今年を振り返って

今年を振り返ってみると様々な発見がありました。
このサイトで公開している発見だけでもビタミンとミネラルの話や、血糖値持続測定器リブレのおかげで血糖値についての画期的な発見をはじめ血糖値が上がりにくい食べ方2017年版など様々なことを見つけました。

患者さんに教えて頂いたことをヒントに検証することが出来ました。特に今年は糖質を食べないことで病気を治すだけでなく、ビタミンやミネラルである種の病気が治ることがわかりましたし、一時的に血糖値をのコントロールが上がりにくい食べ方をすることで病気を避けることが可能なことがわかってきました。あえて実例の写真はまだのせてはいませんが、来年は写真の掲載も考えていきたいと思います。

まだ発表していない発見もありますので来年時期をみて発表したいと思います。

また人間の身体の謎を全て解いた訳ではないと思いますので、来年も私にしか出来ない発見を続けていきたいと思います。

来年は更に画期的な発見を目指して、病気の原因の探索を続けていきたいと思います。

今年一年ありがとうございました。

おにぎり1個とゆで卵2個の食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、今回はコンビニで出来る血糖値が上がりにくい食べ方を探すためおにぎりとゆで卵2個で検証してみました。ゆで卵を2個とした目的は1個では少なすぎて差が出ないと考えたからです。

きっかけ

おにぎりと唐揚げの組み合わせであれば、同時に食べるという食べ方の工夫でおにぎりだけ食べるより血糖値が上がりにくいことがわかりました(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。

他にも血糖値が上がりにくい食べ物を探そうと考えてコンビニで簡単に購入できるゆで卵で比較してみることにしました。

食べた物

セブンイレブンの塩むすびとゆで卵2個です。

いつもの塩むすびに味付き半熟ゆでたまごを食べました。
食べ方は塩結びとゆで卵を交互に食べるようにしました。

塩むすび

  • たんぱく質:2.7g
  • 脂質:0.2g
  • 炭水化物:45.5g

味付き半熟ゆでたまご

  • たんぱく質:6.0g
  • 脂質:4.4g
  • 炭水化物:0.6g

食後血糖値の予想

おにぎり1個と唐揚げを食べた場合とそれほど変わらない食後血糖値になると期待していました。
唐揚げ(揚げ鶏)はたんぱく質:13.8g、脂質:11.4g、炭水化物:7.4gの成分です。卵2個ではたんぱく質:12.0g、脂質:8.8g、炭水化物:1.2gとなるためそん色ない食後血糖値になる予定でした。

おにぎり1個+ゆで卵2個の糖質割合
(45.5+1.2)÷(2.7+12.0+0.2+8.8+45.5+1.2)×100=46.7÷70.4×100=66.3%

おにぎり1個+唐揚げの糖質割合
(45.5+7.4)÷(2.7+13.8+0.2+11.4+45.5+7.4)×100=52.9÷81×100=65.3%

と私が食後血糖値に影響を与えると考えている糖質割合がほぼ同じだったからです。

食後血糖値

結果として少なくともおにぎりだけ食べるよりゆで卵2個お同時に食べた方が少し下がりました。

どの程度下げる効果があるか比較するために唐揚げを同時に食べた場合と比較してみました。

おにぎり1個と唐揚げの場合は青のグラフで、おにぎり1個とゆで卵2個はオレンジで表したグラフとなりました。
均一に混ざれば糖質割合がほぼ同じになる食べ物ですが、血糖値のグラフは異なるものとなりました。

おにぎりと唐揚げの方が低い値となりました。

血糖値のグラフが異なる理由(仮説)

実験結果は当初予想していた結果とは異なるものでした。
そこで私が食後血糖値に影響を与える因子であると考えている糖質割合が同じにも関わらず、血糖値のグラフが異なることとなる理由を考えてみました。

・ゆで卵とおにぎりが良く混ざっていなかった
・食後血糖値に影響を与える因子が単純に糖質割合ではなく、脂質が血糖値の上昇を妨げる可能性
・おにぎりとおにぎり以外の割合が食後血糖値に影響を与える可能性

これらが現時点で考え付く、予想とは異なる理由です。
今後どの仮説が正しいのか検証してみたいと思います。

今回の実験でわかったこと

おにぎり1個とゆで卵2個でもおにぎりだけよりも食後血糖値を下げる働きがありましたが、残念ながら軽度です。現時点ではおにぎりと一緒に食べる場合にはゆで卵2個よりも唐揚げを同時に食べる方が食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。

