ラーメンで糖質回避の未来予想

大阪のあるうどん屋さんには肉うどんのうどん抜き、肉すいというメニューがあるそうです。

ラーメンで糖質回避をする場合の未来予想を考えてみました。

肉すいのように単純にラーメンの麺抜きでトッピングだけというのも一つの選択肢だと思います。

もう一つの選択肢はラーメンの麺の代わりに賽の目に切った固めの豆腐を浮かべ、レンゲで食べるスタイルです。麺も豆腐も選ぶことが出来るようにすれば、従来のお客さんに加えて糖質回避教の信者も取り込めるので商売が成り立つと思います。何より私が作って欲しいです。ラーメンの麺抜きかラーメンの麺抜きお豆腐入り。

驚くべき日本語 世界共通語にふさわしい?

私は日本語が世界の共通語になるとよいなと考えました。
合理的な理由があるのです。

  • 発音が規則的である。
    • 子音と母音が規則的に配列する五十音がある
  • 発音記号がひらがなで文字として成立している。
  • 文字にする際に表意文字のため、漢字を使うことで情報を圧縮できる
    • 文字を読む際に絵と同じ原理で文字を頭に入力できる
  • 意味を持ったまま言葉の短縮に柔軟な言語である
  • 言語の習得度を敬語・丁寧語により判定できる

これらの利点があるため、少し前まで日本語が世界共通語にふさわしいと考えていました。
この著者も同じようなことを考えておられたので驚きました。

今は言語の統一は必ずしも必要ないと考えるようになりました。
何故ならgoogleが自動翻訳機を作ってしまいそうだからです。

 

自分を騙す?依存のメカニズム

一時期の私は糖質に対する依存の診断基準を完全に満たしていました。
自分が太っていたのは依存なんだと知ると非常に衝撃を受けました。
昨年11月に本を読んでいて気づきました。

そこで依存症について考えてみました。
自分自身が依存に陥ったことを振り返ってみると、ゲーム、パチンコやアルコール、外食や電気製品の買い物など様々です。
幸い日常生活に支障をきたすほどの病的な依存ではありませんでした。
学生時代は依存という概念自体知りませんでしたし、依存しているなどと思いもしませんでした。ただ楽しいから行動しているだけだと思っていました。今考えるといつからか、やらないといけないという強迫観念に追いまわされていたと思います。
その時は自分自身で気づくことはできませんでした。

働き出してからアルコールに対して依存しているか自分で疑ったことはありますが、仕事の合間に飲み始めるほどではなかったため違うだろうと楽観的に自己判断していました。今当時の自分のことを診断基準に照らし合わせるとアルコール依存だったことがわかります。幸い私は仕事に支障をきたすほどの病的な依存にまでは陥りませんでしたが、仕事に支障をきたすほどだと入院の適応なのかもしれません。
他のことははまっているだけで依存だとは思いもしませんでした。
ただ楽しんでいるだけだと思っていました。一度はまると一つことにのめり込むなとは思っていましたが、今振り返るとゲームもパチンコも買い物や外食も依存状態でした。

依存が引き起こされる理由

何故依存は起こるのでしょうか?
自分が陥ったので反省を込めて、最近得た『知恵』を使って振り返ってみました。
元々依存にいたるメカニズムでは、欲しいものを実際よりもより魅力的に感じる仕組みが原因のようです。
大昔の人類を思い浮かべてみてください。
川の向こう岸に美味しそうな果物を見つけました。
溺れるかもしれないので泳いで渡るか躊躇しています。
脳は無理してでも食べた方がお腹いっぱいになれるため、自分自身を騙します。
美味しそうな果物を見た目以上に大きく魅力的に感じる魔法をかけるのです。
(一種の錯覚、勘違い。自己暗示のようなものだと思ってください)
大きな果物で食べないといけない・食べるしかないと思うようになってしまうのです。
そこで川に飛び込んで果物を食べることに成功します。
私たちはこのようにして、川の向こうの果物を食べることの出来た人類の子孫なのです。

