糖尿病は何故治らないのか?

糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気であり、血糖値を上げる原因は糖質です。
世間一般では糖尿病は治らないことが常識です。
しかし現実には少なくとも2型糖尿病は治癒する可能性が十分あります。その理由は一言で言えば、糖質と血糖値の関係を正しく認識していないからです。そのことを解説していきたいと思います。

糖質を食べなければ血糖値が上昇しなくなるため糖尿病は改善します。
1型糖尿病の場合は薬なしになることは困難かもしれませんが、2型糖尿病は糖質を食べなければ薬もいらなくなるのです。2型糖尿病に関して糖質を食べなければ全員薬がいらなくなるのか、糖質を食べなくても一定割合で改善しない人もいるのかはわかりません。少なくとも糖質を控えるか糖質をやめることで、2型糖尿病は改善が期待できます。治る場合すらあるのです。

では何故治らないのでしょうか?一言でいえば糖質を食べるからです。
では何故食べるのでしょうか?糖尿病になることを知らないのです。知っていても食べ続けるのは、病気になるとわかっていても食べてしまう時点で糖質依存の証拠です。

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糖尿病が治らない理由

糖尿病が治らないのは糖質を食べるからです。それ以上でもそれ以下でもありませんが、知っていても食べてしまうのは上記のように糖質依存です。
糖尿病が治らない一因は糖尿病患者さんが、糖質が原因であることを知らないのです。
本来なら医者から教えてもらうはずですが、教えてもらえない場合があるのです。何故なら糖尿病が治ってもらっては困るから、糖質を控えるとよいことを積極的に教えようとしない医者がいるのです。糖質と糖質以外の食材の食べる順番により血糖値の上昇の仕方は明らかに異なりますが、そのことを糖尿病患者さんに伝えていない医者もいるようです。特に炭水化物だけ食べるのは勿体無い食べ方です。おにぎりだけ食べるのと唐揚げを食べてからおにぎりを食べるだけで血糖値に明らかな違いがあります。

残念ながらカロリー説は間違っています。何故なら食後血糖値は唐揚げを食べる方が低くなるからです。カロリーを摂る方が下がるのですから明らかな間違いです。少なくとも食後血糖値に関してはカロリー説で考えることは間違っています。

食後血糖値は食事中糖質割合に依存するようです。糖尿病が治らないのは糖質の知識不足です。少なくとも炭水化物だけ食べるのは勿体無い食べ方です。糖質の本当の姿を知り、上手に付き合うよくにしましょう。詳しくは病気を避ける理想の食べ方を参考にしてみてください。

子供を闇雲に褒めて育ててはいけない理由

世間一般では子供は褒めて育てようという風潮がありますが、私は子供を褒めて育ててはいけないと考えています。絶対に褒めてはいけないというような極端なことを言いたい訳ではありません。わざわざ褒めるところを探してでも褒める育て方は勿体無いと考えているのです。その理由を書いていきたいと思います。

褒めるとは?

そもそも褒めるとは出来ないと思っていること、つまり出来ると期待していないことが出来た際に賞賛することです。つまり褒めるのは相手が出来ないと思っていた現れなのです。だから目下の者が目上の者を褒めると違和感を感じるのです。

凄いですねと褒められれば、この人は自分に期待していなかったと理解すべきなのです。褒められたら本当は残念がらなければいけないのです。褒められて喜ぶのは自分も出来ないと思っていた場合です。自分にとって当たり前のことをして褒められても大して嬉しくないのは、出来て当然だと考えているからです。

闇雲に褒めて育ててはいけない理由

闇雲に褒めて育ててはいけない理由は、闇雲に褒めて育てていると子供や人が褒められないと行動しなくなるからです。褒められることが目的と勘違いしてしまい、褒められるために行動するようになるのです。いわば褒められることに心理的に依存するのです。褒める側からみても褒められている人は喜びます。その褒められた人が喜ぶから褒めるという依存に陥る、お互い共依存の状態に陥ることもあるのです。

