花粉症と血糖値

花粉症の患者さんにご協力頂いて血糖値持続測定器リブレを装着してもらいました。正確にはリブレProを装着して頂きました。詳細な解析は行なっておりませんが、簡易結果を掲載します。

まず結果は血糖値が正常型でほぼ150以下で推移していましたが、花粉症の症状は悪化してしまうことがわかりました。必ずしも血糖値が上昇する訳ではないのとがわかりました。ということは私が考えた仮説、糖化産物が原因という可能性はかなり低くなることがわかります。血糖値が上がらなくても糖化産物が影響している可能性は残りますが、他の可能性を考えるようになりました。一時的高血糖症候群という疾患概念も間違っていることがわかりました。糖質一度に食べ過ぎ症候群が適切な概念のようです。

少なくとも私の場合には血糖値の上がりやすい食べ方があります。私の血糖値が上がるのと同じ食べ方を他の方がされると、アトピーや花粉症が悪化するようです。ということは糖質が関係あることは間違いありませんが、患者さんの血糖値の推移からは血糖値そのものが原因ではなさそうです。

恐らく体内に分泌されたインスリンが犯人のようです。仮説としてインスリン原因説を考えました。改めて詳しく書きたいと思いますが、現時点でわかっていることと考えたことを簡単に書いてみたいと思います。

花粉症のインスリン原因説

糖質を食べると高血糖を生じますが、高血糖は様々な問題を引き起こすためインスリンにより血糖値を下げようとします。血糖値を下げるために分泌されたインスリンに反応してトラブルが起こっている可能性があるようです。

花粉症の原因が一時的な高血糖であれば、極端な話インスリンを注射することで食後の高血糖を避けると症状が抑えられる可能性が考えられましたが、インスリンが原因であればそのような対策では症状は抑えられません。あるいは体内のインスリン分泌を促すような糖尿病治療薬による一時的高血糖対策も花粉症の治療に役立つ可能性を考えていましたが、インスリンが原因であれば治療薬とはなり得ないようです。

花粉症の症状と血糖値

日頃花粉症の対策のため抗アレルギー剤は飲まれていますが、3/12はお昼にラーメン半チャーハンセットを食べられた後は症状悪化して3時間半後に追加で抗アレルギー剤を内服されました。

丁度グラフで血糖値が下がり始める15時前に追加で抗アレルギー剤を飲まれました。

興味深いことに血糖値は150前後ですが、しばらく持続していることが症状悪化になんらかの関係があるのかもしれません。勿論花粉症の症状は花粉の量にも左右される可能性もありますが、食事の影響もありそうだということです。花粉の量は花粉症の患者さんにはコントロール出来ませんが、食事の量はコントロール出来るので因果関係あるいは相関関係の有無は気をつけてみても良いのではないかと思います。

このグラフからは高血糖(この方の場合150前後)が持続すると症状が悪化するようです。高血糖そのものが原因か高血糖に反応して分泌されるインスリンが原因かは現時点ではわかりません。しかし私が以前考えていた糖化産物が原因と考えるには、血糖値が低すぎると思える(糖化産物は血糖値の高さに依存して増えるため、糖化産物が増えるにしては血糖値が低すぎることと反応が早すぎる)ため、インスリンが原因の可能性が高いと考えています。この方にとっての高血糖によってインスリンが分泌され続け、そのことに反応して免疫異常が起こる可能性が高いと私は考えています。

インスリンが原因であればインスリンが分泌されにくい食べ方(食後高血糖を避ける食べ方)をするのが花粉症の根本的な治療法だと思います。

もし御興味あれば、血糖値の上がりにくい食べ方2017年版病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。

あくまでもお一人の方の血糖値と花粉症の関係に過ぎませんが、様々なことがわかりました。装着一週間の途中経過なのでまだまだわかることがあるかもしれません。一つの謎が解けると次の謎が生まれる。全ての謎を解くにはまだまだ時間がかかりそうです。

患者さんの焼きうどんの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
以前私がこだわりたまごのサンドを3個食べてみましたがほどんと血糖値が変化しませんでした。

今回昔から知っているある患者さんにリブレを装着し食後血糖値の実験に御協力いただける機会があり、いくつかわかったことがあるため掲載していきたいと思います。
以前ご報告した患者さんのこだわりたまごのサンドの食後血糖値と同じ患者さんです。

