回転寿司で糖質回避 くら寿司が実現

先日お寿司のシャリ抜きの時代がやってきたと書きましたが、ようやくくら寿司さんに行ってきましたので具体的に書いてみたいと思います。
以前書いた回転寿司での糖質回避の予想ではシャリの代わりに豆腐を使うメニューでしたが、大根を使うということで実現されました。もう一つの予想であったネタだけ流すという方法は、実際に刺身としてはま寿司さんが行っていたことがありましたが、現在は中止されています。
残念ながらまだ体重が糖質負荷試験元に戻らないため血糖値持続測定リブレの計測は行っていません。(せっかくリブレを付けても糖質を食べないと血糖値を持続測定しても変化がないため、実験目的で様々な糖質を食べた結果太ってしまいました)
再びリブレを装着する日がくれば通常のお寿司と糖質回避メニューのお寿司を食べ比べてみたいとはおもいます。ただ実際に食べ比べといっても何貫食べるかなど難しいので、厳密に比較することは難しそうです。

注文画面

注文画面ではお寿司のシャリ抜きと麺抜きのラーメンが並んでいます。
シャリの小さいシャリプチも容易されています。

シャリ野菜シリーズ

シャリの代わりに野菜を使ったお寿司です。
味はもちろんシャリとは異なりますが、回転寿司の気分を味わうことができるため糖質回避教を提唱している私としては大満足な味です。

シャリ野菜エビ

海苔の代わりに葉物野菜で巻くスタイルで、シャリの代わりに大根がしいてあります。上にはエビがのっています。

シャリ野菜ビントロ

こちらも海苔の代わりに葉物野菜で大根を包み、大根の代わりにビントロが乗っています。

シャリ野菜マグロ

こちらは海苔で巻くスタイルです。葉物野菜もありシャリ代わりの大根にネギトロが巻いてありました。キュウリも添えてあります。

シャリ野菜エビマヨ

こちらも海苔で巻くスタイルです。シャリ野菜マグロ同様シャリ代わりの大根にエビマヨが巻いてあり、キュウリも添えてあります。

シャリプチシリーズ

小さいシャリをわざわざ作ったのだと思いましたが、めくってみて合理的な作り方に納得。シャリが半分になっているようです。
もちろん味は同じです。
むしろ糖質が半分なので糖質を避けたい私には最高です。

全てのお寿司でシャリプチをはじめてほしいです。

シャリプチビンチョウ

シャリは半分でした。
これだと糖質割合が少なくて血糖値も上がりにくいですね

シャリプチサーモン

写真のように通常の1貫のシャリを半分にしているようです。

麺抜きラーメンシリーズ

麺抜きをラーメンと呼ぶのか疑問は残りますが、ラーメンの麺抜きです。
私はラーメン屋さんが大々的にはじめると思っていましたが、私が知っている一番最初はリンガーハットの長崎ちゃんぽんさんのちゃんぽんの麺抜き、つまり野菜スープで商品名は野菜たっぷり食べるスープです。しかしお店としては余り売りたくないためか、ホームページにはのっているもののお店のメニューにはありませんでした。注文するとちゃんと麺抜きで出してもらえました。いわば糖質回避者の裏メニュー的なものでした。

くら寿司さんという大勢の方が目にするメニューの一番最初にラーメンの麺抜きとして掲載されたことで、糖質を食べないという考え方が急速に広まることが考えられます。

麺抜き 担々麺

いわば担々スープです。
辛いスープの中に野菜があります。

トッピング野菜

画期的なのはトッピング野菜を追加注文できることです。
一皿100円(税抜き)で追加注文することが出来ます。
ラーメンの麺の追加注文の替え玉ならぬ替え野菜です。
スープを残しておき、つけ麺ならぬつけ野菜として食べると美味しくいただけました。
替え野菜などしてしまうと他のお寿司などを食べてもらえないため、売り上げが減る可能性があるのに用意されていることから、儲けを第一に考えている訳ではないことがうかがえます。
このことから多くの方が主食として糖質を食べない糖質回避時代がやってきたとしても、くら寿司さんは生き残ると思います。