そして私が食後血糖値に影響を与える可能性が高いと考えていた糖質割合は、必ずしも食後血糖値に影響を与えるとは限らない可能性が高いことがわかりました。

もう一つわかったことは唐揚げの衣として糖質が含まれている分、糖質量が多くなる唐揚げと一緒に食べた方が血糖値が低くなることは糖質だけで血糖値が決まるとは限らないことを示唆する結果です。糖質量が増えても食後血糖値が上がりにくいのは脂質が多いことが関係しているのかもしれません。食後血糖値が上がりにくいセブンイレブンのたまごサンドイッチもマヨネーズたっぷりのため、上がらないのかもしれません。

 

今後の検討課題

上記仮説を検証することが課題だと考えています。
まずは糖質割合という食べ物中の各成分ではなく、おにぎりとおにぎり以外の割合が食後血糖値に影響を与える可能性を検証してみたいと思います。

おにぎり1個とゆで卵2個で更に念入りに混ざるように食べてみたいと思います。
またおにぎり1個とゆで卵3個を食べると、おにぎりとおにぎり以外の食べ物の割合がおにぎりと唐揚げを食べた場合とほぼ同じになると考えられるため、似たようなグラフになるのではないかと考えています。
(参考)おにぎり割合
おにぎり1個+ゆで卵2個
(2.7+0.2+45.5)÷(2.7+0.2+45.5+8.8+12.0+1.2)×100=48.4÷70.4×100=68.8(%)
おにぎり1個+ゆで卵3個
(2.7+0.2+45.5)÷(2.7+0.2+45.5+18.0+13.2+1.8)×100=48.4÷81.4×100=59.5(%)
おにぎり1個+唐揚げ
(2.7+0.2+45.5)÷(2.7+0.2+45.5+13.8+11.4+7.4)×100=48.4÷81×100=59.8(%)
もしおにぎり1個とゆで卵3個が同じグラフになれば、糖質割合ではなく炭水化物割合が食後血糖値に影響を与える可能性が考えられます。

脂質が血糖値を上がりにくくする働きが強いのであれば、ゆで卵をマヨネーズで食べると食後血糖値が上がりにくい可能性が考えられます。
これらを検討課題としたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

慰安婦問題を蒸し返す某国に思う

国と国とで話し合って決めた合意を反故にしようとしている国があります。一方的に反故にしようとしているのは慰安婦問題についての合意です。

過去に拘るのは目的があります。対等な立場に満足出来ず、過去を持ち出すことで優位に立ちたい現れでしょう。更に某国の政府が慰安婦問題を蒸し返す目的は国内での人気取りです。つまり大統領でいるために、国と国との合意を反故にしようとしてしるようです。未来を見据えていれば、過去に拘ることはやめるはずです。何故なら過去には戻ることが出来ないからです。出来るとすれば過去から学び取ることだけです。つまり戦争などしてはいけない。だから過去に拘ることをやめ国同士が仲良くする方法を模索するべきです。

お互いが納得し合意した物事を、自分の理屈で蒸し返すのは子供のやることです。

「今日はお菓子は買わないと言ったよね?」「でもお菓子欲しいんだもん」

このような子供の会話と何ら変わりません。

約束を一方的に破る人がいれば、周りの人達はどのように扱うでしょう?相手にしなくなるのではないでしょうか?何故なら都合が悪くなると約束を一方的に破る可能性があるからです。

嘘ばかりつく子供の友達がどんどんいなくなってしまうのと同じです。

国にしろ人にしろ、どうしても付き合いをしなければ仕方ないような、貴重な資源を持っていれば話は別ですが、貴重な資源がある訳でなければ相手にされなくなるでしょう。

特に先進国はお互いの合意した約束は守るという信頼関係の上で成り立っています。その信頼関係を一方的に反故にする国を国際社会は先進国とは認めなくなるでしょう。いわば約束を守るという常識です。その常識を学ぶ前に経済が発展してしまったため先進国に仲間入りをしてしまったのです。まだ常識を身につけていないお金持ちの世間知らずの子供のように扱うべきでしょう。国際ルールを知らない子供なのですから怒っても仕方がありません。大人として、一方的に自分の都合で駄々をこねても相手にされないことを教えてあげるべきでしょう。