 

焼きうどん

自宅で作られた焼きうどんのためタンパク質・脂質・炭水化物の量はわかりません。

うどんは一玉160gをご家族2人で分けて作られているため半玉80g程度だそうです。

写真で見る限り野菜が多そうです。

 

ある患者さんの焼きうどんの食後血糖値

結果は60分後に201mg/dlまで急上昇しました。その後次第に低下していきました。

 

今回の実験でわかったこと

焼きうどんのうどん80gでも食後血糖値が急上昇してしまうこと
・糖質以外の食材である野菜がたっぷりあっても食後血糖値が急上昇していること

以前ご報告した患者さんのこだわりたまごのサンドの食後血糖値では血糖値が上がりませんでしたが、今回のものは急上昇しています。しかもわずか80g分のうどんで急上昇しています。私の考えている理屈では、糖質だけ食べると血糖値が急上昇し、糖質以外の物と共に糖質を食べると血糖値の上昇は妨げられるはずです。この患者さんの場合は私の理屈が当てはまらないのかもしれません。空腹時血糖値やHbA1cは低くても、インスリンの分泌の問題かインスリンに対する反応性の問題かはわかりませんが、血糖値が上がりやすい体質なのかもしれません。

この結果は私の考えている理屈とは合わないため正直驚きました。
糖質は血糖値を上げる働きがあり、糖質以外は血糖値を上げないことは間違いない事実です。そして糖質は血糖値を上げる働きに対して、糖質以外の物が存在すれば吸収を邪魔するのも間違いのない事実のはずです。
上記事実にも関わらずこの患者さんの場合焼きうどんの状態で自然と野菜とうどんを食べるにも関わらず血糖値が急上昇するのが、体格の問題なのか噛み方も含めた食べ方の問題なのか、謎は深まるばかりです。

少なくとも糖質と糖質意外の食べ物を一緒に食べても血糖値が上がる場合があることがわかりました。

 

今後の実験課題

患者さんに御協力いただいたおかげで血糖値のデータはあるのですが、何を食べられた結果の食後血糖値か解析する必要があります。

今回の焼きうどんを食べても血糖値が上がる理由を探りたいとは思いますが、どのように提案して工夫して食べてもらうと血糖値が上がりにくくなるのか今は答えがありません。焼きうどんにするならもっと細切れにして、マカロニでも入っているように食材が全体に混ざるように食べて頂くしかないのかもしれません。

私自身が実験する場合と異なり、実験としての精度は落ちるとは思いますが、ある程度意味があると考えていますので解析していきたいと思います。

食後血糖値一覧(一部)

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

糖質回避ダイエット生活28日目

リブレによる血糖値の糖質を食べる実験のため太ってしまい、ダイエットをはじめました。

ダイエット生活をはじめて28日が経ちました。

私にとってダイエットとは糖質回避(人から制限される訳ではなく、自分の意思で避けること)が当たり前なのでダイエットの前の糖質回避という言葉を省略していましたが、世間一般では当たり前ではないと考えて糖質回避ダイエット生活と書くことにしました。

ダイエットの方法

一言でいえば糖質を自分の意思で避ける糖質回避と軽い運動です。

私はリブレの実験をしない場合、朝ごはんは食べないので1日2食です。書く記事になる内容を探すのが大変なため、早く体重を元に戻してリブレの実験を再開したいので、お腹が空かない時には1日1食で済ますことも多いです。

昼食

お腹が空かなかったので食べませんでした。

夕食

サラダ、もやし、豆腐と野菜の炊いたもの、チーズチキンカツを食べました。

運動

膝立伏せとスクワットは5回3セット行いました。ようやく軽々出来るようになってきましたが、今回は脇をしめて行う膝立伏せをキツく感じました。これまではしっかり体重がかかっていなかったのかもしれません。5回3セットの腹筋運動も追加しました。時間があればどこでも出来るスクワットを中心に、運動を追加するようにしています。