衝動買いのメカニズム

同じことが衝動買いでも起こります。
一目見て欲しくなります。
頭の中で魅力が駆け巡ります。
どんどん魅力が増大するドーパミンの魔法がかかります
冷静な判断は無理です。
何しろ昔は溺れるかもしれない程の命がけでも、川を渡るほどの魔法なのですから。
結果として何故買ったかわからないものが家にいくつもある状態に陥るのです。
依存ではこの魔法の繰り返しが起こってしまうのです。
一度欲求が膨らんで手に入れたものや経験は、忘れられません。
そして一度経験したことは慣れてしまうので、同じ喜び・ドーパミンを得るために欲求がエスカレートしてしまうのです。
ゲームではやればやるほど難しく設定されており、上手にクリアできると達成感を味わうことができます。その達成感を味わった後で更に難しいものに挑戦したい欲求にかられてしまいます。この達成感という御褒美を元に、更にゲームをやりたいという欲求を生み出し、脳がその欲求を快楽物質であるドーパミンが大量放出され欲求を肥大化させるます。この大量放出されたドーパミンの欲求に抗うことが出来る人などいないのではないかと思います。
ゲームにはまっていましたが、はまるという現象は今振り返れば依存だったのだと思います。
パチンコも同じです。
パチンコはお金を得ることもありますが、大半が失うことになります。冷静に考えれば誰にでもわかることですが、
今振り返ればわくわくするドーパミンを放出する仕掛けがあちこちに散りばめてあります。
冷静に考えればただの娯楽なのですが、やらないといけないと自分自身で思い込んでしまう強迫観念にかられるのも自分自身の脳が騙しているのだと思います。

依存の対策

対策としては依存のメカニズムと脳の働きと錯覚を理解し、やらないと気が済まないのは脳が騙されているからだと認識して、別のことをするように気をそらします。
スイッチを切り替えることができる方法をさがします
今ならゲームやパチンコをしても脳が騙されるだけであり、時間がつぶれる以外得るものがないので最初からしないのが一番だと理解しています。
気分転換という意味はあるとは思います。
一度はまってしまっているとすれば、10分我慢すれば欲求が減るらしいので10分をやり過ごすために、気を紛らわせる方法を探します。
依存の理屈の詳しい話は参考文献:スタンフォード自分を変える教室をご参照ください。

決めて断つ (ワニ文庫) 黒田 博樹

広島カープ黒田博樹選手の本です。
男気というのはこれだと感じる一冊です。
お金が全てだと考えられる世の中ですが、お金のために生きるわけではない生き様を教えてくれる本です。

私の考える利益は企業のためならずとは少し違いますが、お金が全てではない生き様をみんなに見せることで、多くの迷える人達の道しるべになっているのではないかと思います。

何が正解かわからない中、アメリカで野球をするのか日本でするのか揺れ動く心情が私の心を揺さぶりました。
そして何度も涙を流しながら読みました。
今もその内容を思い出しながら目が潤みます。
そんな本です。
カープファンの人は勿論、カープファンい以外の人も一読の価値ありです。

お金というバロメーターとは異なるバロメーターをもつ素晴らしさを教えてくれる一冊です。

 

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

現代語訳の学問のすすめです。

当たり前に思っている国ということを考えさせられる一冊です。
現代語訳というのがうれしいです。
原著で読むのも一つですが、翻訳しながら読む手間・時間を考えると現代語訳が合理的だと思います。

税金を払う方が得だという話が書いてあるので興味ある方はご覧ください。1872年に書かれた本だとは思えない内容でした。
こんな考え方をされた方が日本を作ったのだと思うと感動した本です。
そして福沢諭吉さんと一度話をしてみたいと思った一冊でした。

 

MRさんとMSさんの未来予測

MRさんとは製薬会社の営業マンのことで、MSさんとは薬を扱う卸会社の営業マンのことです。
総合病院の医師にはMRさんが訪問することが多く、開業医ではMRさん・MSさん双方が訪問することが多いです。
あくまでも私の予想であって、外れるかもしれません。
一つの解釈としてお楽しみください。