子離れ出来ない親や、親離れ出来ない子供は褒めて褒められの共依存状態なのかもしれません。

親が子供を一生褒め続けることは不可能です。だから闇雲に褒めて育ててはいけないのです。親に闇雲に褒められて育てられた人は、自分が行動すれば褒められることが当然だと勘違いしています。褒められるためにわざわざ行動しているのに、期待通り褒められないとやる気をなくしてしまうのです。歪んだ心理が潜んでいると、自分は努力しているのに正当に評価してくれない相手に対して敵意を抱いてしまいます。

つまり目的を勘違いしてしまうから褒めて育ててはいけないのです。本来の目的を知らず、褒められることが目的なので、ズルをしてでも褒められようとしてしまいます。

褒めて育てていては自立出来ない子供に育ててしまうのです。自立出来なくても良ければ闇雲に褒めて育てると良いと思います。

褒めて育てているつもりが、闇雲に褒めて自立心を摘み取ってしまっているのかもしれません。勿体無い褒め方です。

褒め方の提案

闇雲に褒めてはいけないのは上記の通りです。闇雲に褒めてはいけないだけで、褒め方に気をつければ褒めても構わないと思います。その褒め方を提案したいと思います。

出来なかったこと、出来ないと思っていたことに対してだけ褒めるようにしましょう。いつも出来ることを闇雲に褒めるのは、自分の意思で頑張る力を削いでしまう勿体無い褒め方です。

褒める際に出来ないと思っていたかどうかを考えて、褒めるかどうか決めるのです。出来ないと思っていたのであれば素直に褒めれば良いと思います。出来ると思っていたのであれば、日頃の努力の賜物なので出来ると思っていたよと笑顔で伝えてあげれば良いのです。

ちなみに「学力」の経済学によると褒めるのは結果ではなく、過程が良いそうです。何故なら結果は偶然や様々な要因によって左右されてしまうため、必ずしも自分だけの要因ではないからです。どのようにすれば同じ結果が得られるか自分でもわからないため、再現性がないからです。その点努力の過程を褒めると、自分が努力すれば良いだけです。他の要因に左右される紛れがありません。結果は残せなくても努力することを褒めると、次の努力を厭わなくなるのです。

適切に褒めましょう

何でもかんでも闇雲に褒めると褒められることが目的になってしまいます。

絶対に褒めてはいけない訳ではありません。適切に褒めるようにしましょう。

出来ないと思っていたことが初めて出来たのであれば褒めるべきだと思います。逆に出来ると思っていたことが当たり前に出来ても褒めるべきではないと思います。

結果が伴わなくても特段の努力をしたのであれば、努力を認めてあげるべきだと思います。努力を認めてあげるだけで、次の努力が出来るようになります。

子供や人の褒め方、一度考えてみてあげてください。

沖縄・北方担当相の失言の心理

通常の場合、失言する人の心理は他の人の受け取り方まで思い至らないことです。しかし今回の沖縄・北方担当相の失言は心理が少し異なるようです。その理を考えてみます。

一言で言えば舞い上がってしまっているのでしょう。何年か前に現在タレントとして活躍している元議員が、当選直後給料や待遇をテレビで大喜びして話題になりました。その心理と似たような状態なのだと思います。

2人に共通しているのは分不相応な地位を思い掛けず獲得してしまったことではないでしょうか?。

失言の際の表情は2人共喜びに満ち溢れています。通常の失言はうっかりというか聞き手の受け取り方の認識不足ですが、今回の表情からは遊園地にでも行く予定ではしゃぎ回っている子供のように見えます。

元議員で現在タレントは舞い上がった状態から通常の心理に落ち着いて議員を続けましたが、今回の沖縄・北方担当相はどうなるのでしょうか?舞い上がっていたことを素直に認め、今後は地に足をつけ落ち着いて仕事をすると宣言すれば続けることが出来るかもしれません。舞い上がっていたことを認めなければ、他の失言大臣と同様辞めざるを得ないと思います。とはいえ任命責任を問われるので即座に更迭させることは出来ないので、更なる混乱が予想されます。

政治が混乱するのは残念なことです。

言葉により仕事を失ってしまう失言、気をつけなければいけませんね。

炭水化物だけ食べるのは勿体無い食べ方

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を検索しています。
おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)