ダイエット生活28日目は、歩いた距離が2.5Kmでした。目標の4Kmには足りませんでした。朝の散歩をしなかったことが原因です。

参考までに1日目6.5Km、2日目7.2Km、3日目4Km、4日目4.1Km、5日目1.5Km、6日目1.6Km、7日目4Km、8日目5.3Km、9日目5Km、10日目4.2Km、11日目4.7Km、12日目4.3Km、13日目14.7Km、14日目5.4Km、15日目4.6Km、16日目5.5Km、17日目4.2Km、18日目6.4Km、19日目9.6Km、20日目3.0Km、21日目4.0Km、22日目8.3Km、23日目6.4Km、24日目3.9Km、25日目4.5Km、26日目4.0Km、27日目2.7Kmの歩行でした。

28日目の体重

27日目は食後の体重で77.0Kgでした。今回は食前で76.3Kgでした。

ダイエットの実感

体重はようやく減り始めました。お腹周りのお肉が明らかに減ってお腹の厚みが減りつつあります。腰回りのお肉が先になくなり、次にお腹周りのお肉が減ってきました。

不思議と運動することが苦痛ではなくなり、むしろ少し楽しくなってきました。運動といっても腕立て伏せではなく、四つん這いでする膝立伏せなど緩い運動ですが身体を動かすことで筋肉がつくのがわかるのが楽しいです。また痩せるのが実感出来るのも運動を楽しく感じる一因のようです。

これはあくまでも私見に過ぎませんが、もしかしたらダイエットを始めてからしばらく体重が落ちにくかったのは、腸内細菌が食物繊維を分解してエネルギーに変えてしまっていたのではないかと思っています。確か23日目に下痢してからお腹周りのお肉が急速に減り始めた印象があります。下痢して腸内細菌叢が変わった可能性が考えられます。

体重測定


体重測定はアマゾンで買った体重計で行なっています。スマホと連携させると体重や脂肪率や筋肉量などをグラフにしてくれるので便利です。

引き続き食べる量に気をつけて、筋トレを続けて散歩で少なくとも1日4Km程度歩くようにしたいと思います。

参考リンク(主に食べた物を記録しています)

ダイエットはじめました
ダイエット3日目
ダイエット4日目
ダイエット生活5日目
ダイエット生活6日目
ダイエット生活7日目
ダイエット生活8日目
ダイエット生活9日目
ダイエット生活10日目
ダイエット生活11日目(体脂肪率と筋肉量の考察)
ダイエット生活12日目
糖質回避ダイエット生活13日目
糖質回避ダイエット生活14日目
糖質回避ダイエット生活15日目
糖質回避ダイエット生活16日目
糖質回避ダイエット生活17日目
糖質回避ダイエット生活18日目
糖質回避ダイエット生活19日目
糖質回避ダイエット生活20日目
糖質回避ダイエット生活21日目
糖質回避ダイエット生活22日目
糖質回避ダイエット生活23日目
糖質回避ダイエット生活24日目

糖質回避ダイエット生活25日目

糖質回避ダイエット生活26日目

糖質回避ダイエット生活27日目

患者さんのこだわりたまごのサンドの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
以前私がこだわりたまごのサンドを3個食べてみましたがほどんと血糖値が変化しませんでした。

今回昔から知っているある患者さんにリブレを装着し食後血糖値の実験に御協力いただける機会があり、いくつかわかったことがあるため掲載していきたいと思います。

実験をした経緯

私自身が血糖値が非常に上がりやすい体質のようなので(75gOGTTは優に200mg/dlをこえました。近いうちに掲載したいと思います)、私と同じように食後血糖値の上がりやすい他の方でもこだわりたまごのサンドは食後血糖値が上がりにくいと考えています。しかし他の方でも実験してみない限り、私自身が特異体質で偶然食後血糖値が上がらない可能性が否定できないため調べてみることにしました。

こだわりたまごのサンド1個

タンパク質量10.3g
脂質22.5g
炭水化物18.3g

 

ある患者さんのこだわりたまごサンド1個の食後血糖値

結果は90分後に114mg/dlまでわずかに上昇しました。120分後に一度103mg/dlまで下がった後に再度115mg/dlまでわずかに上昇しその後は緩やかに下がり始めました。

私の場合は90分後に食後血糖値が下がりましたが、患者さんはわずかに上がっています。
私の場合食後血糖値が下がっているのはわずかな糖質に反応してインスリンが出たことで下がったのではないかと考えられます。患者さんの場合はインスリンの反応が乏しくわずかに上がってしまったのかもしれません。このことから類推されるのは、私よりこの患者さんの方が血糖値が上がりやすい可能性です。