相手に大人のマナーを教えてあげる格好の舞台は、日本の総理大臣が来年招かれているイベントに行けないと伝えることです。本当に来て欲しいと考えていれば、慰安婦問題を蒸し返したことに対して謝罪するべきです。

私の空想に過ぎませんが、慰安婦問題を蒸し返しても日本の総理大臣はイベントに来ると期待していたのではないかと思います。慰安婦問題を蒸し返してもやって来たから、日本は蒸し返すことを受け入れたと国内にアピールすることで、人気を得ようとしたのではないかと思います。イベントに来ないと日本が言い出すことを想定していなかったのだはないかと思います。何故ならわざわざ開催が一部で不安視されているイベント前に、慰安婦問題を蒸し返す必要がないからです。イベントが終わった後で蒸し返す方が波風が起こらないからです。この点でも自分達の視点からしか物事を判断出来ない子供のようだと私は思ってしまいます。その証拠に某国国内の新聞でさえも国際社会の信用を失う不安が書かれ、慎重に対応するように求めています。

国としての対応を誤れば、国際的なイベントさえも開くことが出来なくなる可能性があることを知らないのかもしれませんね。

早く国際社会のマナーを身につけてくれることを祈っています。

小分けで食べることが正解の理由

小分けで食べることが正解だと私は思います。その理由は二つあります。血糖値が上がりにくいことと、そのような環境で進化してきたからです。

血糖値が上がりにくい

小分けして食べることで血糖値が上がりにくいのは、小分けした分一度に身体に入る糖質が少量であり、インスリンが効きやすいからです。更にインスリンが効いている状態で次の糖質が少量入ることで、インスリンが追加分泌されることで血糖値が上がりにくくなるようです(参考:おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値)。糖尿病の食べ方の正解の一つは小分けして食べることです。1日3食食べるという常識が糖尿病の原因の一つかもしれません。増してや1日2食しか食べなければ、小分けして食べる食べ方の逆にまとめて食べる食べ方になるため一回の食事量が多くなり血糖値が上がりやすくなるはずです。

1日3食食べる食べ方をしている方で、食後お菓子や果物をデザートとして食べている方は、お菓子や果物をおやつの時間に分けるだけで食後血糖値は下がるはずです。3食のうち1食お菓子や果物をおやつの時間に分けるだけで、1日4食になります。一回の食事の糖質量が減るため血糖値が下がります。2食分ければ1日5食、3食分ければ1日6食になります。

糖尿病の正解の一つは糖質を食べないことあるいは糖質を減らすこと(参考:2型糖尿病が薬無しで治りました)、別の正解は糖質以外の食べ物と同時に食べることです(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値)。もう一つの正解は糖質の一回の食事量を減らしてその分回数を増やすことだと思います(参考:おにぎりを分けて食べた食後血糖値)。

人類の進化

人類の進化の歴史を考えてみると果物をとって食べていた時代、朝昼晩と三食に決めて食べるようなことはありませんでした。決まった時間に食べなければ怒られるようなことまありませんし、時間に追い立てられるようなことはありませんでした。お腹が空けば果物を探し、お腹が一杯になれば食べるのをやめるだけです。果物が豊富にありいつでも食べることが出来るのであれば、無理をして食べる必要はありません。好きな時に少したべ、お腹が満たされれば休み、またお腹が空けば食べる生活をしていたはずです。自然と小分けして食べる食べ方をしていたのです。いつでも食べることが出来る程果物が得られない時代になれば更に小分けして食べることになったはずです。何故なら偶然果物を見つけた時に食べることが出来るだけだからです。一度にたくさん食べたくても、滅多に見つからないため嫌でも小分けして食べるしか無かった時代もあったはずです。

小分けして食べることが続いた時代を生き抜いた私達の祖先は、小分けして食べることに適応した身体の仕組みを備えた人達だけが生き残ることが出来たはずです。逆に言えば今程一度に大量に糖質を食べ続ける時代を経験せずに今に至っているため、私のように一度に大量に糖質を食べることに適応出来ない人達がいるのです。

小分けして食べることが正解の理由は、人類が小分けして食べることに適応して進化したからです。

もしかしたらまとめて食べることを生き抜いた子孫が高血糖になりにくい仕組みを獲得し、糖尿病になりにくい体質なのかもしれません。祖先を恨んでも仕方がありませんので、自分の身体の仕組みを理解し、食べ方という『知恵』で病気を避けるようにしましょう。その『知恵』の一つが小分けして食べる食べ方です。

