えると高価な車ですら営業マンがいらなくなるかも知れません。ということはどんな業種の営業マンもいらなくなる可能性があるのです。時代の流れが私が思ったよりも遅ければ、現在40代の営業マンは無事に定年を迎えることが出来るでしょう。私が考えているよりも遥かに早ければ、何歳であっても来月から来なくていいよと言われるかも知れないのです。

営業マンとして物を売る人も営業マンから物を買う人も営業マンの本質に気付き、少しでも物事を考えるようにしましょう。

近い将来医者が余る3つ目の理由

ある程度成績が良いと医学部に進学するという風潮があるようです。何故なら医学部に進学した時点でその多くが医者になれるからです。そして一度医者になれば生涯安泰だと考えられています。だからこそ親は安心な資格として医師免許をとるように促します。

丁度30年程前に歯科医が人気だったことが思い出されます。医学部程は難しく無く、当時は収入も多かったからです。今では歯科医が増えてしまった上に、虫歯の数自体が減っているので経営は大変です。需要と供給のバランスで勤務している歯科医の待遇は悪くなる一方のようです。資格があっても待遇が悪くなっているのは弁護士や公認会計士も同じようです。弁護士や公認会計士もやはりコンピュータに仕事が奪われつつあります。

資格があるから安心というのは過去の幻想のようです。

前回近い将来医者が余る2つの理由と題して記事を書きました。1つは糖質回避により病気そのものが減ること。2つ目は人工知能により医者が生身の人間である必要がなくなるということです。そしてふと3つ目の理由を見つけました。今回はそのことに関して書こうと思います。3つ目の理由に関しては現在進行形で既に始まっています。インターネットの情報により受診する必要が減ることです。

インターネットが出てくる以前は、何か身体に不調があると病院を受診していました。少し気の回る人は家庭の医学などで調べて、必要があれば病院を受診していましたが大半の方はすぐに病院を受診していました。今では違います。困ったことがあればまずインターネットで検索します。間違った情報もありますが、大まかな知識を得ることが出来るようになっています。以前はその大まかな知識すら医者に聞くしか知ることが出来ませんでした。本による正確な知識を得ようと思えば、医学書を読むしか無かったからです。

今では医者だけでなく患者さん自ら情報発信する時代です。情報発信する視点は様々ですが、自分の病気を公表し治療法や経過が掲載されているものもあります。結局は健康食品の宣伝とか、広告収入目当てで大袈裟に書いてあるページも散見されるのはご愛嬌です。同じ病気で悩んでいる人の助けになることを目的とした患者さん自らの情報発信もあります。それらの情報はこれまでにない効果をもたらします。医者でも知らないような情報も含まれているのです。つまりこれまでは偶然知り合いに同じ病気の人がいなければ知りえなかったことをインターネットを通じて、知ることが出来るのです。

そもそも病気の治療を医者が独占していたのは、安全性を担保しながら医療を提供するには効率が良かったからです。膨大な病気に関する情報の中から病気を検索し、診断することが人間の頭脳を使うしか無かったのです。その状況が一変したのはインターネットとそよ検索システムです。人間の頭脳にしか出来なかった情報の中から必要な情報を取り出すことをいとも簡単に出来るようになったのです。今の所インターネットの情報は玉石混交で、正しい情報を取り出すにはそれなりの知識やテクニックを要します。しかし医者にかかる以外他に選択肢の無かった時代から考えると天と地ほどの差があります。自分で病気の情報を探す人が増えつつあるのです。このことが医者が余る世の中を加速していきます。

安全性が担保されながらもっと効率が良い方法があれば、そちらにシフトするのは当然の流れです。

現在起こりつつあることは、今の所診断をつけてもらうのは医者であっても、診断の根拠を自ら検証し治療法(治る方法)を探す時代になりつつあります。現在のところインターネットには体系立てて診断する仕組みが無いため、患者さん自身の診断は誤りが多いのですがインターネットで体系立てて診断する仕組みさえ出来てしまえば、診断のために受診しなくて済む時代が来るかも知れません。