 

患者さんのある日の昼食の食後血糖値

上記のこだわりたまごのサンドの食後血糖値の結果だけでは血糖値の推移が正常型の人と区別がつきません。
そこで他の日のデータを解析したところ、基本的には食べられたものを写真に撮って頂くようにしていましたが、残念ながら食べられたものは写真に撮っておられないものの血糖値が急上昇することがわかりました。

これだけ上昇しているのですから75gOGTTをするまでもなく糖尿病型であることがわかります。

ただしこれまで健康診断で空腹時血糖値やHbA1cで異常を指摘されたことはないそうです。

空腹時血糖値も正常でHbA1cも正常のため75gOGTTまでは頼むつもりはありませんので確かめることはできませんが、もし75gOGTTをするとすれば恐らく私が75gOGTTを行ったグラフより高いグラフになるのではないかと思います。

今回の実験でわかったこと

こだわりたまごのサンドは食後血糖値が糖尿病型の他の方でも食後血糖値が上がりにくい

少なくともセブンイレブンのこだわりたまごのサンドは食後血糖値が糖尿病型の方が1個食べたとしても血糖値をそれほど上げないようです。こだわりたまごのサンドは呉からの風が認定する血糖値を上げにくい理想食です。ただし今のところ糖尿病の方を含め全ての方の血糖値を上げないことを保証する訳ではありません。しかし糖質が少ないためインスリンが働いてくれれば、食後血糖値は上がりにくいはずです。
少なくとも私と一人の患者さんの場合はこだわりたまごのサンドを食べても血糖値は上がりませんでした。他の方が食べた場合も必ずほぼ一定に保たれるとは限りませんが、他のコンビニの食べ物と比較すると食後血糖値が上がりにくいことは間違いないと思います。

間違いなく同じ量のパンを食べるよりは、たまごサンドを食べる方が食後血糖値は上がりにくいはずです。

卵サンドイッチの食後血糖値が上がらない理由

こだわりたまごのサンド1個に炭水化物(計算上食物繊維は含まれずすべて糖質のようです)は18.3g含まれてはいますが、タンパク質量10.3g、脂質22.5gが糖質に比して多くあることで吸収が邪魔されている可能性があります。
そもそもこだわりたまごのサンドに含まれる炭水化物の量が少ないと考え、調べてみました(参考:こだわりたまごのサンドのパンだけの食後血糖値)がパン自体が少なく食後血糖値が上がりにくいようです。

炭水化物が少ないため血糖値が上がりにくい上に、タンパク質と脂質が多く邪魔していることで、ほとんど変わらないようです。

今後の実験課題

 

患者さんに御協力いただいたおかげで血糖値のデータはあるのですが、何を食べられた結果の食後血糖値か解析する必要があります。
ある程度写真を撮って頂いているため、解析できるものを掲載してみたいと思います。

私自身が実験する場合と異なり、写真以外の物も食べておられるかもしれないため実験の精度は落ちますが、意味がある程度意味があると考えていますので解析していきたいと思います。

食後血糖値一覧(一部)

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

セブン ちゃんぽんスープ(麺なし)の血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
現在ダイエット中のため、以前実験したデータを解析してアップしています。
様々な実験をしていますが、今回は血糖値の上がらないはずの当たり前シリーズとしてセブンイレブンのちゃんぽんスープ(麺なし)を食べた食後血糖値を調べてみました。

きっかけ

 

食後血糖値は糖質を食べたことで上がります。糖質である麺が含まれていなければ血糖値は上がりにくいと考えました。
当たり前に考えた予想では食後血糖値は上がらないはずですが、念のため調べてみました。

食べた物

 

タンパク質9.9g
脂質6.7g
炭水化物14.3g

食後血糖値の予想

成分表を見る限り明らかに糖質を多く含む食材は含まれてはいませんが、意外に炭水化物が多いことに驚きます。それでも炭水化物が14.3gのためほとんど血糖値は上がらないのではないかと予想しました。

食後血糖値

食後血糖値は30分後に118mg/dlまで軽度上昇しましたがその後は緩やかに下がり再び上がることはありませんでした。

 