回転寿司で糖質回避をするならくら寿司

糖質回避をしている人にとって回転寿司は外食の選択肢にならない食べ物でした。
無理に行く必要はありませんが、家族が回転寿司を望む場合の選択肢の一つとしてくら寿司さんは糖質回避と両立できる回転寿司屋さんです。
糖質回避をする目的が一時的高血糖症候群の防止であれば、血糖値を上げなければ良いため糖質割合を上げなければ良いはずです(参照:食後血糖値と食事中糖質割合の関係)。多少は通常のお寿司を食べたとしても上記の糖質回避メニューを食べていれば血糖値の上昇はかなり抑えられると思います。
もし糖質を忌避されていてどうしても食べたくない場合でも、メニューは限られるもののくら寿司さんであれば避けることが可能だと思います。

糖質を減らすよりやめる方が楽な理由

糖質は減らすよりも止める方が楽です。その理由を解説したいと思います。一言で言えば糖質依存だからです。少しだけ食べると余計食べたい欲求が強まる(参考:糖質を少量食べると余計お腹が空く理由)ため強い意志が必要となるのです。少しも食べないとその強まる欲求を我慢する必要がないため楽なのです。

私自身お米を半分に減らすダイエットを1年間続けましたが、10kgほど体重が落ちたものの食べたい欲求が強く非常に困難でした。その後糖質を食べない健康法を知ったため主食としての糖質を完全にやめてしまいました。 2週間は糖質が食べたかったものの、2週間をこえると嘘のように糖質を食べたい欲求が全くなくなりました。私は2週間でしたが、糖質を食べないことに慣れるまでに、人によっては1週間場合によっては3週間を要す場合があるようです。

糖質をやめる際に糖質を食べたかった2週間の間でも、お米を半分食べていた頃の3分の1か4分の1程度の意志で我慢出来る程度でした。

かつての私も含め多くの人が知らないうちに糖質依存に陥っているため、糖質依存の自覚がありません(参考:大きな落とし穴 人類が糖質依存に落ちた理由)。そのため依存の抜け出し方ではなく、我慢するという最も依存から抜け出しにくい方法を選択してしまうのです。依存の心理によりやめたくはないあるいはやめることが想像出来ないため減らすことを選択していますのです。結果少しだけ食べると余計お腹が空くので途中で糖質を食べることをやめることが出来なくなるのです。

糖質依存だと糖質を食べるといつもの糖質の量を期待して条件反射によりインスリンが過剰分泌されるようです。にも関わらず期待したよりも糖質の量が少ない血糖値が下がるので余計お腹が空くようです。糖質を食べなければインスリンが出ないため、糖質を食べたい欲求が生まれないようです。

この糖質依存の仕組みを知っていると、食べ方の提案の説得力が増します。ちなみに糖質依存の判別は簡単で禁断症状(医学的には依存からの離脱症状)の有無です。禁断症状とは強い空腹感です(参考:強い空腹感を感じるのは禁断症状?)。糖質依存の方には信じられないかもしれませんが、糖質依存でなければそれ程お腹は空きません。空腹感を我慢しているとピークをこえる感覚が禁断症状の証拠です。

ニコチン依存の方はタバコを一本でも吸い始めると止まらなくなりますし、アルコール依存の方はアルコールを少しでも飲み始めると止まらなくなります。ギャンブル依存の方も千円だけと思って始めても止まらなくなるのと同じです。これらは依存から抜け出す近道は一切やらないことです。糖質依存の場合も同じで、食事の際に少しだけ食べると止まらなくなるのです。だから一食毎に抜きましょうと提案されることが多いのです。

元々それ程お腹が空かない人、つまり糖質依存ではない人は糖質を減らす食べ方をしても苦にはなりません。

ご参考まで。

糖質回避の目的、血糖値の上がりにくい食べ方病気を避ける理想の食べ方はリンクをご覧頂けると幸いです。

糖質回避中に耐糖能が低下したように見える理由

糖質回避中に一見耐糖能が低下したように見えることがありました。
つまり糖質を続けて食べている時には、糖質を食べてもそれほど血糖値が上がらなかったにも関わらず、糖質回避中に同じ量の糖質を食べると血糖値が急上昇することがあります。