しかも医者を受診すると病気を治る方法ではなく、治さない方法を教えられる可能性まであるのですから、本当のことを知った人から順に益々医者離れが加速するでしょう。例えば2型糖尿病アトピー性皮膚炎ニキビなどは糖質回避により簡単に治るにも関わらず治らない方法しか医者が知らないのですから厄介です。そして治ることを知っても自分の利益を守るために、患者さんに教えようとしない医者もいることでしょう。治る方法を教えてくれない医者は淘汰される時代がやって来るでしょう。

医療業界は激動の時代に突入します。この話を信じるか信じないかは貴方次第です。

仕事の出来る人と出来ない人の違い

仕事の出来る人と出来ない人の違いを考えてみます。仕事が出来る人というのは、一般的には手際が良く処理能力の高い人のことです。その反対に仕事の出来ない人は手際が悪く処理能力の低い人のことです。生まれつき能力が違うと言ってしまえば元も子もないのですが、それは努力しようとしない人の言い訳でしかありません。誰にでも仕事が出来る人になるチャンスはあります。仕事が出来る・出来ない、その違いを考えてみることにしました。

  • 様々な物事の仕組みを知っている
  • 相手の立場に立って物事を考えることが出来る
  • 先のことを予測しあらゆることをあらかじめ考えている

様々な物事の仕組みを知っている

そもそも様々な物事の仕組みを知らなければ、物事を考えることが出来ません。例えば商品の発注の仕組みを知らなければ、スムーズな発注は出来ません。伝票一つとってみても、その伝票にどのような意味があるのか、また各項目にどのような意味があるのかを知らなければ、イレギュラーに対応出来ないからです。通常なら10で頼んでいたのに今回は100の発注となっている。同じ発注をしようとしているにも関わらず、10ケースと100本という単位の異なる書き方になってしまうこともあり得ます。その1ケースが10本ということを知っていれば、同じ発注かもしれないと気付くことが出来ます。また日頃の発注は10だと知っていることから急に発注が増えるのがおかしいと疑うことが出来ます。そのように物事の仕組みを深く理解していることで、通常とは異なる状態に気付くことが出来るのです。型を知っているから型を外れるとすぐにわかるようなものです。

物事の仕組みを知らなければ、改善・工夫も出来ないのです。例えば早くして欲しいと言われても物事の仕組みを知らなければ、どうしたら良いのかわからなくなります。物事の仕組みを知っていれば、早く出来るように大勢に影響ないことを削るのです。

仕事の出来る人になりたければ、例え仕事には直結しなくてもありとあらゆる様々な物事の仕組みを知っておくことです。何故なら知らなければ考えることが出来ないからです。

相手の立場に立って考える

相手の立場に立って考えるとは、相手の目で見て考えるということです。

仕事は必ず相手のあることです。同じ会社内の人が相手かもしれませんし、取引先の人が相手かもしれません。その相手の望んでいることを考えることが出来る人は仕事を円滑に進めることが出来ます。何故なら相手のためになる仕組みを前もって考えているからです。

相手の立場に立って物事を考えるのは、これまで考えたことのない人にとっては困難なことかもしれません。しかし営業マンをはじめとするサラリーマン全ての人が、本来なら身につけるべき考え方だと思います。相手にこれを買わせようではなく、これを買ってもらうと相手にとっても得ですよという考え方です。代金を支払ってもらってもお得になる仕組みを考えるのです。

究極に相手のことを考える考え方として、利益は企業の為ならず という諺を考えました。真意は利益を追い求めることは本当の意味で企業の為になりません。利益はお客さんのためにあるべきです。企業がお客さんのためになる活動をするための運営資金として利益はあるべきです。企業の理想の形はお客さんのために存在するという考え方が出来る人が、仕事が出来ると思われるようになります。

あらかじめ考える

仕事の出来る人は咄嗟に判断することが出来ます。咄嗟に判断出来る人と出来ない人の違いで書きましたが、あらゆることをあらかじめ考えておくことが違いとなってあらわれます。

前もって考えている人は考えていることと全く同じことであればすぐに判断出来ます。もし考えていることと違いがあっても、考えていたことを元に違いから考えることが出来ます。全く考えていない場合より、早く判断が出来ます。結果として仕事が出来ると判断されます。