今回の実験でわかったこと

ちゃんぽん麺ではなくちゃんぽんスープは血糖値が上がりにくいことがわかりました。

食後30分でわずかではありますが血糖値が速やかに上がることから考えると、恐らく食材が消化されるより前に上がっていることが考えられます。つまりスープに溶けている成分に糖質が含まれているのではないかと推測しています。砂糖は成分表では上位の表示ではありませんし何g含まれているかはわかりませんが、砂糖が比較的多く含まれている可能性を考えます。もしかしたら成分表のちゃんぽんスープの時点で砂糖が含まれているのかもしれません。

ただ食後上がったのはわずかなためそれほど気にするほどの上昇ではないと思います。

 

今後の検討課題

 

具材が含まれているためカップラーメンよりは上がりにくいとは思いますがちゃんぽん麺ではどれだけ上がるのか気になるところです。

またちゃんぽんスープとおにぎりでは水分の分、おにぎりだけよりもおにぎりとお茶のように上がるのか、それとも具材の分上がりにくくなるのか気になるところです。
機会があれば試してみたいと思います。

一つ謎を解くと別の謎が気になってしまいます。
食後血糖値と食べ物や食べ方の謎は深まるばかりです。

カップラーメンとスライスチーズの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、今回はカップラーメンとの組み合わせを考えて、スライスチーズを食べた食後血糖値を調べてみました。

きっかけ

カップラーメンと唐揚げの食べ方による違いでカップラーメンと唐揚げを同時に食べることで食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。
であればカップラーメンと他の食べ物でも上がりにくいと考えて、カップラーメンとの組み合わせとしてスライスチーズをためしてみました。

カップラーメンにチーズカレーという種類があるため、チーズを入れても美味しいと考えたのももう一つの根拠です。

食べた物

カップヌードル カレーとスライスチーズ2枚です。

カップラーメンの中にチーズを入れて溶かしながら麺と同時になるように食べました。

 

食後血糖値の予想

 

食後血糖値がカップら麺だけの場合と比較してスライスチーズが血糖値の上昇を邪魔してくれると予想できたため、上がりにくいと考えました。
何故ならカップラーメンと唐揚げでは同時に食べることで血糖値が上がりにくいため、同じタンパク質であるスライスチーズでも上がりにくくなると予測できるからです。ただし程度はタンパク質の量に依存すると考えられるため、から揚げよりは上がるのではないかとも予想ました。

食後血糖値

 

食前の血糖値が異なるため参考記録ではありますが、結果としてカップラーメンだけよりもスライスチーズを一緒に食べた方がわずかではありますが低く抑えられました。
食後血糖値はカップラーメンのみが45分後に165mg/dl、カップラーメンとスライスチーズが45分後に150mg/dlまで上昇しました。

食前の血糖値が異なるため参考記録ではありますが、食前カップラーメンとチーズ、カップラーメンと唐揚げを比較すると唐揚げの方が血糖値が上がりにくいことがわかります。

カップラーメンを食べる際、唐揚げを準備することは難しいかもしれませんが、スライスチーズであれば冷蔵庫に保存しておけば1か月以上日持ちするためトッピングとして適切だと思います。

 

今回の実験でわかったこと

 

カップラーメンとスライスチーズの組み合わせでも食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。他のカップラーメンにスライスチーズのトッピングが美味しいかどうかは別にして、少なくともカップラーメンのカレーであればスライスチーズのトッピングをした方が食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。

糖質だけ食べるという食べ方はやめておく方がよさそうです。
カップラーメンだけ食るのは勿体ない食べ方なのかもしれません。
何かタンパク質や脂質の食材を同時に食べるように気を付けましょう。

ましてやカップラーメンだけ食べた上で水分を摂ることは、食後血糖値が急上昇するため、禁忌としても良い食べ方かもしれません(参考:カップラーメンと水500mlの食後血糖値)。
(以前は糖質だけ食べて水分を摂ると食後血糖値が急上昇すると考えていましたが、おにぎりだと水分を摂ると食後血糖値は上がるものの、食パンの場合水分を摂るとかえって下がるため、糖質と水分とひとくくりには出来ないようです。参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係食パンと水500mlと牛乳500mlの食後血糖値