 

 

同じ食べ物でも血糖値は食べ方によって変わる

同じ食べ物を食べても食べ方により食後血糖値は大きく異なります。この場合の食べ方とは食べる順番です。糖質と糖質以外を先に食べるか後で食べるか同時に食べるかです。

食べ方

糖質を先に食べる、糖質を後で食べる、糖質を同時に食べる3パターンで比較してみました。

同じ物を食べても血糖値が異なる

同じ物を食べても食べ方により血糖値は異なります。つまり食べ物だけで血糖値が決まるとは限らない証拠です。

このグラフは全て同じ物を食べています。おにぎり1個と唐揚げです。異なるのは食べ方です。唐揚げを先に食べる場合とおにぎりを先に食べる場合を調べてみました。するとタイミングは異なるもののどちらも血糖値は上がるのです。食べる物により血糖値の上がり方が決まるなら、食べる順番によってタイミングが異なることが説明がつきません。ということは食べ方により血糖値が影響を受けることがわかりました。

しかし私が予想した血糖値よりも遥かに高い値となりました。様々な可能性を考えてみました。糖質が血糖値を上げて、糖質以外の食べ物が血糖値の上昇を妨げることに間違いはないはずです。大前提として胃の中で混ざっているはずだと考えていました。それが思い込みかもしれないと思い至ったのです。

そこで食べる際に口の中で混ぜて食べてみました。口の中で混ざっていれば胃の中でも混ざるはずです。

口の中で糖質と糖質以外の食べ物が混ざるように食べた結果は、予想通り血糖値の上昇が抑えられました。

これからは食べ方を気をつける時代がやってくると思います。糖質と何か糖質以外の物を同時に食べることを提案します。

私が糖尿病の方に行っている食事指導

私は糖尿病を専門に診ている訳ではありませんので、積極的に糖尿病の方に食事指導を行ってはいませんが、私の元を受診された方で偶然糖尿病を合併している方に食事指導を行っています。

糖尿病に関わらず、アトピー性皮膚炎やニキビなどの他の病気も同じ食事指導を行っています。というよりもこれらの病気を治すために行き着いた食事の仕方が糖尿病にも有効なのです。糖質を控えると改善する病気の原因が血糖値の一時的な上昇である可能性を考えて、食事指導をしてみると明らかに良くなるのです。そして糖尿病を合併している患者さんの数値も改善します。その食事指導を書いてみます。

糖尿病の方への食事指導

炭水化物だけ食べない

私が提案している食事はおにぎりだけ、素うどんだけ、パンだけという炭水化物だけ食べる食べ方を避けるようにお伝えしています。糖質の急速な吸収を邪魔してくれるタンパク質や脂質を食べないのですから血糖値の急上昇は仕方のないことです。

根拠は私がおにぎりだけ食べると血糖値が急上昇しますし、食パンだけ食べると血糖値が急上昇しますし、カップラーメンだけ食べると血糖値が急上昇するからです。唐揚げやゆで卵、チャーシューなどと一緒に食べるだけで血糖値が上がりにくくなります。

おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
おにぎり1個とゆで卵の血糖値の違い
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い
カップラーメンと牛皿を交互に食べた食後血糖値

食事の前後でお菓子や果物を食べない

食事の前後でお菓子や果物をデザートとして食べておられる方が多くて驚きます。何故なら糖質を含む食事の前後に食べると食事とデザートの糖質の足し算になってしまうからです。食事の前に食べると良いと信じておられる方もおられますが、1+2も2+1も同じようにお菓子や果物は食事の前で食べても後で食べても同じことです。正解は時間をあけて食べることのようです。(食事の際に糖質を食べられないのであれば、食事の前後に食べる方が血糖値は上がりにくいです)

糖質を30分以内に追加して食べると血糖値は上がりますが、60分時間をあけて食べるとそれほど上がらないのです(参考:おにぎりを分けて食べた食後血糖値)。お菓子や果物を食べる場合、食後出来れば2時間少なくとも1時間以上間をあけて食べることをお勧めしています。

小分けで食べる

一度に糖質をたくさん食べるから食後血糖値が上がります。いくらタンパク質や脂質を一緒に食べても糖質の量が多いと食後血糖値は上がってしまいます。

一回に食べる糖質の量が少なければ血糖値は上がりません。少量を繰り返して食べれば、食後血糖値は上がりにくくなります。小分けして食べる食べ方は、食後のお菓子や果物を1・2時間あけて食べることと同じです。