前もって考えている時点で、仕事の出来る人は何らかの準備をしています。例えば、もし失敗したらどのように被害を最小限にするかをあらかじめ考えています。

仕事の出来る人かどうか見分けるために、状況が違った場合どのように対応するかを聞いてみると良いでしょう。仕事の出来る人であれば、想定してあらかじめ考えてあるので、すぐに対応策を教えてくれると思います。

電話勧誘販売・路上販売・訪問販売の目的

電話勧誘販売や路上販売、訪問販売など話をすることで商品を販売しようとする商法があります。
良い物なら自然に売れるはずです。
インターネットのホームページに情報を掲載していれば売れていく時代です。
会社の規模が小さく配送の手配が難しくても、代理してくれる業者がいくつかあります。
それでも電話での勧誘や路上勧誘、訪問販売など営業マンが話をすることで商品を売るには理由があります。

一言で言えば衝動買いの心理を活用した販売方法であるということです。言葉巧みに相手を欲しい気持ちにさせることが目的です。営業マンと話をしていたら、つい買いたくなっていつの間にか買うことになってしまうのは、この心理を使われてしまうからです。
これだけインターネットが広まった今では、欲しい物は自分でネット検索して買う人が多いでしょう。すぐに買うかどうかは別にしてどのような種類、どのようなレパートリーがあるのかを知るだけでも楽しいものです。様々な情報を好きな時に見ることが出来るのがインターネットの特徴です。そして必要な物を必要な人が買えば良いというスタンスなので、自然体の販売です。
一報電話勧誘販売・路上販売・訪問販売などは少なくとも販売員の人件費分余分な経費がかかっています。その分割高になるはずです。割高になった分話術で欲しい気持ちにさせて販売するのが電話勧誘販売や路上販売、訪問販売などの販売方法です。

この欲しい気持ちにさせるのが販売員の腕の見せ所ですが、そもそも必要なものであればネット検索するはずです。それほど必要はないものであるという前提が成り立ちます。確かに画期的で良いものなのかもしれませんが、そのことを教えてもらってネット検索して似たようなものを探して納得出来れば買うのが正解です。

販売員の目的は物を売ることです。
相手の都合は関係ありません。
話の内容に少しでも興味を示せば延々話をしてきます。そしてその内容は買うように説得する説得マンでしかないのです。
欲しいという衝動買いの心理を巧みに活用して説得してきます。
そして割引は今だけとか、すぐに売り切れるなど決断を迫るように仕向けます。

これらの販売方法に気づいている国は、クーリングオフという制度を設けています。
正に衝動買いを取り消せる法律です。

対策

一番の対策は話をしないことです。
私は説得マンから物を買うつもりが全くないので、お互いの時間を無駄にしないために一切話をしません。
突然訪問する営業マンにはパンフレットと名刺だけ置いて帰ってもらいます。
電話で訪問予約をされる場合もごく希にありますが、訪問の目的を聞いて受けるか受けないかを見極めます。まず受けることはありません。

言葉巧みに他の医師を装って電話口に出させようとする電話販売員もいますが、嘘をついてまで電話する時点で信用が出来る訳がありません。商品にも嘘がある可能性が高いからです。全てシャットアウトします。
どうしても医師を装う場合には、連絡先を聞いてこちらから電話するように伝えます。素直に応じれば電話してみますが、とにかく繋ぐよう求めると怪しいので電話を切るようにしています。

投資用のマンションの勧誘の電話などがよくありましたが、本当に良い投資をわざわざ人に教えるわけがありません。良い投資であっても人に教えた時点で利益が拡散してしまうからです。
ということは投資が目的ではなく販売が目的です。
投資が釣り餌で販売が目的ということです。
本当にマンションで投資をするのであれば中古のマンションの方が利回りが良いので、新築のマンションを勧めることに合理性はありません。

今電話勧誘販売、路上販売、訪問販売などの営業をされている人は、今はまだ仕事があっても、もうじき仕事がなくなると思います。
営業の説明を聞いた時点でネット検索して、最終的に買うのはネットという時代がやってきます。
早い段階での転職を考える方がよいと私は思います。

機械に負けないために問題を見つける視点を持つ

機械がどんどん進化しています。
工場では機械化が当たり前のように進んでいます。
今工場で機械化されていないのは、機械化が困難か機械化の方がコストがかかるからです。
かつて産業革命により機械に仕事を奪われることを恐れた手工業者、労働者による機械を破壊するラッダイト運動という運動が起りました。
当時は機械が大型で数が少なかったことに加え、1台で数百人・数千人分もの仕事を奪ったため標的とされました。