何が起こっているか仮説を考えてみます。

一言で言えば条件反射の有無です。

条件反射

条件反射の考え方からすると説明可能なため仮説として考えてみます。条件反射とはある条件が整うと意識をしなくても身体が自然と反応することです。例えば美味しそうな物を目にすると唾液が湧き出るような反応が条件反射です。美味しそうな物をこれまでの経験により美味しそうだと理解することで、脳が食べることを期待し唾液が分泌されるようです。それと同じことが膵臓におけるインスリンで起こるようです。早く消化するために条件反射で唾液が出るくらきですから、少し血糖値が上がればインスリンが出てもおかしくはありません。何故なら高血糖を繰り返すことは命に関わります。条件反射が起こらず高血糖を繰り返していた者は自然淘汰により子孫が残っていないことが想像出来ます。人類の進化の歴史において収穫の時期に果物を一度に大量に食べたことは想像がつきます。果物はある一定期間のみ一度に大量に収穫出来る食べ物で、穀物のように保存が出来ません。あればあるだけ食べたはずです。そして身体に脂肪として保存したのです。その後の飢餓に備えて少しでも多く食べることの出来た者だけが生き残り現在に続いているはずです(参考:人類が太る仕組みを手に入れた理由)。大量に食べた果物を効率良く脂肪に変えるためにインスリンが大量に分泌される仕組みとして条件反射が起こるのでしょう。

糖質を何日か続けて摂ると、条件反射として血糖値を下げるためのインスリン分泌が促されるようです。いわば身体が果物の収穫期と錯覚するのかもしれません。頻回に糖質負荷が繰り返されるため、糖質が身体に入ると一斉にインスリンが分泌されるようです。その状況証拠として少しだけ糖質を食べると余計お腹が空くことに繋がります。
しばらく糖質を食べていない状態では条件反射によるインスリンの過剰分泌が起こらないため血糖値が急上昇することが起こります。つまり本来であればい言い換えると糖質を食べた際に身体が更に糖質を食べると期待するとインスリンが大量に分泌され血糖値の上昇が抑えられますが、期待していないとそれ程インスリンが分泌されないため血糖値が急上昇するのでしょう。

糖質依存状態でなくても、条件反射が起こる程度繰り返し糖質を食べていれば血糖値の急上昇を抑えるために一気にインスリンが分泌されるようです。いわば身体が果物の収穫期と錯覚しているような状態なのでしょう。糖質回避をしていると耐糖能が下がるのではなく、本来の耐糖能に戻るだけです。糖質を繰り返し食べていると条件反射によりインスリンが大量に分泌されることで耐糖能が引き上げられているに過ぎないようです。

糖質依存の起こる理由

ちなみに糖質依存はインスリンが大量にでたことで血糖値が上がらなくなるため、さらなる糖質を求める依存状態に陥ることで発症してしまうようです。人類の進化の歴史 においては、糖質依存状態に陥ることが出来た人達だけが限られた期間の果物を大量に食べて脂肪をつけることでその後の飢餓状態を乗り切れたのでしょう。当時は収穫の時期だけしか依存状態になれなかったため問題はありませんでしたが、いつでも食べることが出来る現代においては糖質依存が病気を引き起こしてしまいます。(参考:人類が太く仕組みを手に入れた理由人類が糖質依存に陥った理由)

もしかしたら美味しそうなものを見た際に唾液が分泌されるように、糖質依存状態であれば条件反射によりインスリンが分泌され糖質を見ただけで血糖値が下がり始めるかもしれません。残念ながら私は日頃糖質を食べないので糖質依存状態ではないため、糖質を見ただけで血糖値が下がることが起こるにしても起こらないにしても実証することはできないことが残念です。かといってわざわざ糖質依存状態になるまで糖質を食べ続けることは今更怖くて出来ません。