今後の検討課題

 

今回はカップラーメンとスライスチーズで食後血糖値が上がりにくいことがわかりましたが、食前の血糖値が高かったため参考記録です。食前の血糖値が低い状態であれば更に効果がはっきりするのかもしれません。再検査してみたいと思います。

他にもカップラーメンに適切なトッピング食材を探してみたいと思います。

カップラーメンではスライスチーズを食べると食後血糖値が上がりにくくなるのであれば、おにぎりとスライスチーズでも食後血糖値が上がりにくくなる可能性が考えられます。美味しいかどうかは別として一度ためしてみたいと思います。

一つ謎を解くと別の謎が気になってしまいます。
食後血糖値と食べ物や食べ方の謎は深まるばかりです。

おにぎり1個と卵2個の加熱による血糖値の違い

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
色々思いついたことを実験していますが、おにぎり1個と卵2個の食後血糖値を測ってみました。

実験をした経緯

加熱し卵が固まっている方が生卵のり消化に時間がかかる可能性を考え、加熱した方が食後血糖値が上がりにくいのではないかと考えて実験してみました。

 

おにぎり1個と卵2個

おにぎりはいつものセブンイレブンの塩むすびにしました。
卵もセブンイレブンで買った卵を食べました。

生卵と加熱卵

糖質と糖質以外の食材がまんべんなく均一に混ざる方が血糖値が上がりにくいことがわかっていますので、生卵と加熱卵を均一の混ぜてから食べてみました。
加熱卵は生卵とおにぎりを均一に混ぜた後で電子レンジで加熱しました。

卵を2個にしたのは、卵1個では差がはっきりしない可能性が考えられたからです。

生卵の状態ではこのようにかき混ぜた状態で食べてみました。
おにぎりの塩味で比較的美味しく食べることができました。

加熱卵はこの状態の卵を電子レンジで完全に固まるまで加熱してみました。

ぱさぱさでおにぎりの塩味も感じられず決して美味とはいえませんでした。
お勧めできない食べ方でした。

おにぎり1個生卵2個の食後血糖値

結果は60分後に167mg/dlのピークを迎え、その後緩やかに低下してから再上昇する崩れたM字型のカーブを描きました。135分後に135mg/dlの軽度再上昇後緩やかに下がりました。上昇するタイミングは少し早くはなりましたが、上がり方は軽度でした。

おにぎりだけ食べた血糖値のグラフとは少し違う形をしているようです。

おにぎり1個と加熱卵2個の食後血糖値

60分後に184mg/dlの血糖値のピークを迎え、その後下がりました。
おにぎりだけ食べた血糖値のグラフと近いようです。

おにぎり1個と卵2個の加熱による血糖値の違い

おにぎり1個と卵2個の加熱による血糖値の違いを一つグラフにしてみました。
加熱した卵はおにぎりだけ食べたグラフと途中まで同じように上がり、ピークは同じですが速やかに下がりました。
一方生卵は血糖値の上がり方が食べた直後から緩やかで、60分後のピークも167mg/dlと低く抑えられました。

今回の実験でわかったことと検討課題

生卵は加熱した卵に比較して食後血糖値が上がりにくい
・加熱した卵は食後血糖値のピークを抑えることは出来ないものの、速やかに血糖値が下がる手助けをしている可能性
・卵かけ御飯はご飯だけ食べるより血糖値の上昇を抑えることのできる理にかなった食べ方である。

驚くべきことに私の考えた仮説とは逆の結果となりました。当初タンパク質が凝固している方が消化されにくい可能性を考え、血糖値の上昇が抑えられるのではないかという仮説を考えました。根拠は固体をバラバラに消化するために時間がかかると考えたからです。
結果は加熱した卵の方が血糖値が上がりやすく、生卵の方が血糖値が上がりにくいことがわかりました。
タンパク質を加熱することで変性し消化しやすい形に変化している可能性が示唆されました。

ただしおにぎ1個とゆで卵2個の食後血糖値は上昇が抑えられるため、混ぜてから加熱したことに何か血糖値の上がりやすくなる問題があったのかもしれません(参考:おにぎり1個とゆで卵2個の食後血糖値)。
均一に混ざることを主眼に置いてかき混ぜてから加熱しましたが、もしかしたら卵の水分とおにぎりの糖質が反応して消化しやすい状態に変化してしまった可能性は考えられます。