しかし今では機械がどんな仕事を奪っているのかさえわからないくらい、様々な分野に機械が進出しています。かつては手作業の代わりを機械が行うようになっていました。今では頭を使うことでさえも次々機械化されつつあります。つまりブルーカラーの仕事が機械に奪われる時代から、ホワイトカラーの仕事が機械に奪われる時代になりつつあります。コンピュータの性能がきわめて向上し、人工知能という優秀な機械が生まれつつあります。既に検索機能においては人間をしのぐ能力を発揮しているようです。機械は単純作業が非常に得意です。文句も言わず繰り返し、基本的にミスもありません。万が一ミスがあったとしても確認しなおすことを得意としています。ホワイトカラーの仕事の本質を抽出することで、単純作業として機械がこなしてしまうのです。

例えば伝票の整理などは人間にしか出来ない作業だとされていましたが、仕分けの仕方さえ単純化して機械に教えてしまえば簡単にこなしてしまいます。このような点から会社の経理という仕事は将来なくなると考えられます。少なくとも今の経理に必要な人数がこの先も必要だと考える人は少ないと思います。
他にもコンピュータが代わりに仕事をしてしまいます。営業マンも激減してしまうと思います。何故なら本当に必要なものはネットで簡単に手に入る時代です。わざわざ会社が営業マンの人件費をかけてまで売りたい物が、欲しい人はそれほど多くはないと思います。同じ物がネットで安く手に入るからです。ネットでは売っていない良い物を売り出したとしても、必ず他の業者がネットで営業マンの人件費を差し引いた値段で売り出してくると思います。つまり営業マンから説明を受けても買うのはネットという時代が近いうちにやってきます。

今のところ将来にわたって安泰な企業や仕事が何かはわかりません。
そしてどのような知識を身につけると生きていけるのかもわかりません。
機械がこれほど進歩した時代を人類が経験したことがないのですから当たり前といえば当たり前です。誰にもわからないのです。
そのような中で機械に代わりが出来そうにない能力がタイトルに書いた『問題を見つける視点』を持つことです。問題を解決する能力は恐らく人工知能の方が優秀だと思います。今はまだ問題を解決する能力に関しては人間の方が優秀だと思いますが、近いうちに人工知能の方が広い視野で考えることが出来るようになるので人工知能に負けてしまう時代がくるのではないかと思います。だからこそ人間にしか出来ない『問題を見つける視点』を身につけることです。問題を見つけないと解決策も見つけることができません。問題を解決することが仕事になっていくのだと思います。人が見つけた問題は機械が解決してしまいます。自分で『問題を見つける視点』を持つことだけが、人工知能の性能が上がっても機械に仕事を奪われず生き抜くことが出来る方法だと私は思います。

問題を見つける視点

見つける問題は何でも構いません。
それこそ不満でも良いのです。
ただし不満を抱くだけで終わらせては知恵は養えません。
抱いた不満から問題の本質を見つけた上でどのようにすればその問題が解決出来るかを考えるのです。絶えず思考実験を行うようなイメージです。
すぐに答えは見つからないと思います。かといって考えることが無駄になる訳ではありません。答えがない問題の解決策を考えることが知性です。
自分だけで解決出来るのであれば、不満を解消すれば良いのです。

例えば地方ではテレビ局が少ないという不満を抱いたとします。
解決策はいくつかあります。
テレビ局の多い都会に引っ越すのも一つでしょう。
BSやCS放送を受信出来るようにするのも一つでしょう。
それぞれの費用を考えて、費用を払ってでもテレビを見るかどうか解決策を考えるようにするのです。

本当に何でも構いません。
問題を見つけ、解決策を探す思考実験をすることが一番の目的です。
思考実験を繰り返すうちに新たな問題に気づくことが出来るようになります。
見つけた問題について、人に意見を聞くのも自分の身になります。

機械に負けないために『問題を見つける視点』を持つようにしましょう。

無から有を生み出すことの出来る人だけが生き残る

これからは無から有を生み出すことの出来る人だけが生き残ることの出来る時代がやってきます。既に有るものを工夫するだけなら、恐らくすぐにでも人工知能でも出来るようになるでしょう。今の所無から何かを生み出すことは人間にしか出来ません。もしかしたら機械が無から何かを生み出す時代がやってくるかもしれません。逆に言えば、無から有を生み出す以外は何でも機械がするようになる時代がやってくるのです。人間のする仕事がなくなることを防ぐために、わざわざ機械化せずに人間に仕事を残すかどうか議論される時代がやってくるのではないでしょうか?