同じ量の糖質でも1時間以上間をあけて小分けして食べると血糖値は上がりにくくなります(参考:おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値)

糖尿病の一つの原因は3食食べるという常識なのかもしれません。同じ量の食事を5食6食で食べることをお勧めしています。その方が血糖値が上がりにくく糖尿病を発症しにくいと私は考えています。と言っても難しい話ではありません。食後お菓子や果物を食べている方対象に上記の食べ方を小分けして食べると言いかたを変えて提案しています。食後食べていたお菓子や果物を1時間以上間をあけて1回食べるだけで3食が4食になり、2回行えば5食、3回行えば6食になるだけです。

注意点

患者さんによっては糖質を控えると2型糖尿病が治ること(参考:2型糖尿病が薬無しで治りました)をお伝えすることもありますが、糖尿病の方の多くが薬を飲まれているため糖質をいきなりゼロにはしないようにお伝えしています。

逆に健康診断で血糖値が高いと言われた方で薬を飲んでおられない方は、糖質をやめてしまえば上記のように2型糖尿病は治る可能性が高いと思います。何故なら糖質の摂り過ぎに膵臓が耐えきれなくなった状態が2型糖尿病だからです。原因を取り除けば治るのは当然といえば当然です。

 

食後血糖値に影響を与える要因

食後血糖値に影響を与える要因として糖質があることは間違いありません。何故なら糖質だけが血糖値を直接押し上げる食べ物だからです。
しかし血糖値は糖質の量だけによって決まる訳ではないことがわかってきました。

血糖値とは血中ブドウ糖濃度であり、糖質の消化、吸収、インスリンによる降下の総和を反映したものとなります。そもそも消化されなければ吸収出来ませんから消化が緩やかであれば血糖値の上昇も緩やかになるでしょうし、吸収が緩やかであれば血糖値の上昇も緩やかになるはずです。またインスリンの分泌・作用がしっかりと働けば血糖値の上昇は抑えられます。

糖質の消化の邪魔あるいは糖質の吸収の邪魔をしてくれるのがタンパク質と脂質と食物繊維です。糖質だけであれば速やかに消化・吸収されるものがタンパク質や脂質や食物繊維があればその分糖質の消化・吸収が遅くなってしまいます。結果として血糖値の上昇が緩やかになります。糖質が緩やかに吸収されることでインスリンが効果を発揮しやすくなることも血糖値の上がりにくい効果をもたらさるはずです。

食後血糖値に影響を与える要因

上記内容はこれまでも書いていましたが、食後血糖値に影響を与える別の要因を考えてみます。糖質と糖質以外の食べ物の食べ方で混ざるように食べなければ、食後血糖値が上がってしまうことがわかりました(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。

ということは糖質と糖質以外の物を食べた際、食べ物が出来るだけ均一に混ざった方が良さそうです。そこで混ざるための要因を考えてみると糖質と糖質以外の食材を口の中でよく噛んで食べる必要がある可能性が考えられます。私の行った実験では適当に噛んで飲み込んでしまいました。

例えば、せっかく具材たっぷりの焼きうどんを食べたとしても、大して口の中で噛まずに飲み込んでしまうと、胃の中でも混ざりません。うどん部分だけが速やかに消化・吸収されることで血糖値スパイクが発生する可能性が考えられます。機会があれば、同じ食べ物でもよく噛んで食べた場合とほとんど噛まずに食べた場合で血糖値が変わるか調べてみたいと思います。

あるいはよく噛まなくても混ざるように料理の際に、あらかじめ糖質以外な食材を細かくする方が良いのかもしれません。その点少なくとも私の場合は食後血糖値が上がらないセブンイレブンのたまごサンドは、たまご部分があらかじめ細かくマヨネーズと混ざっているため血糖値が上がりにくい可能性が示唆されます(参考:たまごサンドの食後血糖値 3回目)。

私は食後血糖値には糖質割合が関係すると考えていますが、あくまでも均一に混ざった場合の糖質割合が関係するはずです。混ざらない状態で消化されれば、糖質部分だけ消化・吸収されることで血糖値スパイクを引き起こしてしまうでしょう。今後も血糖値を押し上げる要因をリブレを使って検証していきたいと思います。