上記内容はあくまでも仮説で実証実験は行なっておりませんが、私は間違いないと思います。実証実験をするとすればそれぞれ血中インスリン量を測りトータルで分泌されるインスリン量と、食べた直後に分泌されるインスリン量を比較するくらいでしょうか?私が実証実験することは出来ませんのでどなたかが報告されることを待ちたいと思います。

対策

理屈はいずれにしろ、しばらく糖質を食べなければ血糖値が下がりにくいことは確かなようです。であれば対策は糖質だけを食べないことです。どうやら食後血糖値は食事中糖質割合によって決まるようです(参考:食後血糖値と食事中糖質割合の関係)。

主食を食べない糖質回避をしている状態で突然おにぎりだけやパンだけという糖質だけを食べることは耐糖能の低下のようにみえるだけでなく低血糖の危険を伴います。少なくとも私は夜間に低血糖を起こしました(参考:私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖)。日頃糖質を食べない人は特に、血糖値を急上昇させないためにおにぎりだけなど糖質だけ食べないように気をつけましょう(参考:おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値の違い食パンと卵サンドイッチの食後血糖値の関係)。ましてやおにぎりとお茶のように糖質だけ食べてお茶を飲むと食後血糖値は急上昇するため大変危険です(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係)。

血糖値をあげにくい食べ方に関しては血糖値のあがりにくい食べ方2017年版病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。

カテゴリを一時的高血糖症候群に改名

当初は糖質一度に食べ過ぎ症候群と命名し、その後ジュースなど飲み物でも発症することがあるため糖質一度に摂り過ぎ症候群と命名していましたが、突き詰めて考えると一時的に高血糖状態に陥ったことで発症しているらしいことがわかりました。そこでカテゴリ名を一時的高血糖症候群に改名することにしました。

糖質一度に食べ過ぎ症候群という疾患概念に気付いたきっかけは、患者さんの言葉でした。食事の際おかずから食べて御飯を後で食べるとアトピー性皮膚炎がおさまっていたのに、ご飯から食べるとアトピー性皮膚炎が悪くなると教えてもらってからでした。糖質を控えることでアトピー性皮膚炎が改善することは既に報告されている先生方がおられるため理解はしていましたが、食べる順番で改善の可能性があることがわかったことは驚きでした。小さいお子さんの場合、おかずから食べるようにするだけでアトピー性皮膚炎やあせも・乾燥肌などが治ることがわかりました。逆にご飯ばかり食べているお子さんだけが発症していることがわかりました。

その後患者さんと話をしていた際、一度に沢山食べた場合に症状が出ることがわかり糖質一度に食べ過ぎ症候群と命名しました。血糖値持続測定器リブレにより食後血糖値を測定したことで、糖質と血糖値の関係の私の理解が深まり、糖質を一度に沢山食べなくても発症することがわかりました。何故ならおにぎりを食べてお茶を飲むだけで食後血糖値が急上昇することがわかったからです(参照:おにぎり2個とお茶の食後血糖値)。結局食後血糖値は食事中糖質割合に依存するだけのようです。つまり糖質割合が高ければ、必ずしもそれほど多くの糖質を食べなくても発症することがわかりました。かねてから食事の際にはおかずから食べるようにお伝えしていましたが、おにぎりやうどん・そうめん・パンを食べる場合におかずを食べてから主食を食べるという発想が欠落しておられることがわかりました。つまりこちらは伝えているつもりですが、患者さんにとっては伝わっていない状態であることがわかりました(説明の仕方・参照:「説明した」と「説明したつもり」の違い)。そこで説明の仕方を変え、炭水化物だけ食べることを避けるように提案することにしました。具体的にはおにぎりだけ・うどんだけ・そうめんだけ・パンだけ食べると病状が悪化するので、そういう食べ方を避けおかずと一緒に食べましょうと伝えるようにしています。おかずと一緒に食べている方は、デザートとしてお菓子や果物を食べている可能性が高いと思います。そこでデザートやお菓子は食後ではなく間食に食べるように提案しています。更に糖質だけで食べると血糖値が急上昇する可能性が高いため、おやつの時間に食べるデザートやお菓子の前におかずを食べることを提案しています。具体的には卵やチーズ・ソーセージ・枝豆・ナッツ類などを食べてからお菓子や果物を食べるように提案しています。