を掲載しました。

これらのことから言えることは炭水化物だけ食べるのは勿体無いということです。何故なら食後血糖値は食べ物の糖質割合によって決まるからです。炭水化物だけ食べると糖質割合が高いため食後血糖値が高くなります。オカズと共に炭水化物を食べると糖質割合が下がるため食後血糖値は低く抑えることが出来ます。

まだ実験で確かめてはいませんが、ラーメンだけ、うどんだけ、チャーハンだけという食べ方をすればおにぎりと同じような食後血糖値の上がり方をするはずです。

炭水化物だけ食べるのではなく、オカズと共に食べるだけで食後血糖値は上がりにくくなります。にも関わらず炭水化物だけ食べるのは勿体無いと私は思います。

患者さんと話をしていると炭水化物はそれ程食べていないと言われる方がおられます。しかし症状からはどこかで炭水化物・糖質を食べておられることが考えられます。表情からは嘘をついておられる訳ではありません。ということは炭水化物の量以外の何か答えがあるはずです。その答えが食事中の糖質割合です。つまり量が少なくても糖質割合が高いと症状が誘発されるのです。血糖値だと考えてリブレで検証してみると間違いなさそうです。血糖値が糖質一度に摂り過ぎ症候群を引き起こす状況証拠だと思います。この様に考えると糖質一度に摂り過ぎ症候群は適切な病名ではないのかもしれません。糖質の量が少なくても割合が高いと症状を誘発する可能性があるからです。このことは今後検討したいと思います。

炭水化物だけ食べる、つまりおにぎりだけ・うどんだけ・ラーメンだけ・パンだけ食べると病気が誘発される可能性があるのです。おにぎりやうどんやラーメン、パンなどはそれだけで美味しく食べることが出来るように進化してきました。手軽で美味しく頂けるところに落とし穴があったのです。何か一緒に食べると病気が誘発されにくいのですからお得な話です。炭水化物だけ食べるのは勿体無いという考え方、もし良かったら受け入れてみて下さい。

病気の先の糖質回避

転ばぬ先の杖の諺から新しい諺を考えつきました。

病気の先の糖質回避

です。まだ証明されてはいませんが、多くの病気が糖質によって引き起こされているようです。今のところ明らかに証明されているのは2型糖尿病くらいかもしれません。しかし糖質回避によりいくつもの病気が改善あるいは消滅する状況証拠から、病気の原因が糖質であることが示唆されます。

糖質による明らかな病気があれば、病気を失くす目的で糖質回避することを以前から提案しています。今回は現在明らかな病気がなくても糖質回避をすることの提案です。病気を避ける理想の食べ方を盛り込んだ諺を作ってみたに過ぎません。

少なくとも花粉症やアトピー性皮膚炎、ニキビはかなりの確率で改善が期待出来ます。イボなどの腫瘍性病変も食べ方により改善が期待出来ます。逆に言えば食べ方によって病気を発症しているだけなのかもしれません。食べ方による病気は身体の発するSOSなのかもしれません。身体に負担のかかる食べ方をしていることを、病気として知らせてくれているのです。

病気の発症する先の糖質回避を促す諺が「病気の先の糖質回避」です。簡単な食べ方の工夫で病気になる確率が変わるのであればやらなければ勿体無いと私は思います。良性腫瘍であるイボが糖質回避により改善するので、悪性腫瘍に対しても効果が期待出来ると考えています。

まだ状況証拠しかない不確かな宗教のような話です。しかし糖質回避という身体に負担のない食べ方で病気が避けられる可能性があるのなら試してみて損はないと私は思います。もし信じて頂けるなら糖質回避あるいは病気を避ける理想の食べ方を試してみて下さい。

間違いを正す仕組み

人間のやることには間違いがつきものです。人間である限り物事を絶えず完璧にこなすことは不可能です。

であれば、間違いを正す仕組みが必要なはずです。間違いを修正する仕組みと言い換えても良いかもしれません。政治が混沌としスッキリしないのは間違いを正す仕組みが存在しないからではないでしょうか?