血糖値は糖質の量だけによって決まる訳ではない

私も血糖値のことを考え始めた当初は、糖質の量に依存すると考えていました。何故なら血糖値を直接上げる食べ物は糖質だけだからです。糖質を食べると血糖値は上がり、糖質を食べなければ血糖値は上がらないというシンプルな理屈はわかりやすく、糖質の量に応じて血糖値は上昇すると考えていました。

そのため糖質による病気を治すために、患者さんに糖質の量を減らすことを提案していました。ところが大して糖質を食べていないとおっしゃる患者さんの中に明らかに治りにくい方がおられたのです。患者さんも嘘をついておられる訳ではなさそうであり、病気を思うように治せないことで途方に暮れてしまいました。

糖質の量だけが血糖値に影響を与えると考えていた私は、まるで迷路に迷い込んでしまったかのようでした。その迷路から救い出してくれたのは、血糖値持続測定器 リブレでした。

私が身につけてみて、これまで疑問に思っていたことを実験して確かめてみました。

糖質の量と食後血糖値の関係

糖質の量が一定量までは糖質の量に依存して食後血糖値は上がりますが、一定量を超えると変わらなくなるようです。

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値がほとんど変わらなかったため、おにぎり半分でも同じ血糖値になるかと考えて、試してみました。おにぎり半分では血糖値の上がり方は低く抑えられました。

おにぎり3個の血糖値は確かめてはいないため、今のところ推測に過ぎません。

おにぎり1個と唐揚げの食べ方による食後血糖値

おにぎり1個と唐揚げを食べてみた食後血糖値ですが、食べる順番により食後血糖値が変わることがわかりました。

今度は全く同じ糖質の量にもかかわらず、食後血糖値が異なるグラフを表します。食後血糖値が糖質の量によって決まるとは限らない動かぬ証拠です。

食べ方による違いを見つけた経緯

上のグラフを出すことが出来たのは、食べ方により食後血糖値が異なる謎を解いたからです。謎とはおにぎりと唐揚げをそれぞれ食べ終わってから別のものを食べる食べ方では胃の中で混ざらないのではないかということです。胃の中で混ざらないと仮定して、必ず混ざるように口の中で混ざる食べ方をしてみました。具体的には唐揚げをかじって、飲み込む前におにぎりもかじって口の中で混ぜて飲み込む食べ方です。

おにぎり1個と唐揚げを食べた場合、おにぎり1個と比べて大幅に下がると期待していました。おにぎり1個を食べてから唐揚げを食べてみると、血糖値の上昇が遅れるだけでおにぎり1個と変わらない食後血糖値となりました。食べる順番に問題があるかと考えて、おにぎりを食べた後で唐揚げを食べてみましたが、少し下がるだけでした。前後の食べ方により食後血糖値の上がり方に違いが出たため『意味』があるとは思いましたがすぐにはわかりませんでした。しばらく考えて見つけた仮説が胃の中で混ざらないのではないかということでした。実証するためには胃の中で混ざる食べ方をしなければいけません。そこで考えついたのが口の中で混ぜる食べ方です。

結果は期待通りでした。それぞれ別々に食べたのでは胃の中で混ざらない可能性が示唆されました。

血糖値の上がりにくい食べ方は糖質と糖質以外の食べ物を同時に食べることであることが導き出されました。

食べ方により食後血糖値が異なる理由

食べ方によっては胃の中で食べ物が混ざらないようです。糖質と糖質以外の食べ物が混ざらないと食後血糖値が上がる理由は、糖質以外の物が消化され腸壁に触れても血糖値は上昇しませんが、糖質の消化された部分が腸壁に触れると急速に吸収されることで血糖値が急上昇します。均一に混ざっていないと吸収にバラツキが出ますが、糖質部分が一度に吸収されることで血糖値が急上昇してしまいます。

糖質と糖質以外の食べ物が均一に混ざっていると、混ざっている分腸壁に一度に触れる糖質が少なくなるため吸収が緩やかになることで、血糖値の急上昇を避けることができます。

糖質がどれだけ腸壁に触れる頻度は、単純な物理の考え方で食物中の糖質割合に比例するはずです。つまり同じ糖質量でも糖質割合が低ければ、糖質以外の食べ物が糖質を吸収する腸壁へ糖質が触れることを邪魔するため、血糖値が上昇しにくくなります。糖質を食べる場合には糖質割合を下げるために糖質以外の食べ物と同時に食べるこたが良さそうです。