 

今後の実験課題

生の状態で卵と御飯を混ぜてから加熱してから食べると、ゆで卵にして食べる場合に比較して上昇することがわかりました。卵の水分とおにぎりの糖質が反応し消化しやすい形に変化した可能性が考えられます。
そこで卵2個を別に加熱しおにぎりと均一に混ぜて食べてみたいと思います。

食事の前後に運動をするとデータがずれてしまうので、なかなか正確な実験が難しいのですが、ダイエット成功後何とか機会を見つけて行ってみまいと思います。

またゆで卵との比較したグラフでも検討してみたいと思います。

こだわりたまごのサンド3個の食後血糖値2回目

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。
以前こだわりたまごのサンドを3個食べてみましたがほどんと血糖値が変化しなかったため、念のため再実験してみました。

追加実験をした経緯

今回は以前計測したこだわりたまごのサンド3個の食後血糖値の再実験をしてみました。
1個食べても変化がない(参考:たまごサンドの食後血糖値3回目)ため、2個食べてみましたが変化がほとんどありませんでした(参考:たまごサンド2個の食後血糖値)。
3個食べると少し上昇したことがが偶然か、やはり少し上昇することが再現されるのか気になったからです。
もう一度確かめてみることにしました。

 

こだわりたまごのサンド3個

タンパク質量10.3g×3
脂質22.5g×3
炭水化物18.3g×3

 

こだわりたまごサンド3個の食後血糖値

結果は75分後にからわずかに上昇しはじめ、115分後に112mg/dlまで上昇しその後は緩やかに下がり始めました。

上昇するタイミングは少し早くはなりましたが、上がり方は軽度でした。

今回の実験でわかったこと

こだわりたまごのサンドは食後血糖値が上がりにくい
・こだわりたまごのサンドを1個・2個・3個と数を増やすにつれて血糖値がわずかに上がる
・こだわりたまごのサンドの血糖値が上がりにくいことが偶然ではない

こだわりたまごのサンド1個では食前の血糖値がそのまま一定に保たれていますが、こだわりたまごのサンド2個ではわずかに上昇しています。これが食べ物の影響なのか誤差の範囲なのかは明らかではありませんでした。3個食べてみることで更に上昇したため意味のある上昇だったようです。今回は1回目の3個食べた場合よりも早く上昇した理由はわかりませんでした。
それでも食前の血糖値と比較するとサンドイッチを3個食べても30mg/dl程度上昇する程度です。

少なくともセブンイレブンのこだわりたまごのサンドは3個食べたとしても血糖値をそれほど上げないようです。こだわりたまごのサンドは呉からの風が認定する血糖値を上げにくい理想食です。ただし全ての方の血糖値を上げないことを保証する訳ではありません。
特にこのデータは水分を摂っていないため、水分を摂ると血糖値が上がる可能性がありましたが、先日行ったたまごサンドと水500mlの実験では食後血糖値はほぼ変わりませんでしたので恐らく水分を摂っても上昇する可能性は低そうです。少なくとも私の場合は卵サンドを食べ水分を摂っても血糖値は上がりませんでした。他の方が食べた場合も必ずほぼ一定に保たれるとは限りませんが、他のコンビニの食べ物と比較すると食後血糖値が上がりにくいことは間違いないと思います。

卵サンドイッチの食後血糖値が上がらない理由(仮説)

こだわりたまごのサンド1個に炭水化物(計算上食物繊維は含まれずすべて糖質のようです)は18.3g含まれてはいますが、タンパク質量10.3g、脂質22.5gが糖質に比して多くあることで吸収が邪魔されている可能性があります。この割合が理想的なため3個にしても大して上がらずに済んでいるのかもしれません。