世界的に主流の経済の仕組みは資本主義ですが、間違いを正す仕組みが自然に働くため繁栄しています。何故なら間違った商売は選ばれることなく物やサービスが売れず淘汰されてしまうからです。多くの人が求める商売が結果的に正しいとわかるのです。丁度生物が自然に適したものが生き残ることに似ています。そのため民間企業は自己責任において様々な商売を行い、適切な商売は繁盛し不適切な商売は淘汰されるのです。不適切な商売を行うと人々に選んでもらえず、経営が成り立たないことで自然と正されます。間違いが自然と正される仕組みが資本主義の本質です。

資本主義は自然淘汰の仕組みが備わっているため、成り行きに任せておけば優れたものが勝手に生き残ります。そのため商売を始めようとする人は、前もって出来る限り知恵を働かせるのです。資本主義の利点は自然の成り行きに任せれば良いため、間違いを正す仕組みを必要とせず、管理者が不要であることです。

自然の成り行きに任せれば良いため資本主義が選ばれているのです。人間が考え出した様々な物事には間違いを正す仕組みが必要です。例えば医者の間違い、医療ミスを正す仕組みとしては裁判があります。間違いを正す仕組みがあるから、間違いをおかさないように気をつける心理が働くのです。もし今でも医療ミスという間違いを正す裁判という制度が無ければ、患者さんは泣き寝入りするしかありません。医者も気をつけるという発想はないでしょう。もし裁判という医者の間違いを正す仕組みが無ければ、自分の行動は全て正しいと勘違いしてしまう医者だらけになっていることでしょう。

人間がやることは間違いだらけです。その中から最適解を手探りで探しているような状況です。間違いがあってはいけないとして隠すから解決が遅れたり泥沼に陥ったりしてしまいます。人間だから間違いが当たり前で、間違いがあれば正せばよいと考え方をそろそろ変えないと勿体無いと私は思います。イジメがなくならないのはイジメがあってはならないという視点から物事を眺めているからです。イジメは一定割合で起こるものだから大事に至る前に解決という視点に立つことです。これも間違いを正す仕組みの一つだと思います。

間違いは起こるものなので、大事に至る前に正す仕組みを作りましょう。例えば議員さん達が様々な問題を起こしても身分が保証されているため剥奪されることはありません。特に政党の比例代表で選出された議員は、政党の代表として選出されているので政党をやめてしまえば議員資格を喪失するはずです。にも関わらずそのような仕組みが存在しないため、開き直ることで議員に居座ることが出来てしまいます。少なくとも政党の比例代表は離党すれば議員資格喪失という仕組みにするべきです。そうしないのは法律を作る自分達政治家がいつそういった状況に陥るかわからないからではないでしょうか?

小学校新設問題、獣医学部新設問題など間違いは起こるものです。責め立てると必死で隠そうとしてしまいます。当然犯罪の責任はとってもらうのですが、間違いの起こらない仕組みつまり再発防止策に協力してくれれば減刑などのメリットを与えることで経緯を全てはっきりさせるべきです。そもそも間違いは無いという視点で制度設計されてしまっているため、綻びが出ると今回のように大騒ぎになってしまいます。そろそろ行政にも間違いを正す仕組みを取り入れて欲しいですね。私の思い付く具体的な間違いを正す仕組みについては改めて書きたいと思います。

第二次世界大戦も間違いを正す仕組みが存在しなかったため、結果として原爆という悲劇に行き着いたのではないかと思います。何故なら戦争の勝敗という意味では、戦争開始して一・二年もすれば決着はついています。何しろ日本には資源がないのですから戦争が長引けば長引く程不利になります。戦争の間違い、つまり負けを認める仕組みが無かったため原爆という決定打を打たれるまで受け入れられなかったのです。しかも広島だけでは間違いを認められず長崎にも落とされてようやく受け入れることが出来ました。

そもそも戦争をすること自体が間違いですからありとあらゆる手段を講じて間違いを避けるべきです。万が一間違いが起こってしまった場合には、出来る限り早く被害が少ないうちに正す仕組みを考えるべきです。間違いは起こらないから考えないではなく、間違いは起こるから正すという考え方をするようにしましょう。