MRさんと医師の現状

現時点では各MRさんが医師を訪問しています。
今のMRさんの訪問形態は実は医師にとって負担が大きいのです。
何故ならMRさんのお仕事は自社製品を売ることだと考えておられるので、必死で自社製品のアピールをされます。売り上げが自分の評価になるのですから自社製品のアピールも仕方がない一面があります。(理想の営業マンはこちら)多くのMRさんが製品の良いところばかりアピールされますので、医師がデメリットを自分で考える必要があります。本当に理想の薬であれば、他のメーカーを検討する必要はありませんが、通常そのような夢の薬はありません。
医師はどのように薬を使うか考える必要があるのです。
そのくらい考えるべきと思われるかもしれませんが、面会ごとに医師が頭を使う必要があるのが現実です。メーカーによっては不正なデータを元に営業してたこともあるため、騙されないとまで言わないまでもMRさんが隠している薬を使いにくいことがないか頭を働かせないといけません。

現在のMRさんとMSさんと医師の関係

現時点ではMRさんが薬を売り込んでいます。MRさんの営業形態が理想の形に変化すればMSさんが説明する形態に変化する必要はありませんが、恐らく難しいと思います。(理想の営業形態を目指していると思われる会社が一社だけあります。)
MRさんの売り込みではどうしても自社製品を使ってほしい目的が前面に出てしまいがちです。ベストは他社製品でも、つい自社製品を勧めてしまうことがあり得ます。
MSさんは納入に関して請け負うことが多く、商品説明までは手が回らないのが現状だと思います。

町の電気屋さんと家電量販店の関係

ちょうど家電業界で起こったことが、今後製薬業界でも起こると考えています。
少し前まで家電製品は町の各メーカー系列の電気屋さんで購入するものでした。得意な分野がそれぞれのメーカーでありますが、他のメーカーは扱っていないので不得意なものだとわかっていながらも販売していました。例えばテレビ・録画機関連は得意だけど、白物家電が苦手なメーカー系列の町の電気屋さんは、正直に白物家電は他メーカーがお勧めとは言えなかったのです。お客さんのことを考えれば他メーカーですが、自分のことを考えれば自社製品というのが現実です。
家電量販店ができたことで、どのメーカーの商品も扱うため家電量販店の営業マンは公平な目でお客さんに提案してくれます(実際にはマージンなどが違うので、厳密な意味で公平ではないのですが町の電気屋さんと比較してだと思ってください)。その上家電量販店の方が安いわけですからメーカー系列の町の電気屋さんを選ぶ理由が見当たらず、一気に家電量販店が広まりました。

理想のMRさんとMSさんと医師の関係

私は家電量販店の例のように、薬の説明において医師に対してMSさんがメリット・デメリットに関して伝え、疾患ごとに薬の使い方を提案するのがベストではないかと思います。
何故なら直接MRさんが医師に対して説明すると、自社製品のメリットを強調する可能性があるからです。(現時点では当たり前のことです)
MSさんが各薬のメリット・デメリット、その特徴から患者さんのためになる使い方を医師に説明する時代が来るのではないかと思います。
(現在のガイドラインもメーカーの意向が反映されているか考える必要があるため、問題があるのではないかと思います)

MRさんはMSさんからの説明で、医師から個別の質問があれば改めて呼ばれる形式になるのではないかと思います。
ただでさえインターネットの発展もあって営業マンが必要なくなりつつあるので、国による医療費の補助というぬるま湯体質の製薬業界も今後は激変の渦に巻き込まれるのではないかと思います。

将来MRさんは減り、MSさんは増える可能性が高いと私は考えています。すべてインターネットに任せることになれば、MSさんが医師に面会することもない時代が一気にきてしまうかもしれません。

