子宮頸癌の検診でクラス3a・3bと言われた場合、糖質回避により改善出来るかもしれないことを書いていきます。
子宮頸癌はパピローマウイルスによる感染により引き起こされます。子宮頸癌を引き起こすパピローマウイルスの感染を予防するためにワクチンが開発されました。一度感染したウイルスを排除する治療することは出来ませんが、感染前にワクチンを受けることで感染を予防することが出来るようになりました。残念ながら子宮頸癌ワクチンにより疼痛などの副反応が確認されているため、接種がひろまらないのが現状です。子宮頸癌ワクチンの副反応も糖質回避により改善が期待出来ます。仮説ではありますが、もしかしたら糖質による免疫機能異常を来たし、異常を来たした免疫機能が疼痛刺激を行っている可能性が考えられます。子宮頸癌ワクチン接種後に疼痛が激しい場合、糖質回避を試してみることをお勧めします。
話が逸れましたが、子宮頸癌の検診についてです。子宮頸癌の検診でクラス3と言われて驚かれることがあります。クラス3aは異形成が認められる状態で、クラス3bは高度異形成が認められる状態です。クラス4であれば治療が必要なことが多いのですが、3aだと経過観察、3bだと念のため精密検査をすることが多いようです。
子宮頸癌を引き起こすパピローマウイルスはタイプは違うものの、尋常性疣贅を引き起こすウイルスと同じ種類のウイルスです。尋常性疣贅が糖質回避により改善するので、同じパピローマウイルスによる子宮頸癌が改善する可能性を考えています。お一人子宮頸癌の検診にて以前クラス3aを指摘された方が、一時クラス2になり、再びクラス3aになった方とお話する機会がありました。最初にクラス3aを指摘された時にはツワリが激しくチョコレートばかり食べていたそうです。クラス2になる前には、偶然ダイエット目的で糖質回避を行っていたそうです。そして今回3aの検診前には大量に糖質を食べていたそうです。
- タイプは異なるものの同じパピローマウイルスによる尋常性疣贅が糖質回避により改善すること
- 糖質を食べた時には3a、糖質回避している時にはクラス2、再び糖質を食べると3aとなった方がいる
以上が事実です。ここから解釈を読み解くことを考えてみます。偶然かもしれませんが、現時点では他に改善する治療法は無いので試してみても良いのではないかと思います。この方が再び糖質回避でクラス2になれば再現性も確認出来るのではないかと思います。
尋常性疣贅や子宮頸癌などウイルス感染が糖質回避で改善する仮説は、糖質による免疫抑制が起こっていることが考えられます。糖質を控えることで免疫抑制が解除され免疫機能が正常化するので改善が期待出来ます。
尋常性疣贅にうつりやすい人とうつりにくい人がいるのは、糖質による免疫抑制がかかっているか免疫抑制がかかっていないかの違いだと思います。偶然尋常性疣贅を引き起こすパピローマウイルスに対する免疫が抑制された結果感染してしまうのかもしれません。子宮頸癌を引き起こすパピローマウイルスも感染が成立するのは10%程度だといわれているようです。90%の人は免疫機能が維持され10%の人だけが免疫抑制がかかっているのかもしれません。
糖質回避により子宮頸癌が予防できるかもしれません。少なくとも大きな害のない糖質回避は持病のない方は試してみても良いのではないかと思います。
ちなみに私は他のガンも糖質回避により回避出来る可能性を考えています。ガンの発症がガン細胞に対する糖質での免疫抑制の結果ではないかとの仮説を立てているからです。このことは改めて書きたいと思います。
現時点では糖質回避すれば子宮頸癌の検診の結果3aや3bが改善することが証明出来ている訳ではありません。しかし改善する可能性が考えられます。糖質回避教の考え方の一つ、信じる者は救われるかもしれません。お悩みでしたら一度お試しください。