72回目の原爆の日

72回目の原爆の日を迎えました。
人類が初めて実験ではなく武器として核兵器を使ってしまった日です。日本としては使われてしまった日です。

人間としてまだ未熟な幼児が、間違って銃を手にして撃ってしまったようなものだと思います。幼児が刀を持って振り回しても、自分が怪我をしても大人を殺してしまうことはないでしょう。しかし銃は違います。幼児でも引き金をひくことさえ出来れば、大人を殺してしまうことがあり得るのです。そもそも幼児が武器を持つことは通常ありませんが、間違って手にしたとしても刀であれば間違いは起こりません。しかし銃であれば間違いが起こり得ます。つまり銃は幼児にとって予測不可能な結果を招く分不相応な武器だと言えると思います。だから銃は間違っても幼児が手にしないように厳重に管理されているはずです。人類がまだ分別がつかないまま手にした武器が核兵器だったのだと思います。

人間が未熟であれば未熟である程、武器は威力があればある程使いたくなってしまうものです。人類が成熟してから手にすべき破滅的な威力を持つ核兵器を未熟なうちに手にしてしまった結果、使ってしまったのです。

その直後に長崎では使われてしまいましたが、その後72年間攻撃に使われることはありませんでした。使われなかったことわ幸いですが、残念なことに人類が成熟した結果使われなかった訳ではありません。銃を突きつけ睨み合うのと同じように、核兵器をお互いが突きつけ牽制した結果使うに使えなかったに過ぎません。過程はともかく、核兵器が使われないで済むことが何より大切です。

広島と長崎の惨状から本来人類が使ってはいけない兵器であることを理解した一面もあるとは思います。核兵器廃絶は絵空事ですが、自分達からは先制核攻撃しないことを全ての核保有国が約束することで結果として誰も核攻撃をしないことになります。

原爆が人に対して使われてしまった事実は変わりません。その事実は変わらないのですから何を学ぶかが大切です。人類が2度と使ってはならないと学んだのであって欲しいと私は思います。

私は核兵器だけでなく武器が必要なくなる世の中を望んでいます。

今後も核兵器が使われることなく、人類が成熟することを望んでいます。私達が生きている間に、争うことがなくなり武器が必要無い世の中になるといいですね。

73回目の原爆の日も平和に迎えられることを心より望んでいます。そして100回目も200回目も平和に包まれた平和祈念式典が開かれるといいですね。

原爆で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り致します。

平和の押し売り?

当たり前すぎて平和の有り難みを意識出来ない人もいるとは思いますが、平和に対する押し売りが散見されて私は悲しく思います。私が平和の押し売りのように感じてしまうのが8月6日が小学校の登校日ではなくなったことを報道する姿勢です。

平和は平和ではないことを知らなければ実感出来ません。だからこそ平和学習は大切だと思います。しかし8月6日が登校日では無くなったからといって平和の意味が変わる訳ではありません。逆に8月6日を登校日では無くしたことを問題にするのは不謹慎狩りの心理なのではないかと危惧します。8月6日を登校日から外すのは不謹慎だという考え方が根底にあるように私は思います。登校日が変わったからと言って8月6日の意味が変わる訳ではありません。実際に報道されている方も悪意があって8月6日の登校日が変わることをわざわざ報道される訳ではないと思います。

登校日は教師と児童とその保護者の問題です。問題と関係無い部外者がどのように思おうと、口出しするのは越権行為です。争いの元は他人の問題に口出しすることから始まります。平和の話をしながら他人の問題に口出しをするのは、争いの種を蒔いてしまっているように思います。

少なくとも自分が困らない問題で他人を非難や口撃することはやめましょう。それが平和の第一歩です。

教師や児童・その保護者からやはり8月6日は登校日に戻して欲しいという要望があれば、改めて検討すれば良いのではないでしょうか?8月6日を登校日から外すことに、もし憤りを感じてしまうのであれば不謹慎狩りの心理に陥ってしまっているのかもしれません。平和のために心を鎮めるようにしましょう。