過渡期においては機械にドンドン仕事を奪われ、収入を失った人達が路頭に迷う時代がやってくるかもしれません。

少なくとも考える必要のない作業はいつでも機械に仕事を奪われる可能性があります。無から有を生み出す仕事だけが最後まで人間の仕事として残りそうです。

今のうちから無から有を生み出す仕事を考えてみて下さい。

ちなみに作曲家ですら人工知能にとって代わられそうです。既に人工知能による作曲がはじまっていますし、別の人工知能によりヒットする可能性があらかじめ予測できます。組み合わせることで、作曲した中でヒットする可能性の高い物だけを選ぶことは簡単なことのはずです。作曲は限られた記号の組み合わせに過ぎないから、現時点で実現出来たのだと思います。

発明家や起業家、様々なプランナーなど無から有を生み出すことを考えてみて下さい。少なくとも今の子供たちには無から有を生み出すことを伝えてあげましょう。

テレビでは本当のことは言ってくれません

テレビでは本当のことを言ってくれるとは限りません。一言で言えば大人の事情というやつです。

理想としてはテレビは視聴者の利益になる正しいことを放送するべきですが、資本主義の世の中ではお金を支払う人の利益になるように物事が動きます。
資本主義ではお金を支払う人の利益になることをするという考え方でいけば、NHKは受信料を支払う国民の利益になることを放送するべきです。しかしNHKはお金を支払ってもらう国民が、放送内容が悪くても受信料を支払わないという選択肢が事実上存在しないため、国民の利益を優先して放送するという観点が抜け落ちています。残念ながら厳密な意味では、資本主義の原理に反している状態です。どのような内容を放送しても、視聴者がお金を払うのが当たり前のため視聴者の利益になることを考えることをおろそかにしているようです。そして他の民放と数字で比較される視聴率で負けないことを目的に放送内容を考えているため、方針が迷走し結局は民放と変わらない内容を放送しています。

NHK以外の民放は誰のことを考えて放送しているかと言えば、スポンサーの利益、ひいてはテレビ局の利益のために放送を行っています。資本主義だから企業が利益のために行動することはある程度仕方がないとされています。では視聴者はどういう役割を果たしているかと言えば、テレビ局の利益を上げるための手段でしかないのではないでしょうか?

いくら正しいことを放送してもスポンサーがお金を支払ってくれなくなれば、いくら視聴率を稼いでも仕方がないと考えてしまうようです。残念ながら視聴者に対するテレビのコマーシャルの影響が減りつつあるいる今、スポンサーの意に沿わない放送は事実上出来ないのが現状です。ちなみにテレビコマーシャルの影響が下がりつつあるのは、視聴者が録画してコマーシャルを飛ばして見ることが当たり前になってきているからです。その結果アメリカではリアルタイムで視聴してくれるアメフトのコマーシャル料金が高騰しているそうです。スポーツはリアルタイムで視聴してくれるからです。

大人の事情で本当のことを放送しなくなった一例は糖質回避、一般的には糖質制限です。糖質回避は画期的なアイディアですが一時期を境に放送されなくなりました。当初は画期的なダイエット法として放送されていました。効果が劇的で様々な病気まで治るので危機感を抱く企業が多数出たのだと思います。このままでは企業の存続に関わるので慌てて糖質制限の危険性の喧伝を始めたようです。

糖質制限・糖質回避は様々な病気が治る画期的な食事法です。肥満アトピー性皮膚炎をはじめとする各種アレルギー、2型糖尿病などが治ります。治療薬がいらなくなってしまうので、治ってもらうと困ると考えた人達がスポンサー料を盾に糖質制限を放送しないように伝えているのかもしれません。糖質制限を否定的に放送するテレビ番組のスポンサーがパン屋さんだったこともありました。パン屋さんも危機感を抱いているようです。