一つは糖質割合つまりタンパク質でも脂質でも糖質以外のものを一緒に食べると血糖値が上がりにくくなるようです(参考:食後血糖値と食事中糖質割合の関係)。特に脂質が多いことが血糖値の上昇を抑えてくれている可能性が考えられます。タンパク質と脂質が対等に血糖値の上昇を抑えるのか、脂質が多い方が更に血糖値の上昇を抑えてくれるのかは様々な食材の食後血糖値の検索によって解明したいと考えています。もし脂質が食後血糖値の上昇を抑える働きがあるのであれば、これまでの常識が一気に覆る可能性があります。何故なら脂質はカロリー説では諸悪の根源のように扱われてきたからです。少なくとも脂質が血糖値を直接上げる働きがないことは間違いありませんが、脂質が血糖値を上げることを妨げる働きがタンパク質よりも強ければ常識転換・パラダイムシフトなのかもしれません。

今後の実験課題

脂質が血糖値の上昇を強く抑えてくれる可能性があるため、意外にもマヨネーズを使った食べ物は糖質の量に対して食後血糖値を上げにくい可能性があります。他にもマヨネーズを使った料理を食べてみるか、何かの食べ物にマヨネーズをつけて食べてみたいと思います。もし脂質が血糖値を抑えてくれる働きが強ければマヨラーの血糖値が低い可能性が示唆されます。
出来れば今後実験し明らかにしたいと思います。

更にこだわりたまごのサンドの血糖値が上がりにくいのは、たまごとマヨネーズのおかげだと考えていますので、こだわりたまごのサンドのパンだけ食べてみると血糖値がどのように推移するのか確かめてみたいと考えていたのですが、一つ分のこだわりたまごのサンドのパンだけではほとんど血糖値は上がりませんでした(参考:こだわりたまごのサンドのパンだけの血糖値)。リブレの測定を再開し機会があればこだわりたまごのサンドのパン3個分のパンだけの血糖値を測定してみたいと思います。

食事の前後に運動をするとデータがずれてしまうので、なかなか正確な実験が難しいのですが、ダイエット成功後何とか機会を見つけて行ってみまいと思います。

食後血糖値一覧(一部)

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

日本ハム ふわたまオムレツの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。

患者さんから何を食べたらよいか質問される機会が多いのですが、一つの選択肢はオムレツです。
そのオムレツを簡単に作ることが出来る製品がありましたので試してみることにしました。

日本ハム ふわたまオムレツ

スーパーで売っている日本ハムのふわたまオムレツを試してみることにしました。

卵2個をかき混ぜて中にいれて、約20回程振るだけです。
後は電子レンジにかけるとオムレツが出来てしまいます。

ふわふわのオムレツが簡単にできました。
チーズが入っているため美味しくいただけました。

食後血糖値

卵には糖質がほとんど含まれていないため血糖値は上がりませんが、この製品に含まれている糖質の分だけわずかに上がってしまうようです。

卵2個で簡単に作ることが出来るため、朝ごはんにはよさそうです。

今回の実験でわかったこと

ふわたまオムレツで作ったオムレツは食後血糖値がほとんど上がらないことがわかりました。
血糖値が一時的に上がることで生じるアトピー性皮膚炎や糖尿病の方にもお勧めです。

食パンと一緒に食べると血糖値が上がることを抑えてくれる可能性が考えられます。一度試してみたいと思います。

今回実験に使ったふわたまオムレツ、Amazonでのご購入はこちらからどうぞ。

 

セブン 和風カレーうどんの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。

今回は和風カレーうどんを食べてみたので食後血糖値を掲載してみたいと思います。

コクと旨味の和風カレーうどん

セブンイレブンのコクと旨味の和風カレーうどんを食べてみました。

コンビニのうどんとは思えないくら美味しくいただきました。

食後血糖値

具材も少ないため予想通り食後血糖値は上昇しました。
興味深いのは血糖値の立ち上がりが早く、45分後には170mg/dlのピークに達しました。その後は緩やかに下がりましたが、軽度再上昇し崩れたM型の血糖値グラフとなりました。

 

今回の実験でわかったこと

予想通り食後血糖値が上がることがわかりました。

ラーメンの方が血糖値が上がりにくい可能性が考えられました(参考:天下一品ラーメンの食後血糖値)。
カレーうどんの食後血糖値が上がりやすいのは、具材が少ないことが原因と考えられました。うどんの食後血糖値の上がり方が早いのは、もしかしたら消化しやすいことが原因かもしれません。

うどん自体の消化が早く血糖値が上がりやすいのか、具材がないことでうどんの血糖値が上がりやすいのかは今後実験で検証してみたいと思います。