平和は争う心を捨て去ることから生まれます。自分が正しいから自分に従えという考え方は平和を振りかざした押し売りに思えます。

平和はまず自分が争う心を捨て去ることが第一歩です。何故相手が憤るのか理解することが第二歩です。お互い歩み寄ることの出来る解決策を見つけるのが第三歩です。

8月6日の登校日にこだわるよりも、どうすれば子供達に平和の有り難みを理解してもらえるかを報道して欲しいですね。

明日は72回目の広島の原爆の日です。長崎の原爆の日8月9日と共に理不尽な暴力で死ぬことのない平和の有り難みを思い起こすようにしたいですね。

平和のために自分に何が出来るかを考えたいですね。

おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を検索しています。

今回はすき家牛丼特盛による食後血糖値の上昇を検証してみます。
すき家の牛丼特盛
タンパク質35g、脂質30g、炭水化物143g(炭水化物割合68.8%)

結果はおにぎり1個よりも血糖値のピークが低くなっています。
一定値までは上昇しますが、ピークを水平に削り取ったようなグラフになっています。

途中まではおにぎり2個とほぼ同じ値をとっていますが、約180mg/dlをピークに約45分間同様の値で推移します。その後緩やかに下降します。

おにぎりだけと比較すると、牛丼の具の分だけ吸収が邪魔されるようです。
血糖値の観点だけ見ると、おにぎりだけ食べるよりは牛丼の方が血糖値が上がりにくいようです。
やはり私が考えた血糖値は糖質割合に依存する考え通りの結果だと思います。
しかし私が予想した値よりも食後血糖値が上昇しているのは、ご飯と具の割合が私が思ったよりも低いからだと思います。
おにぎり1個でも血糖値は急上昇することを考えると、牛丼の並盛でも血糖値は比較的上がる可能性があります。しかし具が存在する分おにぎりよりは上昇しにくい可能性が高いと思います。並盛でも特盛と似たようなグラフとなるか、ご飯と具の割合が異なることでもう少し高い値となる可能性が考えられます。
牛丼並盛や豆腐牛丼(牛丼ライト)再実験の際の検討課題としたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

健康のために唐揚げを食べるという考え方

健康のために唐揚げを食べるという考え方を提案したいと思います。
診療中唐揚げを食べることを良く提案するのですが、驚かれます。その理由を考えてみると唐揚げは身体に悪いという印象を持たれている方が多いことだと思い至りました。そこで何故唐揚げが身体によいのかを提案してみたいと思います。

唐揚げの多くは鶏肉です。鶏肉はタンパク質が中心で唐揚げの衣は小麦粉ですがわずかなので糖質量として問題になるほどではありません。揚げ物を忌避される方が多いのですが、原因はカロリー説を信じていることです。カロリー説自体に問題がありますが、私は食後血糖値においてカロリー説が無意味なことは以前書いた通りです。
カロリー説では敵の脂質ですが、少なくとも血糖値においては、血糖値の上昇を妨げてくれる味方です。安心して揚げ物を食べましょう。

身体に悪そうな唐揚げですが、明らかに血糖値の上昇を妨げてくれるのです。
その証拠のグラフがこれです。

食べたのはおにぎり2個、おにぎり2個と唐揚げ(セブンイレブンの揚げ鳥)です。

おにぎりだけ食べることで血糖値は急上昇しますが、唐揚げを食べることで血糖値の上昇が緩やかになりピークも抑えられることがわかります。
私が提唱している糖質割合が唐揚げのおかげで下がることが考えられます。
糖質割合の理論が正しければおにぎり1個と唐揚げ2個の食べ方であれば更に血糖値が低くなることが予想されます。実験を再開した際には是非試してみたい検討課題です。

少なくとも食後血糖値に関しては常識が間違っているようです。
食後血糖値が上昇することで様々な病気を引き起こすことがわかりつつあるため、病気を避ける理想の食べ方をする方がお得だと私は思います。その一助として唐揚げを提唱したいと思います。
注意点は長期間動物性たんぱく質を摂り続けた場合の健康に対する影響がわかってはいないことです。動物実験では心筋梗塞や脳梗塞の危険性が高まるという報告があるため、唐揚げだけで生きていくという極端なことは今のところやめておく方がよさそうです。同じタンパク質でも植物性タンパク質の摂り過ぎで病気が増えるという報告はないため、割合の問題はありますが唐揚げと豆腐で生活することは健康によさそうです。もしかしたら豆腐を主食に時々唐揚げというのが現在考えられる理想の食事なのかもしれません。今後も実験を重ね病気を避ける理想の食べ方を検討していきたいと思います。