糖質依存の危険性を考えると、主食という概念そのものに問題があるのかもしれまけん。しかし上記の理由でNHKが思い切った判断をしない限り、テレビでこのことが拡まることはないでしょう。テレビでは本当のことを放送するとは限らないのです。

本当のことは自分で探すしかありません。幸い21世紀にはインターネットという情報があります。後は嘘も多いインターネットから、正しい情報を見つけ出す知恵をつけるだけです。このサイトがその一助になることが出来れば幸いです。

近い将来銀行は淘汰されていく

銀行に対して恨みがある訳ではありませんが冷静に考えて、近い将来銀行は淘汰されていくと思います。特に地方銀行はかなり厳しい状況に追い込まれそうです。50歳代の銀行員は定年まで何とか持ちこたえられるかもしれませんが、40歳代はかなり厳しいと思います。このマイナス金利で急激に銀行員の未来が閉ざされつつあります。30歳代は間違いなく銀行の統廃合に直面すると思います。

将来に渡って安泰だと誤解されている医者のことを考えても2つの理由から悲観的です。医者は余るので、恐らく待遇は悪化します。丁度参考になるのが歯科医です。歯大を作り歯科医を量産したあと、予防が徹底されたため患者さんの争奪戦となっています。一説によると歯科の勤務医は看護師さんよりも年収が少ないというデータも拝見したことがあります。

話が脱線しましたが、今回予想するのは銀行です。

銀行は人や会社にお金を貸すことで金利により商売をしています。これまではお金を貸す側が主導権を握っていました。お金を貸しても大丈夫な人を選んで貸していました。お金を貸す相手を選ぶこと自体は、確かに仕方のないことでもありました。貸したお金が返ってこなければ意味がありません。貸したお金が返すことが出来るかどうかを見極める与信という作業にノウハウが蓄積され、ここが銀行員の腕の見せ所でした。

お金を借りることの出来る人は、銀行を選ぶ時代になりました。地元の銀行で借りるのが当たり前でしたが、金利が銀行によって異なるので金利の安い銀行を選ぶ時代になったのです。しかも金利が下がっている今は、借り換えると借り手も新たな貸し手とも得をする仕組みです。既に銀行からお金を借りているということはお金を貸す際の最も大切な与信をクリアしているのですから、借り換えてもらえればリスクも低く銀行にとってもお得です。

低金利に見合わないリスクであれば、借り換えを受けないだけのことです。つまりリスクの少ない借り手は低金利にドンドン乗り換えていきます。特に住宅ローンは借り換えリスクも低く、低金利での借り換えが可能です。返済期間がかなり長いので金利差が大きくなるからです。

現在は銀行員が行っている与信も、近い将来人工知能が活用されるに違いありません。嘘を見抜いたり必要な情報を集めるのは当面人間でないと無理かもしれませんが、必要な情報から融資可能かどうかの判断は人工知能の方が得意になるかもしれません。

これから銀行同士の競争が激化します。リスクの低い人達の住宅ローンを中心にした銀行が低金利で引き受けます。通常の銀行は金利以外の魅力を打ち出せなければ住宅ローンを扱うことはなくなります。

更に伏兵はインターネットです。住宅ローンは金利の安い銀行に集約されます。インターネット銀行が住宅ローンを扱うようになると思います。もしかしたら私が知らなだけで既に始まっているかもしれません。他にもインターネットに取って代わられる分野があります。企業への融資です。アイディア一つで、銀行のように細かいことを言われずインターネットを使って資金を集める方法が生まれました。クラウドファウンディングという手法です。アイディアをインターネット上に露出し、そのアイディアの製品を購入したい人が開発費を負担する代わりに安く手に入れる仕組みです。消費者にとっても作り手にとってもお得な仕組みです。クラウドファウンディングを利用するのは、元々銀行に融資してもらうような案件ではないことが多いとは思いますが、企業がお得だと思えば銀行を利用しなくなると思います。アイディア一つで市場調査も兼ねているので銀行の融資係よりはるかに合理的です。