ある人はネット通販が薬を扱えば、卸会社もいらなくなると予言した人がいます。
実は激変の真っただ中のようです。
まだ気づいていない人たちも多いですが。

現実を生きるサル 空想を語るヒト

現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い

サルと人間の違いを論理的に説明してあります。
一番衝撃的だったのはお猿さんが嘘をつくということです。
具体的にはエサを見つけたサルが、敵が来た鳴き声を上げることです。すると仲間は一目散で逃げます。エサを独り占めできるのです。仲間がかえってきても嘘つき猿は責められることなく仲間に加わります。嘘が見抜けないのです。
つまりお猿さんの集団では嘘をつけるお猿さんが、一番賢いのかもしれません。

お猿さんでも嘘はつけるけど、嘘を見抜けるのは人間だけのようです。
そんな面白い違いが書いてある一冊です。

 

未来予想 炭水化物は嗜好品

糖質が様々な害を引き起こす可能性が考えられます。
受け入れるか受け入れないかは個人の問題だと思います。
少なくとも糖質が原因で2型糖尿病肥満を引き起こしていると思います。
他にもアレルギーやニキビなど原因がよくわかっていない病気の原因ではないかと疑っています。(仮説はこちら

体重が気になる方は炭水化物を控えると、体重が希望の体重に調整することができるようになります。

今は甘いものが嗜好品で炭水化物は主食というイメージですが、体の中に吸収されれば糖分になってしまう炭水化物も嗜好品としてとらえるとよいと思います。
血糖値の観点からは、主食という考え方は適切ではないと思います。
炭水化物を完全に忌み嫌うのではなく、できたら避ける。
時折楽しむというのが糖質に対する適切なスタンスだと思います。

炭水化物をやめるなんて無理と思われた方はもしかしたら糖質依存の罠に陥っているのかもしれません。
糖質依存という病気というよりは、糖質の魅力に騙されていると理解するとわかりやすいかもしれません。

主食という考え方がなくなるのは100年かかるという人もいますが、私は30年で達成できるとよいなと企んでいます。

「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! (PHP文庫)

私の頭を書き換えてくれた本です。

主食を制限することで生活習慣病が防げることを論理的に説明されている本です。
読み終えた時点で、今までなんてものを食べていたんだ!?という心境になりました。
何より当たり前を疑われたところがすごいです。
そしてこれだけ画期的な考え方が、まだ広まっていないことも驚きです。
それだけ糖質がやめられない程魅力的ということだと思います。
江部康二先生の著作です。
元々江部先生のお兄様が糖質をやめると糖尿病が改善することを提唱されたそうですが、江部先生ご自身は半信半疑だったそうです。ところがご自身が糖尿病を発症されたことをきっかけにご自身で実践され糖尿病を克服されたことから、糖質制限の効果を実感され、積極的に広め始められたそうです。

糖質制限に関する様々なことをコメントされていますので、ブログもご覧ください。
私の提案する糖質回避教は元々食事制限の必要のない健康な方を中心に自己責任でお願いしていますが、江部先生は糖尿病の方を中心に指導されています。
糖尿病の方はサイトをご覧になられたり著作をご覧になられるとよいと思います。

著作通り、主食をやめると生活習慣病は防げると思います。
(私はそもそも生活習慣病という概念自体がなくなると思います。)
また糖質制限を糖質依存の観点から読まれると理解が深まると思います。
良かったらご覧ください。

 

あなたはボノボ、それともチンパンジー? (朝日選書)

貴方は博愛主義のボノボ?それとも攻撃的なチンパンジー?
見た目はほとんど同じボノボとチンパンジーですが、チンパンジーとされていたお猿さんが実はボノボだったということもあるようです。

二つの種族は川一本で隔てられているそうです。
見た目がほとんど変わらないため同一種と勘違いされていたほどですが、観察してみると全く性質が異なるようです。

エサが少ないところでは攻撃的なチンパンジーとなり。
比較的エサが豊富なところでは博愛主義のボノボとなったようです。

人間は一夫一婦制ですが、チンパンジーとボノボの生態は考えさせられるものがあります
よかったらご一読ください。