病気を避ける理想の食べ方、つまり血糖値の上がりにくい食べ方により病状が改善するため恐らく血糖値が上がることが発症の引き金になることは間違いないと私は考えています。糖質を食べないことで血糖値が上がらないことはもちろんですが、糖質を食べたとしても食べ方の工夫により症状を起こさないことが出来ると考えています。

糖質は無理に食べる必要はありませんが忌避する必要はなく、血糖値を上げない食べ方であれば、楽しんでも良いものだと思います。糖質は砂糖同様嗜好品として楽しむべきものだと私は思います。

とんかつ定食・麦ごはんの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。

定食の食後血糖値に興味がありとんかつ濱かつに行ってみました。濱かつスペシャル定食黒米入り麦ごはんを食べてみました。

お代わり自由ですがお代わりはしませんでした。

予想ではとんかつに衣もあることから血糖値は200近くまで上がるのではないかと考えていました。
225分後と240分後のデータがないのは、改めて食事をしてしまったため再度上昇するためデータをカットしたためです。

血糖値は食後じわじわ上がり105分後に152mg/dlまで上昇し、その後一時降下するものの再び上昇し180分後に139mg/dlまで再上昇しました。
糖質量が多い場合のM字型になるパターンのようです。吸収した糖質を抑えようとインスリンが大量に分泌され過ぎた結果一時下がるものの、再上昇するパターンです。
カップラーメンの食後血糖値にパターンは似ていますが、明らかにカップラーメンよりは低く収まっています。恐らくお肉や野菜などが吸収を邪魔してくれているおかげだと思います。白米よりも糖質割合が低い麦ごはんであったことも血糖値がそれほど上昇しなくて済んだことが考えられます。
やはり食後血糖値は食事の糖質割合に依存するようです。

機会があれば同じメニューで白米の食後血糖値を調べてみたいと思います。

 

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

脂質・脂肪を制限する『意味』

世間一般ではカロリー説が信じられており、カロリーの高い脂質・脂肪は健康の敵とみなされています。しかし世紀のの大どんでん返しが起こりました。糖質こそが真犯人で脂質は味方であることがわかりました。そのことを書いていきたいと思います。

世紀の大どんでん返しとは「糖質の摂取量に伴い死亡リスクが高まり、脂質の摂取量に伴い死亡リスクが下がる」という13万5千人もの解析の結果わかったことが論文として国際的に有名な医学雑誌Lancetに掲載されたことです。つまり糖質が本当の敵で脂質は味方だったということです。言い換えると糖質を闇雲に食べるのは危険で脂質を制限する方が死亡リスクが高まるため、勿体無いという考え方です。

そもそもカロリー説が間違っているので、脂質を悪者する『意味』はありません。更に脂質を摂ることの利点が証明されたのだと思います。

血中のコレステロールを下げる薬がありますが、認知症の危険性を高めると主張している神経学者がいますが、私も高脂血症の治療は必要ないと考えています(参考:いつものパンがあなたを殺す)。

脂質を食べない方が健康と考えるのは、カロリー教という間違った宗教の信者の証です。医者が未だに脂質を食べないように主張するのはただの知識不足あるいは勉強不足です。脂質や脂肪を制限する人は、脂質のメリットと糖質の危険性をまだ知らない人なのです。脂質や脂肪を制限するかどうかで、カロリー教の信者か、糖質の危険性を知らないことがわかります。

健康のために揚げ物を控える『意味』はありませんし、健康のためにお米を積極的に食べるのは勿体無い考え方です。

真実は一つしかありません。糖質の食べ過ぎが本当の敵で、脂質は積極的に食べる方が健康だということです。真実は変わりません。いつになったら受け入れるかに過ぎません。いずれ受け入れることになるのですら、どうせなら早く受け入れる方が健康でお得だと思います。