かといって銀行という業種はなくならないとは思いますが、銀行の数が今ほど必要はなくなると思います。必然的に銀行の数が減ると思います。銀行員をリストラして現在と同じような待遇を維持するか、リストラせずに人数を保ったまま待遇を悪化させるかです。他の業種で起こっていることを考えれば恐らくリストラが起こるのではないかと思います。

銀行員の人達は今のうちに次の展開を考えておく方が良さそうです。今から銀行員になろうと考えている人は、銀行の仕事が競争にさらされていることを知っておく方が良いと思います。銀行は様々な制約を受けてはいますが、国から認可を受けた業務を独占しているので努力を怠っていました。そのツケを一気に払わされることになりそうです。例えば振り込み業務は長年15時で終わりです。ネット決済がこれだけ発達してもこのルールを改善しようとしませんでした(ようやく改善するようですが…)。何故なら銀行以外が振り込み出来ず、競争相手がいなかったからです。競争相手がいないので、改善しなくても困らなかったのです。銀行の独占業務に守られていましたが、これからは銀行同士の競争が激化するのですから大変だと思います。

目まぐるしい勢いで状況が変わる現代において、将来にわたって安泰な仕事はなさそうです。医者も銀行員も厳しい時代がやってきそうです。

今の赤ちゃんが働く頃にはどんな世の中になっているのか怖くもあり、楽しみでもあります。

ミスを怒っても意味がない

人間ですから誰でもミスをしてしまいます。
そのミスを怒っても意味がありません。たまたま今回は自分ではなく相手がミスをしただけのことです。
ただしそれが重大な結果を招くミスだったとしたら問題です。何が問題かというと、怒る立場の人がそのミスを事前に予測して防げなかった準備不足でもあるからです。
重大な結果を招く前の途中段階で順調かどうかを確認するのです。例えば途中で声をかけたのに『大丈夫』と言ったからと責める人もいます。しかしその言葉を信じた自分に問題があるのです。どのように大丈夫なのかを確認するという手間を怠った自分の落ち度です。だから怒っても意味がないのです。ミスがあれば重大な結果を招くのであれば、怒る前に自分で防ぐことのできることを考えもせず相手を怒っても意味がないのです。怒るくらいなら怒らなくてすむように自分で知恵を働かせれば良いのです。それにも関わらず手間をかけずに怒るのは、深層心理で怒ることが目的で、ミスする隙を与える罠を仕掛けているのではないかと怪しんでしまいます。怒ることが目的でないと言い切るのであれば、ミスをする隙をなくすために途中でミスがないか、ミスする隙もないかを逐一チェックすれば良いのです。その手間が惜しいのであれば、自分でやりましょう。

ミスを怒っても意味がないもう一つの理由は、過去には戻れないからです。
怒ったところで過去の事実を書き換えることはできません。怒ること自体が破壊的で次に生かすような建設的ではないのです。
過去には戻れないのですから、ミスを未来にどのように生かすかを考えることです。
ミスの原因を考えることも一理ある場合もありますが、責任追及の目的の原因探索に意味はありません。これも責任を逃れるために嘘で塗り固められるからです。次のミスをなくすために原因を考えるのであれば大きな意味があります。

例えば忘れ物というミスがあった。
このミスを怒ることに意味はありません。
ミスをしないように前もって持ち物チェックをして、足らないものがあれば困る前に準備するようにするのです。
この困る場面よりも前にチェックするのが親であり上司の役割だと思います。
それでもミスがあれば、怒るのではなく一緒にミスをなくす方法を笑いながら探せば良いのです。命に関わりかねないミスの恐れがあれば、飛行機の操縦や運行のように何重にも前もってチェックする以外に方法はないと思います。

いずれにしてもミスは誰にでも起こりえるものです。
だからこそ賢い人(上司や親)が、ミスができないようにする仕組みを考えてあげるべきです。

ミスを怒る人は自分が防ぐ余地があったのに、防ごうとしなかったのです。
つまり自分のせいでもあるミスを怒ることに意味はありません。
自分のせいでもあることを知らないという勘違いがミスを怒ることに繋がります。

無料の罠

ただ程怖いものはないと言われたのは昔の話です。今では驚くほど多くの物が無料で楽しめる時代になりました。しかし中には無料は撒き餌で、しっかりとお金を使わせるという釣り針のような仕組みを備えている場合も多々あります。無料というエビで、大金という鯛を釣り上げようとしているのかもしれません。