食べ方と糖質割合を検証していない食後血糖値の実験は参考にならない

私1人が行った実験でさえもこれだけの違いが出てしまうのですから、食べ方と糖質割合を検証していない実験は、参考にならないように思います。何故なら食べ方と糖質割合により食後血糖値が影響が検証されていないと、データがバラついてしまうからです。

野菜から食べるように世間一般では言われていますが、私の行った実験では野菜から食べるよりも同時に食べる方が血糖値は低く抑えられました(参考:おにぎりとサラダの食べ方による食後血糖値の違い)。他の方の実験では、後先の順番だけで同時に食べるという発想がなかっただけなのかもしれません。

今後リブレが活用されることで、食べ方による食後血糖値の違いが検証され、血糖値の上がりにくい食べ方が早く広まることを祈っています。

血糖値スパイクのもう一つの原因

血糖値スパイクの本当の原因に書きましたが、血糖値スパイクの本当の原因は糖質だけ食べることだと考えています。水分を摂取すると更に上昇するようです。もちろん糖質だけを食べても血糖値スパイクの起こらない耐糖能の高い人もおられますが、血糖値スパイクの起こる人達の多くが糖質だけを食べているのではないかと思います。

糖質と糖質以外の物を食べても血糖値スパイクを起こすことがあるため、血糖値スパイクにはもう一つ原因があることを書いておかなければいけないと考え、もう一つの原因について書いておきます。

血糖値スパイクのもう一つの原因

血糖値スパイクのもう一つの原因は食べ方です。血糖値スパイクを起こす食べ方とは糖質と糖質以外の食べ物をそれぞれ食べ終わってから別々に食べることです。血糖値スパイクの起こる原因である糖質だけを食べず、せっかく糖質と糖質以外の物を一緒に食べても、それぞれ別々に食べてしまうと血糖値スパイクを起こしてしまうことがあります(参考:おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違いカップラーメンと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。先に唐揚げを食べてからおにぎりを食べた場合、血糖値の上がり方が遅くなるだけでピークの値は変わりませんでした。それぞれ別々に食べた場合胃の中で混ざらないことが原因のようです。当初『意味』がわかりませんでした。おにぎり2個と唐揚げでは予想通り下がった食後血糖値がおにぎり1個と唐揚げでは食後血糖値が下がらないので非常に混乱しました。しかし後で考えてみると上がり方が緩やかなだけでピークは大して変わりませんでした。おにぎり2個と食べてから唐揚げを食べても、ある程度しか混ざってはいなかったようです。おにぎり1個を食べてから唐揚げを食べた場合ではおにぎり2個食べてから唐揚げを食べた場合より高くなってしまいました。後で食べたことが悪かったかと考えて、唐揚げを先に食べてみましたが、血糖値の上がり方が緩やかになっただけで、唐揚げを食べていない場合とほぼ同じ血糖値まで上昇しました。どうやら先に消化吸収されただけで遅れて吸収されてしまったようです。

具体的な血糖値スパイクを起こす食べ方とは、お弁当で野菜を含めたオカズを全て食べた後でふりかけでご飯を食べる食べ方です。先に野菜から食べる食べ方も同時に食べるより食後血糖値は上がりますし、肉から食べる食べ方でも同時に食べる食べ方より食後血糖値は上がります。

血糖値スパイクを避ける食べ方

一方でおにぎりと唐揚げを同時に食べる食べ方をすると食後血糖値は上がりにくくなりました。同時に食べるとは胃の中で混ざるように口の中で混ぜる食べ方です。具体的には唐揚げを食べて口の中にあるうちに、おにぎりを食べて口の中で混ぜる食べ方です。

同様に野菜から食べる食べ方は必ずしも正しくないことがわかりました(参考:おにぎりとサラダの食べ方による食後血糖値の違い)。

糖質と糖質以外の食べ物を同時に食べると、胃の中でも糖質と糖質以外の食べ物が混ざるため、食後血糖値が上がりにくくなります。その糖質と糖質以外の食べ物を同時に食べる理想の食べ方を自然に出来る食べ物がサンドイッチです。特にセブンイレブンのたまごサンドは糖質割合が絶妙なためか、私の場合3回試してみても食後血糖値が上がりませんでした(参考:たまごサンドイッチの食後血糖値 3回目)。かといって糖質の方が糖質以外よりも多い、つまり糖質割合が高いと同じサンドイッチでも食後血糖値は上がってしまいます(参考:セブンとローソンのたまごサンドの食後血糖値の違い)