残念なことに糖質を控え、脂質を摂る方が良いことはテレビなどでは広まらないと思います。何故ならテレビや新聞のスポンサーが嫌がるからです。テレビではスポンサーに都合の良い情報しか流さないからです。テレビや新聞以外の情報源から正しい情報を出来るだけ早く手に入れるようにしましょう。

Jアラートのブラックな目的

領空の遥かかなた上空を飛ぶため、日本に影響のないミサイルに対してJアラートを発動する目的を考えてみました。前回書いたのは防衛予算の増額が目的ではないかと考えてみましたが、別のブラックな目的を考えつきました。あくまでも私の思い付いた私見ですので、真偽よりも一つの視点、読み物として読んでみて頂けると幸いです。

一言で言えば世界情勢が不安定であれば不安定である程、保守政権に票が集まることです。Jアラートを発動すれば国民が不安に陥るため、国内政治だけでも安定を求める心理を利用するという目的です。この理屈を裏付けする状況証拠として、最近解散総選挙の話題が出始めました。Jアラートを発動しているので、不安が広まっていることを受けて勝てると票読みをしたのではないかと私は邪推してしまいます。私の考え過ぎで、そんな邪な心でのJアラート発動ではないことを祈るばかりです。

にくにくにくバーガーの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。

糖質回避教を推奨している私は日頃から炭水化物を食べません。
少し前になりますが、モスバーガーで期間限定で販売されていた『にくにくにくバーガー』の食後血糖値を解析してみたので掲載してみます。

ハンバーガーにつきもののパンはなく、ハンバーグでお肉を挟むという名前通りのバーガーです。

にくにくにくバーガーはパンがありませんので、食後血糖値はほとんど上がらないことが予想されましたが、予想通りほとんど上がることはありませんでした。
90分後に119mg/dlまで軽度上昇しましたが、ほぼ一定でした。
恐らくパンの繋ぎに入っている糖質が消化された結果ではないかと思います。

Lancetの論文により炭水化物の量が多ければ多い程死亡リスクが高まり、脂質の量が多ければ多い程死亡リスクが下がることから、にくにくにくバーガーは健康的な食べ物だということがわかりました。

にくにくにくバーガーは期間限定でしたが、今後復活するかもしれませんね。
モスバーガーはハンバーガー屋さんですが、野菜でハンバーグを挟む菜摘バーガーというパンでハンバーグ挟むというハンバーガーの常識を打ち破った実績があるので、肉で肉を挟むくらいは驚く発想ではなかったのかもしれません。
今後の展開が楽しみです。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
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築地銀だこ てりたまの食後血糖値
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おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
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おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
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おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

Lancet 炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇

有名な医学雑誌Lancetオンライン版2017/8/29に炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇の論文が掲載されました。

・全死亡リスクは、炭水化物の摂取量が多いほど増加、逆に脂質では低下。

炭水化物は私も考えていたことですが、脂質で死亡リスクが下がることがわかったのは画期的ですね。何しろ13万5千人という膨大な人達の解析データです。著者は食事の仕方を再考すべきだと論じています。

残念な点は、血糖値の上昇との関連が検証されていないことです。私の提案している病気を避ける理想の食べ方は血糖値を上げない食べ方です。炭水化物を食べても血糖値を上げない食べ方であれば寿命は長い可能性があると私は考えています。ただ炭水化物をたくさん食べることで寿命が短くなることが証明されたため、世の中が一気に変わると思います。

もう一つ残念なことは、ガンの死亡リスクの解析が無かったことです。恐らく著者はガンの死亡リスクに関係がある訳がないと考えて検索しなかったのではないかと思います。この点が人工知能だと先入観がないため、人間には思い付かないような関係を見つけ出すことが出来るようです。糖質が免疫に関わっていることはまだ研究者は気付いていないようです。