無料の罠

無料の罠とは無料に潜ませてある釣り針のことです。釣り針に気付かず知らぬ間に大金を注ぎ込んでしまうことがあります。意図的に釣り針を仕組む場合と、高級サービスの一つとして課金制度を用意するものがあります。消費者にとって180度違う仕組みの大きな違いはその目的です。釣り針の仕組まれたものは、利益が目的で利益を上げる手段として無料でサービスを提供します。目的が利益ですからお金を支払ってもらうようにあらゆる仕組みを作ります。例えば無料ゲームが典型的です。無料ゲームはゲーム会社が利益を上げるために様々なイベントを行い、課金してもらうのです。ゲーム会社は利益を上げるために様々な仕組みを作り上げていることを理解した上で、楽しむと理想的な仕組みです。ちなみに無料ゲームに対して常軌を逸して課金し過ぎてしまうのは、ゲームに依存してしまった結果です。糖質依存などの依存と同じで、行為に対して依存するという点でギャンブル依存と極めて病態が似ていると思います。入り口が無料でゲームをはじめる際のハードルが無いに等しいのが問題を大きくしてしまいます。

無料の罠とは、ハマってしまうと無制限に課金する仕組みが備わっていることです。または最終的にお金を支払ってもらう目的で、無料を撒き餌に使うのです。最終的にお金を支払ってもらう目的で無料を売りにするものに、サーバー代無料を大々的に宣伝し、ミネラルウォーターを買ってもらう商売があります。ミネラルウォーターの商売が罠とまでは言えないと思いますが、仕組みを知らないまま話を聞くと無料でお得だと錯覚してしまいます。

無料の罠にかからないために、誰が支払うのか無料の仕組みを知っておく

何も知らないと無料はお得だと考えてしまいます。何も知らないと罠が仕組まれているか罠が仕組まれていないかわかりません。罠の有無の判断に、無料の仕組みを知ることです。いくらでも複製出来るアプリでも、データを保存するためのサーバー代がかかります。そのサーバー代などのランニングコストは誰が支払っているのかを知ることです。

物の販売であれば、無料の部分があれば必ず割高な部分があるはずです。その無料を補う部分を見極めることで無料の罠にかからずに、お得に生活することができます。

例えば本体無料の携帯電話(今はなくなりました)であれば、通話料で本体分を賄うのです。無料の漫画などはコマーシャルを表示することでランニングコストを賄ったり、一巻無料にして残りは購入してもらったりします。

YouTubeは無料で動画を楽しむことが出来ますが、その仕組みはスポンサーがコマーシャル代を負担してくれているので直接視聴者が支払わなくても良いのが画期的な仕組みです。動画提供者にもお金を支払うというこれまでにないビジネスモデルで更に画期的です。

Yahoo!やGoogleなどの検索も無料ですが、検索結果によって広告を反映させることで無料での検索を実現しています。(ちなみにYahoo!とGoogleは経営訪問、経営の目的が全く違うので一度調べてみると面白いですよ。いずれかの優れた経営方針の会社の考え方から「利益は企業の為ならず」の諺を思いつきました)

無料でも罠がないもの

無料がお試しになってもので納得出来たら購入を促すものには罠は仕組まれていません。例えば無料家計簿アプリや便利ツールなどです。無料で出来る範囲と有料範囲が明確に分けてあるので、罠は仕組まれていません。

お試し無料漫画で残りは購入を促すものは罠ではありませんが、衝動買いを促す仕組みを備えているものがあります。つい衝動買いをしてしまいがちな方にとっては罠が仕組まれていることを知っておくと良いと思います。

罠の簡単な見分け方

無料の分を誰が支払う仕組みか考えることです。最終的に自分が支払うのであれば罠かもしれません。衝動買いの心理を刺激する仕組みだと罠です。無料ゲームや次の話の読みたくなるお試し無料漫画などです。納得した時点で支払う仕組みのお試し無料アプリなどは、罠は仕組まれていません。

YouTubeや検索サイトのようにそもそもお金を支払う仕組みのないものは、罠の要素がありませんから安心して使いましょう。

何故無料かを考えてみましょう