血糖値スパイクの本当の原因

血糖値スパイクの本当の原因を考えてみます。血糖値スパイクは血糖値が急激に上昇することです。インスリンの作用の低下やインスリンの分泌の低下が原因だと言われていますが私は違う考えを持っています。確かにインスリンの作用の低下やインスリンの分泌の低下でも家とスパイク起こるのかもしれませんが、血糖値スパイクは体質によるものではなく食べ方によるものだと私は考えています。

つまり血糖値スパイクが起こるからといって嘆くことはなさそうです。なぜなら食べ方を工夫することで血糖値スパイクは避けることができるからです。

私自身食べ方によって血糖値スパイクが起こってしまいます。これが特殊な私の体質によるものなのか、食べ方が同じであればみんな血糖値スパイクが起こるのかは今後の検討課題です。血糖値スパイクが起こる体質だとしても、本当の原因は食べ方のようです。そのことを書いていきたいと思います。

血糖値スパイクの本当の原因

血糖値スパイクとは血糖値が急速に上昇することです。血糖値の上昇には消化吸収そしてインスリンの分泌より血糖値を下げる効果の作用の結果が反映されます。緩やかに消化吸収されれば血糖値の上昇も緩やかになりますし、速やかに消化吸収されれば血糖値は急速に上昇します。血糖値が急上昇し始めてもインスリンがしっかり働けば血糖値の急上昇は抑えることができますが、インスリンの分泌が悪い場合やインスリンの効果が出にくい場合には血糖値を下がりにくくなります。

血糖値の上昇には、血糖値の上昇因子(糖質の消化・吸収)と、血糖値の降下因子(インスリンの分泌・作用)が関わっていることがわかります。一般的には血糖値スパイクは血糖値の降下因子の問題だと考えられています。しかしその認識は必ずしも正しくはありません。何故ならそもそも消化・吸収が緩やかであれば、血糖値の急上昇が起こらないため、インスリンで急いで下げる必要がないはずだからです。

血糖値スパイクの本当の原因は、糖質の食べ方だと思います。血糖値を押し上げる糖質だけを食べれば血糖値は急上昇しますし、血糖値を直接上げない糖質以外のものと一緒に食べれば、血糖値の上昇は緩やかになります(参考:おにぎり1個とおにぎり2個の食後血糖値おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。更に糖質だけ食べる食べ方で水分を摂ると一気に血糖値は上がります(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係カップラーメンと水500mlの食後血糖値)。

つまり血糖値スパイクの原因は糖質だけ食べて水分を摂ることだと思います。具体的にはおにぎりとお茶、ご飯と味噌汁、パンに牛乳、素うどんに水などです。誰しもやりがちな食べ方が血糖値スパイクを引き起こしているのです。

血糖値スパイクの避け方

血糖値スパイクの原因は糖質だけ食べて水分を摂ることですが、対策は水分を取らないことではありません。糖質以外のもの一緒に食べるように工夫するのが正解のようです。おにぎりとお茶だと急上昇する食後血糖値(参考:おにぎり2個とお茶の食後血糖値の関係)が、おにぎりと唐揚げと水であれば食後血糖値はむしろ下がります(参考:おにぎり1個・唐揚げ交互と水500mlの食後血糖値)。

このことから糖質だけ食べることが主犯で、水分を摂ることが共犯のようです。

糖質だけ食べる食べ方は血糖値スパイクの原因となるため、何か糖質以外のものと一緒に食べるようにしましょう。例えばサンドイッチなどは糖質と糖質以外のものを同時に食べることが出来る理想的な食べ物の一つです(参考:各種サンドイッチの食後血糖値)。特にセブンイレブンのたまごサンドは食後血糖値が上がりにくいのでお勧めです(参考:たまごサンドの食後血糖値 3回目)。ちなみにファミリーマートのたまごサンドは少し、ローソンのたまごサンドは結構上がりました(参考:セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値)。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのたまごサンドの食後血糖値の違いは糖質割合によります。セブンイレブンはパンが薄く、ローソンはパンが厚く、ファミリーマートがその中間です。

他には血糖値の上がりにくい食べ方 2017年版病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。

追記)血糖値スパイクのもう一つの原因を書きました。良かったらご参照下さい。