今後は塩分の解析も行われると面白いですね。塩分も免疫に関わっている一例を見つけたので、寿命にも関係ありそうです。

炭水化物が寿命に関わるのですから、アトピー性皮膚炎やニキビ、糖尿病が治るくらい当たり前なのかもしれませんね。

私が見つけたのは様々な病気は一時的な血糖値の上昇が引き起こします。そのため血糖値の上がりにくい食べ方で病気を避けることが出来ます。炭水化物そのものが悪い訳ではなくて、食べ方の問題だと私は考えています。何故なら炭水化物は血糖値を上げるだけだからです。総量の問題か、血糖値の問題か今後の検討課題ですね。

何にしろ人類の食に関する偉大な一歩を踏み出しました。世の中が変わり始める予感がします。

ただこの情報はテレビでは流れないように思います。何故ならスポンサーが炭水化物を提供する企業だからです。スポンサーに遠慮して、視聴者の健康に関わることでも放送しない可能性があるのです。テレビの情報はスポンサーの意向で歪んでいる証拠です。せめてNHKは早期に放送して欲しいですね。

 

チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。

糖質回避教を推奨している私は日頃から炭水化物を食べません。日頃食べている糖質回避による食後血糖値を調べてみることにしました。
前々回はおろしチキンカツを食べた食後血糖値、前回は豆腐ハンバーグの和風さらだ、ゆず香る!豚バラ柚子胡椒焼きを食べてみた食後血糖値を掲載してみました。

今回はおろしチキンカツと豆腐ハンバーグの和風さらだ、ゆず香る!豚バラ柚子胡椒焼きの食後血糖値を一つのグラフにして比較してみることにしました。

食後45分後まではほぼ同じカーブで血糖値が上がります。
その後おろしチキンカツは60分後に149mg/dlに達し、ほぼ一定を保ち120分後に下がり始めます。
豆腐ハンバーグの和風さらだ、ゆず香る!豚バラ柚子胡椒焼きの食後血糖値は、60分後から下がりはじめ90分後に84mg/dlまで下がり、その後再上昇します。

糖質割合の比較

おろしチキンカツ

タンパク質27.3g、脂質28.4g、炭水化物28.9g
炭水化物割合=28.9÷(27.3+28.4+28.9)×100=34.2%

 

豆腐ハンバーグと和風さらだ
タンパク質11.9、脂質6.8g、炭水化物17.3g

ゆず香る!豚バラ柚子胡椒焼き
タンパク質12.0g、脂質31.4g、炭水化物1.2g

炭水化物割合
(17.3+1.2)÷(11.9+6.8+17.3+12.0+31.4+1.2)×100=18.5÷80.6×100=23.0%
炭水化物割合から予測すればそれほど血糖値は上がらないはずです。

食後血糖値の違いの考察

あくまでも私の考えている仮説にすぎませんが、食後血糖値は糖質割合に依存すると考えています。残念ながらセブンイレブンの食品表示では糖質に食物繊維を含んだ炭水化物として表示されているため炭水化物割合から類推するしかありません。

おろしチキンカツは34.2%、豆腐ハンバーグと和風さらだ・ゆず香る!豚バラ柚子胡椒焼きの炭水化物割合は23.0%です。この差が食後血糖値の違いを生んでいるのではないかと思います。

炭水化物割合以外の食後血糖値に影響を与えうる他の要因としては消化しやすい形状かどうかも関係あるかもしれません。消化には消化液に触れる必要があるため細かく砕かれている方が早く消化されるはずです。つまり塊肉よりもハンバーグのようにひき肉状態の方が消化が早い可能性があるのです。更に繋ぎとしてパンなどの糖質が使われているためハンバーグは血糖値を上げてしまう可能性はあります。しかし糖質量が少ないためインスリンにより食前より血糖値が下がった可能性が考えられます。

炭水化物量もおろしチキンカツは28.9gですが、豆腐ハンバーグと和風さらだ・ゆず香る!豚バラ柚子胡椒焼きは合わせても18.5gです。この炭水化物の総量が少ないことが食後血糖値が下がった原因かもしれません。

今後は血糖値の上がらない組み合わせや食べ方を探して、提案していきたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い